JPH08101783A - ファイルシステム - Google Patents
ファイルシステムInfo
- Publication number
- JPH08101783A JPH08101783A JP6237417A JP23741794A JPH08101783A JP H08101783 A JPH08101783 A JP H08101783A JP 6237417 A JP6237417 A JP 6237417A JP 23741794 A JP23741794 A JP 23741794A JP H08101783 A JPH08101783 A JP H08101783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- area
- clusters
- data
- cluster
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容量の大きく異なる異種のファイルデータを
取り扱う場合に、システムの使用効率を低下させること
なく、小容量のキャッシュメモリであってもスラッシン
グの発生を抑えて外部機器との間でのデータの連続的処
理を可能とするファイルシステムを提供する。 【構成】 直接アクセス装置の記録媒体を、ファイル・
アロケーション・テーブルを格納するシステム領域と、
個々のデータファイルを格納するデータ領域に分割して
管理するファイルシステムであって、前記データ領域を
大容量の複数のクラスタに分割するとともに、前記クラ
スタを小容量の複数のサブクラスタに細分割し、前記サ
ブクラスタの先頭領域に、前記システム領域に格納され
たファイル・アロケーション・テーブルのロケーション
情報と関連付ける第二のファイル・アロケーション・テ
ーブルを格納して構成する。
取り扱う場合に、システムの使用効率を低下させること
なく、小容量のキャッシュメモリであってもスラッシン
グの発生を抑えて外部機器との間でのデータの連続的処
理を可能とするファイルシステムを提供する。 【構成】 直接アクセス装置の記録媒体を、ファイル・
アロケーション・テーブルを格納するシステム領域と、
個々のデータファイルを格納するデータ領域に分割して
管理するファイルシステムであって、前記データ領域を
大容量の複数のクラスタに分割するとともに、前記クラ
スタを小容量の複数のサブクラスタに細分割し、前記サ
ブクラスタの先頭領域に、前記システム領域に格納され
たファイル・アロケーション・テーブルのロケーション
情報と関連付ける第二のファイル・アロケーション・テ
ーブルを格納して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直接アクセス装置の記
録媒体を、ファイル・アロケーション・テーブルを格納
するシステム領域と、個々のデータファイルを格納する
データ領域に分割して管理するファイルシステムに関
し、例えば、映像データやオーディオデータを取り扱う
ファイルシステムに関する。
録媒体を、ファイル・アロケーション・テーブルを格納
するシステム領域と、個々のデータファイルを格納する
データ領域に分割して管理するファイルシステムに関
し、例えば、映像データやオーディオデータを取り扱う
ファイルシステムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のファイルシステムは、直
接アクセス装置である磁気ドラム装置や磁気ディスク装
置、さらには光磁気ディスク装置の記録媒体を、ファイ
ル・アロケーション・テーブルを格納するシステム領域
と、個々のデータファイルを格納するデータ領域に分割
し、前記データ領域を５１２バイトから４Ｋバイトの固
定長のクラスタに分割して管理するように構成されてお
り、映像データやオーディオデータといったような４Ｋ
バイト以上の容量を持つファイルを格納するシステムに
用いる場合には、一本のファイルが複数のクラスタに跨
がって格納されることになっていた。
接アクセス装置である磁気ドラム装置や磁気ディスク装
置、さらには光磁気ディスク装置の記録媒体を、ファイ
ル・アロケーション・テーブルを格納するシステム領域
と、個々のデータファイルを格納するデータ領域に分割
し、前記データ領域を５１２バイトから４Ｋバイトの固
定長のクラスタに分割して管理するように構成されてお
り、映像データやオーディオデータといったような４Ｋ
バイト以上の容量を持つファイルを格納するシステムに
用いる場合には、一本のファイルが複数のクラスタに跨
がって格納されることになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファイ
ルシステムでは、複数のクラスタに跨がって格納された
映像データやオーディオデータといったファイルデータ
をシステムから取り出しながらリアルタイム処理する場
合に、記録媒体の異なる領域に跨がってデータが配置さ
れていると、そのような領域間をヘッドが機械的に移動
しなければならず装置のアクセス時間（例えば、磁気デ
ィスク装置の場合では、ヘッドのシーク時間等）の都合
でデータが途切れてしまうという不都合が生じるおそれ
があるために、大容量のキャッシュメモリを用いたキャ
ッシュ制御が不可欠で経済性に劣るという不都合があっ
た。即ち、アクセス中のファイルが映像データで読み出
しながら、コンピュータにより同時にＣＲＴに再生表示
する場合に、データが途切れると非常に見づらい画像に
なるのである。さらにそのようなシステムでは、データ
の頻繁な入出力によりフラグメンテーションが生じて記
録媒体の使用効率が低下するとともに、スラッシングが
生じて実用に耐えないという欠点があった。
ルシステムでは、複数のクラスタに跨がって格納された
映像データやオーディオデータといったファイルデータ
をシステムから取り出しながらリアルタイム処理する場
合に、記録媒体の異なる領域に跨がってデータが配置さ
れていると、そのような領域間をヘッドが機械的に移動
しなければならず装置のアクセス時間（例えば、磁気デ
ィスク装置の場合では、ヘッドのシーク時間等）の都合
でデータが途切れてしまうという不都合が生じるおそれ
があるために、大容量のキャッシュメモリを用いたキャ
ッシュ制御が不可欠で経済性に劣るという不都合があっ
た。即ち、アクセス中のファイルが映像データで読み出
しながら、コンピュータにより同時にＣＲＴに再生表示
する場合に、データが途切れると非常に見づらい画像に
なるのである。さらにそのようなシステムでは、データ
の頻繁な入出力によりフラグメンテーションが生じて記
録媒体の使用効率が低下するとともに、スラッシングが
生じて実用に耐えないという欠点があった。
【０００４】一方、映像データやオーディオデータとい
った大容量のファイルデータを同一のクラスタに格納す
べく、例えば、１Ｍバイト以上の容量のクラスタに分割
することにすれば、上述の問題点は解消するものの、そ
れ以外のテキストファイル等の小容量のファイルを同時
に格納する必要がある場合には、未使用領域が増して前
記記録媒体の使用効率が著しく低下するという欠点があ
る。本発明の目的は上述した従来欠点を解消する点にあ
る。
った大容量のファイルデータを同一のクラスタに格納す
べく、例えば、１Ｍバイト以上の容量のクラスタに分割
することにすれば、上述の問題点は解消するものの、そ
れ以外のテキストファイル等の小容量のファイルを同時
に格納する必要がある場合には、未使用領域が増して前
記記録媒体の使用効率が著しく低下するという欠点があ
る。本発明の目的は上述した従来欠点を解消する点にあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明によるファイルシステムの特徴構成は、直接アク
セス装置の記録媒体を、ファイル・アロケーション・テ
ーブルを格納するシステム領域と、個々のデータファイ
ルを格納するデータ領域に分割して管理するファイルシ
ステムであって、前記データ領域を大容量の複数のクラ
スタに分割するとともに、前記クラスタを小容量の複数
のサブクラスタに細分割し、前記サブクラスタの先頭領
域に、前記システム領域に格納されたファイル・アロケ
ーション・テーブルのロケーション情報と関連付ける第
二のファイル・アロケーション・テーブルを格納してあ
る点にある。
本発明によるファイルシステムの特徴構成は、直接アク
セス装置の記録媒体を、ファイル・アロケーション・テ
ーブルを格納するシステム領域と、個々のデータファイ
ルを格納するデータ領域に分割して管理するファイルシ
ステムであって、前記データ領域を大容量の複数のクラ
スタに分割するとともに、前記クラスタを小容量の複数
のサブクラスタに細分割し、前記サブクラスタの先頭領
域に、前記システム領域に格納されたファイル・アロケ
ーション・テーブルのロケーション情報と関連付ける第
二のファイル・アロケーション・テーブルを格納してあ
る点にある。
【０００６】上述の構成において、前記サブクラスタへ
の分割は、システムの初期設定時に固定されるものであ
ることが好ましい。
の分割は、システムの初期設定時に固定されるものであ
ることが好ましい。
【０００７】又、前記サブクラスタへの分割は、システ
ムの動作時に可変に設定されるものであることが好まし
い。
ムの動作時に可変に設定されるものであることが好まし
い。
【０００８】さらには、前記サブクラスタへの分割を可
変に設定するものである場合には、前記サブクラスタへ
の格納データについて自動コンパクション機能を設けて
あることが好ましい。
変に設定するものである場合には、前記サブクラスタへ
の格納データについて自動コンパクション機能を設けて
あることが好ましい。
【０００９】
【作用】映像データやオーディオデータといった大容量
のファイルデータについては、システム領域のファイル
・アロケーション・テーブルの管理に従って、大容量の
クラスタに割りつけ、テキストデータ等の小容量のファ
イルデータについては、前記クラスタをさらに分割した
サブクラスタに割りつけることにより、記録媒体の使用
効率を向上させるのである。
のファイルデータについては、システム領域のファイル
・アロケーション・テーブルの管理に従って、大容量の
クラスタに割りつけ、テキストデータ等の小容量のファ
イルデータについては、前記クラスタをさらに分割した
サブクラスタに割りつけることにより、記録媒体の使用
効率を向上させるのである。
【００１０】前記サブクラスタへの分割は、取り扱うべ
き複数のテキストファイル等の容量に基づいて、システ
ムの初期設定時に予め固定することにより、無駄を省き
記録媒体の使用効率をさらに向上させることができる。
き複数のテキストファイル等の容量に基づいて、システ
ムの初期設定時に予め固定することにより、無駄を省き
記録媒体の使用効率をさらに向上させることができる。
【００１１】前記サブクラスタへの分割は、取り扱うべ
き複数のテキストファイル等の容量が不定である場合に
は、システムの動作時に可変に設定することにより、無
駄を省き記録媒体の使用効率をさらに向上させることが
できる。小容量のデータの取扱い時にはフラグメンテー
ションを生じやすいので、前記サブクラスタへの格納デ
ータについて自動コンパクション機能を設けることによ
り、記録媒体の使用効率を随時向上させることができ
る。
き複数のテキストファイル等の容量が不定である場合に
は、システムの動作時に可変に設定することにより、無
駄を省き記録媒体の使用効率をさらに向上させることが
できる。小容量のデータの取扱い時にはフラグメンテー
ションを生じやすいので、前記サブクラスタへの格納デ
ータについて自動コンパクション機能を設けることによ
り、記録媒体の使用効率を随時向上させることができ
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、容量の大きく異なる異
種のファイルデータを取り扱う場合に、システムの使用
効率を低下させることなく、小容量のキャッシュメモリ
であってもスラッシングの発生を抑えて外部機器との間
でのデータの連続的処理を可能とするファイルシステム
を提供できるようになった。
種のファイルデータを取り扱う場合に、システムの使用
効率を低下させることなく、小容量のキャッシュメモリ
であってもスラッシングの発生を抑えて外部機器との間
でのデータの連続的処理を可能とするファイルシステム
を提供できるようになった。
【００１３】
【実施例】以下に実施例を説明する。ファイルシステム
は、図１に示すように、映像情報やオーディオ情報処理
用のコンピュータ１に、キャッシュメモリ２を介して直
接アクセス装置３としての磁気ディスク装置を接続して
構成してある。
は、図１に示すように、映像情報やオーディオ情報処理
用のコンピュータ１に、キャッシュメモリ２を介して直
接アクセス装置３としての磁気ディスク装置を接続して
構成してある。
【００１４】前記磁気ディスク装置は、支持部材３ｂに
回転自在に保持された記録媒体３ａとしての磁気ディス
クと、その磁気ディスクをアクセスする読み書き用のヘ
ッダ部３ｃと、ヘッダ部３ｃの磁気ディスクに対する作
動を制御するとともに、前記コンピュータ１からの命令
に従って、所定のファイルの読み書き制御を行う制御部
３ｄとで構成してある。
回転自在に保持された記録媒体３ａとしての磁気ディス
クと、その磁気ディスクをアクセスする読み書き用のヘ
ッダ部３ｃと、ヘッダ部３ｃの磁気ディスクに対する作
動を制御するとともに、前記コンピュータ１からの命令
に従って、所定のファイルの読み書き制御を行う制御部
３ｄとで構成してある。
【００１５】前記制御部３ｄは、図２に示すように、前
記磁気ディスクを、先頭番地からファイル・アロケーシ
ョン・テーブルを格納する５１２Ｋバイトのシステム領
域Ｒ１と、個々のデータファイルを格納するデータ領域
Ｒ２に分割して管理する。
記磁気ディスクを、先頭番地からファイル・アロケーシ
ョン・テーブルを格納する５１２Ｋバイトのシステム領
域Ｒ１と、個々のデータファイルを格納するデータ領域
Ｒ２に分割して管理する。
【００１６】詳述すると、前記データ領域Ｒ２を、５１
２Ｋバイトの複数のクラスタＣ１，Ｃ２，‥‥‥，Ｃｘ
に分割するとともに、前記クラスタＣ１，Ｃ２，‥‥
‥，Ｃｘを１２８Ｋバイトの複数のサブクラスタＳＣ
１，ＳＣ２，‥‥‥，ＳＣ５に細分割管理してあり、前
記システム領域Ｒ１に設定されたファイル・アロケーシ
ョン・テーブルに前記データ領域Ｒ２に割り付けるべき
ファイル情報を格納して管理する。
２Ｋバイトの複数のクラスタＣ１，Ｃ２，‥‥‥，Ｃｘ
に分割するとともに、前記クラスタＣ１，Ｃ２，‥‥
‥，Ｃｘを１２８Ｋバイトの複数のサブクラスタＳＣ
１，ＳＣ２，‥‥‥，ＳＣ５に細分割管理してあり、前
記システム領域Ｒ１に設定されたファイル・アロケーシ
ョン・テーブルに前記データ領域Ｒ２に割り付けるべき
ファイル情報を格納して管理する。
【００１７】即ち、映像データやオーディオデータ（図
中、「Ｖｉｄｅｏ」や「Ｓｏｕｎｄ」が該当する）とい
った複数のクラスタに跨がるような大容量のファイルデ
ータは、クラスタを管理単位として記憶媒体３ａに連続
的に格納できるように割り付けられることによりシーク
時間の発生が回避され、アニメーション等のグラフィッ
ク画像データや文字データといったような、容量が数十
Ｋバイトのテキストデータは、ファイル・アロケーショ
ン・テーブルに割り付けられたテキストデータ格納用の
クラスタに、クラスタ内のロケーションデータを付加し
て割り付けられることによりフラグメンテーションの発
生が極力回避される。
中、「Ｖｉｄｅｏ」や「Ｓｏｕｎｄ」が該当する）とい
った複数のクラスタに跨がるような大容量のファイルデ
ータは、クラスタを管理単位として記憶媒体３ａに連続
的に格納できるように割り付けられることによりシーク
時間の発生が回避され、アニメーション等のグラフィッ
ク画像データや文字データといったような、容量が数十
Ｋバイトのテキストデータは、ファイル・アロケーショ
ン・テーブルに割り付けられたテキストデータ格納用の
クラスタに、クラスタ内のロケーションデータを付加し
て割り付けられることによりフラグメンテーションの発
生が極力回避される。
【００１８】前記ファイル・アロケーション・テーブル
によりテキストデータ格納用に設定されたクラスタ（図
中ではクラスタＣ４）の先頭領域のサブクラスタには、
前記システム領域Ｒ１に格納されたファイル・アロケー
ション・テーブルのロケーション情報と関連付ける第二
のファイル・アロケーション・テーブルを格納してあ
り、サブクラスタのロケーションデータがチェインリス
トとして管理されている。
によりテキストデータ格納用に設定されたクラスタ（図
中ではクラスタＣ４）の先頭領域のサブクラスタには、
前記システム領域Ｒ１に格納されたファイル・アロケー
ション・テーブルのロケーション情報と関連付ける第二
のファイル・アロケーション・テーブルを格納してあ
り、サブクラスタのロケーションデータがチェインリス
トとして管理されている。
【００１９】例えば、前記コンピュータ１からの読みだ
し命令を受けた前記磁気ディスク装置の制御部は、先
ず、システム領域Ｒ１のファイル・アロケーション・テ
ーブルをアクセスして、該当するファイル名称のファイ
ルが格納されたクラスタを特定し、その後、該当クラス
タをアクセスしてファイルデータを読みだす。ここに、
ファイル・アロケーション・テーブルにロケーションデ
ータが存在する場合には、該当クラスタの最初のサブク
ラスタをアクセスして、第二のファイル・アロケーショ
ン・テーブルの該当ロケーションデータに設定されたチ
ェインリストで指定されるサブクラスタをアクセスして
ファイルデータを読みだすのである。書き込み命令を受
けた場合も同様である。
し命令を受けた前記磁気ディスク装置の制御部は、先
ず、システム領域Ｒ１のファイル・アロケーション・テ
ーブルをアクセスして、該当するファイル名称のファイ
ルが格納されたクラスタを特定し、その後、該当クラス
タをアクセスしてファイルデータを読みだす。ここに、
ファイル・アロケーション・テーブルにロケーションデ
ータが存在する場合には、該当クラスタの最初のサブク
ラスタをアクセスして、第二のファイル・アロケーショ
ン・テーブルの該当ロケーションデータに設定されたチ
ェインリストで指定されるサブクラスタをアクセスして
ファイルデータを読みだすのである。書き込み命令を受
けた場合も同様である。
【００２０】前記制御部３ｄは、磁気ディスク装置の初
期設定時にフォーマッティング、即ち、クラスタ、サブ
クラスタへの分割を定義する。サブクラスタへの分割
は、取り扱うべき複数のテキストファイル等の容量の平
均値や最大値を単位容量とするように、磁気ディスク装
置の初期設定時に固定することにより、フラグメンテー
ションの発生を極力抑えて無駄を省き記録媒体の使用効
率を向上させる。
期設定時にフォーマッティング、即ち、クラスタ、サブ
クラスタへの分割を定義する。サブクラスタへの分割
は、取り扱うべき複数のテキストファイル等の容量の平
均値や最大値を単位容量とするように、磁気ディスク装
置の初期設定時に固定することにより、フラグメンテー
ションの発生を極力抑えて無駄を省き記録媒体の使用効
率を向上させる。
【００２１】以下に別実施例を説明する。前記サブクラ
スタへの分割は、取り扱うべき複数のテキストファイル
等の容量が不定である場合には、システムの動作時にそ
れぞれのファイル容量に応じて可変に設定することによ
り、さらに無駄を省き記録媒体の使用効率をさらに向上
させることができる。
スタへの分割は、取り扱うべき複数のテキストファイル
等の容量が不定である場合には、システムの動作時にそ
れぞれのファイル容量に応じて可変に設定することによ
り、さらに無駄を省き記録媒体の使用効率をさらに向上
させることができる。
【００２２】しかし、その場合、当初は記録媒体の使用
効率を向上させうるものであっても、小容量のファイル
に対する頻繁なジョブの繰り返しによりフラグメンテー
ションを生じやすいので、前記サブクラスタへの格納デ
ータについては、自動コンパクション機能を設けること
により、記録媒体の使用効率を随時向上させることがで
きる。例えば、制御部に、設定数のジョブが実行された
後に、使用領域と未使用領域をそれぞれ一つの領域に集
めるコンパクション動作を制御するコンパクション制御
部を設けることにより実現できる。
効率を向上させうるものであっても、小容量のファイル
に対する頻繁なジョブの繰り返しによりフラグメンテー
ションを生じやすいので、前記サブクラスタへの格納デ
ータについては、自動コンパクション機能を設けること
により、記録媒体の使用効率を随時向上させることがで
きる。例えば、制御部に、設定数のジョブが実行された
後に、使用領域と未使用領域をそれぞれ一つの領域に集
めるコンパクション動作を制御するコンパクション制御
部を設けることにより実現できる。
【００２３】直接アクセス装置３は、磁気ディスク装置
に限るものではなく、磁気ドラム装置、光磁気ディスク
装置等任意の記録装置を用いることができる。
に限るものではなく、磁気ドラム装置、光磁気ディスク
装置等任意の記録装置を用いることができる。
【００２４】クラスタの単位容量を５１２Ｋバイト、サ
ブクラスタの単位容量を１２８Ｋバイトに限定するもの
ではなく、例えば、クラスタの単位容量を１Ｍバイト、
サブクラスタの単位容量を６４Ｋバイトといったよう
に、取り扱う二種類のファイル容量により適宜設定すれ
ばよい。
ブクラスタの単位容量を１２８Ｋバイトに限定するもの
ではなく、例えば、クラスタの単位容量を１Ｍバイト、
サブクラスタの単位容量を６４Ｋバイトといったよう
に、取り扱う二種類のファイル容量により適宜設定すれ
ばよい。
【００２５】尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】ファイルシステムのブロック構成図
【図２】記録媒体の管理体系の説明図
Claims (4)
- 【請求項１】 直接アクセス装置の記録媒体を、ファイ
ル・アロケーション・テーブルを格納するシステム領域
と、個々のデータファイルを格納するデータ領域に分割
して管理するファイルシステムであって、 前記データ領域を大容量の複数のクラスタに分割すると
ともに、前記クラスタを小容量の複数のサブクラスタに
細分割し、前記サブクラスタの先頭領域に、前記システ
ム領域に格納されたファイル・アロケーション・テーブ
ルのロケーション情報と関連付ける第二のファイル・ア
ロケーション・テーブルを格納してあるファイルシステ
ム。 - 【請求項２】 前記サブクラスタへの分割は、システム
の初期設定時に固定されるものである請求項１記載のフ
ァイルシステム。 - 【請求項３】 前記サブクラスタへの分割は、システム
の動作時に可変に設定されるものである請求項１記載の
ファイルシステム。 - 【請求項４】 前記サブクラスタへの格納データについ
て自動コンパクション機能を設けてある請求項３記載の
ファイルシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6237417A JPH08101783A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ファイルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6237417A JPH08101783A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ファイルシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08101783A true JPH08101783A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17015055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6237417A Pending JPH08101783A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | ファイルシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08101783A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455116B1 (ko) * | 1997-10-23 | 2004-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 내장시스템의메모리액세스방법 |
| KR100496178B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2005-09-13 | 삼성전자주식회사 | 정보 저장용 디스크 드라이브의 정보 저장용 디스크내 시스템영역의 정보 검색방법 |
| JP2005321940A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Eastman Kodak Co | 電子情報管理システム、記憶媒体、電子情報管理方法及び電子情報管理プログラム |
| JP2005352899A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Canon Inc | 画像記録装置及びその制御方法 |
| US7509342B2 (en) | 2002-02-08 | 2009-03-24 | Sanyo Electric Co., Ltd. | File data storage management method, file data storage device, program executing processing for storing file data, and storage medium |
| US7603520B2 (en) | 2005-04-15 | 2009-10-13 | Sony Corporation | Record apparatus, record method, and program for writing data to optical disc in a second unit larger than a first unit |
| JP2010079593A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Nec Personal Products Co Ltd | ファイル記憶装置およびファイル記憶方法 |
| US7932933B2 (en) | 2004-05-18 | 2011-04-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Information recording apparatus and control method thereof |
| JP2012512460A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | サンディスク アイエル リミテッド | 廃棄可能ファイル |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6237417A patent/JPH08101783A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100455116B1 (ko) * | 1997-10-23 | 2004-12-30 | 엘지전자 주식회사 | 내장시스템의메모리액세스방법 |
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| JP2010079593A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Nec Personal Products Co Ltd | ファイル記憶装置およびファイル記憶方法 |
| JP2012512460A (ja) * | 2008-12-16 | 2012-05-31 | サンディスク アイエル リミテッド | 廃棄可能ファイル |
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