JPH08101696A - 規則音声合成装置 - Google Patents

規則音声合成装置

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JPH08101696A
JPH08101696A JP6236171A JP23617194A JPH08101696A JP H08101696 A JPH08101696 A JP H08101696A JP 6236171 A JP6236171 A JP 6236171A JP 23617194 A JP23617194 A JP 23617194A JP H08101696 A JPH08101696 A JP H08101696A
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JP
Japan
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reading
information
input means
reading position
control input
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Pending
Application number
JP6236171A
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English (en)
Inventor
Nobuhide Yamazaki
信英 山崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め、読み上げ情報のすべてを記憶してお
き、スイッチ等の制御用の入力手段を操作して、手動で
読み上げの開始、停止等を可能にし、また、ホストと分
離した状態での利用、更に、読み上げ位置移動制御用入
力手段で文をスキップしたりリピートし、異なる内容の
音声を出力して、より簡単に、早く、目的とする内容を
出力させることが可能な規則音声合成装置を提供する。 【構成】 文字情報もしくは発音記号の読み上げ情報を
入力しこれを発音信号に変換して出力する規則音声合成
装置において、読み上げ情報すべてを記憶しておくため
の記憶手段と、読み上げ情報を入力するものとは別の制
御用入力手段を有し、予め記憶手段に取り込んだ読み上
げ情報をもとに制御用入力手段からの信号によって音声
出力の開始、停止、再開の制御を行うことを特徴とする
規則音声合成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声合成装置に関し、
特に、可搬型の規則音声合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の規則音声合成装置は、漢字かな混
じり文、又は読みにアクセントやポーズなどの韻律情報
を加えた発音記号と呼ばれる読み上げ情報を、ホスト
(大抵はパソコン等のホストコンピュータ)から適宜、
RS232C等の通信手段を介して読み込むようになっ
ていた。従って、ホストから一文程度の読み上げ情報を
入力し、音声信号への変換が終了した時点で発生の開始
が行なわれていた。また、発生の終了はホスト側から読
み上げ情報を送らないようにして、規則音声合成装置が
データの入力待ち状態にすることで行なっていた。更
に、発生の中断はホスト側から送られた特別な制御コー
ドによって行なわれていおり、この制御コードも読み上
げ情報と同じ通信手段によって入力されていた。しかし
ながら、このような従来の規則音声合成装置では、読み
上げ情報が適宜ホストから送れるようになっていること
と、音量、トーンコントロール、スピードの調整といっ
た音質の制御は、付属したつまみ等で可能であったが、
音声出力の開始、停止などの制御はホストからの制御情
報によって行なわれていたため、常時、ホストと接続し
た形態でしか利用ができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、予
め、読み上げ情報のすべてを記憶しておき、規則音声合
成装置にスイッチ等の制御用の入力手段を設け、これら
を操作することにより手動で読み上げの開始、停止等の
制御を可能にし、また、ホストと分離した状態で規則音
声合成装置での利用を可能にしたものである。更に、読
み上げ位置を移動するための、読み上げ位置移動制御用
入力手段を、任意の時点で操作することによって、現在
発生している文をスキップしたり、一つ前の文に戻るリ
ピートや前後の項目に移動して、異なる内容の音声を出
力することにより、より簡単に、早く、目的とする内容
を出力させることが可能な規則音声合成装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、文字情報もしくは発音記号の読み上げ情報を入力し
これを発音信号に変換して出力する規則音声合成装置に
おいて、読み上げ情報すべてを記憶しておくための記憶
手段と、読み上げ情報を入力するものとは別の制御用入
力手段を有し、予め記憶手段に取り込んだ読み上げ情報
をもとに制御用入力手段からの信号によって音声出力の
開始、停止、再開の制御を行うことにした。
【0005】請求項2記載の発明では、読み上げの位置
を移動するための読み上げ位置移動制御用入力手段と、
記憶手段の中から読み上げる位置を決定する読み上げ位
置決定手段を有し、読み上げ位置移動制御用入力手段か
らの信号によって音声出力を一時中断し、異なる位置の
読み上げ情報の音声を出力することにした。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、記憶手段により
読み上げ情報すべてを記憶しておき、読み上げ情報を入
力するものとは別の制御用入力手段により、予め記憶手
段に取り込んだ読み上げ情報をもとに制御用入力手段か
らの信号によって音声出力の開始、停止、再開の制御を
行うことが可能となる。
【0007】請求項2記載の発明によれば、読み上げの
位置を移動するための読み上げ位置移動制御用入力手段
と、記憶手段の中から読み上げる位置を決定する読み上
げ位置決定手段を有し、読み上げ位置移動制御用入力手
段からの信号によって音声出力を一時中断し、異なる位
置の読み上げ情報の音声を出力することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明が適用される規則音声合成装置の概要構成図であ
る。ホスト1から順に通信手段2、記憶手段3、規則音
声合成手段4、制御用入力手段5、制御入力手段5に配
設された発声開始スイッチ5a、発声停止スイッチ5
b、発声再開スイッチ5cからなる。請求項1記載の発
明の実施例によれば、読み上げ情報すべてを記憶してお
くための記憶手段、読み上げ情報を入力するものとは別
の制御用入力手段を有し、予め記憶手段に取り込んだ読
み上げ情報をもとに、制御用入力手段からの信号によっ
て音声出力の開始、停止、再開の制御を行う。図2は通
信手段2、記憶手段3、読み上げ位置選択手段6、読み
上げ位置移動制御用入力手段7、スキップスイッチ7
a、リピートスイッチ7b、前節スイッチ7c、次節ス
イッチ7d、規則音声合成手段4、制御用入力手段5か
らなる。請求項2記載の発明の実施例によれば、読み上
げの位置を移動するための読み上げ位置移動制御用入力
手段と、記憶手段の中から読み上げる位置を決定する読
み上げ位置決定手段を有し、前記読み上げ位置移動制御
用入力手段からの信号によって音声出力を一時中断し、
異なる位置の読み上げ情報の音声を出力する。
【0009】請求1記載の発明を図1の実施例に基づい
て説明する。読み上げ情報を記憶するために、規則音声
合成装置にRAMが使われているものがあるが、これは
解析の途中で必要な、一時的なバッファの役目をするも
ので、大抵は一文程度の容量しかない。これに対して、
本発明では、読み上げの情報全てを記憶することができ
る記憶手段を有している。このような記憶手段として
は、スタティックラム(SRAM)やダイナミックラム
(DRAM)といった半導体デバイスやICカード等が
あり、本発明においては、目的、用途に応じた適切な記
憶手段を、適宜選択して使用する。
【0010】制御用入力手段5は、規則音声合成手段に
接続されており、スイッチやケーブル等で延長されたス
イッチを用いて、発声開始信号、発声停止信号等を規則
音声合成手段に入力する。規則音声合成手段4は、記憶
手段3、制御用入力手段5に接続されており、これは読
み上げ情報を音声に変換し出力するもので、既存の規則
音声合成手段を用いることができる。
【0011】図1の実施例において、先ず、読み上げ情
報をホスト1から入力する。この時には、通信手段2を
介してホスト1と接続し、ホスト側から読み上げ情報を
規則音声合成装置に伝送する。通信手段としては、既存
のインターフェースが利用できる。例えば、RS232
C準拠のシリアルインターフェースを利用してもよい。
読み上げの情報のすべてを伝送し終えたら、本発明の規
則音声合成装置をホスト1からはずすことが可能とな
る。本発明の規則音声合成装置をポケットに入れて持ち
歩くこともできる。
【0012】制御用入力手段5には、発声を開始させる
発声開始スイッチ5a、発声を中断させる発声中断スイ
ッチ5b、発声を再開させる発声再開スイッチ5cがそ
れぞれ配設されている。ここで発声開始スイッチ5aが
押されると、発声開始の信号が制御用入力手段5から規
則音声合成手段4に送られる。すると規則音声合成手段
4は、記憶手段3の先頭から読み上げ情報を順次読み込
み、音声信号に変換し、発声が行なわれる。
【0013】また、発声中断スイッチ5bが押される
と、発声中断の信号が、制御用入力手段5から規則音声
合成手段4に送られる。そうすると規則音声合成手段4
は、発声を直ちに、中止する。この状態で発声再開スイ
ッチ5cが押されると、発声再開の信号が、制御用入力
手段5から規則音声合成手段4に送られ、規則音声合成
手段4は発声を再開する。発声開始のスイッチは、発声
再開のスイッチを兼ねて、発声の中断の状態では、発声
の再開の信号が、制御用入力手段5から出力するように
することもできる。
【0014】このように、文字情報もしくは発音記号の
読み上げ情報を入力し、これを発音信号に変換して出力
する規則音声合成装置において、読み上げ情報すべてを
記憶しておくための記憶手段と、読み上げ情報を入力す
るものとは別の制御用入力手段を有し、予め記憶手段に
取り込んだ読み上げ情報をもとに制御用入力手段からの
信号によって音声出力の開始、停止、再開の制御を行う
ようにしたのが請求項1記載の発明である。
【0015】次に、請求項2記載の発明を図2の実施例
に基づいて説明する。図2の実施例において、制御用入
力手段として、請求項1記載の発明の制御用入力手段と
同様のものを使用することができる。読み上げ位置を移
動するための読み上げ位置移動制御用入力手段7には、
機能ごとにスイッチが割り当てられ、例えば、スキッ
プ、リピート、前節、次節などのスイッチが設けられて
いる。また、この読み上げ位置移動制御用入力手段7
は、読み上げ位置選択手段6と接続されている。
【0016】読み上げ位置選択手段6は、記憶手段3と
規則音声合成手段4の間に設けられており、現在読み上
げる記憶手段中の読み上げ位置が保存されている。記憶
手段3に読み上げ情報を取り込んだ直後は、この読み上
げ位置は、記憶手段3の先頭になっている。そして、規
則音声合成手段4の制御用入力手段5からの要求に応じ
て、読み上げ位置からの記憶手段3の内容を転送し、ま
た、その位置を順次進めていく。この状態で発声の開
始、中断、再開の指示が行なわれると、請求項1記載の
発明と同様に動作する。
【0017】ここでスキップスイッチ7aが押される
と、その指示が、読み上げ位置を移動するための、読み
上げ位置移動制御用入力手段7から読み上げ位置選択手
段6に与えられる。読み上げ位置選択手段6は、規則音
声合成手段4への読み上げ情報の転送を中断し、読み上
げ位置の次の文の先頭に読み上げ位置を変更し、その
後、この位置からの情報を規則音声合成手段4へ転送す
る。リピートスイッチ7bが押されると、同様にその指
示が、読み上げ位置選択手段6に与えられる。読み上げ
位置選択手段6は、規則音声合成手段4への読み上げ情
報の転送を中断し、読み上げ位置の文の先頭に読み上げ
位置を変更し、その後この位置からの情報を規則音声合
成手段4に転送する。
【0018】前節スイッチ7cが押されると、その指示
が、読み上げ位置を移動するための読み上げ位置移動制
御用入力手段7から読み上げ位置選択手段6に与えられ
る。読み上げ位置選択手段6は規則音声合成手段4への
読み上げ情報の転送を中断し、読み上げ位置の1つ前の
節の先頭に読み上げ位置を変更し、その後、この位置か
らの情報を規則音声合成手段4へ転送する。節の先頭は
予め、読み上げ情報の中に節の境界を示す特定のコード
を挿入しておき、このコードを検索することで節の先頭
を求めることができる。
【0019】次節スイッチ7dが押されると、その指示
が、読み上げ位置を移動するための読み上げ位置移動制
御用入力手段7から読み上げ位置選択手段6に与えられ
る。読み上げ位置選択手段6は、規則音声合成手段4へ
の読み上げ情報の転送を中断し、読み上げ情報の次の節
の先頭に読み上げ位置を変更し、その後、この位置から
の情報を規則音声合成手段4へ転送する。読み上げの位
置を移動するための読み上げ位置移動制御用入力手段
と、記憶手段の中から読み上げる位置を決定する読み上
げ位置決定手段を有し、読み上げ位置移動制御用入力手
段からの信号によって音声出力を一時中断し、異なる位
置の読み上げ情報の音声を出力するのが請求項2記載の
発明である。本発明は上記の例に限らず、本発明の主旨
を満たす規則音声合成装置であれば、情報処理装置、オ
フィスオートーション機器などに対して広く適用するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、規則音声
合成装置をホストと切り離した状態で持ち歩きながら利
用することができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、規則音声合
成装置をホストと切り離した状態で持ち歩きながら利用
することに加え、より簡単に早く目的とする内容を出力
させることができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例を示す図。
【図2】請求項2記載の発明の実施例を示す図。
【0023】
【符号の説明】
1 ホスト 2 通信手段 3 記憶手段 4 規則音声合成手段 5 制御用入力手段 5a 発声開始スイッチ 5b 発声停止スイッチ 5c 発声再開スイッチ 6 読み上げ位置選択手段 7 読み上げ位置移動制御用入力手段 7a スキップスイッチ 7b リピートスイッチ 7c 前節スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報もしくは発音記号の読み上げ情
    報を入力しこれを発音信号に変換して出力する規則音声
    合成装置において、読み上げ情報すべてを記憶しておく
    ための記憶手段と、読み上げ情報を入力するものとは別
    の制御用入力手段を有し、予め記憶手段に取り込んだ読
    み上げ情報をもとに制御用入力手段からの信号によって
    音声出力の開始、停止、再開の制御を行うことを特徴と
    する規則音声合成装置。
  2. 【請求項2】 読み上げの位置を移動するための読み上
    げ位置移動制御用入力手段と、記憶手段の中から読み上
    げる位置を決定する読み上げ位置決定手段を有し、前記
    読み上げ位置移動制御用入力手段からの信号によって音
    声出力を一時中断し、異なる位置の読み上げ情報の音声
    を出力することを特徴とする請求項1記載の規則音声合
    成装置。
JP6236171A 1994-09-30 1994-09-30 規則音声合成装置 Pending JPH08101696A (ja)

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