JPH0810145Y2 - ランドセル用錠前 - Google Patents

ランドセル用錠前

Info

Publication number
JPH0810145Y2
JPH0810145Y2 JP1990026081U JP2608190U JPH0810145Y2 JP H0810145 Y2 JPH0810145 Y2 JP H0810145Y2 JP 1990026081 U JP1990026081 U JP 1990026081U JP 2608190 U JP2608190 U JP 2608190U JP H0810145 Y2 JPH0810145 Y2 JP H0810145Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
school bag
lock
packing
bottom plate
cover plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990026081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03117071U (ja
Inventor
照夫 薗部
Original Assignee
株式会社三協総業
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三協総業 filed Critical 株式会社三協総業
Priority to JP1990026081U priority Critical patent/JPH0810145Y2/ja
Publication of JPH03117071U publication Critical patent/JPH03117071U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0810145Y2 publication Critical patent/JPH0810145Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はランドセル用錠前の改良に関する。
【従来の技術】
ランドセル本体の底板の外面に固着する錠前本体とそ
のランドセル蓋板の遊端の取付け片に固着する係止板と
からなり、該係止板を錠前本体に係止する型式のランド
セル用錠前は、実公昭52−51119号公報等に記載され従
来からよく知られている。 このランドセル用錠前において、ランドセル本体の底
板の外面への上記錠前本体の固着は、錠前本体の円形両
端部に、背負いバンドの下端を接続するための係留リン
グを有する帽体形の回転体を重合し、その回転体の外方
から挿通した軸杆の先端を上記底板の内面でかしめるこ
とによって行われているものである。
【考案が解決しようとする課題】
上記錠前本体は、天板の周囲に比較的背の低い周壁を
形成してなる金属製の内空覆板からなり、中央に上記係
止板のための磁石を含む係止装置を内装するが、上記帽
体形の回転体を重合した円形両端部は、その内方を空処
にしているために、その回転体を介して加わる衝撃によ
って比較的簡単に圧潰変形し、その周囲の体裁を損なう
とか、該回転体の軸杆の回りでの回転を不能にしてしま
う等の欠点があった。 その衝撃は、上記回転体がその機能上内空覆板自体の
膨出部よりさらに突出位置しているため、児童がランド
セルを乱暴に扱ったときに机上とか床面に衝突すること
によって与えられることが多いと考えられる。 本考案の目的は、上記回転体に衝撃が加わったとして
も内空覆板の上記円形両端部が圧潰変形することのない
ようにしたランドセル用錠前の提供にある。
【課題を解決するための手段】
本考案は、ランドセル本体18の底板19の外面に錠前本
体aを、内空覆板1の円形両端部6の外面に、背負いバ
ンドの下端を接続するための係留リング15を有する帽体
形の回転体14を重合し、その回転体14の外方から挿通し
た軸杆17の内端を上記底板19の内面でかしめることによ
って固着してなるランドセル用錠前であって、内空覆板
1の上記円形両端部6の内面とランドセル本体18の底板
19との間にパッキン9を単独でまたはパッキン9′と弾
性板22とを重合させて介在させ、そのパッキン9または
9′の外周面に突出形成の突片12,13の先端を、上記内
空覆板1の周壁3の裾端縁に形成した環状溝5に差し込
んでなるものである。 上記において、パッキンの中央に長孔10を形成し、錠
前本体aをランドセル本体18の底板19の外面に固着する
とともに上記回転体14を回転自在に支持する軸杆17を、
上記長孔10に挿通するようにすることによって、その長
孔10の範囲内で、軸杆17の挿通位置を調整できて便利で
ある。
【作用】
本考案は、錠前本体の内空覆板の円形両端部の内面と
ランドセル本体の底板との間にパッキンが単独であるい
は弾性板と重合して介在するので、背負いバンドの下端
を接続するための係留リングを有する帽体形の回転体を
介し上記円形両端部に衝撃が加わったとしても、該円形
両端部が圧潰変形するようなことは回避できる。 また、上記パッキンの外周面に突出形成の突片の先端
を、上記内空覆板の周壁の裾端縁に形成した環状溝に差
し込むことにより、該パッキンを内空覆板の内側所定位
置に止着した状態で、その錠前本体をランドセル本体の
底板に重合でき、その取付け作業を容易に実施できると
ともに、重合の後において不用意に変位することなく所
定の状態を保持する。 さらに、パッキンの中央に長孔を形成することによ
り、錠前本体をランドセル本体に固着するとともに回転
体を支持する軸杆の挿通位置を、その長孔の範囲内で調
整できて便利である。
【実施例】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示すもので
ある。 1は、所要の膨出部と凹部とを適宜形成した天板2の
周囲に比較的背の低い周壁3を形成してなる金属製の内
空覆板である。この内空覆板1は、その中央に図示して
いないランドセル蓋板の遊端の取付け片に固着した係止
板を係止するための磁石を含む係止装置4を内装して錠
前本体aを構成しているものである。 上記の周壁3はその裾端縁を内方に湾曲して内向きの
環状溝5を形成している。 6は上記天板2の円形両端部で、中央に軸孔7を開設
するとともにその周囲に複数の気孔8を設けている。 9は中央に長孔10を開設しかつその長孔10を囲繞する
円形凹溝11を掘設してなる合成樹脂製で円形のパッキン
で、該パッキン9は長孔10の長径方向一側の外周面に突
片12を、また短径方向両側の外周面に一対の突片13をそ
れぞれ突出させている。 さらに、このパッキン9は、内空覆板1の上記環状溝
5に両側の突片13の先端を差し込んだ状態で、円形両端
部6の内面に上記円形凹溝11が開口している側の面を当
接して重合させたとき、円形凹溝11を形成している側と
は反対側の面が、内空覆板1の周壁3の湾曲している上
記裾端縁が囲繞形成する開口面とほぼ面一になる所要の
厚さを有する(第3図及び第4図)。 14は、図示していない背負いバンドの下端を接続する
ための係留リング15を具備するとともに軸孔16を開設
し、かつ内空覆板1の上記円形両端部6の外面に重合す
る所要の直径にした帽体形の回転体である。 錠前本体aは、内空覆板1の円形両端部6の内面にパ
ッキン9を上記の状態にして重合することによって内装
し、かつ該円形両端部6の外面に回転体14を重合し、そ
の回転体14の軸孔16から差し込んだ軸杆17を、円形両端
部6の軸孔7及びパッキン9の長孔10を通じ、ランドセ
ル本体18の底板19及びこの底板19に重合した中底20に貫
入し、その先端をワッシャー21を介しかしめることによ
って、上記底板19の外面に固着される。 通常、錠前本体aの大きさすなわち内空覆板1の大き
さは一定とは限らず、その左右長さを若干異にし、その
ために軸孔7の位置が多少内外にずれることがあるが、
パッキン9は、軸杆17を通す孔を長孔10としているの
で、その長孔10の範囲内であれば軸孔7と対応させて、
軸杆17を挿通でき、錠前本体aの底板19への上記固着に
簡単に対応できる。 次に、第5図及び第6図に示す本考案の第2実施例
は、パッキン9′が薄いこと、弾性板22を使用している
ことにおいて、上記第1実施例と相違するが、その他の
点は該第1実施例と同じなので、相違点についてだけ述
べることとし、同一部分については同一の符号を付して
説明を省略することとする。 第2実施例は、内空覆板1の円形両端部6が回転体14
を介して受ける衝撃を緩和するために、該円形両端部6
の内面に合成樹脂製スポンジで円形の弾性板22を重合し
ている。 この弾性体22は所要の接着剤23により円形両端部6の
内面に接着され、それにさらにパッキン9′を重合して
いる。 パッキン9′はその重合状態において、重合面とは反
対の面を、内空覆板1の周壁3の湾曲している裾端縁が
囲繞形成する開口面とほぼ面一になる所要の厚さにして
なるものであり、したがって、第1実施例のパッキン9
に比し弾性板22の厚さ分だけ薄い。また、パッキン9′
にはパッキン9の凹溝11に対応する凹溝を設けていな
い。 なお、第2実施例ではパッキン9′の突片12の先端も環
状溝5に挿入している。
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなとおり、本考案は、ラ
ンドセル本体の底板の外面に固着の錠前本体の内空覆板
の円形両端部の内面とランドセル本体の底板の外面との
間に、パッキンを単独であるいは弾性板と重合させて介
在させているから、背負いバンドの下端を接続するため
の係留リングを有する帽体形の回転体を介し上記円形両
端部に衝撃が加わったとしても、該円形両端部が圧潰変
形するようなことは回避できる。 また、上記パッキン外周面に突出形成の突片の先端
を、上記内空覆板の周壁の裾端縁に形成した環状溝に差
し込むことにより、該パッキンを内空覆板の内側所定位
置に止着した状態で、その錠前本体をランドセル本体の
底板に重合でき、その取付け作業を容易に実施できると
ともに、重合の後において不用意に変位することなく所
定の状態を保持する。 さらに、パッキンの中央に長孔を形成することによ
り、錠前本体をランドセル本体に固着するとともに回転
体を支持する軸杆の挿通位置を、その長孔の範囲内で調
整できて便利である。
【図面の簡単な説明】
図面第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図は斜視図、第2図は錠前本体の内面側から見
た平面図、第3図及び第4図はランドセル本体の底板に
取り付けた状態の縦断面図、第5図及び第6図は本考案
の第2実施例を示すもので、第5図は錠前本体の斜視
図、第6図はランドセル本体の底板に取り付けた状態の
縦断面図である。 18……ランドセル本体、19……底板、a……錠前本体、
1……内空覆板、6……円形両端部、15……係留リン
グ、14……回転体、17……軸杆、9,9′……パッキン、2
2……弾性板、12,13……突片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランドセル本体の底板の外面に錠前本体を
    固着してなるランドセル用錠前において、その錠前本体
    を構成する内空覆板の円形両端部の外面に、背負いバン
    ドの下端を接続するための係留リングを有する帽体形の
    回転体を回転自在に重合するとともに、該円形両端部の
    内面とランドセル本体の底板の外面との間に、パッキン
    を単独であるいは弾性板と重合させて介在させ、そのパ
    ッキンの外周面に突出形成の突片の先端を、上記内空覆
    板の周壁の裾端縁に形成した環状溝に差し込んでなるこ
    とを特徴とするランドセル用錠前。
  2. 【請求項2】上記パッキンがその中央に長孔を有し、錠
    前本体をランドセル本体の底板の外面に固着するととも
    に上記回転体を回転自在に支持する軸杆が、上記長孔に
    挿通していることを特徴とする請求項1記載のランドセ
    ル用錠前。
JP1990026081U 1990-03-14 1990-03-14 ランドセル用錠前 Expired - Lifetime JPH0810145Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990026081U JPH0810145Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 ランドセル用錠前

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990026081U JPH0810145Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 ランドセル用錠前

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03117071U JPH03117071U (ja) 1991-12-04
JPH0810145Y2 true JPH0810145Y2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=31528993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990026081U Expired - Lifetime JPH0810145Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 ランドセル用錠前

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0810145Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4984749B2 (ja) * 2006-08-31 2012-07-25 凸版印刷株式会社 中舟式引き出しカートン
JP4893438B2 (ja) * 2007-04-13 2012-03-07 凸版印刷株式会社 再封性を有する紙製容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6335625U (ja) * 1986-08-26 1988-03-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03117071U (ja) 1991-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0810145Y2 (ja) ランドセル用錠前
JP4756494B2 (ja) 着脱蓋体付き容器
JP3043218U (ja) ランドセル用錠前
JPS608797Y2 (ja) シ−ト用ボタン
JPH0313911U (ja)
JPH0335060U (ja)
JPH0510736Y2 (ja)
JPH0394575U (ja)
JPH043951U (ja)
JP2537359Y2 (ja) キャップ
JPS5845957Y2 (ja) コ−ナプロテクタの取付構造
JPS5923600Y2 (ja) シ−ト用ボタン
JPS61205965U (ja)
JPS5929928U (ja) 装飾容器
JPS62108229U (ja)
JPH0283565U (ja)
JPS5948085U (ja) 電気機器の密封形容器
JPH01240366A (ja) ダストカバー
JPH0280570U (ja)
JPH0292582U (ja)
JPH0465758U (ja)
JPH0223334U (ja)
JPH03100149U (ja)
JPS58125150U (ja) 瓶蓋
JPS59159533U (ja) 容器取り付け用ホ−ス

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term