JPH08101312A - バックライト - Google Patents
バックライトInfo
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- JPH08101312A JPH08101312A JP6236863A JP23686394A JPH08101312A JP H08101312 A JPH08101312 A JP H08101312A JP 6236863 A JP6236863 A JP 6236863A JP 23686394 A JP23686394 A JP 23686394A JP H08101312 A JPH08101312 A JP H08101312A
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Abstract
端部に線状光源を持ち、導光板の出光面側に光拡散シ−
トと同一面に微細な間隔で直線状頂稜を持つプリズムが
頂稜が平行になる状態で多数持つ透光性材料からなるシ
−トを配したバックライトであって、光拡散シ−トと直
線状頂稜を持つシ−トとが、導光板の光源側の端部で重
複しない状態で積層されたバックライト。 【効果】このバックライトは小型で、有効発光領域に対
して外形寸法が小さく高輝度でかつ視認性が良好であ
る。
Description
パネルを背面より照射するパネル用バックライトに関す
る。
ワ−ドプロセッサ−やコンピュ−タ等の表示装置とし
て、薄型でしかも見易いバックライト機構を有する液晶
表示装置が用いられている。このようなバックライトに
は、図1に示すように透光性の導光板の一端部に、蛍光
管のような線状光源を併設するエッジライト方式がよく
用いられる。このようなエッジライト方式の場合には、
図2に示すように、導光板の一方の広い面に光拡散物質
を部分的に被覆し、その面の全面を反射板で覆うように
配置されたものが多い。
ソコンの性能向上のため、小型化、視認性の向上がより
一層望まれており、バックライトに於いては液晶表示パ
ネルの表示領域に対応するバックライトの発光領域に対
する導光板の最大外形をより小さくして小型化を達成し
ようとしている。
導光板の面積(最大外形)をより小さくしたものは、導
光板の線状光源を近接させた端部近傍に、導光板端部と
ほぼ平行な位置に高輝度部(輝線)が発生し、発光領域
内での輝度均一性が悪化して視認性が悪くなる問題があ
った。
に線状光源(図中4)を覆った光反射器(図中5)の端
部を導光板に接着するために用いた両面テ−プ等の接着
層(図中11)が、導光板内に入射して本来は全反射を
繰り返すはずの光線を光拡散反射するためである。又、
導光板に両面テ−プ等の接着層を使用しない場合でも、
図4に示したように線状光源を覆った反射器の端部と導
光板との間に構造上隙間が出来ると、反射器の端部で反
射した光線が導光板の端面部以外の面(導光板の上面又
は下面)から入射して、その光線が導光板内での全反射
条件から外れ、輝線が発生する原因となっていた。この
様な輝線は光反射器の導光板の出光面側の端部近傍から
最も高輝度な状態で発せられていた。
った反射カバ−の端部と拡散板との間に光放出部を設け
る方法が提案されているが(実開平6−2301号公報
参照)、導光板の光放出部の部分から出光した光は拡散
板を通らずに外部へ放出されてしまうため光がロスする
こと、導光板が露出しているので導光板表面にゴミ等が
混入しやすいこと、導光板表面がキズ付きやすいなどの
問題があった。
方向近傍の輝度を増加させる(高輝度化)ために、同一
面に微細な間隔で直線状頂稜を持つプリズム又は直線状
凸部頂稜が、前記頂稜がほぼ平行となる状態で多数有す
る透光性材料からなるシ−トを導光板の出光面に配置す
ることが特に近時良く用いられている(特開平5−12
7159号、特開平5−119218号公報参照)。
材料からなるシ−トを導光板の出光面に配置した場合、
配置しない場合と比較して前記した輝線が著しく目立つ
問題があった。
度で発光領域に対して外形寸法が可能な限り小さくかつ
視認性が良好なバックライトを提供することにある。
の、線状光源が近接した端部付近の構造と、導光板出光
面の輝度分布について種々の検討を行った結果、エッジ
ライト方式のバックライトに於いて、線状光源を覆った
光反射器の導光板の出光面側の端部と直線状頂稜を持つ
透光性材料からなるシ−ト及び光拡散シ−トとの関係
(距離)を工夫することにより、高輝度で有効発光面積
に対して外形寸法が可能な限り小さくかつ視認性が良好
なバックライトとなることを見出した。
面から光を出光させる機能を有する導光板の少なくとも
一側面端部にこれに近接した線状光源と前記線状光源を
覆う光反射器と前記導光板の出光面側に、少なくとも1
枚の光拡散シ−トと少なくとも1枚の同一面に微細な間
隔で直線状頂稜を持つプリズム又は直線状頂稜を持つ凸
状部が、前記頂稜がほぼ平行となる状態で多数有する透
光性材料からなるシ−トを配したバックライトにおい
て、光拡散シ−トと直線状頂稜を持つ透光性材料からな
るシ−トとが、導光板の光源側の端部で少なくとも一部
分が重複しない状態で積層されたバックライトに関する
ものである。
る。
る。図中1は導光板であり、光を効率よく通過させる物
質からなるものであればよく、石英、ガラス、透光性の
天然又は合成樹脂、例えばアクリル系樹脂等が用いられ
る。
光した光を拡散させる機能を持たせるが、この拡散機能
は光拡散エレメントを同面に形成するなどして持たせ
る。導光板面に形成する光拡散エレメント(図中6に例
示した)は、例えば、TiO2、BaSO4 、SiO2
などの光散乱性物質を施すなどして形成するが、これ
は、拡散反射率が大きい顔料を含んだ塗料、印刷インキ
等をスクリ−ン印刷等の方法で導光板面上にドット状又
はライン状などに印刷するなどして行う。その他、導光
板の表面を粗面化するか、小孔を開けるか、小突起を付
与するなどして導光板の表面そのものに光拡散性を付与
しても良い。これら光拡散エレメントは、導光板におい
て光源からの距離が大となるに従って、導光板の単位面
積当たりの光拡散性が順次大となるように、ドット状又
はライン状などの形状に施される。又、導光板中に屈折
率の異なる微細な粒子等が多数存在する状態にして導光
板の内部そのものに光拡散性を付与しても良い。
囲の少なくとも一端面に近接して配置されており、好ま
しい態様としては、導光板の端部に光が入光するように
線状光源の中心軸が同端面とほぼ平行となるように配置
し、線状光源の、導光板の端部と相対する面以外の表面
は光反射器5で覆った状態で配置されているすることで
ある。線状光源4は、蛍光管、タングステン白熱管、オ
プティカルロッド、LEDを配列した物等があるが、蛍
光管が好ましく、有効発光面積の輝度分布の均一性の面
及び省電力の面から、電極部を除く均一発光部の長さ
が、近接する導光板の端部の長さとほぼ等しいことが好
ましい。
を反射させる性質のものであれば良く、反射面が鏡面反
射板又はシ−トである場合は、銀、アルミニウム、白
金、ニッケル、クロム等からなる材質で、好ましくはポ
リエステルなどのプラスチックフィルム基材に又は金属
板に銀、アルミニウム等を蒸着またはスパッタリングに
より表面コ−トしたものである。また、反射面が光拡散
反射板又はシ−トである場合は、ポリエステルなどの樹
脂に光拡散性物質(例えばTiO2 、BaSO4、Si
O2 など)を混入させたもの、ポリエステルなどの樹脂
を発泡させて光拡散性を付与したもの、Al板などの板
に前記光拡散性物質を塗布したものなどがあるが、入射
した光線を拡散反射する性質があれば良くその材質は特
に限定されない。線状光源を覆う光反射器の端部は、線
状光源からの光線を効率良く反射して導光板の端面に入
射させるために、図5に示した様に導光板の出光面側と
出光面側とは反対側の部分に積層配置されることが通常
である。
た光を散乱させて通過させるものである。光拡散シ−ト
の材質は光を透過させる性質があれば良く特に限定され
ないが、ポリエステル、ポリカ−ボネイトなどの高分子
材料又はガラスなどの無機材料でも良い。また、光拡散
シ−トの光を散乱させる作用は、光拡散シ−トの表面を
粗面にするなどして光を拡散させる作用を付与する、光
拡散シ−トの表面に光拡散性のある物質をコ−ティング
する、光拡散シ−ト内部に屈折率の異なる微粒子が多数
存在する状態にするなどして付与すれば良い。本発明で
はこの光拡散シ−トを一枚又は複数枚用いる。
直線状頂稜を持つシ−トと称する)で、同一面に微細な
間隔で互いに平行な、図6に示したような直線状頂稜
(図中8)又は図7に示したような凸状頂稜(中心軸に
垂直な断面が山形又はサイン波状となる)を多数有する
もので、導光板の出光面に、通常は頂稜面が外側(導光
板と相対する面と反対側)になるよう配置する。シ−ト
をこのように配置することによって、導光板の出光面か
ら出光した光の指向性を変化させ、出光面に降ろした法
線方向近傍に対する指向性をより強くさせることができ
る。従って、バックライトの法線方向近傍の輝度を増加
(1.2〜1.6倍程度)させることができる。本発明
ではこのシ−トを一枚又は複数枚用いる。
頂稜を持つシ−トとの配置関係は、光拡散シ−トを導光
板と直線状頂稜を持つシ−トとの間に配置した好ましい
一実施態様を示した図5に示すように、これらが導光板
の光源側の端部で互いに重複しない部分を持つことであ
る。このことを別の表現で説明すると、光反射器の端部
から直線状頂稜を持つシ−トの端部までの距離が、光反
射器の端部から光拡散シ−トの端部までの距離よりも大
きい状態とすることである。又、この際直線状頂稜を持
つシ−トの端部が光源より遠い位置にあることである。
この様な状態にすることによって、図8に示す様な光反
射器の端部付近から導光板の出光面の法線方向に対して
斜め方向(法線方向に対して45度以上)に多く出射さ
れる輝線の原因となる光線を、直線状頂稜を持つシ−ト
の作用で、導光板の出光面の法線方向により近い角度へ
屈折させることなく、従って高輝度化が達成され、か
つ、直線状頂稜を持つシ−トと光反射器の端部までの間
には光拡散シ−トが配置されているので、導光板表面が
保護され、また、輝線の原因となる光線を光拡散シ−ト
表面でフレネル反射(表面反射)すると共に後方散乱
し、再び導光板へ戻して光を有効に利用できるので更に
高輝度化が達成できるのである。
反射器の端部が相対する導光板の端部で実際に面状発光
部として使用される部分に対応した大部分、特に全部で
あることがその部分の全ての輝線を減少させる上で最も
好ましい状態であるが、少なくともその一部分が本発明
で限定した条件を満足する状態であれば良い。
トまでの距離(A)と、同じく反射器の端部から光拡散
シ−トまでの距離(B)との関係を更に詳述すると、輝
線を確実に減少させるために、距離(A)と距離(B)
の差、即ち(A)−(B)の値が1.5mm以上であるこ
と、より好ましくは2mm以上であるが、直線状頂稜を持
つシ−トが実際に表示装置の光学的窓に対応する部分ま
でその差を広げることができる。
と導光板との間に配置することが、導光板表面が保護さ
れ、また、輝線の原因となる光線を光拡散シ−ト表面で
フレネル反射(表面反射)すると共に後方散乱し、再び
導光板へ戻して光を有効に利用できる好ましい様態であ
る。勿論、更に別の光拡散シ−トを、直線状頂稜を持つ
シ−トの外側(導光板とは相対していない側)に配置し
て直線状頂稜を持つシ−トを保護する形態としても良
い。
配置することも、導光板から抜け出て異常発光(輝線)
の原因となる光線を導光板表面と空気層の界面で全反射
させて出光させないようにする上で特に好ましい様態で
ある。尚、光拡散シ−トと導光板との関係を機構上安定
なものとするために、面状発光エリアとして用いられな
い導光板の端部近傍(例えば端部から2〜3mm幅の部
分)とその部分に対応する光拡散シ−トとを両面テ−プ
等で接着しても、面状発光エリアとして用いらる導光板
の出光面の大部分と光拡散シ−トとが空気層を介して配
置されていれば本発明の効果が充分得られることは言う
までもない。
を空気層を介して配置することも、直線状頂稜を持つシ
−トの前述した輝度を向上させる効果をより増大させる
上で好ましい様態である。
トまでの間に暗黒色のテ−プ等の光吸収性物質を配置す
れば、若干漏れ出る輝線の原因となる光線を吸収して外
部へ漏らさないようにする上で好ましく、また、光反射
器の導光板出光面側端部から直線状頂稜を持つシ−トま
での間に後述するバックライトの反射板又はシ−トとし
て用いられる様な光反射物質を配置すれば、若干漏れ出
る輝線の原因となる光線を反射して外部へ漏らさないよ
うにするばかりでなく、再び導光板内部へ戻して光を有
効に利用できる上で好ましい。
出光面側端部に接触している状態とすることによって、
光反射器の端部近傍から出光する輝線の原因となる光線
を光拡散シ−ト表面でフレネル反射(表面反射)すると
共に後方散乱し、再び導光板へ戻して光を有効に利用で
きるばかりでなく、ゴミの混入、導光板表面がキズ付き
やすいなどの問題を防止できる点で特に好ましい。
との間に導光板が露出した部分が発生すると、露出した
部分から出光した光は光拡散シ−トを通らずに外部へ放
出されてしまうので光の損失となり、導光板が露出して
いるので導光板表面にゴミ等が混入しやすい、導光板表
面がキズ付きやすいなどの問題が発生する。
る導光板出光面とは反対側の導光板部分が空気層を介し
て光拡散反射板又はシ−トで覆われていることが好まし
い。この様な構成にすることによって、導光板出光面と
は反対側の面から出光する輝線の原因となる光線の発生
を防止できる。
り、パネル、特に液晶パネルのバックライトとして使用
される。本発明では、更に以下に示すような構成とする
ことが好ましい。
は相対する導光板の面のほぼ全面を覆うように配置す
る。反射板又はシ−トは、光を反射させるものであれば
良く、鏡面反射板又はシ−トである場合は、銀、アルミ
ニウム、白金、ニッケル、クロム等からなる材質で、好
ましくはポリエステルなどのプラスチックフィルム基材
又は金属板に銀、アルミニウム等を蒸着またはスパッタ
リングにより表面コ−トしたものである。又、反射板又
はシ−トが光拡散反射板又はシ−トである場合は、ポリ
エステルなどの樹脂に光拡散性物質(例えばTiO2 、
BaSO4 、SiO2 など)を混入させたもの、ポリエ
ステルなどの樹脂を発泡させて光拡散性を付与したも
の、Al板などの板に前記光拡散性物質を塗布したもの
などがあるが、入射した光線を拡散反射する性質があれ
ば良くその材質は特に限定されない。
外形寸法が可能な限り小さく高輝度でかつ視認性が良好
なバックライトとして光表示器などに使用できる。
る。図5に示すような厚さ4mmの長方形アクリル板(2
05mm×160mm、旭化成株式会社製デラグラスA)の
短手の端部に、直径3mm長さ180mmの太さの冷陰極蛍
光管(ハリソン電機株式会社製)を配置し、導光板の裏
面上には光散乱物質(チタニア)を含むインクを円形の
ドットパタ−ンで1mmピッチでスクリ−ン印刷し、スク
リ−ン版下は、下記の条件でCADを用いて作成した。
光拡散物質の被覆率が、最小の地点(冷陰極蛍光管近傍
で後述する直線状プリズムを有するシ−トの冷陰極蛍光
管側直下)で20 %、最大の地点(導光板の光源最遠
部)で95 %、その中間では被覆率が最小の地点からこ
れらの比率を順次増加した値となるように作図した。
色の光拡散反射シ−ト(ICI社製メリネックス 329)
は導光板の光散乱物質を被覆した面の全面を空気層を介
して覆うように配置した。冷陰極蛍光管の外周はPET
(ポリエステル)フィルムに銀を蒸着した厚さ0.05
mmの銀フィルム(株式会社麗光製)で覆い、銀フィルム
の導光板の出光面側の端部は幅2.5mmで厚さ0.16
mmの両面接着テ−プ(株式会社寺岡製作所 WPT-No750F
)で導光板出光面に接着し、銀フィルムの導光板の出
光面側とは反対側の端部は前記した光拡散反射シ−トの
導光板と相対していない面に前記した両面接着テ−プで
接着した。
る光拡散シ−ト(GE社製 8B36 )は粗面側が導光板側
とは反対側になるようにして、導光板の出光面のほぼ全
面を覆うように空気層を介して配置した。
6に示した様な、市販の、ポリカ−ボネイトからなる頂
角(図中9)が90度で互いに平行な頂稜を持つ直線状
プリズムが0.05mmの間隔(図中P)で多数有する厚
さ0.23mmのシ−トを、直線状プリズムが外側になる
ように配置した。この際、光源反射器の銀フィルムの端
部から直線状プリズムを持つシ−トまでの距離は2mm
で、銀フィルムの端部から光拡散シ−トまでの距離は
0.5mmになるようにずらして配置した。
番電圧をかけて一定電流(菅電流6mA)で駆動させたと
きの面輝度を輝度計(トプコンBM-8)により導光板の法
線方向から測定した。この時の有効発光面(図5中光散
乱物質を施した導光板の部分に対応する部分)内の99
点(均等割り)での平均輝度は1500cd/m2 であっ
た。そして導光板の冷陰極管を近接させた端部近傍の異
常発光部(輝線)は目立つほどには観測されなかった。
尚、輝線の観測方法はバックライトの出光面に対する法
線方向から目視によって観測した。輝線部分の輝度を輝
度計(トプコンBM-8)により導光板の法線方向から測定
したところ輝線部分内の最高輝度は1700cd/m2 であ
った(実施例1)。
ムを持つシ−トまでの距離を2.5mmとした以外は実施
例1と同一の装置、条件で測定した平均輝度は1500
cd/m2 であった。そして導光板の冷陰極管を近接させた
端部近傍の異常発光部(輝線)は実施例1の場合よりも
観測されにくかった。輝線部分内の最高輝度は1650
cd/m2 であった。更に銀フィルムの端部から直線状プリ
ズムを持つシ−トまでの距離を3mmとしても同様な結果
が得られ、輝線部分内の最高輝度は1600cd/m2 であ
った(実施例2)。
までの距離を2mmとした(即ち、光拡散シ−ト直線状プ
リズムを持つシ−トが光源側で重複した状態)以外は実
施例1と同一の装置、条件で測定した平均輝度は140
0cd/m2 であった。そして導光板の冷陰極管を近接させ
た端部近傍の異常発光部(輝線)は実施例1よりも観測
され、輝線部分内の最高輝度は1750cd/m2 であっ
た。また、導光板出光面側の銀フィルムの端部から光拡
散シ−トまでの間の部分が露出しているので、ゴミの侵
入があり、導光板表面がキズつきやすい状態であった
(比較例)。
つシ−トの外側(出光面側)に配した以外は実施例1と
同一の装置、条件で測定した平均輝度は1300cd/m2
であった。そして導光板の冷陰極管を近接させた端部近
傍の異常発光部(輝線)は実施例1よりも観測され輝線
部分内の最高輝度は1600cd/m2 であった(実施例
3)。
リズムを持つ透光性材料からなるシ−トの外側にも配置
した以外は実施例1と同一の装置、条件で測定した平均
輝度は1300cd/m2 であった。そして導光板の冷陰極
管を近接させた端部近傍の異常発光部(輝線)は実施例
1と同様にあまり観測されなかった(実施例4)。
層を両面接着テ−プで排除して配置した以外は実施例1
と同一の装置、条件で測定した平均輝度は1500cd/m
2 であったが、有効発光面内の輝度分布は極めて不均一
な状態(導光板の冷陰極管側が極めて高輝度で、導光板
の冷陰極管から遠い部分が極めて低輝度な状態)となっ
た。そして導光板の冷陰極管を近接させた端部近傍の異
常発光部(輝線)は実施例1よりも顕著に観測され、輝
線部分内の最高輝度は3000cd/m2 であった(実施例
5)。
つシ−トとの間の空気層を排除した以外は実施例1と同
一の装置、条件で測定した平均輝度は1100cd/m2 で
あった。そして導光板の冷陰極管を近接させた端部近傍
の異常発光部(輝線)は実施例1と同等であった(実施
例6)。
ムを持つシ−トまでの間に暗黒色のテ−プを配置した以
外は実施例1と同一の装置、条件で測定した平均輝度は
1500cd/m2 であった。そして導光板の冷陰極管を近
接させた端部近傍の異常発光部(輝線)は観測されなか
った。また、暗黒色のテ−プに変えて反射面を導光板側
にして銀フィルムを配置した以外は実施例1と同一の装
置、条件で測定した平均輝度は1650cd/m2 であっ
た。そして導光板の冷陰極管を近接させた端部近傍の異
常発光部(輝線)は実施例1よりも観測されず、輝線部
分内の最高輝度は1550cd/m2 であった(実施例
7)。
での距離が実質的に0mmになるように、銀フィルムの端
部と光拡散シ−トの端部が接触している状態に配置した
以外は実施例1と同一の装置、条件で測定した平均輝度
は1600cd/m2 であった。そして導光板の冷陰極管を
近接させた端部近傍の異常発光部(輝線)は実施例1と
同等であった(実施例8)。
相対する導光板出光面とは反対側の面が空気層を介して
鏡面反射シ−トで覆われるように、図9に示した様に銀
フィルムの導光板の出光面側とは反対側の端部が光拡散
反射シ−トの導光板と相対している面に両面テ−プで接
着した以外は実施例1と同一の装置、条件で測定した平
均輝度は1500cd/m2 であった。そして導光板の冷陰
極管を近接させた端部近傍の異常発光部(輝線)は実施
例1よりも観測され、輝線部分内の最高輝度は1900
cd/m2 であった(実施例9)。
断面図
断面図
断面図
図
Claims (8)
- 【請求項1】透光性材料からなり、広い面から光を出光
させる機能を有する導光板の少なくとも一側面端部にこ
れに近接した線状光源と前記線状光源を覆う光反射器と
前記導光板の出光面側に、少なくとも1枚の光拡散シ−
トと少なくとも1枚の同一面に微細な間隔で直線状頂稜
を持つプリズム又は直線状頂稜を持つ凸状部が、前記頂
稜がほぼ平行となる状態で多数有する透光性材料からな
るシ−トを配したバックライトにおいて、光拡散シ−ト
と直線状頂稜を持つ透光性材料からなるシ−トとが、導
光板の光源側の端部で少なくとも一部分が重複しない状
態で積層されたバックライト。 - 【請求項2】光拡散シ−トと直線状頂稜を持つ透光性材
料からなるシ−トとが導光板の光源側の端部に沿って少
なくとも1.5mmの間隔で重複しない部分を有するよう
に配置された請求項1記載のバックライト。 - 【請求項3】光拡散シ−トを直線状頂稜を有する透光性
材料からなるシ−トと導光板との間に配置した請求項1
又は2記載のバックライト。 - 【請求項4】光拡散シ−トと導光板とを空気層を介して
配置した請求項3記載のバックライト。 - 【請求項5】光拡散シ−トと直線状頂稜を有する透光性
材料からなるシ−トとを空気層を介して配置した請求項
1〜4いずれか記載のバックライト。 - 【請求項6】少なくとも光反射器の導光板出光面側端部
から前記直線状頂稜を持つ透光性材料からなるシ−トま
での間に光吸収性物質を配置した請求項1〜5いずれか
記載のバックライト。 - 【請求項7】光拡散シ−トが実質的に光反射器の導光板
出光面側端部に接触した状態である請求項1〜5いずれ
か記載のバックライト。 - 【請求項8】導光板出光面側端部の光反射器端部が配置
された部分に相対する導光板出光面とは反対側の部分が
空気層を介して光拡散反射板又はシ−トを配置した請求
項1〜7いずれか記載のバックライト。
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JP23686394A JP3500726B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | バックライト |
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---|---|---|---|
JP23686394A JP3500726B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | バックライト |
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JPH08101312A true JPH08101312A (ja) | 1996-04-16 |
JP3500726B2 JP3500726B2 (ja) | 2004-02-23 |
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JP23686394A Expired - Fee Related JP3500726B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | バックライト |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001081992A1 (fr) * | 2000-04-21 | 2001-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Illuminateur, affichage d'image comprenant cet illuminateur, television a cristaux liquide, ecran d'affichage a cristaux liquides et terminal d'informations a cristaux liquides |
KR100490328B1 (ko) * | 1998-07-20 | 2005-08-01 | 삼성전자주식회사 | 액정표시장치의 백라이트 유니트 |
JP2006133274A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Sony Corp | 液晶表示装置 |
US7990491B2 (en) | 2007-10-15 | 2011-08-02 | Hitachi Displays, Ltd. | Liquid crystal display device |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23686394A patent/JP3500726B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7133019B2 (en) | 2000-04-21 | 2006-11-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Illuminator, image display comprising the same, liquid crystal television, liquid crystal monitor, and liquid crystal information terminal |
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