JPH0799871B2 - Muse方式の音声復調装置 - Google Patents
Muse方式の音声復調装置Info
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- JPH0799871B2 JPH0799871B2 JP60151625A JP15162585A JPH0799871B2 JP H0799871 B2 JPH0799871 B2 JP H0799871B2 JP 60151625 A JP60151625 A JP 60151625A JP 15162585 A JP15162585 A JP 15162585A JP H0799871 B2 JPH0799871 B2 JP H0799871B2
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 産業上の利用分野 本発明は、MUSE方式のテレビジョン放送における音声情
報復調装置に関するものである。
報復調装置に関するものである。
従来の技術 現在、放送衛星などを利用する新テレビジョン放送サー
ビスの一つとしてMUSE方式が計画されている。
ビスの一つとしてMUSE方式が計画されている。
このMUSE方式は、従来画像信号と周波数分割多重方式で
送信していたアナログ音声信号を、ディジタル化したの
ち画像信号と時分割多重方式で送信するものである。
送信していたアナログ音声信号を、ディジタル化したの
ち画像信号と時分割多重方式で送信するものである。
すなわち、送信側では、アナログ信号をパルスコード変
調によってディジタル化したのち、16分の1程度に時間
軸圧縮し、これを各映像フィールド間の垂直ブランキン
グ期間内にバースト状に送信し、一方受信側では、時間
軸圧縮されたバースト状のディジタル信号を時間軸伸張
して連続的な音声信号に戻したのちアナログ信号に変換
するものである。
調によってディジタル化したのち、16分の1程度に時間
軸圧縮し、これを各映像フィールド間の垂直ブランキン
グ期間内にバースト状に送信し、一方受信側では、時間
軸圧縮されたバースト状のディジタル信号を時間軸伸張
して連続的な音声信号に戻したのちアナログ信号に変換
するものである。
さらに、MUSE方式では、画像信号はFM変調波として送出
され、時間軸圧縮されたディジタル音声信号は、画像信
号のFM変調に使用される搬送波(RFキャリア)を差動4
相位相変調したものとして送出される。このため、連続
した2ビットの音声データ対を作動変調したデータ対を
シンボルと称し、このシンボルという概念を用いてMUSE
方式の伝送フォーマットを規定している。
され、時間軸圧縮されたディジタル音声信号は、画像信
号のFM変調に使用される搬送波(RFキャリア)を差動4
相位相変調したものとして送出される。このため、連続
した2ビットの音声データ対を作動変調したデータ対を
シンボルと称し、このシンボルという概念を用いてMUSE
方式の伝送フォーマットを規定している。
すなわち、MUSE方式の伝送フォーマットは、第5図に示
すように、ライン番号と伝送サンプル番号で規定され、
各ラインは画像信号の1水平走査期間に該当し、各伝送
サンプルは1個のシンボルから成る。
すように、ライン番号と伝送サンプル番号で規定され、
各ラインは画像信号の1水平走査期間に該当し、各伝送
サンプルは1個のシンボルから成る。
44ライン目から始まり576ライン目で終わる画像情報の
第1のフィールドと、605ライン目から始まり最大の112
5ライン目を経て次の5ライン目で終わる画像情報の第
2のフィールドの間に存在する垂直ブランキング期間内
に、37ライン分の音声情報が送出される。また、画像情
報の第2のフィールドと次の第1のフィールドの間に存
在する垂直ブランキング期間内に38ライン分の音声情報
が送出される。各音声情報領域の1ラインには、480個
の伝送サンプルが割当てられる。
第1のフィールドと、605ライン目から始まり最大の112
5ライン目を経て次の5ライン目で終わる画像情報の第
2のフィールドの間に存在する垂直ブランキング期間内
に、37ライン分の音声情報が送出される。また、画像情
報の第2のフィールドと次の第1のフィールドの間に存
在する垂直ブランキング期間内に38ライン分の音声情報
が送出される。各音声情報領域の1ラインには、480個
の伝送サンプルが割当てられる。
画像情報の第1,第2のフィールドは、画像信号と関連の
制御信号で構成され、音声情報領域は音声信号と関連の
制御信号で構成される。
制御信号で構成され、音声情報領域は音声信号と関連の
制御信号で構成される。
音声情報領域の大きさが交互に37ライン分と38ライン分
となるのは、映像信号をも含めた全信号系の同期を図る
ためである。同じく同期の観点から、各音声情報領域の
伝送フォーマットには、15フィールドに1回の割合で周
期的に出現するリープフィールドとその間に14回連続し
て出現する非リープフィールドの2種類が存在する。
となるのは、映像信号をも含めた全信号系の同期を図る
ためである。同じく同期の観点から、各音声情報領域の
伝送フォーマットには、15フィールドに1回の割合で周
期的に出現するリープフィールドとその間に14回連続し
て出現する非リープフィールドの2種類が存在する。
非リープフィールドとリープフィールドの伝送フォーマ
ットは、第6図と第7図に示すように、最終ライン(43
番目と604番目)の伝送フォーマットだけが異なるだけ
で、他の全てのラインについては全く同一である。
ットは、第6図と第7図に示すように、最終ライン(43
番目と604番目)の伝送フォーマットだけが異なるだけ
で、他の全てのラインについては全く同一である。
すなわち、非リープフィールドもリープフィールドも、
最終ラインを除く各ラインは、伝送サンプル番号1から
18までのガード信号期間G1と、伝送サンプル番号19の導
入シンボル信号(RIS信号)期間と、伝送サンプル番号2
0から475までの音声信号期間と、伝送サンプル番号476
から480までのガード信号期間G2から構成される。
最終ラインを除く各ラインは、伝送サンプル番号1から
18までのガード信号期間G1と、伝送サンプル番号19の導
入シンボル信号(RIS信号)期間と、伝送サンプル番号2
0から475までの音声信号期間と、伝送サンプル番号476
から480までのガード信号期間G2から構成される。
ガード信号期間G1には、先行ラインの最終伝送サンプル
番号480のシンボルが連続的に送出される。ただし、各
バーストの先頭ライン(6又は568)では先行のバース
トの最終ライン(43又は604)の最終伝送サンプル番号4
80のシンボルが連続的に送出される。
番号480のシンボルが連続的に送出される。ただし、各
バーストの先頭ライン(6又は568)では先行のバース
トの最終ライン(43又は604)の最終伝送サンプル番号4
80のシンボルが連続的に送出される。
ガード信号期間G2には、そのライン上の音声信号の最終
の伝送サンプル番号475のシンボルが連続的に送出され
る。
の伝送サンプル番号475のシンボルが連続的に送出され
る。
さらに、RIS信号期間には、先行のライン上の音声信号
の最終の伝送サンプル番号475のシンボルと同一のシン
ボルが送出される。ただし、各バーストの先頭ライン
(6又は568)では先行のバーストの最終ライン(43又
は604)上の音声信号の最終伝送サンプル番号459又は45
5のシンボルと同一のシンボルが送出される。
の最終の伝送サンプル番号475のシンボルと同一のシン
ボルが送出される。ただし、各バーストの先頭ライン
(6又は568)では先行のバーストの最終ライン(43又
は604)上の音声信号の最終伝送サンプル番号459又は45
5のシンボルと同一のシンボルが送出される。
非リープフィールドの場合、最終ライン43又は604の音
声信号は伝送サンプル番号459で終了し、伝送サンプル
番号460から475までの期間にR信号が送出される。ガー
ド期間G2では、そのライン上の音声信号の最終の伝送サ
ンプル番号459のシンボルと同一のシンボルが連続的に
送出される。
声信号は伝送サンプル番号459で終了し、伝送サンプル
番号460から475までの期間にR信号が送出される。ガー
ド期間G2では、そのライン上の音声信号の最終の伝送サ
ンプル番号459のシンボルと同一のシンボルが連続的に
送出される。
また、リープフィールドの場合、最終ライン43又は604
の音声信号は伝送サンプル番号455で終了し、伝送サン
プル番号456から475までの期間に、R信号が送出され
る。ガード信号期間G2にはそのライン上の音声信号の最
終の伝送サンプル番号455のシンボルと同一のシンボル
が連続的に送出される。
の音声信号は伝送サンプル番号455で終了し、伝送サン
プル番号456から475までの期間に、R信号が送出され
る。ガード信号期間G2にはそのライン上の音声信号の最
終の伝送サンプル番号455のシンボルと同一のシンボル
が連続的に送出される。
上記最終ラインに挿入されるR信号のシンボル列は、後
続のフィールドが非リープフィールドであるかリープフ
ィールドであるかに応じて、それぞれ、0連続のデー
タ、又は1連続のデータに対応するものが送出される。
前述のように、リープフィールドは15フィールドに1回
の割合で周期的に出現するので、14番目の非リープフィ
ールドのR信号期間に、1連続のデータに対応する16個
のシンボル列が送出され、それ以外の非リープフィール
ドとリープフィールドのR信号期間では、0連続のデー
タに対応するシンボル列が送出される。
続のフィールドが非リープフィールドであるかリープフ
ィールドであるかに応じて、それぞれ、0連続のデー
タ、又は1連続のデータに対応するものが送出される。
前述のように、リープフィールドは15フィールドに1回
の割合で周期的に出現するので、14番目の非リープフィ
ールドのR信号期間に、1連続のデータに対応する16個
のシンボル列が送出され、それ以外の非リープフィール
ドとリープフィールドのR信号期間では、0連続のデー
タに対応するシンボル列が送出される。
以上説明した伝送フォーマットは、フィールド周波数が
60/1.001Hzの場合のものである。フィールド周波数が60
Hzの場合には、R信号の送出個数が非リープフィールド
で32シンボル、リープフィールドで36シンボルであり、
その他の点はフィールド周波数が60/1.001の場合と同様
である。
60/1.001Hzの場合のものである。フィールド周波数が60
Hzの場合には、R信号の送出個数が非リープフィールド
で32シンボル、リープフィールドで36シンボルであり、
その他の点はフィールド周波数が60/1.001の場合と同様
である。
上記MUSE方式の音声情報の復調装置として、第8図に示
すような構成が提案されている。
すような構成が提案されている。
入力端子INに供給された4相位相変調音声情報は、4相
位相復調回路1において音声情報のシンボル(p,q)の
列に変換されたのち、差動復調回路2で対応のデータビ
ット対(d1,d2)に変換され,さらに並列/直列変換回
路3において直列ビット列のデータdに変換される。直
列ビット列のデータdは、時間軸伸張回路4においてほ
ぼ16倍に時間軸伸張され、連続データDとなってBS−II
PCMデコーダ5に供給され、ここでアナログ音声信号に
変換されて出力端子OUTに供給される。
位相復調回路1において音声情報のシンボル(p,q)の
列に変換されたのち、差動復調回路2で対応のデータビ
ット対(d1,d2)に変換され,さらに並列/直列変換回
路3において直列ビット列のデータdに変換される。直
列ビット列のデータdは、時間軸伸張回路4においてほ
ぼ16倍に時間軸伸張され、連続データDとなってBS−II
PCMデコーダ5に供給され、ここでアナログ音声信号に
変換されて出力端子OUTに供給される。
発明が解決しようとする問題点 上記音声情報復調装置は、時間軸圧縮された音声信号と
関連の制御信号から成る音声情報を差動復調する構成で
あるから、差動復調を高速で行うことが必要になり、差
動復調回路が高価になるという問題がある。
関連の制御信号から成る音声情報を差動復調する構成で
あるから、差動復調を高速で行うことが必要になり、差
動復調回路が高価になるという問題がある。
発明の構成 問題点を解決するための手段 本発明の音声信号変調装置は、4相位相復調された音声
情報のシンボルから音声信号のシンボルだけを抽出しつ
つ時間軸伸張を行い、この時間軸伸張された音声信号の
シンボルを差動復調して音声信号の直列データ列に変換
することにより、低速で安価な差動復調回路を使用でき
るように構成されている。
情報のシンボルから音声信号のシンボルだけを抽出しつ
つ時間軸伸張を行い、この時間軸伸張された音声信号の
シンボルを差動復調して音声信号の直列データ列に変換
することにより、低速で安価な差動復調回路を使用でき
るように構成されている。
すなわち、本発明は、信号の前後関係に対応した変復調
が行われる差動変復調方式においても、制御信号とは独
立に音声信号だけを差動復調することが可能であること
に着目してなされたものであり、これによって復調回路
の低廉化が実現される。
が行われる差動変復調方式においても、制御信号とは独
立に音声信号だけを差動復調することが可能であること
に着目してなされたものであり、これによって復調回路
の低廉化が実現される。
以下、本発明の作用を実施例と共に詳細に説明する。
実施例 第1図は、本発明の一実施例に係わるMUSE方式の音声情
報復調回路の構成を示すブロック図である。
報復調回路の構成を示すブロック図である。
この音声情報復調装置は、4相位相復調回路11,音声シ
ンボル列時間軸伸張回路12,差動復調回路13,並列/直列
変換回路14,B4−II PCMデコーダー15,リープフィールド
判定回路16及びタイミング制御回路17から構成されてい
る。
ンボル列時間軸伸張回路12,差動復調回路13,並列/直列
変換回路14,B4−II PCMデコーダー15,リープフィールド
判定回路16及びタイミング制御回路17から構成されてい
る。
入力端子INに供給された4相位相変調音声情報は、4相
位相復調回路11において復調され、圧縮音声情報のシン
ボル(p,q)列に変換される。音声シンボル列時間軸伸
張回路12は、圧縮音声情報のシンボル列のうち圧縮音声
信号のシンボル列だけを抽出し、これを時間軸伸張す
る。時間軸伸張された音声情報のシンボル(P,Q)列
は、差動復調回路13で音声信号のデータ対(D1,D2)に
変換され、並列/直列変換回路14で直列データDとな
る。この直列データDは、BS−II PCMデコーダー15にお
いて、アナログ音声信号に変換され、出力端子OUTから
出力される。
位相復調回路11において復調され、圧縮音声情報のシン
ボル(p,q)列に変換される。音声シンボル列時間軸伸
張回路12は、圧縮音声情報のシンボル列のうち圧縮音声
信号のシンボル列だけを抽出し、これを時間軸伸張す
る。時間軸伸張された音声情報のシンボル(P,Q)列
は、差動復調回路13で音声信号のデータ対(D1,D2)に
変換され、並列/直列変換回路14で直列データDとな
る。この直列データDは、BS−II PCMデコーダー15にお
いて、アナログ音声信号に変換され、出力端子OUTから
出力される。
4相位相復調回路11から出力された制御情報中のR信号
は、リープフィールド判定回路16に供給される。タイミ
ング制御回路17は、このリープフィールド判定回路16に
おける判定結果と、図示しない画像情報系統から供給さ
れる各種の同期情報に基づいてこの音声信号復調装置内
の各回路にタイミング情報を供給する。
は、リープフィールド判定回路16に供給される。タイミ
ング制御回路17は、このリープフィールド判定回路16に
おける判定結果と、図示しない画像情報系統から供給さ
れる各種の同期情報に基づいてこの音声信号復調装置内
の各回路にタイミング情報を供給する。
第2図は、第1図の音声シンボル列時間軸伸張回路12の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
この音声シンボル列時間軸伸張回路は、音声シンボル中
のp信号の抽出とその時間軸伸張に関与する直列/並列
変換回路21,ラッチ回路22,RAM23及び並列/直列変換回
路24から成るp信号系統と、音声シンボル中のq信号の
抽出とその時間軸伸張に関与する直列/並列変換回路3
1,ラッチ回路32,RAM33及び並列/直列変換回路34から成
るq信号系統と、両信号系列に共通のアドレス発生回路
36とを備えている。
のp信号の抽出とその時間軸伸張に関与する直列/並列
変換回路21,ラッチ回路22,RAM23及び並列/直列変換回
路24から成るp信号系統と、音声シンボル中のq信号の
抽出とその時間軸伸張に関与する直列/並列変換回路3
1,ラッチ回路32,RAM33及び並列/直列変換回路34から成
るq信号系統と、両信号系列に共通のアドレス発生回路
36とを備えている。
4相位相復調回路11から音声信号のシンボル列が出力さ
れ始めると、これらは直列/並列変換回路に供給され
る。これと同期して、タイミング制御回路から直列/並
列変換回路21と31に供給されているシフト禁止信号INH
がハイからローに立下がり、直列/並列変換のためのシ
フト動作が可能となる。
れ始めると、これらは直列/並列変換回路に供給され
る。これと同期して、タイミング制御回路から直列/並
列変換回路21と31に供給されているシフト禁止信号INH
がハイからローに立下がり、直列/並列変換のためのシ
フト動作が可能となる。
音声シンボル列中のp信号列は、直列/並列変換回路21
において、タイミング制御回路35から供給される高速の
クロック信号CKHに同期してシフトされて8ビットの並
列p信号列に変換され、ラッチ回路22を経てRAM23に一
旦書込まれる。同様に、抽出された音声シンボル列中の
q信号列も、直列/並列変換回路31において高速のクロ
ック信号CKHに同期してシフトされて8ビットの並列q
信号列に変換され、ラッチ回路32を経てRAM33に一旦書
込まれる。上記RAM23と33への書込みは、1ワードずつ
所定周期で連続的に行われる。
において、タイミング制御回路35から供給される高速の
クロック信号CKHに同期してシフトされて8ビットの並
列p信号列に変換され、ラッチ回路22を経てRAM23に一
旦書込まれる。同様に、抽出された音声シンボル列中の
q信号列も、直列/並列変換回路31において高速のクロ
ック信号CKHに同期してシフトされて8ビットの並列q
信号列に変換され、ラッチ回路32を経てRAM33に一旦書
込まれる。上記RAM23と33への書込みは、1ワードずつ
所定周期で連続的に行われる。
4相位相復調回路11からの音声信号のシンボル列の出力
が終了すると同時に、タイミング制御回路から直列/並
列変換回路21と31に供給されているシフト禁止信号INH
がローからハイに立上がり、直列/並列変換のためのシ
フトが停止される。
が終了すると同時に、タイミング制御回路から直列/並
列変換回路21と31に供給されているシフト禁止信号INH
がローからハイに立上がり、直列/並列変換のためのシ
フトが停止される。
音声信号受信期間内における上記RAM23と33に対するワ
ード単位の書込みの合間を縫ってRAM23と33から、書込
み周期のほぼ16倍の周期でワード単位の低速読出しが行
われる。ただし、書込みと読出しが競合した場合には書
込みが優先され、1ワードの書込みが終了するのを待っ
て1ワードの読出しが行われる。
ード単位の書込みの合間を縫ってRAM23と33から、書込
み周期のほぼ16倍の周期でワード単位の低速読出しが行
われる。ただし、書込みと読出しが競合した場合には書
込みが優先され、1ワードの書込みが終了するのを待っ
て1ワードの読出しが行われる。
このようにして、RAM23から読出された1ワードのp信
号列は、並列/直列変換回路24において、タイミング制
御回路35から供給されるクロック信号CKHのほぼ16分の
1の速度の低速クロック信号CKLに同期してシフトさ
れ、16倍に時間軸伸張された直列P信号列となって後段
の差動復調回路13に供給される。
号列は、並列/直列変換回路24において、タイミング制
御回路35から供給されるクロック信号CKHのほぼ16分の
1の速度の低速クロック信号CKLに同期してシフトさ
れ、16倍に時間軸伸張された直列P信号列となって後段
の差動復調回路13に供給される。
同様に、RAM33から読出された1ワードのq信号列も、
並列/直列変換回路34において、低速クロック信号CKL
に同期してシフトされ、16倍に時間軸伸張された直列Q
信号列となって後段の差動復調回路13に供給される。
並列/直列変換回路34において、低速クロック信号CKL
に同期してシフトされ、16倍に時間軸伸張された直列Q
信号列となって後段の差動復調回路13に供給される。
時間軸伸張回路12の後段に配置される差動復調回路13
は、第3図に示すように、modulo4の減算回路と1シン
ボル分の遅延回路から構成される。
は、第3図に示すように、modulo4の減算回路と1シン
ボル分の遅延回路から構成される。
新たなシンボルSn(P,Q)と直前のシンボルSn-1(P′,
Q′)についてmodulo4の減算が行われ、データビット対
Dn(D1,D2)に復元される。
Q′)についてmodulo4の減算が行われ、データビット対
Dn(D1,D2)に復元される。
すなわち、新たなシンボルSn(P,Q),直前のシンボルS
n-1(P′,Q′)及びデータビット対Dn(D1,D2)の関係
は、第4図に示すものとなる。ただし、シンボルはグレ
イコードで表現されており、 「0」=(0,0),「1」=(0,1) 「2」=(1,0),「3」=(1,1) である。
n-1(P′,Q′)及びデータビット対Dn(D1,D2)の関係
は、第4図に示すものとなる。ただし、シンボルはグレ
イコードで表現されており、 「0」=(0,0),「1」=(0,1) 「2」=(1,0),「3」=(1,1) である。
このように差動復調されたデータビット対は後段の並列
/直列変換回路14で音声信号の直列ビット列Dとなり、
BS−II PCMデコーダー15に供給される。
/直列変換回路14で音声信号の直列ビット列Dとなり、
BS−II PCMデコーダー15に供給される。
上述のように、制御信号と音声信号とで構成されるシン
ボル列から音声信号のシンボル列だけを抽出し、これを
時間軸伸張したものから差動復調を行ってもなんらの不
都合も生じない。
ボル列から音声信号のシンボル列だけを抽出し、これを
時間軸伸張したものから差動復調を行ってもなんらの不
都合も生じない。
これは、フィールド内の最初のライン6又は568につい
てはRIS信号のシンボルが先行フィールドの最終ライン4
3又は604の最終音声信号のシンボルと等しく、またフィ
ールド内の最初のライン以外のラインについてはRIS信
号のシンボルがフィールド内の先行ラインの最終音声信
号のシンボルと等しいからである。すなわち、先行フィ
ールド又はラインの最終音声信号のシンボルと次のライ
ンの最初の音声信号のシンボルとで差動復調を行うこと
は、RIS信号のシンボルとそのラインの最初の音声信号
のシンボルとで差動復調を行うことに他ならないからで
ある。
てはRIS信号のシンボルが先行フィールドの最終ライン4
3又は604の最終音声信号のシンボルと等しく、またフィ
ールド内の最初のライン以外のラインについてはRIS信
号のシンボルがフィールド内の先行ラインの最終音声信
号のシンボルと等しいからである。すなわち、先行フィ
ールド又はラインの最終音声信号のシンボルと次のライ
ンの最初の音声信号のシンボルとで差動復調を行うこと
は、RIS信号のシンボルとそのラインの最初の音声信号
のシンボルとで差動復調を行うことに他ならないからで
ある。
発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明に係わるMUSE方式の
音声復調装置は、4相位相復調された音声情報のシンボ
ルから音声信号のシンボルだけを抽出しつつ時間軸伸張
を行い、この時間軸伸張された音声信号のシンボルを差
動復調して音声信号の直列データ列に変換する構成であ
るから、低速で安価な差動復調回路を使用できるという
効果が奏される。
音声復調装置は、4相位相復調された音声情報のシンボ
ルから音声信号のシンボルだけを抽出しつつ時間軸伸張
を行い、この時間軸伸張された音声信号のシンボルを差
動復調して音声信号の直列データ列に変換する構成であ
るから、低速で安価な差動復調回路を使用できるという
効果が奏される。
第1図は本発明の一実施例に係わるMUSE方式の音声復調
装置の構成を示す機能ブロック図,第2図は第1図の時
間軸伸張回路12の構成を示す回路図,第3図は第1図の
差動復調回路の構成を示す機能ブロック図,第4図は第
3図の差動復調回路の作用を説明するための概念図,第
5図乃至第7図はMUSE方式の伝送フォーマット図,第8
図は従来の音声復調装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。 11……4相位相復調回路,12……時間軸伸張回路,13……
差動復調回路,14……並列/直列変換回路,15……BS−II
デコーダー,16……リープフィールド判定回路,17……タ
イミング制御回路,21,31……直列/並列変換回路,22,32
……ラッチ回路,23,33……RAM,34……並列/直列変換回
路,35……タイミング制御回路,36……アドレス発生回
路。
装置の構成を示す機能ブロック図,第2図は第1図の時
間軸伸張回路12の構成を示す回路図,第3図は第1図の
差動復調回路の構成を示す機能ブロック図,第4図は第
3図の差動復調回路の作用を説明するための概念図,第
5図乃至第7図はMUSE方式の伝送フォーマット図,第8
図は従来の音声復調装置の構成を示す機能ブロック図で
ある。 11……4相位相復調回路,12……時間軸伸張回路,13……
差動復調回路,14……並列/直列変換回路,15……BS−II
デコーダー,16……リープフィールド判定回路,17……タ
イミング制御回路,21,31……直列/並列変換回路,22,32
……ラッチ回路,23,33……RAM,34……並列/直列変換回
路,35……タイミング制御回路,36……アドレス発生回
路。
フロントページの続き (72)発明者 大塚 吉道 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 和泉 吉則 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 合志 清一 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】MUSE方式の音声情報と関連の制御情報とを
4相位相復調して各々のシンボル列に変換する位相復調
手段と、 変換された制御シンボル列を判定するリープフィールド
判定手段と、 変換された音声シンボル列を時間軸伸張する時間軸伸張
手段と、 時間軸伸張された音声シンボル列をパルスコード復号す
る復号手段とを備えたことを特徴とするMUSE方式の音声
復調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60151625A JPH0799871B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | Muse方式の音声復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60151625A JPH0799871B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | Muse方式の音声復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213177A JPS6213177A (ja) | 1987-01-21 |
JPH0799871B2 true JPH0799871B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=15522631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60151625A Expired - Lifetime JPH0799871B2 (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | Muse方式の音声復調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0799871B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2635388B2 (ja) * | 1988-10-24 | 1997-07-30 | 松下電器産業株式会社 | 音声信号復調回路 |
US6002536A (en) | 1990-07-06 | 1999-12-14 | Hitachi Ltd. | Digital transmission signal processing system and recording/reproducing system |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP60151625A patent/JPH0799871B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213177A (ja) | 1987-01-21 |
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