JPH0799776A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0799776A
JPH0799776A JP5241660A JP24166093A JPH0799776A JP H0799776 A JPH0799776 A JP H0799776A JP 5241660 A JP5241660 A JP 5241660A JP 24166093 A JP24166093 A JP 24166093A JP H0799776 A JPH0799776 A JP H0799776A
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circuit
voltage
power supply
turned
resistor
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JP5241660A
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Masashi Nakajima
真史 中島
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 BS・CS留守録時に、音声出力回路用電源
電圧(Sound Vcc)の跳ね上がりを抑えること。 【構成】 音声出力回路用電源電圧(Sound Vc
c)ラインとBS・CS回路用電源電圧(Low B)
ライン間に、抵抗21を接続すると共に、この抵抗接続
をオン,オフするためのスイッチ回路22を直列に接続
し、受像機の動作モードがBS・CS留守録の時にスイ
ッチ回路22をオンにして抵抗21が接続されるように
する。抵抗21に流れる電流分、電源電圧(Sound
Vcc)ラインの負荷が重くなり、かつその電流分、電
源電圧(Low B)の巻線2dの負荷が軽くなるた
め、音声出力回路用電源電圧(Sound Vcc)の跳
ね上がりを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーテレビジョン受像
機等に使用される電源回路に係り、特に放送衛星(B
S)及び通信衛星(CS)による衛星放送を受信するた
めの回路(以下、BS・CS回路という)を内蔵したカ
ラーテレビジョン受像機において、1つのスイッチング
電源回路から偏向回路用電源電圧,BS・CS回路用電
源電圧及び音声出力回路用電源電圧を供給する場合に、
受像機の動作モードをBS・CS留守録画モードにした
時(画面を消してBS・CS放送を録画するモードであ
り、以下、BS・CS留守録時という)に、音声出力回
路用電源電圧が跳ね上がり定格電圧を越えてしまうのを
防止するようにした電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、BS・CS回路を内蔵したカラー
テレビジョン受像機においては、1つのスイッチング電
源回路から偏向回路用電源電圧(+B),BS・CS回
路用電源電圧(Low B)及び音声出力回路用電源電
圧(Sound Vcc)を供給する方式のものがある。
【0003】図2は、このような方式の電源回路を示し
ている。図2において、入力端子1には交流電源電圧を
直流化した整流電圧Vccinが供給されるようになってい
る。この入力端子1には電圧変換用トランス2の1次巻
線2aの一端が接続しており、トランス2の1次巻線2
aの他端は、スイッチングトランジスタ3のコレクタ・
エミッタ路を通して基準電位点(グランド)に接続して
いる。トランジスタ3はそのベースに接続した制御回路
4からのスイッチングパルスにてオン,オフ制御される
ようになっている。トランス2の2次側には、4つの2
次巻線2b〜2eが巻線されている。2次巻線2bの両
端には、整流ダイオード5と平滑コンデンサ6から成る
整流平滑回路が接続され、その出力端子7には音声出力
回路用電源電圧(Sound Vcc)が得られる。2次
巻線2cの両端には、リレー8のスイッチ接点8aを通
して、整流ダイオード9と平滑コンデンサ10から成る
整流平滑回路が接続され、その出力端子11には偏向回
路用電源電圧(+B)が得られる。2次巻線2dの両端
には、整流ダイオード12と平滑コンデンサ13から成
る整流平滑回路が接続され、その出力端子14にはBS
・CS回路用電源電圧(Low B)が得られると共
に、この電源電圧(Low B)はフォトカプラ20の
発光ダイオード20aのアノードに駆動電圧として供給
されるようになっている。2次巻線2eの両端には、整
流ダイオード15と平滑コンデンサ16から成る整流平
滑回路が接続され、その出力端の電圧は駆動電圧として
制御回路4及びフォトカプラ20のフォトトランジスタ
20bのコレクタに供給されるようになっている。
【0004】そして、出力端子11と基準電位点間に
は、電圧(+B)と基準電圧との誤差を検出する誤差増
幅器17が接続され、誤差増幅器17からの誤差電圧は
前記フォトカプラ20の発光ダイオード20aのカソー
ドに供給されるようになっている。また、出力端子14
と基準電位点間には、電圧(Low B)と基準電圧と
の誤差を検出する誤差増幅器18が接続され、誤差増幅
器18からの誤差電圧は前記フォトカプラ20の発光ダ
イオード20aのカソードに供給されるようになってい
る。
【0005】前記誤差増幅器17,18にはそれぞれそ
れらの動作をオン,オフ制御するための制御端子17
a,18aが配設され、これらの制御端子17a,18
aには制御信号入力端子19から制御信号が供給される
ようになっている。制御信号入力端子19には、図示し
ないマイコン等の制御手段から、この電源回路が使用さ
れる受像機の動作モードに対応した制御信号が入力さ
れ、前記誤差増幅器17,18だけでなく前記リレー8
の励磁コイル8bにも同時に供給されるようになってい
る。リレー8と誤差増幅器17とは、同時にオン,オフ
するように制御される。
【0006】フォトカプラ20において、発光ダイオー
ド20aのカソードに入力される誤差増幅器17又は1
8からの誤差信号は光結合でフォトトランジスタ20b
のエミッタに出力され、この誤差信号の値に応じて前記
制御回路4はスイッチングトランジスタ3のベースに供
給するオンパルスの周期を負帰還制御し、2次側出力電
圧を安定化させるようにしている。
【0007】このように構成された電源回路では、受像
管(CRTと記す)による通常の受像時(通常の動作モ
ードであり、以下、通常のCRT受像時という)には、
マイコン等からの制御信号によりリレー8をオンさせ、
誤差増幅器17を動作させ、誤差増幅器18の動作を停
止させるようにし、電圧(+B)の検出を行い、トラン
ス2の1次側のスイッチングトランジスタ3のベースに
フィードバックして2次側出力電圧を安定化させる。
【0008】動作モードをBS・CSの留守録とした時
には、リレー8をオフして電圧(+B)の供給を停止
し、誤差増幅器17の動作を停止させ、誤差増幅器18
を動作させ、電圧(Low B)の検出を行い、トラン
ス2の1次側のスイッチングトランジスタ3のベースに
フィードバックして2次側出力電圧を安定化させる。
【0009】このような電源回路では、通常のCRT受
像時の音声出力回路用電源電圧(Sound Vcc)ラ
インからのクロスレギュレーション(混入による電圧変
動率)を良くするために、トランス2の音声出力回路用
電源電圧(Sound Vcc)ラインの巻線2bと、電
圧検出を行っている巻線2c又は2dとの結合を弱くし
ているために、BS・CS留守録時には、音声出力回路
用電源電圧(Sound Vcc)が跳ね上がってしま
う。これは、次のような理由による。
【0010】BS・CS留守録時には、音声出力回路用
電源電圧(Sound Vcc)ラインの負荷は、音声出
力回路の動作がオフ(即ち、ミュート状態)とされるた
め、大変軽く、かつ、電源電圧(+B)の巻線2cがオ
ープンになることにより、スイッチング動作におけるダ
ンピング効果が低下して、リーケージスパイク電圧が大
きくなり、負荷が軽くかつ電圧検出を行っている巻線2
dとの結合の弱い電源電圧(Sound Vcc)は、整
流平滑回路(5,6)でピーク整流されることにより、
電圧が跳ね上がってしまう。特に、電圧検出を行う電源
電圧(LowB)の負荷が重くなると、クロスレギュレ
ーションにより跳ね上がりが大きくなり、集積回路(I
C)化された音声出力回路の定格電圧以上になってしま
うという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の電
源回路では、BS・CS留守録時に音声出力回路用電源
電圧(Sound Vcc)が跳ね上がってしまうという
欠点があった。
【0012】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、BS
・CS留守録時に音声出力回路用電源電圧(Sound
Vcc)の跳ね上がりを抑えることができる電源回路を
提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる電源回路は、直流電源からの電圧を1次側巻線に供
給し、スイッチング素子を用いて交流化し、2次側に電
圧変換された交流電圧を出力するトランスと、このトラ
ンスの2次側に設けた第1の巻線に発生した交流電圧を
整流し第1の負荷回路に供給する第1の直流化回路と、
前記トランスの2次側に設けた第2の巻線に発生した交
流電圧を整流し第2の負荷回路に供給する第2の直流化
回路と、前記トランスの2次側に設けた第3の巻線に発
生した交流電圧を整流し第3の負荷回路に供給する第3
の直流化回路と、前記第2の直流化回路の動作をオン,
オフする第1のスイッチ手段と、前記第2の直流化回路
の出力電圧を第1の基準電圧と比較し、その誤差を検出
して1次側の前記スイッチング素子のオン期間をフィー
ドバック制御する第1のフィードバック制御手段と、前
記第3の直流化回路の出力電圧を第2の基準電圧と比較
し、その誤差を検出して1次側の前記スイッチング素子
のオン期間をフィードバック制御する第2のフィードバ
ック制御手段と、前記第1の直流化回路の出力ラインと
前記第3の直流化回路の出力ライン間に接続した抵抗と
第2のスイッチ手段から成る直列回路と、第1,第2の
動作モードに対応した制御信号を発生するものであっ
て、第1の動作モード時には、前記第1のスイッチ手段
をオン、前記第1のフィードバック制御手段の動作をオ
ンにし、前記第2のスイッチ手段をオフ、前記第2のフ
ィードバック制御手段の動作をオフにするよう制御し、
第2の動作モード時には、前記第1のスイッチ手段をオ
フ、前記第1のフィードバック制御手段の動作をオフに
し、前記第2のスイッチ手段をオン、前記第2のフィー
ドバック制御手段の動作をオンにし、かつ前記第1の負
荷回路の動作をオフにするよう制御する制御手段とを具
備したものである。
【0014】
【作用】上記構成においては、第1の直流化回路(例え
ば音声出力回路用電源)の出力ラインと第3の直流化回
路(例えばBS・CS回路用電源)の出力ライン間に、
抵抗と第2のスイッチ手段の直列回路を設けたので、第
1の動作モード(例えば通常のCRT受像時)から第2
の動作モード(例えばBS・CS留守録時)に切り換え
た時に第2のスイッチ手段をオンにして第1,第3の直
流化回路間に前記抵抗が接続されるようにし、この抵抗
に流れる電流分、第1の直流化回路(音声出力回路用電
源)の負荷が重くなり、かつその電流分、トランス2次
側の第3の巻線(BS・CS回路用電源の巻線)の負荷
が軽くなるため、第1の直流化回路(音声出力回路用電
源)の電圧の跳ね上がりを抑えることができる。
【0015】具体例で言えば、BS・CS留守録時に、
音声出力回路用電源ラインの負荷が重くなることと、B
S・CS回路用電源の負荷が軽くなることの2つの効果
によって、音声出力回路用電源電圧(Sound Vc
c)の跳ね上がりを抑えることができる。また、接続す
る前記抵抗においても、単に音声出力回路用電源電圧
(Sound Vcc)ラインと基準電位点(グランド)
間に抵抗を接続して同じ電流をグランドに引いた場合よ
りも、電圧の跳ね上がりを抑える効果は大きく、かつ抵
抗にかかる電圧,電流とも小さくなるため、定格の小さ
いものが使用できる。
【0016】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の電源回路を示す回路図である。
図2と同一部分には同一符号を付して説明する。
【0017】図1において、入力端子1には図示しない
直流電源からの電圧Vccinが供給され、この電圧Vccin
を電圧変換用トランス2の1次側巻線2aの一端に供給
し、1次側巻線2aの他端に接続したスイッチングトラ
ンジスタ3を用いて電圧Vccinを交流化し、トランス2
の2次側に電圧変換された交流電圧を出力する。このト
ランス2の2次側には、第1,第2,第3,第4の巻線
2b,2c,2d,2eが設けられている。第1の巻線
2bに発生した交流電圧は、整流ダイオード5と平滑コ
ンデンサ6から成る第1の整流平滑回路で整流され、出
力端子7から図示しない音声出力回路に供給される。第
2の巻線2cに発生した交流電圧は、整流ダイオード9
と平滑コンデンサ10から成る第2の整流平滑回路で整
流され、出力端子11から図示しない偏向回路に供給さ
れる。第2の整流平滑回路には、その動作をオン,オフ
するリレー8のスイッチ接点8aが設けられている。第
3の巻線2dに発生した交流電圧は、整流ダイオード1
2と平滑コンデンサ13から成る第3の整流平滑回路で
整流され、出力端子14から図示しないBS・CS回路
に供給される。第4の巻線2eに発生した交流電圧は、
整流ダイオード15と平滑コンデンサ16から成る第4
の整流平滑回路で整流され、出力端から駆動源として制
御回路4及びフォトカプラ20に供給されるようになっ
ている。
【0018】前記リレー8がオンしている時(動作モー
ドが通常のCRT受像時)は、前記第2の整流平滑回路
の出力電圧は、誤差増幅器17にて第1の基準電圧と比
較され、その誤差信号はフォトカプラ20を通して制御
回路4に伝達され、制御回路4は誤差信号に基づいてス
イッチングパルスのオン期間を可変して1次側の前記ス
イッチングトランジスタ3のオン期間をフィードバック
制御できるようになっている。これによって2次側出力
電圧が安定化されるようになっている。誤差増幅器1
7,フォトカプラ20及び制御回路4は、第1のフィー
ドバック制御手段を構成している。なお、フォトカプラ
20は、発光ダイオード20aとフォトトランジスタ2
0bから構成されている。
【0019】また、前記リレー8がオフしている時(動
作モードがBS・CS留守録時)は、前記第3の整流平
滑回路の出力電圧は、誤差増幅器18にて第2の基準電
圧と比較され、その誤差信号は前記フォトカプラ20を
通して制御回路4に伝達され、制御回路4は誤差信号に
基づいてスイッチングパルスのオン期間を可変して1次
側の前記スイッチングトランジスタ3のオン期間をフィ
ードバック制御できるようになっている。これによって
2次側出力電圧が安定化されるようになっている。誤差
増幅器18,フォトカプラ20及び制御回路4は、第2
のフィードバック制御手段を構成している。
【0020】前記第1の整流平滑回路の出力ラインと前
記第3の整流平滑回路の出力ライン間には、抵抗21を
接続し、かつこの抵抗21の挿入をオン,オフするため
のスイッチ回路22が直列に設けられている。
【0021】制御信号入力端子19には図示しないマイ
コン等の制御手段から受像機の第1,第2の動作モード
に対応した制御信号が入力されるようになっている。こ
の制御信号は誤差増幅器17,18の各制御端子17
a,18aに供給されると共に、リレー8の励磁コイル
8b及びスイッチ回路22の制御端子に供給されるよう
になっている。誤差増幅器17,18は同じ制御信号が
供給された時、一方がオンし他方がオフするようになっ
ている。マイコン等の制御手段は、第1の動作モード時
(通常のCRT受像時)には、前記リレー8をオン、前
記誤差増幅器17の動作をオンにし、前記スイッチ回路
22をオフ、前記誤差増幅器18の動作をオフにする制
御信号を発生し、第2の動作モード時(BS・CS留守
録時)には、前記リレー8をオフ、前記誤差増幅器17
の動作をオフにし、前記スイッチ回路22をオン、前記
誤差増幅器18の動作をオンにし、かつ前記音声出力回
路の動作をオフにする制御信号を発生する。
【0022】図1の実施例において、図2の従来回路と
異なる点は、音声出力回路用電源電圧(Sound V
cc)の出力ラインとBS・CS回路用電源電圧(Low
B)の出力ライン間を、抵抗21とスイッチ回路22
の直列回路で接続したことである。スイッチ回路22に
ついては、リレー8,誤差増幅器17,18と同様に制
御信号入力端子19からの受像機の動作モードに対応し
た制御信号によって制御され、通常のCRT受像時はオ
フし、BS・CS留守録時はオンするようになってい
る。従って、BS・CS留守録時のみ、抵抗21が2つ
の電源出力ライン間に接続されるようになっている。そ
の他の構成は、図2と同様である。
【0023】このように構成された電源回路では、動作
モードが通常のCRT受像時には、マイコン等からの制
御信号によりリレー8をオンさせ、誤差増幅器17を動
作させ、誤差増幅器18の動作を停止させるようにし、
電源電圧(+B)の検出を行い、トランス2の1次側の
スイッチングトランジスタ3のベースにフィードバック
して2次側出力電圧を安定化させる。
【0024】動作モードをBS・CSの留守録とした時
には、リレー8をオフして電源電圧(+B)の供給を停
止し、誤差増幅器17の動作を停止させ、誤差増幅器1
8を動作させ、電源電圧(Low B)の検出を行い、
トランス2の1次側のスイッチングトランジスタ3のベ
ースにフィードバックして2次側出力電圧を安定化させ
る。しかも、BS・CS留守録時は、出力端子7に接続
した音声出力回路の動作がオフ(即ち、ミュート状態)
とされる。
【0025】更に、本実施例では、抵抗21とスイッチ
回路22の直列回路を付加することにより、BS・CS
留守録時には、スイッチ回路22がオンすることによ
り、電源電圧(Sound Vcc)の出力ラインより抵
抗21を通して電源電圧(Low B)の出力ラインに
電流aが流れる。電流aは、以下の式の通りである。
【0026】電流a={電源電圧(Sound Vcc)
− 電源電圧(Low B)}÷(抵抗21の抵抗値) これにより、電源電圧(Sound Vcc)ラインの整
流平滑回路(5,6)にとっては、電流aの分だけ負荷
が重くなり、電源電圧(Sound Vcc)の跳ね上が
りを抑え、かつ、電源電圧(Low B)ラインの整流
平滑回路(12,13)にとっては、電流bは一定であ
るので、電流aの分だけ負荷が軽くなり、電圧検出を行
っている電源電圧(Low B)の巻線2dの負荷が軽
くなることによっても、電源電圧(Sound Vcc)
の跳ね上がりを抑えるという相乗効果を得られる。電源
電圧(Sound Vcc)ラインの電圧の跳ね上がりを
抑えられる結果、音声出力回路の定格電圧を越えること
が無くなり、音声出力回路を保護することができる。
【0027】また、追加する抵抗21においても、損失
は 電圧×電流 であり、単に電源電圧(Sound V
cc)ラインと基準電位点(グランド)間に抵抗を追加し
て同じ電流を引いた場合よりも、跳ね上がりを抑える効
果が大きく、かつ抵抗21にかかる電圧が小さいので、
抵抗21として定格の小さいものが使用できる。
【0028】なお、通常のCRT受像時は、電源電圧
(+B)の巻線(負荷電力の大きい巻線)があるため、
スイッチング動作におけるダンピング効果(しかも音声
出力回路は動作状態にあり負荷が重くなる)により、電
源電圧(Sound Vcc)の跳ね上がりは少なく、抵
抗21は不要である。従って、通常のCRT受像時に
は、スイッチ回路22にて抵抗21の接続をオフにする
ことで、無駄な損失を生じることがない。
【0029】尚、上記実施例では、カラーテレビジョン
受像機の電源回路について説明したが、本発明の電源回
路はカラーテレビジョン受像機のものでなくても良いこ
とは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、BS
・CS留守録時の音声出力回路用電源電圧(Sound
Vcc)の跳ね上がりを抑え、かつ、使用する抵抗の定
格も小さいもので済む。また、通常のCRT受像時に
は、スイッチ回路にて、抵抗接続をオープンとするた
め、無駄な損失がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電源回路を示す回路
図。
【図2】従来の電源回路を示す回路図。
【符号の説明】
1…直流電源からの電圧入力端子 2…電圧変換用トランス 2a…1次巻線 2b,2c,2d,2e…2次巻線 3…スイッチングトランジスタ 4…制御回路 5,9,12,15…整流ダイオード 6,10,13,16…平滑コンデンサ 7…音声出力回路用電源電圧の出力端子 8…リレー 8a…リレーのスイッチ接点 11…偏向回路用電源電圧の出力端子 14…BS・CS回路用電源電圧の出力端子 17,18…誤差増幅器 19…制御信号入力端子 21…抵抗 22…スイッチ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源からの電圧を1次側巻線に供給
    し、スイッチング素子を用いて交流化し、2次側に電圧
    変換された交流電圧を出力するトランスと、 このトランスの2次側に設けた第1の巻線に発生した交
    流電圧を整流し第1の負荷回路に供給する第1の直流化
    回路と、 前記トランスの2次側に設けた第2の巻線に発生した交
    流電圧を整流し第2の負荷回路に供給する第2の直流化
    回路と、 前記トランスの2次側に設けた第3の巻線に発生した交
    流電圧を整流し第3の負荷回路に供給する第3の直流化
    回路と、 前記第2の直流化回路の動作をオン,オフする第1のス
    イッチ手段と、 前記第2の直流化回路の出力電圧を第1の基準電圧と比
    較し、その誤差を検出して1次側の前記スイッチング素
    子のオン期間をフィードバック制御する第1のフィード
    バック制御手段と、 前記第3の直流化回路の出力電圧を第2の基準電圧と比
    較し、その誤差を検出して1次側の前記スイッチング素
    子のオン期間をフィードバック制御する第2のフィード
    バック制御手段と、 前記第1の直流化回路の出力ラインと前記第3の直流化
    回路の出力ライン間に接続した抵抗と第2のスイッチ手
    段から成る直列回路と、 第1,第2の動作モードに対応した制御信号を発生する
    ものであって、第1の動作モード時には、前記第1のス
    イッチ手段をオン、前記第1のフィードバック制御手段
    の動作をオンにし、前記第2のスイッチ手段をオフ、前
    記第2のフィードバック制御手段の動作をオフにするよ
    う制御し、第2の動作モード時には、前記第1のスイッ
    チ手段をオフ、前記第1のフィードバック制御手段の動
    作をオフにし、前記第2のスイッチ手段をオン、前記第
    2のフィードバック制御手段の動作をオンにし、かつ前
    記第1の負荷回路の動作をオフにするよう制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とする電源回路。
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