JPH0799722A - 突入電流抑圧回路 - Google Patents

突入電流抑圧回路

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Publication number
JPH0799722A
JPH0799722A JP23940593A JP23940593A JPH0799722A JP H0799722 A JPH0799722 A JP H0799722A JP 23940593 A JP23940593 A JP 23940593A JP 23940593 A JP23940593 A JP 23940593A JP H0799722 A JPH0799722 A JP H0799722A
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JP
Japan
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phase
load
timer
inrush current
signal
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Withdrawn
Application number
JP23940593A
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English (en)
Inventor
Shigeru Waratani
茂 藁谷
Shozo Sato
昌三 佐藤
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 突入電流の抑圧及び急峻な電圧変動の防止を
図り、無瞬断にて負荷電力の増減を行う。 【構成】 検出部1は三相交流電圧と位相とを検出し、
その検出信号を判定部2に出力する。判定部2はその検
出信号を基に外部からのオン制御信号またはオフ制御信
号が入力されたときの零位相を判定し、その判定信号を
制御部4に出力する。制御部4はその判定信号が入力さ
れると制御信号をタイマ部3に出力する。タイマ部3は
外部からのオン制御信号入力時に、リセットタイマ3
a,3bを動作させて負荷5を単相運転し、予め設定し
た所定時間後にセットタイマ3cを動作させて負荷5を
三相運転する。タイマ部3は外部からのオフ制御信号入
力時にセットタイマ3cを動作させて負荷5を単相運転
し、予め設定した所定時間後にリセットタイマ3a,3
bを動作させて負荷5への電源を断とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は突入電流抑圧回路に関
し、特に三相トランスの励磁電流による突入電流を抑圧
する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、突入電流抑圧回路においては、図
3に示すように、電源をオンしたときに一定時間リレー
部7の抵抗7a,7b,7cを介して負荷(三相トラン
ス)8に電源を供給することで、起動時に発生する突入
電流を抵抗7a,7b,7cによって抑圧している。
【0003】すなわち、突入電流抑圧回路の制御部6は
外部からの制御信号によって電源オンが指示されると、
リレー部7の各リレー7d,7e,7fをオフ制御する
ことで、電源がリレー部7の抵抗7a,7b,7cを介
して負荷8に供給されるように制御する。
【0004】制御部6は電源が一定時間リレー部7の抵
抗7a,7b,7cを介して負荷8に供給されるように
すると、各リレー7d,7e,7fをオン制御し、リレ
ー接点7g,7h,7jで抵抗7a,7b,7cの両端
を短絡する。よって、負荷8には抵抗7a,7b,7c
を介することなく、電源が供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の突入電
流抑圧回路では、電源オン時から一定時間が経過すると
リレーを動作させてリレー接点で抵抗の両端を短絡して
いるので、負荷に印加電圧の最大値が入力されると、鉄
心入りインダクタンスに電流が流れ、電流と鉄心中に生
じる磁束との間に飽和及びヒステリシスを伴った非直線
特性が生じる。
【0006】この場合、印加電圧が大きいと磁束の値も
大きくなって鉄心の飽和点に達し、ひずみ波励磁電流も
急激に大きくなって過大な突入電流を発生させ、急峻な
電圧変動を起こし、機器の制御動作を不安定にするとい
う欠点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は上記欠点を除去
し、突入電流の抑圧及び急峻な電圧変動の防止を図るこ
とができ、無瞬断にて負荷電力の増減を行うことができ
る突入電流抑圧回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による突入電流抑
圧回路は、三相トランスの励磁電流によって発生する突
入電流を抑圧する突入電流抑圧回路であって、外部から
起動信号が入力されたときに前記三相トランスの単相運
転を予め設定した時間行った後に前記三相トランスの三
相運転を行うよう制御する制御手段を備えている。
【0009】また、本発明による他の突入電流抑圧回路
は、三相トランスの励磁電流によって発生する突入電流
を抑圧する突入電流抑圧回路であって、外部から切断信
号が入力されたときに前記三相トランスの単相運転を予
め設定した時間行った後に前記三相トランスの運転を断
とするよう制御する制御手段を備えている。
【0010】さらに、本発明による別の突入電流抑圧回
路は、三相トランスの励磁電流によって発生する突入電
流を抑圧する突入電流抑圧回路であって、外部から起動
信号が入力されたときに前記三相トランスの単相運転を
予め設定した時間行った後に前記三相トランスの三相運
転を行うよう制御する第1の制御手段と、外部から切断
信号が入力されたときに前記三相トランスの単相運転を
予め設定した時間行った後に前記三相トランスの運転を
断とするよう制御する第2の制御手段とを備えている。
【0011】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、検出部1は三相交流電圧と
位相とを検出し、その検出信号を位相判定レベルまで増
幅して判定部2に出力する。
【0013】判定部2は検出部1からの検出信号を基に
外部からのオン制御信号またはオフ制御信号が入力され
たときの零位相を判定し、その判定信号を制御部4に出
力する。制御部4は判定部2から判定信号が入力される
と、零位相でタイマ部3を起動するための制御信号をタ
イマ部3に出力する。
【0014】タイマ部3は外部からのオン制御信号入力
時に、まずリセットタイマ3a,3bを動作させて負荷
(三相トランス)5を単相運転し、予め設定した所定時
間後にセットタイマ3cを動作させて負荷5を三相運転
する。
【0015】また、タイマ部3は外部からのオフ制御信
号入力時に、まずセットタイマ3cを動作させて負荷5
を単相運転し、予め設定した所定時間後にリセットタイ
マ3a,3bを動作させて負荷5への電源を断とする。
【0016】図2は図1のタイマ部3のオンオフ制御シ
ーケンスを示す図である。これら図1及び図2を用いて
本発明の一実施例の動作について説明する。
【0017】タイマ部3では外部から判定部2にオン制
御信号が入力された場合、制御部4からの制御信号が入
力されるとリセットタイマ3a,3bが動作し、接点3
d,3eが閉じるので、負荷(三相トランス)5に電源
が供給される。これによって、負荷5では単相運転が行
われる。
【0018】このとき、負荷5のg相及びh相には夫々
gh間の電圧Vghの1/2ずつが印加される。g相の電
圧がVgj=Vgh/2、すなわち線間電圧×cos30°
に電圧降下することによって負荷電力の軽減が図れるの
で、突入電流を抑圧することができる。
【0019】セットタイマ3cは制御部4から制御信号
が入力されてから次の任意のサイクルの零位相まで、つ
まり設定した所定時間後の零位相で動作し、接点3fが
閉じるので、負荷5に電源が供給される。これによっ
て、負荷5では三相運転が行われる。
【0020】上述したタイマ部3による単相運転への切
換え及び単相運転から三相運転への切換えは零位相で制
御されるので、無瞬断にて負荷電力を増加させることが
できる。
【0021】一方、タイマ部3では外部から判定部2に
オフ制御信号が入力された場合、制御部4からの制御信
号が入力されるとセットタイマ3cが動作し、接点3f
が開くので、負荷5への電源のうち一つが断となる。こ
れによって、負荷5では単相運転が行われる。
【0022】リセットタイマ3a,3bは制御部4から
制御信号が入力されてから次の任意のサイクルの零位相
まで、つまり設定した所定時間後の零位相まで動作し、
その後に接点3d,3eを開くので、負荷5への電源が
断となる。これによって、負荷5への電源が停止する。
【0023】上述したタイマ部3による三相運転から単
相運転への切換え及び単相運転から電源停止への切換え
は零位相で制御されるので、無瞬断にて負荷電力の減少
及び停止を行うことができる。
【0024】上記の如く、タイマ部3の設定時間だけ単
相運転を行うことによってトランスの一次巻線で電圧降
下が生じ、負荷電力を一定時間軽減して三相交流電圧の
零位相にて電源の投入及び停止を行うことで、容易に突
入電流を抑圧することができる。
【0025】また、単相運転への切換え及び単相運転か
ら三相運転への切換えや、三相運転から単相運転への切
換え及び単相運転から電源停止への切換えを三相交流電
圧の零位相で行うよう回路構成しているので、無瞬断に
て負荷電力の増減を図ることが可能となる。
【0026】このように、検出部1で三相交流電圧と位
相とを検出し、その検出信号から判定部2で外部からの
オン制御信号またはオフ制御信号が入力されたときの零
位相を判定し、判定部2からの判定信号を基に制御部4
からタイマ部3に制御信号を出力して、オン動作時にリ
セットタイマ3a,3bを動作させて負荷5を単相運転
し、所定時間後にセットタイマ3cを動作させて負荷5
を三相運転する。
【0027】また、オフ動作時にセットタイマ3cを動
作させて負荷5を単相運転し、所定時間後にリセットタ
イマ3a,3bを動作させて負荷5への電源を断とす
る。これによって、タイマ部3に設定した時間だけ負荷
5を単相運転して一定時間負荷電力を軽減することがで
きるので、突入電流の抑圧及び急峻な電圧変動の防止を
図ることができる。
【0028】さらに、負荷5の単相運転と三相運転とを
三相交流電圧の零位相にて切換え制御することで、無瞬
断にて負荷電力の増減を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の突入電流抑
圧回路によれば、外部から起動信号が入力されたときに
三相トランスの単相運転を所定時間行った後に三相トラ
ンスの三相運転を行うよう制御することによって、突入
電流の抑圧及び急峻な電圧変動の防止を図ることがで
き、無瞬断にて負荷電力の増減を行うことができるとい
う効果がある。
【0030】また、本発明の他の突入電流抑圧回路によ
れば、外部から切断信号が入力されたときに三相トラン
スの単相運転を所定時間行った後に三相トランスの運転
を断とするよう制御することによって、突入電流の抑圧
及び急峻な電圧変動の防止を図ることができ、無瞬断に
て負荷電力の増減を行うことができるという効果があ
る。
【0031】さらに、本発明の別の突入電流抑圧回路に
よれば、外部から起動信号が入力されたときに三相トラ
ンスの単相運転を所定時間行った後に三相トランスの三
相運転を行うよう制御するとともに、外部から切断信号
が入力されたときに三相トランスの単相運転を所定時間
行った後に三相トランスの運転を断とするよう制御する
ことによって、突入電流の抑圧及び急峻な電圧変動の防
止を図ることができ、無瞬断にて負荷電力の増減を行う
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のタイマ部のオンオフ制御シーケンスを示
す図である。
【図3】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 検出部 2 判定部 3 タイマ部 4 制御部 5 負荷 3a,3b リセットタイマ 3c セットタイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相トランスの励磁電流によって発生す
    る突入電流を抑圧する突入電流抑圧回路であって、外部
    から起動信号が入力されたときに前記三相トランスの単
    相運転を予め設定した時間行った後に前記三相トランス
    の三相運転を行うよう制御する制御手段を含むことを特
    徴とする突入電流抑圧回路。
  2. 【請求項2】 三相トランスの励磁電流によって発生す
    る突入電流を抑圧する突入電流抑圧回路であって、外部
    から切断信号が入力されたときに前記三相トランスの単
    相運転を予め設定した時間行った後に前記三相トランス
    の運転を断とするよう制御する制御手段を含むことを特
    徴とする突入電流抑圧回路。
  3. 【請求項3】 三相トランスの励磁電流によって発生す
    る突入電流を抑圧する突入電流抑圧回路であって、外部
    から起動信号が入力されたときに前記三相トランスの単
    相運転を予め設定した時間行った後に前記三相トランス
    の三相運転を行うよう制御する第1の制御手段と、外部
    から切断信号が入力されたときに前記三相トランスの単
    相運転を予め設定した時間行った後に前記三相トランス
    の運転を断とするよう制御する第2の制御手段とを含む
    ことを特徴とする突入電流抑圧回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の制御手段は、前記三
    相トランスの前記単相運転及び前記三相運転を三相交流
    電圧の零位相で切換えるよう構成されたことを特徴とす
    る請求項3記載の突入電流抑圧回路。
JP23940593A 1993-09-27 1993-09-27 突入電流抑圧回路 Withdrawn JPH0799722A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23940593A JPH0799722A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 突入電流抑圧回路

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JP23940593A JPH0799722A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 突入電流抑圧回路

Publications (1)

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JPH0799722A true JPH0799722A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17044290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23940593A Withdrawn JPH0799722A (ja) 1993-09-27 1993-09-27 突入電流抑圧回路

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JP (1) JPH0799722A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108363318A (zh) * 2018-02-11 2018-08-03 四川虹美智能科技有限公司 一种控制开关状态切换的方法、系统及一种控制芯片

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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