JPH07996U - ドラム缶搬送用台車 - Google Patents

ドラム缶搬送用台車

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JPH07996U
JPH07996U JP3552993U JP3552993U JPH07996U JP H07996 U JPH07996 U JP H07996U JP 3552993 U JP3552993 U JP 3552993U JP 3552993 U JP3552993 U JP 3552993U JP H07996 U JPH07996 U JP H07996U
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勇 長谷川
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、ドラム缶の着脱がワンタッチで行わ
れ、ドラム缶を台車上で安定した状態で保持して搬送さ
せることができ、台車に把持した状態でドラム缶を傾転
してドラム缶内の液体を小容器に移し入れを可能とした
ドラム缶搬送用台車を提供する。 【構成】台車フレーム10の後端に固設された縦フレー
ム13に台車フレーム10と平行に延在し、かつ上下方
向に旋回可能に枢支され、昇降装置によって昇降動する
左右一対の昇降アーム14と、この昇降アーム14の先
端に傾転ハンドル23によって前後方向に傾転可能に軸
支され、ドラム缶Dの胴部受け部材17と、ドラム缶D
の胴部を把持する把持ベルト18a,18bを具備した
ドラム缶支持体16と、前記昇降アーム14の昇降量及
び前記ドラム缶支持体の傾転量を表示するメータ26と
を備え、前記ドラム缶支持体16に把持されたドラム缶
Dの下面を支持する受台30を前記台車フレーム10に
設けた構成を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドラム缶を持ち上げ、移動、傾転及び定置可能とするドラム缶搬送 用台車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
工場等の作業場においてドラム缶を搬送する場合には、図7で示すように、台 車フレーム1の後端に直立したタワー2に左右一対のアーム3を油圧ダンパ,チ ェーン,ワイヤー等により昇降動可能に設け、前記アーム3にドラム缶Dを鉛直 軸線で挟み、アーム3に設けたねじによりドラム缶Dのフランジ又は胴部を押さ えてアーム3にドラム缶Dを支持し、目的の場所に手押し搬送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のドラム缶搬送用台車では、ドラム缶Dをアーム3に着脱するときに ねじを締め緩めする操作が必要であり、ワンタッチによる着脱ができないと共に 、搬送中にねじが緩んだ場合にはドラム缶Dが落下することがある。また、アー ム3に把持したドラム缶Dは直立したタワー2の上下方向に昇降動するため、重 心が高くなり不安定となる。
【0004】 さらに、ドラム缶Dは単に搬送するだけではなく、ドラム缶Dを傾けてドラム 缶D内の液体を小容器に移し入れることがある。このような場合、アーム3に把 持されたドラム缶Dは常に鉛直軸線方向の姿勢で傾転不可能な上記従来のドラム 缶搬送用台車では、台車に搭載した状態でドラム缶D内の液体を小容器に移し入 れることができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その特徴とする構成 は、水平方向に延在する台車フレームの後端に固設された縦フレームに台車フレ ームと平行に延在し、かつ上下方向に旋回可能に枢支され、昇降装置によって昇 降動する左右一対の昇降アームと、この昇降アームの先端に傾転ハンドルによっ て前後方向に傾転可能に軸支され、ドラム缶の胴部受け部材と、この胴部受け部 材にドラム缶の胴部を把持する把持ベルトを具備したドラム缶支持体と、前記昇 降アームの昇降量及び前記ドラム缶支持体の傾転量を表示するメータとを備え、 前記ドラム缶支持体に把持されたドラム缶の下面を支持する受台を前記台車フレ ームに設けたものである。
【0006】
【作用】
上記の構成により、ドラム缶はアームの先端に設けたドラム缶支持体の把持ベ ルトによりワンタッチで着脱し、しかも確実に把持状態を保持すると共に、ドラ ム缶の下面を支持する受台によりドラム缶を脱落することなく搬送することがで きる。また、ドラム缶支持体は、ドラム缶を把持した状態で傾転ハンドルの操作 で傾転することができ、これにより台車上でドラム缶Dを傾けてドラム缶D内の 液体を小容器に移し入れを可能とする。さらに台車の全高が低くなり、重心が低 くなり安全な作業が可能となる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、10は水平方 向に延在する台車フレームであり、その前端には前輪11が、また後端には操舵 ハンドル34によって操舵可能な後輪12が設けられている。13は前記台車フ レームの後端の左右に固設された縦フレームである。
【0008】 前記縦フレーム13に台車フレーム10と平行に延在する左右一対の昇降アー ム14が枢支15され、この枢支15点を支点にして上下方向に旋回可能に設け られている。この昇降アーム14の先端にはドラム缶支持体16が取り付けられ ている。
【0009】 上記ドラム缶支持体16の構造は図2でも示すように、凹部を有するドラム缶 Dの胴部受け部材17と、この胴部受け部材17の左右位置に円弧状のジョイン ト部材22を介して開閉可能に連結された左右一対の円弧状の把持バンド18a ,18bとから構成されている。そして、一方の把持バンド18aの先端にはフ ック19が回動可能に軸支され、他方の把持バンド18bの先端には前記フック 19が係脱する係止軸20が固定されている。この把持バンド18a、18bを 図3で示す要領によりフック19により係止軸20に係止することによってドラ ム缶Dの胴部の円周に沿う円弧を形成し、前記胴部受け部材17とによりドラム 缶Dを把持する。21はロックピンであり、前記フック19を係止軸20に係止 した状態で把持バンド18aとフック19とに開けた差込み穴に差し込むことに よりフック19をロックする。
【0010】 前記の構造によるドラム缶支持体16は前記昇降アーム14に前後方向に傾転 可能に軸支されている。その機構は図2で示すように、昇降アーム14にドラム 缶支持体16の胴部受け部材17が回転軸25を介して軸支され、昇降アーム1 4に傾転ハンドル23を有する傾転ギヤボックス24を固設し、この傾転ギヤボ ックス24内のギヤと前記回転軸25とを連結した構成である。
【0011】 前記昇降アーム14の昇降装置37は縦フレーム13間のジャッキベースに図 6で示すように、油圧ジャッキ38の下端が軸着され、油圧ジャッキ38の上端 を昇降アーム14に軸着した構造である。この油圧ジャッキ38は台車フレーム 10の後端に固設した取手33の近傍に配置された上昇用レバー35と下降用レ バー36とによって制御される。
【0012】 前記昇降装置37の上部にドラム缶位置表示メータ26が装備されている。こ のドラム缶位置表示メータ26は昇降アーム14の昇降量及びドラム缶支持体1 6の傾転量を表示するメータである。その構造は図4で示すように、ドラム缶支 持体傾転量表示針27a及び昇降アームの昇降量表示針27bがそれぞれ左右方 向にスライド可能に設けられ、ドラム缶支持体傾転量表示針27aの一側にはワ イヤーを介してウェイト29aが結合され、他側にはドラム缶支持体16に結合 したワイヤー28aが結合されている。また、昇降アームの昇降量表示針27b の一側にはワイヤーを介してウェイト29bが結合され、他側には昇降装置37 のジャッキベースに結合したワイヤー28aが結合された構成である。
【0013】 前記台車アーム14のドラム缶支持体16の直下位置にドラム缶支持体16に 把持されたドラム缶Dの下面を支持する受台30が設けられている。この受台3 0は台車アーム14に使用状態と退避状態の2位置に反転可能に軸支された構成 である。
【0014】 さらに、前輪11にはブレーキ装置が設けられている。このブレーキ装置は前 輪に圧接するブレーキプレート31が台車アーム14に回動可能に軸支され、こ のブレーキプレート31と前記取手33の近傍に配置したブレーキレバー32と をワイヤーで接続した構成である。
【0015】 上記構成による本考案の動作を説明する。床面に置かれたドラム缶Dに向けて 台車を前進させ、左右の台車フレーム10の間にドラム缶Dを位置する。このと き、台車フレーム10に設けられている受台30は退避状態に反転されている。 次に図3で示すように、把持バンド18a、18bでドラム缶Dの上下方向にお ける中央の胴部円周を把持する。
【0016】 その後、昇降アーム14を少しばかり上昇させドラム缶Dを受台30の位置よ り上部に持ち上げ、受台30を使用状態に反転し、昇降アーム14を下降してド ラム缶Dの下面を受台30に支持する。この状態で台車を移動してドラム缶Dを 所望の場所に搬送する。このとき、ドラム缶Dは、その上下方向における中央の 胴部円周をドラム缶支持体16で把持し、下面は受台30に支持されているため 、ドラム缶Dは低い重心で安定した状態で搬送される。
【0017】 所望の位置に搬送したドラム缶Dを床面に載置するには、再び昇降アーム14 を少しばかり上昇させドラム缶Dを受台30より持ち上げ、受台30を退避状態 に反転して昇降アーム14を下降してドラム缶Dを床面に接地し、把持バンド1 8a、18bを解放する。
【0018】 本考案による台車は上記ドラム缶Dの搬送だけではなく、ドラム缶D内の液体 を小容器に移し入れするために傾転させることも可能である。この動作は図6で 示すように、前記ドラム缶支持体16で把持したドラム缶Dを昇降アーム14の 大きな旋回量で上昇位置し、傾転ハンドル23を操作してドラム缶支持体16を 前転させることによりドラム缶Dの上面は前方に傾転する。
【0019】 これにより、ドラム缶D内の液体はドラム缶Dの上面の給排口より流出し小容 器に移し入れすることができる。この場合、ドラム缶Dの上面の給排口にコック を装着し、流出量を制御する。
【0020】 前記昇降アーム14によるドラム缶Dの上昇量は昇降量表示針27bで確認し 、また、ドラム缶支持体16によるドラム缶Dの傾転量はドラム缶支持体傾転量 表示針27aで確認する。
【0021】 前記ドラム缶Dの傾転時及び坂道の走行時にはブレーキレバー32を操作して ブレーキプレート31を前輪11に圧接し、ドラム缶Dの傾転時では安定性を走 行時では安全性を確保する。
【0022】 また、台車の走行では、取手33で台車を押し動かしながら、操舵ハンドル3 4によって後輪12を操舵する。
【0023】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によると、水平方向に延在する台車フレームの後端に 固設された縦フレームに台車フレームと平行に延在し、かつ上下方向に旋回可能 に枢支され、昇降装置によって昇降動する左右一対の昇降アームと、この昇降ア ームの先端に傾転ハンドルによって前後方向に傾転可能に軸支され、ドラム缶の 胴部受け部材と、この胴部受け部材にドラム缶の胴部を把持する把持ベルトを具 備したドラム缶支持体と、前記昇降アームの昇降量及び前記ドラム缶支持体の傾 転量を表示するメータとを備え、前記ドラム缶支持体に把持されたドラム缶の下 面を支持する受台を前記台車フレームに設けた構成であるから、ドラム缶の着脱 がワンタッチで行われ、ドラム缶を台車上で安定した状態で保持して搬送させる ことができ、台車に把持した状態でドラム缶を傾転してドラム缶内の液体を小容 器に移し入れを可能とし、その際のドラム缶の上昇量及び傾転量をメータによっ て確認することができるため良好な作業性が得られる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】ドラム缶支持体の斜視図
【図3】ドラム缶支持体の動作説明図
【図4】メータ構造を示す斜視図
【図5】受台の斜視図
【図6】傾転動作の説明図
【図7】従来のドラム缶搬送用台車の斜視図
【符号の説明】
10 台車フレーム 13 縦フレーム 14 昇降アーム 16 ドラム缶支持体 17 ドラム缶の胴部受け部材 18a 把持バンド 18b 把持バンド 23 傾転ハンドル 26 メータ 30 受台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に延在する台車フレームの後端
    に固設された縦フレームに台車フレームと平行に延在
    し、かつ上下方向に旋回可能に枢支され、昇降装置によ
    って昇降動する左右一対の昇降アームと、この昇降アー
    ムの先端に傾転ハンドルによって前後方向に傾転可能に
    軸支され、ドラム缶の胴部受け部材と、この胴部受け部
    材にドラム缶の胴部を把持する把持ベルトを具備したド
    ラム缶支持体と、前記昇降アームの昇降量及び前記ドラ
    ム缶支持体の傾転量を表示するメータとを備え、前記ド
    ラム缶支持体に把持されたドラム缶の下面を支持する受
    台を前記台車フレームに設けたことを特徴とするドラム
    缶搬送用台車。
JP3552993U 1993-06-07 1993-06-07 ドラム缶搬送用台車 Expired - Fee Related JP2585309Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54151529U (ja) * 1978-04-10 1979-10-22
JPH09286522A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Pascal:Kk ドラム缶回動装置

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JPS54151529U (ja) * 1978-04-10 1979-10-22
JPH09286522A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Pascal:Kk ドラム缶回動装置

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