JPH0799195B2 - トランスミッション - Google Patents

トランスミッション

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JPH0799195B2
JPH0799195B2 JP1107499A JP10749989A JPH0799195B2 JP H0799195 B2 JPH0799195 B2 JP H0799195B2 JP 1107499 A JP1107499 A JP 1107499A JP 10749989 A JP10749989 A JP 10749989A JP H0799195 B2 JPH0799195 B2 JP H0799195B2
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JP
Japan
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gear
shaft
transmission
speed
reverse
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Inventor
隆男 田代
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、エンジンからの回転を変速するトランスミ
ッションに関する。
(従来の技術) 新編自動車工学便覧(昭和62年6月20日、社団法人自動
車技術会発行)第5編第1章10頁の図1−21にトランス
ミッションが記載されている。第3図はこれと同様な構
成の装置であって、これはエンジンからの回転力を入力
するインプットシャフト101,出力ギヤ103を取付けたメ
インシャフト105,シャフト101,105上に配置された変速
ギヤ組107、これらの変速ギヤ組107を選択的に連結する
断続機構109、中間シャフト111上を矢印のようにスライ
ドするアイドラリバースギヤ113と、シャフト101,105上
に配置され後進時にアイドラリバースギヤ113と噛合う
インプットリバースギヤ115及びメインリバースギヤ117
などからなり、断続機構109で変速ギヤ組107を選択的に
連結することにより、シャフト101に入力したエンジン
からの回転力を変速し出力ギヤ103から出力する。
(発明が解決しようとする課題) しかし、インプットシャフト101上のギヤのうちインプ
ットリバースギヤ115と一速ギヤ119は径が小さくシャフ
ト101にスプラインなどで連結することができないから
これらはシャフト101と一体に形成しなければならな
い。従ってカッタの逃げのためにギヤ115,119の距離
を大きくしなければならず、それだけ装置が軸方向に大
型になる。又、大トルクの伝達を行う1速ギヤ119は歯
幅を広くし強度を高めたいが、このようなスペース上の
制約により歯幅を広くすることが困難である。
そこで、この発明は、軸方向に短く又1速ギヤの歯幅を
広くすることができるトランスミッションの提供を目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のトランスミッションは、エンジンからの回転
力を入力するインプットシャフトと、中間シャフトと、
出力ギヤが連結されたメインシャフトとに配置された変
速ギヤ組を断続機構により選択的に連結するトランスミ
ッションであって、中間シャフト上に相対回転自在に配
置されたアイドラリバースギヤ及び中間ギヤと、インプ
ットシャフトに一体形成されアイドラリバースギヤと噛
合った1速ギヤとメインシャフト上に連結配置され中間
ギヤと噛合ったメインリバースギヤと、前記アイドラリ
バースギヤと中間ギヤとを断続する断続機構とを備えた
ことを特徴とする。
(作用) 断続機構により変速ギヤ組を選択的に連結するとエンジ
ンからの回転力は変速されるメインシャフトの出力ギヤ
から出力される。
1速ギヤと噛合ったアイドラリバースギヤとメインリバ
ースギヤと噛合った中間ギヤとをこれらの断続機構で連
結すればエンジンからの回転力は逆転してリバース回転
となり出力ギヤから出力される。
このように、1速ギヤを兼用することにより従来例のイ
ンプットリバースギヤを廃止しているから、軸方向に小
型化するとともに1速ギヤの歯幅を広くできる。
(実施例) 第1図と第2図により一実施例の説明をする。第2図は
この実施例を用いた車両の動力系を示す。以下、左右の
方向はこれらの図面での左右の方向とする。又、番号を
付していない部材等は図示していない。
先ず、第2図の車両の動力系を説明すると、この車両は
フロントエンジン・フロントドライブの2輪駆動車であ
りその動力系は、横置きのエンジン1,この実施例のトラ
ンスミッション3、エンジン1とトランスミッション3
とを断続するクラッチ5、フロントデフ11(前輪側のデ
ファレンシャル装置)、前車軸13,15、前輪17,19、後輪
21,23などから構成されている。
トランスミッション3はエンジン1と直列に配置された
5速のマニアルトランスミッションであって、そのイン
プットシャフト25、中間シャフト27、メインシャフト29
は互いに平行に配置され、それぞれ軸受部31,33,35によ
りトランスミッションケース37内に回転自在に支承され
ている。
インプットシャフト25は右端部をクラッチ5のクラッチ
ディスクと連結し、クラッチ5を介してエンジン1の回
転力を入力する。インプットシャフト25の右端側には1
速ギヤ39が一体に形成され、その左方には2速ギヤ41、
3速ギヤ43、4速ギヤ45、5速ギヤ47がその順でそれぞ
れスプライン連結されている。
メインシャフト29の右端側には出力ギヤ49が一体形成さ
れ、その左方にはメインリバースギヤ51がスプライン連
結され、更に1速ギヤ53、2速ギヤ55、3速ギヤ57、4
速ギヤ59、5速ギヤ61がこの順でシャフト29に対して相
対回転自在に支承されている。
シャフト25上の第1速から第5速の各ギヤ39〜47とシャ
フト29上の第1速から第5速の各ギヤ53〜61とは互に噛
合っており、それぞれ第1速から第5速の変速ギヤ組6
3,65,67,69,71を構成している。
断続機構73,75,77は同期噛合い機能付きの断続機構であ
り、各カップリングスリーブ79,81,83の移動操作によ
り、シャフト29に対しそれぞれ1速ギヤ53又は2速ギヤ
55、3速ギヤ57又は4速ギヤ59、5速ギヤ61の断続を行
う。又、出力ギヤ49はフロントデフ11の入力ギヤ85と噛
合っている。
中間シャフト27にはアイドラリバースギヤ87と中間ギヤ
89とがシャフト27に対して相対回転自在に支承されてい
る。ギヤ87はインプットシャフト25上の1速ギヤ39と噛
合い、ギヤ89はメインリバースギヤ51と噛合っている。
これらのギヤ51,87,89により後進の変速ギヤ組91が構成
されている。断続機構93は、カップリングスリーブ95の
移動操作によりギヤ87とギヤ89の断続を行う。
断続機構73,75,77,93の各スリーブ79,81,83,95はシフト
フォークとフォークロッドとを介して運転席のシフトレ
バーにより移動操作される。なお、これらの変速操作は
二重噛合い防止装置により選択的に行なわれる。
断続機構73,75,77を格別に操作し各ギヤ組63〜71を選択
的に連結すると、エンジン1からの回転力はそれぞれの
変速比で変速され前進回転として出力ギヤ49から前輪1
7,19側へ伝達され、車両は前進する。
又、断続機構93によりギヤ87,89を連結すると、エンジ
ン1からの回転力は逆転してメインリバースギヤ51に伝
達されリバース回転となって前輪17,19側へ伝達され、
車両は後進する。
このように、一速ギヤ39を兼用することによりインプッ
トシャフト25から従来例のようなインプットリバースギ
ヤ115を廃止したから装置全体が軸方向に短く小型にな
った。又、こうして生れたスペースの余裕により一速ギ
ヤ39の歯幅を充分に広くし強度を高めることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明のトランスミッションは、イン
プットリバースギヤを不要にしたことにより小型にな
り、一速ギヤの歯幅を広げることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の、第2図はこの実施例を用いた車両
の動力系の、又第3図は従来例のそれぞれスケルトン機
構図である。 25……インプットシャフト 27……中間シャフト 29……メインシャフト 51……メインリバースギヤ 63,65,67,69,71,91……変速ギヤ組 73,75,77,93……断続機構 87……アイドラリバースギヤ 89……中間ギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンからの回転力を入力するインプッ
    トシャフトと、中間シャフトと、出力ギヤが連結された
    メインシャフトとに配置された変速ギヤ組を断続機構に
    より選択的に連結するトランスミッションであって、中
    間シャフト上に相対回転自在に配置されたアイドラリバ
    ースギヤ及び中間ギヤと、インプットシャフトに一体形
    成されアイドラリバースギヤと噛合った1速ギヤとメイ
    ンシャフト上に連結配置され中間ギヤと噛合ったメイン
    リバースギヤと、前記アイドラリバースギヤと中間ギヤ
    とを断続する断続機構とを備えたことを特徴とするトラ
    ンスミッション。
JP1107499A 1989-04-28 1989-04-28 トランスミッション Expired - Fee Related JPH0799195B2 (ja)

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JPH02286948A JPH02286948A (ja) 1990-11-27
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