JPH079854Y2 - 容器間隔調整装置 - Google Patents

容器間隔調整装置

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JPH079854Y2
JPH079854Y2 JP1349485U JP1349485U JPH079854Y2 JP H079854 Y2 JPH079854 Y2 JP H079854Y2 JP 1349485 U JP1349485 U JP 1349485U JP 1349485 U JP1349485 U JP 1349485U JP H079854 Y2 JPH079854 Y2 JP H079854Y2
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康夫 冨樫
幸義 溝口
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば、搬送経路に沿い容器が連続して移送
されてくる場合、あるいは容器間隔の異なる二つの容器
処理装置間の容器移送時等に、容器間隔の調整を行なう
容器間隔調整装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば容器間隔の小さい充填機から、容器間隔の大きい
封口機へコンベアにより容器移送を行なうには、容器間
隔を調整する必要がある。
従来、これらの容器処理装置間のコンベア途中に設置す
る容器間隔調整装置としては、本出願人が既に提案(特
公昭59-26556号公報)したように、回転体外周に沿つて
ガイドバーを放射状に等間隔に固定して取付けるように
したものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の容器間隔調整装置では、容器の寸法
が異なる毎に、人手をかりて多数のガイドバーを交換し
なければならず、時間と手数がかかり、また容器の寸法
に応じて、異なつた種類のガイドバーを多数用意してお
くか又は容器間隔調整装置を複数設置しなければならな
いという問題点があつた。
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、移送される容器の寸法や形状が異なつても、ガイ
ドバーを交換する必要がなく、かつ複数の容器間隔調整
装置を設置する必要もなく、1台の容器間隔調整装置に
関する簡単な操作で、容器間隔を所望に調整できる容器
間隔調整装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る容器間隔調整装置は、容器の搬送経路
と、これに沿い回転可能に支持され放射方向にガイドバ
ーを突設した回転体とを備え、上記ガイドバーを容器と
干渉させて上記搬送経路上の容器の間隔を規制させるも
のであって、特に、上記回転体を相対回転可能な上下一
対の回転部材から構成し、いずれか一方の部材に、上記
ガイドバーが嵌装される放射方向の摺動溝を、他方の部
材に、上記摺動溝と斜めに等角度で交差して延びる案内
溝を各ガイドバーに対応して等間隔で設け、上記ガイド
バーに設けた係合部を上記案内溝に係合案内させること
により、上記ガイドバーを回転体に対して進退可能にし
たものである。
〔作用〕
この考案においては、上記ガイドバーを回転体に対して
放射方向に進退可能に係止させて設けているから、移送
される容器の寸法や形状が異なつても、ガイドバーを放
射方向に進退摺動させ、任意の位置で固定機構によりガ
イドバーを固定してガイドバー先端間の間隔を容器寸法
に適合させることができる。
〔実施例〕
以下、図示実施例により、本考案を説明する。第1図は
容器の寸法が大きい場合の容器間隔調整装置の平面図で
あり、第3図は第1図の詳細図、第4図は第3図のIV-I
V線に沿う矢視図、第5図は第4図のV−V線に沿う断
面図である。
(1)は容器(2)を一列状態で移送するコンベア、
(3)はコンベア(1)の上面両側に配設された中間隔
を調節可能なガイドで、容器(2)の移送に伴ない、こ
の容器(2)を整列状態に保持案内する。
然して、(4)は上記コンベア(1)の側部に配設した
回転体であり、上下一対の回転部材から構成されてい
る。すなわち、この回転体(4)は、駆動軸(5)の軸
端フランジ部(6)にボルト(7)で連結され、水平状
態で回転駆動される回転基板(8)(下方の回転部材)
と、上記駆動軸(5)の軸端面に植設した中心軸(9)
に回転可能に挿通させて設けた蓋体(10)(上方の回転
部材)とから成っている。
上記回転基盤(8)にはその放射方向に多数の摺動溝
(11)を穿設し、これにガイドバー(12)を進退可能に
挿着しており、また上記蓋体(10)の内側には上記各摺
動溝(11)と斜めに等角度で交差する案内溝(13)を弧
状に湾曲させて穿設し、これに上記ガイドバー(12)に
突設した係合部としてのピン(14)を係合させるように
している。したがつて、この蓋体(10)を回転基盤
(8)に対して相対回動させたときは、案内溝(13)に
沿い半径方向に移動されるピン(14)を介してガイドバ
ー(12)を摺動溝(11)内で進退作動させることができ
る。なお、(15)は回転基盤(8)と蓋体(10)との外
周部を覆つて取付けたリング部材で、上記ガイドバー
(12)を挿通させる溝孔(16)を設けており、またガイ
ドバー(12)の先端部には容器(2)との係合時に容器
(2)側へ傷を与えないよう、かつ容器(2)間に容易
に挿入できるよう先端を鋭らせた軟質部材からなる係合
片(17)を取付けている。
また、蓋体(10)上には、これを貫ぬき回転基盤(8)
に螺合させて蓋体(10)を回転基盤(8)に対し締付固
定可能にレバー(18)を取付け、かつ蓋体(10)のレバ
ー貫通部には弧状長孔(19)を穿設してレバー(18)に
よる締付解除時には蓋体(10)を回転基盤(8)に対し
て所要角度回転できるようにしている。さらに、蓋体
(10)上には上記中心軸(9)を挿通させてねじ(20)
で固定した筒状部(21)を取付け、この筒状部(21)に
操作グリップ(22)を止着させている。そして、これら
レバー(18)および操作グリップ(22)は円周方向等間
隔にそれぞれこの実施例では3箇所設けており、上記各
レバー(18)による蓋体(10)の締付解除時には操作グ
リップ(22)により、この蓋体(10)も長孔(19)を介
して回転基盤(8)上で容易に相対回動させ、ガイドバ
ー(12)を一斉に放射方向に進出または退入させること
ができる。
なお、回転基盤(8)は、第5図に示すように、駆動軸
(5)のフランジ部(6)に形成した切欠構内に、ボル
ト(7)に取付けたストッパ片を挿入させて駆動軸
(5)に連動されるようになつている。
次に、上記実施例の動作について説明する。上記のよう
に構成された容器間隔調整装置においては、コンベア
(1)により矢印(A)方向から移送されてくる容器
(2)を矢印(D)方向に移送しつつ、容器間隔を調整
し、後段の容器処理装置等へ受渡す機能を営むものであ
る。
しかして、容器(2)がガイド(3)に案内されて、コ
ンベア(1)により、矢印(A)方向から移送されてく
ると、図示しない動力装置から伝達される動力により回
転体(8)が矢印(B)方向に回転し、ガイドバー(1
2)も同方向に回転する。その結果、容器(2)の間隔
を調整しつつ矢印(D)方向に容器(2)を移送するこ
とができる。なお、ガイドバー(12)に取付けられたピ
ン(14)が案内溝(13)に係合しており、しかもレバー
(18)で強く押付けて回転基盤(8)と蓋体(10)を一
体化させているから、ガイドバー(12)は放射方向には
動かないようになつている。
また、ガイド(3)の相互の間隔は容器(2)の外寸法
よりわずかに広くなつている。
次に、第2図は容器(2)の寸法や形状が小さい場合の
容器間隔調整装置の平面図である。
容器(2)の寸法や形状が小さい時は、1個の容器
(2)をはさむ2本のガイドバー(12)の先端間の間隔
を狭めて調整する必要がある。そのため、コンベア
(1)上のガイド(3)の相互の間隔を容器(2)の外
寸法よりわずかに広い程度まで狭めるとともに、ガイド
(3)を容器間隔調整装置の方向に近づける。次に手動
でレバー(18)を緩めたのち、操作グリップ(22)によ
り蓋体(10)を回転基盤(8)に対して相対的に矢印
(C)方向(第2図)に一定角度回転する。
なお、長孔(19)は蓋体(10)と回転基盤(8)との最
大の相対的回転可能な角度に対応して寸法を決めてあ
り、必要以上に相対的回転をしないようになつている。
この回転時、蓋体(10)の回転基盤(8)に対する相対
的位置が決まるまでの間に、蓋体(10)の案内溝(13)
に係合しているピン(14)が案内溝(13)に沿つて、軸
(9)方向に移動し、これにしたがつてピン(14)が取
付けられているガイドバー(12)が溝(11),(16)に
沿つて、軸(9)方向に摺動する。しかして蓋体(10)
の回転基盤(8)に対する相対的な回転角は、係合片
(17)の先端間の間隔が容器(2)を移動させるのに最
適な位置となるように、決められる。よつて、当該回転
角が決まると、固定機構であるレバー(18)を回すこと
により、蓋体(10)と回転基盤(8)は互いに強く押し
付けられて固定される。
また、係合片(17)の容器(2)と接触する部分の接線
速度は、コンベア(1)の移動速度よりわずかに遅くな
つており、この両速度の速度差により、容器間隔を調整
する。
したがつて、容器間隔調整装置の回転数は、ガイドバー
(12)の位置、容器(2)の寸法、ガイド(3)の位
置、コンベア(1)の速度により相対的に決められるこ
ととなる。
しかして、回転基盤(8)、ガイドバー(12)、蓋体
(10)、軸(9)は一体となつて矢印(B)方向に回転
し、ガイドバー(12)は、ガイド(3)に案内されなが
らコンベア(1)により矢印(A)方向から送られてく
る容器(2)の間隔を調整する。そして容器間の間隔調
整がされた容器(2)は矢印(D)方向に移送され、後
段の容器処理装置等へ送られる。
なお、ガイドバー(12)に取付けられている係合片(1
7)は、容器(2)と接触する部分なので、容器(2)
の変形や破損を防止するため、通常は弾性体であつて長
時間使用によつて破損、摩耗等した時のために個別に交
換できるようになつている。この場合、即ち係合片(1
7)を交換する場合でもガイドバー(12)を交換する必
要はない。
上記実施例では、第1図又は第2図の如く複数の容器
(2)が互いに連なつて接触して、又は狭い間隔で、又
は不規則な間隔で供給された時、当該間隔を一定間隔に
広げる場合の動作について説明したが、用途によつては
容器間隔を狭める場合でも同様の動作を期待できる。
ガイドバー(12)及び係合片(17)により移動できるも
のであれば、容器の形状は図示のような円形に限られな
い。
また、蓋体(10)と回転基盤(8)との相対的な回転角
が判別しやすいように、回転基盤(8)に刻印し、蓋体
(10)に角度を刻んだ目盛板を取付けると操作上便利と
なる。
さらに、ピン(14)が係合する案内溝(13)の形状は、
摺動溝(11)と斜めに等角度で交差していればよく、図
示のような円形又は特殊な曲線であつても直線であつて
もよい。
蓋体(10)と回転基盤(8)とを互いに強く押付ける固
定機構(18)は、図示の如くレバー(18)であつてもよ
く、ボルトを用いても、その他の機構であつてもよい。
また、上記実施例では、ガイドバー(12)の進出に応じ
てコンベア(1)のガイド(3)を横方向に移動調節す
るようにしているが、回転体(4)側をコンベア(1)
に対して横方向に移動調整するようにしても良いのは明
らかである。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、移送する容器の寸法や
形状が異なつても、ガイドバーを放射方向に進退可能に
摺動させて任意の位置でガイドバーを固定できることと
なり、ガイドバーの取替えをしなくても、又は複数の容
器間隔調整装置を設置しなくても、容器寸法に適合した
容器間隔の調整ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すもので、寸法や形状
の大きい容器が供給された時の平面図、第2図は寸法や
形状の小さい容器が供給された時の第1図と同様な平面
図、第3図は第1図の詳細図であつて、一部を断面で表
わし、第4図は第3図のIV-−IV線に沿う断面矢視図、
第5図は第4図のV−V線に沿う断面図である。 (2)……容器、(4)……回転体 (8)……回転基盤、(10)……蓋体 (11)……摺動溝、(12)……ガイドバー (13)……案内溝、(14)……ピン なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の搬送経路と、これに沿い回転可能に
    支持され放射方向にガイドバーを突設した回転体とを備
    え、上記ガイドバーを容器と干渉させて上記搬送経路上
    の容器の間隔を規制させる容器間隔調整装置において、
    上記回転体を相対回転可能な上下一対の回転部材から構
    成し、いずれか一方の部材に、上記ガイドバーが嵌装さ
    れる放射方向の摺動溝を、他方の部材に、上記摺動溝と
    斜めに等角度で交差して延びる案内溝を各ガイドバーに
    対応して等間隔で設け、上記ガイドバーに設けた係合部
    を上記案内溝に係合案内させることにより、上記ガイド
    バーを回転体に対して進退可能にしたことを特徴とする
    容器間隔調整装置。
JP1349485U 1985-02-01 1985-02-01 容器間隔調整装置 Expired - Lifetime JPH079854Y2 (ja)

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JP1349485U JPH079854Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01 容器間隔調整装置

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JPS61130517U JPS61130517U (ja) 1986-08-15
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