JPH0798237A - 粉体サンプリング装置 - Google Patents

粉体サンプリング装置

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JPH0798237A
JPH0798237A JP24137593A JP24137593A JPH0798237A JP H0798237 A JPH0798237 A JP H0798237A JP 24137593 A JP24137593 A JP 24137593A JP 24137593 A JP24137593 A JP 24137593A JP H0798237 A JPH0798237 A JP H0798237A
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sampling
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sampling tube
pitot tube
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Hisashi Kega
尚志 氣駕
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンプリング管先端部の吸引開口位置を流れ
ている搬送流体の流速と同じ流速でサンプリング管から
吸引し、正確な量の粉体を吸引する。 【構成】 粉体を搬送する搬送管1と、吸引開口4を有
する先端部3が搬送管1内に挿入され搬送管内1に対し
直交する方向に変位可能なサンプリング管2と、サンプ
リング管2の基端5側に順次接続したバグフィルター
6、流量調整弁7、吸引ポンプ9と、サンプリング管2
の外側に固着され吸引開口4の位置に先端開口12を有
する第1のピトー管10と、サンプリング管2の外側に
固着され先端開口13をサンプリング管2の内部に接続
した第2のピトー管11と、第1のピトー管10と第2
のピトー管11との差圧を検出する差圧計14と、差圧
計14の検出した差圧に応じて流量調整弁7の開度を調
整する制御装置15とを備え、第1のピトー管10と第
2のピトー管11の静圧を等しくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送管の中を搬送され
ている粉体の流量を計測するための粉体サンプリング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼装置に供給するために搬送管の中を
搬送流体によって搬送されている微粉炭の流量を計測
し、燃焼状態を調節する等のように、搬送管の中を搬送
されている粉体の量を計測するために、先端部に吸引開
口が設けられているサンプリング管を搬送管の中に半径
方向から挿入し、搬送管の中を搬送されている粉体の一
部を搬送流体と共にサンプリング管から吸引し、その吸
引した粉体の量から搬送管の中を搬送されている粉体の
量を計測することが行われている。
【0003】このように搬送管の中を搬送されている粉
体の一部を搬送流体と共にサンプリング管から吸引する
場合、サンプリング管先端部の吸引開口位置を流れてい
る搬送流体の流速と同じ流速、即ち等速吸引でサンプリ
ング管から吸引しないと、正確な量の粉体が得られな
い。
【0004】ところが搬送管の中を流れる搬送流体の流
速は、搬送管の壁面に近い箇所では若干遅くなり、搬送
管の中心部ではやや速くなっていて、搬送管の断面位置
で流速が異なっている。このためサンプリング管の搬送
管に対する差し込み深さを何段階かに変えて吸引開口の
位置を変え、それぞれの位置で粉体を搬送流体と共に吸
引し、取出した粉体の単位時間当たりの量を計測し、搬
送管の断面積と搬送流体の流速から粉体の量を計算して
いる。
【0005】この場合、サンプリング管の搬送管に対す
る差し込み深さを変えると、吸引開口位置の搬送流体流
速が異なるので、正確に計測するには、サンプリング管
の吸引速度を変えなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、搬送管の中を
搬送されている粉体の一部を搬送流体と共にサンプリン
グ管から吸引する前に、予め搬送管内の流速分布を計測
しなければならず、また精度を高めるにはサンプリング
管の差し込み位置を変えるたびにサンプリング管の吸引
速度を変更する必要があるので、手間がかかり、計測位
置の設定誤差や時間により変動がある場合には粉体吸引
量が不正確になる欠点があった。
【0007】本発明はこのような従来の欠点を改善し、
サンプリング管先端部の吸引開口位置を流れている搬送
流体の流速と同じ流速でサンプリング管から吸引し、正
確な量の粉体を吸引できるようにした粉体サンプリング
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の粉体サンプリン
グ装置は、搬送流体によって粉体を搬送する搬送管と、
先端部に吸引開口を有し該先端部が前記搬送管内に挿入
され前記搬送管内に対し半径方向に変位可能なサンプリ
ング管と、該サンプリング管の基端側に順次接続したバ
グフィルター、流量調整弁、吸引ポンプと、前記サンプ
リング管の外側に固着され前記吸引開口の位置に先端開
口を有する第1のピトー管と、前記サンプリング管の外
側に固着され先端開口を前記サンプリング管の内部に接
続した第2のピトー管と、前記第1のピトー管の静圧と
前記第2のピトー管の静圧との差圧を検出する差圧計
と、該差圧計の検出した差圧に応じて前記流量調整弁の
開度を調整し前記第1のピトー管の静圧と前記第2のピ
トー管の静圧とを等しくする制御装置とを備えたことを
特徴とするものである。
【0009】
【作用】第1のピトー管には搬送管内の流速に応じた静
圧が生じ、第2のピトー管にはサンプリング管内の流速
に応じた静圧が生じ、差圧計がこれらの静圧の差圧を検
出し、その差圧に応じて制御装置が流量調整弁の開度を
調整し、サンプリング管内の流速を搬送管内の流速に一
致させる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の一実施例の系統図であっ
て、搬送管1の内部には、微粉炭等の粉体が搬送流体の
流れに乗って矢印方向に搬送されている。
【0012】搬送管1には半径方向にサンプリング管2
が摺動変位可能に挿入してあって、搬送管1に挿入され
ているサンプリング管2の先端部3には、吸引開口4が
搬送管1内の流れに対面する方向に開けられている。ま
たサンプリング管2の基端5側には、バグフィルター
6、流量調整弁7、オリフィス8、吸引ポンプ9が順次
接続されている。
【0013】サンプリング管2の外側に沿って第1のピ
トー管10と、第2のピトー管11とが固着されてい
て、サンプリング管2が搬送管1に対して摺動変位する
と、第1のピトー管10、第2のピトー管11もサンプ
リング管2と一体的に搬送管1に対して摺動変位するよ
うになっている。
【0014】第1のピトー管10の先端開口12の位置
は、サンプリング管2の吸引開口4に近接した位置とな
っており、第2のピトー管11の先端開口13は、サン
プリング管2の内部に接続されている。そしてこれらの
第1のピトー管10の基端側と、第2のピトー管11基
端側とは、共に差圧計14に接続されている。
【0015】差圧計14は第1のピトー管10の静圧
と、第2のピトー管11の静圧とを比較し、いずれの方
の静圧がどの位高いかを検出して、その検出値を制御装
置15に入力するようになっている。
【0016】第1のピトー管10の静圧の方が低く、第
2のピトー管11の静圧の方が高い場合、すなわち第1
のピトー管10の先端開口12の位置における搬送管1
の搬送流体の流速の方が速く、サンプリング管2の吸引
速度の方がそれよりも遅い場合には、制御装置15は流
量調整弁7の開度を大きくしてサンプリング管2の吸引
速度を速くし、第2のピトー管11の静圧が低くなるよ
うにして第1のピトー管10の静圧に等しくなるよう
に、すなわちサンプリング管2の吸引速度が第1のピト
ー管10の先端開口12の位置における搬送管1の搬送
流体の流速に等しくなるように流量調整弁7の開度を調
整する。
【0017】これとは反対に、第1のピトー管10の静
圧の方が高く、第2のピトー管11の静圧の方が低い場
合、すなわち第1のピトー管10の先端開口12の位置
における搬送管1の搬送流体の流速の方が遅く、サンプ
リング管2の吸引速度の方がそれよりも速い場合には、
制御装置15は流量調整弁7の開度を小さくしてサンプ
リング管2の吸引速度を遅くし、第2のピトー管11の
静圧が高くなるようにして第1のピトー管10の静圧に
等しくなるように、すなわちサンプリング管2の吸引速
度が第1のピトー管10の先端開口12の位置における
搬送管1の搬送流体の流速に等しくなるように流量調整
弁7の開度を調整する。
【0018】次に、図1の装置の作用を説明する。
【0019】搬送管1の中を搬送流体によって搬送され
ている微粉炭等の粉体の流量を計測する際に、サンプリ
ング管2の吸引開口4が置かれている位置の搬送管1の
搬送流体の流速は、第1のピトー管10の静圧として差
圧計14に伝達され、吸引ポンプ9の吸引によるサンプ
リング管2の吸引速度は、第2のピトー管11の静圧と
して差圧計14に伝達される。
【0020】差圧計14は第1のピトー管10の静圧
と、第2のピトー管11の静圧とを比較し、いずれの方
の静圧がどの位高いかを検出して、その検出値を制御装
置15に入力する。制御装置15は流量調整弁7の開度
を調整し、サンプリング管2の吸引速度が第1のピトー
管10の先端開口12の位置の流量、すなわちサンプリ
ング管2の吸引開口4の位置における搬送管1の搬送流
体の流速と等しくなるようにする。このため搬送管1内
を流れている搬送流体は流れが乱されることがなく、定
常流の状態で搬送されている粉体を吸引開口4からサン
プリング管2に吸引することができる。
【0021】サンプリング管2に吸引された粉体はバグ
フィルター6で流体から分離されて溜められ、その時サ
ンプリング管2の吸引開口4が置かれている位置での単
位時間当たりの粉体搬送量が計測される。
【0022】搬送管1の他の断面位置での粉体搬送量を
計測するため、サンプリング管2を搬送管1に対し半径
方向に摺動変位させると、サンプリング管2に固着され
ている第1のピトー管10、第2のピトー管11もサン
プリング管2と一体的に搬送管1に対して摺動変位す
る。そして第1のピトー管10は、変位したサンプリン
グ管2の吸引開口4が置かれている位置の搬送管1の搬
送流体の流速を静圧として差圧計14に伝達し、制御装
置15は、変位後のサンプリング管2の吸引速度が吸引
開口4の位置における搬送管1の搬送流体の流速と等し
くなるように流量調整弁7の開度を調整する。
【0023】これによって、サンプリング管2を搬送管
1に対し変位させた場合にも、搬送管1内を流れている
搬送流体は流れが乱されることがなく、定常流の状態で
搬送されている粉体を吸引開口4からサンプリング管2
に吸引し、搬送管1の他の断面位置での粉体搬送量を正
確に計測することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、搬送管に挿入してあるサンプ
リング管の吸引速度が、サンプリング管の先端位置での
搬送流体の流速に常に一致するので、搬送管内を流れて
いる搬送流体の流れを乱すことなく定常流の状態で搬送
粉体を正確に吸引できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図である。
【符号の説明】
1 搬送管 2 サンプリング管 3 先端部 4 吸引開口 5 基端 6 バグフィルター 7 流量調整弁 9 吸引ポンプ 10 第1のピトー管 11 第2のピトー管 12 先端開口 13 先端開口 14 差圧計 15 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送流体によって粉体を搬送する搬送管
    と、先端部に吸引開口を有し該先端部が前記搬送管内に
    挿入され前記搬送管内に対し半径方向に変位可能なサン
    プリング管と、該サンプリング管の基端側に順次接続し
    たバグフィルター、流量調整弁、吸引ポンプと、前記サ
    ンプリング管の外側に固着され前記吸引開口の位置に先
    端開口を有する第1のピトー管と、前記サンプリング管
    の外側に固着され先端開口を前記サンプリング管の内部
    に接続した第2のピトー管と、前記第1のピトー管の静
    圧と前記第2のピトー管の静圧との差圧を検出する差圧
    計と、該差圧計の検出した差圧に応じて前記流量調整弁
    の開度を調整し前記第1のピトー管の静圧と前記第2の
    ピトー管の静圧とを等しくする制御装置とを備えたこと
    を特徴とする粉体サンプリング装置。
JP24137593A 1993-09-28 1993-09-28 粉体サンプリング装置 Expired - Lifetime JP3240774B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104122120A (zh) * 2014-07-31 2014-10-29 中国环境科学研究院 可调颗粒物等速采样装置
CN113237706A (zh) * 2021-06-30 2021-08-10 宜昌恒达利新材料科技有限公司 一种水泥取样系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104122120A (zh) * 2014-07-31 2014-10-29 中国环境科学研究院 可调颗粒物等速采样装置
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