JPH079806Y2 - タイムカプセル - Google Patents

タイムカプセル

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JPH079806Y2
JPH079806Y2 JP6264692U JP6264692U JPH079806Y2 JP H079806 Y2 JPH079806 Y2 JP H079806Y2 JP 6264692 U JP6264692 U JP 6264692U JP 6264692 U JP6264692 U JP 6264692U JP H079806 Y2 JPH079806 Y2 JP H079806Y2
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JP
Japan
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lid
container
key
time capsule
stored
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JP6264692U
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English (en)
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JPH0627516U (ja
Inventor
喜代治 土屋
Original Assignee
喜代治 土屋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、いわゆるタイムカプ
セルに関し、特に親が子供の成人や結婚等、人生の節目
に際して、その子供に出生時の様子を知らせるために、
写真や手形、足形、身内の者の手紙等の記念品を収納し
て保管するために使用されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、親が子供のために、記念とし
て出生時の写真や手形、足形等を保管する慣習があり、
その保管方法としては、箱に入れたり、あるいはそのま
まの状態でタンスの引出し等に収納する方法が採られて
きた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにタンスの引出し等に保管しておくと、人目に触れ
る機会が多く、記念品を人知れず大切に保管していると
いった秘密性に欠ける。また、折角の品が破損したり、
引っ越し等の際に散逸する場合もある。
【0004】そこで、この考案の課題は、子供の出生時
の写真等を、成人の日や結婚等、人生の節目に至るま
で、破損したり散逸したりすることがないように、且つ
簡単に人目に触れることがないように保管することがで
きるタイムカプセルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、中空の容器と蓋とから成り、上記容
器と蓋とを施錠して一体化する施錠装置を設け、容器又
は蓋のいずれか一方に外部から破壊可能な鍵収納室を設
け、この鍵収納室に上記施錠装置の施錠を解除する鍵を
収納する構成を採用したのである。
【0006】
【作用】容器の中に記念品を入れ、蓋を被せて施錠する
ことによって、内容物の機密性を保持できる。
【0007】そして、内部の記念品を取り出す際は、鍵
収納室を破壊して鍵を取り出す。この鍵を用いて、容器
と蓋との施錠を解除すると、容器内の記念品を取り出す
ことができる。
【0008】
【実施例】図1に示すように、このタイムカプセル1
は、容器2と蓋3とから成る。
【0009】上記容器2は、ブリキ板等を素材とし、缶
胴4と缶底5とから成る上面開口の丸缶である。上記缶
胴4の上部開口付近に、錠取付け部6が突設されてい
る。
【0010】図1及び図2に示すように、上記容器2の
缶底5近くの位置に中底7が溶接されて、中底7から上
が物品収納室8、中底7から下が鍵収納室9に仕切られ
ている。この鍵収納室9には、鍵11が予め収納されて
いる。
【0011】前記鍵収納室9の一部を構成する缶底5
は、外部から缶切り等で破壊できるようにしておく。
【0012】図2に示すように、上記蓋3には、段部1
2をへて当接周面13が形成されている。この当接周面
13は、上記容器2の上部内周面に当接し、蓋3を容器
2の真上に引き上げる場合にのみ、開封することができ
るようになっている。
【0013】図1及び図2に示すように、上記蓋3の段
部12寄りの周面にも錠取付け部6が突設されている。
【0014】即ち、第一の実施例においては、容器2及
び蓋3に設けられた錠取付け部6と南京錠14とによ
り、施錠装置が構成される。
【0015】次に、このタイムカプセル1の使用方法に
ついて説明する。
【0016】上記容器2の物品収納室8内に記念品を収
納し、蓋3を被せて、容器2と蓋3に設けられた錠取付
け部6に南京錠14を取付けて施錠する。このようにし
て、家庭用金庫に入れる等して保管する。
【0017】成人の日や結婚等、人生の節目を迎えた子
供に、このタイムカプセルを渡す。子供が内部の記念品
を取り出す際は、缶底5を缶切り等で開けて、鍵収納室
9内に保管された鍵11を取り出し、この鍵11により
上記南京錠14を取り外して蓋3を開け、物品収納室8
内の記念品を取り出す。
【0018】次に、この考案の第二の実施例について説
明する。図3に示すように、このタイムカプセル15
は、中空の円筒形の容器16と蓋体17とから成り、い
ずれもプラスチック製である。この蓋体17の一側が、
図3及び図4に示すように、ヒンジ18により上記容器
16の一側に開閉自在に取付けられている。
【0019】上記容器16の上記ヒンジ18と対向する
側の上部開口近くに、錠ケース19が取付けられ、ラッ
チ21が設けられている。このラッチ21は、予め容器
16内に突出させてある。
【0020】上記蓋体17は、上記容器16の上部開口
を被って、その外周面に当接する中蓋22と、中蓋22
の上に被さる外蓋23とから成り、中蓋22と外蓋23
とに囲まれる部分が、鍵収納室24となっている。
【0021】この鍵収納室24の底、即ち、上記中蓋2
2の上面中央には、鍵挟持台25が設けられ、予め鍵2
6が挟持されている。
【0022】上記中蓋22の下面には、上記ラッチ21
が嵌まり込む孔27が形成された受け座28が設けられ
ている。
【0023】即ち、この第二の実施例においては、容器
16に取付けられた錠ケース19に設けられたラッチ2
1と、上記中蓋22に設けられた受け座28及びこれに
形成された孔27とにより、施錠装置が構成される。
【0024】上記外蓋23は、透明樹脂を素材とし、ド
ーム状に形成され、金槌等でたたいて壊すことができる
程度の強度を有する。また、このことが使用者に理解さ
れるように、上記中蓋22の上面に、「想い出を開くか
ぎ・このドームを破壊して下さい」とのメッセージが記
された紙片が貼付されている。
【0025】上記外蓋23の下端開口縁には鍔29が形
成され、上記中蓋22の上面に接着されると共に、上記
中蓋22の周面上部縁を鍔29上に屈曲させて溶着され
ている。
【0026】次に、このタイムカプセル15の使用方法
について説明する。なお、このタイムカプセル15の使
用前においては、上記ラッチ21に可撓性チューブが被
せられて、上記受け座28のボルト孔27に嵌まり込む
ことがないようにされている。
【0027】容器16内に、記念品を収納した後、上記
可撓性チューブを取り除いて蓋体17を閉じる。上記ラ
ッチ21が上記孔27に嵌まり込み、蓋体17がロック
された状態で、家庭用金庫に入れる等して保管される。
【0028】成人の日や結婚等、人生の節目を迎えた子
供に、このタイムカプセルを渡す。子供が内部の記念品
を取り出す際は、外蓋23を金槌等でたたいて壊し、鍵
26を取り出し、この鍵26を上記錠ケース19の鍵孔
に挿入して、ラッチ21を錠ケース19内に後退させ
る。このようにすると、蓋体17を開けて、容器16内
の記念品を取り出すことができる。
【0029】
【考案の効果】以上のように、この考案に係るタイムカ
プセルは、容器と蓋とに施錠装置を設け、施錠すること
により、容器内に収納された記念品等を簡単に取り出せ
ないようにすることができる。
【0030】従って、収納された物が破損したり散逸し
たりすることなく保管され、また、人目に触れることが
なく、収納品の内容についての秘密性が保持される。収
納品の内容についての秘密性は、このタイムカプセルを
開封する時点まで保持されることから、親から渡された
瞬間に子供が抱く期待感と、開封時に受ける感動には、
格別のものがある。
【0031】さらに、上記施錠装置を解除する鍵が、容
器又は蓋に形成された鍵収納室内に保管されることか
ら、鍵を紛失して、折角の記念品等が封印されたままに
なることがない。また、タイムカプセル全体を壊す必要
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の一部切欠分解斜視図
【図2】同上の一部切欠正面図
【図3】第二の実施例の斜視図
【図4】同上の一部切欠正面図
【符号の説明】 1、15 タイムカプセル 2、16 容器 3 蓋 4 缶胴 5 缶底 6 錠取付け部 7 中底 8 物品収納室 9、24 鍵収納室 11、26 鍵 12 段部 13 当接周面 14 南京錠 17 蓋体 18 ヒンジ 19 錠ケース 21 ラッチ 22 中蓋 23 外蓋 25 鍵挟持台 27 孔 28 受け座 29 鍔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の容器と蓋とから成り、上記容器と
    蓋とを施錠して一体化する施錠装置を設け、容器又は蓋
    のいずれか一方に外部から破壊可能な鍵収納室を設け、
    この鍵収納室に上記施錠装置の施錠を解除する鍵を収納
    したことを特徴とするタイムカプセル。
JP6264692U 1992-09-07 1992-09-07 タイムカプセル Expired - Lifetime JPH079806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6264692U JPH079806Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 タイムカプセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6264692U JPH079806Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 タイムカプセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0627516U JPH0627516U (ja) 1994-04-12
JPH079806Y2 true JPH079806Y2 (ja) 1995-03-08

Family

ID=13206309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6264692U Expired - Lifetime JPH079806Y2 (ja) 1992-09-07 1992-09-07 タイムカプセル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005335904A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Nippou Kosan Kk 官公庁廃棄品の搬送方法並びに搬送方法に使用する搬送容器及び搬送容器の使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0627516U (ja) 1994-04-12

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