JPH046717Y2 - - Google Patents

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JPH046717Y2
JPH046717Y2 JP1985017441U JP1744185U JPH046717Y2 JP H046717 Y2 JPH046717 Y2 JP H046717Y2 JP 1985017441 U JP1985017441 U JP 1985017441U JP 1744185 U JP1744185 U JP 1744185U JP H046717 Y2 JPH046717 Y2 JP H046717Y2
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JP
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main body
lid
handle
iron
lock
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JP1985017441U
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JPS61132994U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はアイロンを自立状態で収納できるアイ
ロン収納箱に関するものである。
従来の技術 従来、この種アイロン収納箱は、例えば実公昭
56−49600号公報に示されているような構造にな
つていた。
その構成を第6図、第7図により説明すると、
アイロンを収納する開口部を有する框体状の本体
1はその上面に持ち運び用の把手2を備えてい
る。前記本体1の開口部の縁には蓋3が蝶番4に
より開閉自在に取付けられており、この蓋3は本
体1の係止部5と係合するロツク釦6を備えてい
る。本体1内に設けられた遮熱板7は本体1の内
壁と間隙を設けて中空状に保持され、ねじで本体
1に固着されている。8はアイロンを載置するス
タンドで、本体1内の底部に固着されている。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、蓋3の閉めロツク
釦6を確実に掛けたつもりでも、万一係止が不充
分なままでアイロン収納箱を運搬すると、運搬時
の振動等でアイロンが転倒し、蓋3が開き、アイ
ロンが飛び出て落下するという問題点を有してい
た。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
アイロン収納箱を運搬するときに必ず蓋と本体の
ロツクが掛かつており、収納箱内でアイロンが転
倒しても蓋が開かず、さらに、蓋が完全に閉まつ
ていない場合には使用者にその旨を警告できるア
イロン収納箱を提供することを目的とするもので
ある。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、アイロ
ン本体を収納する開口部を設けた筺体状の本体
と、この本体の開口部に開閉自在に取付けた蓋
と、外面に操作部を設けて前記本体と蓋とを係止
するロツク釦と、両下端部を前記本体の両側面に
設けた貫通孔に挿入して前記本体の内面側に位置
させるとともに、非使用時は前記本体の上面に近
接して収納されかつ使用時は前記本体の上面より
離反する方向にスライド自在に装着された把手と
を備え、前記本体の内面側に位置させた把手と一
体形成の板体に切欠部を形成し、この切欠部に係
合自在なロツク部材を前記切欠部に対向して前記
本体に設け、このロツク部材と前記切欠部との係
合を解除するロツク解除部材を前記蓋に設けたも
のである。
作 用 この構成により、使用し終つたアイロンをアイ
ロン収納箱に収納して蓋を閉め運搬して片付けよ
うとしたとき、蓋が完全に閉められロツク釦の係
合が完了した場合、ロツク解除部材がロツク部材
と切欠部との係合を解除するため、把手は本体の
上面より離反する方向にスライド自在となる。こ
れにより、把手を引き上げてアイロン収納箱を持
つことが可能になる。また、蓋が完全に閉められ
ていない場合、ロツク部材と切欠部との係合は解
除されず、このため、把手は本体の上面に収納さ
れたままとなり、把手を引き上げてアイロン収納
箱を持つことができない。このように、蓋が完全
に閉められていない場合、把手を引き上げてアイ
ロン収納箱を持つことはできないため、使用者に
蓋が完全に閉まつていないことを警告できる。そ
して、蓋を完全に閉めてから運搬することによ
り、アイロン収納箱内でアイロンが転倒しても蓋
が開いてアイロンが飛び出すことはない。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面(第1
図〜第5図)に基づいて説明する。
図において、11は一側面が開口しアイロンを
収納するプラスチツク製の框体状の本体で、この
本体11の開口縁に蝶番等で開閉自在に蓋12を
取付けている。この蓋12には本体11の係止部
13と係合するロツク釦14よりなるロツク装置
を設けている。15は前記本体11の内壁と間隔
をおいて中空状に保持された遮熱板で、この遮熱
板15はアイロンを熱いままで収納したとき、そ
の加熱部が直接本体11の内壁と接触しないよう
にするものである。又、前記本体11の底面には
アイロンを載置するスタンド16を一体成形で設
けている。17は本体11の上部に設けられた把
手で、この把手17は本体11の両側面と上面に
設けられた溝部18に収納可能とされ、使用時は
上方にスライドし、非使用時は自重で下方に下が
り溝部18に収納される。前記溝部18には貫通
孔19を設け、この貫通孔19を通つて把手17
の下端部に一体に形成された板体20が本体11
の内壁に沿つて挿入されている。貫通孔19を通
つて把手17の裏面に一体に設けられたストツパ
ー21は把手17の引き出し距離を規制し、把手
17に加わる荷重を受けている。前記板体20の
ロツク釦14側には切欠部22が形成され、本体
11の内側に設けた隔室23内に挿入されたロツ
ク部材24が常に外方に突出するようにばね25
で付勢されて前記切欠部22に係合し把手17を
本体11に対してロツクするように構成されてい
る。26は蓋12に一体に設けたロツク解除部材
で、これは前記ロツク部材24に対応した位置に
設けられ、蓋12が完全に閉まるとロツク部材2
4をばね25の付勢力に抗して押して前記切欠部
22との係合を解除し、把手17の本体11に対
するロツクを解除して把手17を上方へスライド
可能とし、アイロン収納箱を運搬できる。
上記の構成において、蓋12が完全に締まり、
ロツク釦14が確実に掛かつているときは、第1
図に示すように蓋12に設けたロツク解除部材2
6がロツク部材24をばね25の付勢力に抗して
押してロツク部材24の把手17の切欠部22へ
の係合を解除した状態となるため、把手17を引
き上げることができ、アイロン収納箱を運搬でき
ることになる。
次に、第2図に示すように蓋12が完全に閉ま
つていない状態ではロツク部材24が把手17の
切欠部22に結合し、把手17を引き上げること
ができないため、アイロン収納箱を運搬できない
とともに、把手17が引き上げれないことで使用
者に蓋12が完全に閉まつておらずロツク釦14
が確実に掛かつていない旨を警告できることにな
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、蓋が完全に閉ま
りロツク釦の係合が完了して始めて運搬用の把手
が引き出され収納箱を運搬することができる構成
とすることで、ロツク釦の係合が不充分なままで
運搬してアイロンが飛び出して落下するという危
険を回避できるとともに、把手が引き出せないこ
とにより使用者に蓋が完全に閉まつていない旨を
警告できる。
これにより、蓋を閉める際の、使用者のうつか
りミスを容易に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は蓋が完全に閉まつた状態を示す断面図、第
2図は蓋が完全に閉まつていない状態を示す断面
図、第3図は把手の動作を示す要部断面図、第4
図は把手とロツク部材の関係を示す斜視図、第5
図は全体斜視図、第6図及び第7図は従来例を示
す斜視図及び断面図である。 11……本体、12……蓋、13……係止部、
14……ロツク釦、17……把手、18……溝
部、19……貫通孔、20……板体、22……切
欠部、24……ロツク部材、25……ばね、26
……ロツク解除部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アイロン本体を収納する開口部を設けた筺体状
    の本体と、この本体の開口部に開閉自在に取付け
    た蓋と、外面に操作部を設けて前記本体と蓋とを
    係止するロツク釦と、両下端部を前記本体の両側
    面に設けた貫通孔に挿入して前記本体の内面側に
    位置させるとともに、非使用時は前記本体の上面
    に近接して収納されかつ使用時は前記本体の上面
    より離反する方向にスライド自在に装着された把
    手とを備え、前記本体の内面側に位置させた把手
    と一体形成の板体に切欠部を形成し、この切欠部
    に係合自在なロツク部材を前記切欠部に対向して
    前記本体に設け、このロツク部材と前記切欠部と
    の係合を解除するロツク解除部材を前記蓋に設け
    たアイロン収納箱。
JP1985017441U 1985-02-08 1985-02-08 Expired JPH046717Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985017441U JPH046717Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985017441U JPH046717Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61132994U JPS61132994U (ja) 1986-08-19
JPH046717Y2 true JPH046717Y2 (ja) 1992-02-24

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ID=30505143

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JP1985017441U Expired JPH046717Y2 (ja) 1985-02-08 1985-02-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540144B2 (ja) * 1976-11-15 1980-10-16

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651584Y2 (ja) * 1978-09-07 1981-12-02
JPS5750000Y2 (ja) * 1980-03-18 1982-11-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5540144B2 (ja) * 1976-11-15 1980-10-16

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Publication number Publication date
JPS61132994U (ja) 1986-08-19

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