JPH0797422B2 - 硬貨判別装置 - Google Patents

硬貨判別装置

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JPH0797422B2 JP20612089A JP20612089A JPH0797422B2 JP H0797422 B2 JPH0797422 B2 JP H0797422B2 JP 20612089 A JP20612089 A JP 20612089A JP 20612089 A JP20612089 A JP 20612089A JP H0797422 B2 JPH0797422 B2 JP H0797422B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は硬貨の外径寸法に基づいてその金種を判別する
硬貨判別装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、硬貨入金機や自動販売機などに用いられる判別装
置として、光学的に測定された硬貨の外径データに基づ
く判別を行う方式のものが知られている。
例えば、特開昭58−132884号公報に紹介されている『円
形物体の径判別装置』にあっては、硬貨が通過する通路
の上下と光源と受光素子とをそれぞれ設け、前記光源か
らレンズを介して硬貨に交差させた光線がいかなる範囲
の受光素子に検知されるか(所定のしきい値を越えたレ
ベルの出力があるか)によってその外径を検知し、この
検知結果を基準データと比較することにより硬貨の外径
を検知する方式となっている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、前記判別装置で使用されている受光素子は、 ほこりの堆積などに起因する受光面の汚れ 出力特性の経時変化 などの原因により、その一部で受光量に対する出力のレ
ベルが低下し、硬貨が存在しない場合に所定のしきい値
を超えるレベルの出力が得られない場合がある。一方、
光源に関しても、受光範囲全体へ光線を分散させるため
のレンズに部分的な汚れなどが生じると、特定範囲の受
光素子の出力レベルが低下してしまう場合がある。そし
て、これらの諸因により、本来硬貨が存在しない範囲で
硬貨が存在する旨が判別されると、誤った外径が測定さ
れることとなって、誤った金種が判別してしまうという
問題があった。
そこで、最もレベルの低い受光素子からも充分な出力が
得られる程度まで光源の出力を上げることが考えられる
が、この場合、過剰な光線によって他の受光素子が飽和
してしまい、その後の光線の検出に異常が生じ、誤動作
となるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ほこりの堆
積、特性変化などに起因する受光素子の特性のばらつき
を適正に補正して正確な外径判別を行わせることを目的
とするものである。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、 本願の請求項1記載の発明は、 移動中の硬貨に光線を交差させ、該光線が検出される範
囲により前記硬貨の外径を測定し、測定された外径に基
づいて前記硬貨の金種を判別するようにした硬貨判別装
置において、 前記硬貨とほぼ平行な平面内で硬貨の移動方向と交差す
る方向に沿って並べられ、それぞれ、硬貨を含む平面と
交差する方向へ光線を照射する複数の光源と、 該複数の光源と対向する位置に設けられて前記光源から
の光線を電気信号にそれぞれ変換する複数の受光素子
と、 該複数の受光素子のいずれの範囲が硬貨を検知したかに
よって前記硬貨の金種を判別する金種判別手段と、 前記複数の光源を個別に駆動すべくパルス電流を出力す
る光源駆動手段と、 該光源駆動手段を制御する光源制御手段と、 からなり、 前記光源制御手段は、 硬貨の判別時以外の所定の時期に、各受光素子の受光量
を基準値と比較する比較部と、 該比較部によって基準値以下の受光量と判断された受光
素子に対応する光源のパルス電流の単位時間当たりの立
ち上がり継続時間を、当該受光素子の受光量が基準値と
等しくなるまで増減させる出力制御部と、 から構成してなるものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、 前記光源制御手段を、 硬貨の外径検知時以外の所定の時期に、各受光素子の受
光量を基準値と比較する比較部と、 該比較部によって基準値以下の受光量と判断された一つ
の受光素子に対応する光源のパルス電流の単位時間当た
りの立ち上がり継続時間を、当該受光素子の受光量が少
なくとも他の受光素子と同等となるまで増減させる出力
制御部と、 から構成してなるものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明に
おいて、 前記パルスの波長を加減することにより立ち上がり継続
時間を調整するようにしたものである。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明に
おいて、 前記パルスの周波数を加減することにより立ち上がり継
続時間を増減するようにしたものである。
請求項5および6記載の発明は、請求項1もしくは2記
載の発明において、光源を駆動するパルス電流のレベル
を調整するようにしたものである。
「作用」 上記構成であると、特定位置の受光素子の受光量を他の
受光素子の受光量、あるいは、所定の基準値と比較して
その受光特性の異常の有無を判別することができるとと
もに、異常が判別された場合に、当該受光素子に対応す
る光源を駆動するパルス電流の立ち上がり継続時間を、
該パルスの波長または周波数を加減することによって調
整し、あるいは、光源を駆動するパルス電流のレベルを
調整し、これにより、単位時間当たりに光源から前記特
定位置の受光素子へ向けて出力される光エネルギが増減
され、当該受光素子から出力される信号のエネルギを増
減させることができる。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
符号1は硬貨であって、この硬貨1は、ベルトコンベア
などの搬送面(図中鎖線Aで示す)によって、第1図の
紙面と直交する方向へ搬送されている。
前記搬送面Aの上方には、該搬送面Aの幅方向に沿って
光源2a〜2mが設けられており、これらの光源2a〜2mは、
光源駆動手段3から供給されるパルス電流により駆動さ
れて、前記硬貨1と交差する方向へそれぞれ光線を照射
するようになっている。
また前記搬送面Aを介して前記光源2a〜2mと対向する位
置には、同じく搬送面Aの幅方向に沿って(前記光源2a
〜2mと配列方向に対して平行に)受光素子4a〜4nが設け
られており、これらの受光素子4a〜4nは、それぞれ前記
光源2a〜2mから照射された光線をその強さに応じたレベ
ルの電気信号に変換するようになっている。
前記受光素子4a〜4nの出力はそれぞれ受光制御手段5に
供給されており、この受光制御手段5は、受光素子4a〜
4nの出力を順次走査(サンプリング)するとともに、こ
の入力信号を時間で積分して単位時間当たりに供給され
る光エネルギー量(受光量)に換算する処理を施した
後、これら各受光素子4a〜4nについての受光量のデータ
を所定の順序のシリアルデータLDとして出力するように
なっている。また前記受光制御手段5には、タイミング
手段6からタイミング信号TSが供給され、このタイミン
グ信号TSに基づいた所定時間毎のサンプリングがおこな
われるようになっている。
なお硬貨の外径は、その両側で周縁部の位置を検知する
ことにより知ることができるから、実施例の場合、光源
2a〜2mおよび受光素子4a〜4nは、それぞれ、搬送面Aの
幅方向に沿う二つの区間に設けられて、それぞれ硬貨の
存在を検知するようになっている。また実施例の場合、
一つの光源から照射された光線が複数の(所定範囲の)
受光素子に検知される構成としたが、光源と受光素子と
を一対一の関係に設定してもよい。また各光源2a〜2mに
は、対応する所定範囲の受光素子4a〜4nのみに光線を照
射して、当該光線の他の範囲の受光素子4a〜4nへの影響
を排除すべく、光線の方向を一定に制限する偏光手段、
例えば、光線透過のためのスリットを多数配列してなる
スリット板などを設けることが望ましい。
前記受光制御手段5から出力される各受光素子4a〜4nの
受光レベルについてのシリアルデータLDは遮光判別手段
7に供給されるようになっている。この遮光判別手段7
は、しきい値記憶手段8から供給されるしきい値SHのレ
ベルと前記受光レベルデータLDとを比較して、このしき
い値SHを上回る場合には透光状態と、下回る場合には遮
光状態と判別し、この判別結果に応じて、硬貨1の両側
部の位置(すなわち外径)に対応した遮光範囲データED
を出力するようになっている。なお前記しきい値記憶手
段8には、例えば、装置の使用開始前(新品の状態にお
ける)の同一条件の発光量に対する各受光素子4a〜4nの
受光レベルが記憶されており、この受光レベルをしきい
値SHとして利用することにより、光源に対する相対位置
の差、あるいは、各受光素子4a〜4nの個々の特性のばら
つきに起因する受光レベルの差の影響を排除することが
できるようになっている。
一方、前記受光制御手段5の出力は飽和検出手段9にも
供給されており、この飽和検出手段9は、各受光素子4a
〜4nの出力レベルを監視し、飽和レベル(受光量の増加
に対して出力電圧が増加しないレベル)に達したことを
検出して、当該受光素子4a〜4nが属する領域の光源2a〜
2mの発光レベルを、受光素子が飽和しない程度に規制す
べく、規制信号LSを出力するようになっている。
前記遮光判別手段6から出力された遮光範囲データEDは
金種判別手段10に供給され、この金種判別手段10は、硬
貨の判別動作中、前記遮光範囲データEDを金種毎の遮光
範囲データと比較することにより、当該硬貨の金種、あ
るいは真偽を判別して金種信号KSを出力するようになっ
ている。
一方、前記遮光範囲データEDは光源制御手段11にも供給
されている。この光源制御手段11は、前記光源駆動手段
3が駆動する光源2a〜2mを特定し、また、光源駆動手段
3から光源2a〜2mへ供給されるパルス電流のレベル、波
長、周波数を制御する制御信号SSを出力するもので、こ
の制御信号SSは、前記タイミング手段6から供給される
タイミング信号TSにより、サンプリングが行われている
受光素子4a〜4nに対応する範囲の光源2a〜2mを駆動すべ
く光源駆動手段3へ出力されている。すなわち光源制御
手段11は、受光素子4a〜4nの受光データのサンプリング
と同期して前記光源2a〜2mを駆動すべく制御信号SSを出
力するようになっている。
また前記光源制御手段11は、光源2a〜2mと受光素子4a〜
4nとの間に硬貨1が存在していない条件下にて、いずれ
かの受光素子4a〜4nの受光レベルが所定以下となってい
るか、すなわち、所定のしきい値以下のレベルとなって
いるかを判断し、所定以下のレベルとなっている受光素
子4a〜4nを含む領域の光源2a〜2mの発光量を高めるべく
前記光源駆動手段3への発光量制御信号SSにおける光源
駆動パルスの波長または周波数を調整するようになって
いる。
さらに前記光源制御手段11は、所定以下の受光レベルの
受光素子に対応する光源の発光量が増大して、他の受光
素子が飽和すると、前記飽和検出手段9から供給される
規制信号LSにより、他の受光素子に対応する光源の発光
量を減少させるべく制御信号SSを光源駆動手段3へ出力
し、当該受光素子の飽和を防止するようになっている。
なお、システムの簡略化を目的として、前記飽和検出手
段9から出力される規制信号LSの光源制御手段11への供
給に代え、規制信号LSによってアラームを動作させるよ
うにしてもよい。また、前記光源制御手段11では、硬貨
判別動作時に、前記飽和検出手段9からの規制信号LSが
供給されることにより、アラームを出すとともに、動作
を異常終了させるようにしてもよい。
なおまた、前記光源制御手段11が受光素子4a〜4nのレベ
ルを判別する場合の『硬貨1が存在しない』という条件
は、硬貨1の有無を図示しないセンサ(例えば硬貨搬送
路の一部に設けられる)などによって実際に検知した結
果のデータのみならず、例えば、判別装置の立ち上げ時
(主電源のON時)に供給されるイニシャライズ信号、ク
リア信号、あるいは、光源のレベルを調整すべく人為的
に操作されるレベル調整スイッチなどから供給される信
号RSの入力の有無により成立させられ、このような所定
の時期にのみ前記制御動作が行われるものとする。
次いで、前記光源制御手段11の制御内容の詳細を装置の
動作とともに説明する。
a.硬貨1が存在しない状態で、光源制御手段11から光源
駆動手段3に制御信号SSを供給して、各光源2a〜2mを同
一条件(所定の発光量等)で発光させ、各受光素子4a〜
4nから得られた受光量の信号を遮光判別手段7に供給す
る。
b.遮光判別手段7において、受光素子4a〜4nの特定のも
のの受光量が他の受光素子の受光量(あるいは、予め設
定された基準的な受光量)よりも小さいと判断された場
合には、その受光素子4a〜4nが属する領域の光源2a〜2m
の駆動パルスの単位時間当たりの出力を増大させるべ
く、光源制御手段11の制御信号SSが調整される。すなわ
ち、光源制御手段11は、受光素子4a〜4nの受光量を比較
する比較部としての機能と、光源駆動手段3へパルス立
ち上がり継続時間を増減すべく制御信号を出力する出力
制御部としての機能を果すことにより、受光レベルが所
定値以下となった領域の光源(例えば2m-1)について、
第2図に示すように、その駆動パルスの立ち上がり継続
時間tjを他の光源(例えば2a)のパルスの立ち上がり継
続時間taよりも長くすべく制御信号SSを供給する。そし
て、このような調整動作を繰り返すことにより、当該受
光素子について、その受光レベルの積分値としての、単
位時間当たり受光量(受光エネルギ)を大きくして、各
受光素子4a〜4nについての受光量データを均一化するこ
とができる。なお、第2図では各光源2a〜2mの駆動パル
スの時間軸を揃えて表現したが、実際には、タイミング
信号TSに基づき、所定の時間差をおいて順次駆動パルス
が出力されているのは言うまでもない。また、このよう
に、パルスの高さを変えることなく立ち上がり継続時間
を増減させているから、当該光源に対応する受光素子群
の他の受光素子(調整を受けない受光素子)が飽和する
ことはない。
なお、実施例の場合、パルスの立ち上がり継続時間tを
増減すること、換言すればパルスの波長を長くすること
により発光量を調整するようにしたが、これに替えて、
第2図鎖線で示すように、所定の周期T内で出力される
パルスの数を増やすこと、換言すればパルスの周波数を
大きくすることによっても所定の効果を得ることができ
るのはもちろんである。
また、制御信号SSによってパルスの波長、あるいは周波
数という時間軸方向への特性を調整することに代えて、
パルスのレベル、すなわち第2図の縦軸方向への特性を
調整して、各受光素子の出力を均一化するようにしても
よい。
「発明の効果」 以上の説明で明らかなように、本発明は、移動中の硬貨
に光線を交差させ、該光線が検出される範囲により前記
硬貨の外径を測定し、測定された外径に基づいて前記硬
貨の金種を判別するようにした硬貨判別装置において、
前記硬貨と平行な平面内で硬貨の移動方向と交差する方
向に沿って並べられ、それぞれ、硬貨を含む平面と交差
する方向へ光線を照射する複数の光源の駆動手段を制御
する制御手段において、前記光源からの光線を電気信号
にそれぞれ変換する複数の受光素子の特定位置のものの
受光素子の受光量が変動した場合に、当該受光素子に対
応する光源を駆動するパルス電流の波長または周波数を
調整して、あるいはそのレベルを調整するようにしたか
ら、下記の効果を奏する。
単位時間当たりに受光素子に受光されるエネルギが
調整されているから、例えば汚れ、特性の劣化などによ
って、入力される光量に対する出力エネルギが低下した
特定の受光素子に対して、他の受光素子より過大な光エ
ネルギを供給して、各受光素子の出力信号を均一にする
ことができる。
光源を駆動するパルスを時間軸方向に調整する場合
には、前記調整に際して光源の駆動電流、電圧の増加に
よる発光レベルそのものの増加が生じないから、補正す
べき受光素子周辺の正常な受光レベルの受光素子を飽和
させることなく、各光源の受光量を均一化することがで
きる。
前記調整は、例えば光源の発光レベルの調整などに
おいて必須とされる駆動手段中の抵抗値の調整のような
回路定数の変更を伴うことなく、制御手段における制御
信号の調整のみによって行うことができるから、格別な
ハード構成の変更を伴うことなく実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は制御系
のブロック図、第2図は光源を駆動すべく駆動手段から
出力されるパルス電流の波形図である。 1……硬貨、2a〜2m……光源、3……光源駆動手段、4a
〜4n……受光素子、5……受光制御手段、6……遮光判
別手段、7……しきい値記憶手段、8……飽和検出手
段、9……金種判別手段、10……制御手段、A……搬送
面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動中の硬貨に光線を交差させ、該光線が
    検出される範囲により前記硬貨の外径を測定し、測定さ
    れた外径に基づいて前記硬貨の金種を判別するようにし
    た硬貨判別装置において、 前記硬貨とほぼ平行な平面内で硬貨の移動方向と交差す
    る方向に沿って並べられ、それぞれ、硬貨を含む平面と
    交差する方向へ光線を照射する複数の光源と、 該複数の光源と対向する位置に設けられて前記光源から
    の光線を電気信号にそれぞれ変換する複数の受光素子
    と、 該複数の受光素子のいずれの範囲が硬貨を検知したかに
    よって前記硬貨の金種を判別する金種判別手段と、 前記複数の光源を個別に駆動すべくパルス電流を出力す
    る光源駆動手段と、 該光源駆動手段を制御する光源制御手段と、 からなり、 前記光源制御手段は、 硬貨の判別時以外の所定の時期に、各受光素子の受光量
    を基準値と比較する比較部と、 該比較部によって基準値以下の受光量と判断された受光
    素子に対応する光源のパルス電流の単位時間当たりの立
    ち上がり継続時間を、当該受光素子の受光量が基準値と
    等しくなるまで増減させる出力制御部と、 からなることを特徴とする硬貨判別装置。
  2. 【請求項2】移動中の硬貨に光線を交差させ、該光線が
    検出される範囲により前記硬貨の外径を測定し、測定さ
    れた外径に基づいて前記硬貨の金種を判別するようにし
    た硬貨判別装置において、 前記硬貨とほぼ平行な平面内で硬貨の移動方向と交差す
    る方向に沿って並べられ、それぞれ、硬貨を含む平面と
    交差する方向へ光線を照射する複数の光源と、 該複数の光源と対向する位置に設けられて前記光源から
    の光線を電気信号にそれぞれ変換する複数の受光素子
    と、 該複数の受光素子のいずれの範囲が硬貨を検知したかに
    よって前記硬貨の金種を判別する金種判別手段と、 前記複数の光源を個別に駆動すべくパルス電流を出力す
    る光源駆動手段と、 該光源駆動手段を制御する光源制御手段と、 からなり、 前記光源制御手段は、 硬貨の判別時以外の所定の時期に、各受光素子の受光量
    を基準値と比較する比較部と、 該比較部によって基準値以下の受光量と判断された受光
    素子に対応する光源のパルス電流の単位時間当たりの立
    ち上がり継続時間を、当該受光素子の受光量が他の受光
    素子と同等となるまで増減させる出力制御部と、 からなることを特徴とする硬貨判別装置。
  3. 【請求項3】前記出力制御部は前記パルス電流の波長を
    加減することにより立ち上がり継続時間を増減させるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の硬貨判別装置。
  4. 【請求項4】前記出力制御部は前記パルス電流の周波数
    を加減することにより立ち上がり継続時間を増減させる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の硬貨判別装
    置。
  5. 【請求項5】移動中の硬貨に光線を交差させ、該光線が
    検出される範囲により前記硬貨の外径を測定し、測定さ
    れた外径に基づいて前記硬貨の金種を判別するようにし
    た硬貨判別装置において、 前記硬貨とほぼ平行な平面内で硬貨の移動方向と交差す
    る方向に沿って並べられ、それぞれ、硬貨を含む平面と
    交差する方向へ光線を照射する複数の光源と、 該複数の光源と対向する位置に設けられて前記光源から
    の光線を電気信号にそれぞれ変換する複数の受光素子
    と、 該複数の受光素子のいずれの範囲が硬貨を検知したかに
    よって前記硬貨の金種を判別する金種判別手段と、 前記複数の光源を個別に駆動すべくパルス電流を出力す
    る光源駆動手段と、 該光源駆動手段を制御する光源制御手段と、 からなり、 前記光源制御手段は、 硬貨の判別時以外の所定の時期に、各受光素子の受光量
    を基準値と比較する比較部と、 該比較部によって基準値以下の受光量と判断された受光
    素子に対応する光源のパルス電流のレベルを、当該受光
    素子の受光量が基準値と等しくなるまで増減させる出力
    制御部と、 からなることを特徴とする硬貨判別装置。
  6. 【請求項6】移動中の硬貨に光線を交差させ、該光線が
    検出される範囲により前記硬貨の外径を測定し、測定さ
    れた外径に基づいて前記硬貨の金種を判別するようにし
    た硬貨判別装置において、 前記硬貨とほぼ平行な平面内で硬貨の移動方向と交差す
    る方向に沿って並べられ、それぞれ、硬貨を含む平面と
    交差する方向へ光線を照射する複数の光源と、 該複数の光源と対向する位置に設けられて前記光源から
    の光線を電気信号にそれぞれ変換する複数の受光素子
    と、 該複数の受光素子のいずれの範囲が硬貨を検知したかに
    よって前記硬貨の金種を判別する金種判別手段と、 前記複数の光源を個別に駆動すべくパルス電流を出力す
    る光源駆動手段と、 該光源駆動手段を制御する光源制御手段と、 からなり、 前記光源制御手段は、 硬貨の判別時以外の所定の時期に、各受光素子の受光量
    を基準値と比較する比較部と、 該比較部によって基準値以下の受光量と判断された受光
    素子に対応する光源のパルス電流のレベルを、当該受光
    素子の受光量が他の受光素子と同等となるまで増減させ
    る出力制御部と、 からなることを特徴とする硬貨判別装置。
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