JPH0796983A - ガス放出弁とガス放出弁によるガス放出方法とガス充填可能なガス放出弁によるガス放出方法およびガス充填方法 - Google Patents

ガス放出弁とガス放出弁によるガス放出方法とガス充填可能なガス放出弁によるガス放出方法およびガス充填方法

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JPH0796983A
JPH0796983A JP5273240A JP27324093A JPH0796983A JP H0796983 A JPH0796983 A JP H0796983A JP 5273240 A JP5273240 A JP 5273240A JP 27324093 A JP27324093 A JP 27324093A JP H0796983 A JPH0796983 A JP H0796983A
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Seiichi Kitabayashi
誠一 北林
Tatsuya Kitabayashi
辰哉 北林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来から、ガス放出弁容器の使用後、他の廃棄
物とともに焼くと、器内のガスが爆発して危険であるの
で、容器の使用後、開口したが、その開口作業は煩わし
い。そこで、爆発を予防することを本発明の目的とし、
また、異常温度と異常圧力時に、ガス放出弁の形状記憶
部材によりガス放出弁を自動的に開放することとガス充
填可能なガス放出弁を提供することを本発明の次の目的
とする。 【構成】本発明は、ガス放出弁の可動部を形状記憶部材
にし、常温時および/または常圧時に正常状態を維持
し、異常温度時および/または異常圧力時に、ガス放出
弁の可動部の形状記憶部材によりガス放出弁を自動的に
開放しうるガス放出弁であり、また、そのガス放出弁に
よるガス放出方法であり、また、ガス放出弁の形状記憶
部材によりガス充填可能にするガス放出方法とガス充填
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス放出弁とガス放出
弁によるガス放出方法とガス充填可能なガス放出弁によ
るガス放出方法およびガス充填方法に関し、特に、ガス
充填可能なガス放出弁に形成した形状記憶部材により前
記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるとともにガス
充填時に、ガス充填可能なガス放出弁とガス充填可能な
ガス放出弁によるガス放出方法とガス充填可能なガス放
出弁によるガス放出方法およびガス充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ガス放出弁を備えた密閉容器
は、その使用後、廃棄して、他の廃棄物とともに焼却炉
などで焼却すると、前記密閉容器内のガスが膨張してそ
の密閉容器を爆発させるばかりでなく、焼却炉の炉壁ま
で損傷し、最悪の場合は、炉壁の破片が飛散して、焼却
炉の近くにいる人々に破片が当たり、怪我することがあ
る。そこで、そのような被害を予防するために、密閉容
器の使用後、廃棄する前に、使用後の密閉容器の適宜位
置を選んで開口し、使用後の密閉容器の内容物を容器外
に離散させてきた。ところが、使用後の密閉容器の開口
作業は、確実に行なわれる保証はなく、特に、大型焼却
炉のように炉内温度がきわめて高く、かつ炉外から炉内
に被焼却物を入れても、焼却炉の熱容量が大きくて炉内
温度がみだりに降下しない場合などは、使用後の密閉容
器の内容物であるガスの温度が急速に上昇し、密閉容器
内のガスが急速に膨張して昇圧し、その密閉容器が爆発
し易い条件となる。そこで、炉外から炉内に被焼却物を
入れる前に、使用後の密閉容器を必ず選び出さねばなら
ない。しかし、その手間は、大変であり、また、手間を
かけて選び出したとしても、全ての密閉容器を確実に選
び出し得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、焼却炉の炉内
に入れられた被焼却物の中に紛れ込んだ使用後の密閉容
器が加熱され、その密閉容器内のガスの温度が上昇し、
焼却炉内で加熱された密閉容器が爆発して、焼却炉の炉
壁が損傷し、最悪の場合は、炉壁の破片が飛散して焼却
炉の近くにいる人々に破片が当たり怪我することがある
が、そのような被害を確実に予防することを本発明の第
一の目的とする。また、異常温度時および/または異常
圧力時に、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全
部に形成した形状記憶部材により前記ガス放出弁を自動
的に開放状態にしうることを本発明の第二の目的とす
る。また、異常温度時および/または異常圧力時に、ガ
ス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形成した
形状記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態
にしうるとともにガス充填時に、前記ガス充填可能なガ
ス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形成した
形状記憶部材によりガス放出弁をガス充填可能な状態に
しうることを本発明の第三の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス放出弁の
弁機構の可動部の一部或いは全部を形状記憶部材により
形成し、常温時および/または常圧時に、正常静止状態
を維持し、前記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異
常温度時および/または異常圧力時に、ガス放出弁の弁
機構の弁開閉ばねおよび/またはハウジング横穴開閉部
材などの可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部
材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるガ
ス放出弁であり、また、本発明は、ガス放出弁の弁機構
の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材によ
り常温時および/または常圧時に、正常静止状態を維持
し、前記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度
時および/または異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構の
可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材により
前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるガス放出弁
によるガス放出方法であり、また、本発明は、ガス充填
可能なガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に
形成した形状記憶部材により常温時および/または常圧
時に、正常静止状態を維持し、前記ガス放出弁の弁機構
を閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常圧力時
に、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形
成した形状記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開
放状態にしうるとともにガス充填時に、前記ガス充填可
能なガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形
成した形状記憶部材により前記ガス充填可能なガス放出
弁をガス充填可能な状態にしうるガス充填可能なガス放
出弁によるガス放出方法およびガス充填方法である。
【0005】
【作用】本発明は、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部
或いは全部を形状記憶部材により形成し、常温時および
/または常圧時に、正常静止状態を維持し、前記ガス放
出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/また
は異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構の弁開閉ばねおよ
び/またはハウジング横穴開閉部材などの可動部の一部
或いは全部に形成した形状記憶部材により前記ガス放出
弁を自動的に開放状態にしうるガス放出弁であるから、
焼却炉の炉内に入れられた被焼却物の中に紛れ込んだ使
用後のガス放出弁を備えた密閉容器などのように異常温
度時および/または異常圧力時に、ガス放出弁を備えた
密閉容器のガス放出弁の弁機構の可動部に形成した形状
記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にし
て爆発を予防しうる。また、本発明は、ガス放出弁の弁
機構の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材
により常温時および/または常圧時に、正常静止状態を
維持し、前記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常
温度時および/または異常圧力時に、ガス放出弁の弁機
構の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材に
より前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるガス放
出弁によるガス放出方法であるから、焼却炉の炉内のよ
うな異常温度の状態および/または異常圧力の状態の雰
囲気の中で、使用後のガス放出弁を備えた密閉容器のガ
ス放出弁の弁機構の可動部に形成した形状記憶部材によ
り前記ガス放出弁を自動的に開放状態にして爆発を予防
しうる。また、本発明は、ガス充填可能なガス放出弁の
弁機構の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部
材により常温時および/または常圧時に、正常静止状態
を維持し、前記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異
常温度時および/または異常圧力時に、ガス放出弁の弁
機構の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材
により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるとと
もにガス充填時に、前記ガス充填可能なガス放出弁の弁
機構の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材
により前記ガス充填可能なガス放出弁をガス充填可能な
状態にしうるガス充填可能なガス放出弁によるガス放出
方法およびガス充填方法であるから、使用後のガス放出
弁を備えた密閉容器のガス放出弁の弁機構の可動部に形
成した形状記憶部材が異常高温および異常高圧を受け
て、その形状記憶部材の変形により使用後のガス放出弁
を備えた密閉容器のガス放出弁を開口し得る。そして、
ガス充填時に、前記ガス充填可能なガス放出弁の弁機構
の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材の部
分が冷却されて、その形状記憶部材が変形し、その変形
された形状記憶部材と他の部材との間に隙間或いは間隔
をつくり、ガス充填装置を介してガス放出弁にガスを充
填させうる。
【0006】
【実施例1】本発明は、ガス放出弁の弁機構のバルブス
テムとステムラバーとバルブステム押上用コイルばねと
バルブハウジング横穴開閉部材の可動部の中でバルブス
テム押上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材
を形状記憶部材により形成し、常温時および/または常
圧時に正常静止状態を維持し、ガス放出弁の弁機構を閉
鎖状態にし、異常温度時および/または異常圧力時に、
ガス放出弁の弁機構のバルブハウジング横穴開閉部材と
バルブステム押上用コイルばねに形成した形状記憶部材
により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるガス
放出弁である。
【0007】
【実施例2】本発明は、ガス充填可能なガス放出弁の弁
機構のバルブステムとステムラバーとバルブステム押上
用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材の可動部
の中でバルブステム押上用コイルばねとバルブハウジン
グ横穴開閉部材を形状記憶部材により形成し、常温時お
よび/または常圧時に、正常静止状態を維持し、ガス放
出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/また
は異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構のバルブハウジン
グ横穴開閉部材とバルブステム押上用コイルばねに形成
した形状記憶部材の変形により前記ガス放出弁を自動的
に開放状態にしうるとともにガス充填時に、前記ガス充
填可能なガス放出弁の弁機構のバルブステムとステムラ
バーとバルブステム押上用コイルばねとバルブハウジン
グ横穴開閉部材の可動部の中でバルブステム押上用コイ
ルばねとバルブハウジング横穴開閉部材とを変形させて
ガス充填可能な状態にしうるガス放出弁である。
【0008】
【実施例3】本発明は、ガス放出弁の弁機構のバルブス
テムとステムラバーとバルブステム押上用コイルばねと
バルブハウジング横穴開閉部材の可動部の中でバルブス
テム押上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材
を形状記憶部材により形成し、常温時および/または常
圧時に、正常静止状態を維持し、ガス放出弁の弁機構を
閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常圧力時
に、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形
成した形状記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開
放状態にしうるガス放出弁によるガス放出方法である。
【0009】
【実施例4】本発明は、ガス充填可能なガス放出弁の弁
機構のバルブステムとステムラバーとバルブステム押上
用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材の可動部
の中でバルブステム押上用コイルばねとバルブハウジン
グ横穴開閉部材に形成した形状記憶部材により常温時お
よび/または常圧時に、正常静止状態を維持し、ガス放
出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/また
は異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構の可動部のバルブ
ステムとステムラバーとバルブステム押上用コイルばね
とバルブハウジング横穴開閉部材の可動部の中でバルブ
ステム押上用コイルばねとバルブハウジンク横穴開閉部
材に形成した形状記憶部材の変形により前記ガス放出弁
を自動的に開放状態にしうるとともにガス充填時に、前
記ガス充填可能なガス放出弁の弁機構のバルブステムと
ステムラバーとバルブステム押上用コイルばねとバルブ
ハウジング横穴開閉部材の可動部の中でバルブステム押
上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材で形成
した形状記憶部材により前記ガス充填可能なガス放出弁
をガス充填可能な状態にしうるガス充填可能なガス放出
弁によるガス放出方法およびガス充填方法である。
【0010】
【実施例5】本発明は、ガス放出弁の弁機構のバルブス
テムとステムラバーとバルブステム押上用コイルばねと
バルブハウジング横穴開閉部材の可動部の中でバルブス
テム押上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材
を形状記憶部材により形成し、常温時および/または常
圧時に、正常静止状態を維持し、ガス放出弁の弁機構を
閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常圧力時
に、ガス放出弁の弁機構のバルブハウジング横穴開閉部
材とバルブステム押上用コイルばねの形状記憶部材を膨
張変形させることによりガスを放出しうるようにし、そ
のようにして、ガスを放出する過程で内圧が下がれば、
バルブハウジング横穴開閉部材をガス放出弁を自動的に
復元しうるようにし、そして、バルブステム押上用コイ
ルばねを形状記憶部材で形成し、その形状記憶部材で形
成したバルブステム押上用コイルばねの上端を前記ガス
放出弁の弁機構のバルブステムの下端部に強く嵌着し、
かつ、バルブステム押上用コイルばねの下端を前記ガス
放出弁の弁機構のバルブハウジングムの下底部に強く嵌
着し、異常温度時および/または異常圧力時に、ガス放
出弁の弁機構のバルブステム押上用コイルばねの全長が
収縮するように記憶させておくことによりバルブステム
を下方に引き下げることとなり、換言すればバルブステ
ムの先端に取り付けた押し下げ式ボタンを指などの外力
により押し下げた状態と同じ状態になるようにし、そこ
で、前記ガス放出弁を自動的に開放状態にし、ガスを放
出しうるようにしたガス放出弁である。
【0011】
【実施例6】本発明は、ガス充填可能なガス放出弁の弁
機構のバルブステムとステムラバーとバルブステム押上
用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材の可動部
の中でバルブステム押上用コイルばねとバルブハウジン
グ横穴開閉部材を形状記憶部材により形成し、常温時お
よび/または常圧時に、正常静止状態を維持し、ガス放
出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/また
は異常圧力時に、ガス充填可能なガス放出弁の弁機構の
バルブハウジング横穴開閉部材とバルブステム押上用コ
イルばねに形成した形状記憶部材により前記ガス放出弁
を自動的に開放状態にしうるようにし、上記バルブハウ
ジング横穴開閉部材の水平断面をほぼ外歯歯車状の形状
にし、その縦溝をガス充填通路にし、上記バルブハウジ
ング横穴開閉部材を形成した形状記憶部材により前記ガ
ス充填可能なガス放出弁をガス充填可能な状態にしうる
ガス充填可能なガス放出弁である。
【0012】
【実施例7】本発明は、ガス充填可能なガス放出弁の弁
機構のバルブステムとステムラバーとバルブステム押上
用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材の可動部
の中でバルブステム押上用コイルばねとバルブハウジン
グ横穴開閉部材を形状記憶樹脂或いは形状記憶合金など
の形状記憶部材により形成し、常温時および/または常
圧時に、正常静止状態を維持し、ガス放出弁の弁機構を
閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常圧力時
に、ガス充填可能なガス放出弁の弁機構のバルブハウジ
ング横穴開閉部材とバルブステム押上用コイルばねに形
成した形状記憶樹脂或いは形状記憶合金などの形状記憶
部材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうる
ようにし、上記バルブハウジング横穴開閉部材の水平断
面をほぼ外歯歯車状の形状にし、その縦溝をガス充填通
路にし、上記バルブハウジング横穴開閉部材を形成した
形状記憶樹脂或いは形状記憶合金などの形状記憶部材に
よりガス放出弁をガス充填に使用しうるガス充填可能な
ガス放出弁である。
【0013】
【実施例8】本発明は、マウンテンキャップとそのマウ
ンテンキャップの中央部分に設けた円筒空間部分に挿入
したバルブハウジングとからなる空間構造体にガス充填
可能なガス放出弁の弁機構を形成し、そのガス充填可能
なガス放出弁の弁機構のバルブステムの先端部から中間
部に向けて設けた縦穴とその縦穴に連通するバルブステ
ムの中間部に設けた横穴の部分を常温時および/または
常圧時に、ステムラバーにより閉鎖し、前記バルブステ
ムの先端に取り付けた押し下げ式ボタン(図面に図示せ
ず)を指などの外力により押し下げた時、前記バルブス
テムの中間部に設けた横穴の部分をステムラバーの変形
により開きうるようにし、異常温度時および/または異
常圧力時に、前記ガス放出弁を外力により押し下げた状
態と同じ状態になるようにして自動的に開放状態にし、
ガスを放出しうるようにするために、ガス放出弁の弁機
構のバルブハウジング横穴開閉部材とバルブステム押上
用コイルばねの形状記憶部材を膨張変形させることによ
りガスを放出しうるようにし、そして、ガスを放出する
過程で内圧が下がれば、バルブハウジング横穴開閉部材
を旧形状になるようにしてガス放出弁を自動的に復元し
うるようにし、そして、バルブステム押上用コイルばね
を形状記憶部材で形成し、その形状記憶部材で形成した
バルブステム押上用コイルばねの上端を前記ガス放出弁
の弁機構のバルブステムの下端部に強く嵌着し、かつ、
バルブステム押上用コイルばねの下端を前記ガス放出弁
の弁機構のバルブハウジングムの下底部に強く嵌着し、
異常温度時および/または異常圧力時に、ガス放出弁の
弁機構の可動部のバルブステムとステムラバーとバルブ
ステム押上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部
材の可動部の中でバルブステム押上用コイルばねとバル
ブハウジンク横穴開閉部材に形成した形状記憶部材の変
形により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうると
ともにガス充填時に、前記ガス充填可能なガス放出弁の
弁機構のバルブステムとステムラバーとバルブステム押
上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材の可動
部の中でバルブステム押上用コイルばねとバルブハウジ
ング横穴開閉部材で形成した形状記憶部材により前記ガ
ス充填可能なガス放出弁をガス充填可能な状態にしうる
ようにしたバルブステム押上用コイルばねにし、そのバ
ルブステム押上用コイルばねとバルブハウジング横穴開
閉部材の可動部を形状記憶樹脂或いは形状記憶合金など
の形状記憶部材により形成し、ガス充填可能なガス放出
弁の弁機構のバルブステムとステムラバーとバルブステ
ム押上用コイルばねとバルブハウジング横穴開閉部材の
可動部の中でバルブステム押上用コイルばねとバルブハ
ウジング横穴開閉部材を形状記憶樹脂或いは形状記憶合
金などの形状記憶部材により形成し、常温時および/ま
たは常圧時に、正常静止状態を維持しうるようにし、異
常温度時および/または異常圧力時に、ガス充填可能な
ガス放出弁の弁機構のバルブハウジング横穴開閉部材と
バルブステム押上用コイルばねに形成した形状記憶樹脂
或いは形状記憶合金などの形状記憶部材により前記ガス
放出弁を自動的に開放状態にしうるようにし、上記バル
ブハウジング横穴開閉部材の水平断面をほぼ外歯歯車状
の形状にし、その縦溝をガス充填通路にし、上記バルブ
ハウジング横穴開閉部材を形成した形状記憶樹脂或いは
形状記憶合金などの形状記憶部材により前記ガス充填可
能なガス放出弁をガス充填可能な状態にしうるように
し、前記バルブハウジングの下端開口部に柔軟性合成樹
脂製給液管を挿入して係止用環状突部に係止して接続し
たガス充填可能なガス放出弁である。
【0014】
【効果】本発明は、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部
或いは全部を形状記憶部材により形成し、常温時および
/または常圧時に、正常静止状態を維持し、前記ガス放
出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/また
は異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構の弁開閉ばねおよ
び/またはハウジング横穴開閉部材などの可動部の一部
或いは全部に形成した形状記憶部材により前記ガス放出
弁を自動的に開放状態にしうるガス放出弁であるから、
焼却炉の炉内に入れられた被焼却物の中に紛れ込んだ使
用後のガス放出弁を備えた密閉容器などのように異常温
度時および/または異常圧力時に、ガス放出弁を備えた
密閉容器のガス放出弁の弁機構の可動部に形成した形状
記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にし
て爆発を予防しうる効果がある。また、本発明は、ガス
放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形成した形
状記憶部材により常温時および/または常圧時に、正常
静止状態を維持し、前記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態
にし、異常温度時および/または異常圧力時に、ガス放
出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形成した形状
記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にし
うるガス放出弁によるガス放出方法であるから、焼却炉
の炉内のような異常温度の状態および/または異常圧力
の状態の雰囲気の中で、使用後のガス放出弁を備えた密
閉容器のガス放出弁の弁機構の可動部に形成した形状記
憶部材により前記ガス放出弁を自動的に開放状態にして
爆発を予防しうる効果がある。また、本発明は、ガス充
填可能なガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部
に形成した形状記憶部材により常温時および/または常
圧時に、正常静止状態を維持し、前記ガス放出弁の弁機
構を閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常圧力
時に、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に
形成した形状記憶部材により前記ガス放出弁を自動的に
開放状態にしうるとともにガス充填時に、前記ガス充填
可能なガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に
形成した形状記憶部材により前記ガス充填可能なガス放
出弁をガス充填可能な状態にしうるガス充填可能なガス
放出弁によるガス放出方法およびガス充填方法であるか
ら、使用後のガス放出弁を備えた密閉容器のガス放出弁
の弁機構の可動部に形成した形状記憶部材が異常高温お
よび異常高圧を受けて、その形状記憶部材の変形により
使用後のガス放出弁を備えた密閉容器のガス放出弁を開
口し得る。そして、ガス充填時に、前記ガス充填可能な
ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全部に形成し
た形状記憶部材の部分が冷却されて、その形状記憶部材
の部分が変形され、その変形された形状記憶部材と他の
部材との間に隙間或いは間隔を生じさせて、前記ガス充
填可能なガス放出弁をガス充填可能な状態にしうる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のガス充填可能なガス放出弁の
実施例の常温時で常圧時に正常状態を維持してガス放出
弁を閉鎖したところを示した縦断面図である。
【図2】図2は、本発明のガス充填可能なガス放出弁の
実施例の異常温度時および/または異常圧力時に、ガス
放出弁の弁機構の可動部が自動的に開口して密閉容器の
内圧を下降させて安全な状態にさせたところを示した縦
断面図である。
【符号の説明】
1 マウンテンキャップ 2 マウンテ
ンキャップの円筒部分 3 バルブハウジング 4 バルブス
テム 5 バルブステムの縦穴 6 バルブス
テムの中間部の横穴 7 ステムラバー 8 バルブハ
ウジングの横穴 9 バルブハウジング横穴開閉部材 10 バルブス
テム押上用コイルばね 11 断面外歯歯車状のガス充填縦溝 12 バルブハ
ウジングの下端開口部 13 バルブハウジングへの給液管 14 給液管係
止用内向き環状突部 15 バルブステムの下端側縦割り溝 16 コイルば
ねの下端側受座用環状溝 17 バルブステムの中間部の環状溝 18 コイルば
ね上端側受座用段付突部 19 バルブハウジング下底上向突部 20 バルブハ
ウジングの下底縦割り溝 21 バルブハウジング固定用噛込部 22 バルブス
テム外側ガス充填用開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは
    全部を形状記憶部材により形成し、常温時および/また
    は常圧時に、正常静止状態を維持し、前記ガス放出弁の
    弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常
    圧力時に、ガス放出弁の弁機構の弁開閉ばねおよび/ま
    たはバルブハウジング横穴開閉部材などの可動部の一部
    或いは全部に形成した形状記憶部材により前記ガス放出
    弁を自動的に開放状態にしうるガス放出弁。
  2. 【請求項2】ガス充填可能なガス放出弁の弁機構の可動
    部の一部或いは全部を形状記憶部材により形成し、常温
    時および/または常圧時に、正常静止状態を維持し、前
    記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時およ
    び/または異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構の弁開閉
    ばねおよび/またはバルブハウジング横穴開閉部材など
    の可動部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材によ
    り前記ガス放出弁を自動的に開放状態にしうるとともに
    ガス充填時に、前記ガス充填可能なガス放出弁の弁機構
    の可動部の一部或いは全部をガス充填可能な状態にしう
    る請求項1記載のガス放出弁。
  3. 【請求項3】ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは
    全部に形成した形状記憶部材により常温時および/また
    は常圧時に、正常静止状態を維持し、前記ガス放出弁の
    弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時および/または異常
    圧力時に、ガス放出弁の弁機構の可動部の一部或いは全
    部に形成した形状記憶部材により前記ガス放出弁を自動
    的に開放状態にしうる請求項1記載のガス放出弁による
    ガス放出方法。
  4. 【請求項4】ガス充填可能なガス放出弁の弁機構の可動
    部の一部或いは全部に形成した形状記憶部材により常温
    時および/または常圧時に、正常静止状態を維持し、前
    記ガス放出弁の弁機構を閉鎖状態にし、異常温度時およ
    び/または異常圧力時に、ガス放出弁の弁機構の可動部
    の一部或いは全部に形成した形状記憶部材により前記ガ
    ス放出弁を自動的に開放状態にしうるとともにガス充填
    時に、前記ガス充填可能なガス放出弁の弁機構の可動部
    の一部或いは全部に形成した形状記憶部材により前記ガ
    ス充填可能なガス放出弁をガス充填可能な状態にしうる
    請求項1記載のガス充填可能なガス放出弁によるガス放
    出方法およびガス充填方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105485421A (zh) * 2015-12-25 2016-04-13 中山市美捷时包装制品有限公司 一种螺纹型喷粉阀门装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0263567A (ja) * 1988-08-30 1990-03-02 San Furonteia Technol:Kk 小型圧力容器

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