JPH079673Y2 - 筆記具のキャップ - Google Patents
筆記具のキャップInfo
- Publication number
- JPH079673Y2 JPH079673Y2 JP4040088U JP4040088U JPH079673Y2 JP H079673 Y2 JPH079673 Y2 JP H079673Y2 JP 4040088 U JP4040088 U JP 4040088U JP 4040088 U JP4040088 U JP 4040088U JP H079673 Y2 JPH079673 Y2 JP H079673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- cap
- clip
- writing instrument
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Clips For Writing Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案は、筆記具のキャップの構造の改良に関する。
（従来の技術） 従来、筆記具のキャップには携帯自在とするために、弾
性を有するクリップが設けられているが、このクリップ
は別体にキャップ頂部に取り付けられる係止体と本体と
の間にキャップ内部より雄ネジにより螺着、固定する
か、あるいはキャップ頂部に別体の雄ネジにより取り付
けられるものである。
性を有するクリップが設けられているが、このクリップ
は別体にキャップ頂部に取り付けられる係止体と本体と
の間にキャップ内部より雄ネジにより螺着、固定する
か、あるいはキャップ頂部に別体の雄ネジにより取り付
けられるものである。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来のものの場合、筆記具のクリッ
プは、いずれもキャップ本体とは別設の係止体によって
本体との間に螺着、固定れさるものであるから、外観上
の品質感が低下し、過剰な装飾の必要がある。さらに、
係止体が別体となるから部品点数が増加し、部品管理に
要する手間や、キャップ組み立て時の作業工程の増加か
らコストの増大となるものである。そこで、この考案は
上記従来のものの持つ欠点を改善すると共に、簡単な構
造により装飾性の高い筆記具のキャップを得ようとする
ものである。
プは、いずれもキャップ本体とは別設の係止体によって
本体との間に螺着、固定れさるものであるから、外観上
の品質感が低下し、過剰な装飾の必要がある。さらに、
係止体が別体となるから部品点数が増加し、部品管理に
要する手間や、キャップ組み立て時の作業工程の増加か
らコストの増大となるものである。そこで、この考案は
上記従来のものの持つ欠点を改善すると共に、簡単な構
造により装飾性の高い筆記具のキャップを得ようとする
ものである。
（課題を解決するための手段） そのために、本体上部に穿設されたスリットに、外方よ
りクリップの係止部を挿嵌すると共に、本体内に傘状体
を嵌合し、この傘状体内に押圧体を圧入して傘状体を本
体内壁に圧接するよう、上下より雄ネジとこれに螺合す
るナットにより挟持し、傘状体とナット間に上記クリッ
プの係止部を固定してなるものである。
りクリップの係止部を挿嵌すると共に、本体内に傘状体
を嵌合し、この傘状体内に押圧体を圧入して傘状体を本
体内壁に圧接するよう、上下より雄ネジとこれに螺合す
るナットにより挟持し、傘状体とナット間に上記クリッ
プの係止部を固定してなるものである。
（作用） 上記構成を具えるので、キャップ本体内に嵌着する傘状
体と押圧体を貫通する雄ネジとナット間に、本体上部に
穿設されたスリットから挿嵌されるクリップの係止部を
係止した上、この傘状体内に挿入される押圧体の嵌入を
雄ネジとナットとの螺合による上下方向の押圧によっ
て、傘状体を本体内壁に圧着させると共に、クリップの
係止部と傘状体を螺着して、その結合部分を外部に露出
することなく一体、固定することができる。
体と押圧体を貫通する雄ネジとナット間に、本体上部に
穿設されたスリットから挿嵌されるクリップの係止部を
係止した上、この傘状体内に挿入される押圧体の嵌入を
雄ネジとナットとの螺合による上下方向の押圧によっ
て、傘状体を本体内壁に圧着させると共に、クリップの
係止部と傘状体を螺着して、その結合部分を外部に露出
することなく一体、固定することができる。
（実施例） この考案を図に示す実施例により更に説明する。
（１）は、この考案の実施例である筆記具のキャップで
あり、この筆記具のキャップ（１）は本体（２）とクリ
ップ（３）から構成される。クリップ（３）はキャップ
（１）との取り付け部である直角方向に屈曲した係止部
（４）を具え、この係止部（４）を本体（２）上部に水
平に穿設されたスリット（５）から挿嵌され、本体
（２）内に嵌合する傘状体（６）の頂部上に位置する。
傘状体（６）は上部を中心として放射状に開く複数の開
閉片（10）よりなり、その内部に押圧体（７）が挿入さ
れ、傘状体（６）の中心と押圧体（７）には雄ネジ
（９）が貫通する貫通孔（13）、（14）が設けられる。
（８）は傘状体（６）上にあって、傘状体（６）との間
にクリップ（３）の係止部（４）を挟持するナットであ
る。まず、本体（２）にナット（８）を挿入した後、本
体（２）上部のスリット（５）からクリップ（３）の係
止部（４）を挿嵌し、さらに上記係止部（４）を係止す
るように傘状体（６）とこの内部に挿入される押圧体
（７）を挿入した上、下方より雄ネジ（９）をナット
（８）と螺着するように貫通孔（13）、（14）を通す。
雄ネジ（９）の螺着により押圧体（７）を上下方向に圧
縮による左右への膨張に伴って上記傘状体（６）の開閉
片（10）が外方に開き、これによって本体（２）の内壁
方向に傘状体（６）と本体（２）の内壁の間に摩擦力が
生じ、その位置に固定されるとともに、傘状体（６）と
ナット（８）の挟持によりクリップ（３）が本体（２）
に固定されることとなるものである。上記傘状体（６）
は合成樹脂よりなるものであるが、この樹脂による傘状
体（６）を金属製傘状体（12）とすることもでき、その
場合、開閉片（10）外面には適宜凹凸部（11）（ローレ
ット）を設け、雄ネジ（９）を傘状体（12）に押圧体
（７）を介して挿入する場合、傘状体（12）の開閉片
（10）に形成されている凹凸部（11）が本体（２）の内
壁に食い込むことにより傘状体（12）を固定し、これに
よりクリップ（３）とキャップ（１）とを完全に固定す
るものである。
あり、この筆記具のキャップ（１）は本体（２）とクリ
ップ（３）から構成される。クリップ（３）はキャップ
（１）との取り付け部である直角方向に屈曲した係止部
（４）を具え、この係止部（４）を本体（２）上部に水
平に穿設されたスリット（５）から挿嵌され、本体
（２）内に嵌合する傘状体（６）の頂部上に位置する。
傘状体（６）は上部を中心として放射状に開く複数の開
閉片（10）よりなり、その内部に押圧体（７）が挿入さ
れ、傘状体（６）の中心と押圧体（７）には雄ネジ
（９）が貫通する貫通孔（13）、（14）が設けられる。
（８）は傘状体（６）上にあって、傘状体（６）との間
にクリップ（３）の係止部（４）を挟持するナットであ
る。まず、本体（２）にナット（８）を挿入した後、本
体（２）上部のスリット（５）からクリップ（３）の係
止部（４）を挿嵌し、さらに上記係止部（４）を係止す
るように傘状体（６）とこの内部に挿入される押圧体
（７）を挿入した上、下方より雄ネジ（９）をナット
（８）と螺着するように貫通孔（13）、（14）を通す。
雄ネジ（９）の螺着により押圧体（７）を上下方向に圧
縮による左右への膨張に伴って上記傘状体（６）の開閉
片（10）が外方に開き、これによって本体（２）の内壁
方向に傘状体（６）と本体（２）の内壁の間に摩擦力が
生じ、その位置に固定されるとともに、傘状体（６）と
ナット（８）の挟持によりクリップ（３）が本体（２）
に固定されることとなるものである。上記傘状体（６）
は合成樹脂よりなるものであるが、この樹脂による傘状
体（６）を金属製傘状体（12）とすることもでき、その
場合、開閉片（10）外面には適宜凹凸部（11）（ローレ
ット）を設け、雄ネジ（９）を傘状体（12）に押圧体
（７）を介して挿入する場合、傘状体（12）の開閉片
（10）に形成されている凹凸部（11）が本体（２）の内
壁に食い込むことにより傘状体（12）を固定し、これに
よりクリップ（３）とキャップ（１）とを完全に固定す
るものである。
（考案の効果） 以上のとおり、筆記具のクリップをキャップ内部におい
て結合することにより、キャップ本体の外観上の美的価
値を向上することができると共に、組み立て時の作業性
を向上させる優れた効果を有するものである。
て結合することにより、キャップ本体の外観上の美的価
値を向上することができると共に、組み立て時の作業性
を向上させる優れた効果を有するものである。
第１図は、この考案の実施例である筆記用具のキャップ
の正面図であり、第２図は、その分解斜視図、さらに第
３図は、この考案の第２実施例の要部分解斜視図であ
る。 １……キャップ、２……本体、３……クリップ、４……
係止部、５……スリット、6,12……傘状体、７……押圧
体、８……ナット、９……雄ねじ、10……開閉片、11…
…凹凸部
の正面図であり、第２図は、その分解斜視図、さらに第
３図は、この考案の第２実施例の要部分解斜視図であ
る。 １……キャップ、２……本体、３……クリップ、４……
係止部、５……スリット、6,12……傘状体、７……押圧
体、８……ナット、９……雄ねじ、10……開閉片、11…
…凹凸部
Claims (1)
- 【請求項１】本体上部に穿設されたスリットに、外方よ
りクリップの係止部を挿嵌すると共に、本体内に傘状体
を挿入し、この傘状体内に嵌入する押圧体と、これらを
貫通する雄ネジ、雌ネジに螺合するナットにより、本体
内壁に傘状体を圧接するとともに、傘状体とナット間に
上記クリップの係止部を挟持、固定してなる筆記具のキ
ャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040088U JPH079673Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 筆記具のキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040088U JPH079673Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 筆記具のキャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01153989U JPH01153989U (ja) | 1989-10-24 |
| JPH079673Y2 true JPH079673Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31266870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040088U Expired - Lifetime JPH079673Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 筆記具のキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079673Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP4040088U patent/JPH079673Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01153989U (ja) | 1989-10-24 |
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