JPH0796421A - イケール - Google Patents
イケールInfo
- Publication number
- JPH0796421A JPH0796421A JP26041693A JP26041693A JPH0796421A JP H0796421 A JPH0796421 A JP H0796421A JP 26041693 A JP26041693 A JP 26041693A JP 26041693 A JP26041693 A JP 26041693A JP H0796421 A JPH0796421 A JP H0796421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ikele
- base material
- plate
- main body
- bottom plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立て工数を必要とせず、重量が軽くて作
業性がよく、コストの安いイケールを提供することを目
的とする。 【構成】 部品取付面5、13を有する本体4、12と
定盤固定面8、16を有する底板7、15とを備えるイ
ケール3、11であって、本体4、12と底板7、15
とを引き抜き成形によって一体のアルミニウム合金製の
イケール母材2、10に形成すると共に、このイケール
母材2、10を適宜の寸法に切断して形成した。
業性がよく、コストの安いイケールを提供することを目
的とする。 【構成】 部品取付面5、13を有する本体4、12と
定盤固定面8、16を有する底板7、15とを備えるイ
ケール3、11であって、本体4、12と底板7、15
とを引き抜き成形によって一体のアルミニウム合金製の
イケール母材2、10に形成すると共に、このイケール
母材2、10を適宜の寸法に切断して形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被検査品の直角度や平面
度などを検査する場合に検査治具として使用されるイケ
ールに関するもの及び、マルチ溶接機のフィクスチャー
の構成ブロック又は、トランスファープレスのフィード
バーやそのグリップに関するものである。
度などを検査する場合に検査治具として使用されるイケ
ールに関するもの及び、マルチ溶接機のフィクスチャー
の構成ブロック又は、トランスファープレスのフィード
バーやそのグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に従来のイケールについて説明す
る。
る。
【0003】例えば被検査品の直角度や平面度などを検
査する場合、定盤上に製品を置いて直接検査する場合も
あるが、検査治具としてイケールを使用する場合があ
る。この方式では定盤上に鋼製のイケールを取付けて、
このイケールに位置出し板やロケートピンなどを取付け
て検査治具とし、この治具に製品を据えて寸法検査を行
っていた。
査する場合、定盤上に製品を置いて直接検査する場合も
あるが、検査治具としてイケールを使用する場合があ
る。この方式では定盤上に鋼製のイケールを取付けて、
このイケールに位置出し板やロケートピンなどを取付け
て検査治具とし、この治具に製品を据えて寸法検査を行
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、略同一形状のイケールを単品として個別
に製作していたので、非常にコスト高となっており、ま
たイケールが鋼製であるために重量が大きく取扱いが不
便で作業性が悪いなどの問題点を有していた。またイケ
ールが溶接構造のものでは、溶接組み立て工数を要する
などの問題点もあった。
来の構成では、略同一形状のイケールを単品として個別
に製作していたので、非常にコスト高となっており、ま
たイケールが鋼製であるために重量が大きく取扱いが不
便で作業性が悪いなどの問題点を有していた。またイケ
ールが溶接構造のものでは、溶接組み立て工数を要する
などの問題点もあった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、組み立て工数を必要とせず、重量が軽くて作業性が
よく、コストの安いイケールを提供することを目的とす
る。
で、組み立て工数を必要とせず、重量が軽くて作業性が
よく、コストの安いイケールを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のイケールは、部品取付面を有する本体と定盤
固定面を有する底板とを備えるイケールであって、本体
と底板とを引き抜き成形によって一体のイケール母材に
形成すると共に、このイケール母材を適宜の寸法に切断
して形成した構成を有している。
に本発明のイケールは、部品取付面を有する本体と定盤
固定面を有する底板とを備えるイケールであって、本体
と底板とを引き抜き成形によって一体のイケール母材に
形成すると共に、このイケール母材を適宜の寸法に切断
して形成した構成を有している。
【0007】
【作用】この構成によって、本体と底板とが引き抜き成
形によって一体に形成されているので、溶接などの組み
立て工数を要さず、またイケールをアルミニウム合金製
の引き抜き材で作製することにより、重量が軽く作業性
のよいイケールを得ることができる。さらにイケール母
材を適宜の寸法に切断することにより、イケール単品と
して個別に製作する必要がないのでコストが安くなる。
形によって一体に形成されているので、溶接などの組み
立て工数を要さず、またイケールをアルミニウム合金製
の引き抜き材で作製することにより、重量が軽く作業性
のよいイケールを得ることができる。さらにイケール母
材を適宜の寸法に切断することにより、イケール単品と
して個別に製作する必要がないのでコストが安くなる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1乃至図
6を参照しながら説明する。図1は本発明のイケールを
備える検査治具の斜視図である。
6を参照しながら説明する。図1は本発明のイケールを
備える検査治具の斜視図である。
【0009】アルミニウム製の検査定盤1上には固定ナ
ット式イケール3やスライドナット式イケール11がボ
ルトによって固定されており、これらのイケール3、1
1には位置出し板18が固定されている。また定盤1上
にはイケール3を利用したスライドホルダー19、ロケ
ートピンブロック20などが固定されている。
ット式イケール3やスライドナット式イケール11がボ
ルトによって固定されており、これらのイケール3、1
1には位置出し板18が固定されている。また定盤1上
にはイケール3を利用したスライドホルダー19、ロケ
ートピンブロック20などが固定されている。
【0010】固定ナット式イケール3は図2乃至図4に
示すように、本体4と底板7とが一体に引き抜き成形さ
れたアルミニウム合金製のイケール母材2が適宜の寸法
に切断されて形成されている。本体4には部品取付面5
が機械加工によって形成されていると共に、部品取付用
のねじ孔6が設けられており、底板7には定盤1への固
定面8が機械加工によって形成されていると共に、固定
用孔9が設けられている。
示すように、本体4と底板7とが一体に引き抜き成形さ
れたアルミニウム合金製のイケール母材2が適宜の寸法
に切断されて形成されている。本体4には部品取付面5
が機械加工によって形成されていると共に、部品取付用
のねじ孔6が設けられており、底板7には定盤1への固
定面8が機械加工によって形成されていると共に、固定
用孔9が設けられている。
【0011】スライドナット式イケール11は図5及び
図6に示すように、本体12と底板15とが一体に引き
抜き成形されたアルミニウム合金製のイケール母材10
が適宜の寸法に切断されて形成されている。本体12に
は部品取付面13が機械加工によって形成されていると
共に、部品固定用の断面十字型のスライド溝14が設け
られており、底板15には定盤1への固定面16が機械
加工によって形成されていると共に、取付用のねじ孔1
7が設けられている。
図6に示すように、本体12と底板15とが一体に引き
抜き成形されたアルミニウム合金製のイケール母材10
が適宜の寸法に切断されて形成されている。本体12に
は部品取付面13が機械加工によって形成されていると
共に、部品固定用の断面十字型のスライド溝14が設け
られており、底板15には定盤1への固定面16が機械
加工によって形成されていると共に、取付用のねじ孔1
7が設けられている。
【0012】これらイケール3を底板7の固定用孔9を
利用してボルト、ナットによって定盤1の所定の位置に
固定し、部品取付用のねじ孔6を利用して位置出し板1
8を固定する。同様にイケール11も定盤1に固定して
スライド溝14を利用して位置出し板18を固定するこ
とによって、スライドホルダー19、ロケートピンブロ
ック20などと共に製品の検査治具として活用すること
ができる。
利用してボルト、ナットによって定盤1の所定の位置に
固定し、部品取付用のねじ孔6を利用して位置出し板1
8を固定する。同様にイケール11も定盤1に固定して
スライド溝14を利用して位置出し板18を固定するこ
とによって、スライドホルダー19、ロケートピンブロ
ック20などと共に製品の検査治具として活用すること
ができる。
【0013】そしてこれらイケール3、11は本体4、
12と底板7、15とがアルミニウム合金製の引き抜き
材(イケール母材)2、10で一体に形成されているの
で、溶接などの組み立て工数を要さず、またアルミニウ
ム合金製であるから、重量が軽く作業性がよい。さらに
イケール母材2、10を適宜の寸法に切断することによ
り、イケール単品として個別に製作する必要がないので
コストが安くなる。
12と底板7、15とがアルミニウム合金製の引き抜き
材(イケール母材)2、10で一体に形成されているの
で、溶接などの組み立て工数を要さず、またアルミニウ
ム合金製であるから、重量が軽く作業性がよい。さらに
イケール母材2、10を適宜の寸法に切断することによ
り、イケール単品として個別に製作する必要がないので
コストが安くなる。
【0014】またイケールはシリンダーブラケット、ロ
ボットハンドホルダー、角度ブラケット、マルチ溶接機
のフィクスチャーにおける位置決めブロック、トランス
ファープレスのフィードバー及びそのグリップなど種々
の目的に利用することができる。
ボットハンドホルダー、角度ブラケット、マルチ溶接機
のフィクスチャーにおける位置決めブロック、トランス
ファープレスのフィードバー及びそのグリップなど種々
の目的に利用することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、部品取付面を有
する本体と定盤固定面を有する底板とを備えるイケール
であって、本体と底板とを引き抜き成形によって一体の
イケール母材に形成すると共に、このイケール母材を適
宜の寸法に切断して形成することにより、本体と底板と
が引き抜き成形によって一体に形成されているので、溶
接などの組み立て工数を要さず、またイケールをアルミ
ニウム合金製の引き抜き材で作製することにより、重量
が軽く作業性のよいイケールを得ることができる。さら
にイケール母材を適宜の寸法に切断することにより、イ
ケール単品として個別に製作する必要がないのでコスト
が安くなる。
する本体と定盤固定面を有する底板とを備えるイケール
であって、本体と底板とを引き抜き成形によって一体の
イケール母材に形成すると共に、このイケール母材を適
宜の寸法に切断して形成することにより、本体と底板と
が引き抜き成形によって一体に形成されているので、溶
接などの組み立て工数を要さず、またイケールをアルミ
ニウム合金製の引き抜き材で作製することにより、重量
が軽く作業性のよいイケールを得ることができる。さら
にイケール母材を適宜の寸法に切断することにより、イ
ケール単品として個別に製作する必要がないのでコスト
が安くなる。
【図1】本発明の一実施例におけるイケールを備える検
査治具の斜視図である。
査治具の斜視図である。
【図2】同固定ナット式イケールの斜視図である。
【図3】同固定ナット式イケールのイケール母材の斜視
図である。
図である。
【図4】(a)同固定ナット式イケールの側面図であ
る。 (b)同固定ナット式イケールの正面図である。
る。 (b)同固定ナット式イケールの正面図である。
【図5】同スライドナット式イケールのイケール母材の
斜視図である。
斜視図である。
【図6】(a)同スライドナット式イケールの側面図で
ある。 (b)同スライドナット式イケールの正面図である。
ある。 (b)同スライドナット式イケールの正面図である。
1 定盤 2,10 イケール母材 3,11 イケール 4,12 本体 5,13 部品取付面 7,15 底板 8,16 固定面
Claims (1)
- 【請求項1】 部品取付面を有する本体と定盤固定面を
有する底板とを備えるイケールであって、本体と底板と
を引き抜き成形によって一体のイケール母材に形成する
と共に、このイケール母材を適宜の寸法に切断して形成
したことを特徴とするイケール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26041693A JPH0796421A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | イケール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26041693A JPH0796421A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | イケール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0796421A true JPH0796421A (ja) | 1995-04-11 |
Family
ID=17347636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26041693A Pending JPH0796421A (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | イケール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796421A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207171A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-26 | Hamamatsu Photonics Kk | 光学装置 |
JP2007054915A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Guraberu Clean:Kk | イケール |
CN102501075A (zh) * | 2011-10-28 | 2012-06-20 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 简易定位器 |
-
1993
- 1993-09-27 JP JP26041693A patent/JPH0796421A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207171A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-26 | Hamamatsu Photonics Kk | 光学装置 |
JP2007054915A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Guraberu Clean:Kk | イケール |
CN102501075A (zh) * | 2011-10-28 | 2012-06-20 | 苏州金牛精密机械有限公司 | 简易定位器 |
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