JPH0796410A - 面板型中ぐり盤の高速化装置 - Google Patents

面板型中ぐり盤の高速化装置

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JPH0796410A
JPH0796410A JP26437093A JP26437093A JPH0796410A JP H0796410 A JPH0796410 A JP H0796410A JP 26437093 A JP26437093 A JP 26437093A JP 26437093 A JP26437093 A JP 26437093A JP H0796410 A JPH0796410 A JP H0796410A
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JP
Japan
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face plate
tool holder
drive motor
speed
slide base
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Pending
Application number
JP26437093A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Hiramatsu
顯範 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIRAMATSU KIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
HIRAMATSU KIKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面板型中ぐり盤の高速化装置を小型かつ強力
なものにする。 【構成】 モータ29を内蔵したツールホルダ本体24
をスライドベース22に取り付け、ドリル軸27を備え
たツールホルダ25をツールホルダ本体24にナット2
6により取り付け、モータ29とドリル軸27をクラッ
チ33を介して連結する。主軸箱21の下面に取り付け
たシリンダ35のロッド36に、補給源38に連結した
ノズルや給電棒43を有する分配器37を取り付ける。
面板23にはノズルや給電棒43を挿通する貫通孔を形
成し、スライドベース22には、一方にノズルや給電棒
43を受け入れる受口を有し、他方に所定の位置に連通
する貫通路を有するブラケット46を取り付ける。ブラ
ケット46の給電棒43を受け入れる受口と駆動モータ
29を貫通路に通した電線58により接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低速加工を行う面板に
装着して高速加工を行う面板型中ぐり盤の高速化装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】面板型中ぐり盤をの高速化するには、第
1には面板駆動軸の中に高速軸を組込むことが知られて
いる。即ち、図5に示すように主軸1を備えた主軸箱2
には面板3を取り付けた面板軸4がベアリング5a、5
bを介して回転自在に支持されている。面板軸4の軸孔
4aには、面板3を貫通する高速軸6がベアリング7
a、7bを介して回転自在に支持されている。ここで、
主軸1は面板軸4又は高速軸6にクラッチ8を介して択
一的に連結されるようになっている。
【0003】また、高速化の第2の方法として、増速装
置を取り付けることが知られている。これは、図6に示
すように面板11にはツールホルダ本体12が取り付け
られ、ツールホルダ本体12の先端に設けられた連結機
構12aには、増速装置13が着脱自在に装着されてい
る。増速装置13にはバイトTを備えた高速軸14が連
結されている。増速装置13は主軸箱15に固定された
油圧作動のハイロータ16にアーム17を介して連結さ
れ、増速装置13がアーム17によってツールホルダ本
体12に着脱されると共に、増速装置13の本体の回転
がアーム17によって固定されている。ここで、面板1
1により低速加工を行う際には、増速装置13はツール
ホルダ本体12から取り外される。一方、高速軸14に
より高速加工を行う際には、増速装置13はツールホル
ダ本体12に連結され、面板11の回転が増速装置13
により4〜6倍に増速されて高速軸14が回転する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来例にお
いては、ベアリング5a、5bにより支持された面板軸
4の軸孔4a内に、高速軸6がベアリング7a、7bに
より支持されているため、構造が複雑になると共にベア
リングギャップが大きくなって、高速軸6が大きく傾く
という問題点がある。更に、面板軸4の長さが構造上か
ら制約されるため、面板3の回転力が十分でないという
問題点がある。
【0005】一方、図6に示す従来例においては、増速
装置13を連結機構12aに着脱し、かつ増速装置13
の本体の回転を固定するアーム17が必要とされるた
め、構造が複雑になるという問題点がある。また、バイ
トTの種類に応じた増速装置13が個々に必要とされる
ため、コストが高くなる上に増速装置13に小歯車が多
用されているため、重加工ができないという問題点があ
る。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解消
し、簡単な構造で十分な切削力を得ることができる面板
型中ぐり盤の高速化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る面板型中ぐり盤の高速化装置は、面板
のスライドベースに取り付け駆動モータを内蔵したツー
ルホルダ本体と、該ツールホルダ本体に着脱自在に取り
付け高速軸を回転自在に取り付けたツールホルダと、前
記面板の近傍に固定した駆動シリンダとから成り、該駆
動シリンダには電源に接続した給電棒を設け、前記面板
には前記給電棒を挿通する貫通孔を設け、前記スライド
ベースには前記貫通孔に挿通した前記給電棒と前記駆動
モータとを接続する電線を配設し、前記駆動シリンダに
よって前記給電棒を前記貫通孔に挿通して前記電線に接
触させことにより、前記電源と前記駆動モータを導通し
たとを特徴とする。
【0008】
【作用】上述の構成を有する面板型中ぐり盤の高速化装
置においては、駆動シリンダが作動すると給電棒が第1
の貫通孔に挿通して電線に接触し、電源が給電棒と電線
を介して駆動モータに導通し、第1の貫通孔に挿通した
給電棒は面板の回転を阻止する。
【0009】
【実施例】本発明を図1〜図4に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は部分切欠断面図であり、主軸
箱21にはスライドベース22を有する面板23が回転
自在に装着されている。スライドベース22にはツール
ホルダ本体24が取り付けられ、ツールホルダ本体24
にはツールホルダ25がクランプナット26により着脱
自在に取り付けられている。ツールホルダ25にはバイ
トTを備えたドリル軸27が回転自在に装着されてい
る。
【0010】ツールホルダ本体24内には、図2の部分
拡大断面図に示すようにハウジング28が嵌合固定さ
れ、ハウジング28内には無段変速で強力に回転する駆
動モータ29が固定されている。駆動モータ29の回転
軸30は歯車軸31を介して歯車軸32に連結され、歯
車軸32はクラッチ33を介してドリル軸27に連結さ
れている。また、クラッチ33はばね34によりドリル
軸27側に付勢されている。
【0011】このことにより、ドリル軸27が例えば図
示しない自動工具交換装置により交換された際には、駆
動モータ29が作動して歯車軸32が回転し、クラッチ
33がドリル軸27に噛合される。このとき、駆動モー
タ29の回転は、約12500rpmから約2500r
pmに減速されてドリル軸27に伝達される。
【0012】一方、主軸箱21の下面には駆動シリンダ
35が取り付けられ、駆動シリンダ35のピストンロッ
ド36の先端には、分配器37が取り付けられている。
分配器37の下端には、スライドベース22の所定の位
置に空気、潤滑油、切削油、電気を補給するための補給
源38が接続され、分配器37の先端には図3に示すよ
うに、補給源38から供給された空気、潤滑油、切削
油、電気をそれぞれ分配して供給するための空気ノズル
39、潤滑油ノズル40、切削油ノズル41、給電棒4
2、43が設けられている。
【0013】また、面板23の下部にはノズル39〜4
1や給電棒42、43が挿通される貫通孔が5個所に並
設され、給電棒42、43が挿通される貫通孔には給電
棒42、43を保護するためのベークライトから成るブ
ッシュ44、45(ブッシュ45は図示せず)が嵌合さ
れている。スライドベース22の下部には、図4に示す
ようなベークライトから成るブラケット46がねじ留め
されている。ブラケット46には貫通孔に挿通されたノ
ズル39〜41と給電棒42、43をそれぞれ受け入れ
る受口47〜51が形成されている。これらの受口47
〜51のうち、受口47、48はその他の受口49〜5
1より前方に張り出されている。このことにより、ピス
トンロッド36のストロークが例えば130mmにおい
て、空気ノズル39と潤滑油ノズル40が張出された受
口47、48にそれぞれ連結され、ストロークが例えば
150mmにおいて、残りの切削油ノズル41と給電棒
42、43が受口49〜51にそれぞれ連結される。
【0014】更に、スライドベース22には、受口47
〜51からそれぞれの所定の位置に通ずる貫通路52〜
56がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔52〜
56のうち、受口50、51から駆動モータ29に至る
貫通路56、57には、一端が受口50、51に、他端
が駆動モータ29にそれぞれ接続された電線57、58
が挿通されている。なお、給電棒42、43とこれらに
接続される電線57、58のうち、一方側は往路とされ
他方側は復路とされている。また、貫通路53、54に
は逆止弁59、60が設けられている。
【0015】このような構成により、ドリル軸27を駆
動させる際には、図示しないNC装置からの第1のオリ
エンテーションによって面板23を所定の位置に固定
し、駆動シリンダ35を作動させて、ピストンロッド3
6を130mmだけ伸長させる。このことにより、空気
ノズル39と潤滑油ノズル40が受口47、48にそれ
ぞれ嵌合し、空気及び潤滑油が補給源38からスライド
ベース22の所定の位置に供給される。
【0016】次に、第2のオリエンテーションによって
ピストンロッド36を150mmまで伸長させる。この
ことにより、切削油ノズル41、給電棒42、43が受
口49〜51にそれぞれ嵌合し、切削油が補給源38か
らスライドベース22の所定の位置に供給され、同時に
電気が補給源38から駆動モータ29に供給され、駆動
モータ29が作動する。このとき、高速軸27の反作用
による面板23の回転は、挿通されたノズル39〜4
1、そして給電棒42、43により阻止され、図示しな
い主軸モータは停止冷却される。
【0017】なお、ドリル軸27に代えてファインボー
リング軸、研磨軸等が使用できる。また、駆動モータ2
9にはフラットで小型な直結駆動モータ等が使用でき
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る面板型
中ぐり盤の高速化装置は、ツールホルダ本体に内蔵した
駆動モータによりツールホルダに装着した高速軸を作動
させるため、構造を簡単かつ小型にできる。また、面板
により大口径重加工を行うことができる上に、高速軸に
より小口径軽加工を行うことが可能で、生産性を向上で
きると共に、設備投資を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の部分切欠断面図である。
【図2】部分拡大断面図である。
【図3】A−A線断面図である。
【図4】B−B線断面図である。
【図5】従来例の部分切欠断面図である。
【図6】従来例の正面図である。
【符号の説明】
22 スライドベース 23 面板 24 ツールホルダ本体 25 ツールホルダ 27 ドリル軸 29 駆動モータ 33 クラッチ 35 駆動シリンダ 39 空気ノズル 40 潤滑油ノズル 41 切削油ノズル 42、43 給電棒 46 ブラケット 47〜51 受口 57、58 電線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面板のスライドベースに取り付け駆動モ
    ータを内蔵したツールホルダ本体と、該ツールホルダ本
    体に着脱自在に取り付け高速軸を回転自在に取り付けた
    ツールホルダと、前記面板の近傍に固定した駆動シリン
    ダとから成り、該駆動シリンダには電源に接続した給電
    棒を設け、前記面板には前記給電棒を挿通する貫通孔を
    設け、前記スライドベースには前記貫通孔に挿通した前
    記給電棒と前記駆動モータとを接続する電線を配設し、
    前記駆動シリンダによって前記給電棒を前記貫通孔に挿
    通して前記電線に接触させことにより、前記電源と前記
    駆動モータを導通したとを特徴とする面板型中ぐり盤の
    高速化装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動シリンダには少なくとも1種類
    の流体源からの流体を分配供給するノズルを有する分配
    器を取り付け、前記面板には前記ノズルを挿通する第2
    の貫通孔をそれぞれ設け、前記スライドベースには前記
    ノズルを受け入れ所定位置に通じる流体路をそれぞれ設
    け、前記分配器には前記給電棒を設けた請求項1に記載
    の面板型中ぐり盤の高速化装置。
JP26437093A 1993-09-28 1993-09-28 面板型中ぐり盤の高速化装置 Pending JPH0796410A (ja)

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JP26437093A JPH0796410A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 面板型中ぐり盤の高速化装置

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JP26437093A JPH0796410A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 面板型中ぐり盤の高速化装置

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JPH0796410A true JPH0796410A (ja) 1995-04-11

Family

ID=17402215

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26437093A Pending JPH0796410A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 面板型中ぐり盤の高速化装置

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JP (1) JPH0796410A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002516761A (ja) * 1998-06-05 2002-06-11 ノバトール アクティエボラーグ 繊維強化複合材料の製作物における穴あけ加工用主軸ユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002516761A (ja) * 1998-06-05 2002-06-11 ノバトール アクティエボラーグ 繊維強化複合材料の製作物における穴あけ加工用主軸ユニット

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