JPH079603A - 建築用板材 - Google Patents

建築用板材

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Publication number
JPH079603A
JPH079603A JP18200193A JP18200193A JPH079603A JP H079603 A JPH079603 A JP H079603A JP 18200193 A JP18200193 A JP 18200193A JP 18200193 A JP18200193 A JP 18200193A JP H079603 A JPH079603 A JP H079603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed resin
pipes
hollow part
skin material
backing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18200193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hanji Utsunomiya
範示 宇都宮
Kazuhiko Nakao
和彦 中尾
Seiji Nukushina
誠二 温品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP18200193A priority Critical patent/JPH079603A/ja
Publication of JPH079603A publication Critical patent/JPH079603A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場や倉庫で配線や配管を壁内に行うことの
できる建築用板材を提供する。 【構成】 表皮材と裏皮材とを両者の間に中空部が生じ
るように係合させ、その中空部に発泡樹脂を充填した建
築用板材において、発泡樹脂内にパイプを両端部まで埋
設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部にパイプを埋設し
て、配線通し、換気や冷暖房のエア−の通過に利用でき
るようにした建築用板材に関する。
【0002】
【従来技術】工場や倉庫などの建物は、通常、構造材に
屋根と壁を取り付けたものであるので、電線、通信ケ−
ブルなどの配線や換気、冷暖房などのエア−配管は壁や
天井に取り付けていた。しかし、壁や天井に取り付けた
ままであると、配線や配管が露出し、目立つため、室内
の外観が損なわれてしまうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑み、配線を通したり、エア−の配管に利用できる建築
用板材を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、表皮材と裏皮
材とを両者の間に中空部が生じるように係合させ、その
中空部に発泡樹脂を充填した建築用板材において、発泡
樹脂内にパイプを両端部まで埋設した。
【0005】
【作用】表皮材と裏皮材とを両者の間に中空部が生じる
ように係合させ、中空部に発泡樹脂を充填した建築用板
材としては、スパンドレルのように工場や倉庫の壁に既
に使用されているが、従来のものは表皮材と裏皮材との
間にウレタン樹脂、フェノ−ル樹脂のような樹脂の発泡
樹脂を充填しただけのものである。本発明では、このス
パンドレルのような建築用板材の発泡樹脂内部にパイプ
を埋設して、そのパイプに電線や通信ケ−ブルを通した
り、エア−の配管に利用できるようにしたのである。
【0006】パイプとしては、金属製(例えば、ステン
レスパイプ、アルミパイプなど)、非金属製(例えば、
塩化ビニル樹脂パイプ)のもののほか、金属パイプと非
金属パイプとを複層にしたものでもよい。パイプの断面
形状は目的に応じて円形、楕円形、四角形、多角形など
にすればよい。また、パイプを配線に利用する場合、表
皮材や裏皮材にコンセントやソケットを設けて、それら
とパイプとを接続してもよい。
【0007】工場や倉庫の壁に板材を施工する場合の板
材の接合は、各板材のパイプが接続されるように行う。
接合の際に目地材を使用する場合は目地材のパイプが位
置する部分に接続穴をあける。また、板材の下地材への
取り付けは、裏皮材を金属製にして、その裏皮材を下地
材に取り付けるようにするのが好ましい。この取り付け
法としては、裏皮材に内側の発泡樹脂側に突出した溝を
形成して、その溝の内部溝幅を入側より広くし、その溝
内に頭部が溝の入側より大きい止め具の頭部を挿入する
ことにより係合させて、止め具を下地材に固着する方法
である。裏皮材で下地材に取り付けない場合には裏皮材
を紙ラミネ−トアルミ箔などにすることも可能である。
【0008】表皮材としては、従来の建築用板材の場
合、めっき鋼板、塗装金属板、塩化ビニル積層鋼板、ス
テンレス鋼板などが使用されているが、目的によっては
他の金属板を使用することもできる。また、裏皮材は下
地材と接触し、結露などにより腐食される可能性が多い
ので、耐食性に優れた金属板、例えば、めっき鋼板、塗
装金属板、ステンレス鋼板を使用するのが好ましい。板
材の幅方向両側は、通常、片側を雄、反対側をこの雄と
差し込みもしくは嵌合可能な雌にして、幅方向に接続可
能にする。気密性を高めるためにいずれかの側にガスケ
ットやシ−ル材を固着してもよい。
【0009】
【実施例】図1から図3は、本発明の建築用板材を示す
もので、表皮材1と裏皮材2はともに金属板をリップ溝
形鋼状に成形したもので、前者のリップ3と後者のリッ
プ3aとは接して、内部に中空部を形成している。この
中空部には発泡樹脂4が充填され、表皮材1と裏皮材2
とを接着しているとともに、リップ3、3aの端部をも
覆って、それらが錆びるのを防止している。
【0010】裏皮材2には、長さ方向に伸長した溝5が
2本設けられている。これらの溝5は発泡樹脂4の側に
突出し、断面形状は内部の幅が入側より両側に傾斜しな
がら広がっている。この溝5は内部溝幅が両側に広がっ
た断面形状のものでなくとも、片側に広がったものでも
よい。
【0011】建築用板材の幅方向側面は、ともに表裏面
に対して同方向に傾斜して、雨水が内部に侵入しないよ
うにしてある。また、一方の側面に凹条6が、また、他
方の側面に前記凹条6と嵌合可能な凸条7がともに長手
方向に伸長した状態で形成されている。この凸条7の表
面には、図4のように、複数の突起を有するガスケット
8を固着して、気密性を高めることも可能である。
【0012】発泡樹脂4の内部には、長さ方向に伸張し
たパイプ9が2本平行に埋設され、その端部は板材の端
面に露出している。このパイプ9の埋設は、パイプ9を
表皮材1の内部に配置して、発泡性樹脂を注入すること
により行ったもので、表面は発泡樹脂4に密着してい
る。
【0013】図5、図6は、建築用板材の下地材10へ
の取り付け状態を示したもので、溝5の内部にはボルト
11の頭部12が挿入され、足部13は下地材10を押
さえている閂状の固定治具14を貫通して、ワッシャ−
15を介してナット16が螺合されている。ボルト11
には、図7に示すように、頭部12として、幅が溝5の
入り口より狭く、かつ、長さがその入り口より広くなっ
たものを使用して、頭部12の長さ方向を溝5の伸長方
向に合わせて、溝5の内部に挿入した後、頭部12を9
0度回転させることにより溝5と係合させてある。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の建築用板材は、
内部にパイプが埋設されているので、配線を通したり、
エア−の配管に利用でき、配線や配管の露出をなくすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明に係る建築用板材の正面図である。
【図2】は、本発明に係る建築用板材の裏面図である。
【図3】は、本発明に係る建築用板材の中間部を省略し
た拡大平面図である。
【図4】は、建築用板材の側面に設けた凸条にガスケッ
トを固着した状態の側面図を示すものである。
【図5】は、本発明に係る建築用板材の下地材への取り
付け状態を示すものである。
【図6】は、図5のA−A線での断面図である。
【図7】は、裏皮材に設けた溝に係合させるボルトの斜
視図である。
【符号の説明】
1…表皮材、2…裏皮材、3、3a…リップ、4…発泡
樹脂、5…溝、6…凹条、7…凸条、8…ガスケット、
9…パイプ、10…下地材、11…ボルト、12…頭
部、13…足部、14…固定治具、15…ワッシャ−、
16…ナット、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表皮材と裏皮材とを両者の間に中空部が
    生じるように係合させ、その中空部に発泡樹脂を充填し
    た建築用板材において、発泡樹脂内にパイプを両端部ま
    で埋設したことを特徴とする建築用板材。
  2. 【請求項2】表皮材と裏皮材をともに金属板にして、裏
    皮材に発泡樹脂側に突出した溝を形成し、その溝の幅を
    内部が入側より広くなるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の建築用板材。
  3. 【請求項3】両側面を表裏面に対して傾斜させ、一方の
    側面に凹条を、他方の側面に前記凹条と嵌合可能な凸条
    を長手方向に形成したことを特徴とする請求項1に記載
    の建築用板材。
JP18200193A 1993-06-28 1993-06-28 建築用板材 Pending JPH079603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18200193A JPH079603A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 建築用板材

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JP18200193A JPH079603A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 建築用板材

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JPH079603A true JPH079603A (ja) 1995-01-13

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ID=16110591

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JP18200193A Pending JPH079603A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 建築用板材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109177428A (zh) * 2018-08-08 2019-01-11 广东同创科鑫环保有限公司 一种复合板材的制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109177428A (zh) * 2018-08-08 2019-01-11 广东同创科鑫环保有限公司 一种复合板材的制作方法
CN109177428B (zh) * 2018-08-08 2020-09-25 广东同创科鑫环保有限公司 一种复合板材的制作方法

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Effective date: 20030325