JPH0795635A - 交換局ルート選択方式 - Google Patents

交換局ルート選択方式

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JPH0795635A
JPH0795635A JP23526693A JP23526693A JPH0795635A JP H0795635 A JPH0795635 A JP H0795635A JP 23526693 A JP23526693 A JP 23526693A JP 23526693 A JP23526693 A JP 23526693A JP H0795635 A JPH0795635 A JP H0795635A
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JP
Japan
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route
traffic
station
index
lines
Prior art date
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JP23526693A
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English (en)
Inventor
Toshiya Yano
敏也 矢野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイナミックに迂回ルートの選択パターンの切
替えを図り、トラヒック変動に対応したルーティングを
実行する。 【構成】最終対地局が決定されると、インデックス1に
より他要因と分岐される。次にインデックス2によりT
GX4が対向局として選択され、インデックス3として
トラヒック分布識別による分岐が採用される。ここで、
対向局からの入トラヒックが増大したときにはTRF1
が選択される。また、中継トラヒックのときにはインデ
ックス5によりルーティングを変更すべくP点に戻る。
そして、最適ルートを選択するまでこの手順を繰り返
す。さらに、インデックス5により直通トラヒックのと
きはインデックス4により最終対地局TRXへのルート
が決定される。なお、インデックス3としてTRF0が
選択されると、インデックス4により決定された最終ル
ートへの出回線が起動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換局ルート選択方式に
関し、特にルート選択要因に交換局間のトラヒック分布
の要素を加えて交換網全体のルートを選択する交換局ル
ート選択方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の交換局ルート選択方式は、数字翻
訳により求められた最終対地への最適ルートの選択の要
因として自交換局が対向局対応に固定的に設定したルー
ティング情報を採用している。
【0003】したがって、あらかじめ最適として設定し
たルーティングパターンにおいて、交換網内のある交換
局の障害により対向局からのトラヒックに変動が発生し
たときこれにダイナミックに対応することができなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の交換局ルー
ト選択方式では、交換局間のトラヒック分布をルート選
択の要因に入れていないため、交換局の障害により対向
局からのトラヒックに変動が生じたとき、これにダイナ
ミックに対応したルーティング選択ができず、あらかじ
め設定したルーティング通りのルート選択を続けるの
で、トラヒック輻輳を一層助長することになるという問
題点があった。
【0005】また、交換局の障害内容は障害レポートも
しくは回線状態表示装置により保守者に通報されるが、
保守者が状況を分析して手動コマンドによりルーティン
グパターン変更を終えるまでの作業に非常に多くの時間
を要するという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、ルート選択要因として局
間のトラヒック分布の要素を加えることにより、ダイナ
ミックに迂回ルートの選択パターンの切替えを図り、ト
ラヒック変動に対応したルーティングを実行する交換局
ルート選択方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、交換網
を形成する複数の交換局のルート選択要因に前記交換局
間のトラヒック分布の分析を加え、その分析結果に基づ
いてダイナミックに迂回ルートの選択パターンを切り替
えることを特徴とする交換局ルート選択方式が得られ
る。
【0008】また、前記交換局の主記憶装置には自局と
相手局との間の局間ルートごとの回線数と、この局間ル
ートの回線数のうち前記相手局からの入呼に使用されて
いる入呼使用回線数と、前記相手局対応の状態表示フラ
グと、基準値とを含むトラヒック分布識別データを格納
し、入呼発生の都度前記入呼使用回線数をカウントアッ
プして前記局間ルートの回線数との比が前記基準値を超
えたときは前記状態表示フラグに“1”を設定し、終話
発生の都度前記入呼使用回線数をカウントダウンして前
記局間ルートの回線数との比が前記基準値を超えないと
きは前記状態表示フラグに“0”を設定することを特徴
とする交換局ルート選択方式が得られる。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0010】図1は本発明の交換局ルーティング方式の
一実施例を適用した交換網を示す構成図である。
【0011】本実施例の交換網は自局(OIX)1と、
対向局(TGX)2a,2b,2cおよび2dと、最終
対地局(TRX)3aおよび3bとから構成され、OI
X1とTGX2aとは局間ルートA,BおよびCにより
接続され、局間ルートCはTGX2aが中継してTGX
2bと接続されている。またOIX1は局間ルートDに
よりTGX2cと接続されるとともに、局間ルートEに
よりTGX2dと接続されている。そして、TGX2a
は直通ルートIによりTRX3aと接続され、TGX2
b,2cおよび2dはそれぞれ直通ルートJ,Kおよび
LによりTRX3bと接続されている。
【0012】すなわち、OIX1とTGX2aとの間の
トラヒックは局間ルートA,B,Cにより運ばれるが、
このトラヒックの種類としては、TGX2aからOIX
1への入トラヒックと、OIX1からTGX2aを中継
してTRX3aへの発信トラヒックと、OIX1からT
GX2aおよびTGX2bを中継してTRX3bへの中
継トラヒックとが含まれている。
【0013】したがって、OIX1とTGX2aとの間
において入トラヒックの比率が増加すると、OIX1か
らの発信トラヒックを運び得る回線数が減り、残りの空
き回線をOIX1およびTGX2aから競合起動して使
用し、また交換局間、例えばOIX1とTGX2aとの
間に障害が発生すると、リルーティングによりOIX1
からTRX3bへのトラヒックは局間ルートD,TGX
2cおよび直通ルートKを通るルートか、または局間ル
ートE,TGX2dおよび直通ルートLを通るルートへ
の迂回ルーティングが行われる。
【0014】図2(a)は図1における発信局のハード
ウェア構成を示すブロック図、図2(b)は同図(a)
における主記憶装置のトラヒック分布識別データの格納
例を示す図である。
【0015】図2を参照すると、OIX1はネットワー
ク(NW)10と、NM10に収容する局間ルートAの
回線,局間ルートBの回線および局間ルートCの回線を
それぞれ接続するトランク(TRK)13a,13bお
よび13cと、OIX1内のシーケンス制御を司るプロ
セッサ(PRC)11と、PRC11が実行するプログ
ラムおよび各種データを格納している主記憶装置(M
M)12とを備える蓄積プログラム制御式の交換機であ
る。
【0016】MM12にはトラヒック分布識別データと
してOIX1とTGX2i間の回線数“Ni”、TGX
2iからの入呼使用回線数“Xi”、TGX対応の状態
表示フラグ“Fi”および基準値“Y”を格納する領域
が含まれている。
【0017】なお、TGX2i対応の状態は入呼使用回
線数XiとOIX1,TGX2i間の回線数Niとの比
Xi/Niが基準値Y%を超えると状態表示フラグFi
に“1”が設定され、比Xi/Niが基準値Y%を超え
ないと状態表示フラグFiに“0”が設定される。
【0018】次に、本実施例の動作について図1,図2
および図3を参照して説明する。
【0019】図3(a),(b)および(c)は図1に
おけるプロセッサが実行するソフトウェアによるルート
選択処理,トラヒック識別カウンタのカウントアップ処
理およびトラヒック識別カウンタのカウントダウン処理
を示すフローチャートである。
【0020】図2において、OIX1ではPRC11が
全局間ルートA,B,C,D,Eのトラヒック分布を測
定し、MM12に格納されているOIX1とTGX2a
間の全回線数Nに対する入呼使用回線数Xとから入トラ
ヒック使用率X/Nを知り、この入トラヒック使用率X
/Nが基準値Y%を超えたときに、OIX1とTGX2
a間のトラヒックのうち局間ルートA,Bと直通ルート
Iを経由してTRX3aへのトラヒックを優先とするた
め、TGX2aにおける局間ルートCによる中継トラヒ
ックをTGX2cまたはTGX2dを中継局とする局間
ルートDまたはEによるルーティングに切り替える。
【0021】そして、入トラヒック使用率X/Nが基準
値Y%以下に戻ると、上記中継呼をTGX2a経由の局
間ルートCに戻して通常パターンでトラヒックを運ぶ。
【0022】これをOIX1とすべての対向局TGX2
a,2c,2dおよび2e間の全トラヒックに適用す
る。
【0023】PRC11はTGX2aからの入呼が発生
する度にTRKから入ルート変換を行い(図3(b)に
おけるステップS41)、入呼使用回線数“X”の値を
カウントアップする(S42)。
【0024】次に、入トラヒック使用率X/Nを基準値
Yと比較し(S43)、基準値Yをオーバーしたときは
TGX2a対応の状態表示フラグFをオン(“1”を設
定)して(S44)入呼処理を終了する。
【0025】なお、ステップ43において入トラヒック
使用率X/Nが基準値Yを超えないときはそのまま入呼
処理終了となる。
【0026】また通話中の呼が終話する度にTRKから
入ルート変換を行い(図3(c)におけるステップS5
1)、入呼使用回線数Xの値をカウントダウンする(S
52)。
【0027】次に、入トラヒック使用率X/Nを基準値
Yと比較し(S53)、基準値Yを超えていなければT
GX2a対応の状態表示フラグFをクリア(“0”を設
定)して(S54)終話処理を終了する。
【0028】なお、ステップ53において入トラヒック
使用率X/Nが基準値Yをオーバーしたときはそのまま
終話処理終了となる。
【0029】次に、PRC11が実行するソフトウェア
によるルート選択処理について図4を併用して説明す
る。
【0030】図4は本発明の交換局ルーティング方式に
おける出ルート選択要因によるルーティングの一例を示
す図である。
【0031】OIX1では、一般に知られているように
選択数字を受信し(図3(a)のステップS31)、数
字を翻訳して(S32)、最終対地局を決定する(S3
3)。そして、この最終対地局への最適ルートを求める
ために出ルート選択を行う(S34)。本実施例ではこ
のルート選択要因にルートのトラヒック分布識別(S3
5)を加えている。
【0032】図4を参照すると、最終対地局が決定され
ると、選択要因インデックス(以下単にインデックスと
記す)1により他要因(入呼条件など出ルート選択要求
以外の要因)と分岐される。
【0033】次にインデックス2(TGX分岐)により
TGX4が対向局として選択され、インデックス3(ト
ラヒック分布分岐)としてトラヒック分布識別による分
岐が採用される。ここで、対向局からの入トラヒックが
増大したときにはTRF1が選択される(図3(a)の
S35)。
【0034】また、中継トラヒックのときにはインデッ
クス5(直通/迂回ルート分岐)によりルーティングを
変更すべくS34に戻る(図4のP点に戻る)。そし
て、最適ルートを選択するまでこの手順を繰り返す。
【0035】さらに、インデックス5により直通トラヒ
ックのときはインデックス4(TRX分岐)により空き
の最終ルートTGNが選択されてルートが決定される。
【0036】なお、S35でインデックス3としてTR
F0が選択されると、インデックス4により決定された
最終ルートTGNへの出回線が起動される(S36)。
【0037】このように、本実施例では蓄積プログラム
交換局におけるルート選択要因に交換局間のトラヒック
分布を加えることにより、対向局からのトラヒック増
大,減少の変動を認知し、対向局からの入トラヒックの
増大を認知したときは他の中継局を迂回する中継呼トラ
ヒックのルーティングを最適迂回ルートに切り替えるこ
とがでできる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、交換局に
おけるルート選択要因に交換局間のトラヒック分布の分
析を加えることにより、対向局からのトラヒック増大,
減少の変動を認知し、この交換局間トラヒックの変動に
最適なルーティングをダイナミックに自動選択するの
で、局間トラヒックの輻輳を防止するとともに、交換網
におけるトラヒックの流れをスムーズにするという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換局ルーティング方式の一実施例を
適用した交換網を示す構成図である。
【図2】(a)は図1における発信局のハードウェア構
成を示すブロック図、図2(b)は同図(a)における
主記憶装置のトラヒック分布識別データの格納例を示す
図である。
【図3】(a),(b)および(c)は図1におけるプ
ロセッサが実行するソフトウェアによるルート選択処
理,トラヒック識別カウンタのカウントアップ処理およ
びトラヒック識別カウンタのカウントダウン処理を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の交換局ルーティング方式における出ル
ート選択要因によるルーティングの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 自局(OIX) 2a,2b,2c,2d 対向局(TGX) 3a,3b 最終対地局(TRX) 10 ネットワーク(NW) 11 プロセッサ(PRC) 12 主記憶装置(MM) 13a,13b,13c トランク(TRK) A,B,C,D,E 局間ルート F 状態表示フラグ I,J,K,L 直通ルート N 局間回線数 X 入呼使用回線数 Y 基準値 TGN 最終ルート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換網を形成する複数の交換局のルート
    選択要因に前記交換局間のトラヒック分布の分析を加
    え、その分析結果に基づいてダイナミックに迂回ルート
    の選択パターンを切り替えることを特徴とする交換局ル
    ート選択方式。
  2. 【請求項2】 前記交換局の主記憶装置には自局と相手
    局との間の局間ルートごとの回線数と、この局間ルート
    の回線数のうち前記相手局からの入呼に使用されている
    入呼使用回線数と、前記相手局対応の状態表示フラグ
    と、基準値とを含むトラヒック分布識別データを格納
    し、入呼発生の都度前記入呼使用回線数をカウントアッ
    プして前記局間ルートの回線数との比が前記基準値を超
    えたときは前記状態表示フラグに“1”を設定し、終話
    発生の都度前記入呼使用回線数をカウントダウンして前
    記局間ルートの回線数との比が前記基準値を超えないと
    きは前記状態表示フラグに“0”を設定することを特徴
    とする請求項1記載の交換局ルート選択方式。
JP23526693A 1993-09-22 1993-09-22 交換局ルート選択方式 Pending JPH0795635A (ja)

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JP23526693A Pending JPH0795635A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 交換局ルート選択方式

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133913A (ja) * 1974-09-18 1976-03-23 Hitachi Ltd Ryohokokaisenkokanmoniokeru setsuzokuhoshiki
JPH03238959A (ja) * 1990-02-16 1991-10-24 Nec Corp 輻輳監視方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5133913A (ja) * 1974-09-18 1976-03-23 Hitachi Ltd Ryohokokaisenkokanmoniokeru setsuzokuhoshiki
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970805