JPH079559U - パイプのt字型結合構造 - Google Patents

パイプのt字型結合構造

Info

Publication number
JPH079559U
JPH079559U JP4411593U JP4411593U JPH079559U JP H079559 U JPH079559 U JP H079559U JP 4411593 U JP4411593 U JP 4411593U JP 4411593 U JP4411593 U JP 4411593U JP H079559 U JPH079559 U JP H079559U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
diameter
joint
face
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4411593U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2544916Y2 (ja
Inventor
芳博 林
龍巳 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1993044115U priority Critical patent/JP2544916Y2/ja
Publication of JPH079559U publication Critical patent/JPH079559U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2544916Y2 publication Critical patent/JP2544916Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 径の大きなパイプの側面に径の小さなパイプ
の端面を強固に結合すること。 【構成】 ジョイントパイプ3の一端に径の小さなサブ
チューブ1の先端を挿入して溶接一体とした上、このジ
ョイントパイプ3の他端に形成した半円弧状の凹面4を
径の大きなクロスパイプ2の側面に当接して溶接一体と
するようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパイプをT型に結合するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一方のパイプの側面に他方のパイプの端面を突合わせて溶接する方法に関して は、一方のパイプの側面に孔を設けて、そこに他方のパイプの先端を嵌込んで溶 接するようにしたものが特公昭51−2301号公報に示されており、また、他 方のパイプの端面に一方のパイプの外径よりも大きな半円形の凹面を設け、この 面を一方のパイプの側面に突合わせて溶接するようにしたものが特開平2−19 2880号公報に示されている。
【0003】 これらの溶接手法は、一方のパイプの側面に他方のパイプの端面を強固に固定 することができる利点を有しているが、これらはいずれも同径のパイプを対象と するものであるため、自動二輪車のフレームのように、クロスパイプの側面に小 径のサブチューブの端面を接合するといった、製品の外観と結合強度の両方が同 時に問われるような異径パイプ同士の結合手段として、前者のものは、結合部分 の体裁が悪く、また後者のものは、十分な結合強度が得られないといった点でに わかに適用することができない。
【0004】 このような観点から、一般に、自動二輪車においては、サブチューブの端面を クロスパイプの側面に当接して溶接した上、さらにその部分を覆うようにして両 側に半殻状の補強板を当てて溶接することにより、結合部の補強とその部分の体 裁を整えるようにしている。
【0005】 ところが、このような結合手法は、サブチューブの端面を半円形に加工したり 、左右の補強板を溶接するのにかなり手間がかかるほか、フレーム材にアルミ合 金を使用したような場合には、これらの補強板の縦の溶接部が露出して体裁を損 ねるといった問題が生じる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 異径のパイプ同士を比較的簡単に、しかも外観を損ねることなくT字型に結合す ることのできる新たな結合構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案はこのような課題を達成するためのパイプのT字型結合構造 として、径の大きなパイプとほぼ等しい外径を有し、かつ径の小さなパイプを挿 入し得る内径を備えたジョイントパイプの一端に、径の小さなパイプの先端を挿 入して溶接一体とする一方、ジョイントパイプの他端に形成した半円弧状の凹面 を径の大きなパイプの側面に当接して溶接一体とするようにしたものである。
【0008】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図面は、自動二輪車のパイプ結合部に適用した本考案の一実施例を示したもの である。
【0009】 図中符号1は、クレードルフレームのクロスパイプ2にT字型に結合するザブ チューブを示したもので、このサブチューブ1はクロスパイプ2の径より小径の パイプとして形成されている。
【0010】 3は、両者の結合部分に使用されるジョイントパイプで、このジョイントパイ プ3は、クロスパイプ2の外径とほぼ同じ外径を有し、また、内径がサブチュー ブ2の外径より若干大径の短いパイプとして形成され、さらに、クロスパイプ2 との結合端面4には、その外周面とほぼ同じ曲率をなす円弧状の結合凹面が形成 されている。
【0011】 このように形成されたジョイントパイプ3を用いてクロスパイプ2の側面にサ ブチューブ1の端面を結合するには、はじめに、サブチューブ1の先端部をジョ イントパイプ3の後端に嵌込んで両者を溶接5により結合して一体にする。
【0012】 そしてつぎに、ジョイントパイプ3の結合端面4を結合すべきクロスパイプ2 の側面に当接して両者の結合部分を溶接6により結合すると、サブチューブ1の 端面は、ジョイントパイプ3を介してクロスパイプ2の側面に強固に固定される 。
【0013】 なお、以上は自動二輪車のフレームに適用した実施例によって本考案を説明し たものであるが、大きなパイプの側面に小さなパイプの端面を結合するような他 のT字型結合構造を採るものにも本考案を適用することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、ジョイントパイプの一端に径の小さなパイ プを挿入して溶接一体とした上、ジョイントパイプの他端面を径の大きなパイプ の側面に当接して結合するようにしたので、径の小さなパイプの端面に何らの特 別な加工を施すことなく、単にこの部分をジョイントパイプの一端に結合し、そ の上で、径の大きなパイプとほぼ同径をなすこのジョイントパイプを介して径の 小さなパイプを強固に、しかも、簡単かつ体裁よく結合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をなすパイプの結合構造を示
した側面図である。
【図2】同上結合構造を示した上面図である。
【符号の説明】
1 サブチューブ 2 クロスパイプ 3 ジョイントパイプ 5、6 溶接部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の大きなパイプとほぼ等しい外径を有
    し、かつ径の小さなパイプを挿入し得る内径を備えたジ
    ョイントパイプの一端に、上記径の小さなパイプの先端
    を挿入して溶接一体とする一方、上記ジョイントパイプ
    の他端に形成した半円弧状の凹面を上記径の大きなパイ
    プの側面に当接して溶接一体としたことを特徴とするパ
    イプのT字型結合構造。
JP1993044115U 1993-07-19 1993-07-19 パイプのt字型結合構造 Expired - Fee Related JP2544916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993044115U JP2544916Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 パイプのt字型結合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993044115U JP2544916Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 パイプのt字型結合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH079559U true JPH079559U (ja) 1995-02-10
JP2544916Y2 JP2544916Y2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=12682610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993044115U Expired - Fee Related JP2544916Y2 (ja) 1993-07-19 1993-07-19 パイプのt字型結合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2544916Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467279Y1 (ko) * 2011-04-18 2013-06-04 삼성중공업 주식회사 선박용 에어 덕트 구조체

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492817U (ja) * 1972-04-16 1974-01-11
JPS63110192U (ja) * 1987-01-12 1988-07-15

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492817U (ja) * 1972-04-16 1974-01-11
JPS63110192U (ja) * 1987-01-12 1988-07-15

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467279Y1 (ko) * 2011-04-18 2013-06-04 삼성중공업 주식회사 선박용 에어 덕트 구조체

Also Published As

Publication number Publication date
JP2544916Y2 (ja) 1997-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0335151B2 (ja)
JPS598590B2 (ja) 自動二輪車のフレ−ム
JPH079559U (ja) パイプのt字型結合構造
JP3583558B2 (ja) パイプフレーム構造体の接合方法
JP2001058264A (ja) パイプの接続方法
JPS5911384B2 (ja) ヒ−トパイプの接続方法
JPS6110978Y2 (ja)
JPH0426318Y2 (ja)
JPS62114793A (ja) 角形パイプの結合構造
JPH032727Y2 (ja)
JP3194288B2 (ja) 自動二輪車の車体フレーム
JPH0454322Y2 (ja)
JPS646465Y2 (ja)
JPH0334126Y2 (ja)
JP2003048067A (ja) 導管及び配管の片側溶接方法
JPS6358679B2 (ja)
JPH0443133B2 (ja)
JPS61159272A (ja) パイプの接合方法
JP4028684B2 (ja) 鋼管の接合構造
JP2004122151A (ja) 金属製部材の溶接方法
JPS6244693Y2 (ja)
JPH02280969A (ja) チタン板とチタンクラッド鋼板の溶接方法
JPH07172365A (ja) 自転車および自転車用サドル、フレーム、ハンドル、フォーク
JP3047637U (ja) 自転車のフレーム
JPH0319826A (ja) 薄肉プラスチック管の超音波溶着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970401

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees