JPH0795530A - 画像圧縮記録再生装置 - Google Patents

画像圧縮記録再生装置

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JPH0795530A
JPH0795530A JP5232913A JP23291393A JPH0795530A JP H0795530 A JPH0795530 A JP H0795530A JP 5232913 A JP5232913 A JP 5232913A JP 23291393 A JP23291393 A JP 23291393A JP H0795530 A JPH0795530 A JP H0795530A
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JP5232913A
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English (en)
Inventor
Tatsuji Sakauchi
達司 坂内
武彦 ▲たか▼田
Takehiko Takada
Mitsuhiro Miyashita
充弘 宮下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直交変換により画像圧縮して記録し、サーチ
時に時間軸が入り乱れて再生されるブロックの大きさを
直交変換ブロックより小さな単位で行って、サーチ画像
の画質を改善する画像圧縮記録再生装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 画像信号をDCTした変換係数のうち、サブ
ブロックデータ変換回路106でDC係数と所定のAC
係数の係数演算により、直交変換ブロックをN分割した
サブブロックの代表値データを得て、残りのAC係数は
適応量子化、可変長符号化して量子化パラメータと共に
記録媒体111に記録し、通常再生時にはサブブロック
代表値データと可変長データ及びその量子化パラメータ
から再生画像を復号し、サーチ時はサブブロック画像デ
ータ発生回路119でサブブロック代表値データのみを
用いてサブブロック毎にサーチ画を復号する構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号を画像圧縮し
て記録する画像圧縮記録再生装置に関し、特に高速再生
時に高画質の再生画像が得られる画像圧縮記録再生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像信号に対する画像圧縮技術として、
画像データを2次元離散コサイン変換(以下単にDCT
と記す)した後、量子化し、可変長符号化する方式があ
りJPEG国際標準にも採用されている。以下に、この
ような画像圧縮技術を用い画像信号のデータ量を削減し
て記録、再生する装置について説明する。
【0003】図9は従来の画像圧縮されたデータを記録
再生する装置のブロック図である。図9において、90
1は画像信号が入力する入力端子、902はフィールド
内DCT符号化回路を用いた画像符号化部、903は記
録処理部、904は記録ヘッド、905は記録媒体、9
06は再生ヘッド、907は再生処理部、908はフィ
ールド内DCT復号化回路を用いた画像復号化部、90
9は出力端子である。
【0004】以上のように構成された従来の画像圧縮記
録再生装置について、その動作を説明する。
【0005】まず、記録時、カメラ等から取り込まれた
画像は、入力端子901を介してフィールド内DCT符
号化を行う画像符号化部902に入力されて、8画素*
8ラインごとにブロック化される。ブロック化して得ら
れる8*8のデータ行列は8*8のDCT変換行列との
演算により直交変換され、記録データレートが所定レー
トに成るような量子化器により量子化された後、可変長
符号化されて記録処理部903に入力される。記録処理
部903では圧縮データに対して、誤り訂正符号の付
加、同期信号やID信号の付加、及び記録変調処理等が
行われ、記録ヘッド904を介して記録媒体905に記
録される。
【0006】再生時は、記録媒体905から再生ヘッド
906を介して再生された信号に対し再生処理部907
で記録処理の逆処理が行われ、フィールド内DCT復号
化回路から成る画像復号化部908で可変長復号化、逆
量子化、逆DCTすることにより再生画像が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9の
様な従来の構成では、通常再生、高速再生に関わらずD
CTブロックを最小単位とする画像を復号することが基
本であり、高速再生時には、DCTブロック毎に時間軸
の入り乱れたサーチ画像になってしまう。画像圧縮を用
いない非圧縮の記録再生装置のサーチ画像は画素単位に
時間軸が入り乱れるのに対し、従来の画像圧縮記録再生
装置では、DCTブロック単位で時間軸の入り乱れたサ
ーチ画像しか得ることができない。特に、シーンチェン
ジなどのサーチ画像ではこのDCTブロックが目につ
き、画面の内容が識別しにくいという欠点があった。
【0008】更に、輝度信号と2つの色差信号から成る
コンポーネント信号を画像圧縮して記録する場合、例え
ばコンポーネント信号のサンプリング周波数がそれぞれ
4:2:2とすると、図6(A)に示すような2つの輝
度信号DCTブロックと輝度信号DCTブロックの2倍
の面積の2種類の色差信号DCTブロックから成るマク
ロブロック単位に処理され、サーチ時に同一時間軸のコ
ンポーネント信号を復号しようとすると前記マクロブロ
ックが最小単位となるため、画面上でより大きな領域毎
に時間軸が入り乱れるサーチ画像となり、内容の識別が
より困難になるという欠点があった。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、サーチ時に入り
乱れるブロックの大きさを直交変換ブロック単位より小
さいな単位で行い、サーチ画像の識別を向上させる画像
圧縮記録再生装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、画像信号を所定のブロック単位で直交変換係数
に変換する直交変換手段と、前記直交変換係数のDC係
数と所定の低次AC係数から成る基本データを固定量子
化し、前記基本データ以外のAC係数から成る精細デー
タを記録データ量が所定符号量になるような量子化パラ
メータで量子化して量子化係数データを出力する量子化
手段と、前記基本データの量子化係数データを用いた演
算により前記ブロックをN分割したサブブロックのそれ
ぞれの代表値データを得るサブブロックデータ変換手段
と、前記精細データの量子化係数データを可変長データ
に変換する可変長符号化手段と、前記サブブロックの代
表値データと前記可変長データと前記量子化パラメータ
を記録媒体上に記録する記録手段とを備え、通常再生時
には、前記サブブロックの代表値データに対し前記演算
の逆変換を施したのち逆量子化して得られる基本データ
と前記可変長データを可変長復号化したのち前記量子化
パラメータで逆量子化して得られる精細データから再生
画像を復元し、高速再生時には、前記サブブロックの代
表値データから再生画像を復元する構成である。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、所定の変換係数
の演算によりDCTブロックをN分割したサブブロック
の代表値データを発生させて記録し、サーチ時にサブブ
ロック毎に時間軸の入り乱れたサーチ画を得ることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
における画像圧縮記録再生装置の信号処理ブロック図で
ある。
【0013】図1において、101は画像信号が入力す
る入力端子、102は前記画像信号をディジタル信号に
変換するA/D変換器、103は前記ディジタル信号に
変換された画像信号を8*8画素毎にブロック化するブ
ロック化回路、104は直交変換の一例であるDCTを
行うDCT回路、105はDCT変換されたデータの量
子化を行う適応量子化回路、106はDC及び低次AC
係数から成る基本データの量子化データからサブブロッ
ク単位の代表値データを発生させるサブブロックデータ
変換回路、107は前記基本データ以外のAC係数から
成る精細データの量子化データを可変長データに変換す
る可変長符号化回路、108は前記サブブロックの代表
値データと前記可変長データ及び量子化パラメータを時
分割多重する多重回路、109は圧縮データに誤り訂正
符号の付加、同期信号やID信号の付加、及び記録変調
処理等を行う記録処理回路、110は記録ヘッド、11
1は記録媒体である。
【0014】112は記録媒体111に記録された信号
の再生を行なう再生ヘッド、113は再生信号に対し再
生等化、符号検出、誤り訂正処理などを行う再生処理回
路、114は再生データから前記サブブロックの代表値
データと前記可変長データ及び量子化パラメータを分離
する分離回路、115はサブブロックデータ変換回路1
06の逆処理を行う第1のサブブロックデータ逆変換回
路、116は前記可変長データを複号する可変長復号化
回路、117は逆量子化回路、118は逆DCT回路、
119はサブブロック代表値データからサブブロックの
画像データを発生させるサブブロック画像データ発生回
路、120は再生モードによってサブブロック画像デー
タ発生回路119からの出力と逆DCT回路118から
の出力とを切り換える第1のスイッチ、121はブロッ
ク化されていたデータを画像データに並び換えるブロッ
ク統合回路、122はディジタルの画像信号をアナログ
信号に変換するD/A変換器、123は画像信号が出力
される出力端子である。
【0015】なお、本実施例では、DCT変換係数のD
C係数と3つの低次AC係数からDCTブロックを4分
割したサブブロックの代表値データを得る場合を例にと
って説明する。
【0016】以上のように構成された本実施例の画像圧
縮記録再生装置について、以下その動作を説明する。ま
ず、入力端子101から入力した画像信号はA/D変換
器102でディジタル信号に変換されてブロック化回路
103に入力する。ブロック化回路103では8画素*
8ライン毎にブロック化され、DCT回路104に出力
する。DCT回路104ではブロック化されたデータを
DCT処理して適応量子化回路105に出力する。
【0017】図2の(A)は64個のDCT変換係数を
示している。適応量子化回路105ではDC係数及び3
つの低次AC係数(即ち、a00、a01、a10、a11)か
ら成る基本データを予め決められた量子化ステップで量
子化し、基本データ以外のAC係数から成る精細データ
は可変長符号化後に所定の符号量に成るような量子化パ
ラメータで与えられるステップ幅で各係数の量子化を行
なう。サブブロックデータ変換回路106では、前記固
定量子化された基本データの係数間の和、及び差の演算
からブロックを4分割したサブブロックの代表値データ
を発生させる。
【0018】ここでその代表値データを発生させる演算
を説明する。まず始めに、DC係数と垂直成分の最低次
の変換係数a10の2係数を用い、DCTブロックを2分
割したサブブロックの代表値データを算出する場合を説
明する。図2の(B)はa00からa70までのDCT係数
の基底関数を示している。係数の大きさはDC係数はD
Cレベル、AC係数はそれぞれの基底関数の振幅を示し
ており、これらの基底関数に対して各係数値で重み付け
して加え合わせたものが画素レベル値となる。従って、
例えば2つの係数a00とa10を用いて逆DCTすると、
図2の(C)の実線で示すように平均レベルa00に振幅
a10のコサイン波形が重畳された画素レベル値が復号さ
れる。これを(数1)を用いて、破線で示すDCTブロ
ックを2分割した領域のピーク値を代表値レベルとする
A0 とA1 で近似することができる。
【0019】(数1) A0 = a00 + a10 A1 = a00 − a10 同様にして、2次元に拡張し、4つの変換係数a00、a
01、a10、a11を用いてDCTブロックを4分割したサ
ブブロックの代表値レベルA、B、C、Dを(数2)を
用いて得ることができる。
【0020】(数2) A = a00 + a01 + a10 + a11 B = a00 − a01 + a10 − a11 C = a00 + a01 − a10 − a11 D = a00 − a01 − a10 + a11 また、サブブロック代表値レベル算出の際にAC係数は
0.7倍して上記和、及び差の演算を行えばサブブロッ
ク内の平均レベルを代表値とするサブブロックの代表値
データを算出することが出来る。
【0021】このように基本データからサブブロックの
代表値データがサブブロックデータ変換回路106で発
生される。一方、前記基本データ以外のAC係数からな
り量子化された精細データは、可変長符号化回路107
でハフマンコードに代表されるような可変長データに変
換される。これらサブブロックの代表値データと可変長
データは前記量子化パラメータと共に多重回路108で
予め決められたタイミングで時分割多重化されて記録処
理回路109、及び記録ヘッド110を介して記録媒体
111上に記録される。
【0022】次に再生処理について説明する。通常再生
時は再生ヘッド112から再生される再生データに対
し、再生処理回路113で再生等化、符号検出、誤り訂
正処理などが行われ、分離回路114でサブブロックの
代表値データと可変長データとが分離される。前記サブ
ブロックの代表値データは第1のサブブロックデータ逆
変換回路115に入力し記録時の逆変換が行われ元の4
つのDCT変換係数(基本データ)に戻される。
【0023】また、可変長データは可変長復号化回路1
16で復号され、60個の変換係数(精細データ)に戻
される。逆量子化回路117では前記基本データは予め
決められたステップで逆量子化され、前記精細データは
再生された量子化パラメータに従って逆量子化されて逆
DCT回路118に入力する。逆DCT回路118で
は、前記逆量子化された64個の係数に対して逆DCT
を行い、ブロック毎の画像データを復号する。ブロック
毎の画像データは、ブロック統合回路121でブロック
が統合され元の画像データの並びに並び換えられた後、
D/A変換器122でアナログ信号に変換されて出力端
子123に出力する。
【0024】次にサーチ時の処理について説明する。サ
ーチ時は、再生ヘッド112が記録トラックを横切るた
め時間軸の入り乱れたデータが再生される。分離回路1
14はこの再生データの中から予め決められた場所に時
分割多重されているサブブロックの代表値データをサブ
ブロック画像データ発生回路119に出力する。サブブ
ロック画像データ発生回路119では順次新たに得られ
たサブブロック代表値データを更新しながらサブブロッ
クを構成する画素データを代表値データで置き換えてモ
ザイク画としてサーチ画像を復号する。
【0025】ここで新たに得られた代表値データの更新
は、通常の記録再生装置でサーチ時に行われているよう
に、図には示していないが再生処理回路113で得られ
るエラーフラグを用いてメモリの書き込みを制御して行
う。サーチ画像は第1のスイッチ120を介してブロッ
ク統合回路121に入力し、画像データの並びに並び換
えられて出力する。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、画
像信号をブロック化して直交変換し、変換係数のDC,
及び3つの低次AC係数からブロックを4分割したサブ
ブロックの代表値データを得て、残りのAC係数は可変
長符号化して量子化パラメータと共に記録媒体上に記録
し、通常再生時にはサブブロック代表値データから逆変
換した4個の係数と可変長データを復号した残りのAC
係数から再生画像を復号し、サーチ時はサブブロック代
表値データのみを用いてサブブロック毎にサーチ画を復
号することにより、時間軸の入り乱れる最小ブロックの
大きさをDCTブロックの1/4にすることができ、非
圧縮記録再生装置のサーチ画像に近いイメージのより自
然で違和感がなくサーチ内容が識別しやすいサーチ画像
を得ることができる。
【0027】また、サブブロックの代表値データは、画
像によらず固定量子化された変換係数から算出されてい
るのでサーチ時の入り乱れた再生データの中から分離さ
れたサブブロック代表値データ単独で画像データに復元
できる。また、変換係数のDC及び3つの低次AC係数
は可変長符号化していないので、上記4係数は誤り伝搬
によって再生データが復号不能になることはなく、極端
な再生破綻が発生することがない。
【0028】<第2の実施例>次に本発明の第2の実施
例について説明する。本実施例では、記録信号処理は第
1の実施例と同じであるが、再生時のサブブロック画素
データの復元の処理が異なるものである。図3は第2の
実施例の画像圧縮記録再生装置の再生信号処理のブロッ
ク図であり、第1の実施例と同じ動作をするものについ
ては同じ番号を付している。
【0029】図3において、301は通常再生時は可変
長復号化回路116から出力される精細データを逆量子
化回路117へ入力し、サーチ時は、可変長データを零
にする第2のスイッチ、302は第2のサブブロックデ
ータ逆変換回路であり、第1の実施例の第1のサブブロ
ックデータ逆変換回路115と異なるのはサーチ時に得
られたサブブロック代表値データを順次更新して書き換
えて出力するメモリを持っていることである。従って、
サーチ時にDCT変換係数に逆変換する4つのサブブロ
ック代表値データは、図4(A)に示すように異なるフ
ィールドのサブブロック代表値データの組合せとなって
いる。
【0030】これら4つの代表値から記録時に行った係
数演算の逆処理を行い、それぞれのサブブロックの画素
レベルを近似して、表現するDC係数と3つの低次AC
係数(図4(B)に示す)を算出する。このDCT変換
係数は、逆量子化回路117で予め決められたステップ
で逆量子化され、逆DCT回路118で画素レベルに逆
変換される。サブブロック代表値データは、予め決めら
れた固定量子化された変換係数から算出されているの
で、このようにフィールド間で時間軸の入り乱れたもの
の単なる組合せであってもサブブロックの画素レベルを
近似するDCT係数を得ることができる。
【0031】以上説明したように本実施例によれば、時
間軸が入り乱れて再生されるサブブロックの代表値デー
タを組合せて、記録時の演算の逆変換を行なって得られ
る直交変換係数データを逆直交変換してサーチ画像を復
元することが可能であり、サブブロック画像データ発生
回路は不要となり、回路の簡素化をはかってDCTブロ
ックよりも小さい面積のサブブロック毎に入れ替わるサ
ーチ画像を得ることができる。
【0032】<第3の実施例>次に、第3の実施例につ
いて説明する。図5は本実施例の画像圧縮再生装置の信
号処理ブロック図である。本実施例では入力画像信号と
して4:2:2コンポーネント信号を扱い、また、輝度
信号のDCTブロックを2分割し、色差信号のDCTブ
ロックを4分割して画面上の同一の領域のサブブロック
の代表値データを得る場合について説明する。
【0033】図5において、501、502、503は
それぞれ輝度信号Yと2つの色差信号C1、C2のコン
ポーネント信号が入力する入力端子、504、505、
506は前記コンポーネント信号をそれぞれディジタル
信号に変換するA/D変換器、507は前記ディジタル
信号に変換されたコンポーネント信号をそれぞれ8*8
画素毎にブロック化し、Yの2ブロックとC1とC2の
1ブロックからなるマクロブロックのデータを順次出力
するマクロブロック化回路、508は順次ブロック単位
のデータに対しDCTを行うDCT回路である。
【0034】509はDCT変換されたデータの量子化
を行う適応量子化回路、510は輝度信号のDCTブロ
ックのDC係数と1つのAC係数とを用いて前記DCT
ブロックを2分割し、色差信号のDCTブロックはDC
係数と3つの低次AC係数とを用いて前記DCTブロッ
クを4分割して画面上の同一の領域のサブブロックのコ
ンポーネント代表値データを発生させるサブブロックコ
ンポーネントデータ変換回路、511は前記サブブロッ
ク代表値データの算出に用いた係数以外のAC係数から
成る精細データの量子化データを可変長データに変換す
る可変長符号化回路、512は前記サブブロックのコン
ポーネント代表値データと前記可変長データ及び量子化
パラメータを時分割多重する多重回路、513は多重デ
ータに誤り訂正符号の付加、同期信号やID信号の付
加、及び記録変調処理等を行う記録処理回路、514は
記録ヘッド、515は記録媒体である。
【0035】516は記録媒体515に記録された信号
を再生する再生ヘッド、517は再生信号に対し再生等
化、符号検出、誤り訂正処理などを行う再生処理回路、
518は再生データから前記サブブロックのコンポーネ
ント代表値データと前記可変長データ及び量子化パラメ
ータを分離する分離回路、519はサブブロックコンポ
ーネントデータ変換回路510の逆処理を行うサブブロ
ックコンポーネントデータ逆変換回路、520は前記可
変長データを復号する可変長復号化回路、521は逆量
子化回路、522は逆DCT回路である。
【0036】523はサブブロックコンポーネント代表
値データからサブブロックの画像データを発生させるサ
ブブロックコンポーネント画像データ発生回路、524
は再生モードによってサブブロックコンポーネント画像
データ発生回路523からの出力と逆DCT回路522
からの出力とを切り換える第3のスイッチ、525はブ
ロック化されていたデータを画像データに並び換えるマ
クロブロック統合回路、526、527、528はそれ
ぞれディジタルのコンポーネント信号Y、C1、C2を
アナログ信号に変換するD/A変換器、529、53
0、531はそれぞれコンポーネント信号が出力される
出力端子である。
【0037】以上のように構成された本実施例の画像圧
縮記録再生装置について、以下その動作を説明する。
【0038】入力端子501、502、503から入力
したコンポーネント信号は、それぞれA/D変換器50
4、505、506でディジタル信号に変換されて、マ
クロブロック化回路507で8*8画素ごとのDCTブ
ロックに分割されマクロブロック毎にデータが並び換え
られる。本実施例では、4:2:2コンポーネント信号
であるので例えば、輝度信号、2つの色差信号のサンプ
リング周波数は13.5MHz、6.75MHz、6.
75MHzであり、8*8画素毎に分割される領域は図
6(A)に示すように、色差信号のDCTブロックは輝
度信号の2倍の面積になる。
【0039】マクロブロック化回路507からは、2つ
の輝度信号DCTブロックと2種類の色差信号DCTブ
ロックのデータがマクロブロックデータとして出力され
る。DCT回路508には順次輝度信号と色差信号のD
CTブロックのデータが入力し、それぞれのDCTブロ
ック毎にDCTを行う。図6(B)はマクロブロック単
位のDCT変換係数を示している。適応量子化回路50
9では、輝度信号DCTブロックは図6(B)の黒丸で
示したDC係数と1つの低次AC係数とを基本データY
とし、2種類の色差信号DCTブロックは図6(B)の
黒丸で示したそれぞれDC係数と3つの低次AC係数を
基本データC1及び基本データC2として、それぞれ予
め決められた量子化ステップで量子化され、前記基本デ
ータ以外の図6(B)の白丸で示したAC係数は精細デ
ータとして可変長符号化後の符号量が所定の符号量にな
るような量子化パラメータで与えられるステップ幅で量
子化される。
【0040】サブブロックコンポーネントデータ変換回
路510では、図6(C)に示すような輝度信号は前記
基本データYの2つの係数間の和、差からDCTブロッ
クを2分割した各々の代表値データを算出し、色差信号
は前記基本データC1、基本データC2それぞれで、4
つの係数間の和、差からDCTブロックを4分割したそ
れぞれの代表値データを算出し、画面上の同一の領域の
サブブロックコンポーネント代表値データ(Ya、C1
a、C2a)、(Yb、C1b、C2b)、(Yc、C
1c、C2c)、(Yd、C1d、C2d)それぞれを
サブブロック毎にパッキングして出力する。
【0041】多重回路512ではパッキングされたサブ
ブロックのコンポーネント代表値データが記録媒体上で
まとまって記録されるように、サブブロックのコンポー
ネント代表値データと前記可変長データを前記量子化パ
ラメータと共に時分割多重して出力し、多重データは記
録処理回路513、記録ヘッド514を介して記録媒体
515上に記録される。
【0042】次に再生時の処理について簡単に説明す
る。通常再生時は、記録時の処理と逆の処理を行い再生
されたサブブロックのコンポーネント代表値データと可
変長データから再生画像を復元し、サーチ時は、サブブ
ロックのコンポーネント代表値データからサブブロック
毎にサーチ画像復号する。
【0043】以上説明したように、本実施例ではサンプ
リング周波数が異なるためコンポーネント信号間でDC
Tブロックの画面上の大きさが異なっても、輝度信号と
2つの色差信号のDCTブロックの分割する数を変える
ことにより、画面上の同一領域のサブブロックの輝度信
号と2つの色差信号の代表値データを得て、それぞれの
サブブロック毎にパッキングして記録することにより、
サーチ時の画面上の画素レベルは同一時刻のコンポーネ
ント信号から復元し、更に、時間軸の入り乱れるブロッ
クの大きさをマクロブロックの面積よりも小さなものに
することができ、識別し易いサーチ画像を得ることが出
来る。
【0044】なお、本実施例では4:2:2コンポーネ
ント信号を例に取って説明したが、本実施例の効果はこ
れに限定されるものではなく、4:1:1コンポーネン
ト信号、あるいは4:2:0と呼ばれる色差信号が線順
次信号として扱われるコンポーネント信号など、コンポ
ーネント信号間でサンプリング格子が異なるものに同様
の効果が得られることは明かである。
【0045】<第4の実施例>次に第4の実施例につい
て説明する。本実施例ではサブブロックの代表値データ
の算出の手段、及び可変長符号化する精細データの発生
の手段が異なるのでこの部分を特に詳細に説明する。図
7は本実施例の画像圧縮記録再生装置の記録時の画像圧
縮処理のブロック図である。図8は本実施例の画像圧縮
記録再生装置の再生時の画像復号処理のブロック図であ
る。
【0046】図7において、701、702、703は
それぞれディジタル信号に変換された4:2:2コンポ
ーネント信号が入力する入力端子、704は前記コンポ
ーネント信号をそれぞれ8*8画素毎にブロック化し、
Yの2ブロックとC1とC2の1ブロックからなるマク
ロブロックのデータを順次出力するマクロブロック化回
路、705は順次ブロック単位のデータに対しDCTを
行うDCT回路、706は輝度信号のDCTブロックは
DC係数と1つのAC係数を用いて前記DCTブロック
を2分割し、色差信号のDCTブロックはDC係数と3
つの低次AC係数を用いて前記DCTブロックを4分割
して画面上の同一の領域のサブブロックのコンポーネン
ト代表値データを発生させるサブブロックコンポーネン
トデータ変換回路である。
【0047】707はサブブロック毎の前記Y、C1、
C2の3つのデータからなるコンポーネント代表値デー
タを3次元色空間のマッピングによりサブブロックベク
トルを発生させるベクトル量子化器、708は逆ベクト
ル量子化器、709は逆ベクトル量子化して得られたコ
ンポーネント代表値データからDCT変換係数に逆変換
するサブブロックコンポーネントデータ逆変換回路、7
10はDCT回路705からのDCT変換係数から前記
逆変換して得られるDCT変換係数を係数毎に減算する
差分回路、711は前記差分データの量子化を行う適応
量子化回路、712は前記差分データの量子化データを
可変長データに変換する可変長符号化回路、713は前
記サブブロックベクトルと前記可変長データ及び量子化
パラメータを時分割多重する多重回路、714は多重デ
ータが出力する出力端子である。
【0048】また、図8に於て、801は記録媒体から
再生され再生処理が施された再生データが入力する入力
端子、802は再生データから前記サブブロックベクト
ルと前記可変長データ及び量子化パラメータを分離する
分離回路、803は前記再生サブブロックベクトルを逆
量子化する逆ベクトル量子化器、804は逆ベクトル量
子化して得られた再生コンポーネント代表値データから
DCT変換係数に逆変換するサブブロックコンポーネン
トデータ逆変換回路、805は前記再生可変長データを
復号する可変長復号化回路、806は逆量子化回路、8
07は逆量子化回路806からのDCT変換係数と前記
サブブロックコンポーネントデータ逆変換回路804で
逆変換して得られるDCT変換係数とを係数毎に加算す
る加算回路である。
【0049】808は逆DCT回路、809はサブブロ
ックベクトルが示す3次元色空間のサブブロックの画像
データを発生させるサブブロックベクトルレベル発生回
路、810は再生モードによってサブブロック画像デー
タ発生回路809からの出力と前記逆DCT回路808
からの出力とを切り換える第4のスイッチ、811はマ
クロブロック化されていたデータを画像データに並び換
えるマクロブロック統合回路、812、813、814
はそれぞれディジタルのコンポーネント信号Y、C1、
C2が出力される出力端子である。
【0050】以上のように構成された本実施例の画像圧
縮記録再生装置について、以下その動作を説明する。
【0051】まず、入力端子701、702、703か
ら入力したコンポーネント信号は、マクロブロック化回
路704で8*8画素ごとのDCTブロックに分割され
マクロブロック毎にデータが並び換えられる。本実施例
も第3の実施例と同様に4:2:2コンポーネント信号
を扱うとすると、8*8画素毎に分割される領域は図6
(A)に示すように、色差信号のDCTブロックは輝度
信号の2倍の面積になる。
【0052】マクロブロック化回路704からは、2つ
の輝度信号DCTブロックと2種類の色差信号DCTブ
ロックのデータがマクロブロックデータとして出力され
る。DCT回路705には順次輝度信号と色差信号のD
CTブロックのデータが入力し、それぞれのDCTブロ
ック毎にDCTを行う。サブブロックコンポーネントデ
ータ変換回路706の動作は第3の実施例のものと同じ
であるが、第3の実施例では固定量子化された係数を処
理していたのに対し、本実施例ではDCT変換された係
数を直接用いて処理している。
【0053】従って前記サブブロックコンポーネントデ
ータ変換回路706でも図6(B)に示す様に、輝度信
号は前記基本データYの2つの係数間の和、差からDC
Tブロックを2分割した各々の代表値データを算出し、
色差信号は前記基本データC1、基本データC2それぞ
れで、4つの係数間の和、差からDCTブロックを4分
割したそれぞれの代表値データを算出し、画面上の同一
の領域のサブブロックのコンポーネント代表値データ
(Ya、C1a、C2a)、(Yb、C1b、C2
b)、(Yc、C1c、C2c)、(Yd、C1d、C
2d)それぞれをサブブロック毎にパッキングして出力
する。
【0054】ベクトル量子化器707はこのサブブロッ
ク毎の前記3次元データからなるコンポーネント代表値
データを3次元色空間のマッピングにより所定ビット数
のサブブロックベクトルを発生させ、多重回路713及
び逆ベクトル量子化器708に出力する。前記サブブロ
ックベクトルは、逆ベクトル量子化器708、サブブロ
ックコンポーネントデータ逆変換回路709を介して、
サブブロックベクトルが与えるDCT変換係数(基本デ
ータ)に逆変換される。差分回路710ではDCT回路
705からのDCT変換係数から前記逆変換して得られ
るDCT変換係数(基本データ)を係数毎に減算し、係
数差分データ(精細データ)を発生させる。
【0055】この係数差分データは適応量子化回路71
1で、可変長符号化後の符号量が所定の符号量になるよ
うな量子化パラメータで与えられるステップ幅で量子化
されたのち、可変長符号化回路712で可変長データに
変換される。多重回路713では前記サブブロックベク
トルと前記可変長データを前記量子化パラメータと共に
時分割多重して出力端子714に出力し、図には示して
いないが記録処理回路、記録ヘッドを介して記録媒体上
に記録される。ここで用いるサブブロックベクトルのビ
ット数が、例えば8ビットであれば、256色を示すベ
クトルが得られ、予め統計処理により前記係数差分デー
タが小さくなるものを設定すれば圧縮効率は改善され
る。
【0056】次に再生時の処理について説明する。通常
再生時は、再生ヘッドから再生され、再生処理回路で再
生等化、符号検出、誤り訂正処理などの再生処理が行わ
れた再生データが入力端子801に入力する。分離回路
802では、前記再生データからサブブロックベクト
ル、可変長データ、及び量子化パラメータが分離され
る。再生サブブロックベクトルは逆ベクトル量子化回路
803、及びサブブロックコンポーネントデータ逆変換
回路804で逆ベクトル量子化して得られた再生コンポ
ーネント代表値データからDCT変換係数に逆変換さ
れ、再生基本データとなる。
【0057】一方、前記再生可変長データは可変長復号
化回路805で復号され、逆量子化回路806で前記再
生量子化パラメータに従って逆量子化されて再生精細デ
ータとなる。前記再生基本データと再生精細データは、
加算回路807で係数毎に加算され、逆DCT回路80
8で逆DCTされてマクロブロック毎の再生画像データ
となる。このマクロブロック毎の再生画像データはマク
ロブロック統合回路811で通常の画像データの並びに
に並び換えられ、出力端子812、813、814それ
ぞれにディジタルのコンポーネント信号Y、C1、C2
が出力される。
【0058】次に、サーチ時の処理について説明する。
サーチ時は、サブブロックベクトルからサブブロック毎
にサーチ画像復号する。サブブロックベクトルレベル発
生回路809では、分離回路802から出力するサブブ
ロックベクトルを順次新たに得られたものを更新しなが
らサブブロックベクトルが示す3次元色空間のサブブロ
ックの画像データを発生させる。このサブブロック画像
データは第4のスイッチ810を介してマクロブロック
統合回路811に入力し、画像データの並びに並び換え
られて出力する。
【0059】以上説明したように本実施例では、DCT
変換係数の所定の係数の演算とベクトル量子化により、
サブブロックの3次元色空間におけるベクトルを抽出
し、このベクトルを逆変換したDCT変換係数と入力画
像をDCT変換した変換係数との差分を量子化、及び可
変長符号化して、前記サブブロックベクトルと共に記録
することにより、サーチ時にを小さい領域毎に時間軸の
入り乱れるサーチ画像を得ることができ、更に、サブブ
ロックの代表値データに与える符号量を削減し、可変長
符号に多くの符号量を与えて画像圧縮できるので通常再
生の画質を改善することができる。
【0060】なお、上記これまでの実施例では入力画像
データをDCTする場合を例にとって説明したが、アダ
マール変換,LOT等を適用することができ、これに限
定されるものではない。また、ブロック分割数もこれら
の実施例で説明したものに限定されるものではない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像信号を直交変換したデータのうち、DC係数と所定の
AC係数の係数演算により、直交変換ブロックをN分割
したサブブロックの代表値データを得て、残りのAC係
数は適応量子化、可変長符号化して量子化パラメータと
共に記録媒体上に記録し、通常再生時にはサブブロック
代表値データと可変長データ及びその量子化パラメータ
から再生画像を復号し、サーチ時はサブブロック代表値
データのみを用いてサブブロック毎にサーチ画を復号す
ることにより、時間軸の入り乱れる最小ブロックの大き
さをDCTブロックの1/Nにすることができ、非圧縮
記録再生装置のサーチ画像に近いイメージのより自然で
違和感がなくサーチ内容が識別しやすいサーチ画像を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における画像圧縮記録再
生装置の信号処理ブロック図
【図2】本発明の第1の実施例における画像圧縮記録再
生装置の動作を示す概念図
【図3】本発明の第2の実施例における画像圧縮記録再
生装置のブロック図
【図4】本発明の第2の実施例における動作を説明する
概念図
【図5】本発明の第3の実施例における画像圧縮記録再
生装置の信号処理ブロック図
【図6】本発明の第3の実施例における動作を説明する
概念図
【図7】本発明の第4の実施例における画像圧縮記録再
生装置のブロック図
【図8】本発明の第4の実施例における画像圧縮記録再
生装置のブロック図
【図9】従来の画像圧縮記録再生装置の信号処理ブロッ
ク図
【符号の説明】
103 ブロック化回路 104 DCT回路 105 適応量子化回路 106 サブブロックデータ変換回路 107 可変長符号化回路 108 多重回路 111 記録媒体 114 分離回路 115 第1のサブブロックデータ逆変換回路 116 可変長復号化回路 117 逆量子化回路 118 逆DCT回路 119 サブブロック画像データ発生回路 120 第1のスイッチ 121 ブロック統合回路 111 記録ヘッド 302 第2のサブブロックデータ逆変換回路 507 マクロブロック化回路 510 サブブロックコンポーネントデータ変換回路 519 サブブロックコンポーネントデータ逆変換回路 523 サブブロックコンポーネント画像データ発生回
路 525 マクロブロック統合回路 707 ベクトル量子化器 708 逆ベクトル量子化器 809 サブブロックベクトルレベル発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/133 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号を所定のブロック単位で直交変換
    係数に変換する直交変換手段と、前記直交変換係数のD
    C係数と所定の低次AC係数から成る基本データを固定
    量子化し、前記基本データ以外のAC係数から成る精細
    データを記録データ量が所定符号量になるような量子化
    パラメータで量子化して量子化係数データを出力する量
    子化手段と、前記基本データの量子化係数データを用い
    た演算により前記ブロックをN分割(N=2、3、…)
    したサブブロックのそれぞれの代表値データを得るサブ
    ブロックデータ変換手段と、前記精細データの量子化係
    数データを可変長データに変換する可変長符号化手段
    と、前記サブブロックの代表値データと前記可変長デー
    タと前記量子化パラメータを記録媒体上に記録する記録
    手段とを備え、 通常再生時には、前記サブブロックの代表値データに対
    し前記演算の逆変換を施したのち逆量子化して得られる
    基本データと前記可変長データを可変長復号化したのち
    前記量子化パラメータで逆量子化して得られる精細デー
    タから再生画像を復元し、高速再生時には、前記サブブ
    ロックの代表値データから再生画像を復元することを特
    徴とする画像圧縮記録再生装置。
  2. 【請求項2】直交変換係数のDC係数と所定の低次AC
    係数から成る基本データの量子化係数データを用いた係
    数演算は、前記基本データの量子化係数を復号して得ら
    れる各サブブロックの画素値のピーク値に対応するレベ
    ルをそれぞれのサブブロックの代表値データとすること
    を特徴とする請求項1記載の画像圧縮記録再生装置。
  3. 【請求項3】直交変換係数のDC係数と所定の低次AC
    係数から成る基本データの量子化係数データを用いた係
    数演算は、前記基本データの量子化係数を復号して得ら
    れる各サブブロックの画素値の平均値に対応するレベル
    をそれぞれのサブブロックの代表値データとすることを
    特徴とする請求項1記載の画像圧縮記録再生装置。
  4. 【請求項4】高速再生時、時間軸が入り乱れて再生され
    るサブブロックの代表値データに対し、サブブロック毎
    にサブブロックの代表値データを用いてDC再生して高
    速再生画像を復元することを特徴とする請求項1記載の
    画像圧縮記録再生装置。
  5. 【請求項5】高速再生時、時間軸が入り乱れて再生され
    るサブブロックの代表値データに対し、記録時の演算の
    逆変換を行なって得られる直交変換係数データを逆直交
    変換して高速再生画像を復元することを特徴とする請求
    項1記載の画像圧縮記録再生装置。
  6. 【請求項6】輝度信号と2つの色差信号がそれぞれL:
    M:Mの周波数でサンプリングされたコンポーネント信
    号を所定のブロック単位で直交変換係数に変換し、量子
    化係数データのDC係数と所定の低次AC係数の演算に
    より前記ブロックを前記輝度信号はI分割、色差信号は
    J分割して画面上の同一領域のサブブロックの輝度信号
    と2つの色差信号の代表値データであるサブブロックの
    代表値データを出力することを特徴とする請求項1記載
    の画像圧縮記録再生装置。
  7. 【請求項7】輝度信号と2つの色差信号がそれぞれL:
    M:Mの周波数でサンプリングされたコンポーネント信
    号を所定のブロック単位で直交変換係数に変換する直交
    変換手段と、前記直交変換係数のDC係数と所定低次A
    C係数の演算により前記ブロックを前記輝度信号はI分
    割、色差信号はJ分割して画面上の同一領域のサブブロ
    ックの輝度信号と2つの色差信号の代表値データである
    サブブロックコンポーネント代表値データを出力するサ
    ブブロックデータ変換手段と、前記サブブロックの輝度
    信号と2つの色差信号の3次元の代表値データをベクト
    ル量子化してサブブロックベクトルを発生させるサブブ
    ロックベクトル発生手段と、前記サブブロックベクトル
    を逆量子化して得られる3次元の代表値データに対し前
    記演算の逆変換を行なって得られる変換係数である基本
    データと前記入力コンポーネント信号を直交変換した直
    交変換係数との差であるベクトル量子化差分データを得
    るベクトル量子化差分発生手段と、前記ベクトル量子化
    差分データを、記録データ量が所定符号量になるような
    量子化パラメータで量子化して量子化係数データを出力
    する量子化手段と、前記ベクトル量子化差分データの量
    子化係数データを可変長データに変換する可変長符号化
    手段と、前記サブブロックベクトルと前記可変長データ
    と前記量子化パラメータを記録媒体上に記録する記録手
    段とを備え、 通常再生時には、前記サブブロックベクトルに対し逆ベ
    クトル量子化、前記係数演算の逆演算して得られる基本
    データと前記可変長データを可変長復号化したたのち前
    記量子化パラメータで逆量子化して得られるベクトル量
    子化差分データから再生画像を復元し、高速再生時に
    は、前記サブブロックベクトルから再生画像を復元する
    ことを特徴とする画像圧縮記録再生装置。
JP5232913A 1993-09-20 1993-09-20 画像圧縮記録再生装置 Pending JPH0795530A (ja)

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