JPH079542Y2 - 離隔器置換機能を有する引留具 - Google Patents

離隔器置換機能を有する引留具

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JPH079542Y2
JPH079542Y2 JP10291891U JP10291891U JPH079542Y2 JP H079542 Y2 JPH079542 Y2 JP H079542Y2 JP 10291891 U JP10291891 U JP 10291891U JP 10291891 U JP10291891 U JP 10291891U JP H079542 Y2 JPH079542 Y2 JP H079542Y2
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fitting
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勝 君島
達也 大場
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Hokuriku Electric Power Co
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、架空配電線のバイパ
ス工法において、バイパスケーブル布設後に工事区間の
通電を停止するための電線切断作業を行うために使用す
る、離隔器置換機能を有する引留具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来架空配電線のバイパス工法において
は、バイパス線を布設した後、まず切断しようとする本
線の切断箇所前後を夫々電線の引留具で把持し、これら
引留具間に伸縮自在な離隔器を渡して夫々係止し、引留
具間の電線を引張してその区間の張力を緩めた後、当該
電線を切断し、各切断端部を離隔器に止着して離隔器自
体で絶縁を担うようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方法では、次のような問題があった。まず既述
の如く、切断した電線の絶縁は離隔器自体で担っており
高電圧が印加された状態となっているが、この種の離隔
器はFRP等の有機絶縁物でできているため離隔器によ
る保持、切断端部の止着が長期間(数日〜数週間)に渡
った場合、トラッキング等により電気的絶縁性能が低下
する恐れがあった。また離隔器自体も本来的には張線す
るための機構、構造であるから、あまりに長期間に渡っ
て高い張力がかかっていると、機構上支障をきたす恐れ
もある。これらは離隔器自体にそのような役割を負担さ
せていることに起因する。
【0004】従って電線切断後は、離隔器による張線状
態を維持したまま該離隔器を他の専用の仮設の絶縁スペ
ーサ等に置き換え、当該絶縁スペーサに切断端部を止着
することが望ましい。
【0005】この点従来の引留具の構造では、一旦離隔
器を引留具間に係止して張線してしまうと、この状態を
損ねることなく該離隔器に替わる前記絶縁スペーサに張
力を移行して該離隔器を前記絶縁スペーサに置き換える
ことが不可能だった。何故なら、この種の引留具は離隔
器等によって水平方向に引っ張るとリンク機構によって
クランプ金具が垂直に動いて電線を把持する構造になっ
ているが、切断端部を他の絶縁スペーサに止着した後そ
のまま離隔器の収縮を解いて離隔器を取外すのでは、引
留具の把持がなくなり当該止着部分に直接強大な張力が
かかってしまうからである。
【0006】従って離隔器を専用の絶縁スペーサに置き
換えるにあたっては、引留具による電線の把持状態、張
線状態を損ねないようにして、切断端部の止着部分に直
接張力がかからないようにしなければならない。さらに
そのために必要な作業は全てホットスティック等の活線
工具を使用して行なわなければならないことを考慮する
必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこでこの考案では離隔
器によって得ている張線状態を維持したまま、引留具に
よる電線の把持状態を損ねることなく、専用の絶縁スペ
ーサに切断電線の張力をスムーズに移行させるための新
しい構成を引留具に施して、叙上の問題点を解決しよう
とするものである。
【0008】そのためこの考案では次のような構成を採
ったものである。即ち従来みられる、リンク機構を構成
しているリンク材の伸長に伴い、フレームに設けられた
電線受け部にクランプ金具が接近して、これら電線受け
部とクランプ金具間に位置する電線を把持する如く構成
されている引留具において、リンク材の端部、即ち張線
する離隔器側の端部に、接続金具の一端部を回転自在に
軸着し、当該接続金具の他端部に離隔器等との接続に供
するための接続用の孔を2つ設ける。そして当該軸着部
分とこれら接続用の各孔とが、当該軸着部分を頂部とす
る略二等辺三角形となるようにした。さらにまた離隔器
等との接続を容易にするために、前記接続用の孔の各周
縁近傍にはガイド片を設け、離隔器等の端部に固定され
かつ適宜の孔を有する接続体を当該ガイド片に当接させ
た際に、接続用の孔と前記接続体の孔とが重なるように
ガイド片を構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】使用する場合には従来と同様、この考案に係る
離隔器置換機能を有する引留具を2つ用意してまずこれ
らを電線の切断予定部分を挾んでその前後で電線を把持
し、両者間に離隔器をセットする。この場合接続金具に
ある接続用の孔のうちのいずれか一側の孔に離隔器を接
続し張線する。この場合、離隔器等の端部に適宜の接続
用の孔を有する接続体を設けておけば、当該接続体をガ
イド片に当接させた際に接続用の孔と前記接続体の孔と
が重なるので、これら重なった孔を貫通するピン等で容
易に接続することができる。
【0010】張線が完了すると適宜の専用の絶縁スペー
サを、引留具の接続金具における残りの孔相互間に係止
する。そして電線を切断してその切断端部を該絶縁スペ
ーサに止着する。後は離隔器による張線を緩めていけ
ば、今度は絶縁スペーサに電線張力が移行する。この場
合離隔器、絶縁スペーサが直接係止されている各接続用
の孔と、接続金具一端部の軸着部分とは略二等辺三角形
を構成しているから、換言すればこれら接続用の孔は軸
着部分から等距離にあるので、離隔器の張線を緩めるに
従い接続金具は当該軸着部分を中心として回動し、絶縁
スペーサ側へと電線張力がスムーズに移行する。従って
その間、電線の把持状態は殆ど損ねられることはなく、
離隔器から専用の絶縁スペーサへの置き換えが可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下この考案の実施例について説明すると、
図1は実施例にかかる引留具1の正面図、図2は同平面
図であり、2はフレームでこのフレーム2の上方は図3
に示したように一側に直角に折り曲げられ、電線受け部
3を構成している。電線受け部3の前方(図1における
右側)には、締付固定ボルト4が垂直方向に遊貫し、こ
の締付固定ボルト4には電線受け部3と対向する締付固
定金具5が螺着されている。締付固定金具5はその一部
がフレーム2に穿たれている方形の長孔6内に突出して
おり、また締付固定ボルト4の先端には環状のストッパ
ー7が固定され、このストッパー7はフレーム2に穿た
れている小穴8に嵌め込まれている。従って締付固定ボ
ルト4を締付け方向に回すと、それに伴って締付固定金
具5が電線受け部3に接近して両者間の電線を把持する
ようになっている。なお締付固定金具5の前方には、バ
イパス用接触棒9が突設されている。
【0012】フレーム2の中央下方には略逆L字形のリ
ンク材10の一端部が軸着され、当該リンク材10の他
端部はリンク材11の一端部と軸着されている。そして
リンク材10における角部にはクランプ金具12が回転
自在に設けられている。
【0013】リンク材11の他端部は接続金具13の先
端部と軸着され、当該軸着部分はフレーム2後方に穿た
れた長孔14内に納められ、当該長孔14内でのみスラ
イド自在である。従って接続金具13が後方(図2にお
ける太い矢印方向)に移動すれば、リンク材10が時計
方向に跳ね上がるように回動し、それに伴ってクランプ
金具12が電線受け部3側に(図2における細い矢印方
向)接近して、両者間の電線を強固に把持するようにな
っている。
【0014】接続金具13は略二等辺三角形の外形をな
し、図2に示したようにスペーサ15によって適宜の空
間を保持している2重構造であり、フレーム2の長孔1
4をその間に挾み込むようにしている。そして接続金具
13の外形における頂角に相当する部分で既述の如くリ
ンク材11と軸着されているが、その底角に相当する部
分には夫々接続用の孔16を有する金具17、同じく接
続用の孔18を有する金具19が夫々固着されている。
そして接続金具13の背面側には、適宜の空隙をおいて
これら金具17、19外方に位置するガイド片20、2
1が図4に示したようにボルト止めされている。これら
ガイド片20、21は外形が略C字形であり、夫々接続
用の孔16、18の周縁近傍に位置して、その内側湾曲
部これら接続用の孔16、18に向けている。なおフレ
ーム2の前方(図1における右側)下部には、ホットス
ティックでの取扱いに供するためのアイリング22が設
けられている。
【0015】本実施例は以上の構成を有しており、これ
を使用しての実際の作業手順、並びに該作業に使用する
他の装置等を以下に説明する。
【0016】まず離隔器と置き換える仮設用の絶縁スペ
ーサ31は図5に示したような構成を有している。即
ち、碍子32の両端に夫々碍子端末金具33、34が固
着され、これら各碍子端末金具33、34には各々長尺
の接続金具35、36の一端部が固着され、さらにこれ
ら接続金具35の他端部には、接続体となるロック装置
37、接続金具36の他端部にはロック装置38が夫々
設けられている。
【0017】そして碍子32の両端部付近には樹脂製の
電線把持部39、40夫々設けられている。各電線把持
部39、40は同一構成であり、電線把持部39につい
ていえば、下方に設けられているボルト材41を締め付
けると把持部材42が上昇し、電線把持部39の上端の
折曲部43との間で電線を把持するようになっている。
そして図5における右側の電線把持部39は碍子32の
正面側、同左側の電線把持部40は碍子32の背面側に
取付けられている。なお碍子32の中央に固定されてい
るのは、ホットスティックでの取扱いに供するための樹
脂製のアイリング44である。
【0018】またロック装置37、38については、こ
れらロック装置37、38は左右対称になっているだけ
で同一構成であるから、いま右側のロック装置37につ
いて図6乃至図9に基づいて説明する。
【0019】図6は平面、図7は一部断面の正面を夫々
示しており、一側端部が二つ割れに成形されて凹部51
を形成している接続部52の正面側に、固定金具53が
固着され、さらにこの固定金具53の表面にストッパー
54の一端部付近が回動自在に設けられている。そして
固定金具53の一端部とストッパー54の他端部間にス
プリング55が掛け渡されている。なお固定金具53と
ストッパー54との回動支点は前記スプリング55略中
央の直ぐ上に位置するように設定されており、常態では
スプリング55の収縮によって図7に示した状態になっ
ている。また接続部52にはスプリング55の下方にて
輪筒状の受容体56が固着され、接続部52の凹部51
を貫く差込孔57が形成されている。この受容体56の
一側(図7における左側)には、切欠部58が穿たれ、
常態では前記ストッパー54のストッパー部59がこの
切欠部58内に入り込んで差込孔57の一部を覆ってい
る。さらに差込孔57内には、受容体56の他側から挿
入されたピン60の先端部が突出している。
【0020】而してこの差込孔57内に、ホットスティ
ック作業用の操作部61を有する差込棒62が差し込ま
れる。この差込棒62は一側に切欠部58と対応する切
欠部を有し、他側には前出ピン60が入り込んでスライ
ド自在な溝が長手方向に穿たれている。従って差込孔5
7内に差し込まれた差込棒62は回転せず、また常態即
ち、ロック状態ではストッパー54のストッパー部59
によって抜け出ないようになっている。
【0021】そして例えば、このロック装置37に実施
例にかかる引留具1の接続金具13を係止、固定するに
は、まず図9に示したようにストッパー54を図中の矢
印方向に跳ね上げ、差込棒62を抜取り、金具17を接
続部52の凹部51内に納めつつ、図10に示したよう
に接続部52の背面に固定されているカバー63に接続
金具13のガイド片20を当接する。このとき同図に示
したように、カバー63がガイド片20の内側湾曲部上
辺に当接した時点で、ロック装置37の差込孔57と接
続用の孔16とが重なるようになっているので、その後
差込棒62を差し込んで接続金具13の接続用の孔16
内を貫く作業が簡易、迅速に行なえる。後は再びストッ
パー54を戻してそのストッパー部59を差込棒62の
切欠部内に侵入させれば、差込棒62は抜け出ることは
なく、接続金具13はその接続用の孔16を有する金具
17にてロック装置37に係止、固定されるのである。
従ってホットスティック等の活線工具による作業が容易
かつ円滑に行なえるものである。
【0022】而して作業手順について図11乃至図14
に基づき説明する。まず、切断しようとする電線71の
前後に実施例にかかる離隔器置換機能を有する引留具
1、1を取付け、両者間に離隔器72を渡して張線する
のであるが、この離隔器72は基本的には従前の離隔器
と同様の構造を有しており、回転操作部73を回転させ
ると伸縮軸74が伸縮する構成になっている。そしてこ
の伸縮軸74の端部と回転操作部73の側端部には、夫
々既述のロック装置37、38と同一構成のロック装置
75、76が設けられており、このロック装置75、7
6に夫々引留具1、1の各接続金具13、13を係止、
固定する。その場合図11に示したように、夫々接続金
具13、13における上側の接続用の孔16に係止させ
る。
【0023】そのようにして離隔器72を引留具1、1
間にセットした後、伸縮軸74を収縮させて張線する。
伸縮軸74を収縮させると、引留具1におけるリンク機
構により、電線受け部3とクランプ金具12間で電線7
1が強固に把持されつつ、引留具1、1間の電線71は
緩んでいく。
【0024】この状態で引留具1、1の接続金具13、
13間に既述の絶縁スペーサ31を掛け渡して係止、固
定するのであるが、今度は図12に示したように、絶縁
スペーサ31両端のロック装置37、38を、夫々接続
金具13、13における下側の接続用の孔18に係止さ
せる。そして電線71を切断し、図13に示したよう
に、各切断端部を絶縁スペーサ31の電線把持部39、
40に夫々把持させ、離隔器72の伸縮軸74を伸ばし
て張線を緩める。そうすると接続金具13、13が上方
に回動し、今まで離隔器72によって得た張力が絶縁ス
ペーサ31に移行する。完全に移行し終われば、離隔器
72を取外す。その状態を図14に示した。
【0025】而して図14からも明らかなように、電線
72の切断端部は夫々碍子32で構成されている絶縁ス
ペーサ31に止着されているから、長期間高電圧が印加
されても、良好な絶縁状態を維持するものである。その
後、再び切断端部を接続して本線を復帰させるには、上
述の作業と逆の手順で行なえばよい。
【0026】なお以上はこの考案の実施例にかかる離隔
器置換機能を有する引留具1を使用して、仮設用の絶縁
スペーサ31を用いるという従来にはない工法であった
が、この考案に直接関係はないものの、従来の離隔器自
身を改造してある程度絶縁性能の劣化を防ぐための手段
として、図15に示した碍子介在型の離隔器81を提案
できる。即ち従来の工法における問題点の一つとして、
高電圧の長期間印加によるトラッキング等の絶縁性能の
低下があったが、殊この点だけをみれば、従来のFRP
部分に碍子を介在させればある程度解決できる。図15
に示した離隔器81はそのような考えに基づき、回転操
作部82と一端部のロック装置83との間に碍子製のス
ペーサ84を介在させたものである。これによれば当該
スペーサ84の部分は碍子であるから、FRPよりも絶
縁維持機能が高く、従って従来の総FRP製の離隔器と
較べれば、絶縁性能の劣化は防止される。
【0027】
【考案の効果】この考案によれば、リンク材の端部に、
離隔器等を接続するための接続用の孔を2つ有する接続
金具を軸着してあり、しかもこれら各接続用の孔は当該
軸着部分からは等距離にあるので、一側の接続用の孔に
離隔器を他側の接続用の孔に専用の絶縁スペーサを係止
させて、離隔器による電線の張力を絶縁スペーサにスム
ーズに移行させることができる。従って、バイパス工法
において、電線の把持状態を殆ど損ねることなく離隔器
の絶縁スペーサへの置き換えが可能である。その結果、
適宜絶縁スペーサの材質を任意に選択しておくことによ
り、従来のような長期間放置による絶縁性能の劣化等の
問題が生ずることはない。従ってこれまでそのような問
題などにより、配電線の引留部分でしかできなかったバ
イパス工法時の本線切断による絶縁作業を、高い信頼性
の下、障害物の無い高圧本線の張力部分で実施すること
ができる。また接続金具にある接続用の孔周縁近傍には
ガイド片が設けられているので、離隔器等の端部と係
止、固定が極めて簡単であり、ホットスティック等の活
線工具による接続作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例にかかる引留具の正面図であ
る。
【図2】この考案の実施例にかかる引留具の平面図であ
る。
【図3】この考案の実施例にかかる引留具のフレームの
側面図である。
【図4】この考案の実施例にかかる引留具の接続金具の
他端部の背面図である。
【図5】この考案の実施例にかかる引留具を用いての作
業例で使用した絶縁スペーサの正面図である。
【図6】この考案の実施例にかかる引留具を用いての作
業例で使用したロック装置の平面図である。
【図7】この考案の実施例にかかる引留具を用いての作
業例で使用したロック装置の一部断面正面図である。
【図8】この考案の実施例にかかる引留具を用いての作
業例で使用したロック装置の右側面図である。
【図9】この考案の実施例にかかる引留具を用いての作
業例で使用したロック装置においてストッパーを解除し
た際の正面図である。
【図10】この考案の実施例にかかる引留具における接
続金具のガイド片にロック装置のカバーを当接した様子
を示す背面図である。
【図11】この考案の実施例にかかる引留具を用いての
作業例において離隔器をセットした状況を示す正面図で
ある。
【図12】この考案の実施例にかかる引留具を用いての
作業例において絶縁スペーサをセットした状況を示す正
面図である。
【図13】この考案の実施例にかかる引留具を用いての
作業例において切断した電線を絶縁スペーサに止着した
状況を示す正面図である。
【図14】この考案の実施例にかかる引留具を用いての
作業例において離隔器を取り外した状況を示す正面図で
ある。
【図15】碍子介在型離隔器の正面図である。
【符号の説明】 1 引留具 2 フレーム 3 電線受け部 10 リンク材 11 リンク材 12 クランプ金具 13 接続金具 14 長孔 16 接続用の孔 18 接続用の孔 20 ガイド片 21 ガイド片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小幡 智男 栃木県小山市西黒田87 三英工業株式会社 内 (72)考案者 立川 正 栃木県小山市西黒田87 三英工業株式会社 内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リンク機構を構成しているリンク材10、
    11の伸長に伴い、フレーム2に設けられた電線受け部
    3にクランプ金具12が接近して、電線受け部3とクラ
    ンプ金具12間に位置する電線を把持する如く構成され
    ている引留具において、リンク材11の端部に、接続金
    具13の一端部を回転自在に軸着し、当該接続金具13
    の他端部に接続用の孔16、18を設け、当該軸着部分
    と接続用の孔16、18とが、当該軸着部分を頂部とす
    る略二等辺三角形となるようにし、さらに前記接続用の
    孔16、18の各周縁近傍にはガイド片20、21を設
    け、離隔器等の端部に固定されかつ適宜の孔を有する接
    続体を当該ガイド片20又は21に当接させた際に、接
    続用の孔16又は18と前記接続体の孔とが重なるよう
    にガイド片20、21を構成したことを特徴とする、離
    隔器置換機能を有する引留具。
JP10291891U 1991-11-19 1991-11-19 離隔器置換機能を有する引留具 Expired - Lifetime JPH079542Y2 (ja)

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