JPH0795312A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH0795312A JPH0795312A JP5236398A JP23639893A JPH0795312A JP H0795312 A JPH0795312 A JP H0795312A JP 5236398 A JP5236398 A JP 5236398A JP 23639893 A JP23639893 A JP 23639893A JP H0795312 A JPH0795312 A JP H0795312A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファクシミリ通信を行う際に、異なった料金
体系を持つネットワークに対しても、最も安いコストで
通信を行うことが可能なネットワーク選択手段を備えた
ファクシミリ装置を提供すること。 【構成】 予め原稿を読み取り蓄積しておく手段と、原
稿のサイズ，枚数および情報量を計測し、この情報と、
送信する時刻，送信先との間の距離等の情報とを基に、
ファクシミリで使用できるすべてのネットワークについ
て通信料金計算を行い、枚数単位と時間単位の如く異な
った課金単位に基づく異なった料金体系を持ったネット
ワークから、通信料金の最も安価なネットワークを選択
するネットワーク選択手段とを有することを特徴とする
ファクシミリ装置。
体系を持つネットワークに対しても、最も安いコストで
通信を行うことが可能なネットワーク選択手段を備えた
ファクシミリ装置を提供すること。 【構成】 予め原稿を読み取り蓄積しておく手段と、原
稿のサイズ，枚数および情報量を計測し、この情報と、
送信する時刻，送信先との間の距離等の情報とを基に、
ファクシミリで使用できるすべてのネットワークについ
て通信料金計算を行い、枚数単位と時間単位の如く異な
った課金単位に基づく異なった料金体系を持ったネット
ワークから、通信料金の最も安価なネットワークを選択
するネットワーク選択手段とを有することを特徴とする
ファクシミリ装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関
し、特にファクシミリ通信を行う際に、最も安いコスト
で通信が行えるようにしたファクシミリ装置に関する。
し、特にファクシミリ通信を行う際に、最も安いコスト
で通信が行えるようにしたファクシミリ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置として
は、例えば、特開平2-308647号公報に開示されている、
ネットワーク選択方法を備えたファクシミリ装置が知ら
れている。この装置では、ネットワーク選択を行うにあ
たって、ネットワーク選択装置が、相手先の電話番号を
受け取った後に相手先との距離を計算し、現在の時刻と
内蔵している料金表から料金を算出し、最も料金が安く
済むネットワークを選択するように構成されている。
は、例えば、特開平2-308647号公報に開示されている、
ネットワーク選択方法を備えたファクシミリ装置が知ら
れている。この装置では、ネットワーク選択を行うにあ
たって、ネットワーク選択装置が、相手先の電話番号を
受け取った後に相手先との距離を計算し、現在の時刻と
内蔵している料金表から料金を算出し、最も料金が安く
済むネットワークを選択するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、通常
の公衆回線の如く、時間単位で課金されるネットワーク
には適しているが、ファクシミリの送信時に送信枚数単
位で課金されるネットワーク(例：ＮＴＴのＦネット)に
は、適用することができない。すなわち、ファクシミリ
通信が可能なネットワークには、枚数単位で課金される
ものと、時間単位で課金されるものとがあり、送信の前
にこれらのネットワークから、経済的なものを選択した
後に送信する必要がある。最適なネットワーク選択を行
うには、通信前に通信時間を正確に予測しておかなけれ
ばならない。しかし、ファクシミリの送信時間は、解像
度，送信モード，通信速度，符号化方式により大きく変
化する。同じ原稿を送信する場合、標準モードとハーフ
トーンモードでは、通信時間が２倍以上異なることもあ
る。また、通信速度と符号化方式は回線接続後に決定さ
れるため、事前に通信時間を正確に予想することは困難
であり、必ずしも、最適なネットワークを選択している
とはいえなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、従来の技術における
上述の如き問題を解消し、ファクシミリ通信を行う際
に、異なった料金体系を持つネットワークに対しても、
最も安いコストで通信を行うことが可能なネットワーク
選択手段を備えたファクシミリ装置を提供することにあ
る。
の公衆回線の如く、時間単位で課金されるネットワーク
には適しているが、ファクシミリの送信時に送信枚数単
位で課金されるネットワーク(例：ＮＴＴのＦネット)に
は、適用することができない。すなわち、ファクシミリ
通信が可能なネットワークには、枚数単位で課金される
ものと、時間単位で課金されるものとがあり、送信の前
にこれらのネットワークから、経済的なものを選択した
後に送信する必要がある。最適なネットワーク選択を行
うには、通信前に通信時間を正確に予測しておかなけれ
ばならない。しかし、ファクシミリの送信時間は、解像
度，送信モード，通信速度，符号化方式により大きく変
化する。同じ原稿を送信する場合、標準モードとハーフ
トーンモードでは、通信時間が２倍以上異なることもあ
る。また、通信速度と符号化方式は回線接続後に決定さ
れるため、事前に通信時間を正確に予想することは困難
であり、必ずしも、最適なネットワークを選択している
とはいえなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、従来の技術における
上述の如き問題を解消し、ファクシミリ通信を行う際
に、異なった料金体系を持つネットワークに対しても、
最も安いコストで通信を行うことが可能なネットワーク
選択手段を備えたファクシミリ装置を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
予め原稿を読み取り蓄積しておく手段と、原稿のサイ
ズ，枚数および情報量を計測し、この情報と、送信する
時刻，送信先との間の距離等の情報とを基に、ファクシ
ミリで使用できるすべてのネットワークについて通信料
金計算を行い、枚数単位と時間単位の如く異なった課金
単位に基づく異なった料金体系を持ったネットワークか
ら、通信料金の最も安価なネットワークを選択するネッ
トワーク選択手段とを有することを特徴とするファクシ
ミリ装置によって達成される。
予め原稿を読み取り蓄積しておく手段と、原稿のサイ
ズ，枚数および情報量を計測し、この情報と、送信する
時刻，送信先との間の距離等の情報とを基に、ファクシ
ミリで使用できるすべてのネットワークについて通信料
金計算を行い、枚数単位と時間単位の如く異なった課金
単位に基づく異なった料金体系を持ったネットワークか
ら、通信料金の最も安価なネットワークを選択するネッ
トワーク選択手段とを有することを特徴とするファクシ
ミリ装置によって達成される。
【０００５】
【作用】本発明に係るファクシミリ装置においては、原
稿のサイズ，枚数および情報量を計測し、この情報と、
送信する時刻，送信先との間の距離等の情報とを基に、
ファクシミリで使用できるすべてのネットワークについ
て通信料金計算を行うようにしたので、真に低コストの
通信回線の使用が可能になる。更に、用紙の長さの和が
一定の長さ以下の場合には、複数頁を１頁とするページ
の連結処理を行って、コストを低下させることも可能と
している。
稿のサイズ，枚数および情報量を計測し、この情報と、
送信する時刻，送信先との間の距離等の情報とを基に、
ファクシミリで使用できるすべてのネットワークについ
て通信料金計算を行うようにしたので、真に低コストの
通信回線の使用が可能になる。更に、用紙の長さの和が
一定の長さ以下の場合には、複数頁を１頁とするページ
の連結処理を行って、コストを低下させることも可能と
している。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図１および図２は、本発明の一実施例に係
るネットワーク選択装置を備えたファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。なお、ここでは、ネットワ
ークとして、枚数単位で課金される前述のＦネットと、
時間単位で課金される通常の公衆電話網のいずれかを選
択するものとする。図１および図２において、１はスキ
ャナ２，原稿枚数カウンタ４，原稿サイズ検出器５から
成る読み取り部、３は画像メモリ、６は読み取りモード
設定部を示している。スキャナ２は、原稿をスキャン
し、２値化処理した後、圧縮を行い、画像メモリ３に画
像情報を蓄積する。
に説明する。図１および図２は、本発明の一実施例に係
るネットワーク選択装置を備えたファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。なお、ここでは、ネットワ
ークとして、枚数単位で課金される前述のＦネットと、
時間単位で課金される通常の公衆電話網のいずれかを選
択するものとする。図１および図２において、１はスキ
ャナ２，原稿枚数カウンタ４，原稿サイズ検出器５から
成る読み取り部、３は画像メモリ、６は読み取りモード
設定部を示している。スキャナ２は、原稿をスキャン
し、２値化処理した後、圧縮を行い、画像メモリ３に画
像情報を蓄積する。
【０００７】原稿枚数カウンタ４は、原稿のページ数
()を計数する。原稿サイズ検出器５は、各ページ毎
に、原稿の幅と長さ(原稿サイズ：)を検出する。ま
た、読み取りモード設定部６は、送信に先立ってユーザ
が原稿読み取り時の解像度()を選択し、設定するため
のものである。７は直接入力部８と登録番号入力部９か
ら成る電話番号入力部である。直接入力部８は、例えば
ダイヤルであり、電話番号の直接入力に用いられる。登
録番号入力部９は、送信相手先の電話番号を記憶してお
くメモリ９ａと、過去に送信した際の通信速度()，符
号化方式()等の通信情報を記憶しておくメモリ９ｂか
ら成っている。
()を計数する。原稿サイズ検出器５は、各ページ毎
に、原稿の幅と長さ(原稿サイズ：)を検出する。ま
た、読み取りモード設定部６は、送信に先立ってユーザ
が原稿読み取り時の解像度()を選択し、設定するため
のものである。７は直接入力部８と登録番号入力部９か
ら成る電話番号入力部である。直接入力部８は、例えば
ダイヤルであり、電話番号の直接入力に用いられる。登
録番号入力部９は、送信相手先の電話番号を記憶してお
くメモリ９ａと、過去に送信した際の通信速度()，符
号化方式()等の通信情報を記憶しておくメモリ９ｂか
ら成っている。
【０００８】また、１０は方形電話番号表で、各市外局
番とｘ，ｙ座標を記憶しており、上述の電話番号入力部
７から入力された送信先電話番号と自局の電話番号か
ら、通信料金計算に必要な距離情報()を算出するもの
である。１１は内蔵時計で、通信料金計算を行う際に使
用する時刻と曜日情報()を出力するためのものであ
る。また、１２は回線情報設定部であり、通信料金を計
算する際の通信速度，符号化方式等のデフォルト値
('，')を、ユーザが設定しておくためのものであ
る。
番とｘ，ｙ座標を記憶しており、上述の電話番号入力部
７から入力された送信先電話番号と自局の電話番号か
ら、通信料金計算に必要な距離情報()を算出するもの
である。１１は内蔵時計で、通信料金計算を行う際に使
用する時刻と曜日情報()を出力するためのものであ
る。また、１２は回線情報設定部であり、通信料金を計
算する際の通信速度，符号化方式等のデフォルト値
('，')を、ユーザが設定しておくためのものであ
る。
【０００９】図２中の１３は料金計算部Ａであり、図１
中の各部からの出力〜までの情報に基づいて、枚数
単位で課金されるネットワークの料金計算を行う。ま
た、１４は料金計算部Ｂであり、各部からの出力〜
までの情報に基づいて、時間単位で課金されるネットワ
ークの料金計算を行う。１５は比較器であり、上述の二
つの料金計算部１３，１４で計算された通信料金の比較
を行うものである。公衆電話網の方が通信料金が安い場
合には、ダイヤル機構１７で直接で直接相手先電話番号
を送出し、回線接続後、モデム１６から画像情報を回線
に送出する。
中の各部からの出力〜までの情報に基づいて、枚数
単位で課金されるネットワークの料金計算を行う。ま
た、１４は料金計算部Ｂであり、各部からの出力〜
までの情報に基づいて、時間単位で課金されるネットワ
ークの料金計算を行う。１５は比較器であり、上述の二
つの料金計算部１３，１４で計算された通信料金の比較
を行うものである。公衆電話網の方が通信料金が安い場
合には、ダイヤル機構１７で直接で直接相手先電話番号
を送出し、回線接続後、モデム１６から画像情報を回線
に送出する。
【００１０】また、枚数単位で課金されるネットワーク
の方が通信料金が安い場合には、Ｆネット選番号を相手
先電話番号に付加して送出し、回線接続後、ファクシミ
リ通信を行う。以下、図３に示した動作フローチャート
を用いて、本実施例に係るファクシミリ装置(以下、単
に「装置」という)の動作をより詳細に説明する。なお、
ユーザは、最初に、回線情報設定部１２に通信速度，符
号化方式等のデフォルト値('，')を設定しておくも
のとする。
の方が通信料金が安い場合には、Ｆネット選番号を相手
先電話番号に付加して送出し、回線接続後、ファクシミ
リ通信を行う。以下、図３に示した動作フローチャート
を用いて、本実施例に係るファクシミリ装置(以下、単
に「装置」という)の動作をより詳細に説明する。なお、
ユーザは、最初に、回線情報設定部１２に通信速度，符
号化方式等のデフォルト値('，')を設定しておくも
のとする。
【００１１】送信時、ユーザは、原稿を装置にセット
(ステップ21)し、読み取りモードを選択(解像度：ＳＴ
Ｄ，ＤＴＬ等)し、読み取りモードスイッチを操作(ステ
ップ22)する。次に、送信相手先の電話番号を、ワンタ
ッチダイヤル，短縮ダイヤル，直接ダイヤルのいずれか
により入力(ステップ23)する。装置は原稿を読み取り、
２値化後、圧縮し、画像メモリ３に蓄積(ステップ24)す
る。このとき、同時に、原稿の幅および長さを検出(ス
テップ25)する。次のページがある場合には、原稿枚数
カウンタをインクリメントしつつ、上述の動作を繰り返
す(ステップ24〜27)。
(ステップ21)し、読み取りモードを選択(解像度：ＳＴ
Ｄ，ＤＴＬ等)し、読み取りモードスイッチを操作(ステ
ップ22)する。次に、送信相手先の電話番号を、ワンタ
ッチダイヤル，短縮ダイヤル，直接ダイヤルのいずれか
により入力(ステップ23)する。装置は原稿を読み取り、
２値化後、圧縮し、画像メモリ３に蓄積(ステップ24)す
る。このとき、同時に、原稿の幅および長さを検出(ス
テップ25)する。次のページがある場合には、原稿枚数
カウンタをインクリメントしつつ、上述の動作を繰り返
す(ステップ24〜27)。
【００１２】ここで、上述のステップ25で検出した原稿
の幅および長さに基づき、原稿が複数枚の場合で、か
つ、原稿の長さが規定値より短い場合に、連続する複数
ページを組み合わせることでページ数を減らす「ページ
の連結処理」の対象になるか否かをチェック(ステップ2
8)し、対象になる場合にはページの連結処理(ステップ2
9)を行う。対象にならない場合には、直接、ステップ30
に進む。ステップ30では、枚数単位の課金体系を持つネ
ットワーク(Ｆネット)使用時の料金を算出する。次に、
時間単位の課金体系を持つネットワーク使用時の料金を
算出する。
の幅および長さに基づき、原稿が複数枚の場合で、か
つ、原稿の長さが規定値より短い場合に、連続する複数
ページを組み合わせることでページ数を減らす「ページ
の連結処理」の対象になるか否かをチェック(ステップ2
8)し、対象になる場合にはページの連結処理(ステップ2
9)を行う。対象にならない場合には、直接、ステップ30
に進む。ステップ30では、枚数単位の課金体系を持つネ
ットワーク(Ｆネット)使用時の料金を算出する。次に、
時間単位の課金体系を持つネットワーク使用時の料金を
算出する。
【００１３】ここでは、登録電話番号に対する送信か否
かをチェック(ステップ31)し、登録電話番号に対する送
信である場合には、前述のメモリ９ｂに記憶されている
回線情報(，)を使用して計算を行う(ステップ32)。
また、登録電話番号に対する送信でない場合には、回線
情報設定部１２に記憶されている回線情報('，’）
を使用して計算を行う（ステップ33)。次に、ステップ3
4では、比較部１５において、上で算出した使用料金ま
比較を行い、最も安価なネットワークを選出する。
かをチェック(ステップ31)し、登録電話番号に対する送
信である場合には、前述のメモリ９ｂに記憶されている
回線情報(，)を使用して計算を行う(ステップ32)。
また、登録電話番号に対する送信でない場合には、回線
情報設定部１２に記憶されている回線情報('，’）
を使用して計算を行う（ステップ33)。次に、ステップ3
4では、比較部１５において、上で算出した使用料金ま
比較を行い、最も安価なネットワークを選出する。
【００１４】Ｆネット使用の方が通信料金が安価な場合
には、Ｆネットに接続後、相手先電話番号を送出し、フ
ァクシミリ送信を行う(ステップ35)。また、公衆電話網
使用の方が通信料金が安価な場合には、相手先電話番号
を送出し、ファクシミリ送信を行う(ステップ36)。な
お、この際、ワンタッチダイヤル，短縮ダイヤル等の登
録相手先電話番号に送信した場合には、この場合の通信
速度，符号化方式を前述のメモリ９ｂに記憶する(ステ
ップ37，38)。
には、Ｆネットに接続後、相手先電話番号を送出し、フ
ァクシミリ送信を行う(ステップ35)。また、公衆電話網
使用の方が通信料金が安価な場合には、相手先電話番号
を送出し、ファクシミリ送信を行う(ステップ36)。な
お、この際、ワンタッチダイヤル，短縮ダイヤル等の登
録相手先電話番号に送信した場合には、この場合の通信
速度，符号化方式を前述のメモリ９ｂに記憶する(ステ
ップ37，38)。
【００１５】上記実施例によれば、ファクシミリ通信を
行う際に、異なった料金体系を持つネットワークに対し
ても、最も安いコストで通信を行うことが可能なファク
シミリ装置を実現できるという効果が得られる。なお、
登録相手先電話番号に送信した際に、この場合の通信速
度，符号化方式を記憶する前述のメモリ９ｂに、通信速
度，符号化方式を複数記憶するようにして、ネットワー
ク選択のための料金計算時に、上記メモリ９ｂに蓄積さ
れた複数の回線情報のうち、最も頻度の多い情報を採用
することも可能である。この場合には、ネットワーク選
択の信頼性が向上するという効果がある。
行う際に、異なった料金体系を持つネットワークに対し
ても、最も安いコストで通信を行うことが可能なファク
シミリ装置を実現できるという効果が得られる。なお、
登録相手先電話番号に送信した際に、この場合の通信速
度，符号化方式を記憶する前述のメモリ９ｂに、通信速
度，符号化方式を複数記憶するようにして、ネットワー
ク選択のための料金計算時に、上記メモリ９ｂに蓄積さ
れた複数の回線情報のうち、最も頻度の多い情報を採用
することも可能である。この場合には、ネットワーク選
択の信頼性が向上するという効果がある。
【００１６】より詳細に述べれば、本発明に係るファク
シミリ装置においては、これを使用するユーザは、ネッ
トワークの選択について意識する必要がなく、通常の送
信と同じ操作を行うのみでよいので、ユーザへの負担が
軽減される効果もある。なお、上記実施例は本発明の一
例を示したものであり、本発明はこれに限定されるべき
ものではないことは言うまでもないことである。例え
ば、上記実施例に示した「ページの連結処理」について
は、ユーザが、適宜、使用する，使用しないを選択・設
定できるようにしておくことができる。
シミリ装置においては、これを使用するユーザは、ネッ
トワークの選択について意識する必要がなく、通常の送
信と同じ操作を行うのみでよいので、ユーザへの負担が
軽減される効果もある。なお、上記実施例は本発明の一
例を示したものであり、本発明はこれに限定されるべき
ものではないことは言うまでもないことである。例え
ば、上記実施例に示した「ページの連結処理」について
は、ユーザが、適宜、使用する，使用しないを選択・設
定できるようにしておくことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、ファクシミリ通信を行う際に、異なった料金体系
を持つネットワークに対しても、最も安いコストで通信
を行うことが可能なネットワーク選択手段を備えたファ
クシミリ装置を実現できるという顕著な効果を奏するも
のである。
れば、ファクシミリ通信を行う際に、異なった料金体系
を持つネットワークに対しても、最も安いコストで通信
を行うことが可能なネットワーク選択手段を備えたファ
クシミリ装置を実現できるという顕著な効果を奏するも
のである。
【図１】本発明の一実施例に係るネットワーク選択装置
を備えたファクシミリ装置の構成を示すブロック図の一
部である。
を備えたファクシミリ装置の構成を示すブロック図の一
部である。
【図２】実施例に係るファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図の他の一部である。
ロック図の他の一部である。
【図３】実施例に係るファクシミリ装置の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
１ 読み取り部 ２ スキャナ ３ 画像メモリ ４ 原稿枚数カウンタ ５ 原稿サイズ検出器 ６ 読み取りモード設定部 ７ 電話番号入力部 ８ 直接入力部 ９ 登録番号入力部 ９ａ 送信相手先の電話番号を記憶しておくメモリ ９ｂ 過去に送信した際の通信情報を記憶しておくメモ
リ １０ 方形電話番号表 １１ 内蔵時計 １２ 回線情報設定部 １３ 料金計算部Ａ １４ 料金計算部Ｂ １５ 比較器 １６ モデム １７ ダイヤル機構
リ １０ 方形電話番号表 １１ 内蔵時計 １２ 回線情報設定部 １３ 料金計算部Ａ １４ 料金計算部Ｂ １５ 比較器 １６ モデム １７ ダイヤル機構
Claims (5)
- 【請求項１】 予め原稿を読み取り蓄積しておく手段
と、原稿のサイズ，枚数および情報量を計測し、この情
報と、送信する時刻，送信先との間の距離等の情報とを
基に、ファクシミリで使用できるすべてのネットワーク
について通信料金計算を行い、枚数単位と時間単位の如
く異なった課金単位に基づく異なった料金体系を持った
ネットワークから、通信料金の最も安価なネットワーク
を選択するネットワーク選択手段とを有することを特徴
とするファクシミリ装置。 - 【請求項２】 前記各手段に加えて、通信料金計算時に
使用する通信速度，符号化方式等の情報を任意に設定す
る手段を有することを特徴とする請求項１記載のファク
シミリ装置。 - 【請求項３】 前記ネットワーク選択手段は、予め登録
された相手先に送信を行う際に用いる送信時の情報を記
憶する手段を備え、前記通信料金計算時に、前記情報記
憶手段に蓄積されている前回送信時の情報に基づいて通
信料金計算を行うことを特徴とする請求項１または２記
載のファクシミリ装置。 - 【請求項４】 前記ネットワーク選択手段は、予め登録
された相手先に送信を行う際に用いる送信時の情報を記
憶する手段を備え、前記通信料金計算時に、前記情報記
憶手段に蓄積されている情報のうち、最も頻度の多い情
報に基づいて通信料金計算を行うものであることを特徴
とする請求項１または２記載のファクシミリ装置。 - 【請求項５】 前記各手段に加えて、複数頁の原稿を送
信する際に、用紙の長さの和が一定の長さ以下の場合は
複数頁を１頁とする連結処理を行って、通信料金計算を
行う手段を有することを特徴とする請求項１〜４のいず
れかに記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236398A JPH0795312A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5236398A JPH0795312A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795312A true JPH0795312A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=17000174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5236398A Pending JPH0795312A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0795312A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6437871B1 (en) | 1996-11-11 | 2002-08-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Facsimile apparatus with function for communication with plural partners using public switched telephone network adaptor, local area network adaptor and integrated services digital network adaptor |
| US6614892B1 (en) | 1999-07-28 | 2003-09-02 | Minolta Co., Ltd. | Data communication apparatus and method of data communication |
| US7131591B1 (en) * | 1997-03-28 | 2006-11-07 | Symbol Technologies, Inc. | Link cost minimization for portable wireless terminal connectable to the internet |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5236398A patent/JPH0795312A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6437871B1 (en) | 1996-11-11 | 2002-08-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Facsimile apparatus with function for communication with plural partners using public switched telephone network adaptor, local area network adaptor and integrated services digital network adaptor |
| US7131591B1 (en) * | 1997-03-28 | 2006-11-07 | Symbol Technologies, Inc. | Link cost minimization for portable wireless terminal connectable to the internet |
| US6614892B1 (en) | 1999-07-28 | 2003-09-02 | Minolta Co., Ltd. | Data communication apparatus and method of data communication |
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