JPH0795201B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0795201B2
JPH0795201B2 JP62009463A JP946387A JPH0795201B2 JP H0795201 B2 JPH0795201 B2 JP H0795201B2 JP 62009463 A JP62009463 A JP 62009463A JP 946387 A JP946387 A JP 946387A JP H0795201 B2 JPH0795201 B2 JP H0795201B2
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公良 林
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和彦 廣岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像データを再現する画像形成装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
感光体の感度は、経時的又は温湿度等環境条件の変動に
よって変化する。特に一画素を所定の面積率で変調する
方式においては、レーザの発光するポイントと発光停止
までの時間にずれが生じているためあらかじめ発光する
面積率および発光停止する面積率を定めて制御してい
た。そのときの感光体電位を発光開始するポイントVOO
停止するポイントVFFとした時に、従来、第13図の様に
経時変化によって電位カーブが変化する現象があった。
第13図から説明すると、縦軸が表面電位、横軸が電位を
制御するためのグリツト電圧VGであり、表面電位のVOO
のカーブが経時変化によってAからBへVFFのカーブが
CからDへ変化するため同じVc=(VOO−VFF)=420Vを
とるためにはグリツド電圧を700Vから1000Vにする必要
があるが、高圧ユニツトは制御用として誤差なく200Vか
ら1000Vまで可変することが困難であった。
又、一方で現象器は環境により現象能力が異なり、特に
湿度によって画像濃度が変化し適正濃度の画像が得られ
ないことがあった。
〔目的〕
本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その目的とす
るところは、環境条件の変動,記録体の経時変化等に拘
らず階調整の良い画像を形成することが可能な画像形成
装置を提供することにある。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
〔カラー複写機のブロツク図の説明(第1図)〕 第1図は本実施例のカラー複写機のブロツク図である。
1は同期信号処理部で、プリンタ部200のBD(ビームデ
イテクタ)検出器20よりの信号に基づいて、階調制御回
路21により出力される水平同期信号22に同期して、各種
タイミング信号を作成する。2は密着型のCCDセンサブ
ロツクで、同期信号処理部1で作られたリーダ水平同期
信号(RHSYNC)及び駆動信号4により、原稿を読み取っ
て画像信号を電気信号に変えて出力する。3は電気信号
5の高周波成分の減衰を防ぐために波形成形処理を行う
信号処理部である。
6は画像処理ブロツクで、信号処理部3よりの画像信号
はまずアナログ処理部7に入力される。アナログ処理部
7では、密着型CCDセンサブロツク2からの信号が、1
画素毎にシアン(C)、緑(G)、黄色(Y)の信号が
順次出力される構成であるために、まずC,G,Yの各色毎
に分離する。次にプリンタ部200の各現像器が黄色
(Y),マゼンタ(M),シアン(C)に対応している
ために画像信号を、まず赤(R),緑(G),青(B)
信号に変換する。これはC−G=B,Y−G=Rの式に従
って演算処理により行われる。また、これらR,G,Bに分
離した信号は、濃度に対してその出力電圧がリニアに変
化しているため、A/D変換器によって8ビツトの濃度信
号に変換される。以上の処理が、アナログ処理部7で実
行される。
アナログ処理部7によりデジタル化された色毎の画像信
号は、5チヤンネルに分割されていて、各チヤネルのビ
デオ信号の同期がとられていないため、つなぎメモリ8
により1つの画像データとなるように合成される。つな
ぎメモリ8により合成されYMC信号に変換された画像デ
ータは、色毎に同期してイメージ処理ユニツト(IPU)
9に送られる。IPU9では、配光を補正するシエーデイン
グ処理,色味を補正するマスキング処理等を行う。さら
に、リーダ部100の制御部10によって所望の色信号が選
択され、所定の色変換処理が実施された8ビツト画像デ
ータ11を通してIPU9よりプリンタ部200に送出される。
又、一方画像信号とは別に、制御部10は原稿操作を行う
ためのモータドライバ13を駆動してモータ12を回転制御
する。他に、露光ランプ14を点灯制御するCVR15及びコ
ピーキーや、他の操作を行うための操作部16等の制御も
行っている。
ここで、文字はシヤープに、写真は階調を出すために、
図示しないが切換えモードSWを持ち、操作部16の情報と
して、制御部10はとり込み、プリンターへ送信する。
又、一方プリンターの制御部はそこで後述する二値化回
路のセレクターをCPU25-1からの信号により制御する。
リーダ部100から出力された画像データ11は、プリンタ
部200の階調制御回路21に入力される。階調制御回路21
では、リーダ部100の画像クロツクとプリンタ部200の画
像クロツクの速度が異なるため、それらの同期をとる機
能と、画像データをプリンタ部200の色再現濃度に対応
させる機能とを有している。階調制御回路21よりの出力
データは、レーザドライバ22に入力され、レーザ23を駆
動して像形成が行われる。
リーダ部100と通信制御線24を介してやりとりを行うプ
リンタ部の制御部25は、プリンタ部200の各制御要素を
制御している。26は感光体29に帯電された電荷を検出す
るための電位センサ、27は電位センサ26からの出力をデ
ジタル信号に変換して制御部25に入力する電位測定ユニ
ツトである。制御部25に入力された電位データは、制御
部25のCPU25-1にて読み取られて制御に使用される。ま
た一方、画像先端信号(ITOP)を検出するためのセンサ
28よりの信号が制御部25に入力されて制御に用いられ
る。又、現像特性を補正するための湿度センサ98及び温
度センサ99が制御部25のA/D変換部25-3を通して入力さ
れる。ここで本実施例における湿度センサ98は第17図に
示す様にたて軸に抵抗,横軸に絶対湿度をとると、温度
によって変化する特性がある。そこで各温度による飽和
量の比と相対湿度ΔHは、 ΔH=f(T,H) T=温度,H=湿度センサ値 で表わされる。通常f関数は3次式であらわされる。こ
のTとHをそれぞれ温度センサ99と湿度センサ98として
制御部の25-3でA/Dへ変換し、計算を行って相対湿度を
求める。
そしてこの求められた相対湿度に応じて後述する制御が
行われる。
第8図は本実施例の密着型カラーCCDセンサを用いた複
写装置の構成図である。
複写装置80は、リーダ部100とプリンタ部200とから構成
されている。83は原稿走査ユニツトであって、原稿台上
の原稿84の画像を読み取るべく矢印Aの方向に移動走査
すると同時に、原稿走査ユニツト83内の露光ランプ85を
点灯する。原稿からの反射光は、集束性ロツドレンズア
レイ86に導かれて、密着型カラーCCDセンサ87に集光さ
れる。密着型カラーCCDセンサ87は、62.5μm(1/16m
m)を1画素として1024画素のチツプが千鳥状に5チツ
プで配列されており、各画素は15.5μm×62.5μmに3
分割され、各々にC,G,Yの色フイルタが貼りつけられて
いる。
密着型カラーCCDセンサ87に集光された光学像は、各色
毎に電気信号に変換される。これら電気信号は処理ブロ
ツク88によって、後述する所定の処理が行われる。画像
処理ブロツク88によって形成された色分解画像電気信号
は、プリンタ200へ送信されて印刷される。
リーダ部100よりのカラー画像データは、PWM処理等が施
されて、最終的にレーザを駆動する。画像データに対応
して変調されたレーザ光は、高速回転するポリゴンミラ
ー89により高速走査し、ミラー90に反射されて感光ドラ
ム91の表面に画像に対応したドツト露光を行う。レーザ
光の1水平走査は、画像の1水平走査に対応し、本実施
例では1/16mmの幅である。一方、感光ドラム91は矢印方
向に定速回転しているので、主走査方向には前述のレー
ザ光走査、副走査方向には感光ドラム91の定速回転によ
り、逐次平面画像が露光される。感光ドラム91は、露光
に先立って帯電器97による一様帯電がなされており、帯
電された感光体に露光されることによって潜像を形成す
る。所定の色信号による潜像に対して、所定の色に対応
した現像器92〜95によって顕像化される。
例えば、カラーリーダーにおける第1回目の原稿露光走
査に対応して考えると、まず感光ドラム91上に原稿のイ
エロー成分のドツトイメージが露光され、イエローの現
像器92により現像される。次に、このイエローのイメー
ジは転写ドラム96上に捲回された用紙上に感光ドラム91
と転写ドラム96との接点にて、転写帯電器98によりイエ
ローのトナー画像が転写形成される。これと同一過程を
M(マゼンタ),C(シアン),Bk(ブラツク)について
繰返し、用紙上に各画像を重ね合わせることにより、4
色トナーによるカラー画像が形成される。
この際、各現像器の現像剤の特性は、湿度状態によって
異なってくるため同一画像形成条件にてプリントしたと
きの湿度に対する画像濃度は第9図のようになる。ま
た、湿度をパラメータとした感光体ドラムの表面電位に
対する画像濃度は第10図のようになる。
従って、必要とされる目標電位は、DOを固定すれば相対
湿度80%,50%,20%に対してVC2,VC1,VC0と異なる。
(本実施例ではVc=150V,VC1=240V,VC0=300V) 一方、第13図の感光体の電位特性においては、250V以上
の場合にグリツド電圧が高くなり、制御精度が出ないの
でレーザパワーを切りかえる必要がある。従って、本実
施例では湿度50%以下でレーザパワーを切りかえる様制
御を行っている。
〔階調制御回路の説明(第2図,第3図)〕 第2図は階調制御回路21のブロツク図である。
リーダ部100のIPU9から出力された8ビツトの画像デー
タ11は、同期信号処理部1よりの同期信号RHSYNC及び画
像クロツクRCLKに同期してバツフアメモリ30に入力され
る。バツフアメモリ30に格納されている画像データは、
同期制御部31よりのHSYNC及びCLK信号32に同期してバツ
フアメモリより読出される。これによりリーダ部100と
プリンタ部200の同期ずれや速度変換が行われて、セレ
クタ33に出力される。
制御部25のCPU25-1よりの選択信号34が、セレクタ33の
A入力を選択すると、画像データはルツクアツプテーブ
ル用RAM(LUTRAM)38のアドレスに入力される。この
時、CPU25-1は制御信号36によりLUTRAM38を読出しにす
ると、LUTRAM38はアドレス入力に対応したデータを出力
する。出力されたデータはセレクタ39に出力され、前述
の選択信号34によって次のセレクタ40に入力される。セ
レクタ40の選択信号42がA入力を選択していると、D/A
変換器41に出力され、アナログ信号に変換される。
アナログに変換された画像信号41-1は2値化回路44によ
り2値化される。2値化回路44の具体例を第16図に示
す。同期制御部31から出力されるCLK信号51に基づいて
三角波発生回路44-1により三角波を発生し、ゲイン,オ
フセツトレベルをそれぞれ44-3,44-5で示されるボリユ
ームにより調整し、コンパレーター44-6によりアナログ
画像信号44-1と比較する事によってパルス幅変調(PWM
変調)してセレクター44-25に入力する。
尚、この出力されるパルス幅とレーザ発光光量の関係は
第14-2図に示す特性となる。画像データーの00H〜FF
F(16進)により、この特性カーブのリニアーの部分を
できるだけ広く使う為に、画像データーの00Hをカーブ
がリニアーになり始める時のパワーに、又、画像データ
ーのFFHをカーブがリニアーからはずれる直前の時のパ
ワーになる様に光路中に光エネルギーを測定できる装置
を用いて前述のゲイン,オフセツトのボリユームをマニ
ユアル調整する。
しかし、後述のレーザパワー切り換えを行うと、レーザ
は所定のしきい値電流を越えたところから発光を開始す
る為、第14-1図に示す様に同じパルスを与えてもレーザ
電流が異なる為レーザ光量が異なってくる。従ってレー
ザパワーを切り換えた時のレーザドライバ22に与えるパ
ルス幅と光量の関係は第14-2図に示すカーブとカーブ
の様に前述のリニアーな領域が変わってくる。ここで
カーブはレーザパワーが大きい時、カーブはレーザ
パワーが小さい時のものである。
そこでレーザ光量を変化させても同一画像データに対し
同一の画像濃度を得るためには、レーザ光量の切り換え
に伴なってパルス幅を変える必要がある為、本実施例で
はレーザパワーの切り換え数だけ2値化回路を持つ事に
より達成している。尚本実施例では第16図に示す様に2
値化回路を複数持ったがゲイン及びオフセツトレベルを
制御する回路を複数持ち、切り換えても良い。
さらに、同期制御部31から出力されるCLK信号51とは異
なった同期を持つ3CLK信号52についても同様にレーザパ
ワーの切り換えに伴なって複数の2値化回路を持ってい
る。セレクター44-25は複数のパルス幅変調された2値
化画像信号をCPU25-1の信号により切り換えて出力す
る。
2値化回路44によってパルス幅変調された画像信号はOR
回路45,AND回路46を通してレーザドライバ22に出力され
る。
第15図にレーザドライバ22の詳細を示す。ここで、制御
部25によって判別された情報によってアナログSW22-7が
動作し、レーザ23に供給する定電流値を変更する。以下
更に説明する。
階調制御回路21のAND回路46から送られた信号はレーザ
ドライバー22の内部のバツフアー22-1を介して差動回路
の一方のトランジスター22-2へ入力される。他方のトラ
ンジスター22-3はレーザ23を駆動するためのものであ
る。一方両トランジスターの定電流を供給するトランジ
スター22-4がある。オペアンプ22-5には定電圧源22-6か
ら供給される信号が+側に、トランジスター22-4の電流
を観測するための抵抗R5にかかる電圧が−側に供給さ
れ、所定の電流を流すための電圧をトランジスター22-4
へ供給する。一方、制御部25よりのI/O信号を受けるバ
ツフアー22-8によって動作されるアナログSW22-7によっ
てオペアンプ22-5の+側に供給される電圧が変化して定
電流値が変化してレーザ23に供給する電流が変化する。
なおアナログSWを設けたのは、点が電圧を切りかえた
時に、一瞬でもオープンの状態があるとオペアンプ+入
力の出力が上昇し、電流のリミツトがかからなくなるの
で、半導体レーザの破壊を防止するためである。
次に、同期制御部31よりのブランキング信号48は、BDを
検知するためにレーザ23をBD検知部で点灯させるための
信号である。また信号49はCPU25-1より出力される、レ
ーザ23のインヒビツト信号で、レーザ23の寿命劣化を防
止するために使用される。
50はパターン発生器で、画像信号のチエツクのために所
定のパターンを出力する。パターン発生器50には、転写
ドラム同期信号ITOPや、プリンタ部200の水平同期信号H
SYNC、及びCPU25-1よりの制御信号が入力されている。C
PU25-1はパターン信号を出力するときは、セレクタ40の
選択信号42をB入力に切り替えて、パターン発生器50よ
りのデータをD/A変換器41に出力し、画像信号のチエツ
クを行う。
同期制御部31は水晶発振子の基準クロツクをもとに、三
角波発生用クロツクとしてCLK51と3CLK52のいずれか
を、CPU25-1の指示により出力し、BD検出器20よりのBD
信号を入力して、ブランキング信号48やプリンタ部200
の水平同期信号HSYNC及び画像クロツクCLK等を出力して
いる。2値化回路44は入力するクロツクに基づいてCLK5
1、あるいは3CLK52に同期した2値化信号47を出力す
る。
第3図はこれらBD信号やブランキング信号48等のタイミ
ングを示すタイミングチヤートである。
水晶発振子より画像クロツクの2倍以上の周期のクロツ
クが同期制御部31に入力されており、BD信号とクロツク
に同期したHSYNC及びCLK等が出力される。ブランキング
信号48はBD信号の立下がりでリセツトされる、BD信号周
期より短い時間を計時するカウンタによって作成されて
いる。
〔リーダ部の動作説明(第4図)〕 第4図はリーダ部100の制御部10のCPU10-1の動作フロー
チヤートを示したもので、本プログラムはROM10-2に内
蔵されている。
リーダ部100の電源が投入されると、まずステツプS1で
イニシヤル表示ルーチンを実行する。これは各I/Oのチ
エツクやRAM10-3のイニシヤライズ、及び原稿走査開始
点の移動処理等である。ステツプS2でリーダ部100がプ
リンタ部200と接続されているかどうかをチエツクす
る。ステツプS3で操作部16のプリントスイツチが押下さ
れたかをみる。スイツチが押下されるとステツプS4に進
み、プリンタ部200にプリントオン指令を出力する。ス
テツプS5では、プリンタ部200よりIPOP信号の入力を待
ち、ITOP信号を入力するとステツプS6で、指定色モード
で画像をスキヤンしてビデオ信号をプリンタ部200に出
力する。
〔プリンタ部の動作説明(第5図)〕 第5図はプリンタ部200の制御部25による処理プログラ
ムのフローチヤートで、本プログラムはROM25-2に格納
されている。
プリンタ部200の電源が投入されるとステツプS10でイニ
シヤルルーチンが実行される。ここでは各I/Oのチエツ
ク及びRAMのイニシヤライズ、機械本体のドラム電位除
去等のイニシヤル動作を行う。ステツプS11ではリーダ
部100との接続をチエツクし、接続が確認されるとステ
ツプS12に進み、定着部のヒータが所定温度になったか
どうか(ウオームアツプ完了か)をみる。ウオームアツ
プが完了するとステツプS13に進み、リーダ部100よりプ
リント指示があるかをみる。プリント指示が入力される
と、ステツプS14(S14-1〜S14-4)で後述するPGON処理
を実行する。PGON処理はレーザパワー及び3角波発生に
使用するクロツクに対応してそれぞれ行う。
ステツプS15では、後述するようにステツプS14の結果に
基づき、湿度データとリーダ部からの文字写真情報(CL
Kか3CLKかを選択するデータ)とによりLUTRAM38の書込
みデータを計算してステツプS16でLUTRAM38に書込む。
これはセレクタ33のB入力を選択信号34により選択し、
一方セレクタ39によりCPU25-1のデータバス36が、LUTRA
M38のデータ入力に接続される。ここでCPU25-1はアドレ
スバス35にLUTRAM38のアドレスを、データバス37に書込
みデータを出力し、制御信号36により書込みパルスを入
力してLUTRAM38への書込みを行う。
ステツプS17ではLUTRAM38への書込みが終了したかを調
べ、終了するとステツプS18でリーダ部100にITOP信号を
出力する。これにより前述した第4図のリーダ部100プ
ログラムフローチヤートにおいて、ステツプS5よりステ
ツプS6に制御が移行する。ステツプS19で指定色モード
を行う。その際LUTを各色毎にセレクタを切り替えて行
うのは言うまでもない。次にステツプS19,S20で印刷動
作を行い、1色画像を形成してその色モードが終了する
と、再びステツプS11に戻る。
〔PGON処理の説明(第6図,第7図)〕 ステツプS14-1〜ステツプS14-4のPGON処理は使用するレ
ーザパワー及び3角波発生に使用するクロツクが異なる
だけで処理は同様であるため第6図によってまとめて説
明する。
第6図は第5図のステツプS14のPGON処理、即ち、パタ
ー発生器50を駆動して所定のパターンを出力し感光体ド
ラムの表面電位を読み込む処理のフローチヤートであ
る。
ステツプS30ではパターン発生器50よりのデータをD/A変
換器41に入力すべく、選択信号42によりセレクタ40のB
入力を選択する。ステツプS31では、パターン発生器50
により出力されたデータ、例えば“00"に基づいて発光
されたレーザ光により感光体29上に生じる電位を、電位
測定ユニツト27を通して入力する。D/A変換器41の入力
が“0"のとき、レーザが発光する限界パルスが、コンパ
レータ43によって発生される様に、2値化回路44が予め
設定されているものとする。これによりレーザドライバ
22、レーザ23によって均一な光が感光体29に照射され
る。
また、ステツプS31でパターン発生器50が16進数で“FF"
のデータを出力した時に、レーザ23が三角波の周期より
短い周期で発光する様に、即ち正確にドツトが再現でき
るように、2値化回路44を設定しておき、前述と同様に
してデータ“FF"に対応した電位を読込む。
ステツプS32では、検出された湿度に応じて所定の濃度
を与えるためのVcの目標表面電位を求め、更にパターン
発生器50よりのデータ“00"と“FF"に対応する読取り電
位VOO,VFFの差を求め、その差が所定値になるかをみ
る。所定値でない時はステツプS33に進み、第8図の97
の一次高圧電圧を変更して、再びステツプS31に戻りチ
エツクを行う。
ここで、VOOとVFFとの差電圧Vcが所定以下であればレー
ザパワーを小さくし以上であればレーザパワーを大きく
する様レーザドライブ回路に指令を送る。
ステツプS32で差が所定値になるとステツプS34に進み、
パターン発生器50を動作オンにする。これによりパター
ン発生器50はITOPに同期してHSYNCのm進カウンタとし
て動作を開始し、データ“00"から“FF"までを所定の段
数mに分割したデータを順次出力する。このデータはセ
レクタ40を通してD/A変換器41に入力され、アナログ信
号となってレーザ23を駆動する。ステツプS35,S36でこ
れにより発生し、m段階で変化する感光体29の電位を読
込み、パターン発生器50の出力データに対応して順次記
憶していく。なお本実施例ではm=16としている。
第7図はD/A変換器41の入力データと電位測定ユニツト2
7よりの電圧値との関係を示す図である。
感光体29はマイナスに帯電し、レーザ光を照射すると電
位が上昇する。これに対応して負に帯電した各色トナー
が付着する。図において、VDDはレーザを全く発光させ
ないときの帯電レベル、VLはレーザを全て発光したとき
の帯電レベルを示している。
なお、本実施例においては、コピーシーケンス前に必ず
すべてのレーザパワー及び3角波発生のクロツクについ
てPGON処理を行っているが、タイマー手段によって、あ
る時間間隔で行ったり、所定回のコピー動作を行うごと
に行わせるようにしても良い。また、選択されているレ
ーザパワー及び3角波発生のクロツクについてのみ行う
ようにしても良い。
さらに、PGON処理のみの専用シーケンスを設け、測定値
を記憶しておいて、通常のコピーシーケンス時に記憶し
ておいたデータを用いてLUTを作成するようにしても良
い。
〔ステツプ21LUT作成処理の説明(第12図)〕 第12図は入力画像信号に対する出力画像濃度を示す図
で、 第1象限は入力レベルeに対する出力濃度Dの関係 第2象限は入力レベルeに対する変換レベルEの関係
(LUT) 第3象限は変換レベルEに対する電位センサによる測定
電位Vの関係(EVカーブ) 第4象限は測定電位Vに対する出力濃度Dの関係(VDカ
ーブ) であり、ここにおける測定電位Vおよび出力濃度Dとは V=(電位センサによる実測値−VFF)/(VVOO−VFF) D=(濃度/最大濃度)דFF" VOO;“00"出力時の電位センサによる実測値 VFF;“FF"出力時の電位センサによる実測値 である。
ここで、VDカーブは使用する現像剤及びレーザパワー及
び第2図における2値化回路44の3角波発生に使用する
ケロツク(CLK信号51,3LK信号52)に応じて複数種のカ
ーブをあらかじめROM25-2にセツトしておき、そこから
選択して使用する。
また、EVカーブはほぼリニアな特性をもっているため、
電位測定時のPG動作時(第6図ステツプS34)には、選
択したVDカーブに対応したテーブル(VDカーブのx軸と
y軸を逆にしたテーブル)をLUTRAM38に書き込んでお
き、あらかじめ、このLUTRAMにより変換したデータによ
り測定を行う。なお、LUTRAM38に書き込むデータはあら
かじめROMにセツトしておいてそのデータを使用しても
よい。
LUT作成は入力レベルeに対して出力濃度Dがリニアな
特性をもつようにするためPGの出力レベルeiの時の変換
レベルをEi,その時の測定電位がViで、VDカーブによ
り、測定電位がViの時の濃度がDiであったとすると、入
力レベルeiがDiであった時の変換レベルがEiとなるよう
にLUTデータを作成する。本実施例においてはPG出力を1
6段階行っているので、16個のLUTデータが作成され、こ
のデータから折れ線近似によってLUTデータを“00"から
“FF"まで完成させる。
なお本実施例では、ルツクアツプテーブルとしてRAMを
用いて説明したが、予め複数のデータ群が書込まれてい
るROMを用いて、CPUの演算結果よりROMに格納されてい
るデータより適当なデータを選択するようにしても良
い。
以上説明したように、本実施例によれば感光体上の電位
と画像データの関係を一定し、かつ現像剤特性をも考慮
したため安定な画像が得られる。又、カラー画像の場合
は色のバラツキが防止できるため、常に色味の変化がな
い画像が得られるという効果がある。
〔発明の効果〕
以上述べた如く、本発明によれば安定して画像が再生で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本実施例のカラー複写機のブロ
ツク図。 第2図は階調制御回路のブロツク図。 第3図は同期制御ブロツクの各信号のタイミングチヤー
ト。 第4図はリーダ部における制御部の動作フローチヤー
ト。 第5図はプリンタ部における制御部の動作フローチヤー
ト。 第6図はパターン発生器のデータ出力及び電位の読込み
処理のフローチヤート。 第7図はパターン発生器のデータと感光体の電位の関係
を示す図。 第8図はカラー複写機の断面図である。 第9図は同一画像形成条件にてプリントした時の湿度に
対する画像濃度の関係を示す図。 第10図は同一画像形成条件にてプリントした時の感光体
ドラムの表面電位に対する画像濃度の関係を示す図。 第11図はあらかじめROMにセツトされている、電位セン
サの測定データに対する濃度データの関係を示す図。 第12図は入力画像信号に対する出力画像濃度の関係を示
す図。 第13図は感光体の表面電位と制御電圧の関係及び経時変
化による電位の変化を示す図。 第14-1図はレーザパワーと発光波形の関係を示す図、第
14-2図は2値化出力のパルス巾とレーザの発光光量を示
す図。 第15図はレーザドライバー22の詳細図を示す図。 第16図は2値化回路44の詳細図。 第17図は湿度センサの特性を示す図である。 図中、 1……同期信号処理部、2……密着型CCDセンサブロツ
ク、3……信号処理部、7……アナログ処理部、8……
つなぎメモリ、9……IPU、10……制御部、11……画像
データ、16……操作部、20……BD検出器、21……階調制
御回路、22……レーザドライバ、23……レーザ、25……
制御部、26……電位センサ、27……電位測定ユニツト、
29……感光体、30……バツフアメモリ、31……同期制御
部、33,39,40……セレクタ、38……ルツクアツプテーブ
ルRAM(LUTRAM)、41……D/A変換器、43……コンパレー
タ、44……三角波発生部、50……パターン発生器、100
……リーダ部、200……プリンタ部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/04 15/043 H04N 1/40 1/407 H04N 1/40 101 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力したデジタル画像データを変換情報に
    従って変換する変換手段と、変換された画像データに対
    して夫々異なる処理を行い画像信号として出力する複数
    の出力手段と、前記画像信号に基づき記録体に画像形成
    するための光学手段と、前記複数の出力手段の中から所
    定の出力手段を選択する選択手段と、前記選択手段によ
    り選択された出力手段に応じて前記変換情報を変更する
    制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記選択手段は前記光学手段のエネルギー
    を切換える切換手段を有し、前記切換手段に応じて前記
    出力手段の選択を行うことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の画像形成装置。
JP62009463A 1987-01-19 1987-01-19 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0795201B2 (ja)

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JP62009463A JPH0795201B2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 画像形成装置
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DE3856525T DE3856525T2 (de) 1987-01-19 1988-01-18 Bilderzeugungsgerät
EP88300360A EP0276107A3 (en) 1987-01-19 1988-01-18 Image forming apparatus
EP93202855A EP0589539B1 (en) 1987-01-19 1988-01-18 Image forming apparatus
US08/402,987 US5473415A (en) 1987-01-19 1995-03-13 Image forming apparatus having a converter for image data characteristics

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