JPH0795069A - 高速ロックアップ制御付きpllシンセサイザ - Google Patents

高速ロックアップ制御付きpllシンセサイザ

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JPH0795069A
JPH0795069A JP5233648A JP23364893A JPH0795069A JP H0795069 A JPH0795069 A JP H0795069A JP 5233648 A JP5233648 A JP 5233648A JP 23364893 A JP23364893 A JP 23364893A JP H0795069 A JPH0795069 A JP H0795069A
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JP
Japan
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control
circuit
voltage
control voltage
vco
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JP5233648A
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Yasuhiro Senba
泰裕 仙波
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は高速ロックアップ制御付きPLLシ
ンセサイザに関し、ロックアップタイムを大幅に改善し
たPLLシンセサイザを実現する。 【構成】 第1制御端子C1と第2制御端子C2を有するV
CO11で構成したPLL1と、テストモードとオペレー
ションモードに基づいてPLL回路1を制御する制御回
路2と、テストモードにおいて第1制御端子C1に所定の
基準電圧V3を入力し第2制御端子C2で各チャネルデータ
で設定された周波数にロックさせて得られた制御電圧を
A/D変換するA/D変換回路3と、A/D変換された
制御電圧を各チャネルデータに対応して記憶する制御電
圧記憶回路4と、記憶された制御電圧をD/A変換する
D/A変換回路5を備え、オペレーションモードにおい
て制御電圧記憶回路4に予め記憶した制御電圧を第2制
御端子C2に入力して所定の周波数を得るように構成する
ことによりPLL回路1のロックアップタイムを短縮す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速ロックアップ制御付
きPLLシンセサイザに関し、詳しくは、PLLシンセ
サイザがPLL回路のVCOの制御端子に入力される制
御電圧に対し所定の周波数にロックする際のロックアッ
プタイムの短縮を可能にする高速ロックアップ制御付き
PLLシンセサイザに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のPLLシンセサイザの回路
構成を示すブロック図である。図3に示すように、PL
Lシンセサイザは、例えば、直流の入力電圧を発振周波
数に変換するVCO(電圧制御発振器)21、発振周波数
を分岐する分岐回路22、発振周波数を可変分周する可変
分周器23、基準周波数を発振する基準発振器24、基準周
波数を固定分周する固定分周器25、基準発振器24からの
周波数とVCO21からの周波数の位相差を検出して差信
号電圧を出力する位相比較器26、差信号電圧をフィルタ
で不要な高周波成分を除去したのち直流電圧に平滑処理
するループフィルタ27から構成されている。また、PL
L回路の基本構成としては、通常、VCO21、位相比較
器26、ループフィルタ27から構成される。
【0003】従来は、高速シンセサイザの要求は少なか
ったが、移動通信のディジタル化に伴い、今後はTDD
(時分割複信:Time division dupl
ex)、TDMA(時分割多元接続:Time div
ision multiple access)方式が
主流となり、PLLシンセサイザのロックアップタイム
(PLL回路がロックされるまでの時間、引き込み時
間)の性能が大きな命題になると考えられる。そこで、
従来のPLLシンセサイザにおいては、ロックアップタ
イムを短縮する方法として、例えば、 例1:VCOの感度(Δf/Δv)を高くする。 例2:ループフィルタのカットオフ周波数を高くする。 等の方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
PLLシンセサイザにおけるロックアップタイムの短縮
方法において、 (a)例1の方法では、C/N(Carrier/No
ise)比が悪化する。 (b)例2の方法では、設定周波数の間隔が大きくなり
細かい周波数が設定できない。等の問題が発生した。従
って、高速にロックアップできない従来のPLLシンセ
サイザを利用した回路において、シンセサイザ以外の回
路は、PLLシンセサイザがロックするまで、待ち合わ
せをせざるを得ない状況であった。そして、待ち合わせ
ができない回路には複数のPLLシンセサイザを用い予
め発振させて切り替え処理せねばならないという問題が
あった。
【0005】本発明は以上の事情を考慮してなされたも
ので、例えば、ロックすべき周波数の制御電圧を予め記
憶してVCOに加えることによりPLLシンセサイザの
ロックアップタイムを短縮し、複数のPLLシンセサイ
ザを並列使用していた回路でも一つのPLLシンセサイ
ザで回路構成されるようにした高速ロックアップ制御付
きPLLシンセサイザを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数チャネル
からのチャネルデータにより設定される周波数を発振す
るPLL回路1と、テストモードとオペレーションモー
ドに基づいてPLL回路1を制御する制御回路2を備え
たPLLシンセサイザであって、第1制御端子C1と第2
制御端子C2を有しそれぞれの第1、第2制御端子C1、C2
に対応した第1、第2制御電圧V1、V2を入力することで
周波数を制御することが可能なVCO11でPLL回路1
を構成し、テストモードにおいて制御回路2によりVC
O11の第1制御端子C1に所定の基準電圧V3を入力しVC
O11の第2制御端子C2で各チャネルデータで設定された
周波数にロックさせて得られた制御電圧をA/D変換す
るA/D変換回路3と、A/D変換された制御電圧をV
CO11の第2制御端子C2に入力する第2制御電圧V2とし
て各チャネルデータに対応して記憶する制御電圧記憶回
路4と、制御電圧記憶回路4に記憶された第2制御電圧
V2をD/A変換するD/A変換回路5を備え、オペレー
ションモードにおいて制御回路2によりPLL回路1か
ら帰還する制御電圧を第1制御電圧V1としてVCO11の
第1制御端子C1に入力するとともに制御電圧記憶回路4
に予め記憶された第2制御電圧V2を各チャネルデータ毎
にD/A変換回路5でD/A変換しVCO11の第2制御
端子C2に入力して所定の周波数を得ることによりPLL
回路1のロックアップタイムを短縮することを特徴とす
る高速ロックアップ制御付きPLLシンセサイザであ
る。
【0007】前記制御回路2によりテストモードとオペ
レーションモードより切り替えられる第1、第2スイッ
チSW1、SW2を有するスイッチ回路6をさらに備え、テス
トモードにおいて第1スイッチSW1は所定の基準電圧V3
をVCO11の第1制御端子C1に入力するように接続する
とともに第2スイッチSW2は制御電圧記憶回路4に記憶
するための第2制御電圧V2をA/D変換回路3に入力す
るように接続し、オペレーションモードにおいて第1ス
イッチSW1はPLL回路1から帰還する制御電圧V1をV
CO11の第1制御端子C1に入力するように接続するとと
もに第2スイッチSW2はD/A変換回路5とVCO11の
第2制御端子C2を接続するよう構成することが好まし
い。
【0008】前記制御回路2は、スイッチ回路5の第
1、第2スイッチSW1、SW2でテストモードとオペレーシ
ョンモードを切り替えを制御する際に、テストモードで
得られた制御電圧を第2制御電圧V2として各チャネルデ
ータと対応させながら制御電圧記憶回路4に記憶させる
とともにオペレーションモードで制御電圧記憶回路4に
記憶させた第2制御電圧V2を各チャネル毎に読み出すよ
う構成することが好ましい。
【0009】前記PLL回路1は、VCO11の第1、第
2制御端子C1、C2にそれぞれ対応した制御電圧が入力さ
れる際に、テストモードにおいて第2制御端子C2に入力
される制御電圧の電圧調整で所定の周波数にロックし、
オペレーションモードにおいて第1制御端子C1に入力さ
れる制御電圧の電圧調整で所定の周波数にロックさせる
ように構成することが好ましい。
【0010】前記制御回路2はCPUからなるマイクロ
コンピュータ、または論理回路からなるゲートアレイで
構成されることが好ましい。
【0011】なお、本発明において、VCO11で構成さ
れるPLL回路1としては、ASIC(用途別IC)、
HIC(ハイブリッドIC)が用いられる。また、本発
明に使用されるVCO11(電圧制御発振器)としては、
第1制御端子C1と第2制御端子C2を有する構造で各々の
制御端子C1、C2に入力される直流電圧により発振周波数
を制御できるものである。制御回路2、A/D変換回路
3、制御電圧記憶回路4、D/A変換回路5としては、
CPU、ROM、RAM、I/Oポートからなるマイク
ロコンピュータを用いるのが便利であり、特に、制御電
圧記憶回路4としては、通常、その中の、ROM、RA
Mが用いられる。スイッチ回路6としては、スイッチン
グ素子と論理回路で構成されるロジックアレイが用いら
れる。また、制御回路2は論理回路で構成することもで
きる。
【0012】
【作用】本発明によれば、複数チャネルからのチャネル
データにより設定される周波数を発振するPLL回路1
と、テストモードとオペレーションモードに基づいてP
LL回路1を制御する制御回路2を備えたPLLシンセ
サイザであって、PLL回路1を構成するVCO11は第
1制御端子C1と第2制御端子C2を有しそれぞれの第1、
第2制御端子C1、C2に対応した第1、第2制御電圧V1、
V2を入力することで周波数を制御することができる。テ
ストモードにおいて制御回路2はVCO11の第1制御端
子C1に所定の基準電圧V3を入力しVCO11の第2制御端
子C2で各チャネルデータで設定された周波数にロックさ
せて得られた制御電圧をA/D変換回路3でA/D変換
し、A/D変換された制御電圧を第2制御端子C2に入力
する第2制御電圧V2として各チャネルデータに対応して
制御電圧記憶回路4に記憶させる。オペレーションモー
ドにおいて制御回路2によりPLL回路1から帰還する
制御電圧を第1制御電圧V1としてVCO11の第1制御端
子C1に入力するとともに制御電圧記憶回路4に予め記憶
された第2制御電圧V2を各チャネルデータ毎にD/A変
換回路5でD/A変換しVCO11の第2制御端子C2に入
力して所定の周波数を得ることによりPLL回路1から
帰還する制御電圧を一定にすることができるのでPLL
回路1のロックアップタイムを短縮することが可能にな
る。
【0013】前記制御回路1によりテストモードとオペ
レーションモードより切り替えられる第1、第2スイッ
チSW1、SW2を有するスイッチ回路6をさらに備ているの
で、テストモードにおいて第1スイッチSW1はPLL回
路2をロックさせ第2制御電圧V2を得るための所定の基
準電圧V3を第1制御端子C1に入力するように接続すると
ともに第2スイッチSW2は制御電圧記憶回路4に記憶す
るための第2制御電圧V2をA/D変換回路3に入力する
ように接続し、オペレーションモードにおいて第1スイ
ッチSW1はPLL回路1から帰還する制御電圧V1を第1
制御端子C1に入力するように接続するとともに第2スイ
ッチSW2はD/A変換回路5と第2制御端子C2を接続す
るよう切り替えられる。
【0014】前記制御回路1はスイッチ回路5の第1、
第2スイッチSW1、SW2でテストモードとオペレーション
モードを切り替えを制御する際に、テストモードで得ら
れた制御電圧を第2制御電圧V2として各チャネルデータ
と対応させながら制御電圧記憶回路4に記憶させるとと
もにオペレーションモードで制御電圧記憶回路4に記憶
させた第2制御電圧V2を各チャネル毎に読み出すことが
できる。
【0015】前記PLL回路1は、VCO11の第1、第
2制御端子C1、C2にそれぞれ対応した制御電圧が入力さ
れる際に、テストモードにおいて第2制御端子C2に入力
される制御電圧の電圧調整で所定の周波数にロックし、
オペレーションモードにおいて第1制御端子C1に入力さ
れる制御電圧の電圧調整で所定の周波数にロックさせる
ことができる。
【0016】前記制御回路2はCPUからなるマイクロ
コンピュータ、または論理回路からなるゲートアレイで
構成できるので回路構成に対応して自由に適用すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳
述する。なお、これによって本発明は限定されるもので
はない。また、本発明は、例えば、高速ロックアップ制
御付きPLLシンセサイザに用いて好適であり、各構成
要素は本発明の「PLLシンセサイザの高速ロックアッ
プ制御」を達成する以外に、通常のPLLシンセサイザ
の機能を備えているものとして説明を行う。
【0018】図1は本発明による高速ロックアップ制御
付きPLLシンセサイザの一実施例を示すブロック図で
ある。図1において、1はPLL回路であり、直流の入
力電圧を発振周波数に変換するVCO(電圧制御発振
器)11、発振周波数を分岐する分岐回路12、複数チャネ
ルからのチャネルデータにより設定される周波数に可変
分周する可変分周器13、基準周波数を発振する基準発振
器14、基準周波数を固定分周する固定分周器15、基準発
振器14からの周波数とVCO11からの周波数の位相差を
検出して差信号電圧を出力する位相比較器16、差信号電
圧をフィルタで不要な高周波成分を除去したのち直流電
圧に平滑処理するループフィルタ17から構成されてい
る。PLL回路1のVCO11は、発振周波数を制御する
バリキャップダイオードを二つ内蔵しそれに対応した第
1及び第2制御端子C1、C2を設けているので、第1及び
第2制御端子C1、C2にそれぞれ制御電圧の入力すること
で加算した制御電圧に対応する発振周波数が得られる。
【0019】2は制御回路であり、テストモードとオペ
レーションモードに基づいてPLLシンセサイザの各回
路を制御する。3はA/D変換回路であり、テストモー
ドにおいて制御回路1によりVCO11の第1制御端子C1
に基準電圧1/2Vccを入力し各チャネルデータ毎にVC
O11の第2制御端子C2で所定の周波数にロックアップさ
せた時の制御電圧を予め測定しその制御電圧をA/D変
換する。4は制御電圧記憶回路であり、A/D変換回路
3でA/D変換した制御電圧を各チャネルデータと対応
させながら第2制御端子C2に入力する第2制御電圧V2と
して記憶する。5はD/A変換回路であり、オペレーシ
ョンモードにおいて制御電圧記憶回路4に記憶された第
2制御電圧V2をD/A変換する。6はスイッチ回路で
あり、第1、第2スイッチSW1、SW2で構成され、
制御回路1によりテストモードとオペレーションモード
における第1、第2制御端子C1、C2の制御電圧の切り替
え、D/A変換回路5の接続/遮断が行われる。
【0020】また、PLL回路1としては、ASIC
(用途別IC)、HIC(ハイブリッドIC)が用いら
れる。制御回路2、A/D変換回路3、制御電圧記憶回
路4、D/A変換回路5としては、CPU、ROM、R
AM、I/Oポートからなるマイクロコンピュータを用
いるのが便利であり、特に、制御電圧記憶回路4として
は、通常、その中の、ROM、RAMが用いられる。ス
イッチ回路6としては、スイッチング素子と論理回路で
構成されるロジックアレイが用いられる。また、制御回
路2は論理回路で構成することもできる。
【0021】本発明のPLLシンセサイザの高速ロック
アップ制御ついて説明する。図1に示すように、PLL
回路1を構成するVCO11に二つの制御端子C1、C2を設
け、二つの制御端子C1、C2に発振周波数を制御する制御
電圧をそれぞれ入力し、一方の制御端子に所定の制御電
圧を入力し、他方の制御端子にPLL回路1から帰還す
る制御電圧を入力して所定の周波数にロックさせるもの
である。図2はテストモードにおいて第1、第2制御端
子C1、C2と第1、第2制御電圧V1、V2との関係を示す説
明図である。図2に示すように、テストモードにおい
て、第1制御電圧V1を一定(V1=Vcc/2=2.5V)にし
て、チャネルデータ(ch1、ch2、ch3、…chn)に基づい
て可変分周器13で所望の周波数(f1、f2,f3、…fn)を
設定し、そのときPLL回路1がロックした第2制御電
圧(V21、V22、V23、…V2n)を測定しA/D変換回路3
でA/D変換して制御電圧記憶回路4に記憶する。
【0022】処理1:当回路はテストモード時と通常の
オペレーションモード時とをCPUで構成される制御回
路2によりスイッチ回路6のスイッチSW1,スイッチSW2
を切り替えて制御する。 処理2:電源投入時、その他必要時に本発明のPLLシ
ンセサイザはテストモードとなる。 処理3:テストモードにおいては、スイッチSW1,SW2は
b側になり、各チャネルにおいて、例えば、VCO11に
供給される電源電圧Vccの1/2の時の基準電圧をVC
O11の第1制御端子C1に入力し、VCO11の第2制御端
子C2に帰還する制御電圧をチャネルデータ毎にロックさ
せてからA/D変換回路3でディジタル化し、その値を
オペレーションモード時に第2制御端子C2に入力する第
2制御電圧V2(第2制御電圧データ)として制御電圧記
憶回路4に予め記憶し準備する。 処理4:通常のオペレーションモードにおいては、制御
回路2のCPUにより、スイッチ回路6のスイッチSW
1,SW2をa側に切り替え、チャネルデータ毎に予め測定
して制御電圧記憶回路4に記憶された第2制御電圧デー
タを読み出し、D/A変換回路5でアナログ電圧に変換
し、VCO11の第2制御端子C2に入力する。 処理1〜
処理4により、オペレーションモードにおいては、チャ
ネルデータで設定される周波数に対応した第2制御電圧
V2がVCO11の第2制御端子C2に入力されるのでPLL
回路1がロックする第1制御電圧V1は、常に、V1≒Vcc/2
となり、ほぼ同一電圧となるのでロックアップタイムを
短縮することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、PLLシンセサイザの
ロックアップタイムが大幅に改善され、従来、高速化の
ため二つ以上のPLLシンセサイザを使用していたもの
が一つのPLLシンセサイザで回路構成が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による高速ロックアップ制御付きPLL
シンセサイザの一実施例を示すブロック図である。
【図2】テストモードにおいて第1、第2制御端子C1、
C2と第1、第2制御電圧V1、V2との関係を示す説明図で
ある。
【図3】従来のPLLシンセサイザの回路構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 PLL回路 2 制御回路 3 A/D変換回路 4 制御電圧記憶回路 5 D/A変換回路 6 スイッチ回路 11 VCO(電圧制御発振器) 12 分岐回路 13 可変分周器 14 基準発振器 15 固定分周器 16 位相比較器 17 ループフィルタ C1 第1制御端子 C2 第2制御端子 SW1、SW2 スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャネルからのチャネルデータによ
    り設定される周波数を発振するPLL回路(1)と、テ
    ストモードとオペレーションモードに基づいてPLL回
    路(1)を制御する制御回路(2)を備えたPLLシン
    セサイザであって、 第1制御端子(C1)と第2制御端子(C2)を有しそれぞ
    れの第1、第2制御端子(C1、C2)に対応した第1、第
    2制御電圧(V1、V2)を入力することで周波数を制御す
    ることが可能なVCO(11)で構成し、 テストモードにおいて制御回路(2)によりVCO(1
    1)の第1制御端子(C1)に所定の基準電圧(V3)を入
    力しVCO(11)の第2制御端子(C2)で各チャネルデ
    ータで設定された周波数にロックさせて得られた制御電
    圧をA/D変換するA/D変換回路(3)と、 A/D変換された制御電圧をVCO(11)の第2制御端
    子(C2)に入力する第2制御電圧(V2)として各チャネ
    ルデータに対応して記憶する制御電圧記憶回路(4)
    と、 制御電圧記憶回路(4)に記憶された第2制御電圧(V
    2)をD/A変換するD/A変換回路(5)を備え、 オペレーションモードにおいて制御回路(2)によりP
    LL回路(1)から帰還する制御電圧を第1制御電圧
    (V1)としてVCO(11)の第1制御端子(C1)に入力
    するとともに制御電圧記憶回路(4)に予め記憶された
    第2制御電圧(V2)を各チャネルデータ毎にD/A変換
    回路(5)でD/A変換しVCO(11)の第2制御端子
    (C2)に入力して所定の周波数を得ることによりPLL
    回路(1)のロックアップタイムを短縮することを特徴
    とする高速ロックアップ制御付きPLLシンセサイザ。
  2. 【請求項2】 前記制御回路(2)によりテストモード
    とオペレーションモードより切り替えられる第1、第2
    スイッチ(SW1、SW2)を有するスイッチ回路(6)をさ
    らに備え、テストモードにおいて第1スイッチ(SW1)
    は所定の基準電圧(V3)をVCO(11)の第1制御端子
    (C1)に入力するように接続するとともに第2スイッチ
    (SW2)はPLL回路(1)をロックして得られた制御
    電圧をA/D変換回路(3)に入力するように接続し、
    オペレーションモードにおいて第1スイッチ(SW1)は
    PLL回路(1)から帰還する制御電圧をVCO(11)
    の第1制御端子(C1)に入力するように接続するととも
    に第2スイッチ(SW2)はD/A変換回路(5)とVC
    O(11)の第2制御端子(C2)を接続することを特徴と
    する請求項1記載の高速ロックアップ制御付きPLLシ
    ンセサイザ。
  3. 【請求項3】 前記制御回路(2)は、スイッチ回路
    (5)の第1、第2スイッチ(SW1、SW2)でテストモー
    ドとオペレーションモードを切り替えを制御する際に、
    テストモードで得られた制御電圧を第2制御電圧(V2)
    として各チャネルデータと対応させながら制御電圧記憶
    回路(4)に記憶させるとともにオペレーションモード
    で制御電圧記憶回路(4)に記憶させた第2制御電圧
    (V2)を各チャネル毎に読み出すことを特徴とする請求
    項2記載の高速ロックアップ制御付きPLLシンセサイ
    ザ。
  4. 【請求項4】 前記PLL回路(1)は、VCO(11)
    の第1、第2制御端子(C1、C2)にそれぞれ対応した制
    御電圧が入力される際に、テストモードにおいてVCO
    (11)の第2制御端子(C2)に入力される第2制御電圧
    (V2)の電圧調整で所定の周波数にロックし、オペレー
    ションモードにおいてVCO(11)の第1制御端子(C
    1)に入力される第1制御電圧(V1)の電圧調整で所定
    の周波数にロックすることを特徴とする請求項1記載の
    高速ロックアップ制御付きPLLシンセサイザ。
JP5233648A 1993-09-20 1993-09-20 高速ロックアップ制御付きpllシンセサイザ Withdrawn JPH0795069A (ja)

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