JPH0794697A - 2次元イメ−ジセンサ - Google Patents

2次元イメ−ジセンサ

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JPH0794697A
JPH0794697A JP5255239A JP25523993A JPH0794697A JP H0794697 A JPH0794697 A JP H0794697A JP 5255239 A JP5255239 A JP 5255239A JP 25523993 A JP25523993 A JP 25523993A JP H0794697 A JPH0794697 A JP H0794697A
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JP
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light
source unit
image sensor
light source
dimensional image
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Application number
JP5255239A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Sato
嘉秀 佐藤
Kenichi Kobayashi
健一 小林
Seigo Makita
聖吾 蒔田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化、薄膜化が可能な2次元イメ−ジセン
サを提供する。 【構成】 センサ本体部1は、ガラス基板18の表面側
にフォトダイオ−ドPD、薄膜トランジスタ(図示せ
ず)等が配されてなるもので、ガラス基板18の2つの
側端面には、柱状の実装基板11の長手軸方向(図3に
おいて紙面表裏方向)に複数のLED12を配すると共
に、その周囲に光拡散部14を設けてなる光源ユニット
8が取り付けられており、ガラス基板18の側端面から
光が導入されるようになっている。ガラス基板18の裏
面側には光拡散反射板10が設けられており、ガラス基
板18内に導入された光は、ガラス基板18の表面へ抜
け、このガラス基板18上に設けられた光照射窓(図示
せず)を介して原稿15へ入射することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元イメ−ジセンサ
に係り、特に、原稿に密着させて画像読取りを行ういわ
ゆる密着型の2次元イメ−ジセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の2次元イメ−ジセンサと
しては、例えば、特開昭64−62980号公報に示さ
れたように、受光素子とこの受光素子に直列接続された
スイッチング素子とを一画素用の素子として、これを行
列方向に複数配置し、各行毎に列方向に各受光素子から
の画像信号を順に読み出すようにしたものが公知・周知
となっている。かかる2次元イメ−ジセンサにおいて、
原稿への照射は、2次元イメ−ジセンサ基板の裏面側に
設けた光源を用いて行われるようになっている。すなわ
ち、例えば2次元イメ−ジセンサ基板裏面側にアクリル
板等からなる導光板を設けると共に、この導光板のエッ
ジに液晶ディスプレイ用の冷陰極管又は熱陰極管を設
け、さらに、導光板の裏面側に反射板を、表面側(2次
元イメ−ジセンサ基板の裏面側)に光拡散板を、それぞ
れ設ける(例えば、特開平4−140783号公報等参
照)。
【0003】そして、かかる構成において、冷陰極管又
は熱陰極管から出射されて、導光板のエッジから反射板
へ入射した光は、ここで反射されて導光板の表面へ導か
れ、光拡散板へ透過させることによって、2次元イメ−
ジセンサ基板全体へ光が拡散照射されるようにし、この
拡散光を2次元イメ−ジセンサ基板の各画素毎に穿設さ
れた照射用窓を通して2次元イメ−ジセンサの表面に配
置された原稿に照射するようにしてある。また、2次元
イメ−ジセンサ基板の裏面に、複数のLEDを同一面内
に一定間隔をおいて配置すると共に、その出射光側に光
拡散板を設けてなる面光源ユニットを配し、この面光源
ユニットから出射された光を2次元イメ−ジセンサ基板
に穿設された照射用窓を通して2次元イメ−ジセンサの
表面に配置された原稿に照射するようにしたものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来例においては、導光板を2次元イメ−ジセンサ基板
に接合する構造であるために、装置全体の厚み方向(2
次元イメ−ジセンサ基板及び導光板の厚み方向)での寸
法が大きくなり、近年の小型、薄型化の要請に対応でき
ないばかりか、陰極管を用いた場合には、陰極管の高周
波駆動及び高圧駆動に起因する電磁波ノイズがイメ−ジ
センサの動作に影響を及ぼすという問題があった。ま
た、後者の従来例にあっては、前者の従来例における問
題に加え、LEDが面光源を構成していることにより、
光量分布を均一にしようとすると、LEDと光拡散板と
の間に一定の距離を確保しなければならず、そのため、
この場合にも装置全体としての容量が大きくなってしま
い、小型化に不向きであるという問題があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、小型化、薄膜化が可能な2次元イメ−ジセンサを提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る2次元イメ−ジセンサは、透光性基板の一方の面上に
複数の受光素子と、この複数の受光素子のそれぞれに接
続された複数のスイッチング素子とを、2次元に配設し
てなるセンサ本体部を有する2次元イメ−ジセンサにお
いて、前記透光性基板の少なくとも1つの側端面に沿っ
て光源ユニットを配する一方、前記透光性基板の他方の
面上に前記一方の面側に反射面を有する光拡散反射材を
形成すると共に、前記透光性基板の一方の面上には前記
光拡散反射材により反射され前記透光性基板の一方の面
側へ進行してきた光を通過させる光照射窓を設けてなる
ものである。特に、光源ユニットは、柱状基板上に複数
のLEDを間隔を設けて配し、各LEDの間には反射材
を配すると共に、前記複数のLED及び反射材を光拡散
性部材で覆ってなるものが好適である。
【0007】請求項3記載の発明に係るカラ−用2次元
イメ−ジセンサは、透光性基板の一方の面上に複数の受
光素子と、この複数の受光素子のそれぞれに接続された
複数のスイッチング素子とを、2次元に配設してなるセ
ンサ本体部を有する2次元イメ−ジセンサにおいて、前
記透光性基板の少なくとも3つの側端面に沿って赤色の
光を発光する光源ユニット、緑色の光を発光する光源ユ
ニット、青色の光を発光する光源ユニット、をそれぞれ
配する一方、前記透光性基板の他方の面上に前記一方の
面側に反射面を有する光拡散反射材を形成すると共に、
前記透光性基板の一方の面上には前記光拡散反射材によ
り反射され前記透光性基板の一方の面側へ進行してきた
光を通過させる光照射窓を設けてなるものである。特
に、光源ユニットは、柱状基板上に赤色、緑色、青色の
いずれかの一色の光を発光する複数のLEDを間隔を設
けて配し、各LEDの間には反射材を配すると共に、前
記複数のLED及び反射材を光拡散性部材で覆ってなる
ものが好適である。
【0008】
【作用】光源ユニットは、受光素子等が配設された透光
性基板の側端面に取り付けられているので、光源ユニッ
トから発せられた光は、この透光性基板の側端面から透
光性基板内へ入射し、一部の光は受光素子等が配された
透光性基板の一方の面へ直接進み、その一方の面側から
出てさらに光照射窓を通過することによって、この光照
射窓に臨む位置に設けられた原稿面へ入射することとな
る。また、透光性基板の側端面から入射した光の一部
は、透光性基板の裏面に設けられた光拡散反射材へ向か
い、そこで反射されて透光性基板の表面へ進行し、表面
から出た後に光照射窓を通過することによって、原稿へ
入射することとなるものである。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図12を参照しつつ、本発明
に係る2次元イメ−ジセンサについて説明する。ここ
で、図1は本発明に係る2次元イメ−ジセンサの主要部
の電気的等価回路図、図2は図1に示された回路におけ
る主要部のタイミング図、図3は本発明に係る2次元イ
メ−ジセンサの第1の実施例における縦断面図、図4は
第1の実施例における2次元イメ−ジセンサの配置構成
の概略平面図、図5は第1の実施例に用いられる光源ユ
ニットの縦断面図、図6は第1の実施例におけるセンサ
本体部の部分平面図、図7は図6のAA線断面図、図8
は第2の実施例における2次元イメ−ジセンサの縦断面
図、図9は第3の実施例における2次元イメ−ジセンサ
の配置構成の概略平面図、図10はカラ−2次元イメ−
ジセンサにおける動作を説明するためのタイミング図、
図11は第4の実施例における光源ユニットの縦断面
図、図12は第5の実施例における光源ユニットの縦断
面図である。
【0010】この2次元イメ−ジセンサの電気回路の構
成としては、センサ本体部1と、走査線駆動回路2と、
デ−タ線読取回路3と、を主な構成要素としてなるもの
で、この電気回路の構成としては従来のものと基本的に
変わるところはないものである(図1参照)。先ず、図
1及び図2を参照しつつ、この2次元イメ−ジセンサの
回路構成及びその動作を概略的に説明する。センサ本体
部1は、後述するように透光性のガラス基板18に薄膜
トランジスタTrと直列接続されたフォトダイオ−ドP
Dを、一画素当りの受光要素とし、これを行列方向に複
数配列してなるものである。走査線駆動回路2は、薄膜
トランジスタTrを導通状態とするための走査信号Sc
を行方向に配置された走査線4へ、行毎に順に出力する
ものである。デ−タ線読取回路3は、走査信号が印加さ
れた走査線4と同一の行に位置するフォトダイオ−ドP
Dから順に画像信号を読み出すためのもので、列方向
(図1において紙面左右方向)の画素数即ちフォトダイ
オ−ドPDの数と同数だけ設けられたリセットスイッチ
5と、増幅器6と、アナログマルチプレクサ7と、を主
な構成要素としてなるものである。
【0011】かかる構成において、走査線駆動回路2か
ら走査信号Sci(i=1〜m)が順に走査線4へ出力されるこ
とによって、走査信号が印加された行に位置する全ての
薄膜トランジスタTrが導通状態となる。一つの走査線
4における画像信号の読み出しは、図2中の一部拡大図
に示されたように、先ず、先の走査信号の印加に先立っ
て、期間t1においてリセットスイッチ5が閉成される
ことによって、蓄積用容量CL がリセットされる。そし
て、走査信号Sci(i=1〜m)が印加されると、その印加期
間t3中に薄膜トランジスタTrが導通状態となり、n
個のフォトダイオ−ドPDから各蓄積容量CL へ一斉に
電荷転送がなされる。この後、期間t4において、いわ
ゆるフィ−ドスル−の影響のために電圧VDAに降下した
各蓄積容量CL の電圧が、アナログマルチプレクサ7内
のサンプリングスイッチ7aの順次動作(図2において
「SPL」と記載された波形図参照)により順次出力さ
れるようになっている(図2において「Da」と記載さ
れた波形図参照)。
【0012】図4にはこの2次元イメ−ジセンサの配置
構造が示されている。この2次元イメ−ジセンサは、矩
形状の基板に形成されたセンサ本体部1の長手軸方向の
2つの側辺に、後述する光源ユニット8(図4において
斜線部分)が配設されると共に、センサ本体部1の周囲
には長手軸方向に沿ってフレキシブルプリント基板9a
にIC3aを配してなるデ−タ線読取回路3が、短手軸
方向に沿って同様にフレキシブルプリント基板9bにI
C2aを配してなる走査線駆動回路2が、それぞれ配設
されている。センサ本体部1は、図3に示されたように
パシベ−ション膜26で覆われた複数のフォトダイオ−
ドPDが、ガラス基板18上に設けられた構造となって
いる。また、このガラス基板18の裏面(図3において
紙面上側)には、光拡散反射板10が貼着されている。
さらに、ガラス基板18の長手軸方向(図3において紙
面表裏方向)に沿う両側には、光源ユニット8が接合さ
れている。
【0013】光源ユニット8は、図5に示されたよう
に、やや偏平の柱状に形成された実装基板11の偏平面
上に、長手軸方向に沿って複数のLED12が略等間隔
で配置されると共に、この複数のLED12の間の実装
基板11の面上には反射板13が配設されている。さら
に、これら複数のLED12及び反射板13を覆うよう
に、光拡散性を有する部材からなる樹脂を固着してなる
光拡散部14が設けられてなるものである。そして、こ
の光源ユニット8は、光拡散部14がガラス基板18の
側端面に接合するようにしてガラス基板18へ取り付け
られている(図3参照)。尚、図5において、(a)は
正面縦断面図、(b)は側面縦断面図である。
【0014】この光源ユニット8の複数のLED12の
回路接続は、特定の構成に限定されるものではなく、直
列接続、並列接続、或るいは直列接続と並列接続とを混
合したものいずれでも構わないものである。そして、こ
の光源ユニット8のLED12から出射された光は、光
拡散部14で拡散されつつこの光拡散部14を透過し、
ガラス基板18の側端面からガラス基板18へ入射し、
一部の光はガラス基板18に一画素毎に形成された光照
射窓17(図7参照)を介してガラス基板18の表面へ
抜けて原稿15に入射することとなる。また、ガラス基
板18の裏面側へ向かった光は、光拡散反射板10にお
いて反射され、ガラス基板18の表面方向へ向かい光照
射窓17を介して原稿15へ入射するようになっている
(図3点線矢印参照)。尚、光源ユニット8からは、L
ED駆動のための配線42が図3に示されたように外部
へ引き出され、フレキシブルプリント基板9bに接続さ
れている。
【0015】図6には、ガラス基板18における薄膜ト
ランジスタTr、フォトダイオ−ドPD及び光照射窓1
7等の主要要素の配置構造の一例が示されており、以
下、同図を参照しつつその配置構造について説明する。
走査線4とデ−タ線16は、互いに直交するようにして
且つ積層方向(図6において紙面表裏方向)で離隔され
た状態で設けられている。そして、走査線4とデ−タ線
16とで画成される格子部分に薄膜トランジスタTr、
フォトダイオ−ドPD及び光照射窓17が設けられた構
造となっている。図7には、図6のAA線断面図として
表された一画素当りの縦断面構造が示されており、同図
を参照しつつその構造について説明すれば、先ず、薄膜
トランジスタTrは、ガラス基板18の上にいわゆる逆
スタガ構造で設けられている。すなわち、ガラス基板1
8の上には、クロム(Cr)からなるゲ−ト電極19が
設けられ、このゲ−ト電極19を覆うようにシリコン窒
化膜(SiNx)からなるゲ−ト絶縁層20が積層され
ている。そして、このゲ−ト絶縁層20上に、水素化ア
モルファスシリコン(n+a−Si:H)からなる半導
体活性層21が形成され、この半導体活性層21上にト
ップ絶縁層22及びオ−ミックコンタクト層23が形成
され、さらに、オ−ミックコンタクト層23上に、クロ
ム(Cr)からなるソ−ス電極24a及びドレイン電極
24bが積層形成されている。
【0016】そして、ソ−ス電極24a及びドレイン電
極24a並びにトップ絶縁層22を覆うようにポリイミ
ドからなる層間絶縁層25、パシベ−ション膜26が順
に積層されている。尚、層間絶縁層25上にはソ−ス電
極24a及びドレイン電極24aに接続された配線層2
7、ゲ−ト電極19の上方向に位置するようにアルミニ
ウムからなる遮光層28が、それぞれ形成されている。
一方、この薄膜トランジスタTrの近傍には、フォトダ
イオ−ドPDが次述するように構成されている。すなわ
ち、フォトダイオ−ドPDは、先のゲ−ト絶縁層20の
上に、例えばクロム(Cr)からなる下部電極29、水
素化アモルファスシリコン(a−Si:H)からなる光
導電層30、酸化インジウム・スズ(ITO)からなる
透明電極31が、順次積層されて構成されている。尚、
本実施例における光導電層30及び透明電極31は、各
フォトダイオ−ドPD毎に形成されたものであるのに対
して、下部電極29は各フォトダイオ−ドPDに対して
共通電極となっている。
【0017】上記構成における本実施例の2次元イメ−
ジセンサの動作を概括的に説明すれば、先ず、光源ユニ
ット8が図示されない駆動回路によって駆動され、光を
出射する状態となり、ガラス基板18の側端面からガラ
ス基板18内部へ光が入射することとなる。入射光の一
部は、光照射窓17へ直接向い、この光照射窓17を通
過して原稿15へ入射する。一方、ガラス基板18に入
射し光拡散反射板10へ向った光は、そこで反射されて
ガラス基板18の反対側の面へ向い、その結果、光照射
窓17を介して原稿15へ入射する光が生ずることとな
る。そして、原稿15に入射し、そこで反射された光の
内、フォトダイオ−ドPDに入射した光が、フォトダイ
オ−ドPDに画素信号としての電荷を発生させ、この電
荷が先に図1及び図2を用いて説明したようにして、デ
−タ線読取回路3から行毎にしかもシリアルに順に出力
されるようになっている。
【0018】上述の第1の実施例においては、センサ本
体部1のガラス基板18の側端面に光源ユニット8を添
わせ、光源ユニット8で発生した光を、ガラス基板18
へ直接導入するように構成することで、従来と異なりガ
ラス基板18の上に、光を導入するための透光性の板材
を別個に設ける必要がなくなるので、薄く、小型化され
た2次元イメ−ジセンサとなる。
【0019】次に、光源ユニットの第2の実施例につい
て、図8を参照しつつ説明する。この第2の実施例は、
デ−タ線読取回路3が構成されているフレキシブルプリ
ント基板9aにLED接続電極33をプリント形成し、
このLED接続電極33に光源ユニット32の側壁を接
合することにより、側壁部分に引き出されてあるLED
12の接続線(図示せず)がLED接続電極33と電気
的に導通状態となるようにしてある。一方、光源ユニッ
ト32は、やや偏平の柱状部材の実装基板11の長手軸
方向に、複数のLED12を配置した点においては、図
5に示された第1の実施例と同様であるが、この第2の
実施例においてはさらに、実装基板11の裏面側に反射
遮光板34を貼着してある。また、樹脂からなる光拡散
部14は、LED12の出射面側に接合されており、第
1の実施例と異なりLED12の周囲にはこの光拡散板
14を形成する樹脂が充填されていない構造となってい
る。この光源ユニット32においては、実装基板11の
裏面側に接合された反射遮光板34により、LED12
からこの反射遮光板34側へ向った光が、反射遮光板3
4によって反射されて光拡散部14側へ戻されるように
なっている。尚、光源ユニット32からガラス基板18
の側端面を介してガラス基板18内へ入射した光の光路
については、第1の実施例と同様であるのでここでの説
明は省略することとする。
【0020】この第2の実施例においては、第1の実施
例のように光源ユニット8から外部へ引き出された配線
42が、フレキシブルプリント基板9bの実装スペ−ス
の一部を占有する(図3参照)ことがないので、高密度
の実装が可能となるものである。次に、図9乃至図11
を参照しつつ第3の実施例について説明する。この第3
の実施例は、先の第1及び第2の実施例がいわゆる白黒
画像用のイメ−ジセンサであるのに対して、カラ−画像
用のイメ−ジセンサに適用したものである。先ず、全体
の配置構成としては、図9に示されるように、センサ本
体部1の4辺に、光源ユニット35a〜35cを配置す
るようにしてある点が、第1及び第2の実施例と異なっ
ているものである。すなわち、センサ本体部1の短手軸
方向(図9において紙面上下方向)の2つの側辺には、
青色光源ユニット35a(図9において斜線部分)が、
センサ本体部1の長手軸方向(図9において紙面左右方
向)の2つの側辺には緑色光源ユニット35bと赤色光
源ユニット35c(図9において斜線部分)が、それぞ
れ配置されている。
【0021】各光源ユニット35a〜35cの基本的構
成は、図5に示されたものと同一であるが、青色光源ユ
ニット35aは青色用のLEDだけを、緑色光源ユニッ
ト35bは緑色用のLEDだけを、赤色光源ユニット3
5cは赤色用のLEDだけを、それぞれ設けたものであ
る点が異なっているものである。上述のカラ−2次元イ
メ−ジセンサにおける動作を説明するためのタイミング
図が図10に示されており、以下、同図を参照しつつカ
ラ−画像読取りの動作について説明する。図10におい
てTsは、全ての走査線4に走査信号Sc が印加される
1フレ−ム時間であり、各光源ユニットは、赤色光源ユ
ニット35c(図10において「LED−R」と略記)
から順に、2フレ−ムの間、発光状態とされる(図10
において、LED−Gは緑色光源ユニット35bを、L
ED−Bは青色光源ユニット35aを、それぞれ示すも
のである)。
【0022】そして、発光期間の内、前半の1フレ−ム
で電荷蓄積が行われ、後半の1フレ−ムにおいて、先の
白黒画像信号の読み取り(図2参照)と同様にして走査
線毎に画像信号(図10において「VCOM 」と略記した
波形図参照)の読み取りが行われる。このような動作が
各色毎に繰り返されるが、本実施例においては、6フレ
−ムで各色毎の画像信号の読み取りが行われることとな
る。そして、最終的には、図示されない信号処理回路に
おいて、3色の画像信号の混合処理が施されることによ
って、カラ−画像信号が得られることとなる。尚、上述
の第3の実施例においては、青色光源ユニット35aを
センサ本体部1の短手軸方向の2つの側辺に配置した
が、必ずしも2つ配置される必要はなく、いずれか一方
の側辺に配置されればよいものである。また、各光源ユ
ニット35a〜35cの配置も図9に示されたものに限
定される必要はなく、適宜にその相対位置関係を変えて
もよいものである。図11には第4の実施例が示されて
おり、以下、同図を参照しつつこの第4の実施例につい
て説明する。
【0023】この第4の実施例は、1つの光源ユニット
に3色のLEDを配置して構成した点に特徴を有するも
のである。すなわち、図11の縦断面図に示されたよう
に、この光源ユニット36は、図5に示された第1の実
施例と同一の実装基板11に、赤色用LED37a、緑
色用LED37b、青色用LED37cの順に、それぞ
れ複数個配設してなるものである。この光源ユニット3
6においては、同色のLED同士を直列接続、並列接続
又は直列並列混合の接続のいずれかとし、その駆動方法
は、先に図10で説明したと同様に各色毎に行われるよ
うになっているものである。尚、各LED37a〜37
cの周囲には、第1の実施例と同様に樹脂を固着して形
成された光拡散部14が設けられている。尚、図11に
おいて、(a)は正面縦断面図、(b)は側面縦断面図
である。
【0024】最後に第5の実施例について図12を参照
しつつ説明する。この第5の実施例の光源ユニット38
は、3色のLEDを設けた点は、図11に示された第4
の実施例のものと基本的に同一であるが、各色毎の光量
レベルを均一化するための構造が付加されている点が異
なっているものである。具体的には、各色用のLED3
7a〜37cの間には、遮光板39が設けられると共
に、この遮光板39の間におけるLED37a〜37c
の周囲には、それぞれLED37a〜37cの発光色に
対応した色樹脂40a〜40cを充填し、さらに、これ
ら色樹脂40a〜40cの上面に白色の樹脂からなる光
拡散板41を設けてなるものである。かかる構成におい
ては、LED37a〜37cから出力された光の色の純
度が色樹脂40a〜40cにより向上された後に、光拡
散板41を介して出射されるようになっているので、図
11に示された第4の実施例に比して混色の度合いが低
くなる。
【0025】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
受光素子が配置される透光性基板を導光板として用いる
ように構成することにより、従来と異なり光源ユニット
からの光をイメ−ジセンサへ導くための導光板を設ける
必要がなく、しかも光源ユニットをイメ−ジセンサを構
成する基板の端面に取り付けたので、従来に比して厚み
が小さく小型化された2次元イメ−ジセンサを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る2次元イメ−ジセンサの主要部
の電気的等価回路図である。
【図2】 図1に示された回路における主要部のタイミ
ング図である。
【図3】 本発明に係る2次元イメ−ジセンサの第1の
実施例における縦断面図である。
【図4】 第1の実施例における2次元イメ−ジセンサ
の配置構成の概略平面図である。
【図5】 第1の実施例に用いられる光源ユニットの縦
断面図である。
【図6】 第1の実施例におけるセンサ本体部の部分平
面図である。
【図7】 図6のAA線断面図である。
【図8】 第2の実施例における2次元イメ−ジセンサ
の縦断面図である。
【図9】 第3の実施例における2次元イメ−ジセンサ
の配置構成の概略平面図である。
【図10】 カラ−2次元イメ−ジセンサにおける動作
を説明するためのタイミング図である。
【図11】 第4の実施例における光源ユニットの縦断
面図である。
【図12】 第5の実施例における光源ユニットの縦断
面図である。
【符号の説明】
1…センサ本体部、 2…走査線駆動回路、 3…デ−
タ線読取回路、 4…走査線、 7…アナログマルチプ
レクサ、 8…光源ユニット、 10…光拡散反射板、
12…LED、 13…反射板、 14…光拡散部、
17…光照射窓、 18…ガラス基板、 32…光源
ユニット、 33…LED接続電極、34…反射遮光
板、 35a…青色光源ユニット、 35b…緑色光源
ユニット、 35c…赤色光源ユニット、 36…光源
ユニット、 37a…赤色LED、 37b…緑色LE
D、 37c…青色LED、 39…遮光板、 40a
…赤色樹脂、 40b…緑色樹脂、 40c…青色樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性基板の一方の面上に複数の受光素
    子と、この複数の受光素子のそれぞれに接続された複数
    のスイッチング素子とを、2次元に配設してなるセンサ
    本体部を有する2次元イメ−ジセンサにおいて、前記透
    光性基板の少なくとも1つの側端面に沿って光源ユニッ
    トを配する一方、前記透光性基板の他方の面上に前記一
    方の面側に反射面を有する光拡散反射部材を形成すると
    共に、前記透光性基板の一方の面上には前記光拡散反射
    材により反射され前記透光性基板の一方の面側へ進行し
    てきた光を通過させる光照射窓を設けてなることを特徴
    とする2次元イメ−ジセンサ。
  2. 【請求項2】 光源ユニットは、柱状基板上に複数のL
    EDを間隔を設けて配し、各LEDの間には反射材を配
    すると共に、前記複数のLED及び反射材を光拡散性部
    材で覆ってなることを特徴とする請求項1記載の2次元
    イメ−ジセンサ。
  3. 【請求項3】 透光性基板の一方の面上に複数の受光素
    子と、この複数の受光素子のそれぞれに接続された複数
    のスイッチング素子とを、2次元に配設してなるセンサ
    本体部を有する2次元イメ−ジセンサにおいて、前記透
    光性基板の少なくとも3つの側端面に沿って赤色の光を
    発光する光源ユニット、緑色の光を発光する光源ユニッ
    ト、青色の光を発光する光源ユニット、をそれぞれ配す
    る一方、前記透光性基板の他方の面上に前記一方の面側
    に反射面を有する光拡散反射材を形成すると共に、前記
    透光性基板の一方の面上には前記光拡散反射材により反
    射され前記透光性基板の一方の面側へ進行してきた光を
    通過させる光照射窓を設けてなるカラ−用2次元イメ−
    ジセンサ。
  4. 【請求項4】 光源ユニットは、柱状基板上に赤色、緑
    色、青色のいずれかの一色の光を発光する複数のLED
    を間隔を設けて配し、各LEDの間には反射材を配する
    と共に、前記複数のLED及び反射材を光拡散性部材で
    覆ってなることを特徴とする請求項3記載のカラ−用2
    次元イメ−ジセンサ。
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