JPH079446U - 回転霧化式静電塗装機 - Google Patents

回転霧化式静電塗装機

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JPH079446U
JPH079446U JP4170393U JP4170393U JPH079446U JP H079446 U JPH079446 U JP H079446U JP 4170393 U JP4170393 U JP 4170393U JP 4170393 U JP4170393 U JP 4170393U JP H079446 U JPH079446 U JP H079446U
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high voltage
grid electrode
ring
voltage generator
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徳幸 阿知波
友泰 伊藤
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Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リーク防止と作業安全性の向上を図りつつ大幅
な小型化とコスト低減とを達成できるようにする。 【構成】前部本体10に各グリッド電極装置47を電気
的に絶縁状態を保って取付けるとともに当該本体10に
装着されたリング状導電体49に接続し、高電圧発生装
置47をリング状に配設されたトランス41Tとコック
クロフト回路41Cとを含み形成して本体10に装着
し、高電圧発生装置47の出力側端子部44をストレス
コーン45を介してリング状導電体49に接続し、かつ
その入力側端子部42に低電圧電源供給ケーブル43を
接続した構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数のグリッド電極装置を具備する回転霧化式静電塗装機に関する 。
【0002】
【従来の技術】
回転霧化式静電塗装機には、図4に示す直接帯電方式と、図5に示すグリッド 電極間接帯電方式とがある。
【0003】 前者は、本体をベル1,エアータービン2等を保持する前部本体10Pと、塗 料供給管,塗料排出管,作動流体(エアー)供給管等を収容する後部本体20P とから形成し、限流抵抗47R,ブラケット11,エアータービン2を介して高 電圧ケーブル100とベル1とを接続している。かくして、ベル1に負極性の高 電圧(−40〜−80kV)を印加して霧化塗料を直接帯電させることができる 。被塗装物(図示省略)は、正極側(アース)とされている。
【0004】 後者は、図5に示す如く、前部本体10Pと後部本体20Pとの間に環状保持 部材12Pを取付け、この環状保持部材12Pの前部本体10Pを中心とする仮 想円軌跡上に複数のグリッド電極装置47を電気的絶縁状態を保って取付けてあ る。各グリッド電極装置47は、限流抵抗47R,放電ピン47Pを含み形成さ れ、高電圧ケーブル100に接続されている。したがって、各グリッド電極装置 47に負極性の高電圧(−40〜−80kV)を印加することによりベル1から の霧化塗料に間接帯電できる。これに対して、ベル1はアース装置50を介して 接地(アース)してある。
【0005】 かくして、電気的絶縁性に富んだ有機溶剤系塗料の場合には、前者及びより塗 装効率の高い後者のいずれをも選択使用できる。しかし、導電性の高い水系(水 溶性,水性)塗料の場合には、塗料供給管・塗料排気管等を通して漏電(リーク )してしまうから、前者は使用できず後者のみが使用される。
【0006】 ここにおいて、後者の場合、各グリッド電極装置47と高電圧ケーブル100 との接続部45Pと、本体(10P,20P)との電気的絶縁性を、一層確実と しなければならない。すなわち、接続部45Pへの電界集中,絶縁破壊等による 事故防止のためには、接着部J,Jの組立を慎重に行うことはもとより、絶縁性 保護筒25Pの長さL(例えば500mm)と後部本体20Pとの間隔S(例え ば300mm)とを十分な余裕を持つものとして構築することが必要となる。
【0007】 しかしながら、運用の実際においては、水系塗料は特定塗料色等のみについて 少々使用され、大部分は有機溶剤系塗料が使用されており、有機溶剤系塗料の場 合には直接帯電方式が採用されている。このため、グリッド電極間接帯電方式に 多少の欠点があったとしても、水系塗料を用いる設置場所や設置台数が限られて いたため、その欠点等については深く吟味されず放置されていたのが実状である 。
【0008】 ところで、公害防止要請が一段と強くなる近年に至り、VOC規制の観点から シンナー等の有機溶剤を使用する塗料の使用が制限される傾向にあり、にわかに 水をベースとした水系塗料が注目され、その塗料開発も活発化している。したが って、近い将来は有機溶剤系塗料と水系塗料との使用比率が逆転するものと考え られる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
かくして、近未来的に主流となるであろうグリッド電極間接帯電方式による水 系塗料を使用する場合を詳細検討してみると、上記従来構造には次のような具体 的欠点がある。
【0010】 上記絶縁性保護筒25Pの長さLと後部本体20Pとの間隔Sとの余裕を大き くし過ぎると、装置大型となり実用性が低下する。 また、接着部J等に電気的ピンホール等が発生すると、作業者が近づいたり、 手で触れたりしたときに危険である。 一方において、複雑かつ堅牢な構造とすると、グリッド電極装置47の組立作 業,取替作業に多大な労力と時間を要し面倒である。 さらに、全てのグリッド電極装置47の電流容量に見合う大径で高剛性の高電 圧ケーブル100を用いることから、回転霧化式静電塗装機を作業ロボット等に 装着する場合にはそのケーブル処理が非常に難しく、コスト高も招く。
【0011】 本考案の目的は、一層のリーク防止と作業安全性の向上を図りつつ小型で低コ ストの回転霧化式静電塗装機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図5に示すグリッド電極間接帯電方式の場合にも、いわば慣習的に、図4に示 す直接帯電方式の場合と同様に、大型の高電圧発生装置を別室等に配設しかつ高 電圧ケーブルを用いて各グリッド電極装置に接続していることが上記従来問題点 の主要発生要因であるとの分析に立脚し、また、グリッド電極装置へ印加する電 力は高電圧ではあるが極小電流であること,および電子的技術進歩から小型の高 電圧発生装置の開発が容易となっていることに着目し、本考案は各グリッド電極 装置へ供給する高圧電源を1台の高電圧発生装置から形成し、この高電圧発生装 置をリング状に配設されたトランスおよび昇圧回路を含み形成して本体に装着す るとともにストレスコーンおよびリング状導電体を介して各グリッド電極装置と 接続することにより、前記目的を達成可能な構成とされている。
【0013】 すなわち、本考案に係る回転霧化式静電塗装機は、エアータービンで回転され るベルを保持する本体と、この本体を中心とした仮想円軌跡上に離隔配設された 複数のグリッド電極装置とを備え、各グリッド電極装置に高電圧発生装置を用い て負極性の高電圧を印加しつつ霧化塗料を負極帯電させて正極性の被塗装物に静 電塗装する回転霧化式静電塗装機において、前記本体に前記各グリッド電極装置 を電気的に絶縁状態を保って取付けるとともに当該本体に装着されたリング状導 電体に接続し、前記高電圧発生装置をリング状に配設されたトランスおよび昇圧 回路を含み形成して前記本体に装着し、該高電圧発生装置の出力側端子部をスト レスコーンを介してリング状導電体に接続し、かつその入力側端子部に低電圧電 源供給ケーブルを接続したことを特徴とする。
【0014】
【作用】
上記構成による本考案の場合、水系塗料を供給してエアータービンを駆動する と、ベルが高速回転し霧化塗料を生成する。この際、ベルおよびエアータービン 等は、水系塗料を介して電気的に導通状態となるが、直接帯電方式のようにベル 等に高電圧が直接印加されているわけではないので帯電されない。
【0015】 また、低電圧電源供給ケーブルから低電圧電源を供給すると、高電圧発生装置 が高電圧を発生しその出力端子部からリング状導電体を介して各グリッド電極装 置に高電圧を印加する。したがって、各グリッド電極装置の放電ピンがコロナ放 電して、ベルからの霧化塗料を負極性に間接帯電させる。よって、正極側の被塗 装物を高効率かつ円滑に塗装できる。
【0016】 ここにおいて、高電圧発生装置が本体内に収容されているとともにその出力側 端子部がストレスコーンを介してリング状導電体に接続されているので、リーク 防止のもと作業安全性を確約できる。
【0017】 また、高電圧発生装置は、低電圧電源(例えばDC24V)を高電圧(例えば −100kV)まで昇圧させるとすると,トランスに接続された昇圧回路の長さ を相当程度長くせざるをえないが、トランスおよび昇圧回路がリング状に配設さ れた状態で本体に装着されているので、装置長手方向の寸法を大幅に短くして小 型化を達成できる。
【0018】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 (第1実施例) 本回転霧化式静電塗装機は、図1に示す如く、大別して本体(10,12,2 0,30)と,複数のグリッド電極装置47と,高電圧発生装置41と,リング 状導電体49と,アース装置50等とからなり、高電圧発生装置41をリング状 に配設されたトランス41Tおよび昇圧回路(41C)を含み形成して本体(2 0)に装着しかつ低電圧電源供給ケーブル43を接続した構成とされている。
【0019】 まず、本体は、図1に示す前部本体10と後部本体(12,20,30)とか ら構成されている。前部本体10はベル1,エアータービン2,塗料供給部3, 塗料排出部4等を保持する。また、この前部本体10と一体の鍔体12には、複 数(6個)のグリッド電極装置47(絶縁筒体47A,放電ピン47P,限流抵 抗47R)がベル1の中心軸線を中心とする仮想円軌跡上に等間隔でストレスコ ーン46を介して着脱自在に取付けられている。
【0020】 また、鍔体12を含む前部本体10は電気絶縁材質から形成され、鍔体12の 後端面12R側には、高電圧発生装置41の出力側端子部44用の接続穴13が 1個設けられている。また、鍔体12の先端面12F側には、グリッド電極装置 47用の取付穴17が当該電極装置47と同数(6個数)設けられている。さら に、鍔体12の接続穴13と取付穴17との間の部分には、リング状導電体埋設 用の溝が設けられている。
【0021】 なお、前部本体10の後方蓋14をボルト14Bを外して取除けば、塗料供給 部3,塗料排出部4等を簡単に点検できる。
【0022】 一方、後部本体は、上記鍔体12と円筒体20と後方蓋部材30とを連結部材 を兼ねるアース装置50の電気絶縁筒26等で締付けることにより一体化構成さ れ、点検・修理等をほとんど必要としない塗料供給管,塗料排出管,作動流体( エアー)供給管等を収納する。
【0023】 また、リング状導電体49は、配線処理の簡素化を図りつつ高電圧発生装置4 1から各グリッド電極装置47への給電を行えるようにするための手段である。 本実施例では、リング状導電体49は、上記した鍔体12のリング状導電体埋設 用の溝に埋設されており、各電極装置47に渡りリード線48等を介して接続さ れている。ここにおいて、リング状とは、連続リング形状のみならず、一部を切 り欠いた形状でもよい。なお、リング状導電体埋設用の溝は、リング状導電体4 9が埋設された後に絶縁性充填剤(図示省略)によって充填密封される。
【0024】 また、高電圧発生装置41は、低電圧電源を入力として負極性の高電圧を発生 出力するもので、図2に示す如く、トランス41Tと昇圧回路(本実施例ではコ ッククロフト回路41C)等とを含んでなり、DC24Vを入力して−100k Vを出力するものと形成されている。電流容量は全て(6個)のグリッド電極装 置47に所定の電流(例えば100μA)を流すことができるものと選択されて いる。
【0025】 トランス41Tは、低電圧電源(DC24V)を−数千〜−1万Vに昇圧可能 に構成されている。また、コッククロフト回路41Cは、トランス41Tからの 出力を整流して倍々で昇圧するダイオード41d及びコンデンサ41cを含み構 成されている。これらトランス41Tおよびコッククロフト回路41Cは、リン グ状に配設され円環状に形成された絶縁性ケース41B内に収容されている。こ こにおいて、リング形状とは、連続リング形状のみならず一部を切欠いた形状( 例えば馬蹄形状)でもよい。また、螺旋形状も含まれる。この高電圧発生装置4 1は、図1に示す如く、後部本体の円筒体20内に装着されている。
【0026】 この高電圧発生装置41のコッククロフト回路41Cの出力側端子部44は、 リング状導電体49にストレスコーン45を介して接続されている。また、高電 圧発生装置41は、ボルト31Bで固定されるブラケット31等を用いて後方蓋 部材30に強固に取付けられており、その入力側端子部42には後方蓋部材30 を貫通する低電圧電源供給ケーブル43が接続されている。
【0027】 したがって、高電圧発生装置41は、後部本体(20)内に収納されているの で、作業者が手を触れるという心配は一掃される。また、電気的絶縁材質からな る円筒体20とも離れており、かつ出力側端子部44は短くストレスコーン45 で囲われるとともに前部本体10が保持する内蔵品(3,4,2,1)とは十分 な距離だけ離隔してあるので、リーク防止も万全となる。しかも、高電圧発生装 置41は、リング状とされた状態で円筒体20内に収容されているので、その図 1中左右方向の収容寸法を大幅に短くして全体を小型化できる。
【0028】 また、アース装置50は、ベル1を接地(アース)するもので、連結部材を兼 ねる電気絶縁筒26で囲われたアースバー51と接続線55等から形成されてい る。すなわち、アースバー51の先端はスプリング式の接続部54に当接され、 その後端には後方蓋部材30に埋設されたコネクタ部材52を介してアースケー ブル53が接続されている。そして、接続部54とブラケット11とを接続線5 5で導通接続してある。したがって、ベル1つまり水性塗料をアースすることが できる。
【0029】 かかる構成の実施例では、塗料を供給してエアータービン2を駆動すると、ベ ル1が高速回転し霧化塗料を生成する。この際、ベル1,エアータービン2,塗 料供給部3,塗料供給管,塗料排出部4,塗料排出管等は、水系塗料を介して電 気的に導通されるが、直接帯電方式のようにベル1等に高電圧が直接印加されて いるわけでなく、かつアース装置50によって接地されているので帯電されない 。
【0030】 また、低電圧電源供給ケーブル43から低電圧電源(例えばDC24V)を供 給すると、高電圧発生装置41が高電圧(−100kV)を発生し、前部本体1 0内の塗料供給部等と電気的に絶縁された出力側端子部44,リング状導電体4 9および渡りリード線48を介して各グリッド電極装置47に高電圧を印加する 。したがって、各放電ピン47Pがコロナ放電して、霧化塗料を負極性に間接帯 電させる。よって、正極側(アース)の被塗装物に高効率かつ円滑に塗装できる 。
【0031】 しかして、この実施例によれば、本体を形成する前部本体10に各グリッド電 極装置47をストレスコーン46を介して電気的に絶縁状態を保って取付けると ともに当該本体10に埋没されたリング状導電体49に電気的に接続し、後部本 体(20)内にトランス41Tと昇圧回路(コッククロフト回路41C)とを含 み形成された高電圧発生装置41をリング形状として収容し、その出力側端子部 44をストレスコーン45を介してリング状導電体49に接続するとともに入力 側端子部42に低電圧電源供給ケーブル43を接続した構成としたので、前部本 体10(3,4,2,1)へのリーク防止と作業安全性の向上とを図りつつ大幅 な小型化とコスト低減とを達成することができる。
【0032】 また、主要なリーク発生源であるグリッド電極装置47の取付部分もストレス コーン46を介して完全絶縁されるので、一段とリーク防止と作業安全性の向上 を図ることができる。
【0033】 また、高電圧発生装置41への低電圧電源供給ケーブル43を、その電圧およ び電流容量からして小径で可撓性に富んだものとすることができるから、例えば 作業ロボットへの組込作業が非常に容易かつ簡単である。
【0034】 さらに、各グリッド電極装置47は前部本体10と一体の鍔体12に取付けら れているので、各グリッド電極装置47を短小化できる。したがって、折れ、破 損等の不都合を大幅に軽減でき、コストもより引下げられる。
【0035】 また、後方蓋部材30を取外せば高電圧発生装置41の点検・修理を簡単に行 える。塗料供給管等についても同様である。
【0036】 さらにまた、前部本体10を円筒体20から取外しかつ後方蓋14を取外せば 、塗料供給部3,塗料排出部4を簡単に点検・修理できる。キャップ取外しと, ブラケット取外しにより、比較的に故障が発生し易いエアータービン2やニード ル弁等の点検・修理も容易となる。
【0037】 (第2実施例) 第2実施例は、図3に示される。 本第2実施例に係る回転霧化式静電塗装機は、各グリッド電極装置47を保持 する鍔体12を本体10Eの外周面に着脱自在に被嵌するとともに、当該鍔体1 2内にリング状導電体49を収容し、リング状に形成された高電圧発生装置41 (トランス41T,コッククロフト回路41C,絶縁性ケース41B)も本体1 0Eの外周面に鍔体12と隣接するように着脱自在に被嵌した構成とされている 。
【0038】 ここにおいて、本体10Eは、第1実施例における前部本体10と後部本体( 20等)とを一体化したものである。また、リング状導電体49は、鍔体12内 に電気的に絶縁状態を保って収容されており、各グリッド電極装置47とストレ スコーン等を介して電気的に接続されている。また、高電圧発生装置41の出力 側端子部(44)は、ストレスコーンを介してリング状導電体49に接続されて おり、かつその入力側端子部(42)には低電圧電源供給ケーブル43が接続さ れている。
【0039】 かかる構成により、第1実施例と同様に一層のリーク防止と作業安全性の向上 を図りつつ大幅な小型化とコスト低減とを達成できるとともに、各グリッド電極 装置47および高電圧発生装置41の交換を一段と迅速に行うことができ適応性 の拡大が図れる。
【0040】
【考案の効果】
本考案によれば、本体に各グリッド電極装置を電気的に絶縁状態を保って取付 けるとともに当該本体に装着されたリング状導電体に接続し、高電圧発生装置を リング状に配設されたトランスおよび昇圧回路を含み形成して本体に装着し、高 電圧発生装置の出力側端子部をストレスコーンを介してリング状導電体に接続し 、かつその入力側端子部に低電圧電源供給ケーブルを接続したので、本体へのリ ーク防止と作業安全性の向上を図りつつ大幅な小型化とコスト低減とを達成する ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す側断面図である。
【図2】高電圧発生装置の内部構造を説明するための図
である。
【図3】本発明の第2実施例を説明するための図であ
る。
【図4】従来例(直接帯電方式)を説明するための図で
ある。
【図5】従来例(グリッド電極間接帯電方式)を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1 ベル 2 エアータービン 10 前部本体 12 鍔体(後部本体) 20 円筒体(後部本体) 30 後方蓋部材(後部本体) 41 高電圧発生装置 43 低電圧電源供給ケーブル 45,46 ストレスコーン 47 グリッド電極装置 49 リング状導電体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアータービンで回転されるベルを保持
    する本体と、この本体を中心とした仮想円軌跡上に離隔
    配設された複数のグリッド電極装置とを備え、各グリッ
    ド電極装置に高電圧発生装置を用いて負極性の高電圧を
    印加しつつ霧化塗料を負極帯電させて正極性の被塗装物
    に静電塗装する回転霧化式静電塗装機において、 前記本体に前記各グリッド電極装置を電気的に絶縁状態
    を保って取付けるとともに当該本体に装着されたリング
    状導電体に接続し、前記高電圧発生装置をリング状に配
    設されたトランスおよび昇圧回路を含み形成して前記本
    体に装着し、該高電圧発生装置の出力側端子部をストレ
    スコーンを介してリング状導電体に接続し、かつその入
    力側端子部に低電圧電源供給ケーブルを接続したことを
    特徴とする回転霧化式静電塗装機。
JP4170393U 1993-07-30 1993-07-30 回転霧化式静電塗装機 Pending JPH079446U (ja)

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