JPH079428A - アリ足タイル及びアリ足タイルの製造方法 - Google Patents
アリ足タイル及びアリ足タイルの製造方法Info
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- JPH079428A JPH079428A JP21082293A JP21082293A JPH079428A JP H079428 A JPH079428 A JP H079428A JP 21082293 A JP21082293 A JP 21082293A JP 21082293 A JP21082293 A JP 21082293A JP H079428 A JPH079428 A JP H079428A
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Landscapes
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋳込成形法による一体成形タイルで裏足をア
リ足とする。 【構成】 タイルの足部先端に凸部を成形した鋳込成形
タイルで、タイルの足部先端の凸部を平に均してアリ形
に成形して成るアリ足タイル
リ足とする。 【構成】 タイルの足部先端に凸部を成形した鋳込成形
タイルで、タイルの足部先端の凸部を平に均してアリ形
に成形して成るアリ足タイル
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイルの成形方法及び
この成形方法によるタイルに係り、特にタイルの裏足の
形状をアリ形としたアリ足タイル及びアリ足タイルの鋳
込成形方法に関するものである。
この成形方法によるタイルに係り、特にタイルの裏足の
形状をアリ形としたアリ足タイル及びアリ足タイルの鋳
込成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、タイル、特に外装用タイルは、剥
落事故があいつぎタイルの裏足の形状を図5に示すよう
な、アリ形の形状とする事が求められている。この、ア
リ足タイルの成形には平物については押出成形方法や金
型にゴムなどの変形しやすい部材を使用したプレス成形
方法が確立されている。しかし、曲り、びようぶ曲り等
の役物タイルについては、足の向きと曲がりの方向とが
押出し方向と一致する形状の役物タイル以外について
は、焼成された平物のタイル片を有機系の接着材を用
い、一定角度で突き付けて接着する方法等が行なわれて
いる。
落事故があいつぎタイルの裏足の形状を図5に示すよう
な、アリ形の形状とする事が求められている。この、ア
リ足タイルの成形には平物については押出成形方法や金
型にゴムなどの変形しやすい部材を使用したプレス成形
方法が確立されている。しかし、曲り、びようぶ曲り等
の役物タイルについては、足の向きと曲がりの方向とが
押出し方向と一致する形状の役物タイル以外について
は、焼成された平物のタイル片を有機系の接着材を用
い、一定角度で突き付けて接着する方法等が行なわれて
いる。
【0003】ところで、焼成された平物のタイル片を有
機系の接着材を用い、突き付けて接着する方法では、接
着材が経年変化で変化する欠点がある。そこで、一体成
形された役物タイルの要望が多くなり、石膏型等の鋳込
成形型に泥漿を鋳込む鋳込成形方法による役物タイルの
製作が行なわれつつある。
機系の接着材を用い、突き付けて接着する方法では、接
着材が経年変化で変化する欠点がある。そこで、一体成
形された役物タイルの要望が多くなり、石膏型等の鋳込
成形型に泥漿を鋳込む鋳込成形方法による役物タイルの
製作が行なわれつつある。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】ところが、一体成形の
役物タイルを鋳込成形方法で成形する場合、着肉後タイ
ル素材を脱型しなければならず、裏足をアリ状に成形す
れば、アリ状の裏足が鋳込型に引っ掛かり、タイル素材
が鋳込型より脱型出来なくなり、結局、裏足形状をアリ
状に成形するのは不可能であった。
役物タイルを鋳込成形方法で成形する場合、着肉後タイ
ル素材を脱型しなければならず、裏足をアリ状に成形す
れば、アリ状の裏足が鋳込型に引っ掛かり、タイル素材
が鋳込型より脱型出来なくなり、結局、裏足形状をアリ
状に成形するのは不可能であった。
【0005】そこで、本発明者等は、この問題を解決す
る事を目的として工夫をした結果、鋳込型、作業等に僅
かな変更や極めて簡単な操作を加えることにより、鋳込
成形方法でもアリ足形状に成形できる事に気付き、本発
明をするに至った。
る事を目的として工夫をした結果、鋳込型、作業等に僅
かな変更や極めて簡単な操作を加えることにより、鋳込
成形方法でもアリ足形状に成形できる事に気付き、本発
明をするに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、タ
イルの足部先端に凸部を成形する鋳込成形型に泥漿を満
たし、着肉、脱型後、該タイル足部の凸部を平に均し足
部を外方向に張出してアリ形に成形しようとするもので
ある。
イルの足部先端に凸部を成形する鋳込成形型に泥漿を満
たし、着肉、脱型後、該タイル足部の凸部を平に均し足
部を外方向に張出してアリ形に成形しようとするもので
ある。
【0007】なお、本発明におけるタイルの足部先端の
凸部の形状は、図1〜図2に示すような種々の形状とす
ることができるものである。また平に均すとは、タイル
素材の脱形後へら等の治具を用い足部の凸部を潰した
り、或いはプレスで凸部を潰して成形する。また、タイ
ル素材の火度にもよるが、成形時、平に均さず、焼成時
ハマ上に裏足を下向きにして置き、焼成時の変形により
凸部を潰すようにしてもよい。なお、鋳込成形型として
は石膏型の他、樹脂型等も使用できる。
凸部の形状は、図1〜図2に示すような種々の形状とす
ることができるものである。また平に均すとは、タイル
素材の脱形後へら等の治具を用い足部の凸部を潰した
り、或いはプレスで凸部を潰して成形する。また、タイ
ル素材の火度にもよるが、成形時、平に均さず、焼成時
ハマ上に裏足を下向きにして置き、焼成時の変形により
凸部を潰すようにしてもよい。なお、鋳込成形型として
は石膏型の他、樹脂型等も使用できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて述べる。図
1は本発明で使用する型の断面図である。1は石膏によ
る鋳込型、2は鋳込型1内のタイルを鋳込む形面であ
り、この形面2はタイルの表面を成形する成形面3と裏
面を成形する成形面4とより成り成形面4にはタイル裏
面の足を成形する足成形部5が必要足の本数だけ(図1
では3本)成形されている。しかも、この各足成形部5
……の先端にはタイル素材に凸部を成形する凹部6が成
型されている。なお、図1に示すタイル10の場合、両
側の足は外側には凹部6を付ける必要はない。
1は本発明で使用する型の断面図である。1は石膏によ
る鋳込型、2は鋳込型1内のタイルを鋳込む形面であ
り、この形面2はタイルの表面を成形する成形面3と裏
面を成形する成形面4とより成り成形面4にはタイル裏
面の足を成形する足成形部5が必要足の本数だけ(図1
では3本)成形されている。しかも、この各足成形部5
……の先端にはタイル素材に凸部を成形する凹部6が成
型されている。なお、図1に示すタイル10の場合、両
側の足は外側には凹部6を付ける必要はない。
【0009】なお、成形面4の凹部6の形状は、三角形
の溝6a,6aを両側に設けた形状で、タイルの足の断
面がM字型となるようにしたものの外、図2に示すよう
な、タイルの足の両側に逆U字型の凸部が成形できる溝
6b,6bを設けたものなど種々の形状とすることがで
きるものである。また、本発明の鋳込型1の成形面3の
形状としては図3に示すような一定角度をもつ役物タイ
ルや、表面が複雑な模様をしたタイルの形状とする事が
出来る。
の溝6a,6aを両側に設けた形状で、タイルの足の断
面がM字型となるようにしたものの外、図2に示すよう
な、タイルの足の両側に逆U字型の凸部が成形できる溝
6b,6bを設けたものなど種々の形状とすることがで
きるものである。また、本発明の鋳込型1の成形面3の
形状としては図3に示すような一定角度をもつ役物タイ
ルや、表面が複雑な模様をしたタイルの形状とする事が
出来る。
【00010】このように成形された鋳込型1に、通常
の鋳込泥漿と同じように原料を調合・脱泡した泥漿を一
定圧力で注入し、一定時間着肉させる。着肉後、図4に
示されるタイル素材10を脱型する。この後、まだタイ
ル素材10に可塑性がある間に、タイル素材10の足部
11の先端の凸部12を図4(b)で示されるようにヘ
ラ13で押し潰し、図4(c)に示されるように平らに
均しタイル10の足部11に外方向への突起14,14
を成形し、足部11をアリ足15に成形する。成形され
たアリ足付きタイルは、通常のタイルと同様に表面に釉
薬を施し、その後耐火物のハマに載せて焼成してアリ足
付きのタイルが出来あがる。
の鋳込泥漿と同じように原料を調合・脱泡した泥漿を一
定圧力で注入し、一定時間着肉させる。着肉後、図4に
示されるタイル素材10を脱型する。この後、まだタイ
ル素材10に可塑性がある間に、タイル素材10の足部
11の先端の凸部12を図4(b)で示されるようにヘ
ラ13で押し潰し、図4(c)に示されるように平らに
均しタイル10の足部11に外方向への突起14,14
を成形し、足部11をアリ足15に成形する。成形され
たアリ足付きタイルは、通常のタイルと同様に表面に釉
薬を施し、その後耐火物のハマに載せて焼成してアリ足
付きのタイルが出来あがる。
【00011】なお、タイル10の足部11に成形され
た突起14,14……は、上記のヘラ等の治具を使うこ
となく、プレス機等を用いて脱型後のタイル素材を機械
加工する事も可能であり、さらに又、脱型後直ちに平ら
に均すことなく焼成し、焼成時の素材原料の焼成変形を
利用して足部11の突起14,14……を均すようにし
てもよい。
た突起14,14……は、上記のヘラ等の治具を使うこ
となく、プレス機等を用いて脱型後のタイル素材を機械
加工する事も可能であり、さらに又、脱型後直ちに平ら
に均すことなく焼成し、焼成時の素材原料の焼成変形を
利用して足部11の突起14,14……を均すようにし
てもよい。
【00012】
【発明の効果】本発明は、以上のように通常の鋳込の鋳
込成形型のをタイル足部先端に凸部を成形するように
し、着肉、脱型後、該タイル足部先端の凸部を平に均し
たり、或いは脱型後足部をタイル足部先端の凸部を平に
均すことなくハマの上で焼成変形させ、今まで不可能と
されていた鋳込成形タイルでも足部をアリ形に成形出来
るようにした画期的な発明である。
込成形型のをタイル足部先端に凸部を成形するように
し、着肉、脱型後、該タイル足部先端の凸部を平に均し
たり、或いは脱型後足部をタイル足部先端の凸部を平に
均すことなくハマの上で焼成変形させ、今まで不可能と
されていた鋳込成形タイルでも足部をアリ形に成形出来
るようにした画期的な発明である。
【図1】本発明鋳込成形型及び鋳込成形時のアリ足タイ
ルの断面図
ルの断面図
【図2】本発明の他の実施例に係る鋳込成形型の断面図
【図3】本発明鋳込成形型及び鋳込成形時のタイルのA
−A断面図
−A断面図
【図4】本発明アリ足タイルの製作過程を説明するため
の断面図
の断面図
【図5】従来のアリ足タイルの断面図である。
1 石膏型 6 凹部 10 タイル 11 足部 12 凸部 13 ヘラ 15 アリ足
Claims (2)
- 【請求項1】 タイルの足部先端に凸部を成形するよう
にしたタイル鋳込成形型に泥漿を満たし、着肉、脱型
後、該タイル足部先端の凸部を平に均し足部を外方向に
張出してアリ形に成形して成るアリ足タイル - 【請求項2】 タイルの足部先端に凸部を成形するよう
にしたタイル鋳込成形型に泥漿を満たし、着肉、脱型
後、該タイル足部先端の凸部を平に均し足部を外方向に
張出してアリ形に成形して成るアリ足タイルの製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21082293A JPH079428A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | アリ足タイル及びアリ足タイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21082293A JPH079428A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | アリ足タイル及びアリ足タイルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079428A true JPH079428A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16595699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21082293A Pending JPH079428A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | アリ足タイル及びアリ足タイルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079428A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8984863B2 (en) | 2010-11-02 | 2015-03-24 | Ihi Corporation | Ammonia injection device |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP21082293A patent/JPH079428A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8984863B2 (en) | 2010-11-02 | 2015-03-24 | Ihi Corporation | Ammonia injection device |
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