JPH079425Y2 - 屋外キャビネットのドアアラーム機構 - Google Patents

屋外キャビネットのドアアラーム機構

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Publication number
JPH079425Y2
JPH079425Y2 JP1988141893U JP14189388U JPH079425Y2 JP H079425 Y2 JPH079425 Y2 JP H079425Y2 JP 1988141893 U JP1988141893 U JP 1988141893U JP 14189388 U JP14189388 U JP 14189388U JP H079425 Y2 JPH079425 Y2 JP H079425Y2
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JP
Japan
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door
switch
actuator
alarm
cabinet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988141893U
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English (en)
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JPH0263585U (ja
Inventor
康 小島
卓 菅野
美佐男 菊池
勝樹 松永
直哉 山崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 通信機器等を収容する屋外用キャビネットが開放された
ことを検出するためにドアに設置されるアラーム機構に
関し、 キャビネット内部の収容空間を有効に利用でき且つ破損
の恐れの少ないドアアラーム機構を提供することを目的
とし、 通信機器等を収容するための屋外キャビネットの屋根部
の前面に設けられた、開きドアの上縁の折り曲げ部が入
り込むように構成された雨滴侵入防止用凹部の後方にア
ラームスイッチを設置し、該スイッチのアクチュエータ
を前方に突出させてその先端を前記凹部の前壁に設けた
開口から前方に露出させ、ドアを閉じた場合に前記折り
曲げ部が前記アクチュエータに接触してこれを後方に押
し込んでスイッチを不作動位置に維持し、ドアを開いた
場合に前記折り曲げ部が前記アクチュエータから離れ、
スイッチに内蔵されたスプリングの付勢力によってスイ
ッチを作動位置に維持するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、通信機器等を収容する屋外用キャビネットが
開放されたことを検出するためにドアに設置されるアラ
ーム機構に関する。
〔従来の技術〕
通信システムの局舎間や加入者側に設置される中継器や
デジタル回線切り替え装置を収容するために、第5図に
示すような形態のキャビネットが屋外に設置されている
が、これに対するいたずらや破壊工作を防止するために
保安上の対策が求められている。その一つにドアアラー
ムがあり、ドアが開かれた場合に、ブザー等が鳴り響
き、且つ中央制御室や警備室にドアが開放されたことを
知らせる警報を発するように構成されている。
その具体的機構は、第4図に示すように、キャビネット
1の内部に屋根部6の点板6aの直ぐ下方にアラームスイ
ッチ3を取付け、これを作動させるためのアクチュエー
タ4を前方に突出させている。このアクチュエータ4の
先端は観音開きのドア5の内側から内部に向かって凸設
された突起6と係合可能な位置関係に設置されている。
ドア5が閉じられ場合には、突起6がアクチュエータ4
を後方に押してスイッチを不作動位置に維持している
が、ドア5が開かれると両者の係合が解除され、スイッ
チは内蔵するスプリングの作用によって前方に突出して
作動位置を占める。これによってアラームスイッチ3が
作動し、警報を発する。
〔考案が解決しようとする課題〕
この方式によれば、アラームスイッチがキャビネットの
収容空間内に飛び出して設置されているので、それの後
方の空間はデッドスペースとなり、実質的にキャビネッ
トの内容積を減少させる欠点があった。又、アラームス
イッチが剥き出しになっているため、キャビネット内部
に収容されている機器類の修理・交換作業の際に邪魔に
なったり、衝突によって破損する恐れもあった。
本考案はこのような従来技術における問題点を解決し、
キャビネット内部の収容空間を有効に利用でき且つ破損
の恐れの少ないドアアラーム機構を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ちこの目的は、通信機器等を収容するための屋外キャ
ビネットの屋根部の前面に設けられた、開きドアの上縁
の折り曲げ部が入り込むように構成された雨滴侵入防止
用凹部の後方にアラームスイッチを設置し、該スイッチ
のアクチュエータを前方に突出させてその先端を前記凹
部の前壁に設けた開口から前方に露出させ、ドアを閉じ
た場合に前記折り曲げ部が前記アクチュエータに接触し
てこれを後方に押し込んでスイッチを不作動位置に維持
し、ドアを開いた場合に前記折り曲げ部が前記アクチュ
エータから離れ、スイッチに内蔵されたスプリングの付
勢力によってスイッチを作動位置に維持するように構成
したことを特徴とする屋外キャビネットのドアアラーム
機構によって達成される。
〔作用〕
ドアを閉じた場合には、ドアの折り曲げ部の後端がスイ
ッチのアクチュエータの前端に係合してこれを押し込
み、これを不作動位置に維持するので警報は出されな
い。しかし、ドアが開かれると、係合突起はアクチュエ
ータから離れ、解放されたアクチュエータはスイッチに
内蔵されているスプリングの付勢力によって作動位置に
移動し、アラームスイッチを作動させて警報を発する。
なお、この状態で更にアクチュエータを前方に引っ張る
とスイッチは再び不作動位置を占めるので警報は停止す
る。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案のドアアラーム機構を取付け部分を示す
キャビネットの一部正面図、第2図は同じくドアアラー
ム機構の概略を示すキャビネットの部分側断面図であ
る。
本考案が適用されるキャビネット1は、例えば2枚のド
ア5が中央部から観音開きに開く形式のものであり、ア
ラームスイッチ3は屋根部6の前面2にキャビネットの
巾方向に設けられた凹部7の後方に設置されている。こ
の凹部7は、雨滴等が天板14とドア5との隙間を通じて
キャビネットの内部に侵入しないように、ドアの閉鎖時
にドア5の上縁に設けられた水平折り曲げ部5aが入り込
むためのものである。スイッチ3を作動させるためのア
クチュエータ4は、ストロークガイド8にスライド自在
に支持されてスイッチ3から前方に突出し、その先端に
はゴムパッキン9を介してドア接点10が固定され、アク
チュエータ4の延長部を形成している。このドア接点10
の先端は前記屋根部6の前面2に設けられた開口2aを通
じてキャビネット1の外に露出し、ここにゴムパッキン
11を介してカバー12が固定されている。
一方、ドア5の前記折り曲げ部5aの長さは、ドアが閉鎖
された場合に折り曲げ部5aの先端が前記ドア接点10と接
触して、アクチュエータ4を後方に押し、ゴムパッキン
9を凹部7の後壁に押し付けることができるような寸法
に設定されている。この状態でカバー12はゴムパッキン
11を介して開口2aを密着閉鎖し、更に、図示のようにド
ア5の裏面に設けられているゴムパッキン13もキャビネ
ット1の天板14の前縁に密着してドア5との間の隙間を
閉鎖する。このように、ドア5の閉鎖によってキャビネ
ットの内部に通じる開口はゴムパッキンによって完全に
封鎖されると同時に、アラームスイッチ3のアクチュエ
ータ4は中に押し込まれる。なお、カバー12の下縁12a
は斜め下方に前傾しており雨滴等を弾くように構成され
ている。
逆に、ドア5が開かれると折り曲げ部5aがドア接点10か
ら離れ、アクチュエータ4はスイッチ3に内蔵された後
述するスプリング24の付勢力によって一定の距離だけ前
進して所定の位置を占める。
ここで本考案に利用されるアラームスイッチ3の構造に
ついて第3図に基づいて説明する。棒状のアクチュエー
タ4はハウジングの後壁20に穿孔された孔21とストロー
クガイド8に穿孔された孔22を通じて軸方向にスライド
自在に保持されている。該アクチュエータ4の中央部に
は両端が大径で中央が小径をなす鼓型のカム23が固定さ
れている。該カム23と前記後壁20との間にはコイルスプ
リング24が装着され、アクチュエータ4に矢印方向の付
勢力を付与している。カム23の側面には中央に支点Xを
有するレバー25の先端が係合している。前述のようにド
ア5が閉鎖された場合には、ドアの折り曲げ部5aとドア
接点10との接触によってアクチュエータ4はスプリング
24の付勢力に抗して押し込まれ、第3図に鎖線で示す位
置まで後退する。これは上述したアクチュエータ4が中
に押し込まれた状態に相当する。するとレバー25の先端
はカム23の前部領域の大径部に接触した状態で同じく鎖
線の位置を占め、図示しない電気接点を開いてアラーム
を不作動とする。一方、ドア5が開かれると、ドアの折
り曲げ部5aはドア接点10から離れるのでアクチュエータ
4はスプリング24の付勢力によって前方に移動して実線
で示す位置を占める。これは上述したアクチュエータ4
が前進した状態に相当する。これによってレバー25の先
端はカム23の中央領域の小径部に接触した状態で同じく
実線の位置を占め、電気接点を閉じてアラームを作動さ
せる。この鎖線の状態から更にアクチュエータ4を手で
矢印の方向に引っ張ると、レバー25はカム23の後部領域
の大径部に接触して再び実線の位置を占めるので、アラ
ームを解除することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、中継器等を収容するのに使用されるキ
ャビネットの内部空間以外の凹部内にアラームスイッチ
を設置したので、従来のようにキャビネットの内部に利
用不能な無駄なスペースを生じることが無くなる。又、
機器類の交換時にアラームスイッチを破損する事故も無
くなり、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドアアラーム機構の取付け部分を示す
キャビネットの一部正面図、 第2図は同じくドアアラーム機構の概略を示すキャビネ
ットの部分側断面図、 第3図は本考案に利用されるアラームスイッチの構成と
作用を示す平面図、 第4図は従来のドアアラーム機構の概略を示すキャビネ
ットの部分側断面図、 第5図は本考案の適用される屋外キャビネットの外観を
示す斜視図である。 1……キャビネット、2……屋根部の前面、3……アラ
ームスイッチ、4……アクチュエータ、5……ドア、7
……凹部、8……ストロークガイド、9,11,13……ゴム
パッキン、10……ドア接点、12……カバー、14……天
板、23……カム、24……スプリング、25……レバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松永 勝樹 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)考案者 山崎 直哉 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−151785(JP,U) 実開 昭62−58082(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信機器等を収容するための屋外キャビネ
    ット(1)の屋根部の前面(2)に設けられた、開きド
    ア(5)の上縁の折り曲げ部(5a)が入り込むように構
    成された雨滴侵入防止用凹部(7)の後方にアラームス
    イッチ(3)を設置し、該スイッチのアクチュエータ
    (4)を前方に突出させてその先端を前記凹部(7)の
    前壁に設けた開口(2a)から前方に露出させ、ドア
    (5)を閉じた場合に前記折り曲げ部(5a)が前記アク
    チュエータ(4)に接触してこれを後方に押し込んでス
    イッチ(3)を不作動位置に維持し、ドア(5)を開い
    た場合に前記折り曲げ部(5a)が前記アクチュエータ
    (4)から離れ、スイッチ(3)に内蔵されたスプリン
    グ(24)の付勢力によってスイッチ(3)を作動位置に
    維持するように構成したことを特徴とする屋外キャビネ
    ットのドアアラーム機構。
JP1988141893U 1988-11-01 1988-11-01 屋外キャビネットのドアアラーム機構 Expired - Lifetime JPH079425Y2 (ja)

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JP1988141893U JPH079425Y2 (ja) 1988-11-01 1988-11-01 屋外キャビネットのドアアラーム機構

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JPH0263585U JPH0263585U (ja) 1990-05-11
JPH079425Y2 true JPH079425Y2 (ja) 1995-03-06

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JP1988141893U Expired - Lifetime JPH079425Y2 (ja) 1988-11-01 1988-11-01 屋外キャビネットのドアアラーム機構

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JPS62151785U (ja) * 1986-03-17 1987-09-26

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