JPH0794248A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH0794248A
JPH0794248A JP5261953A JP26195393A JPH0794248A JP H0794248 A JPH0794248 A JP H0794248A JP 5261953 A JP5261953 A JP 5261953A JP 26195393 A JP26195393 A JP 26195393A JP H0794248 A JPH0794248 A JP H0794248A
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JP
Japan
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housing
connector member
fitting
plate
press
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JP5261953A
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English (en)
Inventor
Koji Konno
幸司 近野
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Kel Corp
Original Assignee
Kel Corp
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Publication date
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Publication of JPH0794248A publication Critical patent/JPH0794248A/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6581Shield structure
    • H01R13/6582Shield structure with resilient means for engaging mating connector

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気コネクタにおいて、グランドプレートの
構造を簡単にし、グランドプレート間の接続がコネクタ
部材の嵌合ガイドの役割を果たすようにする。 【構成】 この電気コネクタでは、第1コネクタ部材1
の複数のグランドプレート13を別々にかつ同一形状に
形成し、各グランドプレートをハウジング11に保持さ
せる際に弾性接触部13bが千鳥状配列になるようにす
れば足りる。また、第2コネクタ部材2の各グランドプ
レート14は、上記弾性接触部13bが押圧接触するた
めの受圧接触面23eを有するように一枚の板状に形成
すれば足りる。また、両コネクタ部材1,2の嵌合時
に、第1コネクタ部材1において弾性接触部13bを収
容した各収容開口11d′には、第2コネクタ部材2の
各グランドプレート23とともにハウジング21の嵌入
部21dが嵌入され、両ハウジング11,21の位置決
めをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板同士の接続等に用
いられる電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような電気コネクタには、例え
ば、特開平5−205823号公報に提案されているも
のがある。この提案された電気コネクタは、相互に嵌合
する2つのコネクタ部材(以下、第1,第2コネクタ部
材という。)からなり、各コネクタ部材は、ハウジング
と、このハウジングに整列保持された複数のコンタクト
と、これらコンタクトの列に沿って延びるようにハウジ
ングに保持されたグランドプレート(接地板)とから構
成されている。両コネクタ部材が嵌合すると、両コネク
タ部材のコンタクト同士およびグランドプレート同士が
接触する。グランドプレートは基板の接地回路に接続さ
れて各コンタクト間を電気的にシールドするので、コン
タクト間の信号のクロストークが防止され、コンタクト
の高密度配置が可能になる。
【0003】ここで、第1コネクタ部材のグランドプレ
ート(以下、第1グランドプレートという。)は、一枚
の板材から打ち抜き・折り曲げ形成されるものであり、
このハウジングの幅方向中央を挟んで千鳥状二列に配列
される弾性接触片を有する。また、第2コネクタ部材の
グランドプレート(以下、第2グランドプレートてい
う。)も、同様に一枚の板材から形成されるものであ
り、第1コネクタ部材との嵌合時に上記各弾性接触片が
押圧接触する受圧接触部をハウジングの幅方向中央を挟
むよう千鳥状二列に配列してなる。そして、両グランド
プレートを接触させる際には、第1グランドプレートの
弾性接触片の間に第2グランドプレートを織り込むかた
ちとして、両グランドプレートの接続を確実に行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の電気コネクタでは、第2グランドプレートを第1グ
ランドプレートに対して織り込むように嵌合させるため
に両グランドプレートの構造が複雑となり、千鳥状の折
り曲げ加工を必要とする等、製作に手間がかかるという
問題がある。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、グランドプレートの構造を簡単にすると
ともに、グランドプレート同士の接続が両コネクタ部材
の嵌合ガイドの役割を果たすようにした電気コネクタを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の電気コネクタの第1,第2コネクタ部材
は、ハウジングと、このハウジングに整列保持される複
数のコンタクトと、これらコンタクトの列に沿ってハウ
ジングに整列保持される複数のグランドプレートとから
それぞれ構成される。第1コネクタ部材の各グランドプ
レートは、これらグランドプレートの整列面を挟む両側
に千鳥状二列に並んで配置される弾性接触部を有してお
り、第2コネクタ部材の各グランドプレートは、これら
グランドプレートの整列面上に一列に並んで配置される
とともに、第1コネクタ部材との嵌合時に上記各弾性接
触部の押圧接触を受ける受圧接触面を片方の側面に有す
る。さらに、第1コネクタ部材のハウジングに、各弾性
接触部を収容する複数の収容開口が形成されており、第
2コネクタ部材のハウジングに、この第2コネクタ部材
の各グランドプレートを受圧接触面を露出させて支持す
るとともに、第1コネクタ部材との嵌合時に上記各収容
開口に嵌入される複数の嵌入部が形成されている。
【0007】
【作用】このような電気コネクタでは、第1コネクタ部
材の複数のグランドプレートを別々にかつ同一形状に形
成し、各グランドプレートをハウジングに保持させる際
に弾性接触部が千鳥状配列になるようにすれば足りる。
また、第2コネクタ部材の各グランドプレートは、上記
弾性接触部が押圧接触するための受圧接触面を有するよ
うに一枚の板状に形成すれば足りる。このため、両グラ
ンドプレートの構造は簡単であり、製作も容易である。
【0008】また、両コネクタ部材の嵌合時に、第1コ
ネクタ部材において各グランドプレートの弾性接触部を
収容した各収容開口には、第2コネクタ部材の各グラン
ドプレート(受圧接触面を有する部分)とともにハウジ
ングの嵌入部が嵌入される。このため、両ハウジング間
の位置決め精度が増す。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図面を参照
しながら説明する。まず、図1には、本発明に係る電気
コネクタを構成する第1コネクタ部材1を示している。
この第1コネクタ部材1は、電気絶縁材料である樹脂に
より長尺形状に形成された第1ハウジング11と、導電
性金属によりピン形状に形成され、この第1ハウジング
11の幅方向両側に長手方向に整列して保持された2種
類(それぞれ複数)の第1コンタクト12,12′と、
導電性金属により板状に形成され、第1ハウジング11
の幅方向中央に長手方向に整列保持された複数の第1セ
ンターグランドプレート13,13,…と、同じく導電
性金属により板状に形成され、第1ハウジング11の幅
方向両端近傍に整列保持された複数の第1サイドグラン
ドプレート14,14,…とから構成される。
【0010】第1ハウジング11は、図2に詳しく示す
ように、幅方向に切った場合の断面外形がほぼ「凸」形
となるように形成されている。この第1ハウジング11
の上部には、上方に向かって開口するコネクタ受容開口
11aが形成されている。このコネクタ受容開口11a
における幅方向両側の内側面には上下方向に延びるコン
タクト受容溝11bが形成されており、このコンタクト
受容溝11bは、図1に示すように、第1ハウジング1
1の長手方向に並んで複数本形成されている。また、図
2に示すように、第1ハウジング11の上下方向中間部
には、コネクタ受容開口11aの底面11cにおいて開
口するプレート収容開口11dが形成されている。この
プレート収容開口11dは、図1に示すように、第1ハ
ウジング11の長手方向に複数形成されており、複数の
プレート収容開口11d,11d,…は図3に詳しく示
すように、第1センターグランドプレート13の整列面
S1の両側(この図では上側および下側)に交互に偏っ
て、即ち、千鳥状に配設されている。
【0011】また、図2に示すように、第1ハウジング
11の下部における幅方向中央近傍には、上下方向に延
びてそれぞれ幅方向両側のコンタクト受容溝11b,1
1bにつながるコンタクト圧入孔11e,11eが形成
されている。なお、これらコンタクト圧入孔11e,1
1eのうち一方の上部は、プレート収容開口11dの上
記「偏った」側において溝11e′となっている。さら
に、第1ハウジング11の下部における幅方向中央に
は、上下方向に延びるセンタープレート圧入孔11gが
形成されている。このセンタープレート圧入孔11g
も、第1ハウジング11の長手方向に複数形成されてお
り、各センタープレート圧入孔11gは、各プレート収
容開口11dの底面11fにて開口している。なお、こ
の開口近傍は、プレート収容開口11dの底面11fに
おける上記「偏った」側とは反対側の部分11f′を一
段下げるように幅広に形成されている。
【0012】また、第1ハウジング11の下部における
幅方向両端近傍には、上下方向に延びるサイドプレート
圧入孔11h,11hが形成されている。これらサイド
プレート圧入孔11h,11hも第1ハウジング11の
長手方向に複数形成されており、第1ハウジング11の
外壁部11i,11iの外側面には、各サイドプレート
圧入孔11hにつながって外壁部11iの中間高さ位置
まで延びるサイドプレート受容溝11jが形成されてい
る。
【0013】なお、図1から分かるように、第1ハウジ
ング11の長手方向両端には、第2コネクタ部材2のハ
ウジングと嵌合する嵌合部11kが形成されている。
【0014】一方の第1コンタクト12は、図4(A)
に詳しく示すように、上下方向中間部においてまっすぐ
延びる圧入部12aと、この圧入部12aから先細りに
なりながら上方に延びる弾性接触部12bと、圧入部1
2aから下方にまっすぐ延びるリード部12cとを有し
て構成されている。圧入部12aには、前面(図では右
側の面)に若干突出する圧入突起12dが形成されてお
り、また、弾性接触部12bの上端には、前面に向かっ
て半円状に突出する凸部12eが形成されている。
【0015】なお、他方の第1コンタクト12′は、図
4(B)に詳しく示すように、リード部12c′に後方
への折り曲げを加えた以外は上記第1コンタクト12と
同様に形成されているので、同様の部分については第1
コンタクト12と同符号を付して説明に代えるものとす
る。
【0016】第1センターグランドプレート13は、図
5(A)に示すように、まず、複数個がキャリアC1に
よって一括支持された状態に板材を打ち抜いた後、プレ
スによる折り曲げ加工が行われて形成される。各第1グ
ランドプレート13は、図5(B)に示すように、水平
方向中間部において延びる圧入部13aと、この圧入部
13aから上・下・上の順に折り曲げられながら左方に
延びる弾性接触部13bと、圧入部13aから右方にま
っすぐ延びるリード部13cとを有している。なお、圧
入部13aには、下方に突出する圧入突起13dが形成
されている。
【0017】ここで、図5(B)に示すように、折り曲
げ加工の際には、隣合う第1センターグランドプレート
13,13が上下逆方向に折り曲げられる。このため、
この図において奥側に表されている第1センターグラン
ドプレート13では、弾性接触部13b′が圧入部(1
3a′:図5(A)参照)から下・上・下の順に折り曲
げられながら左方に延び、圧入突起13dが上方に突出
することになる。なお、各第1センターグランドプレー
ト13とキャリアC1とをつなぐブリッジB1(B
1′)は、弾性接触部13b(13b′)の上下折り曲
げに合わせて折り曲げられている。
【0018】第1サイドグランドプレート14は、図1
に示すように、幅広の板状に形成されており、下部には
下方にまっすぐ延びる幅狭のリード部14aを有して構
成されている。
【0019】これら各部品から第1コネクタ部材1を組
み立てるには、まず、第1ハウジング11の各コンタク
ト圧入孔11eに、2種類の第1コンタクト12,1
2′を、第1ハウジング11の長手方向交互に並ぶよう
に、各圧入孔11eの下側から挿入する。この際、各第
1コンタクト12,12′の凸部12eをコネクタ受容
開口11aの内側に向かせる。こうして、各第1コンタ
クト12,12′の圧入部22aが圧入孔11eに圧入
されることにより、各弾性接触部12bがコンタクト受
容溝11b内に受容され、かつリード部12c,12
c′が第1ハウジング11の下方に突出した状態で、各
第1コンタクト12,12′は第1ハウジング11に整
列保持される。
【0020】次に、第1ハウジング11の各センタープ
レート圧入孔11gに、第1センタープレート13を、
圧入孔11gの上方から挿入する。この際、全ての第1
センタープレート13,13,…を、キャリアC1に保
持した状態のまま各圧入孔11gに挿入して、挿入作業
の効率化を図ることができる。こうして、各第1センタ
ープレート13の圧入部13a,13a′が圧入孔11
gに圧入されることにより、各弾性接触部13b,13
b′がプレート収容開口11d内に収容され、かつリー
ド部13c,13c′が第1ハウジング11の下方に突
出した状態で、各第1センタープレート13は第1ハウ
ジング11に整列保持される。なお、第1センタープレ
ート13の挿入後、ブリッジB1,B1′は図5(A)
に示すカットラインD1の部分でカットされる。これに
より、各第1センターグランドプレート13はキャリア
C1から切り離される。
【0021】また、各第1センタープレート13を保持
した第1ハウジング11を平面視すると図3のようにな
る。この図から分かるように、各第1センタープレート
13の弾性接触部13b,13b′は、これら第1セン
タープレート13の整列面S1を挟むように千鳥状二列
に配置される。
【0022】さらに、第1ハウジング11の各サイドプ
レート圧入孔11hに、第1サイドグランドプレート1
4をこの圧入孔11hの下方から圧入する。この第1サ
イドグランドプレート14は、上部がサイドプレート受
容溝11j内に受容され、かつ外側面が露出した状態で
第1ハウジング11に保持される。
【0023】図6には、本発明に係る電気コネクタを構
成する第2コネクタ部材2を示している。この第2コネ
クタ部材2も、第1コネクタ部材1と同様に、第2ハウ
ジング21と、2種類(それぞれ複数)の第2コンタク
ト22,22′と、複数の第2センターグランドプレー
ト23,23,…と、複数の第2サイドグランドプレー
ト24,24,…とから構成される。
【0024】第2ハウジング21は、図7に詳しく示す
ように、幅方向に切った場合の断面外形がほぼ「凹」形
となるように形成されている。この第2ハウジング21
の上部から上下方向中間部には、上方に向かって開口す
るコネクタ受容開口21aが形成されている。このコネ
クタ受容開口21aにおける幅方向中央には、この受容
開口21の底面21bから第2ハウジング21の上下方
向中間部に延びる嵌合突起21cが形成されている。こ
の嵌合突起21cの幅方向両側には、上下方向に延びる
コンタクト受容溝21eが形成されており、このコンタ
クト受容溝21eは、図6に示すように、第2ハウジン
グ21の長手方向に並んで複数本形成されている。
【0025】ここで、嵌合突起21cおよび第2ハウジ
ング12の下部における幅方向中央には、上下方向に延
びるセンタープレート圧入孔21gが形成されている。
このセンタープレート圧入孔21gは、第2ハウジング
21の長手方向に複数形成されている。そして、嵌合突
起21cは、このセンタープレート圧入孔21gを境に
して幅方向両側に2分割されたかたちになっている。こ
のように2分割された嵌合突起21cの一方の部分は、
さらに第2ハウジング21の上端近傍まで延びている。
以下、この延長部分を嵌入部21dという。各嵌入部2
1dは、図6から分かるように、隣合う2本のコンタク
ト受容溝21eを含む幅(ここでは、第2ハウジング2
1の長手方向寸法)を有しており、図8に示すようにセ
ンターグランドプレート23の整列面S2を挟んで千鳥
状2列に整列配置されている。
【0026】また、図7に示すように、第2ハウジング
21の下部における幅方向中央近傍には、上下方向に延
びてそれぞれ幅方向両側のコンタクト受容溝21e,2
1eにつながるコンタクト圧入孔21f,21fが形成
されている。さらに、第1ハウジング11の下部におけ
る幅方向両端近傍には、上下方向に延びて、コネクタ受
容開口21aの底面21bにおける幅方向両端近傍にて
開口するサイドプレート圧入孔21h,21hが形成さ
れている。これらコンタクト圧入孔21fおよびサイド
プレート圧入孔21hは、第2ハウジング21の長手方
向に複数形成されている。
【0027】なお、図6から分かるように、第2ハウジ
ング21の長手方向両端には、第1コネクタ部材1にお
ける第1ハウジング11と嵌合する嵌合部21kが形成
されている。
【0028】一方の第2コンタクト22は、図9(A)
に詳しく示すように、上下方向中間部においてまっすぐ
延びる圧入部22aと、この圧入部22aから上方にま
っすぐ延びる接触部22bと、圧入部22aから下方に
まっすぐ延びるリード部22cとを有して構成されてい
る。圧入部22aには、前面(図では左側の面)に若干
突出する圧入突起22dが形成されており、また、接触
部22bの上端前面には、斜め上を仰ぐように面取り部
22eが形成されている。なお、他方の第2コンタクト
22′は、図9(B)に詳しく示すように、リード部2
2c′に前方への折り曲げを加えた以外は、上記第2コ
ンタクト22と同様に形成されているので、同様の部分
については第2コンタクト22と同符号を付して説明に
代えるものとする。
【0029】第2センターグランドプレート23は、図
10(A)に示すように、複数個がキャリアC2によっ
て一括支持された状態に板材を打ち抜いて形成される。
各第2センターグランドプレート23は、図10(B)
に示すように、水平方向中間部においてまっすぐ延びる
圧入部23aと、この圧入部13aからまっすぐ左方に
延びる接触部13bと、圧入部23aから右方にまっす
ぐ延びるリード部23cとを有している。なお、図10
(A)中左右のプレート23,23における各圧入部2
3aには、同(B)に示すように下方に若干突出する圧
入突起23dが形成される。一方、これらに挟まれた中
央のプレート23の圧入部23a′には上方に若干突出
する圧入突起23d′が形成されている。このように、
各第2センターグランドプレート23では、一つおきに
圧入突起23d,23d′の突出方向が異なっている。
なお、各第2センターグランドプレート23とキャリア
C2とはブリッジB2を介してつながっている。
【0030】第2サイドグランドプレート24は、図6
に示すように、上部が幅広の板状に形成されており、下
部に下方にまっすぐ延びる幅狭のリード部24aを有し
て構成されている。なお、上部中央にはコイニング加工
によって表面に半球状に突出した凸部24bが形成され
ている。
【0031】これら各部品から第2コネクタ部材2を組
み立てるには、まず、第2ハウジング21の各コンタク
ト圧入孔21fに、2種類の第2コンタクト22,2
2′を、第2ハウジング21の長手方向交互に並ぶよう
に、各圧入孔21fの下側から挿入する。この際、各第
2コンタクト22,22′の面取り部22eをコネクタ
受容開口21aの内側に向かせる。こうして、各第2コ
ンタクト22,22′の圧入部22aが圧入孔21fに
圧入されることにより、各接触部22bがコンタクト受
容溝21e内に受容され、かつリード部22c,22
c′が第2ハウジング21の下方に突出した状態で、各
第2コンタクト22,22′は第2ハウジング21に整
列保持される。
【0032】次に、各センタープレート圧入孔21gに
各第2センタープレート23を、この圧入孔21gの下
方から挿入する。この際、第2センタープレート23
は、キャリアC2に保持された状態のまま圧入孔21g
に挿入される。こうして、圧入部23a,23a′が圧
入孔11gに圧入されることにより、各第1センタープ
レート13は、各接触部23b,23b′の一方の側面
(以下、受圧接触面という。)23eが嵌合突起21c
の上方にて露出し、他方の側面が嵌入部21dに当接し
た状態で、第2ハウジング21に整列保持される。な
お、各第2センタープレート23は、この挿入後、カッ
トラインD2にてカットされ、キャリアC2から切り離
される。
【0033】また、各第2センタープレート23を保持
した第2ハウジング21を平面視すると図8のようにな
るが、この図から分かるように、各第2センタープレー
ト23の接触部23b,23b′は、整列面S2上に一
列に並んで配置される。そして、複数の受圧接触面23
e,23e,…は、整列面S2の両側(この図では上側
および下側)に交互に面する。
【0034】さらに、各サイドプレート圧入孔21h
に、各第2サイドグランドプレート24をこの圧入孔2
1hの下方から圧入する。この第2サイドグランドプレ
ート24は、上部が第2ハウジング21の外壁21iの
内側面に沿って延びてこの外壁21iに囲まれたコネク
タ受容開口21a内に突出し、かつ凸部24bがコネク
タ受容開口21aの幅方向内方に突出した状態で第2ハ
ウジング21に保持される。
【0035】以上のように組み立てられた第2コネクタ
部材2は、第1コネクタ部材1に図11に示すように嵌
合する。なお、図11は、図6に示した第2コネクタ部
材2を上下逆さにして第1コネクタ部材1に嵌合させた
状態を示している。第2コネクタ部材2の第1コネクタ
部材1に対する嵌合が浅い状態では、第1ハウジング1
1の外側面11iが第2ハウジング21の外壁21iを
嵌合方向に案内するため、第2コネクタ部材2の第1コ
ネクタ部材1に対する大まかな位置決めがなされる。
【0036】そして、嵌合が深くなると、第2ハウジン
グ21の嵌合突起21cが第1ハウジング11のコネク
タ受容開口11a内に挿入されるとともに、第1ハウジ
ング11の外壁部11iが第2ハウジング21のコネク
タ受容開口21a内に挿入される。この際、第2コンタ
クト22の接触部面22bは、第1コンタクト12の弾
性接触部12bを幅方向外側に押し広げるよう弾性変形
させながらこれに接触する。また、第2ハウジング21
の嵌入部21dは、第2センターグランドプレート23
の接触部23bとともに第1ハウジング11のプレート
収容開口11d内に嵌入する。こうして、第1コネクタ
部材1と第2コネクタ部材2との長手方向の最終的かつ
精密な位置決めが行われる。
【0037】各プレート収容開口11d内に挿入された
各第2センターグランドプレート23の受圧接触面23
eは、各第1センターグランドプレート13の弾性接触
部13b(13b′)を、プレート収容開口11dの内
側面11d′に近付く方向に弾性変形させながらこれに
接触する。
【0038】そして、図12に示すように、第2センタ
ーグランドプレート23,23,…の接触部23b,2
3b,…には、各弾性接触部13b(13b′)から長
手方向交互に、長手方向軸Lの両側からの挟持力(弾性
力)Fが作用する。このため、各第2センターグランド
プレート23を保持する第2ハウジング21は、その幅
方向中心が第2ハウジング11の幅方向中心から偏るこ
となく位置決めされる。また、第2サイドグランドプレ
ート24は凸部24bにおいて、第1サイドグランドプ
レート14に接触する。こうして、両コネクタ部材1,
2はしっかり結合される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電気コネク
タでは、第1コネクタ部材の複数のグランドプレートを
別々に同一形状に形成しておき、各グランドプレートを
ハウジングに保持させる際に、これらグランドプレート
の弾性接触部を千鳥状に配列する。また、第2コネクタ
部材の各グランドプレートを、上記弾性接触部が押圧接
触するための受圧接触面を有するように、例えば、一枚
の板状に形成する。このため、両グランドプレートの構
造を簡単にすることができ、これらグランドプレートを
容易に製作することができる。
【0040】また、両コネクタ部材の嵌合時には、第1
コネクタ部材において各グランドプレートの弾性接触部
を収容した各収容開口に、第2コネクタ部材の各グラン
ドプレートとともにハウジングの嵌入部が嵌入される。
このため、両ハウジング間の最終的かつ精密な位置決め
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタを構成する第1コネ
クタ部材の斜視図である。
【図2】上記第1コネクタ部材のハウジングの側面断面
図である。
【図3】上記第1コネクタ部材の平面概略図である。
【図4】(A),(B)とも上記第1コネクタ部材のコ
ンタクトの側面図である。
【図5】(A)は上記第1コネクタ部材のグランドプレ
ートの平面図であり、(B)は同側面図である。
【図6】上記電気コネクタを構成する第2コネクタ部材
の斜視図である。
【図7】上記第2コネクタ部材のハウジングの側面断面
図である。
【図8】上記第2コネクタ部材の平面概略図である。
【図9】(A),(B)とも上記第2コネクタ部材のコ
ンタクトの側面図である。
【図10】(A)は上記第2コネクタ部材のグランドプ
レートの平面図であり、(B)は同側面図である。
【図11】上記第1コネクタ部材と第2コネクタ部材の
嵌合状態を示す側面図である。
【図12】上記嵌合状態における上記両コネクタ部材の
グランドプレート間の当接を示した概念図である。
【符号の説明】
1 第1コネクタ部材 11 第1ハウジング 11d プレート収容開口 12,12′ 第1コンタクト 13 第1センターグランドプレート 13b 弾性接触部 14 第1サイドグランドプレート 2 第2コネクタ部材 21 第2ハウジング 21d 嵌入部 22,22′ 第2コンタクト 23 第2センターグランドプレート 23e 受圧接触面 24 第2サイドグランドプレート S1,S2 (グランドプレート)の整列面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングに整列保
    持される複数のコンタクトと、これらコンタクトの列に
    沿って前記ハウジングに整列保持される複数のグランド
    プレートとからそれぞれ構成され、相互に嵌合する第1
    コネクタ部材および第2コネクタ部材からなる電気コネ
    クタにおいて、 前記第1コネクタ部材の前記複数のグランドプレートは
    それぞれ、これらグランドプレートの整列面を挟む両側
    に千鳥状二列に並んで配置される弾性接触部を有してお
    り、 前記第2コネクタ部材の前記複数のグランドプレートは
    それぞれ、これらグランドプレートの整列面上に一列に
    並んで配置されるとともに、前記第1コネクタ部材との
    嵌合時に前記各弾性接触部の押圧接触を受ける受圧接触
    面を片方の側面に有しており、 前記第1コネクタ部材のハウジングに、前記各弾性接触
    部を収容する複数の収容開口が形成されており、 前記第2コネクタ部材の前記ハウジングに、この第2コ
    ネクタ部材の前記各グランドプレートを前記受圧接触面
    を露出させて支持するとともに、前記第1コネクタ部材
    との嵌合時に前記各収容開口に嵌入される複数の嵌入部
    が形成されていることを特徴とする電気コネクタ。
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