JPH0794242B2 - 包装機におけるセンターシール装置 - Google Patents

包装機におけるセンターシール装置

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JPH0794242B2
JPH0794242B2 JP1300400A JP30040089A JPH0794242B2 JP H0794242 B2 JPH0794242 B2 JP H0794242B2 JP 1300400 A JP1300400 A JP 1300400A JP 30040089 A JP30040089 A JP 30040089A JP H0794242 B2 JPH0794242 B2 JP H0794242B2
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JP
Japan
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film
center seal
tension
roller
pulley
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JP1300400A
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JPH03162212A (ja
Inventor
清 世古
眞人 畑野
恭宏 柳田
Original Assignee
株式会社フジキカイ
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、包装用のフイルムの性状や送り速度の変更時
等において、フイルム繰り出しローラー、フイルム送り
ローラー及びセンターシールローラーの各ローラー間に
おけるフイルムのテンションの調整が簡単に行うことの
できる包装機におけるセンターシール装置に関する。
(従来の技術) 包装機におけるセンターシール装置において、最適なシ
ール結果を得るには移送中のフイルムに常に適切なテン
ションを付与してフイルムの蛇行を防ぐことが重要であ
る。そのためには、フイルム繰り出しローラー、フイル
ム送りローラー及びセンターシールローラー間の周速比
の調整を適切に行うことが肝要である。
これに関し、フイルムの移送速度がフイルム繰り出しロ
ーラー、フイルム送りローラー、センターシールローラ
ーの順に若干ずつ大きくなるように各ローラー間の周速
比を設定したり、フイルムの伸びを防ぐため、フイルム
に一定値以上のテンションが作用した場合にはスリップ
するように摩擦接合手段等のスリップ手段をローラーの
駆動経路中に介在させておくことが従来から知られてい
る(実開昭50−149465号公報参照)。
(本願発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の技術においてはフイルムのテンシ
ョンについての調整機構が複雑であったり、その操作
性、特に微調整における操作性に問題があった。またフ
イルムの移送速度や各ローラー間の周速比の正確性を期
するため、全てのローラーの駆動を連動機構を介して一
台の駆動用モーターを用いて行うのが一般的であったた
め、その駆動機構が複雑であると同時にコストも高くつ
いた。さらにフイルムの材質によってはシュリンクフイ
ルムのように熱収縮性の場合もあり、この場合にはセン
ターシールローラーの熱によってフイルムが縮んでしま
うため、フイルム送りローラーと該センターシールロー
ラーとの間のスムーズなフイルムの移送に支障をきたす
虞があったがこれに対する対策も十分ではなかった。
本発明は、この点に鑑み、簡単な構成により各種のフイ
ルムの性状に応じてテンションの調整が簡単に行うこと
ができると同時に、熱収縮性のフイルム等、各種のフイ
ルムに対して十分対応のできる包装機におけるセンター
シール装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、フイルム送りローラー、センターシールロー
ラー及び駆動手段をプーリーとベルトからなる伝導装置
を介して連係させるとともに、前記ベルトの張り具合い
を調整する調整手段を設け、この調整手段により前記フ
イルム送りローラーとセンターシールローラーとの間の
フイルムのテンションを調整可能としたことによって、
前記の課題の解決を図つた。
さらに具体化したものとしては、ベルトの張り具合いを
調整する調整手段として変位可能なテンション調整用プ
ーリーを用いたり、ワンウエイクラッチ等の伝導手段を
介してセンターシールローラーの最低回転数を保持する
駆動機構を具備したり、フイルム繰り出しローラーとフ
イルム送りローラーとの周速比やベルトの張り具合いを
調整する調整手段における操作量等の運転条件を記憶演
算する操作部を具備したものが挙げられる。
(作用) 本発明は、以上の構成を採用することにより、簡単な構
成により前記のフイルムのテンションの調整、特にその
微調整における操作性の向上を実現すると同時に、熱収
縮性のフイルム等、各種のフイルムにも十分対応するこ
とを可能とした。
(実施例) まず、包装機の工程の概略について説明すると、第1図
に示すように、被包装物品(1)は供給チェーン等の移
送手段(2)によって製袋器(3)に供給され、他方フ
イルム(4)は原反ロール(5)からフイルム繰り出し
ローラー(6)を介して同製袋器(3)に供給される。
この製袋器(3)において被包装物品(1)は筒状に形
成されたフイルム(4)内に挿入され、フイルム送りロ
ーラー(7)によりセンターシールローラー(8)に移
送され、そこでセンター部をシールされた上、エンドシ
ーラー(9)に移送される。このエンドシーラー(9)
においてフイルム(4)のエンド部がシールされると同
時に切断され、排出コンベアー(10)によって包装完了
品として搬出される。
次に第2図に基づいて本願発明の一実施例について詳細
に説明すると、フイルム送りローラー(7)及びセンタ
ーシールローラー(8)は、センターシール装置本体
(11)に組み込まれ、それぞれ一対のローラーから構成
されている。なお、これら一対のローラーはそれぞれ歯
車等の伝導手段(12)によって連動して回転するように
構成されている。そして、フイルム送りローラー(7)
の一方のローラーには第1駆動軸(13)が固着され、さ
らにこの第1駆動軸(13)には第1プーリー(14)が固
着されている。同様にセンターシールローラー(8)の
一方のローラーには第2駆動軸(15)が固着され、さら
にこの第2駆動軸(15)には第2プーリー(16)が固着
されている。また、第2プーリー(16)の上側には、こ
れにより大径の第3プーリー(17)が設置され、第2駆
動軸(15)又は前記第2プーリー(16)に対して、一方
向のみ回転力を伝える、いわゆるワンウエイクラッチを
介して連結されている。なお、(18)は駆動用第1プー
リー、(19)は駆動用第2プーリー、(20)(21)(2
2)は中間プーリー、(23)はテンション調整用プーリ
ーである。そして第1プーリー(14)、第2プーリー
(16)及び駆動用第1プーリー(18)は第1ベルト(2
4)により連係され、第3プーリー(17)及び駆動用第
2プーリー(19)は第2ベルト(25)により連係されて
いる。第2プーリー(16)の外周面は適度の滑りを許容
する面に形成されているため、第2プーリー(16)に所
定の抵抗力が作用すると第2プーリー(16)及び第1ベ
ルト(24)間に所定量の滑りが生じることになる。(2
6)は一端をピン(27)により揺動自在に支持され、他
端にテンション調整用プーリー(23)を回転自在に支持
したテンション調整用レバーで、テンション調整用ハン
ドル(28)を具備した螺子(29)がこれに螺合してい
る。そして、このテンション調整用ハンドル(28)は、
手動方式でも、あるいはモーターによる駆動方式でもよ
く、特に後者の場合には操作部(32)等における記憶演
算結果により自動制御することも可能である。(30)
は、フイルム繰り出しローラー(6)用の駆動用モータ
ーとは別個に設けたフイルム送りローラー(7)及びセ
ンターシールローラー(8)用の駆動用モーターで、各
種のモーターが用いられ、インバーター装置等の回転数
制御装置(31)によって制御される。(32)は回転数制
御装置(31)の操作部で、内部に記憶演算装置を備える
ことにより、フイルムの性状等に応じた各品種毎のフイ
ルム繰り出しローラー(6)に対するフイルム送りロー
ラー(7)の周速比等の運転条件に関する適正値を記憶
設定して、これに基づいて品種名あるいは周速比等を入
力するのみで駆動用モーター(30)の適正回転数を演算
表示させたり、自動制御したりすることが可能となる。
さらに、この操作部(32)は、テンション調整用ハンド
ル(28)のモーター駆動方式における操作部として兼用
することも可能で、この場合には品種名等を入力するの
みで該操作部(32)による記憶演算結果に基づいてテン
ション調整用ハンドル(28)を自動制御することも可能
となる。
次に、この実施例の操作の仕方に関して説明すると、被
包装物品の変更時等において対象となる被包装物品の品
種が決定されると、手動による操作の場合には、作業者
はまずその品種に用いられるフイルムの性状等を考慮し
てフイルムの適切な移送速度及びフイルム繰り出しロー
ラー(6)とフイルム送りローラー(7)との適切な周
速比を操作部(32)の表示結果等により選定し、これに
基づきフイルム繰り出しローラー(6)の回転速度及び
フイルム送りローラー(7)の回転速度をそれぞれの駆
動用モーターによって調整することになる。もちろんこ
の場合、後者の調整は、操作部(32)を操作することに
より行い、回転数制御装置(31)を介して駆動用モータ
ー(30)の回転数制御を行うことにより行う。
一方、この操作を自動的に行う場合には、品種名あるい
は前記の選定された周速比を操作部(32)に入力するの
みで、この操作部(32)の内部の記憶演算装置が回転数
制御装置(31)を介して自動的に駆動用モーター(30)
の回転数制御を行うことになる。いずれにしてもこの駆
動用モーター(30)はフイルム繰り出しローラー(6)
用の駆動用モーターとは別個独立に設置したので、周速
比等の選定及び調整がきわめて自由かつ容易に行えるよ
うになった。
次に、フイルム送りローラー(7)とセンターシールロ
ーラー(8)間のフイルムのテンションの調整について
説明すると、この調整はテンション調整用ハンドル(2
8)の操作によって簡単に行うことができる。すなわち
テンション調整用ハンドル(28)を回動することにより
テンション調整用レバー(26)を揺動させると、テンシ
ョン調整用プーリー(23)の位置が変位するため、第1
ベルト(24)の張り具合いが容易に調整される。する
と、前記のように第2プーリー(16)の外周面は適度の
滑りを許容する面で形成されているため、第1ベルト
(24)との間に所定量の滑りが生じる結果、フイルム送
りローラー(7)とセンターシールローラー(8)間の
フイルムのテンションが調整されることになる。なお、
この場合、調整をモーター駆動方式を採用し、操作部
(32)による記憶演算結果を用いて行う場合には、品種
名等を入力するのみで以上の調整が自動的に行われるこ
とになる。また、フイルムがシュリンクフイルムの如く
熱収縮性の場合には、第1ベルト(24)の張り具合いを
適度の緩めに調整しておくと、その熱収縮による第2プ
ーリー(16)と第1ベルト(24)との間の滑りによって
センターシールローラー(8)の周速はフイルム送りロ
ーラー(7)の周速よりむしろ遅く調整されることにな
る。なお、この場合、前記のように第2プーリー(16)
あるいは第2駆動軸(15)に対しては、いわゆるワンウ
エイクラッチを介して大径の第3プーリー(17)が連結
されているため、センターシールローラー(8)の回転
速度が所定値以下に低下すると、前記のワンウエイクラ
ッチを介して第3プーリー(17)の回転力が伝達される
ことになる。したがって、センターシールローラー
(8)の回転数は所定の最低回転数で保持され、それ以
下に下がることはないため、フイルムが熱収縮性の場合
においても、たわみによる蛇行等を起こす虞はない。
(発明の効果) 本発明は、以上の構成に基づき次の効果を得ることがで
きる。
(1)フイルムのテンションの調整をベルトの張り具合
いを調整する調整手段の操作によって行うようにしたの
で、特にその微調整が容易なため、例えば、フイルムが
特に薄手のものや伸張性のある材質の場合においてベル
トの張り具合いを緩めに微妙に微調整する場合等にもフ
イルムに伸びが生じない程度の適度なテンションを付与
することがきわめて容易に実現できる。
(2)ワンウエイクラッチ等の伝導手段を介してセンタ
ーシールローラーの最低回転数を保持する駆動機構を具
備したので、たとえシュリンクフイルムの如く熱収縮性
のフイルムの場合であっても、たわみによる蛇行の虞は
ない。
(3)操作部でベルトの張り具合い等の運転条件を記憶
演算できるようにしたので、品種名あるいは周速比等の
入力のみで、フイルム送りローラー及びセンターシール
ローラーの駆動用モーターの回転数やテンション調整用
ハンドルの操作を自動制御することが可能となるため、
その運転操作が簡単になるばかりでなく、誤操作も防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の包装機全体を示す概念図、第2図は本
発明の一実施例の組立斜視図である。 4……フイルム 6……フイルム繰り出しローラー 7……フイルム送りローラー 8……センターシールローラー 14……第1プーリー、16……第2プーリー 17……第3プーリー 18……駆動用第1プーリー 19……駆動用第2プーリー 23……テンション調整用プーリー 24……第1ベルト、25……第2ベルト 26……テンション調整用レバー 28……テンション調整用ハンドル 30……駆動用モーター、31……回転数制御装置 32……操作部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルム送りローラー、センターシールロ
    ーラー及び駆動手段をプーリーとベルトとからなる伝導
    装置を介して連係させるとともに、前期ベルトの張り具
    合いを調整する調整手段を設け、この調整手段により前
    期フイルム送りローラーとセンターシールローラーとの
    間のフイルムのテンションを調整可能としたことを特徴
    とする包装機におけるセンターシール装置。
  2. 【請求項2】ベルトの張り具合いを調整する調整手段と
    して、変位可能なテンション調整用プーリーを用いた請
    求項1記載の包装機におけるセンターシール装置。
  3. 【請求項3】ワンウエイクラッチ等の伝導手段を介して
    センターシールローラーの最低回転数を保持する駆動機
    構を具備した請求項1記載の包装機におけるセンターシ
    ール装置。
  4. 【請求項4】フイルム繰り出しローラーとフイルム送り
    ローラーとのベルトの張り具合いを調整する調整手段に
    おける操作量等の運転条件を記憶演算する操作部を具備
    した請求項1記載の包装機におけるセンターシール装
    置。
JP1300400A 1989-11-18 1989-11-18 包装機におけるセンターシール装置 Expired - Lifetime JPH0794242B2 (ja)

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JPH03162212A JPH03162212A (ja) 1991-07-12
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TW299296B (ja) * 1994-10-28 1997-03-01 Nippon Seiki Co Ltd
JP3687924B2 (ja) * 1995-05-24 2005-08-24 株式会社イシダ 縦型ピロー包装機

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