JPH0793975A - アドレス変化検出回路 - Google Patents

アドレス変化検出回路

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JPH0793975A
JPH0793975A JP5239520A JP23952093A JPH0793975A JP H0793975 A JPH0793975 A JP H0793975A JP 5239520 A JP5239520 A JP 5239520A JP 23952093 A JP23952093 A JP 23952093A JP H0793975 A JPH0793975 A JP H0793975A
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JP
Japan
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pulse
pulse signal
address
circuit
time
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JP5239520A
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English (en)
Inventor
Koichi Akeyama
浩一 明山
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アドレス変化が短時間に複数発生したとして
も、出力されるパルス信号のパルス時間幅が狭くなって
しまうことを低減する。 【構成】 論理状態変化検出回路12は、アドレス線A
i の論理状態変化時に、パルス時間幅taのパルス信号P
0を出力する。遅延回路14は、前記パルス信号P0を
時間tbだけ遅延させたパルス信号P1を出力する。前記
時間tbは前記パルス時間幅taよりも短いため、前記パル
ス信号P0と前記パルス信号P1とはオーバラップして
おり、OR論理回路16a からは、前記パルス信号P0
のパルス時間幅が拡大されたパルス信号Pが出力され
る。該パルス信号Pのパルス時間幅より短時間でアドレ
ス変化が発生したとしても、前記パルス時間幅taよりも
長ければ、前記パルス信号Pのパルス時間幅が狭くなっ
てしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アドレス線の論理状態
の変化を検出することで、アドレス変化の有無を検出す
るようにしたアドレス変化検出回路(address transiti
on detector回路。以降、ATD回路と称する。)に係
り、特に、1本のアドレス信号線でアドレス変化が短時
間に複数回発生したとしても、出力されるアドレス変化
有りのパルス信号の、そのパルス時間幅が狭くなってし
まうことを少なくすることができるATD回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリでは、メモリアクセスを行
うきっかけとして、アドレスの変化をATD回路で検知
し、そこで生じたパルス信号により、ビット線対やデー
タ線対のチャージイコライズ等を行う回路が多い。
【0003】図8は、従来から用いられているATD回
路の回路図である。
【0004】この図8に示されるATD回路は、アドレ
スバス中の1本のアドレス線Ai の論理状態の変化を検
出することで、該アドレス線Ai に係るアドレス変化の
有無を検出するものである。このATD回路は、遅延回
路14a と、EOR(exclusive OR)論理ゲート28
とにより構成されている。該ATD回路は、前記遅延回
路14a にて遅延された直前の論理状態と、現在の論理
状態とのEOR論理演算を前記EOR論理ゲート28で
行うことによって、前記アドレス線Ai の論理状態の変
化を検出するというものである。該ATD回路は、前記
アドレス線Aiのアドレス変化が検出された場合、アド
レス変化有りのパルス信号P0を出力する。
【0005】図9は、前記ATD回路に用いられる遅延
回路の一例の回路図である。
【0006】この遅延回路は、前記図8に符号14a で
示されるものであり、偶数個のインバータゲート32に
よって構成されている。これらインバータゲート32は
シリアルに接続されている。
【0007】図10は、前記ATD回路の動作を示すタ
イムチャートである。
【0008】このタイムチャートでは、前記アドレス線
Ai の論理状態と、該アドレス線Ai の論理状態が前記
遅延回路14a で遅延されたもの(このタイムチャート
ではAi ′で示される)と、前記パルス信号P0とが示
されている。
【0009】この図10に示される如く、前記アドレス
線Ai にアドレス変化があった場合、前記遅延回路14
a による遅延時間taに相当する期間、該アドレス変化有
りに相当するパルス信号P0が出力される。
【0010】
【発明が達成しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来から用いられているATD回路においては、ア
ドレス変化が1本のアドレス信号線で短時間に複数回発
生した場合、出力されるアドレス変化有りの前記パルス
信号P0の、そのパルス時間幅が狭くなってしまうとい
う問題があった。
【0011】図11は、従来から用いられているATD
回路で、アドレス変化が短時間に複数回発生した場合の
動作を示すタイムチャートである。
【0012】このタイムチャートにおいて、前記遅延回
路14a での前記遅延時間taよりも短い時間間隔で、時
刻 t1 〜 t3 それぞれにおいて、前記アドレス線Ai の
アドレス変化が発生している。
【0013】このようにアドレス変化が短時間に複数回
発生してしまうと、この図11の符号P0に示される如
く、前記遅延時間taよりも狭いパルス時間幅の前記パル
ス信号P0が出力されてしまう。この図11に示される
ような前記アドレス線Ai の、各時刻 t1 〜 t3 でのア
ドレス変化の場合、前記パルス信号P0は、この図11
で符号P0′に示されるようなものを本来期待するよう
な場合がある。
【0014】前記時刻 t1 と前記時刻 t2 との間の時間
間隔も、前記時刻 t2 と前記時刻 t 3 との間の時間間隔
も、いずれも前記遅延時間taよりも短い。このため、前
記時刻 t1 でのアドレス変化に対応するパルス時間幅ta
の前記パルス信号P0と、前記時刻 t2 でのアドレス変
化に対応するパルス時間幅taの前記パルス信号P0と、
前記時刻 t3 でのアドレス変化に対応するパルス時間幅
taの前記パルス信号P0とは連続したものとなるように
期待される。即ち、前記時刻 t1 から、前記時刻 t3
りパルス時間幅ta後までの、この図11の符号P0′に
示されるような比較的長いパルス時間幅のものとなるよ
うに期待される。
【0015】アドレス変化が短時間に複数発生したよう
な場合であっても、このように本来期待されるパルス時
間幅よりも狭いパルス信号がATD回路から出力されて
しまうと、これを入力する他の回路、例えばメモリ等が
誤動作を生じてしまう恐れがある。
【0016】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、アドレス変化が短時間に複数発生し
たとしても、出力されるアドレス変化有りのパルス信号
の、そのパルス時間幅が狭くなってしまうことを少なく
することができるアドレス変化検出回路を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を達成するための手段】本発明は、アドレス線の
論理状態の変化を検出することで、アドレス変化の有無
を検出するようにしたアドレス変化検出回路において、
少なくとも1本のアドレス線を入力し、アドレス線の論
理状態変化時に、パルス時間幅taのパルス信号P0を出
力する論理状態変化検出部と、前記パルス信号P0を時
間tb(tb<ta)だけ遅延させたパルス信号P1を出力す
る遅延回路と、前記パルス信号P0と前記パルス信号P
1との論理和により生成されるパルス信号Pを出力する
パルス合成延長OR論理回路とを備えたことにより、前
記課題を達成したものである。
【0018】更に、前記アドレス変化検出回路におい
て、前記論理状態変化検出部の出力を入力とする、合計
m 個の直列接続された遅延回路を有し、前記パルス合成
延長OR論理回路が、直列接続されるこれら遅延回路
の、入力及び各接続点及び出力から得られる合計(m +
1)個のパルス信号P0〜Pm の論理和を演算するもの
であることにより、前記課題を達成すると共に、必要と
される遅延回路等がより少ない、より最適化された回路
構成としたものである。
【0019】更に、前記アドレス変化検出回路におい
て、前記論理状態変化検出部が、1本のアドレス線を入
力し、そのアドレス線の論理状態変化時に、パルス時間
幅taのパルス信号Pxiを出力する論理状態変化検出回路
を、当該論理状態変化検出部に入力するアドレス線の本
数n 本だけ、合計n 個備え、又、前記論理状態変化検出
回路それぞれが出力する前記パルス信号Px 0〜Pxi〜
Px (n −1)を入力し、合計n 本のこれらパルス信号
Px 0〜Px (n −1)の論理和により生成される前記
パルス信号P0を出力するアドレス変化OR論理回路を
有していることにより、同様に前記課題を達成したもの
である。
【0020】
【作用】例えば、前記図8に示される従来から用いられ
るATD回路において、アドレス変化が短時間に複数発
生してしまうと、前述のように、出力されるアドレス変
化有りのパルス信号の、そのパルス時間幅が狭くなって
しまう。アドレス変化有りのパルス信号のそのパルス時
間幅がこのように狭くなってしまうのは、アドレス変化
が発生した時ATD回路から出力されるパルス信号P0
のパルス時間幅taよりも短い短時間で、複数回アドレス
変化が発生してしまう場合である。本願発明は、このよ
うな点に着目して成されたものである。
【0021】このため、本発明では、その論理状態変化
検出部にて生成される、アドレス変化が発生した際の、
前記パルス信号P0のパルス時間幅taを短くするように
している。これによって、アドレス変化が短時間に複数
発生したとしても、短くされた前記パルス時間幅taより
は長い時間間隔で発生した場合には、そのアドレス変化
有りに対応してATD回路から出力されるパルス信号の
パルス時間幅が狭くなってしまうことがない。
【0022】又、本発明においては、前記論理状態変化
検出部にて出力される前記パルス信号P0の前記パルス
時間幅taを短くする一方、遅延回路及びパルス合成延長
OR論理回路によって、前記パルス信号P0を延長した
パルス信号Pを生成するようにしている。即ち、前記遅
延回路にて、前記パルス信号P0を時間tbだけ遅延させ
たパルス信号P1を得ると共に、前記パルス合成延長O
R論理回路にて、前記パルス信号P0と前記パルス信号
P1との論理和により、前記パルス信号P0のパルス時
間幅を拡張した前記パルス信号Pを得るようにしてい
る。
【0023】この時、前記遅延回路にて前記パルス信号
P0を遅延させる前記遅延時間tbは、前記論理状態変化
検出部から出力される前記パルス信号P0の前記パルス
時間幅ta以下となっている。
【0024】以上説明した通り、本発明においては、前
記論理状態変化検出部にて出力される前記パルス信号P
0のパルス時間幅taを短縮することが可能であり、比較
的短時間にアドレス変化が生じたとしても、従来のよう
な、アドレス変化有りのパルス信号Pのそのパルス時間
幅が狭くなってしまうことを少なくすることができる。
【0025】例えば、本発明にて用いられる前記遅延回
路を合計10個用いるようにし、又これら遅延回路を直
列接続することで、従来に比べ、前記論理状態変化検出
部での前記パルス時間幅taをほぼ1/10にすることが
でき、アドレス変化有りのパルス信号の、そのパルス時
間幅が狭くなってしまうことを効果的に少なくすること
ができる。
【0026】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0027】図1は、本発明が適用されたATD回路の
第1実施例の回路図である。
【0028】この図1に示されるATD回路は、アドレ
スバス中の所定の1本のアドレス線Ai を入力し、該ア
ドレス線Ai の論理状態の変化を検出することで、アド
レス変化の有無を検出するものである。該ATD回路
は、そのアドレス変化有りの検出時には、パルス時間幅
tcのパルス信号Pを出力する。該ATD回路は、論理状
態変化検出回路12と、遅延回路14と、パルス合成延
長OR論理回路16a とにより構成されている。
【0029】前記論理状態変化検出回路12は、本発明
の論理状態変化検出部として用いられる。
【0030】本第1実施例において、又後述する第2実
施例〜第4実施例においても、該論理状態変化検出回路
12は、従来から用いられているATD回路を用いるこ
とができる。
【0031】前記遅延回路14は、前記パルス信号P0
を入力し、該パルス信号P0を時間tbだけ遅延させたパ
ルス信号P1を出力する。この時間tbは、前記論理状態
変化検出部、即ち前記論理状態変化検出回路12から出
力される前記パルス信号P0のパルス時間幅taより短い
時間である。
【0032】前記パルス合成延長OR論理回路16a
は、2入力OR論理回路である。該パルス合成延長OR
論理回路16a は、前記パルス信号P0と前記パルス信
号P1との論理和によりパルス信号Pを生成する。前記
遅延回路での遅延時間tbは、前記パルス信号P0のパル
ス時間幅taより短い時間とされているので、該パルス合
成延長OR論理回路16a でのこのような論理和によ
り、結果として前記パルス信号P0のパルス時間幅が拡
大された前記パルス信号Pを得ることができる。該パル
ス信号Pのパルス時間幅は、(ta+tb)となる。
【0033】図2は、前記第1実施例の動作を示すタイ
ムチャートである。
【0034】この図2のタイムチャートでは、前記アド
レス線Ai の論理状態と、前記パルス信号P0及びP1
と、本実施例のATD回路から最終的に出力される前記
パルス信号Pとが示されている。
【0035】まず、時刻 t1 にて、前記アドレス線Ai
の論理状態が変化し、アドレス変化が発生する。即ち、
該時刻 t1 において、前記アドレス線Ai の論理状態
が、L状態からH状態へと立ち上がる。これに伴って、
前記論理状態変化検出回路12からは、前記パルス時間
幅taの前記パルス信号P0が出力される。該パルス信号
P0は前記パルス合成延長OR論理回路16a に入力さ
れていると共に、前記遅延回路14にも入力されてい
る。
【0036】続いて、時刻 t2 、即ち前記時刻 t1 から
前記時間tbの後には、前記遅延回路14は、パルス時間
幅taのパルス信号P1を出力する。この時、前記時間tb
は前記パルス時間幅taよりも短いため、前記パルス信号
P0と前記パルスP1とは、一部オーバラップすること
となる。従って、本実施例のATD回路からの出力、即
ち前記パルス合成延長OR論理回路16a にてなされる
前記パルス信号P0と前記パルス信号P1との論理和
は、この図2にも示される如く、そのパルス時間幅が
(ta+tb)の前記パルス信号Pとなる。
【0037】以上説明した通り、本第1実施例のATD
回路によれば、当該ATD回路から出力される前記パル
ス信号Pの要求されるパルス時間幅tcに対して、前記論
理状態変化検出回路12から出力される前記パルス信号
P0の前記パルス時間幅taを短くすることができる。従
って、前記アドレス線Ai でのアドレス変化発生の時間
間隔が前記時間幅tcより短かったとしても、前記パルス
時間幅taよりも長い場合には、最後のアドレス変化から
(ta+tb)の時間はパルスに切れ目の生じない、前記パ
ルス信号Pを得ることができる。即ち、該パルス信号P
のパルス時間幅が狭くなってしまうことはない。
【0038】なお、本実施例において、前記時間幅(ta
+tb)は、前記パルス時間幅tcに対応するものである。
即ち、該パルス時間幅tcに従って、前記パルス時間幅ta
や前記時間tbが定められる。
【0039】図3は、本発明が適用されたATD回路の
第2実施例の回路図である。
【0040】この第2実施例のATD回路は、アドレス
バス中の所定の1本のアドレス線Ai のアドレス変化の
有無を検出するものである。該ATD回路は、アドレス
変化有りの検出時には、パルス時間幅tcのパルス信号P
を出力する。
【0041】該ATD回路は、前記論理状態変化検出回
路12と、合計m 個の前記遅延回路14と、パルス合成
延長OR論理回路16b とにより構成されている。
【0042】即ち、本第2実施例は、前記第1実施例の
遅延回路14と同等のものを、複数個、即ち合計m 個直
列接続するようにしている。又、前記パルス合成延長O
R論理回路16b については、直列接続されるこれら遅
延回路14の、入力及び各接続点及び出力から得られる
(m +1)のパルス信号P0〜Pm の全ての論理和を演
算するものとなっている。即ち、該パルス合成延長OR
論理回路16b は、合計(m +1)の入力を有するOR
論理回路であり、これらそれぞれの入力には、前記パル
ス信号P0〜Pm が入力されている。
【0043】図4は、本第2実施例の動作を示すタイム
チャートである。
【0044】このタイムチャートでは、本第2実施例の
ATD回路に入力される前記アドレス線Ai の論理状態
と、前記論理状態変化検出回路12が出力する前記パル
ス信号P0と、直列接続される第1番目の前記遅延回路
14が出力する前記パルス信号P1と、該パルス信号P
1を入力する第2番目の前記遅延回路14が出力する前
記パルス信号P2と、第(m −1)番目の前記遅延回路
14が出力する前記パルス信号P(m −1)を入力す
る、第m 番目の前記遅延回路14が出力する前記パルス
信号Pm とが示されている。又、該タイムチャートで
は、本第2実施例が最終的に出力する、即ち前記パルス
合成延長OR論理回路16b から出力される前記パルス
信号Pが示されている。
【0045】このタイムチャートにおいて、まず時刻 t
1 では、前記アドレス線Ai のアドレスが変化し、その
論理状態はL状態からH状態へと変化する。これに伴っ
て、該アドレス線Ai に入力する前記論理状態変化検出
回路12は、パルス時間幅taのパルス信号P0を出力す
る。
【0046】時刻 t2 、即ち前記時刻 t1 から時間tbの
後、前記パルス信号P0を入力する第1番目の前記遅延
回路14から、パルス時間幅taの前記パルス信号P1が
出力される。この時、前記論理状態変化検出回路12か
ら出力される前記パルス信号P0のパルスパルス時間幅
taに比べて、前記遅延回路14の遅延時間tbが短くされ
ているため、前記パルス信号P0と前記パルス信号P1
とはオーバラップしている。
【0047】更に、前記パルス信号P1を入力する第2
番目の前記遅延回路14は、前記パルス信号P1を時間
tbだけ遅延させた、パルスパルス時間幅taのパルス信号
P2を出力する。
【0048】以降、第3番目〜第m 番目の前記遅延回路
14それぞれから、それぞれの遅延時間tbだけ信号を遅
延させながら、それぞれ前記パルス信号P3〜Pm を出
力する。又、これらパルス信号P0〜Pm について、第
i 番目のものについては、その1つ前の第(i −1)番
目の信号と、オーバラップするようになっている。即
ち、第i 番目について、パルス信号P(i −1)とパル
ス信号Pi とはオーバラップしており、パルス信号Pi
とパルス信号P(i +1)とはオーバラップしている。
【0049】一方、これら合計(m +1)個の前記パル
ス信号P0〜Pm を入力する前記パルス合成延長OR論
理回路16b は、前記時刻 t1 から、時間(ta+m ×t
b)だけ延長された、連続した前記パルス信号Pを出力
する。
【0050】従って、本第2実施例のATD回路から出
力されるアドレス変化有り時の前記パルス信号Pについ
て、そのパルス時間幅の要求がtcである場合、前記論理
状態変化検出回路12での前記パルスパルス時間幅ta
は、ほぼ前記パルス時間幅tcの1/m まで短縮すること
ができる。従って、前記アドレス線Ai のアドレス変化
の時間間隔が前記パルス時間幅tcよりも短いとしても、
このように複数の前記遅延回路14を用いることで短縮
された前記パルスパルス時間幅taよりも長ければ、アド
レス変化有りの前記パルス信号Pの、そのパルス時間幅
が狭くなってしまうことはない。
【0051】例えば、図5に示されるように、前記アド
レス線Ai のアドレスが短時間に変化する場合であって
も、そのアドレス変化の時間間隔が前記パルスパルス時
間幅taよりも長ければ、本第2実施例から出力される前
記パルス信号Pのそのパルス時間幅は要求される時間幅
通りのものとなる。この図5においては、時刻 t1 での
前記アドレス線Ai の最終的なアドレス変化から、時間
(ta+m ×tb)の期間、前記パルス信号Pが出力される
ようになっている。
【0052】図6は、本発明が適用されたATD回路の
第3実施例の回路図である。
【0053】本第3実施例には、アドレスバスの合計n
本のアドレス線全てについて、それぞれの論理状態の変
化を検出することで、それぞれのアドレス変化の有無を
検出し、この結果に基づいて、これらアドレス線A0〜
A(n −1)全体についてのアドレス変化の有無を検出
するものとなっている。本第3実施例のATD回路は、
前記第1実施例のものを合計n 個用いたものとなってい
る。又、これら第1実施例のものから出力される前記パ
ルス信号PをOR論理回路24へと入力し、最終的なパ
ルス信号Py を得るようにしている。該OR論理回路2
4は、合計n の入力を備え、これら入力全ての論理和を
出力するものとなっている。
【0054】このような本第3実施例によれば、合計n
本の前記アドレス線A0〜A(n −1)全体について、
そのアドレス変化の有無を検出することができる。又、
このようなアドレス変化の有無の検出の際に、前記第1
実施例と同様に本発明を適用し、アドレス変化が短時間
に複数発生したとしても、出力されるアドレス変化有り
のパルス信号Px の、そのパルス時間幅が短くなってし
まうことを少なくすることができる。
【0055】図7は、本発明が適用されたATD回路の
第4実施例の回路図である。
【0056】本第4実施例では、前述の第2実施例にお
いて、アドレスバスの合計n 本のアドレス線A0〜A
(n −1)の全体でのアドレス変化の有無を検出できる
ようにしたものである。本第4実施例では、前記第2実
施例で用いられていた1個の前記論理状態変化検出部
を、合計n 個の前記論理状態変化検出回路12及びアド
レス変化OR論理回路26にて構成したものである。即
ち、本第4実施例では、これら合計n 個の前記論理状態
変化検出回路12及び前記アドレス変化OR論理回路2
6によって、1つの論理状態変化検出部が構成されてい
る。従って、前記アドレス線A0〜A(n −1)の少な
くともいずれか1本の論理状態が変化し、アドレス変化
が発生すると、前記アドレス変化OR論理回路26から
前記パルス信号P0が出力される。
【0057】本第4実施例においては、前述の第3実施
例と同様に、本発明を適用しながら、複数のアドレス
線、即ち前記アドレス線A0〜A(n −1)についてそ
の全体でのアドレス変化の有無を検出することができ
る。更に、本第4実施例によれば、その構成に必要とさ
れる遅延回路をより小規模なものとすることができる。
例えば、前記第3実施例での各アドレス線A0〜A(n
−1)毎に設けられていた前記遅延回路14に対して、
本第4実施例によれば、複数の前記アドレス線A0〜A
(n −1)について共用することができる。例えば、前
記第3実施例において、各アドレス線A0〜A(n −
1)について、1個ずつ前記遅延回路14を用いる場
合、合計n 個の前記遅延回路を必要とするが、本第4実
施例によれば、前記アドレス変化OR論理回路26の出
力に接続される1個のみの前記遅延回路14で同等の性
能を得ることが可能である。このように、本第4実施例
では、前記第3実施例で必要とされる前記遅延回路14
の個数をほぼ1/n まで削減することができ、回路規模
の縮小等の優れた効果を得ることが可能となっている。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ア
ドレス変化が短時間に複数発生したとしても、出力され
るアドレス変化有りのパルス信号Pの、そのパルス時間
幅が狭くなってしまうことを低減することができるとい
う優れた効果を得ることができる。従って、本発明のA
TD回路から、より安定したパルス時間幅の前記パルス
信号Pを得ることができ、該パルス信号Pを入力する、
例えば後段のメモリの動作の安定性をより向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたATD回路の第1実施例の
回路図
【図2】前記第1実施例の動作を示すタイムチャート
【図3】本発明が適用されたATD回路の第2実施例の
回路図
【図4】前記第2実施例の動作を示すタイムチャート
【図5】前記第2実施例でアドレス変化が短時間に複数
発生した場合の動作を示すタイムチャート
【図6】本発明が適用されたATD回路の第3実施例の
回路図
【図7】本発明が適用されたATD回路の第4実施例の
回路図
【図8】従来から用いられているATD回路の回路図
【図9】従来から用いられている前記ATD回路に用い
られる遅延回路の回路図
【図10】従来から用いられる前記ATD回路の動作を
示すタイムチャート
【図11】従来から用いられる前記ATD回路でアドレ
ス変化が短時間に複数発生した場合の動作を示すタイム
チャート
【符号の説明】
12…論理状態変化検出回路 14…遅延回路(本発明が適用された構成要素のもの) 14a …遅延回路(その他のもの) 16a 、16b …パルス合成延長OR論理回路 22…ATD回路(第1実施例のもの) 24…多入力OR論理回路 26…アドレス変化OR論理回路 28…EOR論理回路 32…インバータゲート Ai 、A0〜An …アドレス線 P0〜Pm 、P、Px …パルス信号 ta…パルス時間幅 tb…遅延回路での遅延時間 t1 、 t2 …時刻

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレス線の論理状態の変化を検出するこ
    とで、アドレス変化の有無を検出するようにしたアドレ
    ス変化検出回路において、 少なくとも1本のアドレス線を入力し、アドレス線の論
    理状態変化時に、パルス時間幅taのパルス信号P0を出
    力する論理状態変化検出部と、 前記パルス信号P0を時間tb(tb<ta)だけ遅延させた
    パルス信号P1を出力する遅延回路と、 前記パルス信号P0と前記パルス信号P1との論理和に
    より生成されるパルス信号Pを出力するパルス合成延長
    OR論理回路とを備えたことを特徴とするアドレス変化
    検出回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記論理状態変化検出部の出力を入力とする、合計m 個
    の直列接続された遅延回路を有し、 前記パルス合成延長OR論理回路が、直列接続されるこ
    れら遅延回路の、入力及び各接続点及び出力から得られ
    る合計(m +1)個のパルス信号P0〜Pm の論理和を
    演算するものであることを特徴とするアドレス変化検出
    回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記論理状態変化検出
    部が、 1本のアドレス線を入力し、そのアドレス線の論理状態
    変化時に、パルス時間幅taのパルス信号Pxiを出力する
    論理状態変化検出回路を、当該論理状態変化検出部に入
    力するアドレス線の本数n 本だけ、合計n 個備え、 又、前記論理状態変化検出回路それぞれが出力する前記
    パルス信号Px 0〜Pxi〜Px (n −1)を入力し、合
    計n 本のこれらパルス信号Px 0〜Px (n −1)の論
    理和により生成される前記パルス信号P0を出力するア
    ドレス変化OR論理回路を有していることを特徴とする
    アドレス変化検出回路。
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