JPH0793509A - 図形データ圧縮方法及び図形データ処理装置 - Google Patents

図形データ圧縮方法及び図形データ処理装置

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JPH0793509A
JPH0793509A JP5233944A JP23394493A JPH0793509A JP H0793509 A JPH0793509 A JP H0793509A JP 5233944 A JP5233944 A JP 5233944A JP 23394493 A JP23394493 A JP 23394493A JP H0793509 A JPH0793509 A JP H0793509A
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JP5233944A
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Tomohiro Fukuoka
智博 福岡
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高品質の図形処理に必要な図形データを圧縮し
て不揮発メモリの容量の増加を抑制する。 【構成】解析手段12は、点情報11における各構成要
素の識別コードを解析する。点情報は、(N+n)個の
構成要素により構成され、構成要素にはそれが何番目の
構成要素であるかを示す情報が付加されている。記憶手
段13は、点情報11における(N+n)個の構成要素
を構成要素毎に保持するための(N+n)個の記憶領域
を備えている。記憶手段13は、解析手段12の解析結
果に基づいて、点情報11の各構成要素を対応する各記
憶領域に格納する。選択手段14は、記憶手段13の
(N+n)個の記憶領域に保持されている構成要素を順
次選択して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、図形データ処理を行う
場合に必要な図形の形状を表現するための図形データ圧
縮方法、及び図形データの処理を行う図形データ処理装
置に関する。
【0002】近年の図形データ処理技術の進歩により、
かつては産業用又は医療用機器等において用いられてい
たグラフィックの技術が、民生機器の分野にも進出して
おり、急速な機器のマルチメディア化が進行しつつあ
る。図形データ処理プロセッサの高速化・高機能化に伴
って図形データ処理装置の処理速度も飛躍的な進歩を遂
げつつあり、同時にその品質も大きく向上している。
【0003】
【従来の技術】より高品質な図形データ処理の要求に伴
い、処理に必要なデータの量は膨大なものになりつつあ
る。例えば、パーソナルコンピュータやワードプロセッ
サにおいて用いられるアウトラインフォント技術におい
ても、高品位の文字を生成するためには、より多くの情
報に基づいて複雑な処理を行う必要があり、そのため、
フォントデータには輪郭の座標データのみでなく、各種
の図形データ処理に必要な付加情報(アウトラインフォ
ントでは、ヒント処理と呼ばれる補正処理を行うための
情報が付加されることが多い。これをヒント情報と呼
ぶ。)を用いる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図形データ
処理のための点情報に付加情報が多くなると、フォント
データを格納するために必要な不揮発性メモリ(RO
M)の容量は非常に大きなものとなってしまう。そのた
め、大容量のROMを搭載できないシステムにおいて
は、十分な情報をデータとして持たせることが困難であ
った。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、図形データを圧縮する
ことにより不揮発性メモリの容量の増加を抑制してシス
テムコストを削減できるとともに、図形データを圧縮し
た分、付加情報を付加して高品位の図形データ処理を行
うことができる図形データ処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図3(a)に示すよう
に、図形データは連続した点情報により構成され、各点
情報はe個の構成要素により構成される。構成要素は図
2に示すように、IDフィールド1と、データフィール
ド2とからなる。IDフィールド1にはその構成要素が
点情報の何番目の構成要素であるかを示す情報が格納さ
れる。IDフィールド1のビット数をnとすると、ビッ
ト数nは構成要素数eに対して、e≦2nとなるように
決定される。データフィールド2にはその構成要素の実
体データが格納される。
【0007】図3(a)にはm番目の点情報i及び(m
+1)番目の点情報jが示されている。各点情報i,j
の構成要素はe個である。点情報i,jにおいて対応す
る構成要素の情報が同一である場合には、点情報jにお
けるその構成要素を削除して点情報を構成し、データを
圧縮する。例えば、点情報iの2番目の構成要素及び点
情報jの2番目の構成要素の情報がデータD2であるた
め、図3(b)に示すように、点情報jの2番目の構成
要素が削除される。
【0008】また、図1は図形データ処理装置の原理図
である。解析手段12は、点情報11における各構成要
素の識別コードを解析する。記憶手段13は、点情報1
1における(N+n)個の構成要素を構成要素毎に保持
するための(N+n)個の記憶領域を備えている。記憶
手段13は、解析手段12の解析結果に基づいて、点情
報11の各構成要素を対応する各記憶領域に格納する。
【0009】選択手段14は、記憶手段13の(N+
n)個の記憶領域に保持されている構成要素を順次選択
して出力する。
【0010】
【作用】点情報11が入力されると、入力された点情報
11の識別コードが解析手段12により解析される。解
析手段12の解析結果に基づいて、記憶手段13には点
情報11における(N+n)個の構成要素を構成要素毎
に(N+n)個の記憶領域に格納される。そして、選択
手段14により記憶手段13の(N+n)個の記憶領域
に保持されている構成要素が順次選択されて出力され
る。
【0011】そのため、例えば、入力された点情報11
の2番目の構成要素が欠落していたとすると、解析結果
は1,3,4,・・・,(N+n−1),(N+n)と
なる。そのため、記憶手段13には1,3,4,・・
・,(N+n−1),(N+n)番目の記憶領域に、新
たに構成要素が格納される。2番目の記憶領域には新た
な構成要素は格納されず、直前の点情報における構成要
素が保持されている。ところが、選択手段14により記
憶手段13の(N+n)個の記憶領域に保持されている
構成要素が順次選択して出力されるため、点情報11に
は欠落した構成要素が補われて出力される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図4〜
図6に従って説明する。図4は一実施例のアウトライン
フォント生成装置20を示している。この生成装置20
は複数の点の情報から各点を連結した図形を表現するフ
ォントデータを作成する。
【0013】本実施例の生成装置20で扱われるフォン
トデータを構成する点情報は、2次元のXY座標空間に
配置された点の各座標軸に関するX、Y座標データの2
つの構成データからなる。構成データのフィールドはI
Dフィールドとデータフィールドからなる。IDフィー
ルドには、X座標又はY座標のいずれかを示すための識
別(ID)コードが格納される。データフィールドには
その構成データの座標値が格納される。図7に示すよう
に、本実施例ではフィールドのデータ長は8ビットにさ
れ、最上位1ビットがIDフィールドに、下位7ビット
がデータフィールドにされている。また、X座標データ
に対するIDコードには「0」が、Y座標データに対す
るIDコードには「1」が割り当てられている。これら
の点情報の連結により文字の輪郭形状を定義する図形デ
ータが構成される。
【0014】アウトラインフォント生成装置20はデコ
ーダ22、レジスタ回路23、制御回路26、セレクタ
27及びフォントデータ処理部28を備えている。デコ
ーダ22はフォントデータ21の各点情報を入力し、そ
のIDフィールドを解析し、解析信号S1をレジスタ回
路23、制御回路26及びセレクタ27に出力する。I
Dコードが「0」、すなわち、X座標のデータである場
合には解析信号S1として「0」が出力され、IDコー
ドが「1」、すなわち、Y座標のデータである場合には
解析信号S1として「1」が出力される。
【0015】ここで、本実施例のフォントデータ21と
して、図6に示される四角形を表現するフォントデータ
の作成について説明する。四角形の輪郭線は点a、b、
c、d、aの順に進行するものとする。各点の座標はa
(10,10)、b(50,10)、c(50,5
0)、d(10,50)となっている。この場合、点情
報の連結を考えると、フォントデータは図7に示すよう
になる。
【0016】各点a、b、c、d、aの情報を比較して
みると、構成データ41,43同士、構成データ42,
44同士、構成データ45,47同士、及び構成データ
46,48同士がそれぞれ同一であることが判る。
【0017】従って、それぞれ同一の構成データのう
ち、後者の構成データ43,44,47,48を削除し
てフォントデータを構成すると、図11に示すようにな
る。この場合、削除された構成データを挟んでX座標、
Y座標の構成データが交互に現れているため、構成デー
タの欠落があるかどうかを検出することはできない。
【0018】従って、連続して2個以上の構成データを
削除することはしないものとする。すると、図8に示す
ように、図7のY座標の構成データ41,43の後者、
及びY座標の構成データ45,47の後者を削除するこ
とにより、2個の構成データを削除することができる。
また、図9に示すように、図7にX座標の構成データ4
2,44の後者、及びX座標の構成データ46,48の
後者を削除することにより、2個のデータを削除するこ
とができる。
【0019】レジスタ回路23はX座標,Y座標に対応
するレジスタ24,25からなる。レジスタ24は前記
デコーダ22の解析信号S1が「0」であると、制御装
置(図示略)からの書き込み信号WEに基づいてX座標
のデータを保持する。レジスタ25は前記デコーダ22
の解析信号S1が「1」であると、前記書き込み信号W
Eに基づいてY座標のデータを保持する。
【0020】図5には制御回路26の詳細が示されてい
る。制御回路26はExOR回路30、OR回路31及
びトグルフリップフロップ32を備えている。ExOR
回路30の一方の入力端子はフリップフロップ32の出
力端子Qに接続され、他方の入力端子には前記解析信号
S1が入力されている。OR回路31の一方の入力端子
はExOR30の出力端子に接続され、他方の入力端子
には前記書き込み信号WEが入力されている。
【0021】フリップフロップ32のデータ端子Dは反
転出力端子バーQに接続され、クロック端子CKはOR
回路31の出力端子に接続されている。ローパルスが入
力される毎に、フリップフロップ32はレベルが交互に
反転する検出信号S2を出力する。なお、検出信号S2
が「1」であることは、次のデータがY座標であること
を示している。逆に、検出信号S2が「0」であること
は、次のデータがX座標であることを示している。ま
た、フリップフロップ32はリセット信号CLRによっ
てリセットされ、検出信号S2のレベルは「0」とな
る。
【0022】従って、検出信号S2が「0」のとき、デ
コーダ22の解析信号S1が「0」、すなわち、入力さ
れたデータがX座標であるとする。この場合にはExO
R30の出力が「0」となる。そのため、ローパルスの
書き込み信号WEが入力されると、OR回路31の出力
にもローパルスが現れ、このローパルスに基づいて検出
信号S2が、「0」から「1」に反転する。また、検出
信号S2が「1」のとき、解析信号S1が「1」、すな
わち、入力されたデータがY座標であるとする。この場
合にもExOR30の出力は「0」となる。そのため、
ローパルスの書き込み信号WEが入力されると、OR回
路31の出力にもローパルスが現れて検出信号S2が、
「1」から「0」に反転される。
【0023】逆に、検出信号S2が「0」のとき解析信
号S1が「1」、すなわち、入力されたデータがY座標
であるとする。この場合にはExOR30の出力が
「1」となる。そのため、OR回路31の出力は「1」
となり、検出信号S2のレベルは反転されることなく
「0」に保持される。また、検出信号S2が「1」のと
き解析信号S1が「0」、すなわち、入力されたデータ
がX座標であるとする。この場合にもExOR30の出
力は「1」となる。そのため、OR回路31の出力は
「1」となり、検出信号S2のレベルは反転されること
なく「1」に保持される。
【0024】セレクタ27は前記レジスタ24,25に
接続され、それらに保持されているX座標データ及びY
座標データを入力している。セレクタ27には前記解析
信号S1及び検出信号S2が入力されている。解析信号
S1及び検出信号S2が共に「0」の場合、セレクタ2
7はレジスタ24のX座標データを選択してフォントデ
ータ処理部28に出力する。解析信号S1及び検出信号
S2が共に「1」の場合、セレクタ27はレジスタ25
のY座標データを選択してフォントデータ処理部28に
出力する。また、解析信号S1が「1」で検出信号S2
が「0」の場合、セレクタ27はレジスタ24のX座標
データを選択して出力した後、レジスタ25のY座標デ
ータを選択して出力する。さらに、解析信号S1が
「0」で検出信号S2が「1」の場合、セレクタ27は
レジスタ25のY座標データを選択して出力した後、レ
ジスタ24のX座標データを選択して出力する。
【0025】フォントデータ処理部28はセレクタ27
の出力信号を入力し、図6に示すようにXY座標に各点
a、b、c、dを設定する。そして、フォントデータ処
理部28は各点a、b、c、d、aの順に輪郭線で連結
し、所定の処理を実行する。
【0026】次に上記のように構成されたアウトライン
フォント生成装置20の作用を説明する。フォントデー
タ作成処理が起動されると、リセット信号CLRが制御
回路26に入力される。これにより、フリップフロップ
32はリセットされ、検出信号S2は「0」となり、次
に入力されるべきデータがX座標データに設定される。
【0027】この状態において、フォントデータ21と
して、図8に示すように、8個の構成データからなる点
情報が入力されるとする。まず、構成データ40が入力
されると、IDコードが「0」であるので、デコーダ2
2によりX座標のデータであると解析され、解析信号S
1は「0」となる。解析信号S1が「0」であるので、
ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ24
には「00001010」である構成データ40が保持
される。検出信号S2が「0」であるので、セレクタ2
7によりレジスタ24の構成データ40が選択され、そ
れがフォントデータ処理部28に出力される。
【0028】また、検出信号S2が「0」であり、解析
信号S1が「0」となるので、ExORの出力が「0」
となる。そのため、ローパルスの書き込み信号WEが入
力されるとOR回路31の出力にローパルスが現れる。
OR回路31のローパルスに基づいて検出信号S2が
「0」から「1」に反転して、次のデータはY座標のデ
ータとなる。
【0029】次の構成データ41が入力されると、ID
コードが「1」であるので、デコーダ22によりY座標
のデータであると解析され、解析信号S1は「1」とな
る。解析信号S1が「1」であるので、ローパルスの書
き込み信号WEに基づいてレジスタ25には「1000
1010」である構成データ41が保持される。検出信
号S2が「1」であるので、セレクタ27によりレジス
タ25の構成データ41が選択され、それがフォントデ
ータ処理部28に出力される。
【0030】また、検出信号S2が「1」であり、解析
信号S1が「1」となるので、ExORの出力が「0」
となる。そのため、ローパルスの書き込み信号WEが入
力されるとOR回路31の出力にローパルスが現れる。
OR回路31のローパルスに基づいて検出信号S2が
「1」から「0」に反転して、次のデータはX座標のデ
ータとなる。
【0031】次の構成データ42が入力されると、ID
コードが「0」であるので、デコーダ22の解析信号S
1は「0」となる。解析信号S1が「0」であるので、
ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ24
には「00110010」である構成データ42が保持
される。検出信号S2が「0」であるので、セレクタ2
7によりレジスタ24の構成データ42が選択されてフ
ォントデータ処理部28に出力される。
【0032】また、検出信号S2が「0」であり、解析
信号S1が「0」となるので、ExORの出力が「0」
となる。そのため、ローパルスの書き込み信号WEが入
力されるとOR回路31の出力にローパルスが現れる。
OR回路31のローパルスに基づいて検出信号S2が
「0」から「1」に反転して、次のデータはY座標のデ
ータとなる。
【0033】次に、構成データ44が入力されると、I
Dコードが「0」であるので、デコーダ22の解析信号
S1は「0」となる。解析信号S1が「0」であるの
で、ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ
24には「00110010」である構成データ44が
保持される。このとき、検出信号S2は「1」であるの
で、レジスタ25に保持されていた構成データ41の内
容「10001010」が選択されて出力された後、レ
ジスタ24に新たに保持されたX座標のデータである構
成データ44が選択されて出力される。これにより、欠
落していたデータ、すなわち、図7におけるY座標の構
成データ43が補われて出力されることになる。
【0034】また、検出信号S2が「1」であり、解析
信号S1が「0」となるので、ExORの出力が「1」
となる。そのため、OR回路31の出力は「1」とな
り、検出信号S2のレベルは「1」に保持される。次の
データはY座標のデータとなる。
【0035】次に、構成データ45が入力されると、I
Dコードが「1」であるので、デコーダ22の解析信号
S1は「1」となる。解析信号S1が「1」であるの
で、ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ
25には「10110010」である構成データ45が
保持される。このとき、検出信号S2は「1」であるの
で、セレクタ27によりレジスタ25に新たに保持され
た構成データ45が選択されてフォントデータ処理部2
8に出力される。
【0036】また、検出信号S2が「1」であり、解析
信号S1が「1」となるので、ExORの出力が「0」
となる。そのため、ローパルスの書き込み信号WEが入
力されるとOR回路31の出力にローパルスが現れる。
OR回路31のローパルスに基づいて検出信号S2が
「1」から「0」に反転して、次のデータはX座標のデ
ータとなる。
【0037】次の構成データ46が入力されると、ID
コードが「0」であるので、デコーダ22の解析信号S
1は「0」となる。解析信号S1が「0」であるので、
ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ24
には「00001010」である構成データ46が保持
される。検出信号S2が「0」であるので、セレクタ2
7によりレジスタ24の構成データ46が選択されてフ
ォントデータ処理部28に出力される。
【0038】また、検出信号S2が「0」であり、解析
信号S1が「0」となるので、ExORの出力が「0」
となる。そのため、ローパルスの書き込み信号WEが入
力されるとOR回路31の出力にローパルスが現れる。
OR回路31のローパルスに基づいて検出信号S2が
「0」から「1」に反転して、次のデータはY座標のデ
ータとなる。
【0039】次に、構成データ48が入力されると、I
Dコードが「0」であるので、デコーダ22の解析信号
S1は「0」となる。解析信号S1が「0」であるの
で、ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ
24には「00001010」である構成データ48が
保持される。このとき、検出信号S2は「1」であるの
で、レジスタ25に保持されていた構成データ45の内
容「10110010」が選択されて出力された後、レ
ジスタ24に新たに保持されたX座標のデータである構
成データ48が選択されて出力される。これにより、欠
落していたデータ、すなわち、図7におけるY座標の構
成データ47が補われて出力されることになる。
【0040】また、検出信号S2が「1」であり、解析
信号S1が「0」となるので、ExORの出力が「1」
となる。そのため、OR回路31の出力は「1」とな
り、検出信号S2のレベルは「1」に保持される。次の
データはY座標のデータとなる。
【0041】次に、構成データ49が入力されると、I
Dコードが「1」であるので、デコーダ22の解析信号
S1は「1」となる。解析信号S1が「1」であるの
で、ローパルスの書き込み信号WEに基づいてレジスタ
25には「10001010」である構成データ49が
保持される。このとき、検出信号S2は「1」であるの
で、セレクタ27によりレジスタ25に新たに保持され
た構成データ49が選択されてフォントデータ処理部2
8に出力される。
【0042】また、検出信号S2が「1」であり、解析
信号S1が「1」となるので、ExORの出力が「0」
となる。そのため、ローパルスの書き込み信号WEが入
力されるとOR回路31の出力にローパルスが現れる。
OR回路31のローパルスに基づいて検出信号S2が
「1」から「0」に反転して、次のデータはX座標のデ
ータとなる。
【0043】このように、本実施例では、図形データ処
理に必要なデータを圧縮することにより不揮発性メモリ
の容量の増加を抑制してシステムコストを削減すること
ができる。また、図形データを圧縮した分、不揮発性メ
モリの容量を増加させることなく、付加情報を付加する
ことが可能となり、高品位の図形データ処理を行うこと
ができるようになる。
【0044】なお、図10に示すように、IDフィール
ドを2ビットとし、その下位ビットに補助フィールドを
設け、補助フィールドが「1」の場合には、その構成デ
ータの直前の2個の構成データが削除されていることを
示してもよい。このようにすれば、図7のY座標の構成
データ41,43同士、X座標の構成データ42,44
同士、Y座標の構成データ45,47同士、及びX座標
の構成データ46,48同士における後者の構成データ
を削除することができ、4個の構成データを削除するこ
とができる。
【0045】また、本実施例ではX座標のデータ及びY
座標のデータのみからなるフォントデータ21とした
が、アウトラインフォントにおけるヒント情報等の図形
データ処理に必要な付加情報を付加してフォントデータ
を構成してもよい。
【0046】また、本実施例では点情報の構成要素の次
元を2次元としたが、3次元以上の次元としてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
図形データ処理に必要なデータを圧縮することにより不
揮発性メモリの容量の増加を抑制してシステムコストを
削減することができる。また、図形データを圧縮した
分、不揮発性メモリの容量を増加させることなく、付加
情報を付加することが可能となり、高品位の図形データ
処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形データ処理装置の原理説明図であ
る。
【図2】図形データの圧縮方法の原理説明図である。
【図3】図形データ形式の原理説明図である。
【図4】一実施例の図形データ処理装置を示すブロック
図である。
【図5】図4の制御回路を示す回路図である。
【図6】フォントデータ作成を示す説明図である。
【図7】一実施例の図形データを示す説明図である。
【図8】図形データの圧縮を示す説明図である。
【図9】図形データの圧縮を示す説明図である。
【図10】別の図形データの圧縮を示す説明図である。
【図11】図形データの圧縮の問題点を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11 点情報 12 解析手段 13 記憶手段 14 選択手段 15 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/30 Z 8842−5J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N次元(Nは自然数)の座標空間に配置
    された点の情報を、それぞれの座標軸に関するN個の座
    標値データと、個々の点に付加されるn個の付加データ
    とからなる(N+n)個の構成要素により表現し、これ
    らの点情報の連結により複数の点で構成される図形を表
    現する図形データ形式において、 点情報を表すための各構成要素には、(N+n)個の構
    成要素のうち、何番目に該当するかを示すための識別コ
    ードを付加し、 連続した点情報により図形データを構成する際に、各点
    情報の(N+n)個の構成要素のデータが、その直前の
    点情報の対応する構成要素のデータと同一である場合に
    は、その構成要素を省略するようにしたことを特徴とす
    る図形データ圧縮方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の図形データに基づいて図形を
    生成する図形データ処理装置であって、 点情報(11)における各構成要素の識別コードを解析
    する解析手段(12)と、 点情報(11)における(N+n)個の構成要素を構成
    要素毎に保持するための(N+n)個の記憶領域を備
    え、かつ、前記解析手段(12)の解析結果に基づい
    て、点情報(11)の各構成要素を対応する各記憶領域
    に格納する記憶手段(13)と、 前記記憶手段(13)の(N+n)個の記憶領域に保持
    されている構成要素を順次選択して出力する選択手段
    (14)とを備えることを特徴とする図形データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記解析手段(12)の解析結果に基づ
    いて、点情報(11)の各構成要素が予め決められた入
    力順序に従って入力される否かを監視し、構成要素の欠
    落がない場合にはその入力順序に従った記憶領域に保持
    されている構成要素が出力されるように、前記選択手段
    (14)を制御するとともに、構成要素の欠落を検出し
    た場合には、その欠落した構成要素に対応する記憶領域
    に保持されている構成要素が出力されるように前記選択
    手段(14)を制御する制御手段(15)を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の図形データ処理装置。
JP5233944A 1993-09-20 1993-09-20 図形データ圧縮方法及び図形データ処理装置 Withdrawn JPH0793509A (ja)

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