JPH0793445B2 - 圧覚センサ - Google Patents

圧覚センサ

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Publication number
JPH0793445B2
JPH0793445B2 JP5142407A JP14240793A JPH0793445B2 JP H0793445 B2 JPH0793445 B2 JP H0793445B2 JP 5142407 A JP5142407 A JP 5142407A JP 14240793 A JP14240793 A JP 14240793A JP H0793445 B2 JPH0793445 B2 JP H0793445B2
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JP
Japan
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force
pressure receiving
strain gauge
pressure
component
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JP5142407A
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JPH0645616A (ja
Inventor
芳彦 長安
Original Assignee
株式会社富士電機総合研究所
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Publication date
Application filed by 株式会社富士電機総合研究所 filed Critical 株式会社富士電機総合研究所
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  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗素子領域を用い
て、受圧構造体の受圧面に印加された力の3方向の分力
を検出する圧覚センサに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来から用いられている力の3方
向成分を検出するセンサ(八角形応力リング)を示す。
このセンサは金属製八角形リング1の受圧面2および基
板面3を除く外周部の6面と、両側面および内周面とに
それぞれストレンゲージ41〜44,51〜54,61
〜64を貼付して、その貼付位置によって3方向成分を
互いに分離してそれぞれ検出するようにしたものであ
る。上述のストレンゲージ41〜44は八角形リングの
うちの受圧面2に垂直な外周面とリングの内周面とに貼
付されており、受圧面2に垂直な力の成分F2 を検出す
る。また、ストレンゲージ51〜54は八角形リングの
うちの4つの斜めの外周面に貼付されており、受圧面2
にかかる水平な力の成分のうちのx方向の成分Fx を検
出する。さらに、ストレンゲージ61〜64はリングの
両側面に、八角形リングの斜め面と同じ角度で、リング
の肉厚のほぼ中央部に貼付されており、受圧面2にかか
る水平な力の成分のうちのy方向の成分Fy を検出す
る。
【0003】このように、図示のような3方向分力セン
サは力を基本的な直角座標系に分解し3方向分力として
検出しているので、この3分力を演算式により合成する
ことによって、力の大きさや方向を求めることができ
る。更に任意の方向の力も求めることができる。このよ
うに力の分解、合成が容易にできるのが、3方向分力セ
ンサの大きな特徴である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図示の
ような従来の八角形応力リングは、3方向の力の成分を
検出するセンサとしては著名なものであるが、次のよう
に欠点がある。 多数のストレンゲージをリング体の各方向に貼付し
た構造であるので、小形化が困難である。
【0005】 ストレンゲージを貼付するために、そ
の貼付層によるクリープを生じさせ、安定性が悪い。 ストレンゲージの貼付位置により、大きな干渉出力
を発生する。 製作が比較的大変である。特に、リングの内周面へ
のストレンゲージの貼付は難しい。
【0006】一方、人間の手のひらの有する圧覚機能に
できるだけ近いレベルの高度な圧覚機能を有するロボッ
トハンドを実現するためには、その圧覚センサとしては
3方向分力センサの機能を有し、荷重の分力を相互間に
干渉なしによく分離して正確に検出できることが望まし
い。この発明の目的は、上記の従来技術の有する欠点を
解消して、力の3方向成分の正確な検出ができ、力の3
方向成分間の干渉が小さい圧覚センサを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、一導電形の半導体よりなる受圧
構造体の受圧面に垂直な面に他導電形の抵抗素子領域が
形成され、各抵抗素子領域の抵抗値の変化により受圧面
に印加された力の3分力を検出する圧覚センサであっ
て、前記受圧構造体がリング状の形状を有することとす
る。
【0008】
【作用】この発明は、半導体を受圧構造体とし、その受
圧面に垂直な面にプレーナ技術によって形成した複数の
抵抗素子領域,即ち拡散形ストレンゲージ群の抵抗値の
変化に基づいて、受圧面に印加された力を、方向間の干
渉を受けることなく、3方向分力に分けて検出する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。この圧覚セ
ンサは、例えば各種の物体を扱うロボットハンドの把持
力を適正な大きさに制御し、ハンドに加わる力を3次元
的に検出するのに有用なものである。図1においては単
結晶シリコンよりリング状の基体(受圧構造体)7を形
成し、その受圧面8に垂直な一表面13の各所定位置に
基体と逆導電形の複数の抵抗素子領域101〜104,
111〜114,121〜124、即ちストレンゲージ
をプレーナ技術を用い拡散により形成する。この基体7
の面13に垂直な受圧面8に圧力が加わると、各抵抗素
子領域の抵抗値が変化し、これらの素子から作られる三
つのブリッジの出力電圧から受圧面8に加わる力の3分
力が検出される。図において、30は受圧構造体である
半導体基体7を面13に垂直で面8に平行な支持面31
を有する支持体、40は支持体30の上に設けられる出
力端子である。
【0010】ストレンゲージ101〜104は受圧面8
に垂直な力の成分F2 を検出し、また、ストレンゲージ
111〜114は受圧面8に平行な力の一成分Fx を検
出し、さらに、ストレンゲージ121〜124は受圧面
8に平行な力の他の成分Fyを検出する。これらのスト
レンゲージの配置は高感度でかつ他の二方向分力に対し
理論的に影響を受けぬ場所に設けられている。
【0011】受圧構造体7は支持面31で支持体30上
に固定され、受圧面8に印加される力を受け止める。こ
の力の各成分を検出する上述のストレンゲージ群は、例
えば図2(A)〜(C)に示すように、それぞれにブリ
ッジに結線されて、力の成分に応じた電気信号E2 ,E
x およびEy を出力する。なお、図1においては、ブリ
ッジ結線するための配線は煩雑さを避けるために省略し
てある。シリコンの導電形はN形シリコン単結晶面にP
形拡散形ストレンゲージを形成しても良いし、またP形
シリコンにN形拡散層のストレンゲージを形成しても良
い。
【0012】なお、ストレンゲージの配置は高感度で、
かつ他の二方向分力に対し理論的に影響を受けぬ場所に
設けられているので8個のゲージ抵抗値の不均一補償、
温度補償により高精度な三次元圧力分布の測定が可能で
ある。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は上記の構
成を採用した結果、力の3分力を、3分力間の干渉を減
少せしめて検出可能となるので、ロボットハンド等のハ
ンドに装着して、加わる力を3次元的に検出するのに好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である圧覚センサの斜視図
【図2】第1図の圧覚センサのストレンゲージの結線状
態を示す回路図
【図3】従来の圧覚センサの斜視図
【符号の説明】
1 金属性八角リング 7 受圧構造体 8 受圧面 13 ストレンゲージ形成面 30 支持体 31 支持面 40 出力端子 101 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 102 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 103 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 104 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 111 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 112 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 113 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 114 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 121 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 122 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 123 ストレンゲージ(抵抗素子領域) 124 ストレンゲージ(抵抗素子領域)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電形の半導体よりなる受圧構造体の受
    圧面に垂直な面に他導電形の抵抗素子領域が形成され、
    各抵抗素子領域の抵抗値の変化により受圧面に印加され
    た力の3分力を検出する圧覚センサであって、前記受圧
    構造体がリング状の形状を有することを特徴とする圧覚
    センサ。
JP5142407A 1993-06-15 1993-06-15 圧覚センサ Expired - Lifetime JPH0793445B2 (ja)

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JP59007678A Division JPS60152073A (ja) 1984-01-19 1984-01-19 圧覚センサ

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JPH0645616A JPH0645616A (ja) 1994-02-18
JPH0793445B2 true JPH0793445B2 (ja) 1995-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6823744B2 (en) * 2002-01-11 2004-11-30 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Six-axis force sensor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152073A (ja) * 1984-01-19 1985-08-10 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd 圧覚センサ

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