JPH079319Y2 - スイッチ付開閉蓋装置 - Google Patents
スイッチ付開閉蓋装置Info
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- JPH079319Y2 JPH079319Y2 JP4735190U JP4735190U JPH079319Y2 JP H079319 Y2 JPH079319 Y2 JP H079319Y2 JP 4735190 U JP4735190 U JP 4735190U JP 4735190 U JP4735190 U JP 4735190U JP H079319 Y2 JPH079319 Y2 JP H079319Y2
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- switch
- housing
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、照明やモータ等を内蔵した収納ボックス等に
用いられるスイッチ付開閉蓋装置に関する。
用いられるスイッチ付開閉蓋装置に関する。
《従来の技術》 一般に、自動車の収納ボックス等、照明やモータ等を内
蔵した収納部のスイッチ付開閉蓋装置においては、ヒン
ジを介して開閉蓋を収納部に回動自在に取り付け、この
開閉蓋の回動を緩衝するダンパをヒンジの回動軸付近に
設けると共に、開閉蓋が開いたときに内蔵の照明やモー
タに電力が供給されるよう電気回路のオンオフを行うス
イッチを、開閉蓋の内面が当接する収納部の開口面に取
り付けるようにしている。
蔵した収納部のスイッチ付開閉蓋装置においては、ヒン
ジを介して開閉蓋を収納部に回動自在に取り付け、この
開閉蓋の回動を緩衝するダンパをヒンジの回動軸付近に
設けると共に、開閉蓋が開いたときに内蔵の照明やモー
タに電力が供給されるよう電気回路のオンオフを行うス
イッチを、開閉蓋の内面が当接する収納部の開口面に取
り付けるようにしている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来のスイッチ付開閉蓋装置では、
開閉蓋開閉時の付勢機構、開閉蓋のダンパ、そして照明
やモータ等のためのスイッチが収納部内に個別に配設さ
れているので、装置全体の構造が複雑になると共に収納
部側に占有スペースが大きくなって収納容量が低下して
しまうという問題点があった。
開閉蓋開閉時の付勢機構、開閉蓋のダンパ、そして照明
やモータ等のためのスイッチが収納部内に個別に配設さ
れているので、装置全体の構造が複雑になると共に収納
部側に占有スペースが大きくなって収納容量が低下して
しまうという問題点があった。
本考案は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、装置全体の構造を簡略化
することができると共に、収納部側の占有スペースを小
さくして収納部内の収納容量を大きくすることができる
スイッチ付開閉蓋装置を提供することにある。
り、その目的とするところは、装置全体の構造を簡略化
することができると共に、収納部側の占有スペースを小
さくして収納部内の収納容量を大きくすることができる
スイッチ付開閉蓋装置を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記目的を達成するために、収容部の開口部に
ヒンジを介して回動自在に取り付けられた開閉蓋の回動
に応じて、収容部の内部に配設された照明等の電気回路
を接断するスイッチを有するスイッチ付開閉蓋装置にお
いて、ハウジングと、このハウジングに固着される緩衝
器と、その回動が前記緩衝器により緩衝されるようにハ
ウジングに対して回動自在に軸支される第1の歯車と、
前記第1の歯車と噛合しハウジングに対して回動自在に
軸支される第2の歯車と、大径部及び小径部の2つの領
域からなり上記第2の歯車と一体に設けられるカムと、
ハウジングが固着されカムの回動に伴ってその両端子が
接離して電気回路を接断するスイッチと、その一端が前
記第2の歯車に且つ他端が前記開閉蓋に各々回動自在に
軸支されるアームと、前記第2の歯車の回動を付勢する
ように第2の歯車及びハウジングの間に懸張されるスプ
リングとから構成される開閉ユニットを収納部内に配設
し、この開閉ユニットにより開閉蓋の開閉動を付勢、緩
衝すると共に、開閉蓋の開閉に伴いスイッチの両端子を
接離させて前記照明等の電気回路を接断するようにし
た。
ヒンジを介して回動自在に取り付けられた開閉蓋の回動
に応じて、収容部の内部に配設された照明等の電気回路
を接断するスイッチを有するスイッチ付開閉蓋装置にお
いて、ハウジングと、このハウジングに固着される緩衝
器と、その回動が前記緩衝器により緩衝されるようにハ
ウジングに対して回動自在に軸支される第1の歯車と、
前記第1の歯車と噛合しハウジングに対して回動自在に
軸支される第2の歯車と、大径部及び小径部の2つの領
域からなり上記第2の歯車と一体に設けられるカムと、
ハウジングが固着されカムの回動に伴ってその両端子が
接離して電気回路を接断するスイッチと、その一端が前
記第2の歯車に且つ他端が前記開閉蓋に各々回動自在に
軸支されるアームと、前記第2の歯車の回動を付勢する
ように第2の歯車及びハウジングの間に懸張されるスプ
リングとから構成される開閉ユニットを収納部内に配設
し、この開閉ユニットにより開閉蓋の開閉動を付勢、緩
衝すると共に、開閉蓋の開閉に伴いスイッチの両端子を
接離させて前記照明等の電気回路を接断するようにし
た。
《作用》 本考案のスイッチ付開閉蓋装置によれば、その一端が開
閉蓋に回動自在に取り付けられたアームが、開閉蓋を開
けることにより移動するのに伴って第2の歯車を回動さ
せる。
閉蓋に回動自在に取り付けられたアームが、開閉蓋を開
けることにより移動するのに伴って第2の歯車を回動さ
せる。
この場合、第2の歯車及びハウジングの間に懸張された
スプリングが伸張した状態から収縮するため、このスプ
リングにより第2の歯車の回転が付勢され、これに伴っ
て開閉蓋を開ける際の回動が付勢される。
スプリングが伸張した状態から収縮するため、このスプ
リングにより第2の歯車の回転が付勢され、これに伴っ
て開閉蓋を開ける際の回動が付勢される。
一方、上記第2の歯車の回転に伴って、この第2の歯車
と噛合している第1の歯車が回転し、この第1の歯車の
回転を緩衝器が緩衝することにより第2の歯車の回転も
緩衝され、これに伴って開閉蓋の開閉動が緩衝される。
と噛合している第1の歯車が回転し、この第1の歯車の
回転を緩衝器が緩衝することにより第2の歯車の回転も
緩衝され、これに伴って開閉蓋の開閉動が緩衝される。
また、上記第2の歯車の回動によって第2の歯車と一体
に設けられたカムが回転し、このカムの回転に伴い、カ
ムの外周に臨んで通常時に互いに離れた状態にあるスイ
ッチの両端子がカムの大径部によって押し上げられて接
触し、これにより照明等の電気回路が閉じられて、開閉
蓋を開けたときに収納部内に配設された照明等が作動す
る。
に設けられたカムが回転し、このカムの回転に伴い、カ
ムの外周に臨んで通常時に互いに離れた状態にあるスイ
ッチの両端子がカムの大径部によって押し上げられて接
触し、これにより照明等の電気回路が閉じられて、開閉
蓋を開けたときに収納部内に配設された照明等が作動す
る。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第8図は、本考案の一実施例によるスイッチ
付開閉蓋装置を示すものであり、第1図は、本考案の一
実施例によるスイッチ付開閉蓋装置の閉蓋状態における
開閉ユニットの内部状態を示す説明図、第2図は第1図
の開蓋状態における開閉ユニットの内部状態を示す説明
図である。
付開閉蓋装置を示すものであり、第1図は、本考案の一
実施例によるスイッチ付開閉蓋装置の閉蓋状態における
開閉ユニットの内部状態を示す説明図、第2図は第1図
の開蓋状態における開閉ユニットの内部状態を示す説明
図である。
第1図及び第2図に示すように、収納部10の開口面下部
にはヒンジ11を介して開閉蓋12が回動自在に取り付けら
れており、収納部10の内部には、開閉蓋12が開いたとき
に発光する照明13が配設されている。
にはヒンジ11を介して開閉蓋12が回動自在に取り付けら
れており、収納部10の内部には、開閉蓋12が開いたとき
に発光する照明13が配設されている。
さらに収納部10の内部には、開閉蓋12の開閉動を付勢、
緩衝すると共に、開閉蓋12の開閉に伴い照明13を選択的
に発光させる開閉ユニット20が、収納部10の側面に当接
するように配設されている。
緩衝すると共に、開閉蓋12の開閉に伴い照明13を選択的
に発光させる開閉ユニット20が、収納部10の側面に当接
するように配設されている。
上記開閉ユニット20は第3図に示すように、左右非対称
の2つのカバー22,23により構成されるハウジング21を
有しており、その一方のカバー22におけるカバー23との
当接面には、位置決めピン22a,22bと位置決め脚22c,22d
とが突設されており、カバー22の側壁には嵌合穴22eと
軸受穴22fとが、また、上面には切欠部22gが、それぞれ
形成されている。
の2つのカバー22,23により構成されるハウジング21を
有しており、その一方のカバー22におけるカバー23との
当接面には、位置決めピン22a,22bと位置決め脚22c,22d
とが突設されており、カバー22の側壁には嵌合穴22eと
軸受穴22fとが、また、上面には切欠部22gが、それぞれ
形成されている。
これに対応して、他方のカバー23におけるカバー22との
当接面には、上記カバー22の位置決めピン22a,22bと位
置決め脚22c,22dとが嵌合される位置決め穴23a,23b,23
c,23dが形成されている。
当接面には、上記カバー22の位置決めピン22a,22bと位
置決め脚22c,22dとが嵌合される位置決め穴23a,23b,23
c,23dが形成されている。
このうち、位置決め穴23aはカバー23の当接面により幾
分内方に後退して形成されており、この位置決め穴23a
の端面とカバー22の当接面との間にできる隙間に、位置
決めピン22aの一部が露出するようになっている。ま
た、カバー23の側壁には軸受穴23e,23fが、上面には切
欠部23gがそれぞれ形成されている。
分内方に後退して形成されており、この位置決め穴23a
の端面とカバー22の当接面との間にできる隙間に、位置
決めピン22aの一部が露出するようになっている。ま
た、カバー23の側壁には軸受穴23e,23fが、上面には切
欠部23gがそれぞれ形成されている。
上記カバー22の内壁に形成された嵌合穴22eには、その
中心部に軸受穴24aを設けてなる外枠24がカバー22の内
方より嵌合され、この外枠24の軸受穴24aとカバー23の
軸受穴23eとの間には第1の軸25aが軸支されている。こ
の第1の軸25aには摺動子25が固着されており、これに
より、摺動子25がハウジング21内に回動自在に配設され
るようにしていると共に、摺動子25が外枠24に内接する
ようにしている。
中心部に軸受穴24aを設けてなる外枠24がカバー22の内
方より嵌合され、この外枠24の軸受穴24aとカバー23の
軸受穴23eとの間には第1の軸25aが軸支されている。こ
の第1の軸25aには摺動子25が固着されており、これに
より、摺動子25がハウジング21内に回動自在に配設され
るようにしていると共に、摺動子25が外枠24に内接する
ようにしている。
この外枠24と摺動子25との間には、第4図に示すように
粘性の高い例えばグリース等の油26aが注入されてお
り、外枠24、摺動子25及び油26aによりオイルダンパ、
即ち、緩衝器26を形成している。
粘性の高い例えばグリース等の油26aが注入されてお
り、外枠24、摺動子25及び油26aによりオイルダンパ、
即ち、緩衝器26を形成している。
また、上記第1の軸25aには、摺動子25と一体に回動す
る第1の歯車27が固着されており、一方、カバー22の軸
受穴22fとカバー23の軸受穴23fとに軸支される第2の軸
28aには、上記第1の歯車27と噛合する第2の歯車28
が、ハウジング21内に回動自在に配設されている。
る第1の歯車27が固着されており、一方、カバー22の軸
受穴22fとカバー23の軸受穴23fとに軸支される第2の軸
28aには、上記第1の歯車27と噛合する第2の歯車28
が、ハウジング21内に回動自在に配設されている。
上記第2の歯車28には係合穴28bが形成されており、ま
た、第2の歯車28の一方の側面にはピン28cが突設され
ている。さらに、第2の歯車28の他方の側面には、第5
図に示すように大径部29aと小径部29bとの2つの領域か
らなるカム29が、第2の歯車と一体に設けられている。
た、第2の歯車28の一方の側面にはピン28cが突設され
ている。さらに、第2の歯車28の他方の側面には、第5
図に示すように大径部29aと小径部29bとの2つの領域か
らなるカム29が、第2の歯車と一体に設けられている。
さらに、カバー22にはスイッチ30が、その端子30a,30b
が通常離反状態でカム29の小径部29bの外周に臨むよう
に配設、固着されている。このスイッチ30は、カム29の
回転に伴い端子30a,30bの外周にカム29の大径部29aの外
周が臨んだときに、この大径部29aが一方の端子30bに当
接してこれを他方の端子30aに接触させるようにしてあ
り、端子30bが端子30aに接触したときに照明13の電気回
路(図示せず)を閉じるようにしてある。
が通常離反状態でカム29の小径部29bの外周に臨むよう
に配設、固着されている。このスイッチ30は、カム29の
回転に伴い端子30a,30bの外周にカム29の大径部29aの外
周が臨んだときに、この大径部29aが一方の端子30bに当
接してこれを他方の端子30aに接触させるようにしてあ
り、端子30bが端子30aに接触したときに照明13の電気回
路(図示せず)を閉じるようにしてある。
前記第2の歯車28の係合穴28bには、アーム31の一端に
形成した係合脚部31aを回動自在に係合させており、ア
ーム31の他端は両カバー22,23の切欠部22g,23gにより形
成されるハウジング21の開口より外方に延出させて、前
記開閉蓋12に回動自在に軸支させている。
形成した係合脚部31aを回動自在に係合させており、ア
ーム31の他端は両カバー22,23の切欠部22g,23gにより形
成されるハウジング21の開口より外方に延出させて、前
記開閉蓋12に回動自在に軸支させている。
加えて、カバー22の位置決めピン22aの露出部分と第2
の歯車28のピン28cとの間にはスプリング32が懸張され
ており、上記第2の歯車28を第1図中右回りの方向に付
勢している。
の歯車28のピン28cとの間にはスプリング32が懸張され
ており、上記第2の歯車28を第1図中右回りの方向に付
勢している。
次に、上記構成によるスイッチ付開閉蓋装置の動作につ
いて、特に、開閉ユニット20の動作について、第1図及
び第2図を参照して説明する。
いて、特に、開閉ユニット20の動作について、第1図及
び第2図を参照して説明する。
収納部10の開口に設けられた開閉蓋12が閉まっている状
態においては、開閉蓋12が図示しないロック機構によっ
て収納ハウジング10aに係脱可能に係止されており、よ
って、アーム31が第1図に示すような位置となってい
る。
態においては、開閉蓋12が図示しないロック機構によっ
て収納ハウジング10aに係脱可能に係止されており、よ
って、アーム31が第1図に示すような位置となってい
る。
このときスプリング32は伸張した状態となっており、こ
の伸張した状態のスプリング32が、上記開閉蓋12の係止
に伴って静止している第2の歯車28を第1図中右回りの
方向に、即ち、開閉蓋12が開く方向に引張していると共
に、スイッチ30の両端子30a,30bがカム29の小径部29bの
外周に臨んで互いに離れた状態となっている。
の伸張した状態のスプリング32が、上記開閉蓋12の係止
に伴って静止している第2の歯車28を第1図中右回りの
方向に、即ち、開閉蓋12が開く方向に引張していると共
に、スイッチ30の両端子30a,30bがカム29の小径部29bの
外周に臨んで互いに離れた状態となっている。
ここで、使用者が開閉蓋12の係止を解除して収納部10の
開閉蓋12を開くと、第2図に示すようにアーム31が開閉
蓋12の回動に伴ってハウジング21の外方に引き出され、
これに伴って、第2の歯車28が第2図中右回りの方向に
回動する。これに伴い、スプリング32が伸張した状態か
ら収縮するので第2の歯車28の回動が付勢され、よっ
て、開閉蓋12の開き動作も付勢される。
開閉蓋12を開くと、第2図に示すようにアーム31が開閉
蓋12の回動に伴ってハウジング21の外方に引き出され、
これに伴って、第2の歯車28が第2図中右回りの方向に
回動する。これに伴い、スプリング32が伸張した状態か
ら収縮するので第2の歯車28の回動が付勢され、よっ
て、開閉蓋12の開き動作も付勢される。
前記第2の歯車28が回動すると、これと一体に設けられ
たカム29も同方向に回動し、これに伴って、スイッチ30
の両端子30a,30bにカム29の大径部29aが臨み、この大径
部29aが端子30bを押し上げて端子30aに当接させる。こ
れにより、スイッチ30が照明13の電気回路を閉じた状態
となって第8図に示すように照明13が発光する。
たカム29も同方向に回動し、これに伴って、スイッチ30
の両端子30a,30bにカム29の大径部29aが臨み、この大径
部29aが端子30bを押し上げて端子30aに当接させる。こ
れにより、スイッチ30が照明13の電気回路を閉じた状態
となって第8図に示すように照明13が発光する。
次に、第9図乃至第12図は本考案の他の実施例によるス
イッチ付開閉蓋装置を示すものであり、第9図は、第3
図の開閉ユニットにストッパを設けた本考案の他の実施
例による開閉蓋装置の開閉ユニットを示す説明図であ
る。
イッチ付開閉蓋装置を示すものであり、第9図は、第3
図の開閉ユニットにストッパを設けた本考案の他の実施
例による開閉蓋装置の開閉ユニットを示す説明図であ
る。
本実施例では、開閉ユニット20のハウジング21内に第9
図に示すようなストッパ33を形成し、開閉蓋12が例えば
約45°開いた際にアーム31がストッパ33の先端に当接
し、これ以上の第2の歯車28が回動するのを阻止して開
閉蓋12の開き角度を制限するようにしている。
図に示すようなストッパ33を形成し、開閉蓋12が例えば
約45°開いた際にアーム31がストッパ33の先端に当接
し、これ以上の第2の歯車28が回動するのを阻止して開
閉蓋12の開き角度を制限するようにしている。
上記他の実施例によるスイッチ付開閉蓋装置の開閉ユニ
ット20を第10図に示すような、フロントパネル41上に複
数の自照式押ボタンスイッチ42,42,…を配設した電子装
置40に用いると、先に述べたように開閉蓋12の開き動作
に伴ってアーム31がストッパ33の先端に当接し、第11図
及び第12図に示す如く約45°の角度で開閉蓋12の開き角
度が固定される。
ット20を第10図に示すような、フロントパネル41上に複
数の自照式押ボタンスイッチ42,42,…を配設した電子装
置40に用いると、先に述べたように開閉蓋12の開き動作
に伴ってアーム31がストッパ33の先端に当接し、第11図
及び第12図に示す如く約45°の角度で開閉蓋12の開き角
度が固定される。
この状態においては、カム29の大径部29aが既にスイッ
チ30の端子30bに当接してこれを押し上げており、よっ
て、スイッチ30が閉じられて電子装置40の自照式押ボタ
ンスイッチ42,42,…が発光するようになっている。
チ30の端子30bに当接してこれを押し上げており、よっ
て、スイッチ30が閉じられて電子装置40の自照式押ボタ
ンスイッチ42,42,…が発光するようになっている。
《考案の効果》 上述の如く本考案によれば、収容部の開口部にヒンジを
介して回動自在に取り付けられた開閉蓋の回動に応じ
て、収納部の内部に配設された照明等の電気回路を接断
するスイッチを有するスイッチ付開閉蓋装置において、
ハウジングと、このハウジングに固着される緩衝器と、
その回動が前記緩衝器により緩衝されるようにハウジン
グに対して回動自在に軸支される第1の歯車と、前記第
1の歯車と噛合しハウジングに対して回動自在に軸支さ
れる第2の歯車と、大径部及び小径部の2つの領域から
なり上記第2の歯車と一体に設けられるカムと、ハウジ
ングに固着されカムの回動に伴ってその両端子が接離し
て電気回路を接断するスイッチと、その一端が前記第2
の歯車に且つ他端が前記開閉蓋に各々回動自在に軸支さ
れるアームと、前記第2の歯車の回動を付勢するように
第2の歯車及びハウジングの間に懸張されるスプリング
とから構成される開閉ユニットを収納部内に配設し、こ
の開閉ユニットにより開閉蓋の開閉動を付勢、緩衝する
と共に、開閉蓋の開閉に伴いスイッチの両端子を接離さ
せて前記照明等の電気回路を接断するようにした。
介して回動自在に取り付けられた開閉蓋の回動に応じ
て、収納部の内部に配設された照明等の電気回路を接断
するスイッチを有するスイッチ付開閉蓋装置において、
ハウジングと、このハウジングに固着される緩衝器と、
その回動が前記緩衝器により緩衝されるようにハウジン
グに対して回動自在に軸支される第1の歯車と、前記第
1の歯車と噛合しハウジングに対して回動自在に軸支さ
れる第2の歯車と、大径部及び小径部の2つの領域から
なり上記第2の歯車と一体に設けられるカムと、ハウジ
ングに固着されカムの回動に伴ってその両端子が接離し
て電気回路を接断するスイッチと、その一端が前記第2
の歯車に且つ他端が前記開閉蓋に各々回動自在に軸支さ
れるアームと、前記第2の歯車の回動を付勢するように
第2の歯車及びハウジングの間に懸張されるスプリング
とから構成される開閉ユニットを収納部内に配設し、こ
の開閉ユニットにより開閉蓋の開閉動を付勢、緩衝する
と共に、開閉蓋の開閉に伴いスイッチの両端子を接離さ
せて前記照明等の電気回路を接断するようにした。
このため、開閉蓋開閉時の付勢機構、開閉蓋のダンパ、
そして照明やモータ等のためのスイッチを一つのユニッ
トの中に集約することができ、よって、装置全体の構造
を簡略化することができると共に、収納部側の占有スペ
ースを小さくして収納部内の収納容量を大きくすること
ができる。
そして照明やモータ等のためのスイッチを一つのユニッ
トの中に集約することができ、よって、装置全体の構造
を簡略化することができると共に、収納部側の占有スペ
ースを小さくして収納部内の収納容量を大きくすること
ができる。
第1図は、本考案の一実施例によるスイッチ付開閉蓋装
置の閉蓋状態を示す説明図、第2図は第1図における開
蓋状態を示す説明図、第3図は、本考案の一実施例によ
るスイッチ付開閉蓋装置における開閉ユニットの概略構
成を示す分解斜視図、第4図は、第3図における緩衝器
を示す説明図、第5図は第3図における第2の歯車とカ
ムとを示す斜視図、第6図は、本考案の一実施例による
スイッチ付開閉蓋装置を用いた収納部における閉蓋状態
を示す正面図、第7図は、第6図における開蓋状態を示
す正面図、第8図は、第7図における要部説明図、第9
図は、第3図の開閉ユニットにストッパを設けた本考案
の他の実施例による開閉蓋装置の開閉ユニットを示す説
明図、第10図は、本考案の他の実施例によるスイッチ付
開閉蓋装置を用いた収納部における閉蓋状態を示す正面
図、第11図は、第10図における開蓋状態を示す正面図、
第12図は、第11図における要部説明図である。 10…収納部、11…ヒンジ、12…開閉蓋、13…照明、20…
開閉ユニット、21…ハウジング、26…緩衝器、27…第1
の歯車、28…第2の歯車、29…カム、29a…大径部、29b
…小径部、30…スイッチ、30a,30b…端子、31…アー
ム、32…スプリング。
置の閉蓋状態を示す説明図、第2図は第1図における開
蓋状態を示す説明図、第3図は、本考案の一実施例によ
るスイッチ付開閉蓋装置における開閉ユニットの概略構
成を示す分解斜視図、第4図は、第3図における緩衝器
を示す説明図、第5図は第3図における第2の歯車とカ
ムとを示す斜視図、第6図は、本考案の一実施例による
スイッチ付開閉蓋装置を用いた収納部における閉蓋状態
を示す正面図、第7図は、第6図における開蓋状態を示
す正面図、第8図は、第7図における要部説明図、第9
図は、第3図の開閉ユニットにストッパを設けた本考案
の他の実施例による開閉蓋装置の開閉ユニットを示す説
明図、第10図は、本考案の他の実施例によるスイッチ付
開閉蓋装置を用いた収納部における閉蓋状態を示す正面
図、第11図は、第10図における開蓋状態を示す正面図、
第12図は、第11図における要部説明図である。 10…収納部、11…ヒンジ、12…開閉蓋、13…照明、20…
開閉ユニット、21…ハウジング、26…緩衝器、27…第1
の歯車、28…第2の歯車、29…カム、29a…大径部、29b
…小径部、30…スイッチ、30a,30b…端子、31…アー
ム、32…スプリング。
Claims (1)
- 【請求項1】収容部の開口部にヒンジを介して回動自在
に取り付けられた開閉蓋の回動に応じて、収容部の内部
に配設された照明等の電気回路を接断するスイッチを有
するスイッチ付開閉蓋装置において、ハウジングと、こ
のハウジングに固着される緩衝器と、その回動が前記緩
衝器により緩衝されるようにハウジングに対して回動自
在に軸支される第1の歯車と、前記第1の歯車と噛合し
ハウジングに対して回動自在に軸支される第2の歯車
と、大径部及び小径部の2つの領域からなり上記第2の
歯車と一体に設けられるカムと、ハウジングに固着され
カムの回動に伴ってその両端子が接離して電気回路を接
断するスイッチと、その一端が前記第2の歯車に且つ他
端が前記開閉蓋に各々回動自在に軸支されるアームと、
前記第2の歯車の回動を付勢するように第2の歯車及び
ハウジングの間に懸張されるスプリングとから構成され
る開閉ユニットを収納部内に配設し、この開閉ユニット
により開閉蓋の開閉動を付勢、緩衝すると共に、開閉蓋
の開閉に伴いスイッチの両端子を接離させて前記照明等
の電気回路を接断するようにしたことを特徴とするスイ
ッチ付開閉蓋装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4735190U JPH079319Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | スイッチ付開閉蓋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4735190U JPH079319Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | スイッチ付開閉蓋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048235U JPH048235U (ja) | 1992-01-24 |
JPH079319Y2 true JPH079319Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31563206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4735190U Expired - Lifetime JPH079319Y2 (ja) | 1990-05-08 | 1990-05-08 | スイッチ付開閉蓋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079319Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-08 JP JP4735190U patent/JPH079319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH048235U (ja) | 1992-01-24 |
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