JPH0792503B2 - 物体検出装置 - Google Patents

物体検出装置

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JPH0792503B2
JPH0792503B2 JP17156991A JP17156991A JPH0792503B2 JP H0792503 B2 JPH0792503 B2 JP H0792503B2 JP 17156991 A JP17156991 A JP 17156991A JP 17156991 A JP17156991 A JP 17156991A JP H0792503 B2 JPH0792503 B2 JP H0792503B2
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正治 渡辺
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シグマツクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】本発明は物体検出装置に関し、特に所定の
立体空間内に物休が存在するか否かを検出するものであ
る。この種の物体検出装置は射出成形機の監視装置とし
て用いられており、従来型又はその周囲にある物体等で
なる被監視物体の外観を撮像装置によつて映像信号に変
換し、この映像信号を陰極線管上に表示すると共に、当
該陰極線管の表示面上に輝度センサを付着させ、かくし
て陰極線管上の輝度が物体の有無によつて変化すること
を利用して物体の有無の確認をするものが考えられてい
る。 【0002】ところがこのように陰極線管上の輝度を検
出する方法によれば、表示面上の輝度を検出するための
輝度センサを監視すべき被監視物体の位置に応じて表示
面上に付着する煩雑な手間が必要であり、また比較的大
型な陰極線管を用意しなければならないために全体とし
ての構成を小型化するのに一定の制限があるという問題
があり、さらには表示面への輝度センサの装着状態によ
つてはセンサに外部光が混入して輝度の検出結果にノイ
ズが入るおそれがある。これに加えて、物体の外観を撮
像装置によつて映像信号に変換する方式の物体検出装置
の場合には実際上例えば物体を撮像する際に用いられる
照明機器の照明性能が時間の経過に従つて劣化して行つ
たり、照明機器の取付位置、取付姿勢などが時間の経過
に従つて変化したり、外囲温度の変化に応じて明るさが
変化したり(すなわち温度特性による変化が生じたり)
するおそれがあり、このように撮像装置における映像信
号発生条件が検出開始初期時に設定した状態から経時変
化した場合には、当該映像信号発生条件の変化に基づい
て映像信号にドリフトが生じ、その結果物体検出装置が
誤検出するおそれがある。 【0003】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で撮像装置によつて得た映像信号を電気的に処理するこ
とにより物体の有無の確認を煩雑な手間を要せずしかも
高い精度で検出できるようにした物体検出装置を提案し
ようとするものである。以下図面と共に、本発明による
物体検出装置を射出成形機の監視装置に適用した実施例
として詳述しよう。図1において、射出成形機1の被検
出物体としての射出成形製品は、可動側型2が固定側型
3に圧接した状態で導管4を通じて成形材料が射出さる
ことにより(この作業工程を型締工程と呼ぶ)成形され
た後、可動側型2が固定側型3からガイド5に沿つて後
退離間した後に(この作業工程を型開工程と呼ぶ)、可
動側型2に設けられた突出しピン(図示せず)によつて
射出成形機1の下方に突き落すようになされている(こ
の作業工程を突出し工程と呼ぶ)。 【0004】ところがこのように可動側型2が後退して
製品が落下すべきであるにもかかわらず製品が落下しき
れずに可動側型2又は固定側型3に付着した状態になつ
たとすると、次の射出成形サイクルにおいて可動側型2
及び固定側型3間に製品が挟着されるために型2及び3
を破損させるおそれがある。かかるおそれを未然に防止
するため射出成形機の監視装置として物体検出装置6が
設けられている。物体検出装置6はビデオカメラ7及び
物体検出回路8とで構成されている。ビデオカメラ7は
射出成形機1の横側における可動側型2に近い位置に配
設され、可動側型2が固定側型3から開き終わつたタイ
ミングで可動側型2近傍の情景を撮像してビデオ信号V
Dを物体検出回路8に送出する。 【0005】射出成形機1はシーケンサ(図示せず)に
よつてシーケンス制御され、そのためシーケンサは型を
開き始めるタイミング、開き終わつたタイミング、突出
しピンを突出し動作させるタイミング等のタイミングで
必要に応じてタイミング指令信号S1を発生し、これを
物体検出回路8に与える。この実施例の場合、可動側型
2が開き終わつたタイミングで未だ製品が可動側型2に
付着している状態を撮像したビデオ信号VDを物体検出
回路8に取り込み得るようになされ、またその後製品が
突出しピンによつて突き落とされたタイミングで撮像し
たビデオ信号VDを物体検出回路8に取り込み得るよう
になされている。 【0006】物体検出回路8は図2に示すように、ビデ
オカメラ7から送出される水平及び垂直同期信号を含ん
でなる標準テレビジョン方式のビデオ信号VDを受ける
ホールド装置11を有すると共に、当該同期信号SYを
トリガ信号として受ける同期信号発生装置12を有す
る。同期信号発生装置12は物体検出回路8内の動作を
ビデオカメラ7と同期させるための同期信号CLを同期
信号SYに同期して発生するようになされている。ホー
ルド装置11はビデオ信号VDによつて形成される画面
のうち、所定の複数の位置における監視領域の輝度信号
を取り込むもので、この実施例の場合監視領域A1及び
A2は図3に示すように、水平方向すなわちH方向にx
座標を取りかつ垂直方向すなわちV方向にy座標を取つ
て表せば、点(x、y)、点(x+m、y)、
点(x、y+n)及び点(x+m、y+n)の
4点で囲まれる領域でなり、また監視領域A2は点(x
、y)、点(x+m、y)、点(x、y
n)、点(x+m、y+n)の4点で囲まれる領域
でなる。 【0007】ホールド装置11は図4に示すように、ビ
デオ信号VDをバツフア回路15を通じて受ける第1及
び第2のアナログスイツチ回路18A及び18B(第1
及び第2の監視領域A1及びA2に対応する)でなるデ
ータ取込用スイツチ回路18を有し、このデータ取込用
スイツチ回路18がタイミング発生装置25において発
生される取込指令信号S3Iによつてオン制御される。
ビデオ信号VDをバツフア回路15を通じて受ける領域
A1、A2……に対応するアナログ積分回路16A、1
6B……を有する。アナログ積分回路16Aは到来する
ビデオ信号VDをアナログスイツチ18Aを通じて電圧
電流変換回路19Aにおいて電流に変換した後積分用コ
ンデンサ20Aに与える。かくしてコンデンサ20Aに
蓄積されたアナログ積分値がバツフア回路21Aを通じ
てホールド信号S2Aとして送出される。またコンデン
サ20Aのホールド電圧は並列に接続されたクリア用ア
ナログスイツチ22Aを通じてクリアされるようになさ
れている。 【0008】これに対してアナログ積分回路16Bも同
様に到来するビデオ信号VDをホールド用アナログスイ
ツチ18Bを通じて電圧電流変換回路19Bにおいて電
流に変換した後積分用コンデンサ20Bに積分ホールド
し、そのホールド値をバツフア回路21Bを通じてホー
ルド信号S2Bとして送出する。この場合もコンデンサ
20Bに並列にクリア用アナログスイツチ22Bが接続
されている。アナログ積分回路16A、16B……のホ
ールド用アナログスイツチ18A、18B……、クリア
用アナログスイツチ22A、22B……はそれぞれタイ
ミング発生装置25(図2)において発生される取込信
号S3I、クリア信号S3Cによつてオン制御される。 【0009】すなわちタイミング発生装置25は図5に
示すように、垂直同期信号V(図5(A))の開始時点
を基準にして開始する第1、第2……番目の走査ラ
インのうち、監視領域A1及びA2を横切る走査ライン
について、当該監視領域A1及びA2に相当するタイミ
ングで取込指令信号S3Iを発生する。図3の実施例の
場合、監視領域A1は第y番目のライン(図5(By
))〜第(y+n)番目のライン(図5(B(y
+n))について、水平同期信号Hy〜H(y
n)の開始時点からx軸方向の座標xに相当する時間
だけ経過した時点でアナログスイツチ回路18Aに対す
るスイツチ信号SW1を監視領域A1のx軸方向の距離
mに相当する時間だけ立ち上げる。 【0010】また監視領域A2について第y番目のラ
イン〜第(y+n)番目のライン(図5(By)〜
B(y+n))までのラインについて各水平同期信号
Hy〜H(y+n)の立上り時点から監視領域A2
の座標xに相当するタイミングだけ経過した時点でア
ナログスイツチ回路18Bに対するスイツチ信号SW2
を領域A2のx軸方向の距離mに相当する時間だけ立ち
上げる。かくして図3において1フイールド分のビデオ
信号について監視領域A1、A2……を走査ラインが走
査するタイミングでそれぞれアナログスイツチ18A、
18B……がオン動作することにより、監視領域A1、
A2……の光エネルギーに相当するビデオ信号の積分値
が該当するラインごとにコンデンサ20A、20B……
にホールドされることになる。 【0011】アナログ積分回路16A、16B……にホ
ールドされたアナログ積分値は各フイールドの開始時に
到来する垂直同期信号Vのタイミングでタイミング発生
装置25から送出されるクリア信号S3Cがクリア用ア
ナログスイツチ22A、22B……をオン動作させるこ
とによつてクリアされ、これにより1フイールドごとに
監視領域A1、A2……に相当するビデオ信号の光エネ
ルギーを表すアナログ積分量が得られることになる。こ
のようにしてホールド装置11のホールド信号S2A、
S2B……でなるアナログ積分出力信号S4は当該ホー
ルド動作をしたフイールド区間に続くフイールド区間を
使つてタイミング発生装置25から送出されるサンプリ
ングクロツク信号S5によつてアナログデイジタル変換
装置26においてデイジタルデータに変換され、これが
測定結果データとして基準値計算装置27及び比較判定
装置28に与えられる。 【0012】基準値計算装置27は現在アナログデイジ
タル変換装置26から得られている測定結果データS6
に基づいて、射出成形機1において可動側型2及び固定
側型3間に製品が残つているか否かを、過去複数回の測
定結果データに基づいて判断できるように当該判断基準
値データを演算するもので、図6に示すように、監視領
域A1、A2……に対応する基準値計算回路27A、2
7B……を有する。すなわち基準値計算回路27Aはア
ナログデイジタル変換装置26から送られて来る測定結
果データS6を、タイミング発生装置25から与えられ
るタイミング制御信号S8に基づいて演算処理をする。
すなわち測定結果データS6は互いに縦続接続されてい
る複数例えばk段のメモリM1、M2……Mkのうち初
段のメモリM1に与えられ、射出成形機1が製品を1つ
ずつ成形する各射出成形サイクルにおいて到来する測定
結果データS6Aを順次シフトしながらメモリM1、M
2……Mkに記憶するようになされている。その結果メ
モリM1〜Mkには、過去k回の射出成形サイクルにお
いて検出されたk個の測定結果データS6が保存され
る。このメモリM1〜Mkに保存された測定結果データ
は加算器AD1に与えられ、その加算結果データS9が
観測データメモリ31の出力として割算器32に与えら
れる。 【0013】割算器32には観測データメモリ31の加
算データ数kに相当する定数信号S10が定数設定器3
0から与えられ、かくして割算器32からデータS9を
定数信号S10で割つて得られる単純平均値を表す平均
値データS11が送出される。この平均値データS11
は乗算器構成の上限値回路33及び下限値回路34に与
えられ、それぞれ定数設定器35及び36から与えられ
る定数信号S12及びS13を乗算してなる上限値基準
信号S14及び下限値基準信号S15を送出する。ここ
で上限値回路33に与えられる定数信号S12の内容は
(r>1)に設定されると共に、下限値回路34
に与えられる定数設定信号S13の内容はr(r
1)に設定されている。かくして上限値回路33から過
去k個の測定結果データの平均値より大きい上限値基準
信号S14が送出されかつ下限値回路34から過去k個
の測定データの平均値より小さい下限値基準信号S15
が送出される。 【0014】これらの基準信号S14及びS15は比較
判定装置28に与えられてアナログデイジタル変換装置
26から送出される測定結果データS6と各サンプリン
グ点ごとに比較され、測定結果データS6が上限値基準
信号S14より小さくかつ下限値基準信号S15より大
きいとき、射出成形機1から製品が正常に落下して可動
側型2及び固定側型3間には当該製品が無いことを表す
物体検出出力信号S20を送出する。これに対して測定
結果データS6が上限値基準信号S14より大きい場合
は、可動側型2及び固定側型3間の明るさが製品が落下
した状態と比べて明るいことを意味し、このことは製品
が存在すること(その外表面がかなり明るいものである
場合)を表している。 【0015】これに対して測定結果データS6が下限値
基準信号S15より小さい場合は、可動側型2及び固定
側型3間の明るさが製品が無い場合と比較して暗いこ
と、換言すれば製品が有ること(この場合製品の外表面
がかなり暗いものである)ことを表している。かくして
射出成形機1が型を開いて突出しピンによつて製品を落
下させるべきタイミングにおいて製品が可動側型2及び
固定側型3間に有るか否かを表す物体検出出力信号S2
0を得ることができる。また基準値計算回路27Bは基
準値計算回路27Aと同じ構成を有する。かくして各監
視領域A1、A2……ごとに物体の有無の検出がなされ
てそれぞれ基準信号S14A、S14B……、S15
A、S15B……が形成され、これが基準値計算装置2
7の基準信号S14、S15……として送出される。 【0016】以上の構成において、射出成形機1が1つ
の製品について成形を終つて型開工程において可動側型
2を固定側型3に対して開いた後、突出工程において突
出しピンによつて製品を突き出した後の時点tのタイ
ミングで、図7(A)に示すように、射出成形機1のシ
ーケンサから検出指令信号S1がタイミング発生装置2
5に到来すると(図2)、タイミング発生装置25は同
期信号発生装置12から送られて来る同期信号CLに基
づいて、図7(B)に示すように、その後の最初の垂直
同期信号Vが到来した時点tにおいて続く1フイール
ド区間に相当するデータ取込信号 DTIN(図7
(D))を形成し、その立上りによつて形成したクリア
信号S3Cを用いてホールド装置11のアナログ積分回
路16A、16B……(図4)のクリア用スイツチ22
A、22B……をオン動作させてコンデンサ20A、2
0B……のホールド電圧をクリアし、かくしてホールド
信号S2A、S2B……(図7(C1)、(C2)…
…)を一旦黒レベルにクリアする。 【0017】その後タイミング発生装置25はデータ取
込信号DTIN(図7(D))の区間の間に監視領域A
1、A2……(図3)に相当するデータ取込信号TA
1、TB1……(図7(E1)、(E2)……)を発生
すると共に、これに応動して取込指令信号S3Iをホー
ルド装置11に与えることによりアナログ積分回路16
A、16B……(図4)のアナログスイツチ18A、1
8B……を通じてコンデンサ20A、20B……にサン
プリングビデオ信号を積分ホールドさせる。かくしてア
ナログ積分回路16A、16Bのホールド信号S2A、
S2B……は、図7(C1)、(C2)……に示すよう
に、時点tにおいて一旦黒レベルにクリアされた後、
取込信号TA1、TB1……(図7(E1)、(E2)
……)が与えられるごとに上昇することになる。 【0018】ここで射出成形機1が正常動作して突出し
ピンによつて製品が正しく落下した場合は、ホールド信
号S2A、S2B……のレベルは基準値計算回路27
A、27B……(図6)において得られる上限値基準信
号S14及び下限値基準信号S15の中間のレベルにな
るので、比較判定装置28は物体が無いことを表す物体
検出出力信号S20(図2)を送出させることになる。
これに対して射出成形機1が突出しピンを動作させたに
もかかわらず製品が可動側型2から落下しなかつた場合
には、図7に対応させて図8に示すように、データ取込
信号TA1、TB1……(図8(E1)、(E2)…
…)が与えられた時のビデオ信号VDの値は製品の表面
がかなり明るいためにビデオ信号VDのレベルが大きく
なる。従つてホールド装置11のアナログ積分回路16
A、16B……(図4)から送出されるホールド信号S
2A、S2B……のレベルは基準値計算回路27A、2
7B……において得られる上限値基準信号S14A、S
14B……により大きくなる(図8(C1)、(C2)
……)。従つてこのとき比較判定装置28は物体がある
ことを内容とする物体検出出力信号S20を送出するこ
とになる。 【0019】なお上述の場合は製品の表面の明るさが明
るい場合について述べたが、逆に製品の表面が製品が無
い場合と比較して暗い場合(例えば製品の表面が黒いよ
うな場合)には、図8(C1)、(C2)……に示すホ
ールド信号S2A、S2B……のレベルが極端に低くな
つて基準値計算装置27において得られる下限値基準信
号S15より低くなる。そこで、この場合も比較判定装
置28は製品が射出成形機1から落下しなかつたことを
表す物体検出出力信号S20を送出することになる。と
ころでかかる物体検出動作は射出成形機1がその後型締
工程において可動側型2を閉じて1回の射出成形サイク
ルを終了した後、続く射出成形サイクルにおいて1つの
製品を作るごとにシーケンサから送られて来る指令信号
S1によつて、アナログデイジタル変換装置26から各
サイクルごとに送出される測定結果データS6が基準値
計算装置27に順次与えられ、この時基準値計算装置2
7は基準値計算回路27A、27B……のメモリM1、
M2、M3……Mkに順次到来するデータをその到来ご
とにシフトさせながら更新記録して行く(図6)。従つ
て過去k回の射出成形サイクルにおける製品落下時のビ
デオ信号の大きさが基準値計算装置27に蓄えられ、そ
のデータに基づいて上限値基準信号S14及び下限値基
準信号S15が演算されることになる。 【0020】その結果、カメラ7による射出成形機1に
対する撮像条件が途中で変化したような場合、例えば光
源の劣化や温度特性等によつてビデオ信号VDのレベル
がドリフトしたような場合には、その影響が測定結果デ
ータS6のレベル変化として比較判定装置28の測定入
力側端の信号レベルの変動として表れるが、この時基準
値計算装置27の基準値信号S14及びS15のレベル
も同じ様な傾向をもちながら変更することになるので、
比較判定装置28の判定動作において当該変動成分はキ
ヤンセルされることにより物体検出信号S20による判
定動作を安定化し得ることになる。 【0021】以上のように図2の構成によれば、ビデオ
信号VDによつて形成される画面上の所定の監視領域A
1、A2……について、射出成形機1において、突出工
程が終了したタイミングで、可動側型2に射出成形され
た製品が残留しているか否かを確実に検出することがで
き、かくするにつき撮像条件の変動に基づくビデオ信号
VDのドリフトが生じてもその影響を受けない判定結果
を得ることができる。図2の実施例の場合、タイミング
発生装置25は、ホールド装置11に対して取込指令信
号S3Iを発生するために、図7の構成の取込信号発生
回路41を有する。図9において取込信号発生回路41
はRAM構成の監視位置指定メモリ42を有し、この監
視位置指定メモリ42に図3について上述した監視領域
A1及びA2の走査位置に関するデータが予め書込回路
40を通じてメインコントローラ(図示せず)からのデ
ータ信号DPとして書きこまれるようになされている。 【0022】例えば図10及び図11に示すように、図
3について上述した監視領域A1及びA2がV方向に4
本の走査ラインの長さをもちかつH方向に5つのサンプ
リング点に相当する位置をもつような長さの領域を監視
するものとすると、監視位置指定メモリ42は図12に
示すように監視領域A1について、ライン番号データy
〜(y+3)に対してx方向位置データx及び積
分回路指定データ〔16A〕を内容とするデータを格納
し、また監視領域A2についてライン番号データy
(y+3)に対してx方向位置データx及び積分回
路指定データ〔16B〕を内容とするデータを格納して
いる。各ライン番号データy〜(y+3)、y
(y+3)は監視位置指定メモリ42の所定のメモリ
エリアに割り当てられ、当該メモリエリアのアドレスを
読み出すことにより、これに割り当てられたライン番号
データに対応するx方向位置データ及びデータ取込用ス
イツチ回路指定データが読み出される。 【0023】この監視位置指定メモリ42には読出信号
としてxカウンタ48及びyカウンタ43のカウント内
容がアドレス変換器44を通じてメモリ42に与えられ
る。yカウンタ43は同期信号発生装置12(図2)か
ら水平同期信号Hに同期して与えられるクロツクパルス
CLHをカウントして行き、かくしてyカウンタ43の
内容はビデオ信号VDの走査ライン番号を順次指定して
行くことになる。またxカウンタ48はx方向の監視点
の番号を順次指定して行くようになされ、例えば同期信
号発生装置12(図2)から得られる水平同期信号を所
定数だけ分周したと同様の周期を有するクロツク信号C
Lxをカウントして行くようになされている。 【0024】かかるyカウンタ43の動作時にその内容
が y〜y+3、y〜y+3……になれば、対
応するライン番号データに関するx方向位置データ、及
び積分回路指定データがメモリ42に記憶されているの
で、これがそれぞれx及びy方向位置レジスタ45、及
び積分回路指定レジスタ46に読み出される。x及びy
方向位置レジスタ45の内容はコンパレータ47に与え
られ、xカウンタ48及びyカウンタ43の内容と一致
するかどうか監視される。かくしてコンパレータ47に
おいて一致が検出されると、その一致検出出力PSが例
えばモノマルチバイブレータ構成のパルス発生回路49
にトリガ信号として与えられ、これにより所定パルス幅
のパルスがデコーダ構成の取込信号発生回路50に対し
てロード信号として与えられる。取込信号発生回路50
は積分回路指定レジスタ46に記憶されている積分回路
指定データを積分期間指定信号SW1、SW2……に変
換し、これがアナログ積分回路16A、16B……(図
4)のアナログスイツチ18A、18B……に対するオ
ン制御信号として送出される。 【0025】図9の構成によれば、監視位置指定メモリ
42は、図10、図11及び図12から明らかなよう
に、監視領域A1、A2……の左側端のx方向位置デー
タを対応する積分回路指定データと共に記憶しており、
かくしてビデオ信号が当該監視領域A1又はA2の左側
端を横切るような走査ラインに相当する区間になればこ
の時のxカウンタ48及びyカウンタ43の内容に応じ
て監視位置指定メモリ42のx及びy方向位置データ及
び積分回路指定データがx及びy方向位置レジスタ45
及び積分回路指定レジスタ46に読み出される。これと
同時に当該走査ラインについてxカウンタ48の内容が
当該走査ラインを順次左側から右側に走査して行くよう
にカウント動作する。 【0026】やがてxカウンタ48及びyカウンタ43
の内容がx及びy方向位置レジスタ45に読出された内
容と一致する状態になると、このことはビデオ信号VD
のうち監視領域A1、A2……の左側端に相当する部分
のビデオ信号が到来していることを意味する。この時コ
ンパレータ47は一致出力PSを発生するのでパルス発
生回路49において発生されるパルスのパルス幅に相当
する時間の間取込信号発生回路50が積分回路指定レジ
スタ46の内容に相当する取込指定信号をアナログ積分
回路16A、16B……に送出することになる。ここで
パルス発生回路49のパルス幅は監視領域A1、A2の
x方向の長さに相当する長さに選定されているので、取
込信号発生回路50から出力される取込信号の発生時間
は丁度監視領域A1及びA2を走査している時間と一致
することになる。 【0027】従つて図7及び図8について上述したよう
に、監視領域A1、A2……を横切る4本の走査ライン
について取込信号TA1、TB1……(図7(E1)、
(E2)……、図8(E1)、(E2)……)が得られ
ることになり、これによりアナログ積分回路16A、1
6B……に監視領域A1、A2……に相当するビデオ信
号の積分値が当該監視領域A1、A2……の光エネルギ
ーを表す情報としてホールドされて基準値と比較される
ことにより、簡易に判定結果を得ることができる。かく
するにつき図9のように構成すれば、監視領域に相当す
るビデオ信号VDが到来したことを判知するにつき比較
的簡易な構成で済むことになる。因に監視位置指定メモ
リ42のデータとしては監視領域の開始位置についての
データだけを格納しておけば良く、従つて監視領域の数
が大きくなつてもメモリ42の記憶容量をそれほど大き
くしなくとも良い。また監視位置の指定や監視領域の面
積などを変更する場合には監視位置指定メモリ42の格
納データを変更するだけで済み、かくして汎用性の大き
い射出成形機の監視装置を実現できる。 【0028】実際上この実施例の場合、監視領域A1、
A2……として図20に示すように、ビデオ信号VDに
よつて形成される画面を、x方向に8分割しかつy方向
に6分割してなる8×6=48個の監視領域A11、A
12……A68を有し、各監視領域A11、A12……
A68の位置を左上隅の座標(x11、y11)、(x
12、y11)……(x18、y16)によつて表すこ
とができるように、各監視領域A11、A12……A6
8が升目状に隣接しながら配列するように形成されてい
る。 【0029】これにより、図9の監視位置指定メモリ4
2には、図12に対応させて図21に示すように、監視
領域A11、A12……A68に対してライン番号デー
タ(y11、y11+1、y11+2、y11+3)、
(y11、y11+1、y11+2、y11+3)……
(y16、y16+1、y16+2、y16+3)、及
びx方向位置データx11、x12……x18が予め格
納され、yカウンタ43、及びxカウンタ48のカウン
ト出力がアドレス変換機44に与えられるごとに監視位
置指定メモリ42から積分回路指定レジスタ46を介し
て取込信号発生回路50から、監視領域A11、A12
……A68に対してそれぞれ設けられている68個の積
分回路のうち対応する積分回路を選択指定すると共に、
監視位置指定メモリ42からx及びy方向位置レジスタ
45、コンパレータ47を介してパルス発生回路49か
ら監視領域A11、A12……A68のx方向の長さに
相当するパルス幅の積分動作信号を送出する。 【0030】このようにすれば、簡易な構成によつて画
面全体から容易に監視情報を得ることができる。なお上
述においては映像画面を監視するにつき特定の領域を指
定するようにした場合について述べたが、これに代え図
13に示すように、走査ラインに沿つて所定長さの間だ
け監視するようにしても良い。この場合は図12におい
て例えば監視領域指定位置についての記憶データとして
1つだけのライン(図12の場合は複数ラインだが)に
ついてのx方向位置データ及び積分回路指定データを記
憶するようにすれば良い。このようにしても上述の監視
領域について上述した場合と同様にして、当該監視領域
の光エネルギーを表す検出出力を用いて簡易に判定結果
を得ることができる。 【0031】この明細書において、図13に示すような
走査ラインに沿う監視対象を含めて監視領域と呼ぶ。な
お図2の実施例の場合、ホールド装置11はビデオ信号
をアナログ値としてホールドし、当該ホールド信号をア
ナログデイジタル変換装置26によつてデイジタル値に
変換した後比較判定装置28においてデイジタル的に物
体の有無の判定をするようになされているが、これに代
えて図14に示すように、ホールド装置11において得
られるアナログホールド信号を直接比較判定装置28に
与え、比較判定装置28においてアナログ的に物体の有
無の判定をするようにしても良い。 【0032】この場合ホールド装置11の出力S4はア
ナログデイジタル変換装置71においてデイジタル信号
に変換されて基準値計算装置27に測定結果データとし
て与えられ、また基準値計算装置27において演算の結
果得られる基準値信号はデイジタルアナログ変換装置7
2においてアナログ信号に変換された後比較判定装置2
8に与えられる。このようにしても図2について上述し
たと同様の効果を得ることができる。また図2の構成に
代え、図15に示すように、ホールド装置11としてデ
イジタルデータをホールドするような構成に変更しても
良い。すなわちこの場合カメラ7から到来するビデオ信
号VDはタイミング発生装置25の取込信号S3に応じ
て積分回路73において監視領域A1及びA2(図3)
の面積に応じて積分した後、その積分結果をアナログデ
イジタル変換装置74においてデイジタル信号に変換し
てデイジタルメモリ75に格納する。かくすればホール
ド装置11からデイジタル信号形式の測定結果データS
6を得ることができ、従つてこの測定結果データS6を
直接基準値計算装置27及び比較判定装置28に与える
ようにできる。かくしても図2の場合と同様の効果を得
ることができる。 【0033】さらに図15における積分回路73の構成
に代えてこれをデイジタル的に積分するような図16の
構成のように変更しても良い。すなわち図16において
カメラ7から到来するビデオ信号VDは各ライン上のx
方向の位置に対応する瞬時値をサンプル回路76におい
てサンプリングしてアナログデイジタル変換装置77に
おいてデイジタル値に変換した後加算器78に与える。
加算器78は監視領域における各サンプル点ごとに到来
する瞬時値データを順次加算し、その加算結果をデイジ
タルメモリ79に格納する。このようにすれば加算器7
8の出力端には監視領域の面積全体にわたつてサンプル
されたビデオデータが積算されることにより実質的にア
ナログ信号を積分したと同様のデータを得ることができ
る。このようにすれば、図15において得ることができ
る効果を図16の構成によつても得ることができる。 【0034】またアナログ信号をホールドするホールド
装置11として図4のアナログ積分回路16A及び16
Bに代えて、それぞれ図17の構成のものを適用しても
良い。すなわち図17の場合は図4の電圧電流変換回路
19A及び19Bに代えてフイルタ回路81を設けた点
が異なる。ここでフイルタ回路81はハイパスフイルタ
で構成され、従つてカメラから得られるビデオ信号に含
まれる直流成分はフイルタ回路81を通過することがで
きず、その結果ビデオ信号だけがコンデンサ20A及び
20Bにホールドされることになる。従つて直流成分の
変化にともなう判定結果の誤差を軽減することができ
る。これに加えてフイルタ回路81はコンデンサ20A
及び20Bにホールドするビデオ信号の周波数を特定の
領域に制限するのでこの分低周波帯域部分に含まれるノ
イズを除去することができる。 【0035】また図4の構成のホールド装置においては
複数のサンプル信号をホールドするにつきコンデンサ2
0A及び20Bでなるアナログメモリを取込用アナログ
スイツチ18A及び18Bを介して並列に接続した構成
を有するがこれに代え、図18に示すように、バツフア
回路15を通じて得られるビデオ信号をそれぞれアナロ
グスイツチ82A、82B……82(N−1)を通じて
互いに縦続接続されたアナログメモリ83A、83B…
…83Nに与えるようにし、各アナログメモリ83A、
83B……83Nから並列に各監視点に相当する測定出
力信号S31A、S31B……S31Nを送出するよう
にしても良い。さらに図19に示すように、図18の構
成において測定出力信号を最終段のアナログメモリ83
Nだけから送出するようにすれば、かくして得られる出
力信号S32は各監視点に対応する測定信号を時間直列
の態様で送出することができることになる。このように
しても図4について上述したと同様の効果を得ることが
できる。 【0036】さらに上述の実施例においてはカメラ7か
ら同期信号発生装置12に対して同期信号を与えるよう
にしたがこれに代え、同期信号発生装置12において発
生した同期信号にカメラ7が同期するようにしても良
い。上述のように本発明によれば、ビデオ信号のうち複
数の監視領域についての積分出力を得るための手段とし
て、x及びy位置検出手段によつて検出されたビデオ信
号の走査位置が監視位置指定メモリ手段に発生された監
視領域の設定位置と一致したとき、対応する積分手段を
選択指定することにより当該監視領域に相当するビデオ
信号を積分するようにしたことにより、被検出物体の変
化の有無を表す情報を簡易な構成によつて得ることがで
き、かくするにつき積分効果により低ノイズの検出出力
を得ることができる。 【0037】因に、一画面分のビデオ情報を一旦アナロ
グ的に、又はデイジタル的に蓄積した後、各ビデオ情報
ごとに基準値と比較するようにすることも考え得るが、
このようにすれば画面全体の監視点についてビデオ情報
を蓄積する必要があるため、全体としての構成が複雑に
なると共に検出出力にノイズが混入することを避け得な
いが、本発明によればこの問題を有効に解決し得る。 【0038】また、基準値計算装置が、過去複数回の測
定サイクルにおいてホールド装置から得られた測定結果
信号に基づいて基準値を演算するようにしたことによ
り、例えば撮像条件が途中で変化したような場合にも、
精度を劣化させないような監視結果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による物体検出装置の概要を示す略線的
斜視図である。 【図2】その物体検出回路の詳細構成を示すブロツク図
である。 【図3】監視領域の説明に供する略線図である。 【図4】図2のホールド装置11の詳細構成を示す接続
図である。 【図5】図2のタイミング発生装置25からホールド装
置11に与えられる取込信号を表す信号波形図である。 【図6】図2の基準値計算装置27の具体的構成を示す
ブロツク図である。 【図7】図2の各部の信号を示す信号波形図である。 【図8】図2の各部の信号を示す信号波形図である。 【図9】図2のタイミング発生装置25に含まれる取込
信号発生回路41を詳細に示すブロツク図である。 【図10】図9の構成の説明に供する略線図及び図表で
ある。 【図11】図9の構成の説明に供する略線図及び図表で
ある。 【図12】図9の構成の説明に供する略線図及び図表で
ある。 【図13】監視領域の他の実施例を示す略線図である。 【図14】図2のさらに他の実施例を示すブロツク図で
ある。 【図15】図2のさらに他の実施例を示すブロツク図で
ある。 【図16】図2のさらに他の実施例を示すブロツク図で
ある。 【図17】図2のホールド装置11の他の実施例を示す
接続図である。 【図18】図2のホールド装置11のさらに他の実施例
を示すブロツク図である。 【図19】図2のホールド装置11のさらに他の実施例
を示すブロツク図である。 【図20】実施例において設定された監視領域を具体的
に示す略線図である。 【図21】図9の監視位置指定メモリのデータを示す図
表である。 1……射出成形機、2、3……可動側、固定側型、7…
…ビデオカメラ、8……物体検出回路、11……ホール
ド装置、12……同期信号発生装置、25……タイミン
グ発生装置、26……アナログデイジタル変換装置、2
7……基準値計算装置、28……比較判定装置、41…
…取込信号発生回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】1.(a) 被検出物体を撮像する
    ビデオカメラと、 (b) 上記ビデオカメラから送出されるビデオ信号に
    よつて得られる画面情報のうち所定の監視位置にありか
    つ所定の大きさをもつ監視領域に対応するタイミングで
    取込信号を発生するタイミング装置と、 (c) 上記取込信号を受けたとき上記ビデオ信号を取
    り込んで上記監視位置に対応するホールドエリアにホー
    ルドすると共に、当該取り込んだビデオ信号を積分して
    上記被検出物体のうち上記監視領域に対応する部分から
    上記ビデオカメラに到来する光エネルギーの総和に相当
    する値をもつ測定結果信号を出力するホールド装置と、 (d) 上記ホールド装置の上記ホールドエリアから出
    力される上記測定結果信号の値を上記監視領域ごとに設
    定された基準値と比較して物体の変化に応じた物体検出
    信号を送出する比較判定装置と、 (e) 過去複数回の測定サイクルにおいて上記ホール
    ド装置から得られた上記測定結果信号に基づいて上記基
    準値を演算する基準値計算装置とを具え、上記ホールド
    装置は、 取り込んだ上記ビデオ信号を上記監視領域に対応して設
    けられた積分回路においてそれぞれアナログ積分し、当
    該積分結果をアナログ/デイジタル変換してデイジタル
    メモリに保持することを特徴とする物体検出装置。2.
    (a) 被検出物体を撮像するビデオカメラと、 (b) 上記ビデオカメラから送出されるビデオ信号に
    よつて得られる画面情報のうち所定の監視位置にありか
    つ所定の大きさをもつ監視領域に対応するタイミングで
    取込信号を発生するタイミング装置と、 (c) 上記取込信号を受けたとき上記ビデオ信号を取
    り込んで上記監視位置に対応するホールドエリアにホー
    ルドすると共に、当該取り込んだビデオ信号を積分して
    上記被検出物体のうち上記監視領域に対応する部分から
    上記ビデオカメラに到来する光エネルギーの総和に相当
    する値をもつ測定結果信号を出力するホールド装置と、 (d) 上記ホールド装置の上記ホールドエリアから出
    力される上記測定結果信号の値を上記監視領域ごとに設
    定された基準値と比較して物体の変化に応じた物体検出
    信号を送出する比較判定装置と、 (e) 過去複数回の測定サイクルにおいて上記ホール
    ド装置から得られた上記測定結果信号に基づいて上記基
    準値を演算する基準値計算装置とを具え、上記ホールド
    装置は、 取り込んだ上記ビデオ信号を上記監視領域に含まれるサ
    ンプリング点ごとにサンプリングして各サンプリング点
    の明るさに対応するデイジタルデータに変換し、当該デ
    イジタルデータをデイジタル加算して上記各監視領域に
    対応するメモリ手段に保持することを特徴とする物体検
    出装置。
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