JPH079185U - 床マット - Google Patents
床マットInfo
- Publication number
- JPH079185U JPH079185U JP4408293U JP4408293U JPH079185U JP H079185 U JPH079185 U JP H079185U JP 4408293 U JP4408293 U JP 4408293U JP 4408293 U JP4408293 U JP 4408293U JP H079185 U JPH079185 U JP H079185U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- mat
- fiber
- fiber mat
- floor mat
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デザインや美観を損なうことなく、通気性、
吸水性及び放湿性に優れ、且つ、運搬・収納や安全性の
高い床マットを安価にて提供すること。 【構成】 2種以上の繊維からなる繊維集合体を加熱圧
縮することで成形した繊維マット1と、該繊維マット1
を封入するためのカバー2とからなり、該カバー2の表
面裏側には綿布などの吸湿性素材3が施着してあり、該
カバー2の裏面はノンスリップ生地4で構成されている
ことを特徴とする床マット。
吸水性及び放湿性に優れ、且つ、運搬・収納や安全性の
高い床マットを安価にて提供すること。 【構成】 2種以上の繊維からなる繊維集合体を加熱圧
縮することで成形した繊維マット1と、該繊維マット1
を封入するためのカバー2とからなり、該カバー2の表
面裏側には綿布などの吸湿性素材3が施着してあり、該
カバー2の裏面はノンスリップ生地4で構成されている
ことを特徴とする床マット。
Description
【0001】
本考案は、玄関や台所、廊下など、人間が靴を脱いで通行する床面であれば何 処でも利用可能であり、その利用分野は一般家庭からホテルや病院などの宿泊施 設全般に及ぶ。
【0002】
従来から、一般家庭や宿泊所などにおいて、玄関や台所の床面に様々な玄関マ ットやキッチンマットが使用されているが、通気性や吸水性・放湿性の点で問題 のあるものが多く、例えば、炊事の際にマットに零した水分を吸収しなかったり 、吸収してもなかなか乾燥しなかったりと、実用に即した床マットが少なかった 。また、床マットを収納する際、従来では、これをロール状に丸めて押入れの空 間などに立てかけることが多いが、その収納には、思いのほか広範なスペースを 要するのが実情である。更に、従来の玄関マットやキッチンマットでは、その上 で強く駆った場合、これがスリップして怪我をするなど、安全面でも十分とはい えるものが少なかった。
【0003】
本考案で解決しようとする課題は、デザインや美観を損なうことなく、前記し たような通気性や吸水性、放湿性に優れ、また、収納も簡便であり、且つ、安全 性の高い床マットを安価にて提供することにある。
【0004】
本考案は、2種以上の繊維からなる繊維集合体を加熱圧縮により成形した繊維 マットと、表面裏側に綿布などの吸湿性素材を施着し、裏面にはノンスリップ生 地を用いたカバーとからなり、前記繊維マットを当該カバーに封入することで、 前記課題を解決せんとするものであり、また、前記繊維マットの表面に複数の凹 凸を形成し、且つ、前記繊維マットを折り畳み可能とすることで、本考案の持つ 効果や利便性をより高めんとするものである。
【0005】
図1は本考案の実施例を示す斜視図、図2は図1のX−X’線における断面図 、図3は本考案の繊維マットに複数の突起を形成した場合の実施例を示す斜視図 、図4は本考案の繊維マットを折り畳み可能とした場合の実施例を示す斜視図、 図5は本考案の繊維マットとカバーを取外し可能とした場合の実施例を示す斜視 図である。1は繊維マット、2はカバー、3は吸湿性素材、4はノンスリップ生 地、5は突起、6は開口部。
【0006】 本考案に係る床マットは、従来の玄関マットやキッチンマットと同様、人間が 靴を脱いで通行する床面に敷いて使用されるもので、本考案の構成を図1乃至図 5に基づいて説明すると、次のとおりである。
【0007】 本考案に係る床マットは、図1及び図2に示すとおり、2種以上の繊維からな る繊維集合体を加熱圧縮することで成形した繊維マット1とカバー2とから構成 され、繊維マット1はカバー2内に封入されている。繊維マット1を形成する繊 維集合体は、ポリエステルなどの化学繊維をはじめ、通気性や吸水性、放湿性の 良い天然繊維などが素材として使用されるため、水零しをした場合の放湿効果が 高い。また、繊維マット1が各種の繊維集合体で構成されるため、足裏との馴染 みが良く、違和感が少ない。カバー2は通気性や吸水性の良い布帛が素材として 使用される。カバー2の表面裏側には綿布など通気性や吸水性の良い吸湿性素材 が施着されているため、水零しなどの際の水分の吸収・放湿に効果的であり、ま た、繊維マット1と足裏の接触を和らげる効果がある。当該効果については、と りわけ、図3に示すように、繊維マット1を表面に凹凸を有する構成とした場合 に有効である。カバー2の裏面にはノンスリップ生地が用いられているが、格別 これに限定されるものではなく、ノンスリップ生地を用いる代わりに、薄いゴム などを張り付けても良い。
【0008】 また、本考案に係る床マットでは、図3に示すように、繊維マット1を表面に 複数の凹凸を形成した構成とすることも可能であり、このような構成とすること で、通気や吸水、放湿などの効果をより一層高めることができる。図3では、繊 維マット1の表面に複数の突起5が設けてあるが、様々な大きさや形状の凹凸を 設けることが可能である。また、繊維マット1の製造工程において、加熱圧縮の レベルを加減することで、硬度や弾力性を調整することが可能である。そのため 、人間の皮膚にとって適度な硬度や弾力性を持たせることで、突起5が足裏のつ ぼを刺激し、健康の維持・促進にも効果的である。
【0009】 また、本考案に係る床マットでは、図4に示すように、カバー2を適宜分割し 、分割されたカバー2内のそれぞれに繊維マット1を封入する構成とすることも 可能であり、このような構成とすることで、床マットを矢印のように折り畳むこ とができ、とりわけ、床マットを大型とした場合の収納・運搬に有効である。図 4では、カバー2を2分割し、分割されたカバー2内のそれぞれに繊維マット1 を封入した場合の床マットを示してある。
【0010】 更に、本考案に係る床マットでは、図5に示すように、カバー2の適宜の部位 に開口部6を設け、繊維マット1とカバー2を取外し可能な構成とすることも可 能であり、このような構成とすることで、床マットに大量の水を零した場合や、 カバー2が汚れた場合に、繊維マット1とカバー2を別個に乾かしたり、カバー 2だけを洗濯することができる。なお、図示しないが、開口部6にはファスナー やマジックテープ、ボタンなどの閉止具が備えられていることが望ましい。
【0011】
以上説明したように、本考案に係る床マットは、2種以上の繊維からなる繊維 集合体を加熱圧縮した繊維マット1を採用したため、ゴムやプラスチックをマッ ト本体に採用した場合と比べ、通気性、吸水性及び放湿性が著しく高く、また、 人間の皮膚との馴染みも良い。また、カバー2の表面裏側に綿布などの吸湿性素 材を施着したため、通気性、吸水性及び放湿性を一層高めることができるばかり でなく、繊維マット1と足裏との接触をより和らげることもできる。また、繊維 マット1の表面に複数の突起5を設けることで、通気性、吸水性及び放湿性をよ り高めることができるほか、足裏のつぼを刺激して、健康の維持・促進にも効果 的である。特に、台所などで長時間立ち仕事をする場合、疲労軽減を図ることも 可能である。また、繊維マット1とカバー2を折り畳み可能に複数に分割するこ とで、特に大型の床マットとした場合、その収納・運搬が簡便且つ容易に行える といったメリットもある。更に、カバー2に開口部6を設け、繊維マット1とカ バー2を取外し可能とすることで、カバー2を洗濯したり、また、様々なデザイ ンのカバーと交換して使用することができる。最後に、昨今、多方面で環境保護 が叫ばれているが、本考案では繊維マットの素材自体が環境に優しいだけでなく 、その形成に際してもフロンなどを発生することがないため、マット本体にプラ スチックや発泡スチロールなどを用いた場合と比べ、環境保護の点でもその効果 は著しい。
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のX−X’線上における断面図である。
【図3】本考案の繊維マットに複数の突起を形成した場
合の実施例を示す斜視図である。
合の実施例を示す斜視図である。
【図4】本考案の繊維マットを折り畳み可能とした場合
の実施例を示す斜視図である。
の実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の繊維マットとカバーを取外し可能とし
た場合の実施例を示す斜視図である。
た場合の実施例を示す斜視図である。
1 繊維マット 2 カバー 3 吸湿性素材 4 ノンスリップ生地 5 突起 6 開口部
Claims (4)
- 【請求項1】 2種以上の繊維からなる繊維集合体を加
熱圧縮することで成形した繊維マットと、該繊維マット
を封入するためのカバーとからなり、該カバーの表面裏
側には綿布などの吸湿性素材が施着してあり、該カバー
の裏面はノンスリップ生地で構成されていることを特徴
とする床マット。 - 【請求項2】 前記繊維マットの表面に複数の凹凸を形
成してなる請求項1の床マット。 - 【請求項3】 前記繊維マットを折り畳み可能に複数個
連結してなる請求項1及び請求項2の床マット。 - 【請求項4】 前記繊維マットと前記カバーが取外し可
能としてある請求項1乃至請求項3の床マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4408293U JPH079185U (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 床マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4408293U JPH079185U (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 床マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079185U true JPH079185U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=12681703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4408293U Pending JPH079185U (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 床マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079185U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528267B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-04-23 | Kanegafuchi Chemical Ind |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP4408293U patent/JPH079185U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0528267B2 (ja) * | 1985-09-30 | 1993-04-23 | Kanegafuchi Chemical Ind |
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