JPH079144A - ガスシールド消耗電極式アーク溶接用のシールドガス - Google Patents
ガスシールド消耗電極式アーク溶接用のシールドガスInfo
- Publication number
- JPH079144A JPH079144A JP18074593A JP18074593A JPH079144A JP H079144 A JPH079144 A JP H079144A JP 18074593 A JP18074593 A JP 18074593A JP 18074593 A JP18074593 A JP 18074593A JP H079144 A JPH079144 A JP H079144A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- arc welding
- consumable electrode
- electrode type
- shielding gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で溶接作業性の良好なガスシールド消耗
電極式アーク溶接に使用するシールドガスを提供する。 【構成】 ArとCO2で構成した混合ガスであって、A
rとCO2の混合比率を容量比で、Ar:50〜70%、C
O2:30〜50%に設定した。
電極式アーク溶接に使用するシールドガスを提供する。 【構成】 ArとCO2で構成した混合ガスであって、A
rとCO2の混合比率を容量比で、Ar:50〜70%、C
O2:30〜50%に設定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスシールド消耗電極
式アーク溶接に使用するMAG系のシールドガスに関す
る。
式アーク溶接に使用するMAG系のシールドガスに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来ガスシールド消耗電極式アーク溶接で
は、シールドガスとしてArやCO2ガスを使用してい
る。シールドガスとしてArガスを使用した場合には、
スパッタやヒュームの発生を抑制することができるとい
う利点はあるが、高価であるという欠点に加えてブロー
ホールが発生しやすいという問題がある。一方、CO2
ガスをシールドガスとして使用した場合、低コストであ
る、ブローホールが発生しにくいという利点はあるが、
スパッタやヒュームの発生が多いという問題がある。そ
こで従来、ArとCO2を80:20の割合で混合させた
シールドガスが提供されている(特開昭63−4067
3号公報)。
は、シールドガスとしてArやCO2ガスを使用してい
る。シールドガスとしてArガスを使用した場合には、
スパッタやヒュームの発生を抑制することができるとい
う利点はあるが、高価であるという欠点に加えてブロー
ホールが発生しやすいという問題がある。一方、CO2
ガスをシールドガスとして使用した場合、低コストであ
る、ブローホールが発生しにくいという利点はあるが、
スパッタやヒュームの発生が多いという問題がある。そ
こで従来、ArとCO2を80:20の割合で混合させた
シールドガスが提供されている(特開昭63−4067
3号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のシールドガ
スは、ArとCO2とを80:20の割合で混合した混合
ガスであることから、その成分の大部分を占めるアルゴ
ンガスの特性が顕著に表れ、ブローホールが発生しやす
い、溶け込みが浅い、コストが高くつくという問題は解
消しきれていない。本発明はこのような点に着目してな
されたもので、安価で溶接作業性の良好なシールドガス
を提供することを目的とする。
スは、ArとCO2とを80:20の割合で混合した混合
ガスであることから、その成分の大部分を占めるアルゴ
ンガスの特性が顕著に表れ、ブローホールが発生しやす
い、溶け込みが浅い、コストが高くつくという問題は解
消しきれていない。本発明はこのような点に着目してな
されたもので、安価で溶接作業性の良好なシールドガス
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するために、ArとCO2の混合比率を容量比で、Ar:
50〜70%、CO2:30〜50%に設定したことを特
徴とする。
成するために、ArとCO2の混合比率を容量比で、Ar:
50〜70%、CO2:30〜50%に設定したことを特
徴とする。
【0005】
【作用】本発明では、ArとCO2の混合比率を容量比
で、Ar:50〜70%、CO2:30〜50%に設定して
いるので、アルゴンガスと二酸化炭素とが相互に欠点を
カバーしあい、スパッタやヒュームの発生を押さえなが
らもブローホールが発生しにくく、溶け込みを良好にす
ることができる。
で、Ar:50〜70%、CO2:30〜50%に設定して
いるので、アルゴンガスと二酸化炭素とが相互に欠点を
カバーしあい、スパッタやヒュームの発生を押さえなが
らもブローホールが発生しにくく、溶け込みを良好にす
ることができる。
【0006】
【実施例】ガスシールド消耗電極式アーク溶接機にアル
ゴンガスと二酸化炭素ガスの混合ガスをシールド用ガス
として供給し、このアルゴンガスと二酸化炭素ガスの混
合比率を変化させて溶接を行い。溶接ヒュームの発生
量、スパッタの発生量、ブローホールの発生量、溶け込
み深さを測定した。その結果は、次表に示す通りであ
る。
ゴンガスと二酸化炭素ガスの混合ガスをシールド用ガス
として供給し、このアルゴンガスと二酸化炭素ガスの混
合比率を変化させて溶接を行い。溶接ヒュームの発生
量、スパッタの発生量、ブローホールの発生量、溶け込
み深さを測定した。その結果は、次表に示す通りであ
る。
【0007】
【表1】
【0008】この結果からもわかるように、二酸化炭素
ガスの混合比率が40%を越えると、スパッタの発生量
が急増するうえ溶接ヒュームの発生も多くなり、二酸化
炭素ガスの混合比率が40%未満ではブローホールの発
生率が増加するうえ、溶け込み深さが浅くなる傾向が見
られる。
ガスの混合比率が40%を越えると、スパッタの発生量
が急増するうえ溶接ヒュームの発生も多くなり、二酸化
炭素ガスの混合比率が40%未満ではブローホールの発
生率が増加するうえ、溶け込み深さが浅くなる傾向が見
られる。
【0009】
【発明の効果】本発明では、ArとCO2の混合比率を容
量比で、Ar:50〜70%、CO2:30〜50%に設定
しているので、アルゴンガスと二酸化炭素とが相互に欠
点をカバーしあい、スパッタやヒュームの発生を押さえ
ながらもブローホールが発生しにくく、溶け込みを良好
にすることができる。
量比で、Ar:50〜70%、CO2:30〜50%に設定
しているので、アルゴンガスと二酸化炭素とが相互に欠
点をカバーしあい、スパッタやヒュームの発生を押さえ
ながらもブローホールが発生しにくく、溶け込みを良好
にすることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ArとCO2で構成した混合ガスであっ
て、混合比率を容量比で、Ar:50〜70%、CO2:3
0〜50%に設定したことを特徴とするガスシールド消
耗電極式アーク溶接用のシールドガス
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18074593A JPH079144A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ガスシールド消耗電極式アーク溶接用のシールドガス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18074593A JPH079144A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ガスシールド消耗電極式アーク溶接用のシールドガス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079144A true JPH079144A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16088574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18074593A Pending JPH079144A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | ガスシールド消耗電極式アーク溶接用のシールドガス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150056005A1 (en) * | 2012-03-30 | 2015-02-26 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Process for producing welded joint, and welded joint |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48103047A (ja) * | 1972-04-13 | 1973-12-24 | ||
JPS5030765A (ja) * | 1973-07-21 | 1975-03-27 | ||
JPS5165046A (ja) * | 1974-12-03 | 1976-06-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Gasushiirudoaakuyosetsuho |
JPS5174939A (ja) * | 1974-12-25 | 1976-06-29 | Osamu Dewa | Nijugasushiirudoshikiaakuyosetsuhooyobidosochi |
JPS55156677A (en) * | 1979-05-24 | 1980-12-05 | Mitsubishi Electric Corp | Consumable electrode system gas shielded arc welding method |
JPS571350A (en) * | 1980-06-05 | 1982-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Low-frequency treating appliance |
JPH01150475A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-13 | Toyota Motor Corp | アーク溶接方法 |
JPH0347955A (ja) * | 1989-07-17 | 1991-02-28 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 形状記憶β黄銅型銅合金の加工方法 |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP18074593A patent/JPH079144A/ja active Pending
Patent Citations (8)
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EP2832487A4 (en) * | 2012-03-30 | 2016-01-06 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | METHOD FOR MANUFACTURING WELDED SEAL AND WELDED SEAL |
US9555496B2 (en) | 2012-03-30 | 2017-01-31 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Process for producing welded joint using GMA welding and CO2 as a shielding gas |
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