JPH078961Y2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH078961Y2
JPH078961Y2 JP5692391U JP5692391U JPH078961Y2 JP H078961 Y2 JPH078961 Y2 JP H078961Y2 JP 5692391 U JP5692391 U JP 5692391U JP 5692391 U JP5692391 U JP 5692391U JP H078961 Y2 JPH078961 Y2 JP H078961Y2
Authority
JP
Japan
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cooking table
cooking
rod
microwave
magnetron
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5692391U
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English (en)
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JPH0587411U (ja
Inventor
泰雅 弘中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
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Publication of JPH0587411U publication Critical patent/JPH0587411U/ja
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はマグネトロンからのマイ
クロ波照射により食物の加熱調理並びに解凍処理などを
行う電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転自在な調理台を調理室底部に
設け、調理台上の食物を回転させ乍らマイクロ波を照射
させる技術があった。そして、調理台が回転するだけで
は加熱ムラを良好に防止し得ないことから、調理台を回
転と同時に上下にも昇降させる技術があった。例えば、
実開昭52−152445号及び実開昭52−1324
33号に開示されている技術である。すなわち、実開昭
52−152445号の装置はターンテーブルの下面を
波状の凹凸面に形成し、ターンテーブルの回転に伴っ
て、上下動するものであり、実開昭52−132433
号の装置はターンテーブルの回転軸にラックを形成し、
このラックに別駆動源により回転されるピニオンを噛合
させたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記実開昭
52−152445号の装置では、ターンテーブル下面
の凹凸形状が変更できないことから、ターンテーブルの
上下動の幅とかパターンを変更できないという不便があ
り、実開昭52−132433号の装置では、一応ター
ンテーブルの上下動幅とかパターンは変更できるもの
の、ターンテーブルの回転軸そのものにラックを形成
し、該ラックにピニオンを噛み合わせるようにしている
ので、ターンテーブル下方の空間がそれだけ広く必要で
あるとか、回転軸のみに大きな負担がかかるといった欠
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、調理室底部に
調理台を回転自在に設け、マイクロ波照射時に調理台を
回転させる電子レンジにおいて、前記調理台を上下動さ
せる昇降機構を備え、該昇降機構は、駆動源により調理
台の下方において略水平に往復動するロッドと、該ロッ
ドに連動連結されて略上下方向に昇降し、その上端で調
理台に当接して調理台を支承する昇降ロッドとからなる
電子レンジである。
【0005】
【実施例】図1は要部説明図、図2は外観斜視図、図3
は一部切欠き正面図であり、四角箱形の本機ケース
(1)前面側にドア(2)を開閉自在に取付け、前記ド
ア(2)の内部に調理室(3)を形成すると共に、被加
熱食物(4)を載せる調理台(5)を調理室(3)の底
部に設け、前記調理台(5)上面に向けて熱線を放射さ
せるオーブンヒータ(6)を調理室(3)の上方に内設
させている。
【0006】またマイクロ波を発生するマグネトロン
(7)と、天板(8)の多孔(9)─を介してマグネト
ロン(7)からのマイクロ波を調理室(3)内部に分散
させて照射するスタラー(10)と、前記マグネトロン
(7)を冷却する冷却ファン(11)及びモータ(1
2)とを、本機ケース(1)内部に配設するもので、マ
イクロ波案内通路(13)を介してマグネトロン(7)
からのマイクロ波とファン(11)の冷却風とをスタラ
ー(10)に供給し、スタラー(10)に反射させたマ
イクロ波を調理台(5)に照射させるように構成してい
る。
【0007】また前記マグネトロン(7)のマイクロ波
照射時間を設定するタイマダイヤル(14)と、ドア
(2)開放用のドアボタン(15)と、加熱動作を開始
させるスタートボタン(16)とを、前記本機ケース
(1)前面一側に配設させている。
【0008】さらに、図1に示すように調理台(5)を
平面的に回転させる回転用モータ(29)を備え、該モ
ータ(29)の出力軸(30)のT形先端を調理台
(5)中央下面の芯軸(31)に係合させ、軸芯方向に
芯軸(31)を摺動自在に、また出力軸(30)と芯軸
(31)を連動回転可能に、出力軸(30)と芯軸(3
1)とを連結させる。
【0009】また調理室(3)の底板(27)にガイド
(32)を介して複数の昇降ロッド(33)(33)を
上下動自在に支持させ、該ロッド(33)上端側を調理
台(5)下面側に当接させると共に、昇降用モータ(3
4)と、該モータ(34)と連動させる回転アーム(3
5)を備え、本機ケース(1)に下端側を支える昇降機
構である折曲げ自在リンク(36)(36)の上端側を
前記ロッド(33)(33)下端に連結させる一方、前
記リンク(36)(36)中間を連係ロッド(37)及
びクランクロッド(38)を介して回転アーム(35)
に連結させ、前記モータ(34)によりクランクロッド
(38)を介してリンク(36)を伸縮させ、前記ロッ
ド(33)を昇降させて調理台(5)を上下動させるよ
うに構成している。この実施例では連係ロッド(37)
の略水平方向の動力を昇降ロッド(33)の上下動に変
換する手段として折曲げ自在リンク(36)(36)に
よって行っているが、これを歯車あるいはクランク機構
等に置き換えることは自明である。
【0010】そして、前記モータ(29)により出力軸
(30)を回転駆動して調理台(5)を一方向に平面的
に回転させると共に、マグネトロン(7)のマイクロ波
は正弦波形であり、正弦波形の任意の4分の波長の区間
では振幅の積分値が一定となるから、マグネトロン
(7)のマイクロ波の波長の4分の1以上の上下動距離
を得るように回転アーム(35)の腕長さを設定するこ
とにより、回転アーム(35)の回転でマグネトロン
(7)のマイクロ波の波長の4分の1以上に調理台
(5)が昇降するように構成している。例えば、マグネ
トロン(7)のマイクロ波が2450HZで波長が12
cmとなるから、調理台(5)を3cm以上昇降させる
ことにより、調理室(3)内でマグネトロン(7)から
のマイクロ波が偏在しても、調理台(5)上の食物に対
して均一にマイクロ波の照射を行えるように構成する。
【0011】また、調理台(5)の最下降位置を検出す
る停止スイッチ(28)を設け、前記モータ(34)の
電源をオフ操作したとき、前記スイッチ(28)により
調理台(5)の下動を検出した後、前記モータ(34)
をオフにして調理台(5)を停止させるように構成して
いる。本実施例は上記の如く構成しており、ダイヤル
(14)及びスタートボタン(16)の操作によりマグ
ネトロン(7)から一定時間だけ調理室(3)にマイク
ロ波を照射すると共に、マグネトロン(7)と連動して
モータ(29)(34)を作動させ、回転アーム(3
5)を回転駆動することにより、調理台(5)を回転さ
せ乍ら上下動させ、調理台(5)上の食物にマイクロ波
を略均一に照射させ、食物の加熱調理または冷凍状態か
らの解凍処理を行うものである。
【0012】また、前記各モータ(29)(34)の回
転数制御により調理台(5)の回転速度の調節並びに上
下動速度の調節を行うと共に、回転アーム(35)とク
ランクロッド(38)の連結長さの変更により、調理台
(5)の上下ストロークの調節を行い、また大きな食物
を調理台(5)上に載せるときなどにおいて、昇降用モ
ータ(34)を停止させ、回転用モータ(29)だけ作
動させ、調理台(5)を一定高さで回転させるものであ
る。さらに、調理台(5)の回転動作と上下動作とを各
別に行わせ、各動作の組合せにより調理台(5)を変位
させることができるものである。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の電子レンジでは調理台の上下動幅および上下動パター
ンを、モータ(34)の回転数制御をするだけで容易に
行えると共に、調理台の回転軸そのものには上下動用の
動力を入力しないので、回転軸に大きな負荷がかからず
調理台の回転は滑らかであり、しかも調理台の下方には
略水平の往復ロッドを通せるだけの比較的狭いスペース
をとるだけでよく、当該電子レンジ全体をコンパクトに
設計できるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部説明図。
【図2】同外観斜視図。
【図3】同一部切欠き正面図
【符号の説明】
(3)調理室 (5)調理台 (29)回転用モータ (33)昇降ロッド (34)昇降用モータ (35)回転アーム (36)折曲自在リンク (37)連係ロッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理室底部に調理台を回転自在に設け、
    マイクロ波照射時に調理台を回転させる電子レンジにお
    いて、前記調理台を上下動させる昇降機構を備え、該昇
    降機構は、駆動源により調理台の下方において略水平に
    往復動するロッドと、該ロッドに連動連結されて略上下
    方向に昇降し、その上端で調理台に当接して調理台を支
    承する昇降ロッドとからなることを特徴とする電子レン
    ジ。
JP5692391U 1991-07-22 1991-07-22 電子レンジ Expired - Lifetime JPH078961Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5692391U JPH078961Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5692391U JPH078961Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 電子レンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0587411U JPH0587411U (ja) 1993-11-26
JPH078961Y2 true JPH078961Y2 (ja) 1995-03-06

Family

ID=13041017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5692391U Expired - Lifetime JPH078961Y2 (ja) 1991-07-22 1991-07-22 電子レンジ

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KR960009636B1 (en) * 1994-02-28 1996-07-23 Lg Electronics Inc Turn table operating apparatus in microwave oven
KR19980021967A (ko) * 1996-09-20 1998-06-25 이영서 전자렌지의 트레이 구동방법
KR101200195B1 (ko) * 2006-11-15 2012-11-13 엘지전자 주식회사 오븐
KR101436347B1 (ko) * 2013-11-20 2014-09-05 황은진 전자렌지

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JPH0587411U (ja) 1993-11-26

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