JPH0788995B2 - 冷媒用ポンプ装置 - Google Patents

冷媒用ポンプ装置

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JPH0788995B2
JPH0788995B2 JP31813189A JP31813189A JPH0788995B2 JP H0788995 B2 JPH0788995 B2 JP H0788995B2 JP 31813189 A JP31813189 A JP 31813189A JP 31813189 A JP31813189 A JP 31813189A JP H0788995 B2 JPH0788995 B2 JP H0788995B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、冷媒を使用した暖房装置における冷媒移送用
の冷媒用ポンプ装置に関するもので、特に、冷媒用ポン
プを駆動する電源の接続に関するものである。
[従来の技術] 従来より、室内の暖房を行なう手段として、冷媒加熱用
熱交換器に燃焼熱を与え、液相の冷媒を気化させて室内
熱交換器に移送し、ここで冷媒を凝縮液化させ、このと
きに発生する放熱によって、暖房を行なうものがある。
この種の暖房装置における冷媒の移送は、通常、冷媒用
ポンプを使用して行なわれる。
従来のこの種の暖房装置及びこれに使用される冷媒用ポ
ンプを第7図及び第8図に示す。
第7図は従来の冷媒用ポンプを用いた暖房装置を示す回
路図、第8図は従来の冷媒用ポンプを示す縦断面図であ
る。
第7図において、(A)は室外ユニット、(B)は室内
ユニットである。(1)は室外ユニット(A)内に配設
され、冷媒を圧送して循環させる冷媒用ポンプ、(2)
は燃料供給管(3)を通して供給された石油、ガス等の
燃料を図示しないバーナーによって燃焼する燃焼器、
(4)は前記燃焼器(2)の燃焼ガスによって加熱さ
れ、前記冷媒用ポンプ(1)の吐出管(5)より圧送さ
れてきた液相の冷媒を蒸発、気化させる冷媒加熱用熱交
換器、(6)は燃焼器(2)の燃焼ガスを室外ユニット
(A)の外部に排気する排気筒である。(7)は冷媒を
冷媒用ポンプ(1)内に導入する吸入管、(8)は冷媒
用ポンプ(1)等の各部品に供給される電源を制御する
電源制御器、(9)は前記電源制御器(8)から冷媒用
ポンプ(1)に接続された電源線であり、前記冷媒用ポ
ンプ(1)から前記電源線(9)までの各部品は室外ユ
ニット(A)内に収納されている。(10)は室内ユニッ
ト(B)の内部に配設され、冷媒と周囲の空気との熱交
換を行なう室内熱交換器、(11)、(12)は室外ユニッ
ト(A)と室内ユニット(B)内の冷媒配管を接続する
接続配管である。
上記冷媒回路において、冷媒は冷媒用ポンプ(1)から
吐出管(5)、冷媒加熱用熱交換器(4)、接続配管
(11)を経て、室内熱交換器(10)、接続配管(12)、
吸入管(7)の順に循環する。
第8図において、(13)は冷媒用ポンプ装置(1)の外
壁を形成する鋼製の圧力容器で、コップ状部材及び円筒
状部材を溶接等で接合し、液洩れがなく、かつ耐圧構造
にしたものである。(14)は冷媒で、前記圧力容器(1
3)内においては液相になっている。(15)は冷媒用ポ
ンプ(1)を駆動するモータからなる駆動部で、(16)
は固定子、(17)は回転子であり、この回転はシャフト
(18)を介して機械部(19)に伝達される。(20)は機
械部(19)を覆うケーシング(21)内に冷媒(14)を導
く吸入管、(22)は機械部(19)内部に冷媒(14)を吸
入する吸入孔、(23)は機械部(19)で高圧にされた冷
媒(14)を吐出する吐出孔である。(41)は圧力容器
(13)の内部を仕切る略円板状の隔壁で、周端は圧力容
器(13)の内壁に固着されている。前記隔壁(41)の中
央部には、前記駆動部(15)のシャフト(18)の一端を
支持する軸受が取付けられており、また、面上の適宜位
置には、冷媒(14)の吐出管(5)の端部及び駆動部
(15)の固定子(16)に電源を供給するリード線(24)
を保持するスリーブ(25)が取付けられている。(26)
は圧力容器(13)の側面に取付けられ、電源線(9)と
リード線(24)を接続する絶縁端子であり、リード線
(24)の一端はこの絶縁端子(26)の圧力容器(13)の
内部側の接続部(42)に取付けられているとともに、他
端はスリーブ(25)を経て駆動部(15)の固定子(16)
に接続されている。(43)は圧力容器(13)に設けられ
た注入口(44)から注入され、リード線(24)が入って
いる圧力容器(13)と隔壁(41)との間の空間に充たさ
れた絶縁材で、電気的絶縁性があり、かつ冷媒(14)に
侵されない樹脂材料等が使用されている。
次に、上記のように構成された従来の冷媒用ポンプの動
作を説明する。
暖房運転が行われるとき、燃焼器(2)において、燃料
供給管(3)から吐出された石油、ガス等の燃料が図示
しないバーナーによって燃焼され、その燃焼ガスによっ
て冷媒加熱用熱交換器(4)が加熱される。そして、燃
焼ガスは排気筒(6)から室外ユニット(A)の外部に
排出される。一方、冷媒(14)は冷媒用ポンプ(1)に
よって、冷媒用ポンプ(1)の吐出管(5)から冷媒加
熱用熱交換器(4)、接続配管(11)を経て、室内熱交
換器(10)、接続配管(12)、冷媒用ポンプ(1)の吸
入管(7)から冷媒用ポンプ(1)に戻る順に冷媒回路
を循環する。冷媒加熱用熱交換器(4)で冷媒(14)が
加熱されると、一般に冷媒(14)は沸点が低いので容易
に蒸発する。そして、蒸発により気化した冷媒(14)は
室内ユニット(B)の室内熱交換器(10)に移送され
て、ここで、周囲の空気と熱交換して放熱し、凝縮され
て液化する。逆に、周囲の空気は加熱されて室内は暖房
される。液化した冷媒(14)は冷媒用ポンプ(1)の吸
入管(7)から冷媒用ポンプ(1)内に戻される。
一方、冷媒用ポンプ(1)内に吸入された液相の冷媒
(14)は、圧力容器(13)内に充満するとともに、一部
は吸入管(20)からケーシング(21)内に吸引され、更
に、吸入孔(22)から機械部(19)に流入し、ここで加
圧されて、吐出孔(23)から駆動部(15)内に入る。そ
して、冷媒(14)は、固定子(16)と回転子(17)の間
の空間を通り、吐出管(5)より冷媒用ポンプ(1)の
外に吐出される。
なお、冷媒用ポンプ(1)を駆動する電源電流は、電源
制御器(8)から電源線(9)を伝って、絶縁端子(2
6)に入り、更に、リード線(24)を通って駆動部の固
定子(16)に伝送されて回転子(17)を回転させる。
ところで、冷媒を用いた暖房は、冷媒の相変化を利用し
て熱を移送するため、冷媒には気化し易く、また、液化
し易いとともに、蒸発潜熱の大きなものが使用される。
フロン系の冷媒は、水、不凍液等と比較して、同一の熱
量を移送する場合、循環量を少なくすることができる。
したがって、冷媒用ポンプ(1)の消費電力が少なく、
また、冷媒配管径を小さくすることができ、製造及び据
付作業性が容易で、機器のコストも廉価である等の利点
がある。このため、フロン系の冷媒は、ヒートポンプ用
冷媒としても多用されている。しかし、フロン系の冷媒
は、一般に、電気抵抗が低く、これが液相の場合には、
更に大きく低下する。したがって、従来の冷媒用ポンプ
(1)において、圧力容器(13)と隔壁(41)との間の
空間に絶縁材(43)を充たせずに、この部分にも液相の
冷媒(14)が充満すると、電源線(9)を流れてきた電
流は、絶縁端子(26)の接続部(42)におけるリード線
(24)との接続部分から一部液相の冷媒(14)を伝っ
て、圧力容器(13)に流れる。このため、漏電ブレーカ
による電源の遮断或いは感電等の危険性が生じ、電気用
品取締法等で規定された絶縁抵抗値を確保することがで
きない。
そこで、前記圧力容器(13)と隔壁(41)との間のリー
ド線(24)が通っている空間に前記絶縁材(43)を充た
して、絶縁端子(26)の接続部(43)からの電流の洩れ
防止を図っている。なお、ヒートポンプ用冷媒の循環に
はガス圧縮器が使用されており、この場合には、ガス圧
縮器内の冷媒は気相になっているので、比較的高い電気
絶縁性を示し、リード線の接続部に特別な絶縁処置を施
す必要はない。
[発明が解決しようとする課題] 従来の冷媒用ポンプ装置は、上記のように構成され、圧
力容器(13)と隔壁(41)との間のリード線(24)が通
っている空間に絶縁材(43)を充たして、電源の絶縁端
子(26)の接続部(42)からの電流の洩れを防止してい
るが、絶縁材(43)として、物性的に長期間の冷媒(1
4)との接触に耐え得る材料がなく、また、絶縁材(4
3)を多量に必要とし、更に、圧力容器(13)内に絶縁
材(43)を注入して固化させる等の製造上の工程が増
え、冷媒用ポンプ(1)の製造コストが高くなる等の不
具合があった。
なお、絶縁性の不具合を解決する他の手段として、例え
ば、冷媒用ポンプ(1)の駆動部を圧力容器(13)の内
部に収納せず、マグネットカップリングによって駆動部
と機械部とを接続し、駆動部の回転力を伝達するもの、
或いは駆動部と機械部を分離してメカニカルシール等に
より駆動部への冷媒の洩れを防止するもの等があるが、
前者の場合には、冷媒の差動圧力が20〜30kg/cm2になる
ので、ケーシングの耐圧強度上の問題があり、更に、伝
達動力が大きいと、冷媒用ポンプ装置の効率が低下す
る。また、後者の場合には、シール部からの冷媒の洩れ
やメカニカルシールを用いることによる構造の複雑化及
びコスト高等の問題があって、いずれも実用性に乏しか
った。
そこで、本発明は、電源との接続部からの電流の洩れを
安価にかつ確実に防止して、安全性を確保できるように
した冷媒循環用の冷媒用ポンプ装置の提供を課題とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本第一発明にかかる冷媒用ポンプ装置は、冷媒用ポンプ
駆動用の電源線と端末のリード線を中継する接続部容器
を冷媒用ポンプ本体の上方に隔離して設けるとともに、
前記接続部容器と前記冷媒用ポンプとを連結してリード
線が挿入された導管とを取付け、更に、導管の上端部付
近に前記接続部容器に充たされた液相の冷媒を気化させ
る加熱手段を取付けたものである。
また、本第二発明にかかる冷媒用ポンプ装置は、冷媒用
ポンプ駆動用の電源線と端末のリード線を中継する接続
部容器を冷媒用ポンプ本体の上方に隔離して設けるとと
もに、前記接続部容器と前記冷媒用ポンプとを連結して
リード線が挿入された導管とを取付け、更に、導管内の
上端部付近を気相の冷媒で充たすことにより、前記接続
部容器内も気相の冷媒で充たす気相冷媒充満手段を取付
けたものである。
[作用] 本第一発明においては、冷媒用ポンプ内に充たされてい
る冷媒は、導管を通って冷媒用ポンプから隔離されてい
る冷媒用ポンプ駆動用電源の接続部容器にも流入する。
この状態で、導管の上端部付近の接続部容器或いは導管
の上端部を加熱すると、接続部容器内の液相の冷媒は気
化し、この相変化に伴なって冷媒の電気抵抗が増大す
る。このため、冷媒用ポンプを運転している間に、電源
から供給された電力がリード線との接続部から冷媒を伝
って冷媒用ポンプ側に洩れることがなくなる。
また、本第二発明においても、導管を通って冷媒用ポン
プから隔離されている冷媒用ポンプ駆動用電源の接続部
容器に液相の冷媒が流入し得る。この状態で、導管内の
上端部付近に気相の冷媒を充たすことにより、接続部容
器内も気相の冷媒で充たされ、この気相の冷媒が充満す
るに伴なって冷媒の電気抵抗が増大する。このため、上
記第一発明と同様に冷媒用ポンプを運転している間に、
電源から供給された電力がリード線との接続部から冷媒
を伝って冷媒用ポンプ側に洩れることがなくなる。
[実施例] 以下、本第一及び第二発明の各実施例を説明する。
<第一発明の第一実施例> まず、本第一発明の第一実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
第1図は本第一発明の第一実施例である冷媒用ポンプ装
置を示す縦断面図、第2図は第1図の冷媒用ポンプ装置
を用いた暖房装置を示す回路図である。なお、図中、第
7図及び第8図と同一符号は従来の構成部分と同一また
は相当する部分であるから、ここではその説明を省略す
る。
図において、(31)は圧力容器(13)から所定長だけ離
された位置に配設され、圧力容器(13)の上方に配設さ
れた箱状の絶縁端子接続容器で、本実施例の接続部容器
の主体となるものである。前記絶縁端子接続容器(31)
の開口面には電源制御器(8)からの電源線(9)を接
続する絶縁端子(26)が取付けられている。リード線
(24)の一端は、前記絶縁端子接続容器(31)の内部に
おいて絶縁端子(26)に接続され、他端は圧力容器(1
3)に入り、スリーブ(25)を経て冷媒用ポンプ(1)
の駆動部(15)の固定子(16)に接続されている。(3
2)は一端が前記絶縁端子接続容器(31)の底面に貫通
して取付けられ、他端は圧力容器(13)の側面に貫通し
て固定されたセラミックス等からなる導管で、内部には
リード線(24)を収納している。前記絶縁端子接続容器
(31)及び導管(32)は密閉した状態に取付けられ、各
接合部から液洩れやガス洩れがないようにされている。
また、導管(32)の内径はリード線(24)が挿入可能な
最小の大きさにされている。(33)は電源制御器(8)
からの電流によって、前記導管(32)の上端部を加熱す
る電気ヒータである。なお、液相の冷媒(14)は冷媒用
ポンプ(1)の運転によって圧力容器(13)の内部全体
を満たすとともに、導管(32)を通って絶縁端子接続容
器(31)内にも充満している。
なお、前記電源線(9)を接続する絶縁端子(26)及び
圧力容器(13)から所定長だけ離された位置に配設さ
れ、圧力容器(13)の上方に配設された箱状の絶縁端子
接続容器(31)は、本実施例の接続部容器を構成してい
る。
次に、上記のように構成された本実施例の冷媒用ポンプ
装置の動作を説明する。
圧力容器(13)及び絶縁端子接続容器(31)内に液相の
冷媒(14)が充満した状態で、電気ヒータ(33)に通電
が行なわれると、導管(32)の上端部及び絶縁端子接続
容器(31)の内部が加熱されて冷媒(14)の温度が上昇
する。一方、導管(32)の内径はリード線(24)が挿入
可能な最小寸法にし、リード線(24)との隙間を小さく
しているので、冷媒(14)の流動はほとんど抑えられて
いる。したがって、冷媒(14)の流動に伴って熱が移動
することがほとんどなく、電気ヒータ(33)の取付部の
みが蓄熱し、この部分の冷媒(14)が蒸発して、絶縁端
子接続容器(31)内は気相の冷媒(14)で充満する(第
1図において、絶縁端子接続容器(31)内の冷媒(14)
は気相の状態を示す)。なお、絶縁端子接続容器(31)
は圧力容器(13)の上方に配設されているので、絶縁端
子接続容器(31)内に発生した気相の冷媒(14)は導管
(32)を下降して圧力容器(13)内に流入することはな
く、常に絶縁端子接続容器(31)内に充満した状態にお
かれる。これによって、絶縁端子(26)におけるリード
線(24)との接続部から電流が洩れても、絶縁端子接続
容器(31)内の冷媒(14)は気化して電気抵抗が増大し
ているので、冷媒(14)で絶縁され、圧力容器(13)に
流れることがない。
なお、暖房運転において、冷媒(14)は、上記以外は、
従来例と同様に動作して、冷媒用ポンプ(1)内で高圧
にされ、各冷媒回路を循環する。
ところで、暖房運転の停止から起動までの間は、電気ヒ
ータ(33)への通電を停止するが、このとき、絶縁端子
接続容器(31)内の気相の冷媒(14)は周囲の温度によ
って冷却され、液相に変化する。そこで、冷媒用ポンプ
(1)の運転開始前に、予め電気ヒータ(33)を所定時
間通電し、絶縁端子接続容器(31)内の冷媒(14)がガ
ス化してから、冷媒用ポンプ(1)の駆動部の運転が開
始される。
なお、前記電気ヒータ(33)は導管(32)の上端部付近
に取付けているが、絶縁端子接続容器(31)の外側に取
付けることも可能である。
このように、上記実施例の冷媒用ポンプ装置は、冷媒用
ポンプ装置駆動用の電源線(9)と端末のリード線(2
4)を中継する接続部を圧力容器(13)の上方に隔離し
て設けるとともに、前記接続部に、接続部容器としての
絶縁端子接続容器(31)と、前記絶縁端子接続容器(3
1)と前記圧力容器(13)とを連結してリード線(24)
が挿入された導管(32)とを取付け、更に、前記絶縁端
子接続容器(31)或いは前記導管(32)の上端部に、前
記絶縁端子接続容器(31)に充たされた液相の冷媒(1
4)を気化させる加熱手段としての電気ヒータ(33)を
取付けたものである。
したがって、上記実施例によれば、絶縁端子接続容器
(31)或いは導管(32)の上端部を加熱することによっ
て、絶縁端子接続容器(31)内の液相の冷媒(14)は気
化し、この相変化に伴なって冷媒(14)の電気抵抗が増
大する。このため、冷媒用ポンプ(1)の運転中に、電
源からの電流がリード線(24)との接続部から冷媒(1
4)を伝って圧力容器(13)に洩れることがなくなり、
漏電に対する安全性を確保することができる。
<第一発明の第二実施例> 次に、本第一発明の第二実施例を第3図を用いて説明す
る。
第3図は本第一発明の第二実施例である冷媒用ポンプ装
置を用いた暖房装置を示す回路図である。図中、第2図
と同一符号は第一実施例の構成部分と同一または相当す
る部分であるから、ここではその説明を省略する。
図において、(31)は圧力容器(13)の上方に隔離さ
れ、冷媒加熱用熱交換器(4)の出口部分の冷媒配管に
接触し、良好な熱伝導状態で取付けられた絶縁端子接続
容器(31)で、電源制御器(8)からの電源線(9)と
リード線(24)とを中継している。冷媒加熱用熱交換器
(4)の出口部分の冷媒配管と絶縁端子接続容器(31)
との接触部分は、両方の相対する接触面を平面に形成し
たり、或いはパイプ状の冷媒配管の周囲を覆うように絶
縁端子接続容器(31)を二重円筒状に形成するなどして
接触部分を大きくするとともに、冷媒配管と絶縁端子接
続容器(31)の外側を断熱材で覆って熱効率を高めるよ
うにされている。
上記のように構成された第二実施例の冷媒用ポンプ装置
は、絶縁端子接続容器(31)を冷媒加熱用熱交換器
(4)出口部分の冷媒配管に取付けて加熱するようにし
たものであるから、第一実施例と同様の動作を期待する
ことができる。特に、第二実施例では、絶縁端子接続容
器(31)を冷媒加熱用熱交換器(4)の出口部分の冷媒
配管に取付けているので、絶縁端子接続容器(31)内の
液相の冷媒(14)は、冷媒加熱用熱交換器(4)で加熱
された冷媒(14)と一部熱交換して加熱されてガス化さ
れる。
なお、暖房運転に際しては、先に、燃焼器(2)のバー
ナーに着火し、絶縁端子接続容器(31)内の冷媒(14)
が気化した後、駆動部(15)の起動が行なわれる。
ところで、絶縁端子接続容器(31)は、冷媒加熱用熱交
換器(4)或いは排気筒(6)に近接した適宜位置に取
付け、これらの近接部からの伝熱によって加熱を行なう
ことも可能である。
このように、第二実施例の冷媒用ポンプ装置は、冷媒用
ポンプ装置駆動用の電源線(9)と端末のリード線(2
4)を中継する接続部を圧力容器(13)の上方に隔離し
て設けるとともに、接続部容器としての絶縁端子接続容
器(31)を冷媒(14)の加熱手段となる冷媒加熱用熱交
換器(4)出口部分の冷媒配管等の冷媒加熱用熱交換器
(4)近接部に取付け、更に、前記絶縁端子接続容器
(31)と前記圧力容器(13)との間にリード線(24)が
挿入された導管(32)を取付けたものである。
したがって、第二実施例によれば、第一実施例と同様の
効果を期待することができる。特に、第二実施例では、
絶縁端子接続容器(31)内の冷媒(14)は、冷媒加熱用
熱交換器(4)の近接部によって加熱される。このた
め、電気ヒータ(33)等の加熱器を別途設ける必要がな
く、また、燃焼器(2)の燃焼熱を利用できるので、コ
ストを低減することができる。
ところで、上記各実施例においては、冷媒(14)の加熱
手段として、電気ヒータ(33)を取付けたり、或いは冷
媒加熱用熱交換器(4)近接部の熱を利用しているが、
本発明を実施する場合には、これに限定されるものでは
なく、冷媒はわずかな温度上昇によって容易にガス化す
るので、蓄熱材を使用した加熱器等各種の加熱手段を使
用することも可能である。
<第二発明の第一実施例> 続いて、本第二発明の第一実施例を第4図及び第5図に
基づいて説明する。
第4図は本第二発明の第一実施例である冷媒用ポンプ装
置を示す縦断面図、第5図は第4図の冷媒用ポンプ装置
を用いた暖房装置を示す回路図である。なお、図中、上
記従来例及び第一発明の各実施例と同一または相当する
符号は従来例及び第一発明の各実施例と同一または相当
する構成部分であるから、ここではその説明を省略す
る。
図において、(34)は導管(32)の上端部付近に設けた
第1の分岐管、(35)は前記第1の分岐管(34)の分岐
位置よりも下方位の導管(32)に設けた第2の分岐管、
(36)は第1の分岐管(34)の途中に介在させた毛細
管、(37)は導管(32)内においてリード線(24)を固
定するとともに冷媒(14)の流路を閉塞しているバン
ド、(38)は冷媒加熱用熱交換器(4)からの冷媒の出
口である加熱冷媒出口管である。
そして、本実施例においては、第1の分岐管(34)によ
り冷媒加熱用熱交換器(4)の加熱冷媒出口管(38)と
導管(32)の上端部とを毛細管(36)を介して冷媒(1
4)が流動可能に連結されている。この加熱冷媒出口管
(38)は絶縁端子接続容器(31)よりも下方位で、しか
も、他の冷媒回路の最上部に位置する。また、第2の分
岐管(35)により冷媒用ポンプ(1)の吸入管(7)と
導管(32)とも冷媒(14)が流動可能に連結されてい
る。この第2の分岐管(35)は第1の分岐管(34)より
も下方位において導管(32)から分岐している。そし
て、本実施例の冷媒用ポンプ装置においても、上記各実
施例で説明したのと同様の構造の絶縁端子接続容器(3
1)が圧力容器(13)から所定長だけ離された位置に配
設されている。この絶縁端子接続容器(31)は導管(3
2)により冷媒用ポンプ(1)の圧力容器(13)に支持
されており、本実施例の接続部容器を構成している。な
お、上記の絶縁端子接続容器(31)、導管(32)、第1
の分岐管(34)、第2の分岐管(35)、及び毛細管(3
6)は密閉した状態で連結されており、各接続部から液
洩れやガス洩れがないように配管されている。また、こ
の絶縁端子接続容器(31)及び導管(32)の内部にはリ
ード線(24)が貫通状態で挿入されている。したがっ
て、この導管(32)内に冷媒(14)が流入すると、絶縁
端子接続容器(31)の内部にも流入し得る構造となって
いる。しかし、この冷媒(14)はバンド(37)により遮
蔽されており、圧力容器(13)内には直接大量には流れ
ることはない。
次に、上記のように構成された本実施例の冷媒用ポンプ
装置の動作について説明をする。なお、ここでは、説明
の便宜上、冷媒(14)を液相の冷媒と気相の冷媒とで符
号を分けて説明をする。すなわち、(14a)は液相の冷
媒を、(14b)は気相の冷媒を各々示す。
暖房運転が行なわれるとき、液相の冷媒(14a)は圧力
容器(13)内に充満するとともに、バンド(37)の一面
を加圧する。バンド(37)は導管(32)内流路を閉塞す
るものの、物理的に長期間の液相の冷媒(14a)との接
触に耐え得るものではなく少量の洩れを生ずるが、バン
ド(37)の圧力容器(13)側の吐出圧力と絶縁端子接続
容器(31)側の吸入圧力の差は維持される。導管(32)
内のバンド(37)を洩れた液相の冷媒(14a)は導管(3
2)内の液面を上昇していく。
一方、冷媒用ポンプ(1)から吐出され暖房運転用冷媒
回路内を循環する冷媒(14)は、冷媒加熱用熱交換器
(4)で加熱されて気化し気相の冷媒(14b)となる。
したがって、冷媒加熱用熱交換器(4)の加熱冷媒出口
管(38)においては、冷媒(14)は気相の冷媒(14b)
となっている。そして、この気相の冷媒(14b)は室内
熱交換器(10)で放熱して、凝縮し液化して液相の冷媒
(14a)となり、冷媒用ポンプ(1)の吸入管(7)か
ら冷媒用ポンプ(1)内に戻る。なお、このような暖房
運転中においては、冷媒回路内の圧力は冷媒加熱用熱交
換器(4)の加熱冷媒出口管(38)の方が冷媒用ポンプ
(1)の吸入管(7)よりも高圧状態となっている。こ
のため、冷媒加熱用熱交換器(4)から吐出された気相
の冷媒(14b)の一部は加熱冷媒出口管(38)から第1
の分岐管(34)に流れ込み毛細管(36)へと流れる。こ
の毛細管(36)は気相の冷媒(14b)が流れる際の抵抗
となるため流量は減少する。すなわち、毛細管(36)は
大量の気相の冷媒(14b)が導管(32)に流入するのを
防止している。毛細管(36)を経て導管(32)に流入し
た気相の冷媒(14b)は、導管(32)の最上部に位置す
る絶縁端子接続容器(31)内を充たすとともに、導管
(32)内の液相の冷媒(14a)を第2の分岐管(35)か
ら流出させる。このように、第2の分岐管(35)から冷
媒(14)が流出するのは、導管(32)の下端部がバンド
(37)により遮蔽されており、圧力容器(13)には流れ
ないようになっているからである。したがって、導管
(32)内の液相の冷媒(14a)の液面は第2の分岐管(3
5)の下端部まで下降する。この導管(32)内の液相の
冷媒(14a)は前記位置で安定し、その後に、第1の分
岐管(34)から導管(32)内に流入した気相の冷媒(14
b)は第2の分岐管(35)から流出する。この第2の分
岐管(35)から流出した液相または気相の冷媒(14)
は、この冷媒回路中の冷媒(14)の最低圧部である冷媒
用ポンプ(1)の吸入管(7)に導かれ、暖房用の冷媒
回路に合流する。
このように、この実施例では絶縁端子接続容器(31)が
導管(32)を介して圧力容器(13)の上方に配設されて
おり、しかも、導管(32)内の上端部付近に第1の分岐
管(34)を通して気相の冷媒(14b)を供給し、過剰冷
媒(14)を第2の分岐管(35)を通して冷媒用ポンプ
(1)の吸入管(7)に戻すことにより、絶縁端子接続
容器(31)内を気相の冷媒(14b)で充満させるという
気相冷媒充満手段を有している。
したがって、暖房運転中は絶縁端子接続容器(31)内は
常に気相の冷媒(14b)が充満した状態になっている。
このため、仮に、絶縁端子(26)のリード線(24)の接
続部から電流が流れても、絶縁端子接続容器(31)内の
気相の冷媒(14b)は電気抵抗が大きいので、この気相
の冷媒(14b)で絶縁され、圧力容器(13)は電流は流
れない。
ところで、暖房運転の停止から起動までの間は、冷媒加
熱用熱交換器(4)のバーナーは燃焼が停止しており、
冷媒加熱用熱交換器(4)による冷媒(14)の加熱は行
なわれない。また、冷媒用ポンプ(1)の運転も停止し
ており、冷媒回路内の圧力が均一化しているので、第1
の分岐管(34)から気相の冷媒(14b)が導管(32)に
供給されない。このため、絶縁端子接続容器(31)内が
液相の冷媒(14a)で充たされる可能性がある。そこ
で、冷媒用ポンプ(1)の運転開始前に、予め、冷媒加
熱用熱交換器(4)のバーナーの燃焼により、冷媒加熱
用熱交換器(4)で冷媒(14)を気化させ、第1の分岐
管(34)を通じて気相の冷媒(14b)を導管(32)に供
給し、この気相の冷媒(14b)が絶縁端子接続容器(3
1)内を充たすような一定の時間を経た後に、冷媒用ポ
ンプ(1)の駆動部(15)の運転を開始する。
このように、上記実施例の冷媒用ポンプ装置は、冷媒用
ポンプ装置駆動用の電源線(9)と端末のリード線(2
4)を中継する接続部を圧力容器(13)の上方に隔離し
て設けるとともに、前記接続部に、接続部容器としての
絶縁端子接続容器(31)と、前記絶縁端子接続容器(3
1)と前記圧力容器(13)とを連結してリード線(24)
が挿入された導管(32)とを取付け、更に、導管(32)
内の上端部付近を気相の冷媒(14b)で充たすことによ
り、前記絶縁端子接続容器(31)内も気相の冷媒(14
b)で充たす気相冷媒充満手段を取付けたものである。
したがって、上記実施例によれば、冷媒用ポンプ(1)
の駆動時においては、絶縁端子接続容器(31)に気相の
冷媒(14b)が導かれ、絶縁端子(26)の絶縁性が増大
する。このため、冷媒用ポンプ(1)の運転中に、電源
からの電流がリード線(24)との接続部から冷媒(14)
を伝って圧力容器(13)に洩れることがなくなり、漏電
に対する安全性を確保することができる。
<第二発明の第二実施例> 次に、本第二発明の第二実施例を第6図を用いて説明す
る。
第6図は本第二発明の第二実施例である冷媒用ポンプ装
置を用いた暖房装置を示す回路図である。図中、第5図
と同一符号は第一実施例の構成部分と同一または相当す
る部分であるから、ここではその説明を省略する。
図において、(39)は冷媒加熱用熱交換器(4)の加熱
冷媒出口管(38)と導管(32)とを結ぶ第1の分岐管
(34)の途中に設けられた電磁弁、(40)は絶縁端子接
続容器(31)内に配設された液面検知器である。この液
面検知器(40)で絶縁端子接続容器(31)内の液相の冷
媒(14a)の液面高を検知し、その信号を電源制御器
(8)に取込み、電磁弁(39)の開閉制御を行なう。
かかる構成を採用したことにより、絶縁端子接続容器
(31)に流入する気相の冷媒(14b)量を絶縁端子接続
容器(31)に充満する最小限度の量に抑制することがで
きる。したがって、気相の冷媒(14b)が室内熱交換器
(10)を通過することなく冷媒用ポンプ(1)の吸入管
(7)に戻る量を減少させることができ、暖房能力の低
下を抑制でき、効率のよい暖房運転が可能になる。
このように、上記実施例の冷媒用ポンプ装置は、前記第
一実施例の冷媒用ポンプ装置に電磁弁(39)及び液面検
知器(40)を附加したものであり、第一実施例と同様の
動作を期待できる。特に、第二実施例では、絶縁端子接
続容器(31)内に液面検知器(40)を取付けているの
で、絶縁端子接続容器(31)内の液相の冷媒(14a)の
有無を確実に把握できるので漏電防止に対する信頼性が
高い。
ところで、上記第一発明の冷媒用ポンプ装置において
は、導管(32)の上端部付近を加熱し、絶縁端子接続容
器(31)内の冷媒(14)を液相の冷媒(14a)から気相
の冷媒(14b)に相変換することによる冷媒の電気抵抗
の増大を利用して、絶縁端子接続容器(31)の絶縁性を
確保し、漏電に対する安全を安価に、かつ、確実に確保
するものである。したがって、この第一発明における導
管(32)の上端部付近を加熱し、絶縁端子接続容器(3
1)内に充たされた液相の冷媒(14a)を気化させる加熱
手段は、必ずしも上記の各実施例で開示した手段に限定
されるものではない。また、第二発明の冷媒用ポンプ装
置においては、導管(32)の上端部付近に気相の冷媒
(14b)を供給し、絶縁端子接続容器(31)内の冷媒(1
4)を液相の冷媒(14a)から気相の冷媒(14b)に入換
えることによる冷媒の電気抵抗の増大を利用して、絶縁
端子接続容器(31)の絶縁性を確保し、漏電に対する安
全を安価に、かつ、確実に確保するものである。したが
って、この第二発明における導管(32)の上端部付近を
気相の冷媒(14b)で充たすことにより、絶縁端子接続
容器(31)内も気相の冷媒(14b)で充たす気相冷媒充
満手段は、必ずしも上記の各実施例で開示した手段に限
定されるものではない。
[発明の効果] 以上のように、本第一発明の冷媒用ポンプ装置は、冷媒
用ポンプ駆動用の電源線とその端末のリード線とを中継
する接続部容器を冷媒用ポンプの上方に配設し、前記接
続部容器と前記冷媒用ポンプとを連結してリード線が挿
入された導管とを取付け、更に、前記導管の上端部付近
に、この接続部容器に充たされた液相の冷媒を気化させ
る加熱手段を設けたものである。
したがって、この接続部容器或いは導管の上端部を加熱
することによって、接続部容器内の液相の冷媒は気化さ
れ、この相変化に伴なって冷媒の電気抵抗が増大するの
で、冷媒用ポンプの運転中に、電源の電流がリード線と
の接続部から冷媒を伝って冷媒用ポンプに洩れることが
なくなり、また、加熱においては、少ない熱量で溶媒を
気化させることができる。これによって、漏電に対する
安全を安価に、かつ、確実に確保することができる。
また、本第二発明の冷媒用ポンプ装置は、冷媒用ポンプ
駆動用の電源線とその端末のリード線とを中継する接続
部容器を冷媒用ポンプの上方に配設し、前記接続部容器
と前記冷媒用ポンプとを連結してリード線が挿入された
導管とを取付け、更に、導管内の上端部付近を気相の冷
媒で充たすことにより、前記接続部容器内も気相の冷媒
で充たす気相冷媒充満手段を設けたものである。
したがって、この接続部容器内に気相の冷媒を充満させ
ることによって、接続部容器内の液相の冷媒を廃除で
き、この気相の冷媒が充満するに伴なって冷媒の電気抵
抗が増大するので、冷媒用ポンプの運転中に、電源の電
流がリード線との接続部から冷媒を伝って冷媒用ポンプ
に洩れることがなくなり、また、加熱においては、少な
い熱量で溶媒を気化させることができる。これによっ
て、漏電に対する安全を安価に、かつ、確実に確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第一発明の第一実施例である冷媒用ポンプ装
置を示す縦断面図、第2図は第1図の冷媒用ポンプ装置
を用いた暖房装置を示す回路図、第3図は本第一発明の
第二実施例である冷媒用ポンプ装置を用いた暖房装置を
示す回路図、第4図は本第二発明の第一実施例である冷
媒用ポンプ装置を示す縦断面図、第5図は第4図の冷媒
用ポンプ装置を用いた暖房装置を示す回路図、第6図は
本第二発明の第二実施例である冷媒用ポンプ装置を用い
た暖房装置を示す回路図、第7図は従来の冷媒用ポンプ
を用いた暖房装置を示す回路図、第8図は従来の冷媒用
ポンプを示す縦断面図である。 図において、 1:冷媒用ポンプ、13:圧力容器 14:冷媒、14a:液相の冷媒 14b:気相の冷媒、24:リード線 31:絶縁端子接続容器 32:導管、33:電気ヒータ 34:第1の分岐管、35:第2の分岐管 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒を移送する冷媒用ポンプの圧力容器
    と、 前記圧力容器の上方に配設され、前記冷媒用ポンプ駆動
    用の電源線と前記冷媒用ポンプに接続されたリード線と
    を中継する接続部容器と、 前記接続部容器と前記ポンプ本体とを連結し、前記リー
    ド線が挿入された導管と、 前記導管の上端部付近を加熱し、前記接続部容器に充た
    された液相の冷媒を気化させる加熱手段と を具備することを特徴とする冷媒用ポンプ装置。
  2. 【請求項2】冷媒を移送する冷媒用ポンプの圧力容器
    と、 前記圧力容器の上方に配設され、前記冷媒用ポンプ駆動
    用の電源線と前記冷媒用ポンプに接続されたリード線と
    を中継する接続部容器と、 前記接続部容器と前記ポンプ本体とを連結し、前記リー
    ド線が挿入された導管と、 前記導管内の上端部付近を気相の冷媒で充たすことによ
    り、前記接続部容器内も気相の冷媒で充たす気相冷媒充
    満手段と を具備することを特徴とする冷媒用ポンプ装置。
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