JPH0788646A - 配管溶接ロボット - Google Patents
配管溶接ロボットInfo
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- JPH0788646A JPH0788646A JP5255199A JP25519993A JPH0788646A JP H0788646 A JPH0788646 A JP H0788646A JP 5255199 A JP5255199 A JP 5255199A JP 25519993 A JP25519993 A JP 25519993A JP H0788646 A JPH0788646 A JP H0788646A
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
の継手部を溶接する。 【構成】走行台車2の無限軌道8,9を開削溝の両側の
地上に配置する。溶接ロボット6と管固定ロボット7を
走行台車2の上部に搭載した状態で無限軌道8,9を駆
動し、開削溝に沿って走行台車2を走行させる。走行台
車2が配管の溶接部に達し停止したら、走行台車2に設
けたレ−ル3に沿って小台車4,5を走行させ溶接ロボ
ット6と管固定ロボット7を走行台車2の下部に移動す
る。管固定ロボット7で新設する配管21aをクランプ
して、既設管21bと新設管21aの継手部26を溶接
ロボット6で全周溶接する。
Description
配管を溶接する配管溶接ロボット、特に土木施工能率と
溶接能率の向上に関するものである。
設する場合は、図6の断面図に示すように地面を開削
し、開削溝20の両側に鋼矢板22を打ち込み、この鋼
矢板22を切梁23と胴梁24で補強して土止めする。
この開削溝20の中に新設する管21aを投入し、図7
の斜視図に示すように、インタ−ナルクランプ25を使
用して投入した管21aと既設管21bとの開先合わせ
を行う。その後、作業者が既設管21bの開先近傍の外
周に溶接装置30を走行させるレ−ル31を取付け、レ
−ル31に溶接装置30を装着する。そして図8の断面
図に示すように地上の溶接電源32やシ−ルドガスボン
ベ33,34から2次ケ−ブル35やガスホ−スを溶接
部に引込み、既設管21b周囲に弛ませてから溶接装置
30に接続する。この準備作業が終了した後、溶接部を
防風カ−テン36で覆ってから作業者が会所部20aで
ア−クを監視しながら既設管21bと新設管21aの溶
接を行う。
管を敷設する場合、作業者が狭い開削溝20の会所部2
0aに入り準備作業と溶接作業を行う必要があり、作業
環境が非常に悪いという短所があった。
の溶接装置30まで2次ケ−ブル35を長く引き回した
り、既設管に巻き回しているため、溶接に対して2次ケ
−ブル35による電圧降下やインダクタンスが影響し、
良好な溶接をするためには熟練した作業者による調整が
必要であった。
が作業する会所部20aを掘削する必要があり、このた
めの掘削費用が多くかかってしまう。
されたものであり、作業者が開削溝の会所部に入らずに
簡単に配管の継手部を溶接することができる配管溶接ロ
ボットを得ることを目的とするものである。
ロボットは、左右に所定間隔を隔てて、かつ前後に独立
した無限軌道を有する走行台車と、該走行台車の走行方
向に対して上下に巻き回されたレ−ルと、該レ−ルに支
持されレ−ルに沿って走行する小台車と、小台車に搭載
された溶接ロボットと管固定ロボットとを有することを
特徴とする。
削溝をまたいで両側の地上に配置し、溶接ロボットと管
固定ロボットを走行台車の上部に搭載した状態で無限軌
道を駆動することにより開削溝に沿って走行台車を走行
させる。走行台車が配管の溶接部に達したら走行台車を
停止させ、走行台車に設けたレ−ルに沿って小台車を走
行させ小台車に搭載された溶接ロボットと管固定ロボッ
トを走行台車の下部に移動する。この走行台車の下部に
移動した管固定ロボットで新設する配管をクランプし
て、既設管と新設管の継手部を溶接ロボットで全周溶接
する。
1は側面図、図2は正面図である。図に示すように、配
管溶接ロボット1は走行台車2と、2本のレ−ル3と、
レ−ル3に沿って走行する2台の小台車4、5と、溶接
ロボット6及び管固定ロボット7とを有する。走行台車
2の左右にはそれぞれ前後に独立した無限軌道8,9を
有する。各無限軌道8,9はそれぞれ前輪10と後輪1
1の間にベルト状に張り回され、駆動部(不図示)から
の駆動力により回転する。この走行台車2には走行台車
2の駆動装置等に電力を供給する電源装置や溶接電源装
置,制御装置及びシ−ルドガス等の容器等が搭載されて
いる。
例えばH型鋼からなり、走行台車2の走行方向と平行に
走行台車2の上下面全体にわたり巻き回されて走行台車
2に固定してある。各レ−ル3の外面には全周にわたり
ラック12が設けられている。小台車4、5は、図3に
示すように左右のレ−ル3の外側の桁3aを挾み込んで
支持する直線ころがり案内部13と、左右のレ−ル3に
固定されたラック12と噛み合う歯車14と、駆動モ−
タ15と、駆動モ−タ15の駆動力を各歯車14に伝達
する駆動伝達部16とを有する。この小台車4,5は一
定間隔を隔てて左右のレ−ル3に支持され、一方の小台
車4には例えば6軸関節形の溶接ロボット6が搭載さ
れ、他方の小台車5には管固定ロボット7が搭載されて
いる。管固定ロボット7も関節形のロボットからなり、
先端部に油圧又は空圧で開閉する把持部7aを有する。
1を使用して開削溝の中に投入した管を先に埋設した管
に溶接する場合は、溶接ロボット6と管固定ロボット7
を走行台車2の上部に置いた状態で配管溶接ロボット1
を自動車等で作業場所に運搬する。そして図2に示すよ
うに開削溝20内に新設管21aを投入した後、溶接ロ
ボット6と管固定ロボット7を走行台車2の上部に置い
た状態で走行台車2の左右の無限軌道8,9を開削溝2
0の両側の地上に配置し、走行台車2が開削溝20をま
たいだ状態で走行台車2を開削溝20に沿って走行させ
る。このように走行台車2を開削溝20に沿って走行さ
せるときに、溶接ロボット6と管固定ロボット7が走行
台車2の上部にあるから、開削溝20の土止め用の鋼矢
板22を補強する切梁23と胴梁24を取り外さずに走
行台車2を走行させることができる。また、走行台車2
の前後に設けた無限軌道8,9で走行台車2を走行させ
るから、開削溝20の両側の地面にはげしい凹凸やぬか
るみがあっても走行台車2を支障なく走行させることが
できる。
に達したら走行台車2を停止させる。その後、小台車
4,5の駆動モ−タ15を駆動して小台車4,5をレ−
ル3に沿って走行させ、図4の側面図に示すように溶接
ロボット6と管固定ロボット7を走行台車2の上部から
下部に移動する。溶接ロボット6と管固定ロボット7が
走行台車2の下部に移動し、新設管21aと既設管21
bの溶接継手位置26に対して一定の位置に達したら溶
接ロボット6と管固定ロボット7の移動を停止する。こ
のように溶接ロボット6と管固定ロボット7を異なる小
台車4,5で移動するから、溶接ロボット6と管固定ロ
ボット7を任意に位置で位置決めして停止させることが
できる。
決めして停止したら、管固定ロボット7を作動し新設管
21の端部を管固定ロボット7の把持部7aで把持し、
インタ−ナルクランプ25で溶接継手位置26の開先合
わせをする。このように地上に設けられた走行台車2に
取り付けられた管固定ロボット7で新設管21aを把持
するから、開削溝20の近くを走行する自動車等により
開削溝20近傍の地盤に生じる振動と新設管21aの振
動を一致させることができる。したがって新設管21a
と既設管21bの振動をほぼ完全に一致させることがで
き、溶接継手位置26の開先合わせを精度良く行うこと
ができる。また溶接時に自動車振動等により生じる溶接
継手位置26の振動を溶接ロボット6の振動に追従させ
ることができるから、溶接継手位置26と溶接ロボット
6の溶接ト−チとの微小な距離変化が生じることを防ぐ
ことができ、ティ−チングと溶接作業を高精度に行うこ
とができる。
た後、溶接ロボット6を作動して溶接継手位置26の溶
接作業に入る。この溶接継手位置26を溶接するときに
溶接ロボット6の溶接ト−チは走行台車2に搭載してい
る溶接電源から電力を供給するから溶接電源と溶接ト−
チ間に長い2次ケ−ブルを引き回す準備作業が必要でな
く、準備作業時間を大幅に短縮することができる。また
溶接電源と溶接ト−チ間の2次ケ−ブルを短くすること
ができるから、2次ケ−ブルによる電圧降下等の影響を
小さくすることができる。
ら小台車4を移動し、溶接ロボット6を走行台車2の下
部から上部に移動する。その後、管固定ロボット7によ
る新設管21aの把持を解除してから小台車5を移動
し、管固定ロボット7を走行台車2の下部から上部に移
動する。溶接ロボット6と管固定ロボット7が走行台車
2の上部に移動したことを確認したら、走行台車2を次
ぎの溶接継手位置まで走行させて上記動作を繰り返す。
た小台車を搭載し、テレビカメラで監視しながら開先合
わせや溶接時のティ−チング等を行うと、作業者が開削
溝20内に入らずに準備作業や溶接作業を行うことがで
きる。
た無限軌道8,9により走行台車2を走行させる場合に
ついて説明したが、走行台車2の前後にそれぞれ設けた
前輪10と後輪11の懸架装置としてウォ−キングビ−
ム方式やトラニオン方式を使用すると無限軌道8,9を
使用しなくても、走行台車2をはげしい凹凸やぬかるみ
の有り地上を支障なく走行させることができる。
に設けたラック12と駆動モ−タ15で回転する歯車1
4とを使用して移動する場合について説明したが、小台
車4,5をチェ−ンで牽引して移動するようにしても良
い。
車の無限軌道を開削溝をまたいで両側の地上に配置し、
溶接ロボットと管固定ロボットを走行台車の上部に搭載
した状態で無限軌道を駆動し、走行台車を開削溝に沿っ
て走行するようにしたから、開削溝の土止めをする鋼矢
板を補強する切梁と胴梁を取り外さずに走行台車を走行
させることができる。
走行台車を走行させるから、開削溝の両側の地面にはげ
しい凹凸やぬかるみがあっても走行台車を支障なく走行
させることができる。
行台車を停止させ、走行台車に設けたレ−ルに沿って小
台車を走行させ小台車に搭載された溶接ロボットと管固
定ロボットを走行台車の下部に移動するから、溶接ロボ
ットと管固定ロボットを溶接部に簡単かつ高精度に位置
決めすることができる。
た管固定ロボットで新設する配管をクランプするから、
作業場所付近を走行する自動車等により生じる新設する
配管と既設配管の振動をほぼ完全に一致させることがで
き、開先合わせを精度良く行うことができるとともに、
溶接継手位置と溶接ロボットの溶接ト−チとの微小な距
離変化が生じることを防ぐことができ、ティ−チングと
溶接作業を高精度に行うことができる。
トで自動的に配管の溶接をするから、準備作業や溶接作
業時に作業者が開削溝に入る必要がなく、作業者の作業
環境を改善することができるとともに溶接作業の施工能
率を向上することができる。
や溶接作業を行うこともできるから、開削溝の各溶接部
毎に作業者が作業する大きな会所部を掘削する必要がな
く、土木作業の施工能率を向上させることもできる。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 左右に所定間隔を隔てて、かつ前後に独
立した無限軌道を有する走行台車と、該走行台車の走行
方向に対して上下に巻き回されたレ−ルと、該レ−ルに
支持されレ−ルに沿って走行する小台車と、小台車に搭
載された溶接ロボットと管固定ロボットとを有すること
を特徴とする配管溶接ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255199A JPH0788646A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 配管溶接ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5255199A JPH0788646A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 配管溶接ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0788646A true JPH0788646A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17275407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5255199A Pending JPH0788646A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 配管溶接ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788646A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100548228B1 (ko) * | 1998-12-28 | 2006-05-16 | 삼성중공업 주식회사 | 크롤러 주행형 자동 용접 장치_ |
JP2009127832A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Shikoku Gas Co Ltd | 溶着管継手用クランプ装置 |
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CN104344077A (zh) * | 2014-08-12 | 2015-02-11 | 山东科技大学 | 深水复杂环境下大口径管道沟槽式连接器安装作业机器人 |
WO2017088831A1 (zh) * | 2015-11-26 | 2017-06-01 | 天津市安维康家科技发展有限公司 | 大口径管道自动连续铺设作业机器人及其作业方法 |
CN108942007A (zh) * | 2018-09-26 | 2018-12-07 | 上海煤气第二管线工程有限公司 | 一种多功能防护棚 |
CN115194357A (zh) * | 2022-09-16 | 2022-10-18 | 徐州智博机车有限公司 | 一种摩托车排气管双向焊接装置 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5255199A patent/JPH0788646A/ja active Pending
Cited By (9)
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