JPH07884A - 噴水装置 - Google Patents

噴水装置

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Publication number
JPH07884A
JPH07884A JP14196693A JP14196693A JPH07884A JP H07884 A JPH07884 A JP H07884A JP 14196693 A JP14196693 A JP 14196693A JP 14196693 A JP14196693 A JP 14196693A JP H07884 A JPH07884 A JP H07884A
Authority
JP
Japan
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fountain
waterspout
angle
nozzles
water supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP14196693A
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English (en)
Inventor
Minoru Ono
稔 小野
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH07884A publication Critical patent/JPH07884A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 噴水ノズル6A,6Bを、その軸線C1まわ
りに所定の旋回角θ2で正逆方向に同期旋回させるため
の制御系統を機械的に構成することで、制御構造の簡略
化と低価格化を達成し、かつ噴水ノズル6A,6Bの旋
回タイミングおよび旋回角などが経時的にずれる誤動作
の発生を防止して、ひろげられた白鳥の翼が所定の旋回
角で旋回しているような感を与える噴水を実行する。 【構成】 ポンプP1,P2から吐出される高圧水を、
通水管4,4および各通水管4,4の出口に接続された
一対の旋回管継手5,5を通して噴水ノズル6A,6B
から扁平状に噴出させ、水圧シリンダ20の出力を、第
1ないし第3動力伝達部30,31,32を介して噴水
ノズル6A,6Bに伝達し、噴水ノズル6A,6Bを所
定の旋回角θ2で軸線C1まわりの正逆方向に旋回させ
るようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ひろげられた白鳥の翼
が所定の旋回角で旋回しているような感を与える噴水の
実行が可能な噴水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の噴水ノズルから同時も
しくは時間差をもたせて噴水を行うように構成され噴水
装置はよく知られている。しかし、この種の噴水装置で
は、噴水ノズルが固定的であるため、噴水の動的要素に
乏しく注目を引く演出を期待できない。そこで、たとえ
ば一対の噴水ノズルをその軸線まわりに所定の旋回角で
正逆方向に同期旋回させるように構成し、これらの噴水
ノズルから扁平で末広がり状の水を噴出させることによ
って動的要素を採り入れ、恰も、ひろげられた白鳥の翼
が所定の旋回角で旋回しているような感を与える噴水を
実行することにより、注目を引くことができる。
【0003】ところで、一対の噴水ノズルをその軸線ま
わりに所定の旋回角で正逆方向に同期旋回させるために
は、一般に、一対の噴水ノズルのそれぞれに旋回用のア
クチュエータを付設し、これらのアクチュエータの作動
を電気的な制御手段によって制御するようにした構造が
採用される。しかし、このような制御構造では、電気的
な制御系統が複雑になるとともに、一対の噴水ノズル個
々に独立したアクチュエータを付設しなければならない
ので高価格化を招く。しかも、動作初期の段階において
噴水ノズルの旋回タイミングおよび旋回角などが同期し
ていたとしても、これらが経時的にずれる誤動作を生じ
易い。したがって、意図している噴水、つまり、ひろげ
られた白鳥の翼が所定の旋回角で旋回しているような感
を与える噴水を継続して実行することが困難な欠点を有
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、複数の噴水ノズルをその軸線まわりに所定の旋回
角で正逆方向に同期旋回させて噴水を実行できるように
構成すると、噴水ノズルの旋回タイミングおよび旋回角
などが経時的にずれる誤動作を生じて、意図している噴
水を継続して実行することが困難であるとともに、噴水
ノズル個々に独立したアクチュエータを付設しなければ
ならないので高価格化を招くなどの点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、高圧水供給源
と、噴水ノズル駆動源とを有し、前記高圧水供給源に接
続された通水管と、この通水管の出口に接続された旋回
管継手と、この旋回管継手に軸線まわりの旋回を可能に
接続された噴水ノズルと、該噴水ノズルと前記噴水ノズ
ル駆動源とを互いに連繋して、噴水ノズル駆動源の出力
を所定の旋回角で前記軸線まわりの正逆旋回出力に変換
して噴水ノズルに伝達する動力伝達機構と、を具備して
いることを特徴とし、噴水ノズルをその軸線まわりに所
定の旋回角で正逆方向に同期旋回させるための制御系統
を機械的に構成することで、制御構造の簡略化と低価格
化を達成し、かつ噴水ノズルの旋回タイミングおよび旋
回角などが経時的にずれる誤動作の発生を防止して、意
図している噴水を継続して実行することのできる噴水装
置の提供を目的としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、高圧水供給源から通水管と旋
回管継手を介して噴水ノズルに高圧水を供給することに
より、噴水ノズルから扁平で末広がり状の水を噴出させ
ることができる。一方、噴水ノズル駆動源の出力は、動
力伝達機構を介して前記噴水ノズルに伝達され、各噴水
ノズルを所定の旋回角で軸線まわりに正逆旋回させる。
すなわち、一対の噴水ノズルから扁平で末広がり状の水
を噴出させることと、水が噴出している各噴水ノズルを
軸線まわりに正逆旋回させることとの協働によって、ひ
ろげられた白鳥の翼が所定の旋回角で旋回しているよう
な感を与える噴水を継続して実行することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す平面図、図2は図
1のAーA線断面図、図3は図1のBーB線断面図、図
4は図1のCーC線断面図、図5は図1のDーD線断面
図であり、これらの図において、1は高圧水供給源、2
は噴水ノズル駆動源、3は動力伝達機構を示す。高圧水
供給源1は2台のポンプP1,P2によって構成され、
それぞれの吐出口には通水管4,4が接続されており、
通水管4,4それぞれの出口に旋回管継手(スイーベル
ジョイント)5,5が接続されているとともに、これら
旋回管継手5,5のそれぞれに軸線C1まわりの旋回を
可能に噴水ノズル6A,6Bが接続されている。噴水ノ
ズル6A,6Bには、扁平で末広がり状の水を噴出させ
ることができるように、図6に示す細長状に開口したノ
ズル口6A1,6B1が形成されている。
【0008】図1および図3において、噴水ノズル駆動
源2は、アクチュエータとして機能する水圧シリンダ2
0、水タンク21、水タンク21内の水を圧送するポン
プ22、ポンプ22の吐出口と水圧シリンダ20の前室
および後室を連通させる高圧水供給通路23A,23
B、これら高圧水供給通路23A,23Bのそれぞれに
介設した切替用電磁弁24A,24Bおよび切替用電磁
弁24A,24Bそれぞれの還流ポートと水タンク21
を連通させる還流通路25を備えている。
【0009】図1ないし図5において、噴水ノズル駆動
源2と噴水ノズル5A,5Bは、動力伝達機構3によっ
て互いに連繋されている。すなわち、動力伝達機構3
は、第1動力伝達部30と、第2動力伝達部31および
第3動力伝達部32によって構成されており、第1動力
伝達部30は、水圧シリンダ20のピストンロッド20
Aの先端部が連結される入力レバー30Aを有する軸3
0Bと、この軸30Bに固着された出力レバー30Cの
両端部に中央部が連結された上下一対の平行リンク30
D,30Eとを備え、第2動力伝達部31は、平行リン
ク、30D,30Eの一端部が連結される入力レバー3
1Aを有する軸31Bと、平行リンク、30D,30E
の他端部が連結される入力レバー31Cを有する軸31
Dと、軸31Bに固着された一対のスプロケット31
E,31Fおよび軸31Dに固着された一対のスプロケ
ット31G,31Hを備えている。
【0010】また、第3動力伝達部32は、図7にも示
しているように、スプロケット31Eに始端部を固着し
て逆方向に巻掛けられ、かつ方向転換用の小スプロケッ
ト7Aを介して終端部が噴水ノズル6Aに設けた入力レ
バー6aの一端部に連結される第1チエイン32A、ス
プロケット31Fに始端部を固着して正方向に巻掛けら
れ、かつ方向転換用の小スプロケット7Bを介して終端
部が噴水ノズル6Aに設けた入力レバー6aの他端部に
連結される第2チエイン32B、スプロケット31Gに
始端部を固着して逆方向に巻掛けられ、かつ方向転換用
の小スプロケット7Cを介して終端部が噴水ノズル6B
に設けた入力レバー6bの一端部に連結される第3チエ
イン32Cおよびスプロケット31Hに始端部を固着し
て正方向に巻掛けられ、かつ方向転換用の小スプロケッ
ト7Dを介して終端部が噴水ノズル6Bに設けた入力レ
バー6bの他端部に連結される第4チエイン32Dを備
えている。
【0011】なお、水圧シリンダ20はベース8上に固
定した架台9に揺動自在に支持され、第1動力伝達部3
0の軸30Bおよび第2動力伝達部31の軸31B,3
1Dは、ベース8上に固定した軸受10,10……によ
り回転自在に支持されている。
【0012】このような構成であれば、高圧水供給源1
を構成しているポンプP1,P2を運転することによ
り、高圧水は通水管4,4を通り、旋回継手5,5を経
て噴水ノズル6A,6Bに送られ、各噴水ノズル6A,
6Bのノズル口6A1,6B1から扁平で末広がり状の
水を噴出させる。
【0013】一方、噴水ノズル駆動源2のポンプ22を
運転し、切替用電磁弁24A,24Bを同時に切替制御
することで、水タンク21内の水は高圧水供給通路23
A,23Bを通って水圧シリンダ20の前室および後室
に交互に送られるとともに、還流通路25を通って水圧
シリンダ20の前室および後室から水タンク21に還流
される。その結果、水圧シリンダ20のピストンロッド
20Aは、所定のストローク量で図3の実線矢印および
破線矢印で示すように進退して、第1動力伝達部30に
おける入力レバー30Aを所定の揺動角θ1(たとえば
60度)で揺動させ、軸30Bを揺動角θ1に等しい旋
回角で正逆方向に旋回させるとともに、出力レバー30
Cを入力レバー30Aと同じ揺動角θ1で揺動させ、上
下一対の平行リンク30D,30Eを互いに反対方向に
平行移動させる。つまり、水圧シリンダ20のピストン
ロッド20Aが実線矢印方向に前進することで、平行リ
ンク30D,30Eは図2の実線矢印方向に移動し、ピ
ストンロッド20Aが破線矢印方向に後退することで平
行リンク30D,30Eは破線矢印方向に移動する。
【0014】平行リンク30D,30Eの前記平行移動
により、第2動力伝達部31における入力レバー31
A,31Cが前記揺動角θ1と同じ揺動角で揺動し、軸
31B,31Dが揺動角θ1に等しい旋回角で正逆方向
に旋回するとともに、図7のスプロケット31E,31
F、31G,31Hが揺動角θ1に等しい旋回角で正逆
方向に旋回する。
【0015】スプロケット31E,31F、31G,3
1Hの正逆方向旋回により、第3動力伝達部32におけ
る第1チエイン32A,第2チエイン32Bおよび第3
チエイン32C,第4チエイン32Dは、実線矢印およ
び破線矢印で示すように進退して、噴水ノズル6A,6
Bに設けた入力レバー6a,6bを所定の揺動角θ2
(たとえば30度)で揺動させ、噴水ノズル6A,6B
を揺動角θ2に等しい旋回角で軸線C1まわりに正逆方
向に旋回させる。その結果、図8に示すように、ひろげ
られた白鳥の翼が所定の旋回角で旋回しているような感
を与える噴水を継続して実行することができる。したが
って、注目を引く演出が十分に期待できる。
【0016】また、水圧シリンダ20の出力を、第1動
力伝達部30、第2動力伝達部31および第3動力伝達
部32を介して噴水ノズル6A,6Bに伝達し、各噴水
ノズル6A,6Bを所定の旋回角で軸線C1まわりに正
逆旋回させるように、噴水ノズル6A,6Bの旋回制御
系統を機械的に構成しているから、電気的な制御系統と
比較して、構造の簡略化と低価格化を達成できるととも
に、噴水ノズル6A,6Bの旋回タイミングおよび旋回
角などが経時的にずれる誤動作の発生を防止して、意図
している噴水を継続して実行することが可能である。
【0017】なお、前記実施例では、1つの噴水ノズル
駆動源2により一対の噴水ノズル6A,6Bを旋回させ
る構成で説明しているが、1つの噴水ノズル駆動源2に
より1つの噴水ノズルもしくは3つ以上の噴水ノズルを
旋回させることが可能であることはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、恰も、
ひろげられた白鳥の翼が所定の旋回角で旋回しているよ
うな感を与える噴水を継続して実行することができる。
したがって、注目を引く演出が十分に期待できる。しか
も、噴水ノズルの旋回制御系統を機械的に構成している
から、電気的な制御系統と比較して、構造の簡略化と低
価格化を達成できるとともに、噴水ノズルの旋回タイミ
ングおよび旋回角などが経時的にずれる誤動作の発生を
防止して、意図している噴水を継続して実行することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【図3】図1のBーB線断面図である。
【図4】図1のCーC線断面図である。
【図5】図1のDーD線断面図である。
【図6】ノズル口の一例を示す拡大斜視図である。
【図7】第3動力伝達部の一例を示す拡大斜視図であ
る。
【図8】噴水状態の概略平面図である。
【符号の説明】
1 高圧水供給源 2 噴水ノズル駆動源 3 動力伝達機構 4 通水管 5 旋回管継手 6A 噴水ノズル 6B 噴水ノズル C1 軸線 θ2 噴水ノズルの旋回角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧水供給源と、噴水ノズル駆動源とを
    有し、前記高圧水供給源に接続された通水管と、この通
    水管の出口に接続された旋回管継手と、この旋回管継手
    に軸線まわりの旋回を可能に接続された噴水ノズルと、
    該噴水ノズルと前記噴水ノズル駆動源とを互いに連繋し
    て、噴水ノズル駆動源の出力を所定の旋回角で前記軸線
    まわりの正逆旋回出力に変換して噴水ノズルに伝達する
    動力伝達機構と、を具備していることを特徴とする噴水
    装置。
JP14196693A 1993-06-14 1993-06-14 噴水装置 Pending JPH07884A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14196693A JPH07884A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 噴水装置

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JP14196693A JPH07884A (ja) 1993-06-14 1993-06-14 噴水装置

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