JPH0788152B2 - 車輌用前照灯のレベリング装置 - Google Patents
車輌用前照灯のレベリング装置Info
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- JPH0788152B2 JPH0788152B2 JP63111178A JP11117888A JPH0788152B2 JP H0788152 B2 JPH0788152 B2 JP H0788152B2 JP 63111178 A JP63111178 A JP 63111178A JP 11117888 A JP11117888 A JP 11117888A JP H0788152 B2 JPH0788152 B2 JP H0788152B2
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/06—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle
- B60Q1/076—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights adjustable, e.g. remotely-controlled from inside vehicle by electrical means including means to transmit the movements, e.g. shafts or joints
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明車輌用前照灯のレベリング装置を以下の項目に従
って説明する。
って説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術[第14図、第15図] D.発明が解決しようとする問題点[第14図、第15図] E.問題点を解決するための手段 F.実施例、応用例[第1図乃至第13図] F−1.第1の実施例[第1図乃至第10図] a.前照灯ユニット、ランプハウジング[第1図乃至第5
図] b.回動支点機構[第4図] c.エイミング調整機構[第5図] d.レベリング装置[第1図乃至第10図] d−1.ケーシング[第1図、第4図、第6図、第8図乃
至第10図] d−1−a.前ハーフ[第1図、第4図、第8図乃至第10
図] d−1−b.後ハーフ[第1図、第4図、第6図乃至第8
図、第10図] d−1−c.両ハーフの結合 d−2.ロッド支持体、調整ロッド[第1図、第4図、第
8図乃至第10図] d−3.モータ[第1図、第8図、第10図] d−4.ウォーム体[第1図、第8図、第10図] d−5.回転体、調整ロッドの移動[第1図、第8図、第
10図] d−6.回路基板、ハーネスコード[第1図、第10図] d−7.エイミング用操作機構[第1図、第4図、第6
図、第7図] d−8.検出部[第1図、第10図] d−8−a.接点保持板、センサーギヤ、導体支持板 d−8−b.クリップ d−8−c.接点 d−8−d.中間ギヤ d−8−e.機能 d−9.調整ロッドと前照灯ユニットとの連結[第1図、
第3図、第4図] d−10.動作[第1図] d−10−a.エイミング d−10−b.レベリング F−2.第2の実施例[第11図] F−3.応用例[第12図、第13図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯のレベリング装置に関す
る。詳しくは、照射方向を変更可能にした車輌用前照灯
装置における照射方向変更用の傾動部材、例えば、前照
灯ユニットあるいは反射鏡等を傾動させるためのレベリ
ング装置、特に、モータと該モータにより回転されるウ
ォームギヤと該ウォームギヤと噛合したウォームホィー
ルとが支持部材に固定されたケースに収納された駆動ユ
ニットと上記ウォームホィールに支持されウォームホィ
ールが回転することにより軸方向へ移動するロッド支持
体と前端部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支
持された調整ロッドとを備えたレベリング装置に関する
ものであり、上記ケース内におけるウォームギヤの配置
態様を工夫することによって、形状を小型化することが
できるようにした新規な車輌用前照灯のレベリング装置
を提供しようとするものである。
図] b.回動支点機構[第4図] c.エイミング調整機構[第5図] d.レベリング装置[第1図乃至第10図] d−1.ケーシング[第1図、第4図、第6図、第8図乃
至第10図] d−1−a.前ハーフ[第1図、第4図、第8図乃至第10
図] d−1−b.後ハーフ[第1図、第4図、第6図乃至第8
図、第10図] d−1−c.両ハーフの結合 d−2.ロッド支持体、調整ロッド[第1図、第4図、第
8図乃至第10図] d−3.モータ[第1図、第8図、第10図] d−4.ウォーム体[第1図、第8図、第10図] d−5.回転体、調整ロッドの移動[第1図、第8図、第
10図] d−6.回路基板、ハーネスコード[第1図、第10図] d−7.エイミング用操作機構[第1図、第4図、第6
図、第7図] d−8.検出部[第1図、第10図] d−8−a.接点保持板、センサーギヤ、導体支持板 d−8−b.クリップ d−8−c.接点 d−8−d.中間ギヤ d−8−e.機能 d−9.調整ロッドと前照灯ユニットとの連結[第1図、
第3図、第4図] d−10.動作[第1図] d−10−a.エイミング d−10−b.レベリング F−2.第2の実施例[第11図] F−3.応用例[第12図、第13図] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な車輌用前照灯のレベリング装置に関す
る。詳しくは、照射方向を変更可能にした車輌用前照灯
装置における照射方向変更用の傾動部材、例えば、前照
灯ユニットあるいは反射鏡等を傾動させるためのレベリ
ング装置、特に、モータと該モータにより回転されるウ
ォームギヤと該ウォームギヤと噛合したウォームホィー
ルとが支持部材に固定されたケースに収納された駆動ユ
ニットと上記ウォームホィールに支持されウォームホィ
ールが回転することにより軸方向へ移動するロッド支持
体と前端部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支
持された調整ロッドとを備えたレベリング装置に関する
ものであり、上記ケース内におけるウォームギヤの配置
態様を工夫することによって、形状を小型化することが
できるようにした新規な車輌用前照灯のレベリング装置
を提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明車輌用前照灯のレベリング装置は、傾動されるこ
とにより照射方向を変更する傾動部材を有する車輌用前
照灯装置の該傾動部材を傾動させるためのレベリング装
置、特に、モータと該モータにより回転されるウォーム
ギヤと該ウォームギヤと噛合したウォームホィールとが
支持部材に固定されたケースに収納された駆動ユニット
と上記ウォームホィールに支持されたウォームホィール
が回転することにより軸方向へ移動するロッド支持体と
前端部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支持さ
れた調整ロッドと調整ロッドの位置を検出するための検
出手段とを備えたレベリング装置であって、上記ウォー
ムギヤをモータ軸と平行にかつモータとウォームホィー
ルとの間の空間に配置すると共に、ウォームギヤとモー
タの回転軸とをウォームギヤと同軸上に配置された伝達
ギヤで連結し、更に、検出手段を調整ロッドと同軸上に
配置することにより、これらウォームギヤ、ウォームホ
ィール、調整ロッド、検出手段及びその他必要な部材を
コンパクトにまとまった状態で前記ケース内に収納する
ことができるようにし、それによって、レベリング装置
を小型化すると共にランプハウジングへの取付や該ハウ
ジング内への配置等を容易に行なうことができるように
したものである。
とにより照射方向を変更する傾動部材を有する車輌用前
照灯装置の該傾動部材を傾動させるためのレベリング装
置、特に、モータと該モータにより回転されるウォーム
ギヤと該ウォームギヤと噛合したウォームホィールとが
支持部材に固定されたケースに収納された駆動ユニット
と上記ウォームホィールに支持されたウォームホィール
が回転することにより軸方向へ移動するロッド支持体と
前端部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支持さ
れた調整ロッドと調整ロッドの位置を検出するための検
出手段とを備えたレベリング装置であって、上記ウォー
ムギヤをモータ軸と平行にかつモータとウォームホィー
ルとの間の空間に配置すると共に、ウォームギヤとモー
タの回転軸とをウォームギヤと同軸上に配置された伝達
ギヤで連結し、更に、検出手段を調整ロッドと同軸上に
配置することにより、これらウォームギヤ、ウォームホ
ィール、調整ロッド、検出手段及びその他必要な部材を
コンパクトにまとまった状態で前記ケース内に収納する
ことができるようにし、それによって、レベリング装置
を小型化すると共にランプハウジングへの取付や該ハウ
ジング内への配置等を容易に行なうことができるように
したものである。
(C.従来の技術)[第14図、第15図] 例えば、自動車用前照灯は、一般に、初期の照射方向の
調整、即ち、いわゆるエイミング調整が可能な状態で車
体に取り付けられ、また、使用中の二重の変化による照
射方向の狂いを正すためのいわゆるベアリング調整も可
能な状態で取り付けられる場合もある。
調整、即ち、いわゆるエイミング調整が可能な状態で車
体に取り付けられ、また、使用中の二重の変化による照
射方向の狂いを正すためのいわゆるベアリング調整も可
能な状態で取り付けられる場合もある。
第14図及び第15図はそのようなレベリング調整を行なう
ためのレベリング装置を備えた従来の前照灯装置の一例
aを示すものである。
ためのレベリング装置を備えた従来の前照灯装置の一例
aを示すものである。
同図において、bは前照灯ユニット(図面には下端部の
み示してある。)であり、車体もしくは車体に固定され
たランプハウジングに支持されたランプボディc及び該
ランプボディcの前面に取着された図示しないレンズと
これらランプボディcとレンズとにより画成された灯具
空間内に配置された反射鏡dと図示しない電球等から成
り、上記反射鏡dは1つの回動支点部と2つの調整部を
介して左右方向及び上下方向へ傾動自在なるようにラン
プボディcに支持され、その下端部から突出されたブラ
ケットeにナットfが固定されている。
み示してある。)であり、車体もしくは車体に固定され
たランプハウジングに支持されたランプボディc及び該
ランプボディcの前面に取着された図示しないレンズと
これらランプボディcとレンズとにより画成された灯具
空間内に配置された反射鏡dと図示しない電球等から成
り、上記反射鏡dは1つの回動支点部と2つの調整部を
介して左右方向及び上下方向へ傾動自在なるようにラン
プボディcに支持され、その下端部から突出されたブラ
ケットeにナットfが固定されている。
gは上記2つの調整部のうち反射鏡dを上下方向へ傾動
させるための調整部を構成するレベリング装置である。
hはその前端部がランプボディcに固定されたケース、
iはケースhの前端部に形成され六角形をした挿通孔、
jはその内部空間が上記挿通孔iの後端と連続した円筒
状の支持部、kはケースh内の下部にその軸方向が左右
方向に沿って延びるように配置されたモータ、lは該モ
ータkの回転軸であり、該回転軸lにウォームギヤmが
固定されている。nは略円筒状をした主部oとウォーム
ホィールpとが一体に形成された回転体であり、主部o
の孔qは螺孔になっていて、主部oが前記支持部j及び
図示しない支持部材に軸方向へ移動不能なる状態で回転
自在に支持されると共にウォームホィールpがウォーム
ギヤmと噛合している。rは略筒状をしたロッド支持体
であり、その中間部sが螺軸に形成され、かつ、それら
より前の部分tが六角柱状に形成されており、該六角柱
部tがケースhの挿通孔iに摺動自在に挿通され、中間
部sが回転体nの螺溝qに螺合されている。また、中間
部sより後の部分t′は角柱状に形成されている。uは
上記ロッド支持体rの中心孔に挿通されると共に該ロッ
ド支持体rに対して軸方向への移動が不能で回転自在に
支持された調整ロッドであり、ロッド支持体rから前方
へ突出した部分が螺軸部vとなっており、該螺軸部vが
反射鏡dに支持された前記ナットfに螺合されている。
させるための調整部を構成するレベリング装置である。
hはその前端部がランプボディcに固定されたケース、
iはケースhの前端部に形成され六角形をした挿通孔、
jはその内部空間が上記挿通孔iの後端と連続した円筒
状の支持部、kはケースh内の下部にその軸方向が左右
方向に沿って延びるように配置されたモータ、lは該モ
ータkの回転軸であり、該回転軸lにウォームギヤmが
固定されている。nは略円筒状をした主部oとウォーム
ホィールpとが一体に形成された回転体であり、主部o
の孔qは螺孔になっていて、主部oが前記支持部j及び
図示しない支持部材に軸方向へ移動不能なる状態で回転
自在に支持されると共にウォームホィールpがウォーム
ギヤmと噛合している。rは略筒状をしたロッド支持体
であり、その中間部sが螺軸に形成され、かつ、それら
より前の部分tが六角柱状に形成されており、該六角柱
部tがケースhの挿通孔iに摺動自在に挿通され、中間
部sが回転体nの螺溝qに螺合されている。また、中間
部sより後の部分t′は角柱状に形成されている。uは
上記ロッド支持体rの中心孔に挿通されると共に該ロッ
ド支持体rに対して軸方向への移動が不能で回転自在に
支持された調整ロッドであり、ロッド支持体rから前方
へ突出した部分が螺軸部vとなっており、該螺軸部vが
反射鏡dに支持された前記ナットfに螺合されている。
しかして、モータkが回転するとウォームギヤmが回転
し、該ウォームギヤmと噛合している回転体nが回転し
てロッド支持体rの螺軸部sを軸方向へ送るので、それ
によってロッド支持体rが前後方向へ移動され、反射鏡
dが上下方向へ傾動されることになる。即ち、レベリン
グが行なわれる。また、ケースhの後端部には調整ロッ
ドuを回転するための図示しない手動操作手段が付設さ
れており、この手動操作手段を操作することによって調
整ロッドuが回転され、それによって、ナットfが調整
ロッドuに沿って前後方向へ移動されるので反射鏡dが
上下方向へ傾動させることになる。これがエイミング調
整である。
し、該ウォームギヤmと噛合している回転体nが回転し
てロッド支持体rの螺軸部sを軸方向へ送るので、それ
によってロッド支持体rが前後方向へ移動され、反射鏡
dが上下方向へ傾動されることになる。即ち、レベリン
グが行なわれる。また、ケースhの後端部には調整ロッ
ドuを回転するための図示しない手動操作手段が付設さ
れており、この手動操作手段を操作することによって調
整ロッドuが回転され、それによって、ナットfが調整
ロッドuに沿って前後方向へ移動されるので反射鏡dが
上下方向へ傾動させることになる。これがエイミング調
整である。
wはケースh内のモータkの情報に配置されたポテンシ
ョメータであり、そのロータ軸xに固定されたピニオン
ギヤyがロッド支持体rの角柱部t′の上面に形成され
たラックzと噛合されており、従って、レベリング時に
ロッド支持体rが移動するとそのラックzがピニオンギ
ヤyを介してロータ軸xを回転させ、それによって、ロ
ッド支持体rに支持された調整ロッドuの位置が検出さ
れる。
ョメータであり、そのロータ軸xに固定されたピニオン
ギヤyがロッド支持体rの角柱部t′の上面に形成され
たラックzと噛合されており、従って、レベリング時に
ロッド支持体rが移動するとそのラックzがピニオンギ
ヤyを介してロータ軸xを回転させ、それによって、ロ
ッド支持体rに支持された調整ロッドuの位置が検出さ
れる。
(D.発明が解決しようとする問題点)[第14図、第15
図] ところで、このようなレベリング装置はできるだけ小形
に構成される必要がある。
図] ところで、このようなレベリング装置はできるだけ小形
に構成される必要がある。
この点、上記した前照灯装置aのレベリング装置gは、
モータkの回転軸lにウォームギヤmを固定しこのウォ
ームギヤmにウォームホィールpを噛合させているの
で、モータ軸に沿う方向、即ち、調整ロッドuの軸と直
交する方向の寸法が大きくなるという問題がある。
モータkの回転軸lにウォームギヤmを固定しこのウォ
ームギヤmにウォームホィールpを噛合させているの
で、モータ軸に沿う方向、即ち、調整ロッドuの軸と直
交する方向の寸法が大きくなるという問題がある。
また、上記レベリング装置gにおいては、調整ロッドu
の位置を検出するためのポテンショメータwと調整ロッ
ドuとの係合をポテンショメータwのロータ軸xに固定
したピニオンギヤyを調整ロッドuに形成したラックz
に噛合させることにより行なっているが、このような結
合によると、ポテンショメータwがその軸方向が調整ロ
ッドuの軸と交差する方向に延びる状態で配置されるた
め、このポテンショメータwも、調整ロッドuの軸と直
交する方向の寸法を大きくする原因の1つになってい
る。
の位置を検出するためのポテンショメータwと調整ロッ
ドuとの係合をポテンショメータwのロータ軸xに固定
したピニオンギヤyを調整ロッドuに形成したラックz
に噛合させることにより行なっているが、このような結
合によると、ポテンショメータwがその軸方向が調整ロ
ッドuの軸と交差する方向に延びる状態で配置されるた
め、このポテンショメータwも、調整ロッドuの軸と直
交する方向の寸法を大きくする原因の1つになってい
る。
そこで、検出手段を調整ロッドuと同軸上に配置するこ
とが考えられる。
とが考えられる。
しかしながら、検出手段をそのように配置しても、ケー
スhの内部空間のうちモータkの上方に所謂デッドスペ
ースが出来てしまうだけで、ケースhの上下方向及び左
右方向における最大寸法を小さくすることはできない。
スhの内部空間のうちモータkの上方に所謂デッドスペ
ースが出来てしまうだけで、ケースhの上下方向及び左
右方向における最大寸法を小さくすることはできない。
(E.問題点を解決するための手段) そこで、本発明車輌用前照灯のレベリング装置は、上記
問題点を解決するために、ウォームギヤをモータ軸と平
行にかつモータとウォームホィールとの間の空間に配置
すると共に上記ウォームギヤとモータの回転軸とをウォ
ームギヤと同軸上に配置された伝達ギヤにより連結し、
調整ロッドの位置を検出するための検出手段を調整ロッ
ドと同軸上に配置したものである。
問題点を解決するために、ウォームギヤをモータ軸と平
行にかつモータとウォームホィールとの間の空間に配置
すると共に上記ウォームギヤとモータの回転軸とをウォ
ームギヤと同軸上に配置された伝達ギヤにより連結し、
調整ロッドの位置を検出するための検出手段を調整ロッ
ドと同軸上に配置したものである。
従って、本発明車輌用前照灯のレベリング装置によれ
ば、ウォームギヤがモータ軸と平行にかつモータとウォ
ームホィールとの間の空間に配置されるためモータから
その軸方向へ突出する部分を殆ど無くすことができ、こ
れによって、モータとウォームギヤと該ウォームギヤに
噛合されるウォームホィール等をモータ軸と直交する方
向へコンパクトにまとめて配列することができると共
に、調整ロッドの位置を検出するための検出手段が調整
ロッドと同軸上に配置されるためこの検出手段が上記調
整ロッドから側方へ突出することが無く、これらによ
り、この種のレベリング装置をかなり小型にすることが
でき、かつ、ランプハウジングへの取付や該ハウジング
内への配置を容易に行なうことができる。
ば、ウォームギヤがモータ軸と平行にかつモータとウォ
ームホィールとの間の空間に配置されるためモータから
その軸方向へ突出する部分を殆ど無くすことができ、こ
れによって、モータとウォームギヤと該ウォームギヤに
噛合されるウォームホィール等をモータ軸と直交する方
向へコンパクトにまとめて配列することができると共
に、調整ロッドの位置を検出するための検出手段が調整
ロッドと同軸上に配置されるためこの検出手段が上記調
整ロッドから側方へ突出することが無く、これらによ
り、この種のレベリング装置をかなり小型にすることが
でき、かつ、ランプハウジングへの取付や該ハウジング
内への配置を容易に行なうことができる。
(F.実施例、応用例)[第1図乃至第13図] 以下に、本発明車輌用前照灯のレベリング装置の詳細を
図示した各実施例及び応用例に従って説明する。
図示した各実施例及び応用例に従って説明する。
尚、図示した実施例及び応用例は本発明車輌用前照灯の
レベリング装置を自動車用前照灯装置のレベリング装置
に適用したものである。
レベリング装置を自動車用前照灯装置のレベリング装置
に適用したものである。
(F−1.第1の実施例)[第1図乃至第10図] 第1図乃至第10図は本発明車輌用前照灯のレベリング装
置の第1の実施例を示すものである。この実施例で示す
前照灯装置1はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装
置、即ち、反射鏡面を有するランプボディとその前面開
口を覆うレンズとによって画成された灯具空間内に電球
を配置して成る前照灯ユニットを傾動部材とし、この前
照灯ユニットを車体に対して傾動することにより照射方
向を変更するタイプの前照灯装置である。
置の第1の実施例を示すものである。この実施例で示す
前照灯装置1はいわゆるユニット可動タイプの前照灯装
置、即ち、反射鏡面を有するランプボディとその前面開
口を覆うレンズとによって画成された灯具空間内に電球
を配置して成る前照灯ユニットを傾動部材とし、この前
照灯ユニットを車体に対して傾動することにより照射方
向を変更するタイプの前照灯装置である。
(a.前照灯ユニット、ランプハウジング)[第1図乃至
第5図] 2は前照灯ユニットであり、略前方に向って開口した凹
部状を為すように形成されたランプボディ3と該ランプ
ボディ3にその前面開口部を覆うように取着されたレン
ズ4とランプボディ3に支持された電球5とから成る。
ランプボディ3は前方を向いた反射面3aを有しており、
電球5は反斜面3aの頭頂部に形成された電球取付孔3bに
支持され、そして、電球5の発光部はランプボディ3と
レンズ4とによって画成された灯具空間6内に位置して
いる。
第5図] 2は前照灯ユニットであり、略前方に向って開口した凹
部状を為すように形成されたランプボディ3と該ランプ
ボディ3にその前面開口部を覆うように取着されたレン
ズ4とランプボディ3に支持された電球5とから成る。
ランプボディ3は前方を向いた反射面3aを有しており、
電球5は反斜面3aの頭頂部に形成された電球取付孔3bに
支持され、そして、電球5の発光部はランプボディ3と
レンズ4とによって画成された灯具空間6内に位置して
いる。
7は合成樹脂製のランプハウジングであり、前方に開口
した略凹形をしており、車体8の前照灯配置用開口部の
後側に位置するように車体8に固定されている。
した略凹形をしており、車体8の前照灯配置用開口部の
後側に位置するように車体8に固定されている。
A点、B点及びC点(第2図参照)は前照灯ユニット2
がランプハウジング7に支持された点であり、A点が回
動支点部であり、該A点から側方へ離間したB点及びA
点から下方へ離間したC点が前照灯ユニット2とランプ
ハウジング7との間の間隔を調整することができる調整
部になっており、前照灯ユニット2はこれら調整部によ
る調整が為されることによって左右方向(第2図におけ
る左方へ向う方向を左側とし右方向へ向う方向を右側と
する。)及び上下方向へ傾動されるようになっている。
がランプハウジング7に支持された点であり、A点が回
動支点部であり、該A点から側方へ離間したB点及びA
点から下方へ離間したC点が前照灯ユニット2とランプ
ハウジング7との間の間隔を調整することができる調整
部になっており、前照灯ユニット2はこれら調整部によ
る調整が為されることによって左右方向(第2図におけ
る左方へ向う方向を左側とし右方向へ向う方向を右側と
する。)及び上下方向へ傾動されるようになっている。
(b.回動支点機構)[第4図] 9は上記回動支点部を構成している回動支点機構であ
る。
る。
10はランプボディ3の後面から後方へ突出した被支持部
であり、該被支持部の後端部に金属製の支持軸11が固定
され、該支持軸11の下端に球部11aが一体に形成されて
いる。
であり、該被支持部の後端部に金属製の支持軸11が固定
され、該支持軸11の下端に球部11aが一体に形成されて
いる。
12はランプハウジング7から前方へ突出するように取着
された合成樹脂製の受体であり、その上面に開口した球
状凹部12aが形成されており、該球状凹部12aに上記支持
軸11の球部11aが回動自在に内嵌されている。
された合成樹脂製の受体であり、その上面に開口した球
状凹部12aが形成されており、該球状凹部12aに上記支持
軸11の球部11aが回動自在に内嵌されている。
しかして、前照灯ユニット2は支持軸11の球部11aが受
体12に支持された点(この点が前記A点である。)を回
動中心として傾動し得るようにランプハウジング7に支
持される。
体12に支持された点(この点が前記A点である。)を回
動中心として傾動し得るようにランプハウジング7に支
持される。
(c.エイミング調整機構)[第5図] 13は前記B点の調整部を構成しているエイミング調整機
構である。
構である。
14はランプボディ3の後面から後方へ向けて突設された
略筒状を為す突部であり、その後端部に合成樹脂製の受
体15が固定されており、該受体15には後方へ向って開口
した球状凹部15aと該球状凹部15aの前端に連続して前方
へ延びる溝状の孔15bが形成されている。
略筒状を為す突部であり、その後端部に合成樹脂製の受
体15が固定されており、該受体15には後方へ向って開口
した球状凹部15aと該球状凹部15aの前端に連続して前方
へ延びる溝状の孔15bが形成されている。
16はギヤユニットで、ランプハウジング7の前面に固定
されたギヤケース17と該ギヤケース17内に軸方向が上下
方向に沿って延びる向きで回転自在に設けられた第1の
ベベルギヤ18と該第1のベベルギヤ18に噛合した第2の
ベベルギヤ19とエイミング調整軸20とから成り、上記第
2のベベルギヤ19の中心部に形成されたボスに前後方向
へ貫通した螺孔19aが形成され、第1のベベルギヤ18に
固定された操作ロッド18aの上端部はギヤケース17外へ
突出されている。
されたギヤケース17と該ギヤケース17内に軸方向が上下
方向に沿って延びる向きで回転自在に設けられた第1の
ベベルギヤ18と該第1のベベルギヤ18に噛合した第2の
ベベルギヤ19とエイミング調整軸20とから成り、上記第
2のベベルギヤ19の中心部に形成されたボスに前後方向
へ貫通した螺孔19aが形成され、第1のベベルギヤ18に
固定された操作ロッド18aの上端部はギヤケース17外へ
突出されている。
エイミング調整軸20はその大部分が螺軸状をしていて、
その前端部に球部20aと該球部20aから前方へ突出した板
状の突起20bが一体に形成されており、その中間部が第
2のベベルギヤ19の螺孔19aに螺合させると共に球部20a
が前記受体15の球状凹部15aに回動自在に内嵌され、か
つ、突起20bが上記受体15の孔15bに摺動自在に係合され
ている。従って、エイミング調整軸20は受体15に対して
回転不能なる状態で連結されている。
その前端部に球部20aと該球部20aから前方へ突出した板
状の突起20bが一体に形成されており、その中間部が第
2のベベルギヤ19の螺孔19aに螺合させると共に球部20a
が前記受体15の球状凹部15aに回動自在に内嵌され、か
つ、突起20bが上記受体15の孔15bに摺動自在に係合され
ている。従って、エイミング調整軸20は受体15に対して
回転不能なる状態で連結されている。
しかして、操作軸18aによって第1のベベルギヤ18を回
転すると、第2のベベルギヤ19が回転され、この第2の
ベベルギヤ19に螺合されているエイミング調整軸20が軸
方向へ送られるため、受体15が略前後方向へ移動され、
これによって、前照灯ユニット2が前記A点とC点とを
結ぶ直線を回動中心軸として略左右方向へ傾動されて照
射方向が左右方向へ変更されることになる。即ち、左右
方向へエイミング調整が為される。
転すると、第2のベベルギヤ19が回転され、この第2の
ベベルギヤ19に螺合されているエイミング調整軸20が軸
方向へ送られるため、受体15が略前後方向へ移動され、
これによって、前照灯ユニット2が前記A点とC点とを
結ぶ直線を回動中心軸として略左右方向へ傾動されて照
射方向が左右方向へ変更されることになる。即ち、左右
方向へエイミング調整が為される。
(d.レベリング装置)[第1図乃至第10図] 21は前記支持点Cの調整部を構成しているレベリング装
置であり、前照灯ユニット2の照射方向の上下方向への
エイミング調整とレベリング調整がこのレベリング装置
21によって行なわれる。
置であり、前照灯ユニット2の照射方向の上下方向への
エイミング調整とレベリング調整がこのレベリング装置
21によって行なわれる。
(d−1.ケーシング)[第1図、第4図、第6図、第8
図乃至第10図] 22は略2つ割り可能に形成されたケーシングであり、合
成樹脂製の前ハーフ23と後ハーフ24とから成る。
図乃至第10図] 22は略2つ割り可能に形成されたケーシングであり、合
成樹脂製の前ハーフ23と後ハーフ24とから成る。
(d−1−a.前ハーフ)[第1図、第4図、第8図乃至
第10図] 前ハーフ23は後面が開口しかつ縦長な略長方形状をした
皿状に形成され、その下端部の奥行がその余の部分の奥
行の略半分にされており、前面壁25の上端寄りの部分を
前後方向へ貫通するように位置した円筒状の支持筒26と
上面の前端部及び下面略中央部から突出した取付片27、
27、27とが一体に形成され、上記支持筒26の後端は前ハ
ーフ23の厚みの略中間の位置まで延びている。また、支
持筒26の孔28は前端部がその余の部分より梢小径に形成
され、かつ、前端部を除いた部分の内周面の上下に軸方
向に延びた係合溝28a、28aが形成されている。
第10図] 前ハーフ23は後面が開口しかつ縦長な略長方形状をした
皿状に形成され、その下端部の奥行がその余の部分の奥
行の略半分にされており、前面壁25の上端寄りの部分を
前後方向へ貫通するように位置した円筒状の支持筒26と
上面の前端部及び下面略中央部から突出した取付片27、
27、27とが一体に形成され、上記支持筒26の後端は前ハ
ーフ23の厚みの略中間の位置まで延びている。また、支
持筒26の孔28は前端部がその余の部分より梢小径に形成
され、かつ、前端部を除いた部分の内周面の上下に軸方
向に延びた係合溝28a、28aが形成されている。
29、29、29は支持筒26の外周面のうち前端と前面壁25と
の間の略中間の位置から外方へ向って突設された係合突
部である。
の間の略中間の位置から外方へ向って突設された係合突
部である。
30、30、・・・は前ハーフ23の内側面の4つの隅角部に
形成された厚肉部であり、これら厚肉部30、30、30、・
・・にその後面に開口したタッピング下孔30a、30a、・
・・が形成されている。
形成された厚肉部であり、これら厚肉部30、30、30、・
・・にその後面に開口したタッピング下孔30a、30a、・
・・が形成されている。
そして、前ハーフ23は、その左側の内側面の下端寄りの
位置に円形をしたモータ支持突部31が形成され、かつ、
前面壁25の右端寄りの位置から後方へ向って突出したモ
ータ支持片32が形成され、該モータ支持片32に後縁に開
口した略U字状の切欠32aが形成されており、該切欠32a
は上記モータ支持突部31と対向している。
位置に円形をしたモータ支持突部31が形成され、かつ、
前面壁25の右端寄りの位置から後方へ向って突出したモ
ータ支持片32が形成され、該モータ支持片32に後縁に開
口した略U字状の切欠32aが形成されており、該切欠32a
は上記モータ支持突部31と対向している。
33、33、33は左右方向へ一列に並ぶように配置されたウ
ォーム支持部であり、これら3つのウォーム支持部33、
33、33のうち2つは前ハーフ23の左右2つの内側面の高
さ方向における略中間の位置に形成され、他の1つのウ
ォーム支持部33は前面壁25の中央部より梢左側へ寄った
位置から後方へ向って突設されており、これらウォーム
支持部33、33、33に後縁に開口した略U字状の切欠33
a、33a、33aが形成されている。
ォーム支持部であり、これら3つのウォーム支持部33、
33、33のうち2つは前ハーフ23の左右2つの内側面の高
さ方向における略中間の位置に形成され、他の1つのウ
ォーム支持部33は前面壁25の中央部より梢左側へ寄った
位置から後方へ向って突設されており、これらウォーム
支持部33、33、33に後縁に開口した略U字状の切欠33
a、33a、33aが形成されている。
34は後述するギヤ支持ピンを支持するための支持突部で
あり、前面壁25のうち前記支持筒26に略左斜め下方より
近接した位置から後方へ向って突設されており、この支
持突部34の後部に前後方向に沿って延びる支持孔34aが
形成されている。
あり、前面壁25のうち前記支持筒26に略左斜め下方より
近接した位置から後方へ向って突設されており、この支
持突部34の後部に前後方向に沿って延びる支持孔34aが
形成されている。
(d−1−b.後ハーフ)[第1図、第4図、第6図乃至
第8図、第10図] 後ハーフ24は前面が開口した略長方形の皿状をしてお
り、その背面壁35の下部36が後方へ突出すると共に該突
出した部分36の下端部に左右方向に配列された凹部37、
37、・・・が形成され、該凹部37、37、・・・の奥壁3
8、38、・・・に端子挿通孔38a、38a、・・・が形成さ
れている。
第8図、第10図] 後ハーフ24は前面が開口した略長方形の皿状をしてお
り、その背面壁35の下部36が後方へ突出すると共に該突
出した部分36の下端部に左右方向に配列された凹部37、
37、・・・が形成され、該凹部37、37、・・・の奥壁3
8、38、・・・に端子挿通孔38a、38a、・・・が形成さ
れている。
また、背面壁35の上部の略中央部にロッド挿入孔39が形
成されると共に、背面壁35の前面及び後面には円環状の
突条40、41が上記挿通孔39を囲むように形成されてお
り、これら突条40、41の前面側のもの40はロッド挿通孔
39の略2倍の内径を有し、後面側の突条41は前面側の突
条40の内径の2倍近い内径を有している。
成されると共に、背面壁35の前面及び後面には円環状の
突条40、41が上記挿通孔39を囲むように形成されてお
り、これら突条40、41の前面側のもの40はロッド挿通孔
39の略2倍の内径を有し、後面側の突条41は前面側の突
条40の内径の2倍近い内径を有している。
42、42、・・・は後述するエイミング用操作機構を取り
付けるための取付ボスであり、略円柱状をし、かつ、背
面壁35の上部の前記環状突条41に接する位置から後方へ
向って突設され、後端面に開口したタッピング下孔42
a、42a、・・・が形成され、その後端面が背面壁35の下
部36の後面より梢後方寄りのところまで延びている。そ
して、これら4本の取付ボス42、42、・・・は正方形の
4つの各部に各別に位置し、かつ、隣接する2つのもの
が左右方向又は上下方向に並ぶ位置関係を有している。
付けるための取付ボスであり、略円柱状をし、かつ、背
面壁35の上部の前記環状突条41に接する位置から後方へ
向って突設され、後端面に開口したタッピング下孔42
a、42a、・・・が形成され、その後端面が背面壁35の下
部36の後面より梢後方寄りのところまで延びている。そ
して、これら4本の取付ボス42、42、・・・は正方形の
4つの各部に各別に位置し、かつ、隣接する2つのもの
が左右方向又は上下方向に並ぶ位置関係を有している。
43、43、・・・は後ハーフ24の内側面の4つの隅角部に
形成された図示しない厚肉部を前後方向へ貫通して形成
されたねじ挿通孔である。
形成された図示しない厚肉部を前後方向へ貫通して形成
されたねじ挿通孔である。
44、44は後ハーフ24の左右の内側面のうち前ハーフ23に
形成されたウォーム支持部33、33、33の左右両端の2つ
と各別に対応した位置に形成されたウォーム支持片であ
り、その前端部が後ハーフ24の前面より梢前方へ突出し
ており、その前端面には側方から見て略円弧状を為す切
欠44a、44aが形成されている。
形成されたウォーム支持部33、33、33の左右両端の2つ
と各別に対応した位置に形成されたウォーム支持片であ
り、その前端部が後ハーフ24の前面より梢前方へ突出し
ており、その前端面には側方から見て略円弧状を為す切
欠44a、44aが形成されている。
45は背面壁35から前方へ向けて突設された支持突部、46
は同じく背面壁35から前方へ向けて突設されたモータ押
え突起であり、上記支持突部45は前ハーフ23の前記支持
突部34と対応した位置に配置され、その前端面に開口し
た支持孔45aが形成され、また、モータ押え突起46は背
面壁35の中央部と下端との間の略中間の位置に配置され
ている。
は同じく背面壁35から前方へ向けて突設されたモータ押
え突起であり、上記支持突部45は前ハーフ23の前記支持
突部34と対応した位置に配置され、その前端面に開口し
た支持孔45aが形成され、また、モータ押え突起46は背
面壁35の中央部と下端との間の略中間の位置に配置され
ている。
(d−1−c.両ハーフの結合) しかして、前ハーフ23と後ハーフ24は、その開口部同士
が突き合わせられた状態で後ハーフ24のねじ挿通孔43、
43、・・・に後方から挿通されたタッピングネジ47、4
7、・・・が前ハーフ23に形成されたタッピング下孔30
a、30a、・・・に螺合されることによって、互いに一体
的に結合されてケーシング22が形成される。
が突き合わせられた状態で後ハーフ24のねじ挿通孔43、
43、・・・に後方から挿通されたタッピングネジ47、4
7、・・・が前ハーフ23に形成されたタッピング下孔30
a、30a、・・・に螺合されることによって、互いに一体
的に結合されてケーシング22が形成される。
そして、前後両ハーフ23と24とが結合されると、前ハー
フ23の支持筒26と後ハーフ24のロッド挿通孔39とが同軸
上に位置し、支持突部34と45とが同軸上に位置し、ま
た、前ハーフ23のウォーム支持部33、33、33の左右両端
の2つの後端に後ハーフ24のウォーム支持部44、44の前
端とが近接して対向する。
フ23の支持筒26と後ハーフ24のロッド挿通孔39とが同軸
上に位置し、支持突部34と45とが同軸上に位置し、ま
た、前ハーフ23のウォーム支持部33、33、33の左右両端
の2つの後端に後ハーフ24のウォーム支持部44、44の前
端とが近接して対向する。
尚、このようなケーシング22は、その支持筒26の前端部
がランプハウジング7のうち前照灯ユニット2の下端部
の右端寄りの位置と対向したところに形成された取付孔
48を通してランプハウジング7内に突出され、このと
き、支持筒26に形成された係合突部29、29、29が取付孔
48の縁に形成された図示しない切欠を通してランプハウ
ジング7の内側に通り抜け、ここでケーシング22を梢回
転することによって係合突部29、29、29が取付孔48の前
側の開口縁部に係合され、更に、ケーシング22の前面壁
25とランプハウジング7との間にOリング49が介挿され
た状態で、前ハーフ23の取付片27、27、27がランプハウ
ジング7にボルト及びナットにより固定されることによ
って、ランプハウジング7に支持される。
がランプハウジング7のうち前照灯ユニット2の下端部
の右端寄りの位置と対向したところに形成された取付孔
48を通してランプハウジング7内に突出され、このと
き、支持筒26に形成された係合突部29、29、29が取付孔
48の縁に形成された図示しない切欠を通してランプハウ
ジング7の内側に通り抜け、ここでケーシング22を梢回
転することによって係合突部29、29、29が取付孔48の前
側の開口縁部に係合され、更に、ケーシング22の前面壁
25とランプハウジング7との間にOリング49が介挿され
た状態で、前ハーフ23の取付片27、27、27がランプハウ
ジング7にボルト及びナットにより固定されることによ
って、ランプハウジング7に支持される。
(d−2.ロッド支持体、調整ロッド)[第1図、第4
図、第8図乃至第10図] 50は合成樹脂製のロッド支持体である。
図、第8図乃至第10図] 50は合成樹脂製のロッド支持体である。
該ロッド支持体50は前後方向に長い略円筒状を為し、そ
の略中間部51が一番太く、該中間部51から前の部分が次
に太く、後部が一番細くなっており、この一番細い部分
52がその外周面に螺溝が形成されて螺軸部とされてい
る。また、中間部51はケーシング22の支持筒26の孔28の
前端部以外の部分の径と略同じ太さを有すると共に軸心
を挟んで反対側の位置に係合突起53、53が突設されてい
る。
の略中間部51が一番太く、該中間部51から前の部分が次
に太く、後部が一番細くなっており、この一番細い部分
52がその外周面に螺溝が形成されて螺軸部とされてい
る。また、中間部51はケーシング22の支持筒26の孔28の
前端部以外の部分の径と略同じ太さを有すると共に軸心
を挟んで反対側の位置に係合突起53、53が突設されてい
る。
尚、螺軸部52に形成された螺溝溝はいわゆる台形ねじの
螺溝状に形成されている。
螺溝状に形成されている。
そして、このようなロッド支持体50はその中間部51と前
部が上記支持筒26の孔28の内周面と摺接するように支持
筒26に挿通され、かつ、その係合突起53、53が上記孔28
に形成された係合溝28a、28aに摺動自在に係合され、こ
れによって、ロッド支持体50は回転不能でかつ軸方向へ
移動自在な状態でケーシング22に支持される。
部が上記支持筒26の孔28の内周面と摺接するように支持
筒26に挿通され、かつ、その係合突起53、53が上記孔28
に形成された係合溝28a、28aに摺動自在に係合され、こ
れによって、ロッド支持体50は回転不能でかつ軸方向へ
移動自在な状態でケーシング22に支持される。
54は金属製の調整ロッドである。該調整ロッド54はロッ
ド支持体50の略3倍の長さを有する円柱状をしており、
全体の3分の1位の長さを有する前部55が螺軸に形成さ
れ、該前部55から後方の部分の略中間の位置にフランジ
状のストッパー56が形成され、かつ、後端部57は軸方向
から見て略小判形を為すように形成されている。58は前
部55とストッパー56との間の部分である中間部、59は該
中間部58と前部55との境に形成された環状の溝である。
ド支持体50の略3倍の長さを有する円柱状をしており、
全体の3分の1位の長さを有する前部55が螺軸に形成さ
れ、該前部55から後方の部分の略中間の位置にフランジ
状のストッパー56が形成され、かつ、後端部57は軸方向
から見て略小判形を為すように形成されている。58は前
部55とストッパー56との間の部分である中間部、59は該
中間部58と前部55との境に形成された環状の溝である。
そして、このような調整ロッド54はその中間部58がロッ
ド支持体50の孔50aに回転自在に挿通されると共にその
溝59に係着された止めワッシャ60とストッパー56がロッ
ド支持体50の前後両端面にそれぞれ当接することにより
ロッド支持体50に対して軸方向へ移動不能にされてい
る。
ド支持体50の孔50aに回転自在に挿通されると共にその
溝59に係着された止めワッシャ60とストッパー56がロッ
ド支持体50の前後両端面にそれぞれ当接することにより
ロッド支持体50に対して軸方向へ移動不能にされてい
る。
(d−3.モータ)[第1図、第8図、第10図] 61は直線モータであり、軸方向から見て略小判形をしか
つ前記ケーシング22の幅の略3分の2位の長さを有する
ケース62を備え、該ケース62の両端面の中央部から突部
63、63が突設されている。
つ前記ケーシング22の幅の略3分の2位の長さを有する
ケース62を備え、該ケース62の両端面の中央部から突部
63、63が突設されている。
また、64はモータ61の回転軸であり、そのケース62から
突出した部分にピニオンギヤ65が固定されている。
突出した部分にピニオンギヤ65が固定されている。
そして、このようなモータ61は、軸方向が左右方向に延
びる向きで、ケーシング22内の下端部寄りの部分のうち
前面壁25側へ偏倚した位置に配置されている。即ち、モ
ータ61は、その突部63、63の一方が前ハーフ23に形成さ
れたモータ支持突部31に内嵌され他方の突部63が前ハー
フ23のモータ支持片32の切欠32aに係合され、更に、後
ハーフ24に設けられたモータ押え突起46がケース62に後
方から軽く接触することによって、ケーシング22に支持
されており、そして、ピニオンギヤ65は前ハーフ23の右
側壁とモータ支持片32との間に位置している。
びる向きで、ケーシング22内の下端部寄りの部分のうち
前面壁25側へ偏倚した位置に配置されている。即ち、モ
ータ61は、その突部63、63の一方が前ハーフ23に形成さ
れたモータ支持突部31に内嵌され他方の突部63が前ハー
フ23のモータ支持片32の切欠32aに係合され、更に、後
ハーフ24に設けられたモータ押え突起46がケース62に後
方から軽く接触することによって、ケーシング22に支持
されており、そして、ピニオンギヤ65は前ハーフ23の右
側壁とモータ支持片32との間に位置している。
(d−4.ウォーム体)[第1図、第8図、第10図] 66はウォーム体である。67はウォーム体66の主部であり
略円筒状を為しかつケーシング22の左右両側壁の間の距
離と略等しい長さを有し、その左端側へ偏倚した略半分
程の部分がその余の部分より稍太くなっており、この太
くなった部分の左端部を除く部分がウォームギヤ68とな
っており、かつ、上記太くなった部分の左端部を中心部
とした平ギヤ状の伝達ギヤ69が形成されている。
略円筒状を為しかつケーシング22の左右両側壁の間の距
離と略等しい長さを有し、その左端側へ偏倚した略半分
程の部分がその余の部分より稍太くなっており、この太
くなった部分の左端部を除く部分がウォームギヤ68とな
っており、かつ、上記太くなった部分の左端部を中心部
とした平ギヤ状の伝達ギヤ69が形成されている。
そして、このようなウォーム体66はその主部67の両端部
が前ハーフ23に形成された前記ウォーム支持部33、33、
33の切欠33a、33a、33aと後ハーフ24に設けられたウォ
ーム支持部44、44の先端面44a、44aとによって回転自在
に支持され、伝達ギヤ69がモータ61の回転軸64に固定さ
れたピニオンギヤ65と噛合されている。
が前ハーフ23に形成された前記ウォーム支持部33、33、
33の切欠33a、33a、33aと後ハーフ24に設けられたウォ
ーム支持部44、44の先端面44a、44aとによって回転自在
に支持され、伝達ギヤ69がモータ61の回転軸64に固定さ
れたピニオンギヤ65と噛合されている。
しかして、ウォームギヤ68はモータ61と平行に配置され
ており、伝達ギヤ69を介してモータ61の回転が伝達され
るようになっている。
ており、伝達ギヤ69を介してモータ61の回転が伝達され
るようになっている。
(d−5.回転体、調整ロッドの移動)[第1図、第8
図、第10図] 70は回転体であり、略円筒状をしたボス部71と該ボス部
71の後端部寄りの部分を中心としたウォームホィール72
とが合成樹脂により一体に形成されて成り、ボス部71に
は螺孔71aが形成されており、該螺孔71aは台形ねじの螺
溝を有している。
図、第10図] 70は回転体であり、略円筒状をしたボス部71と該ボス部
71の後端部寄りの部分を中心としたウォームホィール72
とが合成樹脂により一体に形成されて成り、ボス部71に
は螺孔71aが形成されており、該螺孔71aは台形ねじの螺
溝を有している。
73はボス部71の後端部外周面に形成されたギヤ部であ
る。
る。
そして、このような回転体70はそのボス部71の前端側略
半分がケーシング22の支持筒26の孔28に回転自在に内嵌
され、後端面に後述するクリップが接触されることによ
って軸方向への移動が阻止されている。
半分がケーシング22の支持筒26の孔28に回転自在に内嵌
され、後端面に後述するクリップが接触されることによ
って軸方向への移動が阻止されている。
従って、ウォームホィール72は前記ウォーム体66を挟ん
でモータ61のケース62の上方に配置され、そして、ウォ
ームホィール72と噛合されている。
でモータ61のケース62の上方に配置され、そして、ウォ
ームホィール72と噛合されている。
また、前記したロッド支持体50の螺軸部52は回転体70の
71aに離合されている。
71aに離合されている。
しかして、モータ61が回転すると、その回転がピニオン
ギヤ65、ウォーム体66を介して回転体70に伝達される。
そして、回転体70は軸方向への移動が不能であるため、
該回転体70に螺合しているロッド支持体50が軸方向へ移
動され、これと一体的に調整ロッド54が前後方向へ移動
されることになる。
ギヤ65、ウォーム体66を介して回転体70に伝達される。
そして、回転体70は軸方向への移動が不能であるため、
該回転体70に螺合しているロッド支持体50が軸方向へ移
動され、これと一体的に調整ロッド54が前後方向へ移動
されることになる。
(d−6.回路基板、ハーネスコード)[第1図、第10
図] 74は回路基板であり、後ハーフ24内部のうち後寄りの位
置に前後方向を向く向きで配置されており、その中央部
の上端との間に円形のクリップ係着孔75が形成され、ま
た、下端部にスルーホール76、76、・・・が左右方向へ
配列されている。尚、後ハーフ24の背面壁35から突出し
た前記支持突部45及びモータ押え突起46は回路基板74に
形成された挿通孔77、77′を通されている。
図] 74は回路基板であり、後ハーフ24内部のうち後寄りの位
置に前後方向を向く向きで配置されており、その中央部
の上端との間に円形のクリップ係着孔75が形成され、ま
た、下端部にスルーホール76、76、・・・が左右方向へ
配列されている。尚、後ハーフ24の背面壁35から突出し
た前記支持突部45及びモータ押え突起46は回路基板74に
形成された挿通孔77、77′を通されている。
78、78、・・・は一端が図示しない電源及び遠隔操作部
通と接続されたハーネスコード(第1図参照。尚、図面
では1本のみ示してある。)、79、79、・・・は接続端
子(これも第1図に1個のみに示してある。)であり、
該接続端子79、79、・・・は極く細いスリーブ状をした
半田付部79a、79a、・・・と該半田付部79a、79a、・・
・より太いコード保持部79b、79b、・・・とが導電性を
有する材料により一体に形成され、半田付部79a、79a、
・・・の先端部以外の部分が周方向へ2乃至3つ割りに
形成されかつコード保持部79b、79b、・・・の反半田付
部79a、79a、・・・側の端縁から軸心へ向けて突出した
小さな挟み片79c、79c、・・・を有している。そして、
ハーネスコード78、78、・・・は、その外被78a、78a、
・・・の先端部がコード保持部79b、79b、・・・に挿入
されかつ外被78a、78a、・・・の先端から露出した芯線
78b、78b、・・・が半田付部79a、79a、・・・に挿入さ
れ、また、接続端子79、79、・・・はそのコード保持部
79b、79b、・・・が後ハーフ24の背面壁35の下部36に形
成された前記凹部37、37、・・・に、半田付部79a、79
a、・・・が上記凹部37、37、・・・の奥壁38、38、・
・・に形成された端子挿通孔38a、38a、・・・及び回路
基板74のスルーホール76、76、・・・にそれぞれ挿通さ
れており、接続端子79、79、・・・は後ハーフ24の凹部
37、37、・・・等にこのように挿入されることによって
径を狭められてその挟み片79c、79c、・・・が外被78
a、78a、・・・を喰えて保持すると共にその半田付部79
a、79a、・・・が芯線78b、78b、・・・を挾着状に保持
することになる。
通と接続されたハーネスコード(第1図参照。尚、図面
では1本のみ示してある。)、79、79、・・・は接続端
子(これも第1図に1個のみに示してある。)であり、
該接続端子79、79、・・・は極く細いスリーブ状をした
半田付部79a、79a、・・・と該半田付部79a、79a、・・
・より太いコード保持部79b、79b、・・・とが導電性を
有する材料により一体に形成され、半田付部79a、79a、
・・・の先端部以外の部分が周方向へ2乃至3つ割りに
形成されかつコード保持部79b、79b、・・・の反半田付
部79a、79a、・・・側の端縁から軸心へ向けて突出した
小さな挟み片79c、79c、・・・を有している。そして、
ハーネスコード78、78、・・・は、その外被78a、78a、
・・・の先端部がコード保持部79b、79b、・・・に挿入
されかつ外被78a、78a、・・・の先端から露出した芯線
78b、78b、・・・が半田付部79a、79a、・・・に挿入さ
れ、また、接続端子79、79、・・・はそのコード保持部
79b、79b、・・・が後ハーフ24の背面壁35の下部36に形
成された前記凹部37、37、・・・に、半田付部79a、79
a、・・・が上記凹部37、37、・・・の奥壁38、38、・
・・に形成された端子挿通孔38a、38a、・・・及び回路
基板74のスルーホール76、76、・・・にそれぞれ挿通さ
れており、接続端子79、79、・・・は後ハーフ24の凹部
37、37、・・・等にこのように挿入されることによって
径を狭められてその挟み片79c、79c、・・・が外被78
a、78a、・・・を喰えて保持すると共にその半田付部79
a、79a、・・・が芯線78b、78b、・・・を挾着状に保持
することになる。
そして、半田付部79a、79a、・・・の先端部が回路基板
74の前面に形成された所定の導体と半田付され、これに
より、接続端子79、79、・・・が回路基板74に固定さ
れ、ハーネスコード78、78、・・・はこのように回路基
板74に固定された接続端子79、79、・・・を介して回路
基板74上の回路と接続される。
74の前面に形成された所定の導体と半田付され、これに
より、接続端子79、79、・・・が回路基板74に固定さ
れ、ハーネスコード78、78、・・・はこのように回路基
板74に固定された接続端子79、79、・・・を介して回路
基板74上の回路と接続される。
(d−7.エイミング用操作機構)[第1図、第4図、第
6図、第7図] 80はケーシング22の後面に設けられたエイミング用操作
機構であり、前記調整ロッド54はこの操作機構80により
回転される。
6図、第7図] 80はケーシング22の後面に設けられたエイミング用操作
機構であり、前記調整ロッド54はこの操作機構80により
回転される。
81はケースであり、82はケース81の基部であり、該基部
82は後方へ向けて開口されていると共に、その開口縁に
沿う位置に結合用のフランジ83が一体に形成されてお
り、その前板部82aに円形の開口部84が形成されてい
る。また、85はケース81の蓋部であり、該蓋部85の外周
形状は上記基部82のフランジ83の外周形状と略等しくさ
れており、その中央部は後方へ向けて略ドーム状に突出
されている。しかして、蓋部85が基部82の開口部を塞ぐ
ように重ね合わせられた状態で、蓋部85と基部82とが図
示しない結合手段によって結合され、これにより、ケー
ス81が形成される。
82は後方へ向けて開口されていると共に、その開口縁に
沿う位置に結合用のフランジ83が一体に形成されてお
り、その前板部82aに円形の開口部84が形成されてい
る。また、85はケース81の蓋部であり、該蓋部85の外周
形状は上記基部82のフランジ83の外周形状と略等しくさ
れており、その中央部は後方へ向けて略ドーム状に突出
されている。しかして、蓋部85が基部82の開口部を塞ぐ
ように重ね合わせられた状態で、蓋部85と基部82とが図
示しない結合手段によって結合され、これにより、ケー
ス81が形成される。
86は操作軸である。該操作軸86は略ボルト状に形成され
ており、その先端部にベベルギヤ87が固定されている。
88はベベルギヤ87の一端面に形成された嵌合突部であ
る。そして、操作軸86はその軸方向における略中間部
が、前記ケース81の一側面に形成された操作軸挿通孔89
に回転自在に支持されると共に、ベベルギヤ87の嵌合突
部88がケース81の他側面に外側へ突出するように形成さ
れた嵌合部90に回転自在に内嵌されている。
ており、その先端部にベベルギヤ87が固定されている。
88はベベルギヤ87の一端面に形成された嵌合突部であ
る。そして、操作軸86はその軸方向における略中間部
が、前記ケース81の一側面に形成された操作軸挿通孔89
に回転自在に支持されると共に、ベベルギヤ87の嵌合突
部88がケース81の他側面に外側へ突出するように形成さ
れた嵌合部90に回転自在に内嵌されている。
91は調整ロッド回転子である。92は調整ロッド回転子91
の軸部であり、該軸部92は後端が閉塞された略筒状に形
成されており、その孔93の横断面形状は略小判形とされ
ている。94は軸部92の外周面の後半部に一体に形成され
た略ベベルギヤ状の噛合部である。しかして、調整ロッ
ド回転子91はその軸部92が前記ケース81の基部82の前板
部82aに形成された開口部84にケース81の内側から挿通
されると共に、噛合部94は、その前面がケース81の前板
部82aに略接触するように位置された状態で、前記操作
軸86に固定されたベベルギヤ87と噛合されている。
の軸部であり、該軸部92は後端が閉塞された略筒状に形
成されており、その孔93の横断面形状は略小判形とされ
ている。94は軸部92の外周面の後半部に一体に形成され
た略ベベルギヤ状の噛合部である。しかして、調整ロッ
ド回転子91はその軸部92が前記ケース81の基部82の前板
部82aに形成された開口部84にケース81の内側から挿通
されると共に、噛合部94は、その前面がケース81の前板
部82aに略接触するように位置された状態で、前記操作
軸86に固定されたベベルギヤ87と噛合されている。
尚、操作軸86及び調整ロッド回転子91は操作軸86に固定
されたベベルギヤ87と調整ロッド回転子91のベベルギヤ
状とされた噛合部94とが互いに噛合されることにより、
それぞれ、前記した位置に保持されている。
されたベベルギヤ87と調整ロッド回転子91のベベルギヤ
状とされた噛合部94とが互いに噛合されることにより、
それぞれ、前記した位置に保持されている。
しかして、ケース81は、これに設けられた調整ロッド回
転子91の軸92の孔93に前記調整ロッド54の後端部57が摺
動自在に挿入された状態でケース81の互いに平行な2つ
の側端部に形成された挿通孔95、95に挿通されたタッピ
ングネジ96、96がケーシング22に設けられた前記4本の
取付ボス42、42、・・・の互いに対角方向に位置した2
つのタッピング下孔42a、42aに螺合されることによって
ケーシング22に固定され、そして、その向きは取付ボス
42、42、・・・のどれを使用するかにより規定される。
即ち、上記4本の取付ボス42、42、・・・のうちこれら
を後方から見て左下がりの対角方向に並んだ2つの取付
ボス42A、42Bを使用した場合は、第6図に実線で示すよ
うに操作軸86のケース81から突出した部分が該ケース81
から左斜め下方へ向って突出する向きあるいはこれと反
対に操作軸86がケース81から右斜め上方へ向って突出す
る向きで取着され、また、取付ボス42、42、・・・のう
ち後方から見て右下がりの対角方向に並んだ2つの取付
ボス42C、42Dを使用した場合は、第6図に2点鎖線で示
すように該操作軸86がケース81から右斜め下方へ向って
突出する向きあるいはこれと反対に操作軸86がケース81
から左斜め上方へ向って突出する向きで取着される。従
って、エイミング用操作機構80は上記した4つの向きの
いずれにも取り付けることが可能となっており、周囲に
配置される部材と干渉することが無い向きの中から操作
軸86を最も操作し易い向きを選んで取り付けることがで
きる。
転子91の軸92の孔93に前記調整ロッド54の後端部57が摺
動自在に挿入された状態でケース81の互いに平行な2つ
の側端部に形成された挿通孔95、95に挿通されたタッピ
ングネジ96、96がケーシング22に設けられた前記4本の
取付ボス42、42、・・・の互いに対角方向に位置した2
つのタッピング下孔42a、42aに螺合されることによって
ケーシング22に固定され、そして、その向きは取付ボス
42、42、・・・のどれを使用するかにより規定される。
即ち、上記4本の取付ボス42、42、・・・のうちこれら
を後方から見て左下がりの対角方向に並んだ2つの取付
ボス42A、42Bを使用した場合は、第6図に実線で示すよ
うに操作軸86のケース81から突出した部分が該ケース81
から左斜め下方へ向って突出する向きあるいはこれと反
対に操作軸86がケース81から右斜め上方へ向って突出す
る向きで取着され、また、取付ボス42、42、・・・のう
ち後方から見て右下がりの対角方向に並んだ2つの取付
ボス42C、42Dを使用した場合は、第6図に2点鎖線で示
すように該操作軸86がケース81から右斜め下方へ向って
突出する向きあるいはこれと反対に操作軸86がケース81
から左斜め上方へ向って突出する向きで取着される。従
って、エイミング用操作機構80は上記した4つの向きの
いずれにも取り付けることが可能となっており、周囲に
配置される部材と干渉することが無い向きの中から操作
軸86を最も操作し易い向きを選んで取り付けることがで
きる。
尚、97は後ハーフ24の後面に形成された前記環状の突条
41に内嵌されたリング状のシール材であり、ケース81の
前面とケーシング22の後面との間はこのシール材97によ
って水密に保持される。
41に内嵌されたリング状のシール材であり、ケース81の
前面とケーシング22の後面との間はこのシール材97によ
って水密に保持される。
また、調整ロッド回転子91のケース81から前方へ突出し
た部分はこのシール材97の孔に回転自在に内嵌される。
た部分はこのシール材97の孔に回転自在に内嵌される。
しかして、操作軸86を回転すると、これと一体的なベベ
ルギヤ87が調整ロッド回転子91を回転させるので、調整
ロッド54が回転されることになる。
ルギヤ87が調整ロッド回転子91を回転させるので、調整
ロッド54が回転されることになる。
(d−8.検出部)[第1図、第10図] 98は調整ロッド54の位置を検出するための検出部であ
る。
る。
(d−8−a.接点保持板、センサーギヤ、導体支持板) 99は比較的厚い円板状をした接点保持板であり、その中
央部に孔100が形成され、外周寄りの部分に略環状に配
列された多数の接点保持孔101、101、・・・が形成さ
れ、更に、その後面から位置決め突起102、102が突設さ
れている。そして、接点保持板99は、その位置決め突起
102、102が前記回路基板74に形成された位置決め孔10
3、103に挿通されることによって回路基板74に対する位
置及び向きが規定されてその中央孔100が回路基板74の
前記クリップ係着孔75と同軸に位置される。
央部に孔100が形成され、外周寄りの部分に略環状に配
列された多数の接点保持孔101、101、・・・が形成さ
れ、更に、その後面から位置決め突起102、102が突設さ
れている。そして、接点保持板99は、その位置決め突起
102、102が前記回路基板74に形成された位置決め孔10
3、103に挿通されることによって回路基板74に対する位
置及び向きが規定されてその中央孔100が回路基板74の
前記クリップ係着孔75と同軸に位置される。
104は略平ギヤ状をしたセンサーギヤであり、その中央
に形成された孔105の前端部105aはその余の部分より大
径に形成され、また、その後面に中央孔105と同軸な環
状の浅い凹部106が形成されている。
に形成された孔105の前端部105aはその余の部分より大
径に形成され、また、その後面に中央孔105と同軸な環
状の浅い凹部106が形成されている。
107は略リング状をした導体支持板であり、その後面に
略半円帯状をした2つの導体108、108′が形成されてお
り、その厚み方向における略前側半分が前記センサーギ
ヤ104の凹部106内に嵌め込まれるようにして該ギヤ104
に固定されている。
略半円帯状をした2つの導体108、108′が形成されてお
り、その厚み方向における略前側半分が前記センサーギ
ヤ104の凹部106内に嵌め込まれるようにして該ギヤ104
に固定されている。
(d−8−b.クリップ) 109は合成樹脂製クリップであり、略円筒状をした主部1
10と該主部110の前端から外方へ向けて突出したフラン
ジ111とが一体に形成されており、主部110の後側略半分
はこの部分に後端に達する切溝を設けることによって軸
方向と直交する方向への撓み弾性を有する複数の弾性片
112、112、・・・が形成されており、これら弾性片11
2、112、・・・の後端外面に係合突部112a、112a、・・
・が形成されている。
10と該主部110の前端から外方へ向けて突出したフラン
ジ111とが一体に形成されており、主部110の後側略半分
はこの部分に後端に達する切溝を設けることによって軸
方向と直交する方向への撓み弾性を有する複数の弾性片
112、112、・・・が形成されており、これら弾性片11
2、112、・・・の後端外面に係合突部112a、112a、・・
・が形成されている。
そして、このようなクリップ109は、その主部110が前記
センサーギヤ104の中央孔105と接点保持板99の中央孔10
0及び回路基板74のクリップ係着孔75に前側からこの順
序で挿通されると共に係合突部112a、112a、・・・が上
記クリップ係着孔75の後側開口縁部に係合させることに
より回路基板74に取着されている。尚、クリップ109の
フランジ111はセンサーギヤ104の中央孔105の大径部105
a内に位置される。
センサーギヤ104の中央孔105と接点保持板99の中央孔10
0及び回路基板74のクリップ係着孔75に前側からこの順
序で挿通されると共に係合突部112a、112a、・・・が上
記クリップ係着孔75の後側開口縁部に係合させることに
より回路基板74に取着されている。尚、クリップ109の
フランジ111はセンサーギヤ104の中央孔105の大径部105
a内に位置される。
しかして、接点保持板99とセンサーギヤ104は、クリッ
プ109に外嵌状にかつ同軸に保持され、そして、センサ
ーギヤ104はクリップ109に対して回転自在とされる。
プ109に外嵌状にかつ同軸に保持され、そして、センサ
ーギヤ104はクリップ109に対して回転自在とされる。
(d−8−c.接点) 113、113、・・・は球状をした接点(第1図に1個のみ
示してある。)であり、接点保持板99の接点保持孔10
1、101、・・・に転動自在に収納され、接点保持孔10
1、101、・・・に収納されたコイルバネ114、114、・・
・(第1図に1個のみ示してある。)により、常時、導
体支持板107の導体108、108′に弾接されると共に回路
基板74上の図示しない接点と各別に接続されている。
示してある。)であり、接点保持板99の接点保持孔10
1、101、・・・に転動自在に収納され、接点保持孔10
1、101、・・・に収納されたコイルバネ114、114、・・
・(第1図に1個のみ示してある。)により、常時、導
体支持板107の導体108、108′に弾接されると共に回路
基板74上の図示しない接点と各別に接続されている。
115はギヤ支持軸であり、その中間部を除く部分がケー
シング22の前後両ハーフ23及び24に設けられた支持突部
34及び45の支持孔34a、45aに回転可能に支持されてい
る。
シング22の前後両ハーフ23及び24に設けられた支持突部
34及び45の支持孔34a、45aに回転可能に支持されてい
る。
(d−8−d.中間ギヤ) 116は中間ギヤであり、大ギヤ116aと小ギヤ116bとが一
体に形成されて成る。そして、この中間ギヤ116は上記
ギヤ支持軸115の中間部に固定され、大ギヤ116aが前記
回転体70のボス71に形成されたギヤ部73と噛合され、小
ギヤ116bが前記センサーギヤ104と噛合されている。
体に形成されて成る。そして、この中間ギヤ116は上記
ギヤ支持軸115の中間部に固定され、大ギヤ116aが前記
回転体70のボス71に形成されたギヤ部73と噛合され、小
ギヤ116bが前記センサーギヤ104と噛合されている。
しかして、回転体70が回転すると、中間ギヤ116が回転
してセンサーギヤ104を回転せしめることになり、それ
によって、該センサーギヤ104に固定された導体支持板1
07の導体108、108′の接点113、113、・・・に対する位
置が変化することになる。
してセンサーギヤ104を回転せしめることになり、それ
によって、該センサーギヤ104に固定された導体支持板1
07の導体108、108′の接点113、113、・・・に対する位
置が変化することになる。
(d−8−e.機能) 前記接点113、113、・・・は第1極性側の群及び第2極
性側の群の2つの群に分けられ、また、図示を省略して
あるが、前記コイルバネ114、114、・・・の後端は、回
路基板74の前面にプリント形成された多数の接点と各別
に接触され、また、上記接点のうちの2つの電極接点は
前記モータ61の極性が異なる2つの入力端子に各別に接
続され他の接点は遠隔操作部に設けられた互いに連動す
る2つのロータリスイッチの被切換接点と各別に接続さ
れ、該ロータリスイッチは電源バッテリーと接続されて
おり、このロータリスイッチにおいて任意の1組の被切
換接点が選択されることによって、上記選択された1組
の被切換接点とこれに接続されている2つの接点113、1
13と導体108、108′とモータ61と電源から成る回路が閉
成されてモータ61が正転又は逆転されるようになってい
る。
性側の群の2つの群に分けられ、また、図示を省略して
あるが、前記コイルバネ114、114、・・・の後端は、回
路基板74の前面にプリント形成された多数の接点と各別
に接触され、また、上記接点のうちの2つの電極接点は
前記モータ61の極性が異なる2つの入力端子に各別に接
続され他の接点は遠隔操作部に設けられた互いに連動す
る2つのロータリスイッチの被切換接点と各別に接続さ
れ、該ロータリスイッチは電源バッテリーと接続されて
おり、このロータリスイッチにおいて任意の1組の被切
換接点が選択されることによって、上記選択された1組
の被切換接点とこれに接続されている2つの接点113、1
13と導体108、108′とモータ61と電源から成る回路が閉
成されてモータ61が正転又は逆転されるようになってい
る。
そして、モータ61が回転すると、回転体70が回転される
ので、該回転体70がロッド支持体50及び調整ロッド54を
一体的に前方へ又は後方へ移動せしめ、これと同時にセ
ンサーギヤ104及び導体支持板107が回転され、これらが
所定量回転すると、導体108、108′が前記選択された当
該接点113と113から離れて上記した回路が開放されてモ
ータ61の回転が停止する。従って、モータ61の回転方向
は前記ロータリスイッチで選択された被切換接点により
規定され、また、この検出部98によって調整ロッド54の
位置が検出される。
ので、該回転体70がロッド支持体50及び調整ロッド54を
一体的に前方へ又は後方へ移動せしめ、これと同時にセ
ンサーギヤ104及び導体支持板107が回転され、これらが
所定量回転すると、導体108、108′が前記選択された当
該接点113と113から離れて上記した回路が開放されてモ
ータ61の回転が停止する。従って、モータ61の回転方向
は前記ロータリスイッチで選択された被切換接点により
規定され、また、この検出部98によって調整ロッド54の
位置が検出される。
尚、このような検出部98を備えた制御機構の制御システ
ムは特開昭59−209932号公報に示された制御機構の制御
システムと略同様である。
ムは特開昭59−209932号公報に示された制御機構の制御
システムと略同様である。
(d−9.調整ロッドと前照灯ユニットとの連結)[第1
図、第3図、第4図] 117は前記前照灯ユニット2のランプボディ3の背面の
下端部から突設された金属製のブラケットであり、該ブ
ラケット117に合成樹脂製のナット118が取着されてお
り、このナット118に調整ロッド54の前端部が螺合され
ている。
図、第3図、第4図] 117は前記前照灯ユニット2のランプボディ3の背面の
下端部から突設された金属製のブラケットであり、該ブ
ラケット117に合成樹脂製のナット118が取着されてお
り、このナット118に調整ロッド54の前端部が螺合され
ている。
(d−10.動作)[第1図] 以上のようなレベリング装置21によるエイミング調整及
びレベリング調整は次のように行なわれる。
びレベリング調整は次のように行なわれる。
(d−10−a.エイミング) 初期エイミングを行なうときは、エイミング用操作機構
80の操作軸86を回転する。
80の操作軸86を回転する。
操作軸86が回転すると、前記したように調整ロッド54が
回転されるので、この調整ロッド54がナット118に対し
てねじ込まれあるいはねじ戻されることになるが、この
場合、調整ロッド54はロッド支持体50に対して軸方向へ
移動不能になっているので、上記ねじ込み又はねじ戻し
により、ナット118が調整ロッド54に沿って移動される
ことになる。
回転されるので、この調整ロッド54がナット118に対し
てねじ込まれあるいはねじ戻されることになるが、この
場合、調整ロッド54はロッド支持体50に対して軸方向へ
移動不能になっているので、上記ねじ込み又はねじ戻し
により、ナット118が調整ロッド54に沿って移動される
ことになる。
しかして、前照灯ユニット2はこれに支持されたナット
118が前後方向へ移動されることによって、前記A点及
びB点を結ぶ直線を回転中心軸として略上下方向へ傾動
され、それにより、上下方向における照射方向が変更さ
れる。
118が前後方向へ移動されることによって、前記A点及
びB点を結ぶ直線を回転中心軸として略上下方向へ傾動
され、それにより、上下方向における照射方向が変更さ
れる。
(d−10−b.レベリング) また、モータ61が回転されると、ロッド支持体50及び調
整ロッド54が前後方向へ移動されるので、ナット118を
前後方向へ移動せしめることになり、これによって前照
灯ユニット2が上下方向へ傾動される。これがレベリン
グ調整である。
整ロッド54が前後方向へ移動されるので、ナット118を
前後方向へ移動せしめることになり、これによって前照
灯ユニット2が上下方向へ傾動される。これがレベリン
グ調整である。
(F−2.第2の実施例)[第11図] 第11図は本発明車輌用前照灯のレベリング装置の第2の
実施例を示すものである。
実施例を示すものである。
尚、この第2の実施例に示した前照灯装置119が前記第
1の実施例に示した前照灯装置1と相違するところは調
整ロッドと前照灯ユニットとの連結構造のみである。従
って、前記前照灯装置1と相違しない部分については図
示した各部に第1の実施例における前照灯装置1におけ
る同様の部分に示した符号と同じ符号を付することによ
って説明を省略する。このような符号の使い方は後述す
る応用例においても同様である。
1の実施例に示した前照灯装置1と相違するところは調
整ロッドと前照灯ユニットとの連結構造のみである。従
って、前記前照灯装置1と相違しない部分については図
示した各部に第1の実施例における前照灯装置1におけ
る同様の部分に示した符号と同じ符号を付することによ
って説明を省略する。このような符号の使い方は後述す
る応用例においても同様である。
120はランプボディ3に一体に形成されたブラケット121
に固定された合成樹脂製の受体であり、後方を向いて開
口した球状の凹部122が形成されている。
に固定された合成樹脂製の受体であり、後方を向いて開
口した球状の凹部122が形成されている。
また、ロッド支持体50の孔は螺孔123とされている。
124は調整ロッドであり、前端部に球体125が形成され、
後端部126が非円柱状に形成されかつその余の大部分127
が螺軸に形成されており、該螺軸部127がロッド支持体5
0の螺孔123に螺合され、後端部126がエイミング用操作
機構80の調整ロッド回転子91の孔93に摺動自在に挿入さ
れ、かつ、球体125が上記受体120の球状凹部122に回動
自在に内嵌されている。
後端部126が非円柱状に形成されかつその余の大部分127
が螺軸に形成されており、該螺軸部127がロッド支持体5
0の螺孔123に螺合され、後端部126がエイミング用操作
機構80の調整ロッド回転子91の孔93に摺動自在に挿入さ
れ、かつ、球体125が上記受体120の球状凹部122に回動
自在に内嵌されている。
しかして、エイミング用操作機構80の操作軸86を回転す
ると、調整ロッド124がロッド支持体50に対してねじ込
まれあるいはねじ戻されて軸方向へ移動するので、受体
120が略前後方向へ移動され、それによって、前照灯ユ
ニット2が略上下方向へ傾動されて照射方向が変更され
ることになる。
ると、調整ロッド124がロッド支持体50に対してねじ込
まれあるいはねじ戻されて軸方向へ移動するので、受体
120が略前後方向へ移動され、それによって、前照灯ユ
ニット2が略上下方向へ傾動されて照射方向が変更され
ることになる。
尚、レベリングについては前記第1の実施例におけると
同様に行なわれる。
同様に行なわれる。
(F−3.応用例)[第12図、第13図] 第12図及び第13図は本発明車輌用前照灯のレベリング装
置の応用例128を示すものである。尚、この応用例に示
す前照灯装置128はいわゆる反射鏡可動タイプの前照灯
装置、即ち、ランプボディに回動自在に支持された反射
鏡を傾動部材とし、この反射鏡をランプボディに対して
傾動することにより照射方向を変更するタイプの前照灯
装置であり、この点においてのみ前記第1の実施例に示
した前照灯装置1と相違する。
置の応用例128を示すものである。尚、この応用例に示
す前照灯装置128はいわゆる反射鏡可動タイプの前照灯
装置、即ち、ランプボディに回動自在に支持された反射
鏡を傾動部材とし、この反射鏡をランプボディに対して
傾動することにより照射方向を変更するタイプの前照灯
装置であり、この点においてのみ前記第1の実施例に示
した前照灯装置1と相違する。
129は前照灯ユニットであり、合成樹脂から成りかつ前
面が開口したランプボディ130と該ランプボディ130にそ
の前面開口を覆うようように取着されたレンズ131とこ
れらランプボディ130及びレンズ131により画成された灯
具空間132内に配置された反射鏡133と該反射鏡133の後
頂部に支持された電球134等から成り、ランプボディ130
がランプハウジング7に固定されている。
面が開口したランプボディ130と該ランプボディ130にそ
の前面開口を覆うようように取着されたレンズ131とこ
れらランプボディ130及びレンズ131により画成された灯
具空間132内に配置された反射鏡133と該反射鏡133の後
頂部に支持された電球134等から成り、ランプボディ130
がランプハウジング7に固定されている。
そして、反射鏡133は第12図に示すA、B及びCの3つ
の点においてランプボディ130に支持されると共に、こ
れら3つの点A、B及びCの1つのA点が回動支点部で
あり、この回動支点部は、例えば、球継手状の支持手段
により構成されている。また、他の2つの支持点B及び
Cは反射鏡133とランプボディ130との間の間隔が調整さ
れる調整部であり、これらのうち回動支点部A点から左
側へ離間したB点の調整部は、例えば、第1の実施例に
示したエイミング調整機構13と同様な調整機構により構
成されている。
の点においてランプボディ130に支持されると共に、こ
れら3つの点A、B及びCの1つのA点が回動支点部で
あり、この回動支点部は、例えば、球継手状の支持手段
により構成されている。また、他の2つの支持点B及び
Cは反射鏡133とランプボディ130との間の間隔が調整さ
れる調整部であり、これらのうち回動支点部A点から左
側へ離間したB点の調整部は、例えば、第1の実施例に
示したエイミング調整機構13と同様な調整機構により構
成されている。
更に、C点における調整部は前記レベリング装置21によ
り構成されており、この応用例において、レベリング装
置21はランプボディ130の背面部上端に取り付けられて
いて、その調整ロッド54の前端部が反射鏡133から突設
されたブラケット135に固定されたナット136に螺合され
ている。
り構成されており、この応用例において、レベリング装
置21はランプボディ130の背面部上端に取り付けられて
いて、その調整ロッド54の前端部が反射鏡133から突設
されたブラケット135に固定されたナット136に螺合され
ている。
しかして、反射鏡133は、B点におけるエイミング調整
部の操作部材が操作されたときはA点及びC点を結ぶ直
線を回動中心軸として略左右方向へ傾動され、また、レ
ベリング装置21における操作軸86が回動されあるいはモ
ータ61が回転されたときはA点及びB点を結ぶ直線を回
動中心軸として略上下方向へ傾動されることになる。こ
のようにして照射方向への変更が為される。
部の操作部材が操作されたときはA点及びC点を結ぶ直
線を回動中心軸として略左右方向へ傾動され、また、レ
ベリング装置21における操作軸86が回動されあるいはモ
ータ61が回転されたときはA点及びB点を結ぶ直線を回
動中心軸として略上下方向へ傾動されることになる。こ
のようにして照射方向への変更が為される。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明車輌
用前照灯のレベリング装置は、車輌用前照等装置におい
て照射方向を変更する際に傾動される傾動部材と支持部
材との間の間隔を調整するためのレベリング装置であっ
て、モータと、該モータにより回転されるウォームギヤ
と、該ウォームギヤと噛合したウォームホィールが支持
部材に固定されたケース収納された駆動ユニットと、上
記ウォームホィールに支持されウォームホィールが回転
することにより軸方向へ移動するロッド支持体と、前端
部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支持された
調整ロッドとを備え、モータ軸とは別体に設けられたウ
ォームギヤをモータ軸と平行にかつモータとウォームホ
ィールとの間の空間に配置すると共に、ウォームギヤと
モータの回転軸とをモータ軸の回転を減速するウォーム
ギヤと同軸上に配置された伝達ギヤにより連結し、調整
ロッドの位置を検出するための検出手段を調整ロッドと
同軸上に配置したことを特徴とする。
用前照灯のレベリング装置は、車輌用前照等装置におい
て照射方向を変更する際に傾動される傾動部材と支持部
材との間の間隔を調整するためのレベリング装置であっ
て、モータと、該モータにより回転されるウォームギヤ
と、該ウォームギヤと噛合したウォームホィールが支持
部材に固定されたケース収納された駆動ユニットと、上
記ウォームホィールに支持されウォームホィールが回転
することにより軸方向へ移動するロッド支持体と、前端
部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支持された
調整ロッドとを備え、モータ軸とは別体に設けられたウ
ォームギヤをモータ軸と平行にかつモータとウォームホ
ィールとの間の空間に配置すると共に、ウォームギヤと
モータの回転軸とをモータ軸の回転を減速するウォーム
ギヤと同軸上に配置された伝達ギヤにより連結し、調整
ロッドの位置を検出するための検出手段を調整ロッドと
同軸上に配置したことを特徴とする。
従って、本発明車輌用前照灯のレベリング装置によれ
ば、ウォームギヤがモータ軸と平行にかつモータとウォ
ームホィールとの間の空間に配置されるためモータから
その軸方向へ突出する部分を殆ど無くすことができ、こ
れによって、モータとウォームギヤと該ウォームギヤに
噛合されるウォームホィール等をモータ軸と直交する方
向へコンパクトにまとめて配列することができると共
に、調整ロッドの位置を検出するための検出手段が調整
ロッドと同軸上に配置されるためこの検出手段が上記調
整ロッドから側方へ突出することが無く、これらによ
り、この種のレベリング装置をかなり小型にすることが
でき、かつ、ランプハウジングへの取付や該ハウジング
内への配置を容易に行なうことができる。
ば、ウォームギヤがモータ軸と平行にかつモータとウォ
ームホィールとの間の空間に配置されるためモータから
その軸方向へ突出する部分を殆ど無くすことができ、こ
れによって、モータとウォームギヤと該ウォームギヤに
噛合されるウォームホィール等をモータ軸と直交する方
向へコンパクトにまとめて配列することができると共
に、調整ロッドの位置を検出するための検出手段が調整
ロッドと同軸上に配置されるためこの検出手段が上記調
整ロッドから側方へ突出することが無く、これらによ
り、この種のレベリング装置をかなり小型にすることが
でき、かつ、ランプハウジングへの取付や該ハウジング
内への配置を容易に行なうことができる。
尚、前記実施例においては検出手段をウォームホィール
に極く近い位置に配置したが、このようにすることによ
って、この種のレベリング装置に必要な部材の殆ど全て
を極めてコンパクトにまとめて配置することができる。
に極く近い位置に配置したが、このようにすることによ
って、この種のレベリング装置に必要な部材の殆ど全て
を極めてコンパクトにまとめて配置することができる。
第1図乃至第10図は本発明車輌用前照灯のレベリング装
置の第1の実施例を示すものであり、第1図は要部の拡
大断面図、第2図は正面図、第3図は第2図のIII−III
線に沿う断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面
図、第5図は第2図のV−V線に沿う断面図、第6図は
レベリング装置の拡大背面図、第7図は第6図のVII−V
II線に沿う断面図、第8図はレベリング装置の前部を示
す拡大背面図、第9図は第1図のIX−IX線に沿う拡大端
面図、第10図はレベリング装置の分解斜視図、第11図は
本発明車輌用前照灯のレベリング装置の第2の実施例を
示す要部断面図、第12図及び第13図は本発明車輌用前照
灯のレベリング装置の応用例を示すもので、第12図は正
面図、第13図は第12図のXIII−XIII線に沿う断面図、第
14図及び第15図は従来の車輌用前照灯のレベリング装置
の一例を示すもので、第14図は縦断面図、第15図は第14
図のXV−XV線に沿う断面図である。 符号の説明 1……車輌用前照灯装置、 2……傾動部材、7……支持部材、 21……レベリング装置、 22……ケース、 50……ロッド支持体、50a……孔、 54……調整ロッド、58……中間部、 61……モータ、64……回転軸、 68……ウォームギヤ、 69……伝達ギヤ、 72……ウォームホィール、 98……検出手段、 118……ナット、 119……車輌用前照灯装置、 124……調整ロッド、 125……前端部、127……中間部、 128……車輌用前照灯装置、 130……支持部材、 133……傾動部材、136……ナット
置の第1の実施例を示すものであり、第1図は要部の拡
大断面図、第2図は正面図、第3図は第2図のIII−III
線に沿う断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿う断面
図、第5図は第2図のV−V線に沿う断面図、第6図は
レベリング装置の拡大背面図、第7図は第6図のVII−V
II線に沿う断面図、第8図はレベリング装置の前部を示
す拡大背面図、第9図は第1図のIX−IX線に沿う拡大端
面図、第10図はレベリング装置の分解斜視図、第11図は
本発明車輌用前照灯のレベリング装置の第2の実施例を
示す要部断面図、第12図及び第13図は本発明車輌用前照
灯のレベリング装置の応用例を示すもので、第12図は正
面図、第13図は第12図のXIII−XIII線に沿う断面図、第
14図及び第15図は従来の車輌用前照灯のレベリング装置
の一例を示すもので、第14図は縦断面図、第15図は第14
図のXV−XV線に沿う断面図である。 符号の説明 1……車輌用前照灯装置、 2……傾動部材、7……支持部材、 21……レベリング装置、 22……ケース、 50……ロッド支持体、50a……孔、 54……調整ロッド、58……中間部、 61……モータ、64……回転軸、 68……ウォームギヤ、 69……伝達ギヤ、 72……ウォームホィール、 98……検出手段、 118……ナット、 119……車輌用前照灯装置、 124……調整ロッド、 125……前端部、127……中間部、 128……車輌用前照灯装置、 130……支持部材、 133……傾動部材、136……ナット
Claims (3)
- 【請求項1】車輌用前照灯装置において照射方向を変更
する際に傾動される傾動部材と支持部材との間の間隔を
調整するためのレベリング装置であって、 モータと、該モータにより回転されるウォームギヤと、
該ウォームギヤと噛合したウォームホィールとが支持部
材に固定されたケースに収納された駆動ユニットと、前
記ウォームホィールに支持されウォームホィールが回転
することにより軸方向へ移動するロッド支持体と、前端
部が傾動部材に連結されかつロッド支持体に支持された
調整ロッドとを備え、 モータ軸とは別体に設けられたウォームギヤをモータ軸
と平行にかつモータとウォームホィールとの間の空間に
配置すると共に、ウォームギヤとモータの回転軸とをモ
ータ軸の回転を減速するウォームギヤと同軸上に配置さ
れた伝達ギヤにより連結し、 調整ロッドの位置を検出するための検出手段を調整ロッ
ドと同軸上に配置したことを特徴とする車輌用前照灯の
レベリング装置 - 【請求項2】調整ロッドはその中間部がロッド支持体の
孔に回転自在にかつ軸方向へ移動不能に支持されると共
に、その前端部が傾動部材に支持されたナットに螺合さ
れた ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前
照灯のレベリング装置 - 【請求項3】調整ロッドはその中間部がロッド支持体に
螺合されると共に、その前端部が傾動部材に球継手状に
連結された ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車輌用前
照灯のレベリング装置
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63111178A JPH0788152B2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | 車輌用前照灯のレベリング装置 |
DE19893915019 DE3915019A1 (de) | 1988-05-07 | 1989-05-08 | Hoeheneinstellvorrichtung fuer einen fahrzeugscheinwerfer |
FR8906058A FR2630981B1 (fr) | 1988-05-07 | 1989-05-09 | Dispositif de mise a niveau d'un phare de vehicule |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63111178A JPH0788152B2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | 車輌用前照灯のレベリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01282047A JPH01282047A (ja) | 1989-11-13 |
JPH0788152B2 true JPH0788152B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=14554469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63111178A Expired - Fee Related JPH0788152B2 (ja) | 1988-05-07 | 1988-05-07 | 車輌用前照灯のレベリング装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788152B2 (ja) |
DE (1) | DE3915019A1 (ja) |
FR (1) | FR2630981B1 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2662403B1 (fr) * | 1990-05-25 | 1993-12-10 | Valeo Electronique | Actionneur, notamment pour la commande d'orientation d'un projecteur de vehicule automobile. |
JP3013146B2 (ja) * | 1994-07-25 | 2000-02-28 | 株式会社小糸製作所 | 自動車用前照灯 |
JP3217213B2 (ja) * | 1994-07-28 | 2001-10-09 | 株式会社小糸製作所 | エーミングスクリューの支持構造 |
FR2723427B1 (fr) * | 1994-08-03 | 1996-10-31 | Valeo Vision | Projecteur de vehicule automobile equipe d'un correcteur electrique d'orientation a montage perfectionne |
FR2736313B1 (fr) * | 1995-07-06 | 1997-09-26 | Valeo Vision | Actionneur, notamment pour la commande de l'orientation d'un projecteur de vehicule automobile |
FR2765562B1 (fr) * | 1997-07-07 | 1999-09-24 | Valeo Vision | Boitier etanche en au moins deux parties, et correcteur d'orientation de faisceau l'incorporant pour projecteur de vehicule automobile |
JP4353241B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2009-10-28 | 市光工業株式会社 | 車両用前照灯のレベリング装置およびレベリング装置を備える車両用前照灯 |
JP4831062B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2011-12-07 | 市光工業株式会社 | 車両用前照灯のレベリング装置 |
JP6526969B2 (ja) * | 2013-02-05 | 2019-06-05 | 株式会社小糸製作所 | アクチュエータ、および車両用照明装置 |
EP3670257A1 (de) * | 2018-12-18 | 2020-06-24 | ZKW Group GmbH | Einstellvorrichtung für einen kraftfahrzeugscheinwerfer |
DE102020115138A1 (de) * | 2020-06-08 | 2021-12-09 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Baugruppe für ein Fahrzeug und Fahrzeug |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2909063A1 (de) * | 1979-03-08 | 1980-09-11 | Rau Swf Autozubehoer | Stellantrieb fuer ein in mehrere ruhelagen einstellbares bewegliches system |
DE3013137A1 (de) * | 1979-04-11 | 1980-10-30 | Mes Sa | Vorrichtung zur aenderung der einstellung der scheinwerfer an kraftfahrzeugen in abhaengigkeit von der befoerderten last |
FR2496572A1 (fr) * | 1980-12-23 | 1982-06-25 | Bosch Gmbh Robert | Dispositif de reglage a moteur electrique pour phare de vehicule automobile |
JPS57145202A (en) * | 1981-03-02 | 1982-09-08 | Stanley Electric Co Ltd | Optical axis adjustor for head lamp |
DE3467990D1 (en) * | 1983-03-22 | 1988-01-21 | Ichikoh Industries Ltd | Device for adjusting the inclination of the light axis of headlamps of a motor vehicle |
JPS6099703U (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | 株式会社小糸製作所 | 車輛用前照灯における光軸調整装置 |
US4663696A (en) * | 1985-01-31 | 1987-05-05 | Koito Siesakusho Co., Ltd. | Dual purpose lamp assembly for use, for example, as a combined fog and cornering lamp on a motor vehicle |
-
1988
- 1988-05-07 JP JP63111178A patent/JPH0788152B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-05-08 DE DE19893915019 patent/DE3915019A1/de active Granted
- 1989-05-09 FR FR8906058A patent/FR2630981B1/fr not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2630981B1 (fr) | 1996-05-31 |
FR2630981A1 (fr) | 1989-11-10 |
DE3915019C2 (ja) | 1993-04-15 |
JPH01282047A (ja) | 1989-11-13 |
DE3915019A1 (de) | 1989-11-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |