JPH078805U - 指向性拡散体とその応用 - Google Patents

指向性拡散体とその応用

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JPH078805U
JPH078805U JP3534093U JP3534093U JPH078805U JP H078805 U JPH078805 U JP H078805U JP 3534093 U JP3534093 U JP 3534093U JP 3534093 U JP3534093 U JP 3534093U JP H078805 U JPH078805 U JP H078805U
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directional
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利裕 中田
文夫 河野
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本考案は、光源からの光の利用効率を上げた指
向性拡散体、およびその応用品としての液晶表示体およ
び照光式押しボタンスイッチ用カバー部材を提供する。 【構成】この指向性拡散体は、平板状物1の少なくとも
一方の面に、円錐状物2、多角錐状物4または三角プリ
ズム状物8からなるシリコーンゴム製の山形突出部また
は谷形凹陥部の連続集合体3を備えているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、指向拡散に寄与する部分がシリコーンゴムからなる指向性拡散体と その応用、例えば、液晶表示体などの背面光源部と液晶パネルとの間に設けたり 、照光式押しボタンスイッチ用カバー部材の光源と光透過部を有するキートップ 部との間に設けることにより、光源からの光を効率よく液晶パネルまたはキート ップ部に導くことのできる指向性拡散体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネル等を照光する方法は、照光光源の位置または種類によって、直下型 、エッジライト型、エレクトロルミネッセンス型などに大別される。 これらの内、直下型は反射板、ランプ、ライティングカーテン、拡散板などか らなり、エッジライト型は反射板、ランプアクリル板などの導光板、拡散板など からなっている。また一般には、エレクトロルミネッセンス型での高輝度化は難 しいとされている。 しかし、直下型やエッジライト型の場合、拡散板に使用される拡散剤が屈折率 の大きい微粒子などの材料であるため、拡散板そのものが光を妨げるというマイ ナスの因子を持っている。また艶消し塗装やサンドマット加工を施したものの光 拡散は、表面の乱反射による光拡散であり、液晶パネルの法線方向に向かう光の 量が絶対的に少ないという不都合な点も内在している。さらに省電力、高輝度化 、薄型化等の要求もあるため、少しでも光の出射効率を高める工夫が必要となっ ている。
【0003】 他方、車載用または携帯用の電話機などの通信機、車載用または暗所用の各種 押しボタンスイッチなどとして有用な照光式押しボタンスイッチ用カバー部材は 、押しボタンスイッチの文字などが暗所においても視認されるように、カバー部 材の下部または側部に光源を配し、その光がキートップ部に設けられている文字 、数字、符号などの光透過部に達するように構成されたものである。 一般に、カバー部材は光源からの光ができるだけ均一に光ムラなく光透過部に 達するのが望まれているが、従来のカバー部材では光源からの光量の減少が著し く、また全部のキーに均一にムラなく光らせることが非常に難しいため、光源の 数を増したり光源をキーの近傍に配置するなどして、光透過部の透過光量を均一 に維持する対策が取られてきた。 近年、各種の携帯用機器について小型化、軽量化が強く要求されていて、とく に携帯用電話機、自動車電話、ハンディターミナルなどにおいては、小型化、軽 量化と共に暗所における誤動作、誤発信を防ぐために、また着信を知らせるため に、照光式押しボタンスイッチを取りつけることが望まれている。 また液晶表示部と照光式押しボタンスイッチ部を備えた機器では、その両方の 部分に光源と導光拡散板を必要とするので、部品が増え、部品コストがかかり、 さらには光源による消費電力が増えるので、長時間使用ができなかった。
【0004】 従来の導光拡散板は、透明または半透明の樹脂製で、表面にブラスト処理か、 場合によっては網点印刷により拡散性を持たせたりしているが、光源からの光を 効率よく液晶表示部と押しボタンスイッチ部にムラなく均一に導光することが困 難であった。 これらの対策のため、部品配置に制限が多くて小型化が制約されたり、また光 源の増加につれてバッテリーの消耗が激しくなり、使用時間の減少からバッテリ ーの大型化が望まれるという有様で、小型化、軽量化の目標には程遠い状態にあ った。また光源の輝度を上げ、光源の数を増やして、液晶表示部や押しボタンス イッチ部に光を導こうとしているので、益々消費電力を増加させていた。さらに 機器全体を薄く、軽くという市場の要求にも応えられなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案の目的は、光源からの光の利用効率を上げた指向性拡散体 を提供するものであり、また別の目的は、この指向性拡散体の応用品として、液 晶パネル等の法線方向での面輝度を上昇させた液晶表示体、および限られた光源 より輝度を上げずに複数個の光透過部を均一に光ムラなくクリアに照光すること のできる、小型化、軽量化に適した照光式押しボタンスイッチ用カバー部材を提 供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、平板状物の少なくとも一方の面に、円錐状物、多角錐状物または三 角プリズム状物からなるシリコーンゴム製の山形突出部または谷形凹陥部の連続 集合体を備えていることを特徴とする指向性拡散体、並びにこれを利用した、背 面光源部と液晶パネルとの間に前記指向性拡散体を介在させたことを特徴とする 液晶表示体、および着色遮光層で表面を被覆された透明または半透明材料から作 られた、キートップ部、ドーム部および平坦部からなる押しボタン部が、複数個 連接されているスイッチ用カバー部材において、基板と平坦部との間に前記指向 性拡散体を介在させたことを特徴とする液晶付きまたは液晶を伴わない照光式押 しボタンスイッチ用カバー部材に関するものである。
【0007】 以下、本考案の指向性拡散体、すなわち、指向拡散に寄与する部分がシリコー ンゴムからなる指向性拡散体について、液晶表示体への応用を例として詳細に説 明する。 本考案者らは相接している2つの媒体の屈折率の差に着目し、例えば、光学的 に密な物質中での光の屈折、方向転角、臨界角、全反射、光路可逆等の諸原理を 光の利用効率の点から考究した結果、本考案に到達したもので、本考案の指向性 拡散体では、従来の背面光源部に重ね合わせただけでも、液晶パネルの法線方向 に出射されていた10〜20%以外の光が活用でき、面輝度を上昇できることが見出 された。
【0008】 まず、第1に光線が空気から屈折率n=1.42のシリコーンゴムに入る場合につ いて計算すると、以下の方向転角となる。 (法線方向以外の光の入射角) (屈折角) (方向転角) 20° 13°56′ 6°4′ 40° 26°55′ 13°5′ 60° 37°35′ 22°25′ 80° 43°55′ 36°5′ 90° 44°46′ 45°14′ このとき、空気とシリコーンゴムとのなす境界平面Aとシリコーンゴムと空気 とのなす境界平面Bとの2つが存在し、これらが互いに平行であるときにはシリ コーンゴムから出射する光は入射角と平行になるが、それ以外の場合には平行と ならず、シリコーンゴムと空気とのなす境界平面とシリコーンゴム中で屈折して いる光とがなす角度によって、出射光の角度が再び変化することになる。 したがって、空気とシリコーンゴムとの境界平面Aとシリコーンゴムと空気と の境界平面Bとが互いに平行であるときは、出射光が入射光と平行になってしま うため、シリコーンゴムが存在しない場合と大きな差異はない。故に、出射光に ある程度の指向性を与えるためには、境界平面Aと境界平面Bとがなす角は平行 でなければよいということになる。
【0009】 次に、光学的に密な物質中での光の全反射について考える。 透明体を相交わる二つの平面をもって囲んだものは、一般にプリズムと呼ばれ ている。(この二つの平面の交線を稜、二つの平面のなす平面角を頂角、稜に直 角な平面をもって切断した断面を主切断面という。)主切断面が直角三角形をシ リコーンゴムプリズムの直角の一面に光が直角に入射する場合、光は斜面に当た るまで、その方向を変えることがない。しかし、光が斜面に当たった場合には光 が境界面において屈折することができず、反射の法則にしたがって反射してしま う角度が存在する。一般に、その角度のことを臨界角といい、臨界角以上で境界 面に入射し、光が全部反射されてしまうことを全反射という。臨界角Θは sinΘ=1/n によって求められ、例えばシリコーンゴムと空気の場合、n=1 .42とすると、Θ=44°46′となる。 入射角が45°であるから、これを臨界角よりも大きく、したがって光は斜面で 全反射し、方向を90°変える。 以上のように、相接している二つの媒体に屈折率の差があるときの光学的に密 な透明物質内外での光の挙動を考えると、光学的に密な媒体の形状を変化させれ ば、それにしたがって光の方向を制御できることになるのは自明である。
【0010】 また前述した通り、境界平面Aと境界平面Bとがなす角が平行でなければよく 、かつ、その形状が多数多列に繰り返されて効率を高くするということを考える と、その単位は錐の形状を取るのが望ましくなり、結果として、おのずと指向性 を有する状態となる。 すなわち、艶消し塗装またはサンドマット加工を施したもので生ずる、表面で の乱反射による光拡散において、液晶パネルの法線方向以外に向かう光を境界平 面Aで屈折させ、大きな方向転角を与えた後、今度は境界平面Bで液晶パネルの 法線方向寄りに光を出射することが可能になるため、従来法線方向の輝度に寄与 していなかった光を有効に利用できるようになる。 前述した表面での乱反射による光拡散ではまた、散乱光が潰れた半球状で波状 に伝播するため、平板状物の少なくとも一方の面に、円錐状物、多角錐状物また は三角プリズム状物からなる山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体を備えて いるものであることが光の有効利用のために望ましい。 勿論、表面での乱反射による光拡散に含まれる、法線方向に出射される10〜20 %の光も全反射〜拡散を繰り返す内にいずれ法線方向寄りの成分として液晶パネ ルに導かれることになるので、輝度の上昇に寄与することになる。
【0011】 本考案の指向性拡散体において指向拡散部分の主材となるシリコーンゴムは、 光の内部拡散による減衰をできる限り小さくしたいので、シリコーン生ゴムの屈 折率と異なる屈折率を有する物質、例えば、充填剤として用いられる乾式シリカ 、湿式シリカ等の混合を避けなければならない。やむを得ず使用しなければなら ないときには、充填剤の粒子径を極めて小さく、具体的には一次粒子径を7mμ 以下にすることが望ましいが、シリコーンゴム中で二次凝集を起こし、見掛け上 一次粒子径よりも大きくなってしまうことがあるので注意を要する。したがって 、これにはノンフィラー型の液状シリコーンが望ましい。またシリコーン生ゴム の分子中に15モル%程度のフェニル基を導入したメチルフェニルシリコーンゴム も充填剤との屈折率の差を小さくすることができるので有用である。 これらの材料を用い、適宜の条件下での注型成形、圧縮成形、射出成形などの 任意の成形方法、接着、印刷、転写、彫刻、切削などの各種の機械加工方法によ り、平板状物の少なくとも一方の面に、円錐状物、多角錐状物または三角プリズ ム状物からなるシリコーンゴム製の山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体を 備えている、本考案の指向性拡散体を得ることができる。
【0012】 この製造方法をさらに具体的に説明すると、 1)搬送用キャリア上に、上記液状シリコーン材料を射出し、上記の形状を有する 金型内に搬送した後、型締め成形を行い、熱プレスし、山形突出部または谷形凹 陥部の連続集合体を備えた平板状物を一体で得る方法。 2)上記の形状を有する凹型金型内に上記液状シリコーン材料を注型し、熱プレス 装置に搬送した後、型締め成形を行い、山形突出部または谷形凹陥部の連続集合 体を備えた平板状物を一体で得る方法。 3)ミラブルゴムを用い2)の成形法によって得る方法。 4)上記液状シリコーン材料を用い、LIMS(Liquid Injection Molding Syste m )によって成形物を得る方法。 5)透光性を有する熱可塑性樹脂フィルム上に、上記1)、2)、3)、4)などの方法に よって成形物を得る方法。 などが例示される。
【0013】 ただし、円錐状物、多角錐状物または三角プリズム状物からなる山形突出部ま たは谷形凹陥部の連続集合体を、シリコーンゴムに付与または転写するための金 型は、境界面での光の損失をできるだけ小さくする必要があるので、金型の内面 を鏡面仕上げするのが望ましい。これには従来公知のメッキ処理、例えば電解メ ッキ、クロムメッキなどが有用である。 また、使用するシリコーンゴムに関して、使用する加硫剤の種類に制約はない ものの、分解生成物の少ない付加加硫物がとくに好ましい。圧縮時に変形の少な い高硬度の材料や圧縮永久歪の小さい材料もまた使用時には有用である。すなわ ち、突出部が外力により容易に変形や破損しない範囲であればよく、その条件を 満足するものであればよい。
【0014】 つぎに、本考案の指向性拡散体を図面に基づいて説明する。 図1(a)、(b)はその第1の実施態様について、それぞれその山形突出部 と指向性拡散体全体とを斜視図で示すもので、平板状物1の一方の面に、円錐状 物からなる山形突出部2の連続集合体3を備えた、全体がシリコーンゴムからな るものである。 図2(a)、(b)はその第2の実施態様について、それぞれその山形突出部 と指向性拡散体全体とを斜視図で示すもので、平板状物1の一方の面に、四角錐 状物からなる山形突出部4の連続集合体5を備えた、全体がシリコーンゴムから なるものである。 図3(a)、(b)はその第3の実施態様について、それぞれその谷形凹陥部 と指向性拡散体全体とを斜視図で示すもので、平板状物1の一方の面に、シリコ ーンゴム製の四角錐状物からなる谷形凹陥部6の連続集合体7を積層したもので ある。 図4はその第4の実施態様について全体の斜視図で示すもので、平板状物1の 一方の面に、三角プリズム状をした山形突出部8を複数列備えた、全体がシリコ ーンゴムからなるものである。
【0015】 本考案の指向性拡散体は、平板状物の片面または両面に、円錐状物、多角錐状 物または三角プリズム状物からなる、シリコーンゴム製の山形突出部または谷形 凹陥部の連続集合体を備えたものであれば、上記実施態様に限られるものではな く、例えば、平板状物と山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体とは、全体が 単一のシリコーンゴム層からなるものでも、平板状物がポリカーボネート、ポリ エチレンテレフタレート、アクリル樹脂等の透光性を有する透明性の高い熱可塑 性樹脂からなり、山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体がシリコーンゴムか らなるものを、互いに積層したものでもよい。また、これらの指向性拡散体を2 以上、指向拡散面を同一または異なる方向で積層した複合指向性拡散体としても よいし、1つの指向性拡散体において山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体 のパターンを一部分のみに設けたり、相異なるパターンと組み合わせたものでも よい。 なお、平板状物に上記樹脂を用いると、伸びや蛇行が極めて少なくなり取扱い や組み込みが容易になる。 これらの山形突出部または谷形凹陥部のピッチや形状は、これを使用する場所 での、光源の位置および数、光量等によって適宜変更されるが、一般にはピッチ が0.03〜 0.5mm、頂点の角度が60〜 100°が好適である。 なお、上記山形突出部の内、三角プリズム状物、円錐状物または多角錐状物は 、側方からの光や平板面に対して直角の光など、いずれの入射光に対しても有効 である。
【0016】 次に、本考案の指向性拡散体の応用例について説明する。 まず、本考案者らは背面光源部と液晶パネルとの間に上記指向性拡散体を介在 させると、液晶パネル等の法線方向での面輝度を上昇させた液晶表示体の得られ ることを見出した。 図5はその一実施態様を示すもので、図中、11は液晶パネル、12は本考案の指 向性拡散体、13は光源で、14は光源13からの光をムラなく拡散させる拡散フィル ム、15は反射板である。この液晶パネル11は光源13からの光が直下方向に位置す るため、光を液晶パネル11全体にムラなく導くには、光源13の前方に、指向性拡 散体12をその山形突出部または谷形凹陥部側が液晶パネル11側になるように配し て、あらゆる方向より指向性拡散体12に入射する光が、液晶パネル11にほぼ垂直 に出射・整光するようにすればよい。
【0017】 本考案者らはまた、着色遮光層で表面を被覆された透明または半透明なゴム材 料から作られた、キートップ部、ドーム部および平坦部からなる押しボタン部が 、複数個連接されているスイッチ用カバー部材において、基板と前記平坦部との 間に本考案の指向性拡散体を介在させた構造にすると、光源の光が山形突出部ま たは谷形凹陥部の作用により導光板の上方に効率よく導かれるので、光がキー全 体に均一となって、ムラのない光が透明または半透明ゴム層中を進む結果、複数 の押しボタン部はこの単一の光源からの光ですべて視認できるようになることを 見出した。 以下、この詳細を、例示した図6にしたがって説明する。 図6(a)、(b)はそれぞれ上記照光式押しボタンスイッチ用カバー部材の 異なる実施態様を縦断面説明図で示すもので、図において、20は透明または半透 明な材料層22の表面に着色遮光層23が被覆されている押しボタン部で、キートッ プ部24とドーム部25と平坦部26とから構成されている。27はキートップ部24に設 けられた光透過部、28は基板、32は基板28と押しボタン部20の平坦部26の間に介 在させて設けた、本考案の指向性拡散体、33は光源である。
【0018】 この照光式押しボタンスイッチ用カバー部材は、光源33の位置により上記指向 性拡散体32の設置形態が異なる。 すなわち、図6(a)に示した照光式押しボタンスイッチ用カバー部材のよう に、光源33が指向性拡散体32の側方に置かれているときには、指向性拡散体32の 山形突出部または谷形凹陥部34を下側、すなわち基板28側に向けることにより、 指向性拡散体32内を横から進んできた光をほぼ垂直方向に導く。なお、この場合 に山形突出部または谷形凹陥部34側を白色で塗装しておくと、光をよりよく垂直 方向に導くことができる。 また、図6(b)に示した照光式押しボタンスイッチ用カバー部材のように、 光源33が指向性拡散体32の下側にあり光が上方に進む場合には、指向性拡散体32 の山形突出部または谷形凹陥部34を上側、すなわち平坦部26側に向けることによ り、指向性拡散体32に受け入れられたすべての光をほぼ垂直方向に導く。この結 果、指向性拡散体32全体が面光源のようになり、カバー部材全体に均一にムラな く投光することができる。
【0019】 上記透明または半透明な材料層22としては、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリ イソプレン、スチレン−ブタジエン系ゴム、ネオプレンなどのジエン系合成ゴム 、エチレン−プロピレン系、ウレタン系、ポリエステル系、シリコーン系などの 合成ゴム、またはこれらの組み合わせからなるものが挙げられ、この表面を被覆 する着色遮光層23としては、天然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチ レン−ブタジエン系ゴム、ネオプレンなどのジエン系合成ゴム、エチレン−プロ ピレン系、ウレタン系、ポリエステル系、シリコーン系などの合成ゴム、ポリウ レタン、アクリル、ポリイミド、ポリエステル系の樹脂、さらにはこれらの組み 合わせから作られた遮光性インキまたは塗料からなるものが挙げられる。
【0020】 照光式押しボタンスイッチ用カバー部材に適用される指向性拡散体32としては 、高透明で素材自体に不純物を全く含まず、しかも成形加工し易く、耐候性、耐 環境特性に優れている、ノンフィラータイプのシリコーンゴムがゴム硬度が50〜 80°Hと高く好適である。 この場合の指向性拡散体32の厚さは、これを組み込む押しボタンスイッチが小 型化、薄型化の傾向にあるため、機能を損なわない範囲で薄くするのが望ましく 、一般には 1.0〜 4.0mmが採用される。 この理由としては、図6(b)のように下側に光源33があるときは基板28上に チップLEDをのせて照光する構造となるが、これを薄型化するには指向性拡散 体32内にチップLEDが入り込む構造としなければならず、チップLEDの厚さ や効率のよい導光性を考慮すると、指向性拡散体32として 1.0mm以上の厚さが必 要となる。 また、図6(a)のように側方に光源33があるときは、LEDやその他の光源 の大きさにもよるが、なるべく小型の光源を使用して効果を出すことが求められ 、そのために指向性拡散体32の厚さは 4.0mmが限界と考えられる。
【0021】 この照光式押しボタンスイッチ用カバー部材は、例えば、本出願人による特開 平4-67521号公報および特願平4-59756号に記載された方法を利用して容易に製 造することができる。 すなわち、透明または半透明のゴム材料を用いて成形した押しボタンスイッチ 用カバー部材のキートップ部の頂面に透光性着色材を印刷して着色層を形成し、 ついで遮光性黒色材をカバー部材の全面に塗装して着色遮光層を形成し、最後に キートップ部の頂面の着色遮光層にレーザー光線により文字・記号等からなる光 透過部を形成する。 あるいは、金型により遮光性黒色層を押しボタンスイッチ用カバー部材状に成 形し、得られた成形物のキートップ部の頂面に透光性着色材を注入成形し、さら に透明または半透明ゴム材料にて同様のカバー部材状に成形し、それぞれを接着 一体成形してカバー部材とし、最後にキートップ部の頂面にレーザー光線により 文字・記号等からなる光透過部を形成する。 一方、前述した方法で得られた本考案の指向性拡散体を、カバー部材の裏面側 に設けると、光源からの光を効率よく、ほぼ垂直に導くため、カバー部材全体が ムラなく光り、キートップ部の文字・記号等の輝度ムラがなくなり、カバー部材 全体の輝度が上昇する。
【0022】 図7は本考案の指向性拡散体を照光式押しボタンスイッチと液晶表示体とを備 えた電子機器に適用した実施態様について、その要部を縦断面説明図で示すもの で、押しボタン部40と液晶パネル41とに1枚の指向性拡散体42をあてがい、液晶 表示用バックライトの光源43を共用したものである。 液晶パネル41には光源43よりの光(図中、点線で示す)がほぼ直下方向に位置 するため、光をムラなく液晶パネル41全体に導くには、指向性拡散体42にあらゆ る方向より入射する光を、液晶パネル41にほぼ垂直方向に出射・整光させる、三 角錐状、多角錐状または円錐状をした山形突出部または谷形凹陥部が液晶パネル 41側になるように指向性拡散体42を配置する。この指向性拡散体42に入射した光 の一部は、この中を進んで押しボタン部40に達する。それには押しボタン部40に 出射・整光させる必要があり、そのために指向性拡散体42の山形突出部または谷 形凹陥部の向きを図のように液晶パネル41とは反対にする必要がある。 液晶パネル41におけるように光源43が下側にあるときは、指向性拡散体42に入 射した光はこの山形突出部または谷形凹陥部でプリズム作用によりほぼ垂直方向 に整光され出射される。他方、押しボタン部40では指向性拡散体42の中を進んで きた光が押しボタン部40に出射されるように整光されなければならず、このため 山形突出部または谷形凹陥部を液晶パネル41とは反対に指向性拡散体42の下側に 設けることにより、指向性拡散体42中を進んできた光はプリズム作用により全反 射し、押しボタン部40側に出射されて押しボタン部40を均一に照光する。
【0023】
【作用】
このようにして得られた本考案の指向性拡散体は、背面光源部の表面で乱反射 した散乱光の多くを法線方向に転角することができるため、結果として液晶パネ ル上の輝度を上昇させることができる。 指向拡散に寄与する山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体がシリコーンゴ ム製であるため、適度の耐ショック性を持っており、不意の外力による突出部の 破損をも回避することができる。突出部の支持体となる平板部を透光性を有する 熱可塑性樹脂にすれば取扱い性を一層向上させることができる。 さらに、支持体となる平板部の端面から光を導入することによっても、この指 向性拡散体の法線方向寄りに光を出射することができる。ただし、この場合、支 持体となる平板部の厚さが比較的薄いと入射光が臨界角以上になってしまうので 、効率よく光を出射できなくなる。したがって、臨界角以上にならない厚さであ ることが重要である。
【0024】
【実施例】
以下、本考案の具体的実施態様を実施例により説明する。 実施例1 液状シリコーン KE1934A(信越化学工業社製、商品名)と KE1934B(同前)の 各50重量部をよく混合・撹拌した後、 0.1Torrで80秒間減圧して脱泡した。得ら れたノンフィラータイプの液状シリコーン材料Aを、直径が 1.0mm、深さが 0.5 mmの円錐状(上下が逆になっている)凹陥部の連続集合体を有する凹型金型内に 注型し、 155℃の温度に保たれた熱プレス装置内で型締めを行い、さらに5分間 加熱した。 なお、この金型の内面にはクロムメッキが施され、凹型金型を覆う内表面には ポリエチレンテレフタレートフィルムのクリア面を接触させた。 このようにして得られた成形物を金型から取出し、物性の安定化のために 200 ℃のオーブン中で3時間熱処理し、厚さ 1.5mmの本考案による図1(b)に示す ようなシリコーンゴム製指向性拡散体を得た。 このシリコーンゴム製指向性拡散体について、図7に示す装置を用いて、輝度 計LS-110(ミノルタカメラ社製、商品名)により輝度の測定を行ったところ、シ リコーンゴム製指向性拡散体なしの状態での測定値( 100%)に比べて輝度比率 111%の値が得られた。 なお、図中、51はケース、52はシリコーンゴム製の指向性拡散体、53は光源、 54は乳白色アクリル板、55は反射板、56は輝度計である。
【0025】 実施例2 実施例1で用いたノンフィラータイプの液状シリコーン材料Aをポリエチレン テレフタレートフィルム上に射出し、一辺が 0.3mmの正方形を上面とする深さ0. 15mmの四角錐状(上下が逆になっている)凹陥部の連続集合体を有する、クロム メッキの施された上型を取り付けてある熱プレス装置内に搬送して型締め成形を 行った。加熱条件は 155℃/5分とし、成形物を取り出した後、さらに 200℃/ 3時間の熱処理を行って物性を安定化し、厚さ3.15mmの本考案による図2(b) に示すようなシリコーンゴム製指向性拡散体を得た。
【0026】 実施例3 実施例1で用いたノンフィラータイプの液状シリコーン材料A 100重量部に、 RTVシンナー(同前)2重量部とAP−1(同前)2重量部とを加え、よく混 合・撹拌・脱泡した後、この液状シリコーン材料Bを厚さ 0.3mmのポリカーボネ ートフィルム上に射出し、一辺が 0.3mmの正方形を底面とする高さ0.15mmの四角 錐状突出部の連続集合体を内面に有する、クロムメッキの施された金型を圧接し 、その状態のままオーブン中で 117℃/4時間の加熱を行い、厚さ 3.0mmの本考 案による図3(b)に示すようなシリコーンゴム製指向性拡散体を得た。 この指向性拡散体はシリコーンゴムのみからなる指向性拡散体に比べて、伸び が大変少なく、蛇行せず、取扱いが非常に容易であった。
【0027】
【考案の効果】 1.本考案の指向性拡散体では、 1)光源からの光の利用効率を向上して輝度を上昇させることができる、 2)指向性拡散体がシリコーンゴムからなるため、外力による突出部の破損が極め て少ない、 3)外力を取り去ると突出部の形状が復元するため、クッション材としての効果も 併せ持つ、 4)耐熱性や耐光性に優れている、などの効果を奏する。 2.この指向性拡散体を組み込んだ液晶表示体では、背面光源部からの光が指向性 拡散体を通過することにより、液晶パネル等の法線方向での面輝度が上昇する。 3.照光式押しボタンスイッチ用カバー部材では、側方または下方の光源からの光 がこの指向性拡散体を通過することにより、上方に効率よく直進的に導かれてカ バー部材に投光するため、1個または2個の光源だけで光源の輝度を上げずに複 数個の光透過部を均一に光ムラなくクリアに照光することができる。このため、 カバー部材の小型軽量化、小型バッテリーの長時間使用を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の指向性拡散体の第1の実施態様に係
り、(a)、(b)はそれぞれその山形突出部と指向性
拡散体全体とを示す斜視図である。
【図2】本考案の指向性拡散体の第2の実施態様に係
り、(a)、(b)はそれぞれその山形突出部と指向性
拡散体全体とを示す斜視図である。
【図3】本考案の指向性拡散体の第3の実施態様に係
り、(a)、(b)はそれぞれその谷形凹陥部と指向性
拡散体全体とを示す斜視図である。
【図4】本考案の指向性拡散体の第4の実施態様の全体
を示す斜視図である。
【図5】本考案の指向性拡散体を液晶表示体に適用した
実施態様についての縦断面説明図である。
【図6】本考案の指向性拡散体を照光式押しボタンスイ
ッチ用カバー部材に適用した実施態様に係り、(a)、
(b)はそれぞれその異なる態様についての縦断面説明
図である。
【図7】本考案の指向性拡散体を照光式押しボタンスイ
ッチと液晶表示体とを備えた電子機器に適用した実施態
様について、その要部を示す縦断面説明図である。
【図8】本考案の実施例で使用した輝度の測定装置の説
明図である。
【符号の説明】
1…平板状物、 2…円錐状物から
なる山形突出部、3…山形突出部2の連続集合体、
4…四角錐状物からなる山形突出部、5…山形突出部4
の連続集合体、 6…四角錐状物からなる谷形凹陥
部、7…谷形凹陥部6の連続集合体、 8…三角プリ
ズム状をした山形突出部、11、41…液晶パネル、
12、32、42、52…指向性拡散体、13、33、43、
53…光源、 14…拡散フィルム、 15、55…
反射板、20、40…押しボタン部、 22…透明または
半透明な材料層、23…着色遮光層、 24…キ
ートップ部、 25…ドーム部、26…平坦部、
27…光透過部、 28…基板、34
…山形突出部または谷形凹陥部、
51…ケース、54…乳白色アクリル板、 56…輝度
計。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状物の少なくとも一方の面に、円錐状
    物、多角錐状物または三角プリズム状物からなるシリコ
    ーンゴム製の山形突出部または谷形凹陥部の連続集合体
    を備えていることを特徴とする指向性拡散体。
  2. 【請求項2】背面光源部と液晶パネルとの間に請求項1
    記載の指向性拡散体を介在させたことを特徴とする液晶
    表示体。
  3. 【請求項3】着色遮光層で表面を被覆された透明または
    半透明材料から作られた、キートップ部、ドーム部およ
    び平坦部からなる押しボタン部が、複数個連接されてい
    るスイッチ用カバー部材において、基板と前記平坦部と
    の間に請求項1記載の指向性拡散体を介在させたことを
    特徴とする照光式押しボタンスイッチ用カバー部材。
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