JPH078776A - 攪拌翼 - Google Patents
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- JPH078776A JPH078776A JP5285653A JP28565393A JPH078776A JP H078776 A JPH078776 A JP H078776A JP 5285653 A JP5285653 A JP 5285653A JP 28565393 A JP28565393 A JP 28565393A JP H078776 A JPH078776 A JP H078776A
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- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 101
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 33
- 239000007788 liquid Substances 0.000 abstract description 16
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract description 3
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 5
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
- B01F27/05—Stirrers
- B01F27/11—Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
- B01F27/111—Centrifugal stirrers, i.e. stirrers with radial outlets; Stirrers of the turbine type, e.g. with means to guide the flow
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F27/00—Mixers with rotary stirring devices in fixed receptacles; Kneaders
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- B01F27/11—Stirrers characterised by the configuration of the stirrers
- B01F27/15—Stirrers with tubes for guiding the material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】攪拌軸12に固着される支持体21に部分攪拌器22
が装着されて成る攪拌翼2。 【効果】本発明の攪拌翼は、これを攪拌、混合に使用す
ることにより、短時間でありながら大きい混合度が容易
に、確実に、しかも僅かな動力で得られ、さらに構造が
簡単である。
が装着されて成る攪拌翼2。 【効果】本発明の攪拌翼は、これを攪拌、混合に使用す
ることにより、短時間でありながら大きい混合度が容易
に、確実に、しかも僅かな動力で得られ、さらに構造が
簡単である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、攪拌翼に関し、さらに
詳細には、混合を効率よく、しかも、確実に混合するた
めの攪拌翼に係わる。
詳細には、混合を効率よく、しかも、確実に混合するた
めの攪拌翼に係わる。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】従来、攪
拌翼として、たとえば、タービン翼、櫂型翼、マリン翼
およびリボン翼などが広く使用されている。これらの従
来の攪拌翼は、小規模な器具内および槽内を攪拌、混合
する際には、1個の攪拌翼で、大きな支障もなく比較的
短時間で1に近い大きい混合度に到達させることが可能
である。しかしながら、このような攪拌翼を実際のプラ
ントのような大規模な槽内の混合に使用した場合には、
使用する攪拌翼が1個だけでは、槽内に思いもかけなか
ったデッドスペースが発生するなどにより大きい混合度
で被混合物を充分に混合するためには長時間を要し、ま
た、長時間かけても、前記の小規模な器具内および槽内
におけるような大きい混合度を再現できないことが多
い。
拌翼として、たとえば、タービン翼、櫂型翼、マリン翼
およびリボン翼などが広く使用されている。これらの従
来の攪拌翼は、小規模な器具内および槽内を攪拌、混合
する際には、1個の攪拌翼で、大きな支障もなく比較的
短時間で1に近い大きい混合度に到達させることが可能
である。しかしながら、このような攪拌翼を実際のプラ
ントのような大規模な槽内の混合に使用した場合には、
使用する攪拌翼が1個だけでは、槽内に思いもかけなか
ったデッドスペースが発生するなどにより大きい混合度
で被混合物を充分に混合するためには長時間を要し、ま
た、長時間かけても、前記の小規模な器具内および槽内
におけるような大きい混合度を再現できないことが多
い。
【0003】このような場合に、大規模な槽内におい
て、使用する攪拌翼の数を増加させることがあるが、そ
の個数にはおのずから制限があり、また、その制限内で
できる限り多くの攪拌翼を使用しても、攪拌翼を増加し
た割には混合度は大きくならず、寧ろ、過大な動力が必
要となり、徒に、所要動力を著しく増大させることにな
るだけである。
て、使用する攪拌翼の数を増加させることがあるが、そ
の個数にはおのずから制限があり、また、その制限内で
できる限り多くの攪拌翼を使用しても、攪拌翼を増加し
た割には混合度は大きくならず、寧ろ、過大な動力が必
要となり、徒に、所要動力を著しく増大させることにな
るだけである。
【0004】本発明者らは、従来の攪拌翼における前記
のような欠点を解消し、短時間で、しかも、混合度が充
分に大きく、容易に、確実に、しかも、僅かな所要動力
で攪拌、混合し得、さらに、構造が単純な攪拌翼を提供
することを目的として、鋭意、研鑚を重ねた結果、槽内
で、複数の箇所で局部的な攪拌を同時に行わせるための
部分攪拌器が装着された攪拌翼を開発して、本発明に到
達した。
のような欠点を解消し、短時間で、しかも、混合度が充
分に大きく、容易に、確実に、しかも、僅かな所要動力
で攪拌、混合し得、さらに、構造が単純な攪拌翼を提供
することを目的として、鋭意、研鑚を重ねた結果、槽内
で、複数の箇所で局部的な攪拌を同時に行わせるための
部分攪拌器が装着された攪拌翼を開発して、本発明に到
達した。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用】本発明は、攪拌軸
に固着される支持体に部分攪拌器が装着されて成ること
を特徴とする攪拌翼である。しかして、本発明におい
て、部分攪拌器とは、それ自体は駆動されることはな
く、それ自体を駆動させるための動力を特に必要とせ
ず、攪拌軸を回転させることにより、部分攪拌器が装着
された支持体を攪拌軸を中心として回転させて、その内
部に被混合物を通過せしめて、槽内を局部的に攪拌し得
る機能を有していればよく、その構造などには特に制限
はないが、通常は、従来、フローミキサーとして使用さ
れている液滴分散装置を使用することができる。フロー
ミキサーとは、たとえば「化学工学便覧(社団法人 化
学工学協会編、丸善株式会社 昭和63年発行)第567頁
右欄」に記載されているように、「液の流れによる運動
エネルギーを利用する方法で液滴分散を行う装置であっ
て、液輸送時の流路内に設置するもの」と定義される。
に固着される支持体に部分攪拌器が装着されて成ること
を特徴とする攪拌翼である。しかして、本発明におい
て、部分攪拌器とは、それ自体は駆動されることはな
く、それ自体を駆動させるための動力を特に必要とせ
ず、攪拌軸を回転させることにより、部分攪拌器が装着
された支持体を攪拌軸を中心として回転させて、その内
部に被混合物を通過せしめて、槽内を局部的に攪拌し得
る機能を有していればよく、その構造などには特に制限
はないが、通常は、従来、フローミキサーとして使用さ
れている液滴分散装置を使用することができる。フロー
ミキサーとは、たとえば「化学工学便覧(社団法人 化
学工学協会編、丸善株式会社 昭和63年発行)第567頁
右欄」に記載されているように、「液の流れによる運動
エネルギーを利用する方法で液滴分散を行う装置であっ
て、液輸送時の流路内に設置するもの」と定義される。
【0006】本発明で使用される部分攪拌器の代表例と
して、板体を捻曲させた捻曲板の1乃至複数が内蔵せし
められた筒体、管、1枚乃至複数枚のオリフィス板が内
蔵せしめられた筒体、周辺を互いに交叉せしめられて交
互に反対向きに配設された複数の折曲板が内蔵せしめら
れた筒体および周辺で互いに交叉せしめられた複数の平
板類が内蔵せしめられた筒体、スポンジ状物が内蔵せし
められた筒体および筒体の軸線と交わる1個乃至複数個
の網状板が内蔵せしめられた筒体などを挙げることがで
きる。なお、捻曲板の捻り方向は正方向(捻曲板の前端
から見て時計の回転方向 以下同様)および逆方向(捻
曲板の前端から見て時計の逆回転方向 以下同様)のい
ずれでもよい。また、捻曲板の捻れ角(捻曲板の互いに
相対する一端と他端とのなす角 以下同様)には特に制
限はないが、通常は、90°から180°までの任意な角度
とされる。捻曲板が複数の場合には、複数の捻曲板は、
その軸線方向を実質的に一致せしめ、筒体の軸線(筒体
の相対する開口を貫通する軸線 以下同様)方向に直列
に配置される。また、管としては、たとえば、角筒また
は円筒であり、直管または曲率の大きい曲管ならびに絞
り管などが使用される。オリフィス板に穿設される孔の
数には特に制限はなく、1個または2個以上とされる。
して、板体を捻曲させた捻曲板の1乃至複数が内蔵せし
められた筒体、管、1枚乃至複数枚のオリフィス板が内
蔵せしめられた筒体、周辺を互いに交叉せしめられて交
互に反対向きに配設された複数の折曲板が内蔵せしめら
れた筒体および周辺で互いに交叉せしめられた複数の平
板類が内蔵せしめられた筒体、スポンジ状物が内蔵せし
められた筒体および筒体の軸線と交わる1個乃至複数個
の網状板が内蔵せしめられた筒体などを挙げることがで
きる。なお、捻曲板の捻り方向は正方向(捻曲板の前端
から見て時計の回転方向 以下同様)および逆方向(捻
曲板の前端から見て時計の逆回転方向 以下同様)のい
ずれでもよい。また、捻曲板の捻れ角(捻曲板の互いに
相対する一端と他端とのなす角 以下同様)には特に制
限はないが、通常は、90°から180°までの任意な角度
とされる。捻曲板が複数の場合には、複数の捻曲板は、
その軸線方向を実質的に一致せしめ、筒体の軸線(筒体
の相対する開口を貫通する軸線 以下同様)方向に直列
に配置される。また、管としては、たとえば、角筒また
は円筒であり、直管または曲率の大きい曲管ならびに絞
り管などが使用される。オリフィス板に穿設される孔の
数には特に制限はなく、1個または2個以上とされる。
【0007】折曲板は、たとえば、正方形乃至は長方形
の板体を、ほぼ中央の明確な折曲線で少なくとも1回折
曲げ、または、対辺を互いに接近させてこの対辺のほぼ
中央が頂部となるように少なくとも1回弯曲せしめたも
のである。周辺を互いに交叉せしめられて交互に反対向
きに配置された複数の折曲板は、これに実質的に外接す
る直方体状乃至は立方体状の筒体内に内蔵せしめられ
る。なお、複数の折曲板はその軸線(折曲線または頂部
に実質的に直交する軸線 以下同様)を筒体の軸線と実
質的に平行させて並列に配列せしめ、筒体内に内蔵せし
められる。その結果、複数の折曲板の折曲線または頂部
はこれに実質的に外接する筒体の内周面に交互に実質的
に当接せしめられることになる。なお、折曲板同士は、
その周辺を互いに接触させてもよく、また、互いに間隔
をあけてもよい。
の板体を、ほぼ中央の明確な折曲線で少なくとも1回折
曲げ、または、対辺を互いに接近させてこの対辺のほぼ
中央が頂部となるように少なくとも1回弯曲せしめたも
のである。周辺を互いに交叉せしめられて交互に反対向
きに配置された複数の折曲板は、これに実質的に外接す
る直方体状乃至は立方体状の筒体内に内蔵せしめられ
る。なお、複数の折曲板はその軸線(折曲線または頂部
に実質的に直交する軸線 以下同様)を筒体の軸線と実
質的に平行させて並列に配列せしめ、筒体内に内蔵せし
められる。その結果、複数の折曲板の折曲線または頂部
はこれに実質的に外接する筒体の内周面に交互に実質的
に当接せしめられることになる。なお、折曲板同士は、
その周辺を互いに接触させてもよく、また、互いに間隔
をあけてもよい。
【0008】筒体に内蔵せしめられる平板類には、たと
えば、平板の他に小さい曲率で弯曲せしめられた板およ
び小さなピッチの波板なども包含される。また、この平
板類は、通常は、実質的な正方形乃至は長方形とされ
る。複数の平板は、周辺で互いに交叉せしめられて、こ
れらの複数の平板類に外接するような筒体に内蔵せしめ
られる。なお、平板類同士は、その周辺を互いに接触さ
せてもよく、また、互いに間隔をあけてもよい。筒体に
内蔵されるスポンジ状物は、少なくとも、筒体の一方の
開口から他方の開口まで貫通している多数の孔を有する
物体であればよく、たとえば、円柱状に丸められた金網
および数回折畳まれて角柱状とされた金網、金属スポン
ジおよび焼結金属などがある。筒体に内蔵される網状板
として、たとえば、金網およびプラスチック製の網なら
びにこれらの積層体などが好適に使用される。筒体内に
内蔵せしめられた捻曲板、折曲板、オリフィス板および
平板類ならびにスポンジ状物および網状板などによっ
て、部分攪拌器の筒体内には複雑な流路が形成される。
部分攪拌器の筒体の内周面ならびに捻曲板、オリフィス
板、折曲板および平板類の表面は、いずれも、滑面であ
っても粗面であってもよく、また、波状、点および小円
などの模様状の凹凸が設けられいてもよい。
えば、平板の他に小さい曲率で弯曲せしめられた板およ
び小さなピッチの波板なども包含される。また、この平
板類は、通常は、実質的な正方形乃至は長方形とされ
る。複数の平板は、周辺で互いに交叉せしめられて、こ
れらの複数の平板類に外接するような筒体に内蔵せしめ
られる。なお、平板類同士は、その周辺を互いに接触さ
せてもよく、また、互いに間隔をあけてもよい。筒体に
内蔵されるスポンジ状物は、少なくとも、筒体の一方の
開口から他方の開口まで貫通している多数の孔を有する
物体であればよく、たとえば、円柱状に丸められた金網
および数回折畳まれて角柱状とされた金網、金属スポン
ジおよび焼結金属などがある。筒体に内蔵される網状板
として、たとえば、金網およびプラスチック製の網なら
びにこれらの積層体などが好適に使用される。筒体内に
内蔵せしめられた捻曲板、折曲板、オリフィス板および
平板類ならびにスポンジ状物および網状板などによっ
て、部分攪拌器の筒体内には複雑な流路が形成される。
部分攪拌器の筒体の内周面ならびに捻曲板、オリフィス
板、折曲板および平板類の表面は、いずれも、滑面であ
っても粗面であってもよく、また、波状、点および小円
などの模様状の凹凸が設けられいてもよい。
【0009】部分攪拌器における筒体の形状は、被混合
物が通過し得る形状であればよく、特に制限はない。た
とえば、横断面(筒体の軸線に直交する断面であり、通
常は、開口の形状と一致する 以下同様)の形状の代表
例は、三角形、四角形、五角形および六角形などの多角
形ならびに円、楕円および長円などの円状であり、内蔵
せしめられるオリフィス板、捻曲板、折曲板および平板
類の形状および数ならびに配置などに応じて適宜選択さ
れる。その横断面形状は、捻曲板を内蔵せしめるには円
が好ましく、また、折曲板および平板類をそれぞれ内蔵
せしめるには正方形乃至は長方形が好ましい。また、部
分攪拌器における筒体の形状は直管でもよく曲率が小さ
い曲管でもよい。
物が通過し得る形状であればよく、特に制限はない。た
とえば、横断面(筒体の軸線に直交する断面であり、通
常は、開口の形状と一致する 以下同様)の形状の代表
例は、三角形、四角形、五角形および六角形などの多角
形ならびに円、楕円および長円などの円状であり、内蔵
せしめられるオリフィス板、捻曲板、折曲板および平板
類の形状および数ならびに配置などに応じて適宜選択さ
れる。その横断面形状は、捻曲板を内蔵せしめるには円
が好ましく、また、折曲板および平板類をそれぞれ内蔵
せしめるには正方形乃至は長方形が好ましい。また、部
分攪拌器における筒体の形状は直管でもよく曲率が小さ
い曲管でもよい。
【0010】1乃至複数のこれらの部分攪拌器が支持体
に装着される。支持体として平板体、曲板体、角棒、丸
棒および型鋼ならびにこれらを使用した構造体を使用す
ることができる。支持体に装着される部分攪拌器の大き
さおよび数などは、被混合物の種類および物性、槽の大
きさおよび形状ならびに目的とする混合度の大きさなど
によって、適宜、選定される。1個の支持体に複数の部
分攪拌器を装着することもできる。また、1個または複
数個の支持体に装着せしめられる複数の部分攪拌器は互
いに同一な構造の部分攪拌器でもよく、また、互いに異
なる構造の部分攪拌器でもよい。さらに、1枚の板状の
支持体に複数の部分攪拌器を装着する場合には、部分攪
拌器の配列には特に制限はないが、通常は、格子状また
は市松状とされる。支持体自体の大きさは、装着される
部分攪拌翼の数に応じて決定される。
に装着される。支持体として平板体、曲板体、角棒、丸
棒および型鋼ならびにこれらを使用した構造体を使用す
ることができる。支持体に装着される部分攪拌器の大き
さおよび数などは、被混合物の種類および物性、槽の大
きさおよび形状ならびに目的とする混合度の大きさなど
によって、適宜、選定される。1個の支持体に複数の部
分攪拌器を装着することもできる。また、1個または複
数個の支持体に装着せしめられる複数の部分攪拌器は互
いに同一な構造の部分攪拌器でもよく、また、互いに異
なる構造の部分攪拌器でもよい。さらに、1枚の板状の
支持体に複数の部分攪拌器を装着する場合には、部分攪
拌器の配列には特に制限はないが、通常は、格子状また
は市松状とされる。支持体自体の大きさは、装着される
部分攪拌翼の数に応じて決定される。
【0011】部分攪拌器は、使用時において、被混合物
が一方の開口から他方の開口へとその内部を通過せしめ
られるように支持体に装着される。複数の折曲板および
平板類が筒体に内蔵せしめられた部分攪拌器が支持体に
装着される際にしては、この部分攪拌器の折曲板同士お
よび平板類同士が互いに交叉せしめられている境界面
が、その部分攪拌器が装着された攪拌翼の回転平面に対
して平行から垂直までの任意な角度となるように装着さ
れる。また、部分攪拌器の方向(部分攪拌器の筒体の相
対する開口を貫通する軸線の方向または絞り管の軸線方
向 以下同様)は、被混合物の大きい混合度が得られる
ように、被混合物の粘度および攪拌速度などに応じて、
その部分攪拌器の回転平面において、この回転平面の中
心から該部分攪拌器までの距離を半径とする円周方向ま
たはこの円周の接線方向から半径方向の間で任意に選択
され、また、部分攪拌器の軸線と部分攪拌器の回転平面
とのなす角も任意に選択される。なお、この部分攪拌器
の回転平面上における方向(左右方向 以下同様)およ
び攪拌平面に垂直な方向(上下方向 以下同様)を自在
に変更できるように、たとえば、部分混合器を支持体
に、たとえば、螺着および嵌着などにより、回動自在に
装着することもでき、しかも、好ましい。また、大きい
混合度が達成できるように、前記の被混合物の粘度およ
び攪拌速度などに応じて、たとえば、部分攪拌器または
支持体が受ける流体抵抗などを検知して、これによって
部分攪拌器の方向を自動的に制御することもできる。
が一方の開口から他方の開口へとその内部を通過せしめ
られるように支持体に装着される。複数の折曲板および
平板類が筒体に内蔵せしめられた部分攪拌器が支持体に
装着される際にしては、この部分攪拌器の折曲板同士お
よび平板類同士が互いに交叉せしめられている境界面
が、その部分攪拌器が装着された攪拌翼の回転平面に対
して平行から垂直までの任意な角度となるように装着さ
れる。また、部分攪拌器の方向(部分攪拌器の筒体の相
対する開口を貫通する軸線の方向または絞り管の軸線方
向 以下同様)は、被混合物の大きい混合度が得られる
ように、被混合物の粘度および攪拌速度などに応じて、
その部分攪拌器の回転平面において、この回転平面の中
心から該部分攪拌器までの距離を半径とする円周方向ま
たはこの円周の接線方向から半径方向の間で任意に選択
され、また、部分攪拌器の軸線と部分攪拌器の回転平面
とのなす角も任意に選択される。なお、この部分攪拌器
の回転平面上における方向(左右方向 以下同様)およ
び攪拌平面に垂直な方向(上下方向 以下同様)を自在
に変更できるように、たとえば、部分混合器を支持体
に、たとえば、螺着および嵌着などにより、回動自在に
装着することもでき、しかも、好ましい。また、大きい
混合度が達成できるように、前記の被混合物の粘度およ
び攪拌速度などに応じて、たとえば、部分攪拌器または
支持体が受ける流体抵抗などを検知して、これによって
部分攪拌器の方向を自動的に制御することもできる。
【0012】本発明の攪拌翼は大規模な槽内の攪拌にそ
の優れた機能を充分に発揮するが、小規模な槽内の攪拌
にも使用することもできる。本発明の攪拌翼は、通常は
槽内に1乃至複数設置される。また、複数の攪拌翼は、
同一の攪拌軸に固着されてもよいし、異なる攪拌軸に固
着されてもよい。槽内の液体に供給された気体は、この
液体中で気泡となるが、この気泡は本発明における部分
攪拌器によって細分化され、液体との接触が向上せしめ
られる。本発明の攪拌翼は、液体同士、液体と固体、液
体と気体、気体と気体および液体と固体と気体などの混
合に好適に使用される。
の優れた機能を充分に発揮するが、小規模な槽内の攪拌
にも使用することもできる。本発明の攪拌翼は、通常は
槽内に1乃至複数設置される。また、複数の攪拌翼は、
同一の攪拌軸に固着されてもよいし、異なる攪拌軸に固
着されてもよい。槽内の液体に供給された気体は、この
液体中で気泡となるが、この気泡は本発明における部分
攪拌器によって細分化され、液体との接触が向上せしめ
られる。本発明の攪拌翼は、液体同士、液体と固体、液
体と気体、気体と気体および液体と固体と気体などの混
合に好適に使用される。
【0013】
【実施例】本発明を、図面で示された実施例によりさら
に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。図1および図3は、それぞれ、本
発明の攪拌翼が使用されている攪拌槽の縦断面図であ
る。図2および図4は、図1および図2の攪拌槽で使用
されている本発明の攪拌翼のそれぞれの平面図である。
図5乃至8は、本発明の攪拌翼の部分攪拌器の実施態様
を示し、aおよびbはそれぞれ、それらの側面図および
縦断面図である。図9は、本発明の攪拌翼の他の1実施
態様を示しており、a,b,cおよびdは、それぞれ攪
拌翼の斜視図、この攪拌翼の部分攪拌器の水平断面図、
この部分攪拌器の筒体の側壁を取り除いた正面図および
この部分攪拌器に内蔵される折曲板の斜視図である。図
10は部分攪拌器に内蔵せしめられる弯曲せしめられた
折曲板の斜視図である。
に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。図1および図3は、それぞれ、本
発明の攪拌翼が使用されている攪拌槽の縦断面図であ
る。図2および図4は、図1および図2の攪拌槽で使用
されている本発明の攪拌翼のそれぞれの平面図である。
図5乃至8は、本発明の攪拌翼の部分攪拌器の実施態様
を示し、aおよびbはそれぞれ、それらの側面図および
縦断面図である。図9は、本発明の攪拌翼の他の1実施
態様を示しており、a,b,cおよびdは、それぞれ攪
拌翼の斜視図、この攪拌翼の部分攪拌器の水平断面図、
この部分攪拌器の筒体の側壁を取り除いた正面図および
この部分攪拌器に内蔵される折曲板の斜視図である。図
10は部分攪拌器に内蔵せしめられる弯曲せしめられた
折曲板の斜視図である。
【0014】図11は、3枚の5回折り曲げられた折曲
板が内蔵せしめられた部分攪拌器を示し、aおよびb
は、それぞれ水平断面図およびこの部分攪拌器の筒体の
側壁を取り除いた部分攪拌器の正面図である。図12
は、2枚の平板が内蔵せしめられた攪拌翼を示し、a,
b,cおよびdは、それぞれ攪拌翼の一部切欠斜視図、
部分攪拌器の縦断面図、この部分攪拌器の筒体の上面を
除いた部分攪拌器の平面図および2枚の平板が内蔵せし
められた攪拌翼の他の態様を示す一部切欠斜視図であ
る。図13は、一つの支持体に同様な2個の部分攪拌器
が装着された攪拌翼の斜視図である。図14は円筒の内
部に、円筒状に丸められた金網が内蔵せしめられた部分
攪拌器の一部切欠斜視図である。図15は、円筒の内部
に、この円筒の軸線と交わる円盤状の網の複数が内蔵せ
しめられた部分攪拌器の一部切欠斜視図である。
板が内蔵せしめられた部分攪拌器を示し、aおよびb
は、それぞれ水平断面図およびこの部分攪拌器の筒体の
側壁を取り除いた部分攪拌器の正面図である。図12
は、2枚の平板が内蔵せしめられた攪拌翼を示し、a,
b,cおよびdは、それぞれ攪拌翼の一部切欠斜視図、
部分攪拌器の縦断面図、この部分攪拌器の筒体の上面を
除いた部分攪拌器の平面図および2枚の平板が内蔵せし
められた攪拌翼の他の態様を示す一部切欠斜視図であ
る。図13は、一つの支持体に同様な2個の部分攪拌器
が装着された攪拌翼の斜視図である。図14は円筒の内
部に、円筒状に丸められた金網が内蔵せしめられた部分
攪拌器の一部切欠斜視図である。図15は、円筒の内部
に、この円筒の軸線と交わる円盤状の網の複数が内蔵せ
しめられた部分攪拌器の一部切欠斜視図である。
【0015】図1および図3のそれぞれにおいて、攪拌
槽 1の槽本体11の上底板の中心を貫通せしめた攪拌軸12
の上端はモータ13に接続されており、また、その槽内部
分には本発明の攪拌翼 2が固着されている。この攪拌槽
1で使用されている攪拌翼 2は、図1および図2に示さ
れているように、支持体21として1枚の平板が攪拌軸12
に固着されている。この支持体21には、攪拌軸12で画さ
れた半分に、78個の部分攪拌器22,22,…,22が1段当
り6個で13段としてほぼ等間隔をおいて格子状に装着
されている。さらにこの最下段の下方の回転軸寄りに3
個で1段、計81個の部分攪拌器が装着されている。こ
れらの部分攪拌器22には捻曲板が内蔵せしめられてい
る。また、部分攪拌器22は、いずれも、支持体21である
平板1にほぼ鉛直に装着され、攪拌軸12の中心から、該
部分攪拌器22までの距離を半径とする円周の接線方向に
向けられている。
槽 1の槽本体11の上底板の中心を貫通せしめた攪拌軸12
の上端はモータ13に接続されており、また、その槽内部
分には本発明の攪拌翼 2が固着されている。この攪拌槽
1で使用されている攪拌翼 2は、図1および図2に示さ
れているように、支持体21として1枚の平板が攪拌軸12
に固着されている。この支持体21には、攪拌軸12で画さ
れた半分に、78個の部分攪拌器22,22,…,22が1段当
り6個で13段としてほぼ等間隔をおいて格子状に装着
されている。さらにこの最下段の下方の回転軸寄りに3
個で1段、計81個の部分攪拌器が装着されている。こ
れらの部分攪拌器22には捻曲板が内蔵せしめられてい
る。また、部分攪拌器22は、いずれも、支持体21である
平板1にほぼ鉛直に装着され、攪拌軸12の中心から、該
部分攪拌器22までの距離を半径とする円周の接線方向に
向けられている。
【0016】図3で示された攪拌槽 1は、たとえば、培
養槽および醗酵槽などとして好適に使用され得る攪拌槽
である。図3で示された攪拌槽 1で使用されている攪拌
翼 2は、図3および図4に示されているように、支持体
21として、1組で2枚の平板の支持体21,21の2組が支
持棒20,20で攪拌軸12に固着されている。しかして、れ
らの平板の支持体21,21,21,21は互いに同一な縦断面
(攪拌軸線を含む平面)上に存在せしめられている。こ
れらの支持体21,21,21,21には、それぞれ、4個の部分
攪拌器22,22,22,22が1段当り2個で2段に、ほぼ等間
隔をおいて格子状に装着されている。なお、この部分攪
拌器22には捻曲板が内蔵せしめられている。攪拌軸12の
下端は軸受14で受支されている。また、槽本体11の底板
に空気供給管15が貫通せしめられ、槽本体内の底部のス
パージャー16に接続されている。スパージャー16から放
出された空気は気泡となって液中を上昇して攪拌翼 2に
至り、ここで部分攪拌器22によって気泡は細分化されて
液との接触が向上せしめられる。また、部分攪拌器22
は、いずれも、支持体21である平板1にほぼ鉛直に装着
され、攪拌軸12の中心から、該部分攪拌器22までの距離
を半径とする円周の接線方向に向けられている。
養槽および醗酵槽などとして好適に使用され得る攪拌槽
である。図3で示された攪拌槽 1で使用されている攪拌
翼 2は、図3および図4に示されているように、支持体
21として、1組で2枚の平板の支持体21,21の2組が支
持棒20,20で攪拌軸12に固着されている。しかして、れ
らの平板の支持体21,21,21,21は互いに同一な縦断面
(攪拌軸線を含む平面)上に存在せしめられている。こ
れらの支持体21,21,21,21には、それぞれ、4個の部分
攪拌器22,22,22,22が1段当り2個で2段に、ほぼ等間
隔をおいて格子状に装着されている。なお、この部分攪
拌器22には捻曲板が内蔵せしめられている。攪拌軸12の
下端は軸受14で受支されている。また、槽本体11の底板
に空気供給管15が貫通せしめられ、槽本体内の底部のス
パージャー16に接続されている。スパージャー16から放
出された空気は気泡となって液中を上昇して攪拌翼 2に
至り、ここで部分攪拌器22によって気泡は細分化されて
液との接触が向上せしめられる。また、部分攪拌器22
は、いずれも、支持体21である平板1にほぼ鉛直に装着
され、攪拌軸12の中心から、該部分攪拌器22までの距離
を半径とする円周の接線方向に向けられている。
【0017】図5で示されている部分攪拌器 3は、円筒
31に、その周縁を該円筒31の内周面に接触させて、2枚
の捻曲板32,33が内蔵せしめられている。この捻曲板32
は、短辺および長辺が、それぞれ、円筒31の内径および
長さの1/2とほぼ等しい長方形の板を、一方の短辺32
1と他方の短辺322とがほぼ直角になるように正方向に捻
曲させたものである。また、捻曲板33も同様にして捻曲
させたものである。これらの捻曲板32,33は、互いに相
接する短辺322,331同士のなす角がほぼ90°となるよう
に、また、それぞれの軸線を互いに実質的に一致せし
め、かつ、部分攪拌器の円筒31の軸線方向に直列に配置
せしめ円筒31内の内周面に内接せしめられて円筒31内に
内蔵されている。これらの捻曲板32,33により、部分攪
拌器3の円筒31内に複雑な流路が形成されている。攪拌
軸を回転せしめて部分攪拌器を駆動することにより、被
混合物は円筒31の一方(たとえば、図5bにおいて左
方)の開口から円筒31内に流入せしめられ、円筒31内に
形成された複雑な流路を経由して、他方の開口から円筒
31外へ排出せしめられる。
31に、その周縁を該円筒31の内周面に接触させて、2枚
の捻曲板32,33が内蔵せしめられている。この捻曲板32
は、短辺および長辺が、それぞれ、円筒31の内径および
長さの1/2とほぼ等しい長方形の板を、一方の短辺32
1と他方の短辺322とがほぼ直角になるように正方向に捻
曲させたものである。また、捻曲板33も同様にして捻曲
させたものである。これらの捻曲板32,33は、互いに相
接する短辺322,331同士のなす角がほぼ90°となるよう
に、また、それぞれの軸線を互いに実質的に一致せし
め、かつ、部分攪拌器の円筒31の軸線方向に直列に配置
せしめ円筒31内の内周面に内接せしめられて円筒31内に
内蔵されている。これらの捻曲板32,33により、部分攪
拌器3の円筒31内に複雑な流路が形成されている。攪拌
軸を回転せしめて部分攪拌器を駆動することにより、被
混合物は円筒31の一方(たとえば、図5bにおいて左
方)の開口から円筒31内に流入せしめられ、円筒31内に
形成された複雑な流路を経由して、他方の開口から円筒
31外へ排出せしめられる。
【0018】図6で示めされている部分攪拌器 4は、絞
り管であって、周壁が内方に僅かに弯曲せしめられた円
錐台状の中空筒である。この部分攪拌器 4が装着された
攪拌翼は、大開口41を先行させて回転せしめられ、被混
合物は、部分攪拌器 4の中空部を大開口41から小開口42
に向って通過せしめられる。
り管であって、周壁が内方に僅かに弯曲せしめられた円
錐台状の中空筒である。この部分攪拌器 4が装着された
攪拌翼は、大開口41を先行させて回転せしめられ、被混
合物は、部分攪拌器 4の中空部を大開口41から小開口42
に向って通過せしめられる。
【0019】図7で示されている部分攪拌器 5は、円筒
51の内周に接触させて2枚のオリフィス板52,53が互い
に実質的に平行に内蔵せしめられている。これらのオリ
フィス板52および53には、その中心部に円形の貫通孔54
および55がそれぞれ穿設されている。被混合物は円筒51
の一方(たとえば、図7bの左方)の開口から円筒51内
に流入せしめられ、オリフィス板52,53の中心部の貫通
孔54,55を順次経由して他方の開口から円筒51外へ排出
せしめられる。
51の内周に接触させて2枚のオリフィス板52,53が互い
に実質的に平行に内蔵せしめられている。これらのオリ
フィス板52および53には、その中心部に円形の貫通孔54
および55がそれぞれ穿設されている。被混合物は円筒51
の一方(たとえば、図7bの左方)の開口から円筒51内
に流入せしめられ、オリフィス板52,53の中心部の貫通
孔54,55を順次経由して他方の開口から円筒51外へ排出
せしめられる。
【0020】図8で示されている部分攪拌器 6は、捻曲
板62および63が円筒61内に内接せしめられ、相接する短
辺622,631同士のなす角がほぼ90°となるように、互い
に、接触せしめられて円筒61内に、円筒61の軸線方向に
直列に配置せしめられている。これらの2枚の捻曲板6
2,63は、その捻れ角を180°として捻曲させたものであ
り、捻曲板62と捻曲板63との捻曲方向が互いに逆である
以外は図5で示めされた部分攪拌器3と本質的に異なる
処はない。
板62および63が円筒61内に内接せしめられ、相接する短
辺622,631同士のなす角がほぼ90°となるように、互い
に、接触せしめられて円筒61内に、円筒61の軸線方向に
直列に配置せしめられている。これらの2枚の捻曲板6
2,63は、その捻れ角を180°として捻曲させたものであ
り、捻曲板62と捻曲板63との捻曲方向が互いに逆である
以外は図5で示めされた部分攪拌器3と本質的に異なる
処はない。
【0021】図9に示されている攪拌翼7は、攪拌軸12
に中心角90°で固着された4本の支持棒71に、それぞれ
1個宛の部分攪拌器72が装着されている。部分攪拌器72
は、開口形状が長方形の角筒721内に、2枚の折曲板72
2,723が内蔵せしめられている。折曲板722および723
は、それぞれ長方形の平板を折曲線7221,7231で1回折
り曲げられている。しかして、これらの2枚の折曲板72
2,723は、それぞれの周辺7222,7232を互いに接触せし
められ、かつ、互いに反対向きに配置せしめられ、これ
と外接する前記の角筒721内に内蔵せしめられる。これ
らの2枚の折曲板722,723の軸線は角筒721の軸線と実
質的に平行とされ互いに並列して配列せしめられてい
る。その結果、これらの折曲板が角筒内に内蔵せしめら
れた際には、一方の折曲板722の折曲線7221および他方
の折曲板723の折曲線7231は、角筒721の下面および上面
のそれぞれの内面に当接せしめられる。これらの折曲板
722および723によって部分攪拌器の角筒721内に複雑な
流路が形成される。
に中心角90°で固着された4本の支持棒71に、それぞれ
1個宛の部分攪拌器72が装着されている。部分攪拌器72
は、開口形状が長方形の角筒721内に、2枚の折曲板72
2,723が内蔵せしめられている。折曲板722および723
は、それぞれ長方形の平板を折曲線7221,7231で1回折
り曲げられている。しかして、これらの2枚の折曲板72
2,723は、それぞれの周辺7222,7232を互いに接触せし
められ、かつ、互いに反対向きに配置せしめられ、これ
と外接する前記の角筒721内に内蔵せしめられる。これ
らの2枚の折曲板722,723の軸線は角筒721の軸線と実
質的に平行とされ互いに並列して配列せしめられてい
る。その結果、これらの折曲板が角筒内に内蔵せしめら
れた際には、一方の折曲板722の折曲線7221および他方
の折曲板723の折曲線7231は、角筒721の下面および上面
のそれぞれの内面に当接せしめられる。これらの折曲板
722および723によって部分攪拌器の角筒721内に複雑な
流路が形成される。
【0022】また、このように2枚の折曲板722,723が
内蔵せしめられた部分攪拌器72は、内蔵せしめられた2
枚の折曲板722,723が互いに接触せしめられている周辺
7222および7232を含む境界面724が、この部分攪拌器72
が装着された攪拌翼7の回転平面に対して垂直となるよ
うに支持棒71に装着されている。しかして、この部分攪
拌器72は、その角筒721の上外面にほぼ垂直に固着され
たボルトを支持棒71に穿設された孔に挿通せしめて(ボ
ルトおよび孔はいずれも図示されていない。)蝶螺子73
で締め付けることにより、支持棒71に回動自在に装着さ
れている。しかして、図9に示されたように、部分攪拌
器72,72,72および72は、いずれも攪拌軸12に向けてら
れ放射状に配列されている。攪拌軸12を回転せしめて部
分攪拌器72,72,72および72を駆動することにより、被
混合物は角筒721の一方の開口から角筒721内に流入せし
められ、角筒721内に形成された複雑な流路を経由し
て、他方の開口から角筒721外へ排出せしめられる。
内蔵せしめられた部分攪拌器72は、内蔵せしめられた2
枚の折曲板722,723が互いに接触せしめられている周辺
7222および7232を含む境界面724が、この部分攪拌器72
が装着された攪拌翼7の回転平面に対して垂直となるよ
うに支持棒71に装着されている。しかして、この部分攪
拌器72は、その角筒721の上外面にほぼ垂直に固着され
たボルトを支持棒71に穿設された孔に挿通せしめて(ボ
ルトおよび孔はいずれも図示されていない。)蝶螺子73
で締め付けることにより、支持棒71に回動自在に装着さ
れている。しかして、図9に示されたように、部分攪拌
器72,72,72および72は、いずれも攪拌軸12に向けてら
れ放射状に配列されている。攪拌軸12を回転せしめて部
分攪拌器72,72,72および72を駆動することにより、被
混合物は角筒721の一方の開口から角筒721内に流入せし
められ、角筒721内に形成された複雑な流路を経由し
て、他方の開口から角筒721外へ排出せしめられる。
【0023】図10で示された折曲板81は、長方形の板
体の相対する短辺811と812とを互いに接近させて、その
ほぼ中央が頂部813となるように弯曲せしめられてい
る。折曲板82も同様にして弯曲せしめられている。これ
らの2枚の折曲板81および82は、頂部813と823とが交互
になるように互いに反対方向に向けられ、それぞれの長
辺814と824とを互いに接触せしめて、角筒内に内蔵せし
められる。
体の相対する短辺811と812とを互いに接近させて、その
ほぼ中央が頂部813となるように弯曲せしめられてい
る。折曲板82も同様にして弯曲せしめられている。これ
らの2枚の折曲板81および82は、頂部813と823とが交互
になるように互いに反対方向に向けられ、それぞれの長
辺814と824とを互いに接触せしめて、角筒内に内蔵せし
められる。
【0024】図11に示された折曲板91は、長方形の板
が、折曲線911,912,913,914および915で折り曲げら
れ、同様に折曲板92は、長方形の板が、折曲線921,92
2,923,924および925で折り曲げられ、また、同様に折
曲板93は、長方形の板が、折曲線931,932,933,934お
よび935で折り曲げらたものである以外は図9で示され
た折曲板と本質的に異なる処はない。
が、折曲線911,912,913,914および915で折り曲げら
れ、同様に折曲板92は、長方形の板が、折曲線921,92
2,923,924および925で折り曲げられ、また、同様に折
曲板93は、長方形の板が、折曲線931,932,933,934お
よび935で折り曲げらたものである以外は図9で示され
た折曲板と本質的に異なる処はない。
【0025】図12に示された部分攪拌器101は、2枚
の長方形の平板1011および1012が、それらの長辺1011
1,10121をそれらのほぼ中央で互いに接触せしめて交叉
させ、これに外接する角筒1013に内蔵せしめられてお
り、それぞれの長辺1011,1012を含む境界面1014が、こ
の部分攪拌器101の回転平面と平行にされている以外
は、図9に示されている部分攪拌器と本質的に異なる処
はない。なお、図12aに示された部分攪拌器は、角筒
1013の上面に支持棒102が蝶螺子によって取り付けられ
ており、この蝶螺子を中心にして左右方向に回動自在と
されている。また、図12dに示された部分攪拌器は、
角筒1013の側面に支持棒103が蝶螺子によって取り付け
られており、この蝶螺子を中心にして上下方向に回動自
在とされている。
の長方形の平板1011および1012が、それらの長辺1011
1,10121をそれらのほぼ中央で互いに接触せしめて交叉
させ、これに外接する角筒1013に内蔵せしめられてお
り、それぞれの長辺1011,1012を含む境界面1014が、こ
の部分攪拌器101の回転平面と平行にされている以外
は、図9に示されている部分攪拌器と本質的に異なる処
はない。なお、図12aに示された部分攪拌器は、角筒
1013の上面に支持棒102が蝶螺子によって取り付けられ
ており、この蝶螺子を中心にして左右方向に回動自在と
されている。また、図12dに示された部分攪拌器は、
角筒1013の側面に支持棒103が蝶螺子によって取り付け
られており、この蝶螺子を中心にして上下方向に回動自
在とされている。
【0026】図13示された攪拌翼は、支持棒20に鉛直
に固着された長方形板状の支持体21の両側のそれぞれ
に、図9で示された部分攪拌器と同様な2個の部分攪拌
器72,72が互いに高さを変えて装着されている。
に固着された長方形板状の支持体21の両側のそれぞれ
に、図9で示された部分攪拌器と同様な2個の部分攪拌
器72,72が互いに高さを変えて装着されている。
【0027】図14に示された部分攪拌器は、円筒111
の内部に、円筒状に丸められた金網112が内蔵せしめら
れた部分攪拌器である。
の内部に、円筒状に丸められた金網112が内蔵せしめら
れた部分攪拌器である。
【0028】図15に示された部分攪拌器は、円筒121
の内部に、この円筒121の軸線と交わる複数の円盤状の
網122,122,…,122が内蔵せしめられた部分攪拌器であ
る。
の内部に、この円筒121の軸線と交わる複数の円盤状の
網122,122,…,122が内蔵せしめられた部分攪拌器であ
る。
【0029】
【発明の効果】本発明の攪拌翼は、これを攪拌、混合に
使用することにより、短時間でありながら大きい混合度
が、容易に、確実に、しかも、僅かな所要動力で得ら
れ、さらに、構造が簡単である。
使用することにより、短時間でありながら大きい混合度
が、容易に、確実に、しかも、僅かな所要動力で得ら
れ、さらに、構造が簡単である。
【図1】本発明の攪拌翼が使用されている攪拌槽の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1の攪拌槽で使用されている本発明の攪拌翼
の平面図である。
の平面図である。
【図3】本発明の攪拌翼が使用されている他の態様の攪
拌槽の縦断面図である。
拌槽の縦断面図である。
【図4】図3の攪拌槽で使用されている本発明の攪拌翼
の平面図である。
の平面図である。
【図5】aおよびbは、それぞれ、捻り方向が正方向
で、捻れ角が90°の捻曲板の2枚が内蔵せしめられた部
分攪拌器の側面図および縦断面図である。
で、捻れ角が90°の捻曲板の2枚が内蔵せしめられた部
分攪拌器の側面図および縦断面図である。
【図6】aおよびbは、それぞれ絞り管である部分攪拌
器の側面図および縦断面図である 。
器の側面図および縦断面図である 。
【図7】aおよびbは、それぞれ2枚のオリフィス管が
内蔵せしめられた部分攪拌器の側面図および縦断面図で
ある。
内蔵せしめられた部分攪拌器の側面図および縦断面図で
ある。
【図8】aおよびbは、それぞれ、捻り方向が互いに相
反し、捻れ角が180°の捻曲板の2枚が内蔵せしめられ
た部分攪拌器の側面図および縦断面図である。但し、縦
断面図においては、円筒はその縦断部端面が示されては
いるが、2枚の捻曲板はいずれもそれらの側面が示され
ている。
反し、捻れ角が180°の捻曲板の2枚が内蔵せしめられ
た部分攪拌器の側面図および縦断面図である。但し、縦
断面図においては、円筒はその縦断部端面が示されては
いるが、2枚の捻曲板はいずれもそれらの側面が示され
ている。
【図9】本発明の攪拌翼の1実施態様を示している。
a,b,cおよびdは、それぞれ攪拌翼の斜視図、この
攪拌翼の部分攪拌器の水平断面図、この部分攪拌器の筒
体の側壁を取り除いた正面図およびこの部分攪拌器に内
蔵せしめられた折曲板の斜視図である。
a,b,cおよびdは、それぞれ攪拌翼の斜視図、この
攪拌翼の部分攪拌器の水平断面図、この部分攪拌器の筒
体の側壁を取り除いた正面図およびこの部分攪拌器に内
蔵せしめられた折曲板の斜視図である。
【図10】部分攪拌器に内蔵せしめられる弯曲せしめら
れた折曲板の斜視図である。
れた折曲板の斜視図である。
【図11】3枚の5回折り曲げられた折曲板が内蔵せし
められた部分攪拌器を示している。aおよびbは、それ
ぞれ水平断面図およびこの部分攪拌器の角筒の側壁を取
り除いた正面図である。
められた部分攪拌器を示している。aおよびbは、それ
ぞれ水平断面図およびこの部分攪拌器の角筒の側壁を取
り除いた正面図である。
【図12】2枚の平板が内蔵せしめられた部分攪拌器が
装着された攪拌翼を示している。a,b,cおよびd
は、それぞれ、左右に回動自在に装着された部分攪拌器
を有する攪拌翼の一部切欠斜視図、この部分攪拌器の縦
断面図およびこの部分攪拌器の角筒の上面を除いた部分
攪拌器の平面図および上下に回動自在に装着された部分
攪拌器を有する攪拌翼の一部切欠斜視図である。
装着された攪拌翼を示している。a,b,cおよびd
は、それぞれ、左右に回動自在に装着された部分攪拌器
を有する攪拌翼の一部切欠斜視図、この部分攪拌器の縦
断面図およびこの部分攪拌器の角筒の上面を除いた部分
攪拌器の平面図および上下に回動自在に装着された部分
攪拌器を有する攪拌翼の一部切欠斜視図である。
【図13】一つの支持体に同様な2個の部分攪拌器が装
着された攪拌翼の斜視図である。
着された攪拌翼の斜視図である。
【図14】円筒の内部に、円筒状に丸められた金網が内
蔵せしめられた部分攪拌器の一部切欠斜視図である。
蔵せしめられた部分攪拌器の一部切欠斜視図である。
【図15】円筒の内部に、この円筒の軸線と交わる円盤
状の網の複数が内蔵せしめられた部分攪拌器の一部切欠
斜視図である。
状の網の複数が内蔵せしめられた部分攪拌器の一部切欠
斜視図である。
1 攪拌槽 11 槽本体 12 攪拌軸 13 モータ 14 軸受 15 空気供給管 16 スパージャー 2 攪拌翼 20 支持棒 21 支持体 22 部分攪拌器 3 部分攪拌器 31 円筒 32 捻曲板 321 短辺 322 短辺 33 捻曲板 331 短辺 332 短辺 4 部分攪拌器 41 大開口 42 小開口 5 部分攪拌器 51 円筒 52 オリフィス板 53 オリフィス板 54 貫通孔 55 貫通孔 6 部分攪拌器 61 円筒 62 捻曲板 622 短辺 63 捻曲板 631 短辺 7 攪拌翼 71 支持棒 72 部分攪拌器 721 角筒 722 折曲板 7221 折曲線 7222 周辺 723 折曲板 7231 折曲線 7232 周辺 724 境界面 73 蝶螺子 81 折曲板 811 短辺 812 短辺 813 頂部 814 長辺 82 折曲板 821 短辺 822 短辺 823 頂部 824 長辺 91 折曲板 911 折曲線 912 折曲線 913 折曲線 914 折曲線 915 折曲線 92 折曲板 921 折曲線 922 折曲線 923 折曲線 924 折曲線 925 折曲線 93 折曲板 932 折曲線 934 折曲線 101 部分攪拌器 1011 平板 10111 長辺 1012 平板 10121 長辺 1013 角筒 1014 境界面 102 支持棒 103 支持棒 111 円筒 112 円柱状に丸められた金網 121 円筒 122 円盤状の網
Claims (10)
- 【請求項1】 攪拌軸に固着される支持体に部分攪拌器
が装着されて成ることを特徴とする攪拌翼。 - 【請求項2】 部分攪拌器がフローミキサーとして使用
されている液滴分散装置である請求項1記載の攪拌翼。 - 【請求項3】 部分攪拌器が、1乃至複数の捻曲板が内
蔵せしめられた筒体である請求項1または2記載の攪拌
翼。 - 【請求項4】 部分攪拌器が管である請求項1または2
記載の攪拌翼。 - 【請求項5】 部分攪拌器が1枚乃至複数枚のオリフィ
ス板が内蔵せしめられた筒体である請求項1または2記
載の攪拌翼。 - 【請求項6】 部分攪拌器が、周辺を互いに交叉せしめ
られて、交互に反対向きに配設された複数の折曲板が内
蔵せしめられた筒体である請求項1または2記載の攪拌
翼。 - 【請求項7】 部分攪拌器が、周辺で互いに交叉せしめ
られた複数の平板類が内蔵せしめられた筒体である請求
項1または2記載の攪拌翼。 - 【請求項8】 部分攪拌器が、スポンジ状物が内蔵せし
められた筒体である請求項1または2記載の攪拌翼。 - 【請求項9】 部分攪拌器が、筒体の軸線と交わる1個
乃至複数個の網状板が内蔵せしめられた筒体である請求
項1または2記載の攪拌翼。 - 【請求項10】 部分攪拌器が、支持体に回動自在に装
着されている請求項1乃至9のいずれか1項記載の攪拌
翼。
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