JPH078775U - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH078775U
JPH078775U JP3744493U JP3744493U JPH078775U JP H078775 U JPH078775 U JP H078775U JP 3744493 U JP3744493 U JP 3744493U JP 3744493 U JP3744493 U JP 3744493U JP H078775 U JPH078775 U JP H078775U
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JP
Japan
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housing
circuit board
detection
printed circuit
acceleration sensor
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Application number
JP3744493U
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English (en)
Inventor
三千也 中村
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加速度センサにおける落下対策及び検出感度
の向上と高周波検出を可能にすることを目的とする。 【構成】 加速度を検出する検出チップをケース7内に
収納した検出ユニット1をプリント基板3に実装し、こ
のプリント基板3をハウジング4内に収容して蓋体5に
て密閉し、かつ、外部機器との接続のためのハーネス6
を備えた加速度センサにおいて、前記検出ユニット1の
ケース7内にオイルダンパを収納することなく検出チッ
プのみを密封するとともに、前記ハウジング4のほぼ全
体を衝撃吸収性の高い弾性覆体12で被覆して構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば車両に搭載されてサスペンション系の制御やエアバッグの 作動制御のために車両の加速度を検出する加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両に搭載される加速度センサの一つとして半導体タイプと称されるものが普 及しつつある。この半導体タイプの加速度センサは、図5に示すように、LSI 技術を利用してシリコン基板51上に例えばエッチング等の処理により片持ちば り形状の重錘部(振り子部)52を形成するとともに、その重錘部52の根元部 にピエゾ抵抗素子の歪みゲージ部53を形成し、さらに前記重錘部52と同じシ リコン基板51上に例えば増幅回路等の信号処理回路部54を同時に組み込むこ とにより加速度センサの中心となる検出チップ55を構成したもので、前記重錘 部52に加速度(減速度)が加わると、歪みゲージ部53に歪みが生じることか ら、その変化を電気信号出力として取り出すことを基本としている(類似技術が 、例えば「日経メカニカル」,1991年9月2日号(第357号),日経BP 社発行,P32〜33に記載されている)。
【0003】 そして、上記のように1チップ化された検出チップ55は、図6に示すように 例えば絶縁性のシリコーンオイル56等が充填されたケース57内に封入されて 検出ユニット58としてユニット化された上で、図7,8に示すように他の回路 部品59,59…とともにプリント基板60上に実装され、このプリント基板6 0はハウジング61におさめられる。なお、62はハウジング61を密閉するた めの蓋体で、この蓋体62には外部機器との接続のためのコネクタ63が予め一 体に固定され、コネクタ63はハーネス64を介してプリント基板60に接続さ れている。
【0004】 ここで、前記検出ユニット58の内部にシリコーンオイル56が充填されてい るのは、万一、落下等により加速度作用方向の過大入力が作用した場合に、強度 的に弱い重錘部52の根元部の変形や破損を防ぐためで、シリコーンオイル56 はその粘性抵抗により重錘部52の変位量を規制するオイルダンパーとしての役 割をする。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、オイルダンパーの粘性は、温度により大幅に変化し易いために 、重錘部52の変位量を規制する作用が不安定となり、検出感度が変化したり、 若しくは、オイルダンパーの粘性抵抗により重錘部の変位を規制するため、高周 波の検出が不可能となる。
【0006】 そこで、この考案は加速度センサにおける落下対策及び検出感度の向上と高周 波検出を可能にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1によれば、加速度を検出する検出チップを ケース内に密封した検出ユニットをプリント基板に実装し、このプリント基板を ハウジング内に収容して蓋体にて密閉し、かつ、外部機器との接続のためのハー ネスを備えた加速度センサにおいて、前記ハウジングのほぼ全体を弾性覆体で被 覆してなることを特徴とする。
【0008】 請求項2によれば、加速度を検出する検出チップをケース内に密封した検出ユ ニットをプリント基板に実装し、このプリント基板をハウジング内に収容して蓋 体にて密閉し、かつ、外部機器との接続のためのハーネスを備えた加速度センサ において、前記検出ユニットはケース内に検出チップのみを密封してなるととも に、前記ハウジングはそのほぼ全体を弾性覆体で被覆してなることを特徴とする 。
【0009】
【作用】 請求項1によれば、ハウジングのほぼ全体を弾性覆体で被覆してなるから、落 下時等に弾性覆体によって衝撃が吸収される。
【0010】 請求項2によれば、検出ユニットは内部にオイルダンパを収納していないから 、検出チップが温度変化による検出感度の変化を生じることはなく、しかも、高 周波の検出を可能にする。
【0011】
【実施例】
以下この考案の実施例を図に基づき説明する。図1に示すように、この考案に かかる加速度センサは、検出ユニット1を他の回路部品2,2…(従来の回路部 品59に相当する)とともにプリント基板3上に実装し、このプリント基板3は ハウジング4内に収められる。ハウジング4は蓋体5で閉塞され、かつ、プリン ト基板3に接続されたハーネス6がハウジング4の側壁から外部に引き出されて いる。
【0012】 ここで、検出ユニット1は図2に示すように、ケース7内に、前記従来例にお ける検出チップ55と同じ構成の検出チップ8を収納し、かつ、ケース7内には オイルダンパーを封入していない。
【0013】 そして前記ハウジング4の一側部にはフック9が設けられている。このフック 9は、ハウジング4に一体成形されているもので、ハウジング4との間に所定の 間隙を有するカギ型のプレート10とその内面側に形成されたテーパ突起11と からなる。
【0014】 さらに、ハウジング4の外周面には弾性覆体12が設けられている。この弾性 覆体12は発泡ウレタン又は防振ゴムなどの衝撃吸収性の高い弾性部材からなる 中空箱体であって、ハーネス6の引出し口を残し、ハウジング4のほぼ全面を覆 うように形成されている。
【0015】 したがって、図3に示すように、予め防振ゴム等にてハウジング4を収納する 中空箱体からなる弾性覆体12を作成しておき、その一側部に開口部13を形成 し、他側部にフック9が当接するフック覆部14を形成し、前記開口部13から 加速度センサ15を押し込むことにより、ハウジング4に弾性覆体12を装着す るようにしてもよい。なお、フック覆部14の下端部はフック9の下端部に回し て固着するのがよい(図1参照)。
【0016】 そして、図4に示すように、このフック9が係合するブラケット16が設けら れ、このブラケット16を介して車体等の被検出体の所定の部位に取付固定され る。ブラケット16はプレート17の2辺部のコーナー部と中央部にそれぞれ取 付用孔18を穿設するとともに、中央部にコ字型の切り込みをしてその内側部分 を90度折り曲げ直立させて係止部19を形成したものである。係止部19には 前記テーパ突起11が係合する角孔20が形成されている。
【0017】 そこで、ブラケット16を車体等に固定し、その係止部19をハウジング4と フック9との間に挿入すると、テーパ突起11が角孔20に係合し、そのテーパ 突起11によりハウジング4がブラケット16から外れなくなる。そして、ハウ ジング4は、弾性覆体を有するので、もしもハウジング4が落下等による衝撃を 受けたときはその衝撃を吸収し、プリント基板5に実装した部品の損傷を防止で きる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、検出ユニット内にオイルダンパを収納すること なく検出チップを収納したから、温度による検出感度の変化が減少し、また、高 周波の検出が可能になる。さらに、この検出ユニットを実装したプリント基板を 収納するハウジング全体を弾性覆体で被覆したから、落下しても衝撃を吸収して 実装部品等の損傷を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面側面図
【図2】検出ユニットの断面側面図
【図3】弾性覆体を加速度センサに装着する作用説明図
【図4】加速度センサを固定するためのブラケットの斜
視図
【図5】検出チップの斜視図
【図6】従来の検出ユニットの断面側面図
【図7】従来の加速度センサの断面側面図
【図8】同平面図
【符号の説明】
1…検出ユニット 2…回路部品 3…プリント基板 4…ハウジング 5…蓋体 6…ハーネス 7…ケース 8…検出チップ 9…フック 11…テーパ突起 12…弾性覆体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度を検出する検出チップをケース内
    に密封した検出ユニットをプリント基板に実装し、この
    プリント基板をハウジング内に収容して蓋体にて密閉す
    るとともに、外部機器との接続のためのハーネスを備え
    た加速度センサにおいて、前記ハウジングのほぼ全体を
    弾性覆体で被覆してなることを特徴とする加速度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 加速度を検出する検出チップをケース内
    に密封した検出ユニットをプリント基板に実装し、この
    プリント基板をハウジング内に収容して蓋体にて密閉す
    るとともに、外部機器との接続のためのハーネスを備え
    た加速度センサにおいて、前記検出ユニットはケース内
    に検出チップのみを密封してなるとともに、前記ハウジ
    ングのほぼ全体を弾性覆体で被覆してなることを特徴と
    する加速度センサ。
JP3744493U 1993-07-09 1993-07-09 加速度センサ Pending JPH078775U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3744493U JPH078775U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 加速度センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3744493U JPH078775U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 加速度センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078775U true JPH078775U (ja) 1995-02-07

Family

ID=12497681

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JP3744493U Pending JPH078775U (ja) 1993-07-09 1993-07-09 加速度センサ

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