JPH0787554A - 移動局の所在位置追跡方式 - Google Patents

移動局の所在位置追跡方式

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JPH0787554A
JPH0787554A JP5252169A JP25216993A JPH0787554A JP H0787554 A JPH0787554 A JP H0787554A JP 5252169 A JP5252169 A JP 5252169A JP 25216993 A JP25216993 A JP 25216993A JP H0787554 A JPH0787554 A JP H0787554A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置登録のための処理負荷を大きく増やすこ
となく無線ゾーン単位で移動局の所在を識別できる所在
位置追跡方式を提供する。 【構成】 移動局30〜32は、呼び出しエリア20、
21間を移動したとき、発信を行ったとき、通信中に無
線ゾーン11〜16間を移動したとき、無鳴動着呼信号
を受信したときに位置確認信号を送出する。電子交換機
40はこの位置確認信号を受信したときにその時刻と移
動局30〜32の所在する無線ゾーン11〜16を記憶
して所在位置確認を行う。そして、この所在位置確認が
一定時間以上行われないか又は1つの無線ゾーンに所定
時間以上いる移動局30〜32に対しては無鳴動着呼信
号を送出する。また、無鳴動着呼信号に対して位置確認
信号を返さない移動局については所在位置確認を中止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小ゾーン構成を用いる移
動通信システムにおいて移動局の所在位置を識別する方
式に関し、特に空き状態、つまり未使用状態の移動局の
所在位置を逐次追跡する所在位置追跡方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に広いサービスエリア内で移動通信
を行う際に1つの無線基地局が全エリアをカバーしてサ
ービスエリア内の移動局と通信を行う方式を大ゾーン方
式と呼んでいる。これに対し、小ゾーン方式とは、サー
ビスエリアを複数の小エリアに分割し、分割された各エ
リア内に無線基地局を設置し、それぞれのエリア内にい
る移動局はこれらの無線基地局と通信を行うものであ
る。小ゾーン方式は、例えば現在商用サービス中の自動
車電話方式の中で採用されており、特開昭63−191
428号公報で開示された「構内携帯電話方式」でも採
用されている。
【0003】このような小ゾーン方式においては、移動
局がサービスエリア内のどこに移動しても着呼接続を可
能にするために、移動局がどこのエリアにいるかを記憶
しておく位置登録処理を行う。ただし、小ゾーン方式で
は1つの無線基地局がカバーする無線ゾーンが狭く無線
ゾーン間の移動が頻繁に発生するので、位置登録処理に
要する電子交換機の処理と移動局の電池消耗を抑制する
ために、複数の無線ゾーンを束ねた呼び出しエリアごと
に位置登録を行っている。
【0004】つまり、呼び出しエリアごとに異なる位置
登録のための位置情報信号が無線基地局から移動局の待
ち受けている制御チャネルに対して送出されており、移
動局はこの位置情報信号の変化を検出したときに位置登
録要求を無線基地局に送出することで位置登録が行われ
る。したがって、移動局の所在位置を識別できるのは呼
び出しエリア単位となる。そして、サービスエリア内を
移動する移動局への着呼は、位置登録されている呼び出
しエリアの全ての無線ゾーンを一斉に呼び出す方法が用
いられている。
【0005】また、このような移動通信システムの1つ
である携帯電話は普及に伴い、単にどこにいても発着信
できるという基本機能に留まらず、携帯電話機の所在位
置情報を用いたアプリケーションに期待が寄せられてい
る。マイクロセルと呼ばれる半径30m程度の小ゾーン
方式を使用する構内携帯電話システムでは、例えば高層
ビル内を巡回する警備員を自動追跡して一定時間以上移
動しない場合にアラーム通報を出すシステムや、企業内
で社員の在席、会議中、外出などの行き先を検索するシ
ステムが考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の小ゾーン構成を
用いる移動通信システムでは以上のようにして位置登録
を行っているので、移動局の所在は無線ゾーンを束ねた
呼び出しエリア単位でしか識別することができず、移動
局の所在位置情報を用いたアプリケーションが実現でき
ないという問題点があった。また、無線ゾーン単位で位
置登録を行うためには電子交換機の処理負荷や移動局の
電池消耗を犠牲にしなければならないという問題点があ
った。本発明は、上記課題を解決するために、位置登録
のための処理負荷を大きく増やすことなく無線ゾーン単
位で移動局の所在を識別できる所在位置追跡方式を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の移動局の所在位
置追跡方式は、移動局が所定状態のとき又は無線基地局
を介して無鳴動着呼信号を受信したときに所在位置確認
のための位置確認信号を送出し、回線制御手段が無線基
地局を介した移動局から位置確認信号を受信したときに
所在位置確認としてその時刻とこの移動局が所在する無
線ゾーンを記憶し、所在位置確認がある時間以上行われ
ない移動局に対して無鳴動着呼信号を送出することを特
徴とするものである。
【0008】また、移動局が呼び出しエリア間を移動し
たとき、発信やサービス起動を行ったとき、通信中に無
線ゾーン間を移動したとき、又は無線基地局を介して無
鳴動着呼信号を受信したときに所在位置確認のための位
置確認信号を送出し、回線制御手段が無線基地局を介し
た移動局から位置確認信号を受信したときに所在位置確
認としてその時刻とこの移動局が所在する無線ゾーンを
記憶し、所在位置確認が一定時間以上行われないか又は
1つの無線ゾーンに所定時間以上いる移動局に対して無
鳴動着呼信号を送出し、無鳴動着呼信号に対して位置確
認信号を返さない移動局については所在位置確認を中止
することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、移動局が所定状態のとき又は
無線基地局を介して無鳴動着呼信号を受信したときに移
動局から位置確認信号が送出され、回線制御手段がこの
位置確認信号を受信したときに、その時刻と移動局の所
在する無線ゾーンが回線制御手段に記憶されることによ
って所在位置確認が行われ、この所在位置確認がある時
間以上行われない移動局に対しては回線制御手段から無
鳴動着呼信号が送出される。
【0010】また、移動局が呼び出しエリア間を移動し
たとき、発信やサービス起動を行ったとき、通信中に無
線ゾーン間を移動したとき、又は無線基地局を介して無
鳴動着呼信号を受信したときに移動局から位置確認信号
が送出され、回線制御手段がこの位置確認信号を受信し
たときに、その時刻と移動局の所在する無線ゾーンが回
線制御手段に記憶されることによって所在位置確認が行
われ、この所在位置確認が一定時間以上行われないか又
は1つの無線ゾーンに所定時間以上いる移動局に対して
は回線制御手段から無鳴動着呼信号が送出され、無鳴動
着呼信号に対して位置確認信号を返さない移動局につい
ては所在位置確認が中止される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の1実施例である移動局の所在
位置追跡方式を示す図である。1〜6は無線基地局、1
1〜16はそれぞれ無線基地局1〜6が形成する無線ゾ
ーン、20は無線ゾーン11〜13を束ねる呼び出しエ
リア、21は同じく無線ゾーン14〜16を束ねる呼び
出しエリアである。30〜32は携帯電話機などの移動
局であり、呼び出しエリア間20、21を移動したと
き、発信やサービス起動を行ったとき、通信中に無線ゾ
ーン間を移動したとき、無線基地局1〜6を介して無鳴
動着呼信号を受信したときに所在位置確認のための位置
確認信号である位置登録信号、発呼信号、位置変更信
号、応答信号をそれぞれ送出する。
【0012】また、40は回線制御手段である電子交換
機であり、移動局30〜32から位置確認信号を受信し
たときにその時刻とこの移動局が所在する無線ゾーンを
記憶して所在位置確認を行い、この所在位置確認が一定
時間以上行われないか又は1つの無線ゾーンに所定時間
以上いる移動局に対して無鳴動着呼信号を送出する。4
1は移動局30〜32が携帯電話機であれば固定電話網
や専用電話網である一般通信網、42はこのシステムの
保守運用を行うための保守端末である。
【0013】電子交換機40は、無線基地局1〜6、一
般通信網41を収容する。そして、その内部の記憶装置
に各移動局30〜32が無線ゾーン11〜16のどのゾ
ーンにいるかという所在位置情報とこの所在位置を確認
した時刻である位置確認時刻を記憶している。
【0014】無線基地局1〜6はそれぞれ無線ゾーン1
1〜16を形成しており、移動局30〜32が待ち受け
ている制御チャネルにあらかじめ定められた周期で位置
情報信号を送出している。そして、無線基地局1〜3と
無線基地局4〜6でこの位置情報信号を変えることによ
り、呼び出しエリア20と21を構成している。
【0015】次に、このような移動通信システムにおけ
る移動局の所在位置追跡方式を説明する。通信していな
い空き状態の移動局、例えば移動局30が無線ゾーン1
3から無線ゾーン14へ移動すると、呼び出しエリアが
20から21に変わり位置情報信号が変化する。移動局
30はこの位置情報信号を監視しており、呼び出しエリ
アが21に変化したことを位置情報信号の変化で検出
し、位置登録を要求する位置登録信号を無線基地局4に
送出する。
【0016】電子交換機40は、無線基地局4を介して
移動局30からの位置登録信号を受信すると、受信中継
した無線基地局4の番号から該当する無線ゾーン14を
判読し所在位置情報として無線ゾーン14を記憶し、同
時にこのときの時刻を位置確認時刻として記憶する。
【0017】続いてこの空き状態の移動局30が無線ゾ
ーン14から無線ゾーン16へ移動した場合は同じ呼び
出しエリア21内なので、移動局30から位置登録信号
は送出されず所在位置情報と位置確認時刻の記憶は行わ
れない。
【0018】次いで、一般通信網41から例えば移動局
32に着呼が発生した場合、電子交換機40は記憶装置
の所在位置情報から移動局32がいる無線ゾーン11を
読み出し、無線ゾーン11を含む呼び出しエリア20を
構成している全無線基地局1〜3から移動局32に対し
一斉呼び出しを行って所望の移動局32を呼び出し、一
般通信網41との接続を行う。
【0019】次に、空き状態の移動局、例えば移動局3
1が一般通信網41に対して発呼、又はキャッチホン、
転送等のサービス起動を行う場合、移動局31は通信状
態が良好な無線基地局4を自動的に選択し、発呼信号を
無線基地局4に送出する。そして、電子交換機40は、
無線基地局4を介して移動局31と一般通信網41との
接続を行い通信を成立させると共に、所在位置情報とし
て無線基地局4の番号に該当する無線ゾーン14を記憶
し、このときの位置確認時刻を記憶する。
【0020】更に、このような通信中に移動局31が移
動を開始して無線ゾーン14から無線ゾーン15に向か
い最終的に無線ゾーン15に入ると、その移動に伴い無
線基地局4との通信状態が悪化する。そこで、移動局3
1は、複数の無線基地局1〜6から送出されている位置
情報信号の通信品質を比較して最も良好な無線基地局5
を自動的に選択し、位置変更信号を無線基地局5に送出
して位置変更(通信チャネル切り替え)を要求する。
【0021】そして、電子交換機40は、現在通信中の
チャネルから移動先の無線基地局5が持つチャネルに切
り替えることで通信を継続させると共に、所在位置情報
として無線基地局5の番号に該当する無線ゾーン15を
記憶し、このときの位置確認時刻を記憶する。こうして
電子交換機40は、各移動局30〜32が所在する無線
ゾーン11〜16の番号である所在位置情報とこの所在
位置を確認した位置確認時刻を記憶することにより、移
動局の所在位置確認を行う。
【0022】次に、移動している空き状態の移動局を逐
次追跡する所在位置確認について説明する。空き状態の
移動局については、前述のように呼び出しエリア20、
21間を移動したときに所在位置確認が行われるが、こ
の方法では無線ゾーン間の移動で所在位置確認が行われ
ない。そこで、移動している可能性が高い移動局につい
て以下のようにして所在位置確認を行う。
【0023】電子交換機40は、記憶装置の内容を一定
の周期、例えば1秒周期で検索し、前回所在位置を確認
したときに無線ゾーンの変化があり、かつこの所在位置
確認から一定時間T1(例えばT1=10秒)以上経過
している空き状態の移動局を探し出す。
【0024】例えば空き状態の移動局30は、無線ゾー
ン13から無線ゾーン14へ移動した際に所在位置確認
が行われており、この所在位置確認から一定時間T1が
経過すれば移動局30が上記の条件に該当する。電子交
換機40は上記の条件に該当する移動局30を見つける
と、移動局30が所在すると思われる無線ゾーン14を
含む呼び出しエリア21を構成している全無線基地局4
〜6から移動局30に対して鳴動を伴わない位置確認の
ための着呼信号(以下、無鳴動着呼信号とする)を一斉
に送出する。
【0025】移動局30は、無線基地局4〜6から送出
される無鳴動着呼信号の通信品質を比較し、通信品質が
良好な無線基地局6を自動的に選択して応答信号を返送
する。この際、移動局30は鳴動や表示を一切行わない
ので、移動局30の利用者はその動作を意識しない。
【0026】そして、電子交換機40は、応答信号が返
送されたことにより、所在位置情報として無線基地局6
の番号に該当する無線ゾーン16を記憶し、このときの
位置確認時刻を記憶する。このようにして、所在位置情
報と位置確認時刻の経歴を記憶しておく等の方法によ
り、移動していると思われる空き状態の移動局の所在位
置を逐次確認することができる。
【0027】次に、一度移動した後にある無線ゾーンに
留まっている移動局の所在位置確認について説明する。
図2はこのような移動局の所在位置確認方法を示す図で
ある。P0〜P4は所在位置を確認した位置確認時刻で
あり、特にP0は無線ゾーンが変化した際の位置確認時
刻である。
【0028】電子交換機40は、記憶装置の内容を上記
と同様に一定の周期で検索し、前回の所在位置確認から
ある所定時間T3以上経過している空き状態の移動局を
探し出す。ここで、過去の所在位置確認において最後に
無線ゾーンが変化した際の位置確認時刻P0から前回の
所在位置確認迄の経過時間をT2とし、例えば所定時間
T3はT3=T2/10とする。
【0029】移動局32を一度移動して現在無線ゾーン
11に留まっている空き状態の移動局とし、現在の時刻
を図2のP2とすると、経過時間T2は最後に無線ゾー
ンが変化した際の位置確認時刻P0から前回の位置確認
時刻P1迄の時間であり、T2aがその時間となる。そ
して、この経過時間T2aに基づく所定時間T3aが経
過した時刻P2において、上記と同様にして所在位置確
認が行われる。
【0030】すなわち、電子交換機40は移動局32が
所在すると思われる無線ゾーン11を含む呼び出しエリ
ア20を構成している無線基地局1〜3から移動局32
に対して無鳴動着呼信号を送出し、移動局32は無線基
地局1を自動的に選択して応答信号を返送する。そし
て、電子交換機40は、所在位置情報と位置確認時刻P
2を記憶する。
【0031】次いで、時間の経過に伴い経過時間T2は
位置確認時刻P0から前回の位置確認時刻P2迄の時間
であるT2bとなり、現在の時刻が経過時間T2bに基
づく所定時間T3bが経過した時刻P3になると、上記
と同様に所在位置確認が行われる。時刻P4についても
同様である。
【0032】経過時間T2aが10秒であればT3aは
1秒で、この結果T2bは11秒、T3bは1.1秒、
T2cは12.1秒、T3cは1.21秒となる。この
ように、一度移動した後にある無線ゾーンに留まってい
る移動局については、所在位置確認を行う所定時間T3
が次第に長くなるようになっている。
【0033】また、移動局がサービス圏外にいるか、も
しくは電源を遮断していて通常の着呼信号や無鳴動着呼
信号に対して必要な応答信号を返さない場合、電子交換
機40は圏外である旨を所在位置情報として記憶し、こ
の移動局が次に位置登録する迄は所在の追跡処理を中止
する。
【0034】以上により全ての移動局30〜32が所在
する無線ゾーン11〜16を自動的に追跡できる。した
がって、無線ゾーン間の移動が頻繁に発生し、かつ通信
中の移動局よりも空き状態の移動局が移動する方が大半
である移動通信システムにおいて、空き状態の移動局に
ついては逐次所在位置確認を行うことにより、無線ゾー
ン単位で移動局の所在を識別しても頻繁に移動局の所在
位置確認を行う必要がなくなる。
【0035】構内携帯電話システムにおいては、数フロ
ア単位で呼び出しエリアを設定するのが一般的であり、
企業内での人間の行動パターンは一定の場所に留まって
いることが多いことから、本発明を構内携帯電話システ
ムに適用すれば特に有効である。なお、このシステムの
保守運用を行うための保守端末42が電子交換機40に
接続されており、保守端末42から追跡すべき移動局を
指定し、電子交換機40が指定された移動局についての
み所在位置確認を行うようにすれば、任意の移動局のみ
追跡することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、移動局から位置確認信
号が送出されたときに所在位置確認を行い、所在位置確
認がある時間以上行われない移動局に対しては回線制御
手段から無鳴動着呼信号を送出することにより所在位置
確認を行うので、頻繁に移動局の所在位置確認を行う必
要がなく、回線制御手段の処理能力や移動局の電池を無
駄に使うことなく無線ゾーン単位で移動局の所在を識別
することができる。また、無線ゾーン単位で移動局の所
在を識別することができることから、移動局の所在位置
に基づく各種のアプリケーションを実現することができ
る。
【0037】また、移動局から位置確認信号が送出され
たときに所在位置確認を行い、所在位置確認が一定時間
以上行われないか又は1つの無線ゾーンに所定時間以上
いる移動局に対しては回線制御手段から無鳴動着呼信号
を送出することにより所在位置確認を行い、無鳴動着呼
信号に対し位置確認信号を返さない移動局については所
在位置確認を中止するので、無線ゾーン単位で移動局の
所在を識別することができ、回線制御手段の処理負荷や
移動局の電池消耗を更に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である移動局の所在位置追跡
方式を示す図である。
【図2】移動した後にある無線ゾーンに留まっている移
動局の所在位置確認方法を示す図である。
【符号の説明】
1〜6 無線基地局 11〜16 無線ゾーン 20、21 呼び出しエリア 30〜32 移動局 40 電子交換機 41 一般通信網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼び出しエリアを構成する複数の無線ゾ
    ーンの各々に設置された無線基地局と、この無線基地局
    と通信を行う移動局と、無線基地局を介した移動局と他
    の通信網の回線接続を行う回線制御手段とを有する移動
    通信システムにて、移動局の所在を追跡する所在位置追
    跡方式において、 前記移動局は、所定状態のとき又は無線基地局を介して
    無鳴動着呼信号を受信したときに所在位置確認のための
    位置確認信号を送出し、 前記回線制御手段は、無線基地局を介した前記移動局か
    ら位置確認信号を受信したときに所在位置確認としてそ
    の時刻とこの移動局が所在する無線ゾーンを記憶し、前
    記所在位置確認がある時間以上行われない移動局に対し
    て前記無鳴動着呼信号を送出することを特徴とする移動
    局の所在位置追跡方式。
  2. 【請求項2】 呼び出しエリアを構成する複数の無線ゾ
    ーンの各々に設置された無線基地局と、この無線基地局
    と通信を行う移動局と、無線基地局を介した移動局と他
    の通信網の回線接続を行う回線制御手段とを有する移動
    通信システムにて、移動局の所在を追跡する所在位置追
    跡方式において、 前記移動局は、呼び出しエリア間を移動したとき、発信
    やサービス起動を行ったとき、通信中に無線ゾーン間を
    移動したとき、又は無線基地局を介して無鳴動着呼信号
    を受信したときに所在位置確認のための位置確認信号を
    送出し、 前記回線制御手段は、無線基地局を介した前記移動局か
    ら位置確認信号を受信したときに所在位置確認としてそ
    の時刻とこの移動局が所在する無線ゾーンを記憶し、前
    記所在位置確認が一定時間以上行われないか又は1つの
    無線ゾーンに所定時間以上いる移動局に対して前記無鳴
    動着呼信号を送出し、無鳴動着呼信号に対して位置確認
    信号を返さない移動局については所在位置確認を中止す
    ることを特徴とする移動局の所在位置追跡方式。
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