JPH0787502A - 多管式プロジェクタの自動輝度制限方式 - Google Patents

多管式プロジェクタの自動輝度制限方式

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Publication number
JPH0787502A
JPH0787502A JP22543193A JP22543193A JPH0787502A JP H0787502 A JPH0787502 A JP H0787502A JP 22543193 A JP22543193 A JP 22543193A JP 22543193 A JP22543193 A JP 22543193A JP H0787502 A JPH0787502 A JP H0787502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
beam current
abl
prt
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22543193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yonemitsu Mori
米満 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP22543193A priority Critical patent/JPH0787502A/ja
Publication of JPH0787502A publication Critical patent/JPH0787502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】多管式プロジェクタにおいて、受信信号によら
ず、各PRTのビーム電流を許容値以下にすると共に、
各ビーム電流の和が、高圧出力回路の許容電流値内に制
限するABL回路を提供すること。 【構成】各PRTのビーム電流を独立に検出する回路7
〜9より得られた出力をLPF10〜12を通した後、
ピーク検出回路13及び加算回路14に入力する。ピー
ク検出回路13及び加算回路14の出力をコントラスト
制限入力端子に入力して、設定されたビーム電流以上に
ならない様、コントラストを制限して、ABLをかける
構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のPRTを有する
プロジェクタのABL回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ABL回路は、輝度が異常に上がり過ぎ
た場合、受像機に大きなビーム電流が流れて、高圧発生
回路が過負荷となり、高圧あるいは水平出力用トランジ
スタなどが破壊するのを防ぐ回路である。又、受像管
(以下PRTと略す)に流せるビーム電流の制限値があ
り、ビーム電流を制限値以下に制限する回路でもある。
次に図2を用いて、多管式プロジェクタを例にとり、動
作を説明する。図2において、1〜3は3原色用(赤,
緑,青)PRTであり、そのアノードは共通に結線さ
れ、FBTより高圧電圧を供給されている。定常状態で
は、+Bより抵抗R1を通して電流が流れており(点線
で示す。)A点の電圧は、R1による電圧降下により、
+B−IB×R1となっている。一方、A点は映像信号の
コントラスト制御端子に入力されており、この入力端子
がある値以下になるとコントラストを小さくする様に構
成されている。したがって、ビーム電流IBが大きくな
ると、コントラスト制御端子電圧が下がり、コントラス
トを小さくして、ビーム電流を小さくするように働いて
いる。図2の構成において、1個のFBTにより、3個
のPRTの高圧電圧を供給しているため、ビーム電流検
出用抵抗R1には、3個のPRTのビーム電流の和が流
れており、ビーム電流の和を検出していることになる。
ここでABLをかけるビーム電流の設定値について述べ
る。このビーム電流は、高圧回路が供給し得る最大電流
以下であると共に、それぞれのPRTに流せる電流の制
限値以下にしなければならない。通常の映像信号受信時
には、長時間平均が白色になることから、ホワイトバラ
ンスのとれた時の赤,緑,青のPRTのビーム電流をI
BR,IBG,IBBとすると、IB=IBR+IBG+IBBとな
る。通常セットの商品力を高めるため各PRTの許容電
流値一杯にABL値を設定し、高輝度を図る。通常の映
像信号(白信号)受信時においては、各PRTに流れる
ビーム電流は、その最大許容値以下となるが、特殊の使
用状態において(単色受信状態)はある1個のPRTだ
けにビーム電流が流れるため、IB=IBR,IBG,IBB
となり、この時には、各PRTの最大許容値をオーバー
してしまうことになり、PRTの寿命を著しく短くして
しまうことになる。ABL回路の公知例として、「日本
放送協会編 NHKカラーテレビ教科書(上)、昭和5
4年12月20日発行」の139ページに詳細が記載さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した様に、多
管のビーム電流の和によって、ABLをかけると、単色
信号を受信した時、その色のPRTのビーム電流がその
許容値をオーバーし、寿命を著しく劣化させてしまうと
いう問題がある。したがって、受信している信号にかか
わらず、各PRTに流れるビーム電流をその許容値以下
にすることができるABL回路が必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、各々のPRTに流れるビーム電流を独立して検出
し、最大ビーム電流値以下となる様にABLをかける構
成とする。通常では、多管のPRTの最大許容値は同一
のものを使用するため、各ビーム電流の最大電流を検出
し、その出力でABLをかければ良いことになる。又、
高圧出力回路の最大出力を制限する必要もあり、各ビー
ム電流の和をもってABLをかける構成も合わせ持たせ
ることによって上記目的を達成することができる。
【0005】
【作用】各々のPRTに流れるビーム電流を独立に検出
し、その最大値によってABLをかけることにより、各
々PRTのビーム電流をその最大許容値以下にすること
ができる。また、各々PRTに流れるビーム電流の和に
よりABLをかけることにより、高圧出力回路の供給し
得る最大ビーム電流値以下に制限することができる。
【0006】
【実施例】図1により本発明について説明する。同図に
おいて7〜9は赤,緑,青のPRTに流れるビーム電流
検出回路であり、その出力はLPF10〜12を通った
後、ピーク検出回路13及び加算回路14に入力され
る。ピーク検出回路13では、3入力信号のうち、一番
大きい信号レベルを出力し、コントラスト制御端子Cに
入力され、映像信号のコントラストを制御する。また、
加算回路14では、各々のビーム電流の和の値に相当す
る出力信号が検出され、コントラスト制御端子Bに入力
されて、コントラストを制御する。次に、ビーム電流検
出回路例を図3に示す。同図は赤のPRTのビーム電流
検出回路例を示すが、緑,青共に、同一の回路構成であ
る。図3において、原色信号がトランジスタQ1に入力
され、増幅されたのち、トランジスタQ2のベースに入
力され、Q2のエミッタがPRTのカソードに接続され
ている。図3の点線に示す様に、カソード電流(ビーム
電流)はQ2のエミッタからコレクタへ流れ、そのコレ
クタには、ビーム電流に相当する電圧が発生することに
なる。次に、ピーク検出回路13の回路例を図4に示
す。赤,緑,青のビーム電流検出回路より入力され、そ
の出力は、その内の最大値が出力される様になってお
り、その出力はコントラスト制御回路へ入力される。こ
の場合、ビーム電流が大きい程、その出力電圧も大きく
なるので、コントラスト制御回路は、制御端子電圧が大
きい程、コントラスト小になる様に構成する。次に、加
算回路14の回路例を図5に示す。同図において赤,
緑,青のビーム電流検出回路よりそれぞれ入力され、そ
の和に相当する出力は、コントラスト制御回路の制御入
力端子へと入力される。
【0007】ここで図1に戻り、全体の動作を説明す
る。各PRTに流れるビーム電流は、ビーム電流検出回
路7〜9により検出され、ピーク検出回路13により、
その最大値が検出され、又、加算回路14により、その
和の値が検出され、その出力はそれぞれコントラスト制
御端子へ入力されていて、それぞれのしきい値以上にな
ると、コントラストを小さくする様になっている。この
様な構成において、例えば単色信号を受信時には、その
色のPRTのビーム電流により、ピーク検出回路13の
出力により、ABLがかかり、通常の映像(長時間平均
では白色)では、加算回路14の出力によりABLがか
かることになる。以上説明した様に、どの様な映像信号
を受信しても、各PRTの許容ビーム電流をオーバーす
ることなく、また、高圧出力回路の許容電流をオーバー
することなくABLをかけることが可能となる。又、L
PF10〜12は、過度的に流れるビーム電流に応答し
なくしたものであり、明るさが急変することによる違和
感をなくす為のものであり、数Secの時点数に設定す
る。
【0008】
【発明の効果】本発明により、受信している映像信号の
内容にかかわらず、各PRTの各々のビーム電流の許容
値内に制限することができ、また、高圧出力回路の供給
できる電流値内におさまる様に、ABLをかけることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現する回路構成図である。
【図2】従来のABL回路構成図である。
【図3】ビーム電流を検出する回路例を示す図である。
【図4】各PRTに流れるビーム電流のピークを検出す
る回路例を示す図である。
【図5】各PRTに流れるビーム電流の和を検出する回
路例を示す図である。
【符号の説明】
1〜3…赤,緑,青のPRT、4〜6…赤,緑,青の出
力回路、7〜9…赤,緑,青のPRTに流れるビーム電
流検出部、10〜12…LPF、13…ビーム電流ピー
ク検出回路、14…ビーム電流加算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三原色用の3つのPRTを有するプロジェ
    クタの自動輝度制限(以下ABLと略す)回路におい
    て、各々のPRTに流れるビーム電流を検出する手段
    と、各々のビーム電流の最大値を検出する手段と、各々
    のビーム電流の和を検出する手段とを有し、前記ビーム
    電流の最大値あるいは、ビーム電流の和をLPFを通し
    て、ABLをかけることを特徴とする多管式プロジェク
    タの自動輝度制限方式。
JP22543193A 1993-09-10 1993-09-10 多管式プロジェクタの自動輝度制限方式 Pending JPH0787502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22543193A JPH0787502A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 多管式プロジェクタの自動輝度制限方式

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JP22543193A JPH0787502A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 多管式プロジェクタの自動輝度制限方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0787502A true JPH0787502A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16829267

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JP22543193A Pending JPH0787502A (ja) 1993-09-10 1993-09-10 多管式プロジェクタの自動輝度制限方式

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JP (1) JPH0787502A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003015421A1 (en) * 2001-08-10 2003-02-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cathode current limiting circuit for projection television display system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003015421A1 (en) * 2001-08-10 2003-02-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Cathode current limiting circuit for projection television display system

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