JPH078726Y2 - コンクリートポンプ車のホッパ用遮蔽装置 - Google Patents

コンクリートポンプ車のホッパ用遮蔽装置

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JPH078726Y2
JPH078726Y2 JP9070689U JP9070689U JPH078726Y2 JP H078726 Y2 JPH078726 Y2 JP H078726Y2 JP 9070689 U JP9070689 U JP 9070689U JP 9070689 U JP9070689 U JP 9070689U JP H078726 Y2 JPH078726 Y2 JP H078726Y2
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hopper
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新太郎 千田
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリートポンプ車のホッパからの生コン
クリートの飛散を遮蔽するホッパ用遮蔽装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、コンクリートポンプ車には、作業時のホッパか
らの生コンクリートの飛散を遮蔽してシャシの汚れを防
止するため、例えば、実開昭48-35924号公報に示すよう
にホッパ用遮蔽装置が設けられている。
第6図はこの種のコンクリートポンプ車のホッパ用遮蔽
装置を示もので、図において、符号1はコンクリートポ
ンプ車(図示せず)のシャシ2の最後尾に搭載されたホ
ッパで、このホッパ1の車両前方側には、ホッパ用カバ
ー3からなるホッパ用遮蔽装置がその下端を軸として回
動自在に垂設されている。なお、図中、4はナンバープ
レートを示す。
そして、生コンクリートの圧送作業は、コンクリートミ
キサー車(図示せず)からホッパ1内に生コンクリート
を落下・供給しながら、この生コンクリートをホッパ1
内の攪拌機(図示せず)で混合し、給送管5から打込み
現場へ圧送することにより行なわれる。その作業中、ホ
ッパ1内から生コンクリートが周りに飛散するが、ホッ
パ用カバー3により生コンクリートが遮られ、シャシ2
側への生コンクリートの飛散が防止されている。
また、作業終了時には、空打ちが行なわれるが、その空
打ち時には、ホッパ用カバー3を回動させてホッパ1上
を覆い、ホッパ1内から外への生コンクリートの飛散が
防止されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のコンクリートポンプ車のホッパ用
遮蔽装置にあっては、生コンクリートの作業中及び空打
ち時、ホッパ用カバー3により、生コンクリートのシャ
シ2側への飛散は遮蔽できるものの、生コンクリートが
ホッパ用カバー2に付着し、この付着した生コンクリー
トを除去する作業が面倒であった。
また、生コンクリートの作業中、生コンクリートが飛散
してナンバープレート4が汚損することになる。
本考案は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、生コンクリートの作業中及び空打ち時
に付着した生コンクリートを容易に除去し、生コンクリ
ートの作業中、飛散した生コンクリートによりナンバー
プレートが汚損することを防止するコンクリートポンプ
車のホッパ用遮蔽装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を達成するために、本考案は、シャシの最後尾
に搭載されたホッパの前方側に所定の高さの保持部材を
設け、保持部材にナンバープレートを設け、保持部材の
縁部の間に形成される面及びナンバープレートを覆う可
撓性板状体を保持部材に被着・脱被自在に設けたもので
ある。
〔作用〕
本考案においては、生コンクリート圧送作業時に、保持
部材に可撓性板状体が被着されており、ホッパから飛散
する生コンクリートは、可撓性板状体により遮られ、シ
ャシ側への飛散及びナンバープレートの汚損が防止され
る。
また、生コンクリート圧送作業終了後の空打ち時には、
可撓性板状体は保持部材から脱被され、ホッパ上に覆わ
れる。これのより、ホッパ内の生コンクリートが可撓性
板状体により遮られ、生コンクリートの飛散が防止され
る。
さらに、コンクリートポンプ車の走行時にも、可撓性板
状体は保持部材から脱被され、ホッパ上に覆われてい
る。
そして、コンクリートポンプ車の走行時にも、可撓性板
状体は保持部材から脱被され、ホッパ上に覆われている
ので、ナンバープレートは、露出した状態にあり、これ
を認識することができる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例に係るコンク
リートポンプ車のホッパ用遮蔽装置を示す。
第1図において、符号21はコンクリートポンプ車(図示
せず)のシャシ22の最後尾に搭載されたホッパで、この
ホッパ21の車両前方側には、パイプ23Aを折り曲げてな
り所定の高さの保持部材23が垂設されている。この保持
部材23にナンバープレート24が固着されている。
第1図,第2図において、25は可撓性板状体で、この可
撓性板状体25は帆布からなる長方形形状をしたシート26
と、このシート26の両端に設けたパイプ27,28と、一方
のパイプ28に設けた把手29,29とから構成されている。
可撓性板状体25は、その一端に設けられているパイプ27
が保持部材23の下端に車両の幅方向に平行に軸支されて
おり、パイプ27を軸として回動自在になっている。
そして、可撓性板状体25は、保持部材23上に折り畳んで
被着されており、従って、保持部材23のパイプ23Aから
なる縁部の間に形成される面及びナンバープレート24は
可撓性板状体25により覆われている。
しかして、生コンクリート圧送作業時に、保持部材23上
に可撓性板状体25が被着されており、ホッパ21から飛散
する生コンクリートは、可撓性板状体25により遮られ、
シャシ22側への飛散が防止される。また、ナンバープレ
ート24は、可撓性板状体25により覆われ、これにより飛
散する生コンクリートから遮られている。
また、生コンクリート圧送作業終了後の空打ち時には、
第3図に二点鎖線で示すように、可撓性板状体25をパイ
プ27を軸として回動させながら保持部材23から脱被させ
てホッパ21上を覆い、可撓性板状体25の係止部材29,29
を両端にフック30a,30aを有するゴム性のバンド30を介
してホッパ21の縁部21Aに係止させる。これにより、ホ
ッパ21内の生コンクリートの外への飛散が可撓性板状体
25により遮られている。
さらに、コンクリートポンプ車の走行時にも、可撓性板
状体25は保持部材23から脱被され、ホッパ21上に覆われ
ている。従って、ナンバープレート24は、露出した状態
にあり、これを認識することができる。
以上の如き構成によれば、生コンクリート圧送作業時及
び作業終了時の空打ち時には、ホッパ21内の生コンクリ
ートが跳ね上がり可撓性板状体25にぶつかり、その一部
が付着するが、可撓性板状体25は可撓性なので、これを
軽く叩いたり屈曲するだけで直ちに生コンクリートが可
撓性板状体25から落ちる。従って、可撓性板状体25に付
着した生コンクリートの除去を容易にすることができ
る。
加えて、生コンクリート圧送作業時、ナンバープレート
24は可撓性板状体25により覆われているので、生コンク
リートが飛散してもナンバープレート24は可撓性板状体
25により遮られ、その汚れを防止することができ、ま
た、ナンバープレート24は保持部材23に設けられている
ので、ホッパ21の下を洗浄する際、背中をぶつける虞を
解消することができる。
なお、本実施例においては、保持部材23はパイプ23Aを
折り曲げて構成されているが、この保持部材を板状体を
構成することもできる。
また、本実施例においては、可撓性板状体25のシート26
は帆布を材料としているが、シートの材料として、ゴム
や合成樹脂製材料を使用することもできる。
第4図は本考案の第2実施例に係るコンクリートポンプ
車のホッパ用遮蔽装置を示し、図において、符号31はコ
ンクリートポンプ車(図示せず)のシャシ32の最後尾に
搭載されたホッパで、このホッパ31の車両前方側には、
パイプ33Aを折り曲げてなり所定の高さの保持部材33が
垂設されている。この保持部材33にナンバープレート34
が固着され、パイプ33Aの上端部分には係止部材33B,33B
が取り付けられている。
35は可撓性板状体で、この可撓性板状体35は帆布からな
る長方形形状をしたシート36を有し、その下端が保持部
材33の下端に車両の幅方向に平行に軸支されており、回
動自在になっている。可撓性板状体35の上端には把手37
A,37Aを有するパイプ37が設けられ、把手37A,37Aは、保
持部材33の係止部材33A,33Aに係止されている。従っ
て、可撓性板状体35は、保持部材33に垂直に伸ばして被
着されており、保持部材33のパイプ33Aからなる縁部の
間に形成される面及びナンバープレート34は可撓性板状
体35により覆われている。
第2実施例によれば、第1実施例と同様の効果を奏す
る。
第5図は本考案の第3実施例に係るコンクリートポンプ
車のホッパ用遮蔽装置を示し、図において、符号41はコ
ンクリートポンプ車(図示せず)のシャシ42の最後尾に
搭載されたホッパで、このホッパ41の車両前方側には、
パイプ43Aを折り曲げてなり所定の高さの保持部材43が
垂設されている。この保持部材43にナンバープレート
(図示せず)が固着され、パイプ43Aの下端部分にはフ
ック43Bが取り付けられている。
44は可撓性板状体で、この可撓性板状体44は帆布からな
る長方形形状をしたシート45を有するとともに、その両
端にはそれぞれパイプ46,47を有し、これ等のパイプ46,
47に把手48,49が設けられている。
しかして、生コンクリートの圧送作業時には、可撓性板
状体45は、保持部材43上に折り畳んで被着され、その両
端側がクランプ50を介して保持部材43に保持されてい
る。保持部材43のパイプ43Aからなる縁部の間に形成さ
れる面及びナンバープレートは可撓性板状体44により覆
われている。
また、生コンクリート圧送作業終了後の空打ち時及びコ
ンクリートポンプ車の走行時には、クランプ50を取り外
して、可撓性板状体44は、二点鎖線で示すように、ホッ
パ41上に覆われている。
第3実施例によれば、第1実施例と同様の効果を奏す
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、生コンクリート圧
送作業時及び作業終了時の空打ち時には、ホッパ内の生
コンクリートが可撓性板状体にぶつかり、その一部が付
着するが、可撓性板状体は可撓性なので、これを軽く叩
いたり屈曲させるだけで直ちに生コンクリートが可撓性
板状体から落ちる。従って、可撓性板状体に付着した生
コンクリートの除去を容易にすることができる効果を奏
する。
また、生コンクリート圧送作業時、ナンバープレートは
可撓性板状体により覆われているので、生コンクリート
が飛散してもナンバープレートは可撓性板状体により遮
られ、その汚れを防止することができ、また、ナンバー
プレートは保持部材に設けられているので、ホッパの下
を洗浄する際、背中をぶつける虞を解消することができ
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るコンクリートポンプ
車のホッパ用遮蔽装置の斜視図である。 第2図は第1図の可撓性板状体の斜視図である。 第3図は同コンクリートポンプ車のホッパ用遮蔽装置の
側面図である。 第4図は本考案の第2実施例に係るコンクリートポンプ
車のホッパ用遮蔽装置の斜視図である。 第5図は本考案の第3実施例に係るコンクリートポンプ
車のホッパ用遮蔽装置の側面図である。 第6図は従来におけるコンクリートポンプ車のホッパ用
遮蔽装置の斜視図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 21……ホッパ 22……シャシ 23……保持部材 24……ナンバープレート 25……可撓性板状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャシの最後尾に搭載されたホッパの前方
    側に所定の高さの保持部材を設け、保持部材にナンバー
    プレートを設け、保持部材の縁部の間に形成される面及
    びナンバープレートを覆う可撓性板状体を保持部材に被
    着・脱被自在に設けたことを特徴とするコンクリートポ
    ンプ車のホッパ用遮蔽装置。
JP9070689U 1989-07-31 1989-07-31 コンクリートポンプ車のホッパ用遮蔽装置 Expired - Lifetime JPH078726Y2 (ja)

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JP9070689U JPH078726Y2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 コンクリートポンプ車のホッパ用遮蔽装置

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JPH0329655U JPH0329655U (ja) 1991-03-25
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WO2003067045A1 (fr) * 2002-02-07 2003-08-14 Yukio Toyama Systeme de regulation d'emission de gaz d'echappement
JP2006150649A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Misawa Homes Co Ltd 異物除去装置およびこれを備えたペレット製造装置

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